2024-10-16 1:00:37

BLUE1

サマリー

今回のエピソードでは、イギリスのバンドブラーとその影響について深く掘り下げています。90年代のブリットポップの潮流や、リアム・ギャラガーの再結成の現状が取り上げられ、文化的および経済的な観点から分析されています。アーティストのギャラガー兄弟やバンドの解散と再結成に関する考察が展開され、特にノエルとリアムの音楽的な役割分担について触れられています。また、ブラーとオアシスへの愛情や、その音楽的影響についても語られています。このエピソードでは、ノエルとリアム・ギャラガーの音楽スタイルの違いや、彼らのライブパフォーマンスについて議論されています。さらに、ブラーのツアーや日本におけるUKロックの影響についても触れ、音楽シーンの変化が加わる様子を探っています。南米やアジアにおけるロック音楽の影響力が拡大しており、新たな市場として注目されています。アーティストが地元の文化に溶け込み、ストリーミングサービスの普及が新しいファン層を形成する様子が描かれています。このエピソードではオアシスのボーカリストであるリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーの音楽性の違いや、彼らの持つ政治的意識について深く掘り下げられています。また、ブラーとの対比や、現代の音楽シーンにおけるアイデンティティ問題についても議論されています。本エピソードでは、Z世代とミレニアル世代の親子関係や、音楽の影響を受けた若者たちの交流について考察されています。

ブラーの影響と背景
今回のエピソードのホスト、田中宗一郎です。今回は皆さん、この番組へのドネーションも兼ねて、このエピソードをご購入いただき誠にありがとうございます。
普段は全てのオーディエンスの皆さんにフリーで聞いていただいているわけですけれども、このエピソードみたいな販売エピソードというのは、通常のエピソードとは違った、
内容的にもよりハードコアかつ微細なエピソードを作っていきたいというふうに思っています。
なので、今回はそのようなトーンでやりたいと思ってますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
というわけで、今回はですね、ブラーをやります。
ブラーを中心に、ちょっとそのブラーとその時代だったりとか、ブラーの前世紀90年代半ばですね。
この時代が文化的に経済的に政治的に、本国イギリスではどうであったのか。
それがアメリカとはどういう関係にあったのかとか、それが日本ではどういうふうに受容されていたのかみたいなことを、わりとリアルタイムですね。
リアルタイムに何かしら経験されたゲストの方、お三方と一緒にちょっといろいろと考えながら、ここからの連続性で今があるという言い方もあると思うので、
あくまで当時をノスタルジックに振り返るというよりは、ここからの連続で今があるんだなみたいな話まで、
希釈できればなというような大きな風呂敷を広げてはいますが、楽しい話をしたいと思っています。
というわけで、まずはこの方にお越しいただいています。
アジアンカンフージェネレーションの後藤正文です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そしてこの方にお越しいただいています。
音楽ライターの小川忍です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そして、最近YouTube始めました編集者のテレ沼健太です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あれ、お二方、後藤君と小川さんはサイン・ポッドキャストの方は何度目ですか?出ていただくので。1,2度目?
僕、サインは初めてですね。
そうかそうかそうか。
ポップライフはよく毎年、年に一度の雑談会にやっていただいて。
一番面白いという評判です。
サインはアークティックモンキー図鑑以来ですね。
そっかそっか。あれ面白かったですね。
イギリスものだと呼んでいただけるという。
そういうことではないんですよ。
局地的な。
いろいろお願いしたいんですけど。
なので、先ほど申し上げたように、ちょっと大きく式を広げるような感じでいきたいと思ってるんですけど。
まずは、今回ブラを選んだのはなぜかっていうところなんですけど。
彼らのデビューは90年なんですよね。そこから考えると33年。
彼らの前世紀というか、一気に元気になり始めるのが94年で、ブリッドポップと言われる時期というのが95,6年。
まあ20年経っているので、ここら辺りでもう一回総括すべきだろうということと、
何よりも今年、サマーソニックでブラが何度目かの再結成の期間を続けていて、おそらくここで一段落するというニュースも最近出ましたけれども、ヘッドライナーを飾ったと。
同じく90年代半ばに、ある種のブリッドポップの走壁と言われていたオエイシスの再結成の噂がいろんな形で乱れ飛ぶ中、それを必死に推進しようとしているオエイシスの弟、リアム・ギャラガーのバンドもサマーソニックに出演したと。
なんなら僕の目測なんですけど、あ、お三方はサマーソニックでオエイシスの弟バンドでご覧になりました?
僕はサマーソニックに多分仕事で行けなかったですね。何してたっけな、海外に行ったのか何してたか忘れちゃいましたけど、とにかく仕事で行けずで。見たかった、見たかったですけどね。
でもなんとなくのは僕の目測なのであれなんですけど、今年のサマーソニック東京会場マリンステージ、一番お客さんが入ってたのがニュージーンズとリアム・ギャラガーだったっていう感じがするんですよね。
僕もそう思いましたね。
リアム・ギャラガーってケンドリーこの前だったんですけど、3階席まで超満員。
なんかちょうど俺らの世代が今行きやすいのかもしれないですね。
おそらくですよ、想像するに多分子供らの年齢が上がってきて、ちょっとお父さん行ってくるわとかお母さん行ってくるわって40代後半から50代って多分自由な時間が増えてとかなんじゃない?
友達とか見てると大体そうだなみたいな。意外とライブまた行き直してるよねみたいな感じがあるから。
意外と若いファンめっちゃ多かったです。
びっくりしました。その後トヨスピットで単独もやったんですけど。
若い?
若い。中心層が20代30代。
どう思うんだろう、今のリアム・ギャラガーの。
多分オアシスリアルタイムで見たことない人たちなんですね。
オアシス解散後のファンが今メインなんですよ。
信じられない光景でしたね。
それで全曲大合唱。
だからみんなエネルギー有り余ってるから。
ちょっと話しておきますけど、ノエルも同じなんですか?この間来た。
ノエルの方が年齢層高い。
ああ、なるほど。不思議だ。
だからこうやっぱり、バンド解散再結成ビジネスみたいなので、90年代にフリート・ウッド・マックが始めて、
それがその年の興業成績ナンバーワンだったっていう時代からいろんな形で発展してきたと思うんですけど、
再結成、一度レジェンダリーになったものっていうのは、
特に今のTikTokストリーミングサービスで、
時代と接続せずに接続できるような時代には、
そういうレジェンダリーなものが若い層にとってすごく大きな素材になりつつあるっていう一つの証明なんだと思います。
40代にとってはノエルのいない状態で、
ノエルの書いた曲をリアムが一人で歌うとどうなの?っていう屈託を持ちがちじゃないですか?
バリバリ持ってますね。
オアシスとノエルの対比
でも今の若い子たちにとってはどうでもいいんですよ。
それよりも自分がずっと聴きたかったリブ・フォーエバーをやってくれる人がいるみたいな。
なるほど。しかもね、歌えてるんです。
今ね、最高に声出てるんですよ。
マジですか?
多分ね、バンドの時よりもソロになってから。
正直、オアシスの後期の歌えてない感じよりは今の方が遥かに声出てる。
マジですか?
俺だから、終盤の頃とかフェスで一緒の日とかあったんで、
あの頃のリアムのことを思い出すと、マジでボイトで紹介してあげたくなるぐらい。
ひどい時も多分ナーバスだから、モニターに囲まれてるんですよね。
普通なんかステレオであったらいいのに、そこだけ立体音響じゃないけど、
リアムが5台か6台ぐらいのモニター、スピーカーに囲まれてるみたいな。
いや、お前は聞こえてるか。失礼ですけどね。
お前は聞こえてるどうかっていう話じゃないと思うみたいな。
まず昨日飲まなきゃよかっただろうみたいなとこだったんですけどね。
2005年ぐらいからもうずっとノエルが一人で全部リハーサルやって、
で、開演直前5分ぐらい前にリアムが重役出勤で来るみたいな。
で、ノエルがインタビューで、ほんとあいつ何の練習もしてないから、
ほんと声が出なくてくそみたいな話をするみたいな。
要は2005年ぐらいからずっとそうだったのが、
多分2015年ぐらいから一生懸命ジョギングとか始めて、
喉を濃くしないようにお酒も控えてみたいなことをして。
へえ、すげえ。なんか2005年ぐらいにやってほしかったそれ。
確かに。
完璧に語彙矛盾なんですよ。プロフェッショナルなリアムギャラが。
引き受けたんですよ、完全に。
だからやっぱりビジネス的なキャリアに対しての相当な野心。
だからね、今度オエイシスのレパートリーでのツアー控えてるでしょ。
そうですね。
あれもう2分で速巻ですよ、全国。
Definitely Maybeのツアーですよね。
再現ライブ。
で、リアムギャラが首をたたに振らないの横目に、
ストン・ローゼスのジョン・スクワイヤーに声をかけみたいな。
ノエルじゃなくてジョンに弾いてもらうっていう。
もうそれで見たいですけど。
確かに見たいですね。
文化的にもビジネスキャリア的にもノエルギャラが頑張ってるじゃないですか。
毎回ソロになってから新しい、特にオエイシスの後半の2枚ぐらいからでもそうですけど、
新しいことをやるんだっていうことを意識的にやってるにもかかわらず、
そこのファンベースは若い層が入ってこず。
でも確かにサマソニもリアムが入ってくる前の映像あるじゃないですか。
あれ明らかにリアムの周りの若い世代のスタッフがレジェンド感みたいなの出そうとして、
リビングレジェンドみたいな感じでめちゃくちゃ煽るんですよ、映像が。
これはそうなんだろうなって感じがします。
もうスタッフですら見てないと思うんですよ、オエイシスのライブ今。
確かに。
これはでもリアムがソロになって、若い人たちが曲を書くじゃないですか、リアム用に。
あれがなんかすげえオエイシス意識しすぎてて、すげえ悲しいっていうか、
なんか寂しいなみたいな気持ちになってたんですけど、
そういうとこから見ると別の風景まで来たんですね、リアムが完全に。
それは喜ばしいですね。
逆にノエルの方が今ピュアですよ。
今自分のやりたいことをやってるっていうピュアさがあって、
リアムの方が今引き受けてます。
こいつらのために歌わなきゃみたいな。
今の10代のために俺はやるんだみたいな感じになってるんで。
いやでもね、リアムの兄貴言いそうなことですね。
俺楽屋で一回抱きしめてもらったんだよ。
初めて買ったファーストアルバム持って行って、
これを聞いて俺は音楽始めたんだって言ったらギューって抱きしめてくれて、
お前はお前らしくロックンロールを転がせみたいなこと言ってくれて。
いいですね。かっけえ。
ちなみに一応教えてください、お三方。
ノエル派、リアム派というのがあったら自分はどっちか。
もしくはオエシス派、ブラー派という、どちらかを選べというですね、
質問があった場合にどちらと答えますかっていうのを、
どんなんだから言ってもらいましょう。
じゃあ一番つまんなそうな僕からいきますね。
いえいえいえ。そんなことない。
オアシス派でリアム派です。
なるほど。ちなみにその心は?
この後の話に通じると思うんですけど、
僕ブリッドポップって、僕より一個上の世代が聞いてたっていうイメージがあって、
ロックってその一個上の世代の反発みたいなのあるじゃないですか。
だからちょっと苦手だったんですよ、全体的に。
でもその中でもブラーはちょっと中学生ぐらいとか高校生ぐらいの年代からすると、
なんかちょっといけすかない、頭のいい奴らみたいなイメージがあったんで、
ちょっと田舎のヤンキーマインドで、まだオアシスの方がアクセスしやすかった。
なるほどなるほど。
正しい。
そして兄弟の比較で言うと?
兄弟の比較で言うと、やっぱりリアムの声が好きってことですかね。
あれはそういう楽器みたいな感じがあって。
なるほどなるほど。
じゃあタニマ君はそんな感じ。
はい。
じゃあお二方どっちから行きましょう。
俺どこでも挟んでくんでもいいですよ。
それはこんなに私仕事にも関わってくるんでね、なかなか言えない話なんですよね。
ギャラガー兄弟の魅力
なかなかね。じゃあ僕が言いましょうか。
僕は本当あれなんですよね、作曲の師匠がノエル・ギャラガーなんで、
ノエル派って言いたいとこなんですよ。
本当に尊敬してるんだけど、ただ一回フロントアクトをやって、
一緒にお酒を飲む機会があった時の経験でリアム派に寝返ったっていうか。
それはわかります。
マジでかっこいい。
あの人どうしようもなくかっこいいですよね。
本当に。
ノエルもノエルでお茶目で脅かすんですよ。
対談とかインタビューしますって言ったら、
昨日朝まで飲んでたからノエル・ギャラガーが寝ながらインタビューするかもしれませんみたいな情報をまずこっちに流した後、
めちゃくちゃビシッて決めてきて、全然そんな様子もないみたいな。
これ俺たちたぶん噛まされたなみたいな。
そういう感じ。
そういうなんかユニーク、面白いとこあるんですよね。
僕らが会った時も最初カンフーの真似してこうやってきて、
カンフーできんのかみたいなこと言われて。
ちょっとひにく混じりで笑かしてくれるみたいなとこもあったんですけど、
リアムのあのまっすぐな感じが本当にかっこよくて、
兄貴って思っちゃったんですよ。
兄貴混乱しますけどノエルの方が兄貴だけど。
リアムのロックンロール界の兄貴みたいな感じがあるっていうか、
さっきも言ったようにね、背負って立つみたいな空気があって、
それじゃやっぱりリアムのことがやっぱちょっと好き。
人間的には好き。
音楽的にはノエルだろうと思ってるっていうのはそうだけど、そこはちょっと言いづらい。
で、ブラー派かオアシス派かは、さっきテルヌマ君が言ったように、
俺も田舎の出身なんで、感情移入しやすいんですよオアシスの方が。
持ってない人たちがギターとマイクでひっくり返すみたいなドラマ。
マンチェスターのチンピラが世界のオアシスになっていくみたいな。
あれはすごい惹かれたんでオアシス派って言いたいんだけど、
音楽だけ聴くとデーモアルバーンやっぱすごいよなみたいな。
あの人のやってることとか今のブラーの音源とか聞き直すとやっぱ音は良かったりとか。
オエイシスは音が悪い。
そうですね、でもそういうのも含めて好きなんですよ。
それも含めて良いんですよね。
良かったんですけど、その辺も派って言うと、だから元オアシス派ですよやっぱり。
今となっては選べないっていうか、どっちもやっぱ必要だったし、すごいよねみたいな気持ちはありますね。
オアシスとブラーの比較
私やっぱりその人間的な部分ではやっぱギャラ川兄弟ってものすごく好きなんですよ。
ものすごく好きなんですけど、やっぱりこの前そのなんかサマソニックでブラーのステージ見た時にやっぱちょっと負けるものがあって。
もう何度も何度もあの人たちってそのまあつまずいたりなんだかんだしてやってきたんだけど、それでも今立ってるわけですよねステージ。
新作を作って。
でも多分グレアムとか本当に精神的にボロボロな状態で、それでも立つんですよね。
なんかそのなんか結局やっぱりオアシスって解散したからこそ神話になれたんですけど、
ブラーって解散説にあり続けていてなおヘッドライナーできてるっていう。
しかもなんかその旗から見てたらいけすかないというイメージもある。
デーモンが実はすごい繊細だってことが分かるアルバムもないし。
まああの人繊細だけど死ぬほどいけすかないですから。
まあそれは両立するって人じゃないですか。
そうなんですね。
本当にそれでグレアムってもう一人の天才がいて、そのもう一人の天才ってのはもう見るからに繊細で、見るからに危ういそのままの人っていう。
そのデーモンとグレアムの関係性。
ギャラが兄弟の関係性はまた別に、あんな真逆の二人が中学時代からなんだかんだやってるっていう奇跡。
そのストーリーもやっぱり捨てがたいものがある。
音楽的に結局だところオアシスってどんどんどんどんモノクロになってくるんですよ。
オアシスとは何かっていうことを一言で言いたくなってくるバンドなんですよね。
簡潔であれば簡潔であるほどいいって。
逆になんかブラって、こんなところもいいし、こんなところもいいし、こんなこともこんなこともできる、こんな素晴らしい曲もあるんだよって広げたくなるんですよ。
そのリスナーであったりとかそのジャーナリストであったりとかいう観点から見るとブラの方が面白い。
ただ、自分の中の子供、原点の風景からしたらオアシスのこと好きで仕方なかった、18の頃の自分を思い出すとオアシスを愛してるんですけど。
最新のライブ解説
大人の自分はブラを思うし、子供の自分はやっぱりオアシスを思う。
よくわかる。めちゃくちゃよくわかる。
リアム・ノエルに関してはどうですか?
それも難しいんですよね。
ノエル結構何度もインタビューしていて、あの人本当にいい人なんですよ。
お兄ちゃん。そういう頑固で、本当にワーキングクラスの頑固なおじさんなんだけども、めちゃくちゃクレーバーで、絶対取材に遅れないし、何なら取材より長く話してくれるし、自分で面白いこと言っても見出しになるようなこと必ず言ってくれるし。
でもやっぱりすごい彼は猫か犬かで言ったら自分は猫派だと言ってる。孤独が好きだと。
で、弟は犬だし、あいつは誰かと群れてなきゃいけないけど、俺は孤独が好きだって。っていうそのマインドも自分の中の思春期的には刺さるんですよ。
ただ今の弟が結果的に上手くやってる感じと比べて、お兄ちゃんがすごく自分の中の表現と、真面目すぎるより真面目に向き合ってる感じっていうのも、すごい私は押せるものがあって。
弟のカリスマに憧れるけども、お兄ちゃんの仲裁な感じというか、もうすごく愛しいものがあるっていう。
本当にあの兄弟はいいんですよ。
誰か仲裁してほしいですね。
でもノエルの今回のライブ見たら、もう絶対に再帰せないと思いました。
それおっしゃってましたね。
なんかもう自分の個人史として、歴史をもう一から書き直してる感じがあるんですよ。
で、オアシスの曲も自分の曲としてリプロダクトしてる感じのライブだったんで。
確かに話してると、ニエル・ヤングとかボブ・ディランとか引き合い出すこと増えてきてるから。
カバー曲ボブ・ディランでしたからね、今回。
もうバンドの曲やんないんですよ。
だからそういうふうに、自分のこともあの系譜で何かちゃんとソロアーティストとして確立させようっていう気が確かに感じますよね。
確かにですね。
それを英国誌でやるみたいな感じですかね。
それはじゃあファンの求めてるものなの?って言っても結構微妙な部分はあると思うんだけども、それでもやるって決めたっていう。
その姿勢は私はすごく、50代にして、やるんだっていうなんかちょっと感動したものが。
じゃあ小川さんの読みとしてはオアシス再結成はない。
絶対ないと思いました、今回。
いろんなバンドの再結成はありますけど、俺ザ・フー好きじゃないですか。
そこも結局、暴力的なフロントマンがいて、繊細で知的で頑固でビジョナリーなソングライター・ギタリストがいて。
ここの対立口で基本的に動いてきたんですけど。
それでそれの全体のバランスをとって、一番フリークアウトしていたドラマが死んでいく。
何度か何種類かの再結成をやるんですけど。
一番良かった時は、別にピート・タウンゼントのソロ曲がセットリストに入ってるっていうツアーで。
なおかつザ・フーって4人が最高のバンドだったわけですけど。
もう15人ぐらいのビッグバンドにしたっていう。
もう別物なんだよっていう。
今残ってる3人プラス10何人のバンドでやるんだよっていう90年代のツアーがあるんですけど。
それが一番良かったんですよ。
だからこれはもう見る人もフーではない。
ただ今残されたフーの3人プラスラッファーでやれるベストがこのツアーなんだなって納得があって。
それは本当に今見ても、キースのなくなって以降のツアーで一番良かったツアーだし。
っていうのを思い出したりするので。
そういうような本当にオアシス再結成っていうのとはちょっと違う形で、
ギャラガー兄弟が同じステージに立つっていうアイデアを優れたプロデューサーがセッティングしない限りは俺もないと思うんですよね。
今おっしゃってるのことをリアも自分でやっちゃってるんですよ。
今回のネブアスってまさにそうで前回。
あれも本当にコーラス隊を入れたりとかゲストをたくさん呼んだりとかして。
自分の中でオアシスを拡大していくっていう。
お兄ちゃん抜きで。
今オアシスをやるとしたらこうだっていうのの正解を言われてもネブアスで一人でやっちゃってるんで。
あれはちょっと結構衝撃があって、もういいんだみたいな。
そうかじゃあちょっと後藤くんは今年のブラーとオエシスのライブは見てないので申し訳ないんですけど。
お二方見てますよね。
見てます。
それぞれのライブに対するざっくりとした寸標をお願いします。
ブラーですか?
ブラーとオエシス。オエシス弟。
弟はサマソニーと単独と両方見たんですけど、今過去最高にコンディションはいいです。
声も多分オアシスの中期ぐらいの声がもう出ている。
かつ歌い方に関しては昔より全然スキルフルになっていて。
昔って嫌でも声が出るから歌えちゃってたじゃないですか。
でも歌えないところは変なギミックを使ったりとかして、転調したりとかして、
そんなテクニック持ってました?みたいな感じで歌いこなすみたいなことまでしている。
そんなことできるんですね。
バンドは自分の息子とかもいるんですけど、王女隊で爆音を鳴らすと。
その代わりリアムの声が聞こえないぐらい客が歌うんですよ。
担当が本当すごくて、シャンペンスーパーナバーとかリアムの声が一切聞こえないっていうぐらい客の熱狂がすごい。
本当にこんなに客が熱狂しているオエシスのライブと言ってしまっていいと思うんですけど、
多分90年代以来。
ロックンロールスターのトップノートとか、もうずっと近年サボってるイメージですけど。
ちゃんと歌ってました。
それは聞きたいですね。ずっと逃げてましたもんね。高いとこ無理だから。
多分だから来年のディフィニトリーメイビー再現ライブに向けて、今まさに作ってるんだと思うんですよ、コンディション。
その試運転も含めて今もう絶好調の状態で、絶好調の状態でオエシス曲やるもんだから、それはもうね。
バックバンドもちゃんとできるやつを揃えてるわけですよね。
結構地味なんですかね。そんなに別に上手いバンドでもないんですけど。
ただギタリストたくさんいたりとか、ドラム二人いたりとか、物量で埋めるっていう。
ギターもノエルと同じようなギター使ってますよね。ES-335みたいな。
なるほどね。サウンド的には機材で近づけていくみたいな。
多分そんな感じありますね。
なるほどね。
まさに小川さんおっしゃるような、こんなにプロフェッショナルなオエシスはなかったっていう状態を彼はやってるんですけど、
ただそれが面白いか面白くないかっていうと、毒吐きますね。
本当につまらない。
多分僕生まれて50年近くいろんなライブを見てきましたけど、
ノエルとリアムの違い
こんなに生のバンドで、なおかつ8ビートを基調とした演奏のバンドの演奏で、
こんなにつまらないものが存在するんだっていうぐらいつまらないです。
いやー、国標中の国標じゃないですかそれは。恐るべし。
人力AIオエシスっていう感じ。
これならAIにやらせて、バグった演奏をさせた方がエキサイティングだろうっていうぐらい、
もうカッチリとオングリッド。
なるほどね。
だから多分記号としてその歌が聴衆に求めてるように届くようにカスタマイズされちゃってるってことですね。
すごく2023年的。
なるほどなるほどね。
じゃあドラムもきっちりクリック効いて、オングリッドで叩いてみたいな。
確かにそういうダイナミックな感じ、ダイナミズムみたいなものなくなっちゃうかもしれないですね。
お前がノエルのやったことを触らないよってみんな思っちゃうと思うんですよ。
今のバンドに対して。
新しいことをすればね。
何か新しいことをしようとしてますみたいな。
なるほど。だからリアンもそれはある種制限されてるっていうか。
リアンも昔の自分のように歌うんですよ。
なるほど。
今回ノエルがライブでLive Forever歌ったんですよ。
見ましたセットリスト。
それめっちゃくちゃアレンジしていて、アヴァンギャルドみたいな。
それボブディの組織ですね。
確かにボブディなんだ。
下音がほぼなくて、上にシンセとか重ねて天井の調べみたいな。
かっこいい。
シェインに対するツイートの思いもあって。
ポークスのね。
天井の調べみたいな感じでLive Foreverをやるんですよ。
むちゃくちゃよくてそれが。
すごい来た。
なんだこれみたいな。
ディラン化してるってことですねこれはね。
確かにですね。
恐ろしい。
そういうふうに今の自分がやる意味のあるオアシストをやってるのはノエルなんですよ。
なるほど。
しかもLive Foreverってリアムの歌じゃないですか。
そうですよね。
それをあえて今の自分だったらこう歌いますよっていう。
今まで誰も聴いたことのないLive Foreverを今のノエルがやってるんだけども。
リアムのLive Foreverってのは今まで誰もが聴いていて誰もが未だに聴きたいと思ってるLive Foreverなんですよ。
ブラーのパフォーマンス
なるほどね。
彼自身もそこから逸脱できないんですよ。
向きが違うんですね。
その矢印の向きがね。
それに対してやっぱり私も40代のリアルタイマーなんで、それでいいのって正直言ってサマソニーでは思いました。
だからね先ほどからこう弟の彼の方が背負ってるって話もありましたけど、多分背負おうとしてるものが違うんですよね。
違いますよね。
なるほど。
多分リアムがリアムでそのオングリッドでやるっていうことはやっぱり今のリスナーに向けてオアシスを提供しようとしてるってことですよね恐らく。
なるほどね。
サマソニーではすごい複雑な思いになって、前日のブラーがあんなに頑張ってたのに君それでいいんだみたいな感じで複雑な感情だったんですけども。
その反転が好きで、ブラーが剥き出しのまま頑張るっていうか。
ブラーは本当にざっくりこれも言うとひどかったですね。
でもイギリスのバンドあるあるですよね。
だからブラーもこれまでの何度かの再建設ツアーではビッグバンド体制作ったんですよ。
コーラスが何人かやって、鍵盤もギターも。
言いましたそれ。
それを今回はやめて、鍵盤は入れているけれども、例えばガールズ&ボーイズとかも前までだとシークエンス鳴らしてたのを手弾きにするとか。
だから生で演奏することにすごく意識的に、しかも基本4人っていうのにやっていて。
かっこいい。
何読むにもデーモンアルバムが全く歌えないんですよ。
それもなんかいいですね、いい話だな。
今時あんなにクリック使ってないのが一発でわかるバンドないなって思いました。
それがテーマなんですよ今回。
デーモンが言ってたんだけど今回のテーマはグレアムに好きなことをしてもらう。
なるほど。
じゃあグレアムはクリックなんて聞きたくないわけなんですね。
あんなにグレアムが、グレアムも好き勝手してて。
だってポップシーンで始まりましたよね確か。
ポップシーンで一曲目?
セント・クリストファークロスとポップシーンっていうのはブラー史上最もノイジーで最もむちゃくちゃな曲から始めるわけですよ。
形のないものから始めるわけですよ彼らは。
だからもう形のあるものの形を磨き上げていくっていうリアムの今のパターンって真逆のことをしていて。
そう、だからリアムのセットリストはもうとにかく完璧なセットリストってなんだっていうのを組み上げていくっていう。
だから基本的にセットリスト同じなわけです。
で微調整しながらベストのセットリストをツアーで作り上げる。
ブラーは今年フェスのヘッドライナーツアーだったんですよね。
常に5万人7万人8万人の前でやるっていうツアーをアルバムを出す前後に始めるんですけど。
1回だけロンドンで4000人キャパぐらいで新作だけの曲をライブをやります。
でアンコール5連曲あるんですけど全部シングルのB面ですみたいなすごいハードコアなセットリストでやるんですけど。
ツアー当初は新曲から新作から1,2曲だったんですよ。
それが毎回曲が増えていくの新曲が。
で日本が日本とこの前のベノサイレスだったかながほぼ最後のあれなんですけど
まあ半数近くが新作になっていく。
でセットリストとして磨き上げられていくのかと思いきやむしろグダグダになっていく。
解体していくターンなんですよね。
何かしらこう何年間でやった再形成ツアーでもう一度固まったノスタルジックなかつてのレジャンダリーなブラーを
ツアー全部で最後に破壊するっていう。
何がやりたいんですかって本当に聞きたくなるような。
でも多分これがやりたかったんだなっていうツアーでこんなに対象。
かつて20年前は葬壁と見られてたバンドが選んだ選択がこんなに違うんだっていうのは
この夏の非常に驚きでありそこからいろんなことを考えるに至る。
ハイドパークがハイドパーク3日間でしたっけ?
ハイドパークは2日間。
あそこで完成形を見せてそこから崩壊していくって感じだったんですかね。
そうですそうです。
なるほど。
ハイドパークでしたっけ?ウェンブリースタジアム。
ウェンブリーだ。
その前の時はハイドパーク2daysで今回ウェンブリースタジアム2daysの3回公演。
なんかアッシュのチームとかが行ってセルフィーアップしてましたもんね。
奥さんと一緒にね。
サイモンペックとかエドガーライトとかみんな見に行ってて。
サイモンペックがガールズアンドボイルズを合唱するみたいな。
映像とか全部上がって。
あれは本当にイギリス人に向けての懐かし大会なんですよね、あのウェンブリーは。
だからもう本当にあれはサービスだったんですよ。
みんな今までありがとうって。
それから世界に飛び立ったらもう好きなことやるよね。
そう。
初回のプリメバラ、最後も南米でのプリメバラだったんですけど。
初回ほぼほぼ前半3分の2ぐらい観客戸惑ってますからね。
最後でどうにか形になるんだけど。
もう呼ばれなくていいって気持ちなんですかね。どうなんでしょう。
サマソニーはどうだったんですか、反応はみんなお客さんの。
いやサマソニーは感動的だっていう反応でした。
じゃあ日本ではそういう姿もみんなには好意的にほら良かったって感じだったんですね。
ただ今年のサマソニックのいろんな作家アーティストのステージ上のMCで一番興味深かったなと思ったのはやっぱりデモアルバムのMCだったと思ってて。
今年もやっぱり20代前半のアーティストからブラーぐらいの50代のアーティストまでいろんな世代のアーティスト出たじゃないですか。
若い世代のアーティストになるほど初めての日本。
で日本のイメージが多分サウスコリアのことは割と俺たち映画とか音楽から知ってるよって。
でも日本って全然不思議の国だよね。すごい新鮮だみたいな。
キッドラロイとかなんで俺たちがオエシスの弟のバンドの前でやってるのかよくわかんなかった。
確かに。
そういう感じなんだけどやっぱりブラーとリアム・ギャラガーっていうのはやっぱり90年代半ば前半の日本を知ってるわけじゃないですか。
我々からしてもねこの日本の30年間の変化って凄まじいものが。
経済的な集落化が始まって政治的な変化。文化的にも全く変わりましたよね。
その戸惑いについてデモで話してたじゃないですか。
もしかしたらブラー要するにブリッドポップ世代とも言っていいものかもしれないし90年代のUKインディバンドからすると
イギリスよりも、イギリスってねマンチェスタのバンドはロンドンであんまり理解されないとかロンドンのバンドは北部で嫌われるとかっていうのがあるので
自分たちの地元の次に自分たちをわかってくれるエリアって日本だっていう実感が多分90年代全般としてあったと思う。
オエンシスもそうだったしブラーもそうだったはずなんですよ。それが卓越逆になったよねっていう。
ブラーでもそう思ったってことなんですね。
ブラーが来日する直前までたくさんね日本のノスタルジックな自分たちが91年初めて日本に行った時の写真とか
日本でこんなことが昔あったって写真をガンガンSNS上げてたんですよ。他の国に関しては一切やらないんですよ。
日本だけ93年の僕たちが表紙になった日本で表紙になりましたみたいな写真とかアップしてたりしたりとか
やっぱ90年代におけるUKロックの需要日本における需要ってすさまじいものがあって
異様でしたよね人気って。当時のことやっぱりオエンシスもブラーもすごい覚えてるんだと思うんですよ。
大山田圭吾と一緒にこんな撮影もしたよみたいな映像を上げたりとかして
当時はこんなこともしたなーみたいな懐かしモードで来るんですよ。
日本とUKロック
そのステージでも初来日からもう何年かみたいな懐かしいなーみたいな
でも東京はもう全然違うねーみたいな話をするみたいな。
普通に多分ストリーミングサービスの自分たちがどこの国で聞かれてるかっていうのやったら
多分今イギリスはありますけれども日本なんかに比べたら南米とかの方が全然聞かれてるはずなので
実際にプリマヴェーラーすごかったですから。観客のリアクション。みんなこんな歌うんだっていう。
でもほぼほぼラリー行ってるか酔っ払ってるかどっちかでまともに歌えないんですけど
ほぼほぼ観客が支えるみたいな。だから彼らは南米のマーケット
今南米のマーケットってロックとインディロックのマーケットの震源地じゃないですか。
本当すごいですよね今ね。
なんならレッドチリペッパーズとかが復活したのってここ10年間で南米でやり続けたこと。
今はロックが復権してるみたいな声もいろんなところで聞こえますけど
その震源地ってやっぱ南米だと思う。
南米のフェスだとロックワークとかヘッドライナーできますからね。
南米のロックシーンの拡大
そうですよね。その感じはしますよね。
だってアジカンがやっぱ南米でツアーしてもその感じあるでしょ。自分たちの。
えたした地方都市より南米に行った方が。
そんななんだ。面白い。
僕らペルーとかで2000キャパとかですからね。
だから来週アメリカのバンドでかいバンドがやりますみたいなところでやれるみたいな。
ロック好きなんですね。
それってセットリストとか変えないで行くんですか。変えます?
セットリストほとんど変えないですけど何でも全部知ってるんで何でか知らないけど。
どのアーティストにインタビューしてもアルゼンチンの客がやばいから。
ブラジルもアルゼンチンもメキシコシティとかもすごいたくさんいるんじゃないですかロックファー。
だって今ね多分アークティックロンキーとか南米ですからね。
今アークティックあんなストリーミングで聞かれてるの震源地とか南米だし。
でも確かにいろんな人のどこで聞かれるとか見るとやっぱ南米多いですよね。
チリとかもねすごいサンチュアゴとかいっぱいいて。
北米の音楽協会はいかに南米のマーケットをどう工業の面でもストリーミングの面でも制覇するかっていうことがやっぱり明らかにここ数年軸だし。
例えば今年のコーチェラーがストリーミングサービスの方に軸を入れて
スペイン語圏のアークととにかく会場ではガラガラなんですよ。
でもガンガンそれを映すっていうのはもうマーケットがそっちだからっていうのが見えるタイミングだし。
それが結果ロックってこんなすごいんだっていうのが北米に逆流し始めたっていう。
日本はずっと割とロックが人気あったのでまた全然別の童貞を刻んでるんですよね。
今だとアジアでもやっぱり東アジアですもんね。
インドネシアとかマレーシアとかインドとか今ロックがむっちゃくちゃ盛り上がってて。
ロックバンドのツアーももうなんか台北とかソウルを抜かして南に行き始めてる。
インドネシアこの間行ってきましたけどやっぱすごいですよ。力がある。人と人が若いし。こんな可能性あると思う。
インドの音楽市場
なんで俺たちがこんなにインドで聴かれてるの意味がわかんないっていう。
なんでこんなにインドのお客が俺たちの曲を知ってるんだみたいな。本当に感動したらまたすぐ来るかなみたいな。
ストリーミングのおかげはあると思いますね。
ムンバイから来たお客さんが行ってインドネシアでお前たちインドでも聴かれてるからインドに来いよって言われて。
全然想像もつかない。
だからロラパルーザーはインドから始まるんですよねアジアは。
いろんな文化的な垣根が壊されてるというか不思議ですね。どこで何が聴かれてるか全く想像もつかないようになっちゃったというか。
そこで東アジアのお客さんは日本の意地はどうなんだって言ったことですよね。
ブラーに関しても。
普通にブラーがじゃあ久々に日本に行くぞ。日本でどれだけ何が聴かれてるって言ったら。え?って言うことに100%なってるんですよ。
数字を見ちゃいますもんね。
でも日本っていうのは俺たちを一番理解してくれた国だっていうのがあるからこそ新作の曲をガッツリ持ってくるし。
日本で一番売れたブラーの曲ってカントリーハウスなわけですよ。
これもね複雑なものはあるんですけど。
それをちゃんとセットリストに入れてでもわざわざ客席まで降りてくるっていうパフォーマンスをするみたいな。
今の日本、かつてのファン、今のファンにどうアクセスしていいのかっていうのがわからないっていうのがもう全面に出てる。デーモンアルバムが。
そっか。彼らの前世紀はねもうね、どこに行ってもグルーピーが待っていてみたいな。
ねえ、苗場とかでも何人連れて帰ってもわかんないぐらいの人たちでしょ。
えー。
恐ろしい。それはもうガラッと変わってますもんね。文化もね。なんか全部ね。
前回は2015年の武道館かな。その時はまだ何か名残があったんですよね。
なるほど。
しかも単独なんで、コアなファンが来て。それとはやっぱり全然今回と違いましたね。
あー。なんかすごいね、しみじみしちゃいますね。その話聞くと。
一番カルチャーショックを受けて帰っていったアーティストはブラーだと思いますね。
そっか。
で、オエシス弟のリアムはそういった状況全部把握してる。上でじゃあ何をやるべきか。
なるほど。
だからすごい面白かったのが、その結構微妙な思いでサマソに終えて、次の日に行った幕張がすさまじく良くて。
それですごい面白かったのが、ステージの上からリアムが何度も何度も、この中でオアシスの曲聴いた奴はいる?って聞くんですよ。
何を今さら言ってるんだと思うわけですけど。あれを考えたら、本当に今までオアシスを見たことがないファンに対して。
オアシス時代の自分を知らないファンに対しての、本気のあらメッセージだったんだ。
オアシスの曲、やっぱ聴きたいよねっていう。
だって聴いたことないもんね、生でみたいなテンションで語りかけるんですよ。
あ、もう今、彼が向けてる姿勢はそこなんだみたいな。
私がどうこうじゃないんだみたいな。ごめんなさいみたいな感じだった。
そうか。ある種のノスタルジックな気持ちで来てる観客に向けてじゃなくて、完全に初めて見に来た若い人に向けてやってるってことですね。
ノスタルジックな我々世代はポカーンです。何言ってんだろうみたいな。当然じゃんみたいな感じなんだけど。
いつから歌ってると思ってるんだよってこととしては。
あ、私に言ってるんじゃないんだねみたいな。
TikTok見てるようなユーザーにってことですよね。
そっかみたいな。
だからあんなにビジネス的な性格がある人だと思いませんでした。
確かに。
今の彼女だから奥さんがやり手なんですよ。
なるほどね。そういうちゃんとイレジーがあるわけですね。
立ち直らせてくれた彼女がいるんで。
アメリカツアーでね、学生材やってめちゃくちゃにバンドしてたりやるとは思えないですね。
明らかに一度失敗した人。キャンセルはされてないにしろ、
明らかに一度失敗した典型的なかつてのロックンローラーなので、そこから本当にモードを変えての。
それが今の時代のムードに見事にアジャストできてるっていう。
そういう人たちもいるんですかね。
そういう人たちもいるんですよ。
リアウンが幸せだったらそれでいいかな。
だってリアウンのライブの前って、僕の復活がかかるんですよ。
かかってた。
僕の復活ですよ。
俺の復活ってことだからね。
あれはもうファンも待ってるファンもリアウンの復活として歌うわけですよ。
もうそのSEの段階から。
ちょっと泣けますよね。
泣けますよね。あれ、その前もなんか、
本当にロックの名曲みたいなやつばっかりかかってましたよね。
なんだっけ、フーの。
自分で選曲してかけてるんですかね、それ。
あれ、そうなんじゃないかな。
リザレクション確実ならもうリアウンの選曲で。
俺みたいな人が聞くと若干ムカつくっていう。
お前がかけんだみたいな。
俺がかけるんだっていいけど、お前がかけんだみたいな気がする。
でもなんかソロのキャリアのスタートさせた時のリアウンとかめちゃくちゃ寂しいなって俺は思って聞いてたから、
どんなにいいプロデューサーとやっても、なんかこうオアシスの喪失を抱えてるっていうか、
曲もそういうオアシスっぽいコード進行だし、
それもただ本人が望んでかどうかみんなが提供してみたいに、
なんかそのオアシスから逃してくれるわけでもないしみたいな、
リアウンがこういう曲っしょみたいな感じでプロデューサーになってて。
あの時のリアウンってすごい俺見てて悲しかったから、
俺今幸せそうだったら嬉しいなって逆に思っちゃいますね。
ほんとBDIの時中途半端だった。
ファーストソロの時中途半端だった。
でもやっぱセカンドから映画、ドキュメンタリー、
あそこまでのところで見事にモードを変えて意識を変えて、
それが見事に今欠絶したタイミングなんだ。
今回サマソニーですごい面白かったのが、
ギターのやつに対してエコーがかかってねえぞって言って、
一回演奏止めてやり直させたんですよ。
リバーブが弱えよって言って。
えーそんなこと聞いてない人の方だったでしょ昔は。
そうなんですよ。
一切興味ないみたいな。
それ俺の知ってるオアシスじゃないかなみたいな感じぐらい。
確かに確かに確かに。
いろんな格好で、
まずギャラカー兄弟に関して言うと、
ノエルには結構世話になったし、迷惑もかけたし、
毎回話すタイミング、
インタビューの現場じゃなくてオフで話すタイミングがあって、
本当にこいつはちゃんとこいつに対して何をコミュニケーションすればいいかっていうのを気に使ってくれてるし、
でもそれも嘘じゃないしみたいな、
ほんと最高だよなっていう思いを何度も感じてます。
一番ひどかったのは一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一回演奏止めて、
一番ひどかったのは一回スヌザー雑誌やってた時に、
一番ひどかったのは一回スヌザー雑誌やってた時に、
あからさまにラーズをやろうとしてたアルバムがあるじゃないですか、
わざわざ旧マガジンとかの撮影でここにザ・ラーズってバッジをつけてるみたいな、
その時にザ・ラーズが一応お金が切れたんですね多分ね、
再形成するぞみたいなことがあって、
同じサマーソニックで来日する時もたくさんあった。
その時に俺はとにかくソニーの担当に、
ラーズとにかくマネージメント向こうのツアーマネージャーしかいないから、
とにかく俺時間短板してもレーベルから離しても全然動かないから、
時間短板してもセッティングするから、
今のノエルだったらリーメンバーズと対談したいと思ってくれるから、
それで時間取ってくんねえかっていうのを延々やってたんですよ。
東京会場ダメで、大阪最後の会場で全然ツアーマネージャーが大阪でアウって言うから、
もうノエルがスタンバイしてくれてる状態なんですよ。
俺最後まで時間短板なんだけど、
最終的にいやー今日はリーはね喉の調子が悪いし、
ダメなんだみたいな話になって、
もう諦めて、何回バックステージにツアーマネージャーの話とかは分かんないからなんですけど、
ごめんって感じでその現場にノエルが来てくれて、
ごめん今日はちょっとリーダメなんだよ、ダメなんだよ、そうなんだってめっちゃ楽しみしてたのに。
つってたらその脇でラーズが4人ぐらいでサッカーしてました。
それピッて見たけど見ないふりしてくれるみたいな。
本当にごめんみたいな。
いいやつですよね。
そんな状態でラーズの話もしてくれるしみたいなこともあったし、
いろんな現場で結構ぐしゃぐしゃになってる海外の現場。
俺はこれでいいから全然俺任せてくれって時間伸ばしてくれたりとか何度もあったんですよね。
逆に弟は何度か飛ばされまして。
オエーシスの音楽性の考察
俺ボーカリストとしてもテルマン君とか皆さん割と好きでしょ?
分かんないんですよ。ボーカリストとしての魅力が。
リアムのですか?
ぜんっぜん分かんない。
だから好きなボーカリスト1,000人選べって言われたら入らないです。
1,000人か。俺は1,000人も出てこないけど。
今は比喩ですよね。僕はリアムもメイベーでもズドーンですよ。
分かんないんですよ。
あのメイベーできる人、あの人しかいないでしょみたいな。
本当に分かんないんですよ。
ノエル・ヤラガーはソングライターとしてバンドマンとしてギタリストとして好きかって言われると、
ソングライターとしてはロックンロールソングは書けないよね。
メロウな曲とかグラムロックみたいな曲は上手だよねって思っていて、
ギタリストとしては別にシングルノートを弾かせてもコードアクションを弾かせてもシグネチャーのある人ではないよねって。
メロディアスなソロっていうのは弾けなくはないけどって思っていて、
あとでも存在感ですよね。
バンドの中心がギタリストでソングライターってあり方がやっぱり理想だと思っているところがあるので、
なので総合点で言うとやっぱりお兄ちゃんの方が好きです。
すごいロジカルに今。
ロジカルすぎました?
いやでもリアムの歌声は僕の中ではマイクディーンのオートチューンにかけたシンセとかギターみたいな、
ああいうに近い快楽があるかなと思ってます僕は。
特にリアムのことをちょっと嫌いなのは、
あいつ自分がやってる音楽のことをロックンロールって言うじゃないですか。
オエーシスがロックンロールだったことは一度もないと思うんですよ。
ロックンロールってリズムの音楽でグルーヴの音楽なんだけど、
オエーシスでまともな8ビートとかあった?って俺思ってるところがあって、
ラーズじゃん!ラーズ来ましょうよ!って全部ビート違いますよねみたいな。
これがロックンロールなんじゃないですかって思うところがあるので、
彼が自分のバンドのことをロックンロールだって言わずロックだって言ったらもっと好きだったと思うんですよ。
絶対ロックンロールって言いますからね。
言いますよね。
ロックとは言わないですね。
ロックンロール本当知らないんですよ。
50年代の音楽も60年代のリズム&ブルースも知らなくて、
60年代の白人のロックがベースに一つだから、
やっぱりそもそも生まれた、アメリカで生まれたリズム&ブルース、
アフラアメリカンたちが作ったものに対する理解はやっぱないんですよ。
なんかベースはやっぱセックスピストルズのファーストみたいな感じですよね。
だからそれでディートロスをやろうとして、だからリズム平坦みたいなイメージが僕はあります。
すみません、その通りで、この前Toyosuでジミヘンのカバーしてたんですけど、
違和感がすごかったです。
何を聞かされてるんだろうみたいな。
やっぱりジミヘンみたいな、オングリッドもクソも、
グルーヴっていうのはグシャグシャであろうが成り立つものなんだっていう、
あのマジックみたいなのがやっぱ分かんないんだと思うんですよ。
なるほど。
やっぱそこがロックンロールの醍醐味だと思ってた古い世代なので、
オエーシスをロックンロールとは呼べないんですよね。
なるほど、わかります。
ソングライティングは初期のデビットボーイで、
サウンドプロダクションはまさにビートルズをやってきたスタッフが作ったセックスピストルズのファースト。
そのアマルガム、その組み合わせがやっぱりオエーシスだと思っているところがあって、
グラムロックだよねっていう。
アシッドハウス時代以降のよりエクスタティックなグラムロック。
グラムロックを新しく更新したのがオエーシスだなっていう風に。
故にフィールドノイズがあれだけかっこいいアレンジになるということですよね。
それわかる気がするな。
音楽と政治的意識
確かにビートルズとかストーンズほどアフロアメリカンの音楽に対する興味とかがないっていうのは確かにそうですよね。
一世代後っていうか孫世代っぽいみたいな。
洋楽に憧れた世代の音楽を聴いて作る方角みたいな。
日本で例えるとそういう感じってことですよねオエーシスはね。
シャンペンスーパーナンバー最高の曲ですけど、
あそこにアフロアメリカンの要素って1ミリもないんですよね。
ないです。
でも確かにね、フーハイターズのスタジオに行った時にオエーシス聴いてたんですよ。
スタジオとかで。
したら働いてるスタッフがめちゃくちゃブリティッシュな音楽だって言ってたもん。
本当にオエーシスはブリティッシュな音楽が聞こえるらしくて、そうなんだみたいな。
あっちの人にとったらやっぱ全然こう流れが違うものなんだなっていうのが驚きましたね。
だからこそやっぱオエーシスの存在ってある種の時代の別なものをあの時代に作ったっていう、
そういう功績はすごく重いと思う。
確かに確かに。
ただリアム・ギャラガーが頑張りすぎるとロックンロールの定義が変わってしまうので、そこだけはせき止めたい。
なるほどね。
リトル・リチャードとかゲイリー・U.S.ボンドを聞いてからロックンロールって言ってくれみたいな。
それ以前にも今マネスキンでロックンロールの定義変わっちゃってる。
変わってますよねあれは。
完全に変わったなと思いましたこの前ライブ見て。
だってマネスキンのベースもなんなら一番近いのはダークティック・モンキーズとフラッツ・ファーディランドじゃないですか。
完璧こうゼロ年代のインディ・ロックに70年代の上物の衣装と音色を乗せるっていう形なので、
これが進化するっていうことだよねっていう風に我々受け止めざるを得ないんですけど。
そう考えるとケミカル・ブラザーズでノエルが参加してたセッティング・サンってめっちゃいい曲だ気がする。
だからノエル・ギャラガーはなんだかんだロックンロールっていうのはなんだっていうことと、
それがブリティッシュである自分はそれに対しての回答としてどういうことをやっていかなきゃならないんだっていうのをやっぱ常に考えてるんですよ。
それはオエシス時代の61万円のアルバムもそれ以降のソロのアルバムもブリティッシュであること。
でもベースはリズム&ブルースアメリカのアフリカアメリカの作ったものっていう意識の中で自分のアイデンティティーは何?
なおかつ自分は北部人だみたいなことを考えているのでグローバルマーケットに対しては向かないですよもう。
でもやっぱり非常に美しいしすごく真摯で誠実なことを彼はやってると。
確かに北部感ありますね。
もう今のオエシス弟バンドって本当グローバルポップじゃないですか。
誰もがアクセスできるっていう。
だからこそ南米であろうがインドであろうがっていうところでも受け入れられるんだろうけどやっぱり今のノエルのやってることはやっぱり良くも悪くもすごくブリティッシュです。
ノエルの最新作タイトルカウンシルスカイですからね。
北部の労働者会議が団地から見上げてたソロの団地。
そう言ってましたね。
原点なんですよね。
前作でね結構ちょっとトップっぽいことやったじゃないですか。
デビッドホルモンステージ。今回も完全な原点会議で北部のプリットロックをやったっていう。
だからこうやって話を伺っててもね今そのノエルギャラがやろうとしてること、リアムギャラガーがやろうとしてること、ブラがやろうとしてることってある意味こう政治的な態度でもあると思うんですよ。
だから彼らが音楽でやろうとしてることっていうのが我々例えば市民が今のこの2020年からですよね。
かつての冷戦体制終わり、かつてのグローバリゼーションの時代が終わり、米中の対立が中心にした形で、
ゼロ年代はもう戦争の時代は終わってテロの時代になったんだって言われてたのが、もう今の世界情勢の中でどこで戦争が起こってもおかしくないっていう時代になった。
その時にグローバルで全てはつながってるんだけれども、地政学的な距離、それぞれのアイデンティティっていうのがすごく前傾化するときに、
ブラーとの対比
どういった立ち位置で我々は日常を暮らし政治意識を持つんだっていうことのヒントにはなると思う。
毎回このサイン・ポッドキャストでこの話をするんですけど、君たちはどう生きるかってことですよね。
そういう話なんです。
なるほどね。
だから、たぶん90年代に僕、スムーズアップで雑誌やってたじゃないですか。
例えばレディオヘッドのトムヨークが政治的な発言をすると。
で、それを我々は雑誌としてそこをディフォルメする、フォーカスするわけですよね。
実はある一部のファンたちは、いや、レディオヘッド、美しい音楽じゃないですかと。
なのに政治とか世界情勢のことを知らないと聞いちゃいけないのかみたいなバックラッシュが確実にあったんですよ。
でも今は逆に、やっぱり本当に時代は変わったし、
アルファ・ジェネレーション、ゼット・ジェネレーションという人たちは、
我々の当時の90年代からしては、我々ミャンカーから見ると、
はるかに政治意識が高いので、やっぱりそういったことも理解しているし、
それぞれの作品なり作家の行動にそれをやっぱり見てると思うんですね。
確かにね。
で、そういったこともちょっとセカンドエピソードでは、
改めてその90年代、当時ブリッドポポッと言われた時代、
あるいは英国がクールブルタニアと言われた時代が何だったのかみたいなことを含めてちょっとお話がしたいと。
なるほど。
思ってます。またさらに風呂敷を広げましたが、全然閉じれないと思うんですけど。
今回もね。
ブラーの話になった。
ブラーというよりはもうオーシスの話をしたのみたいな。
確かに。
ただやっぱりちょっと今回はブラーについて俺はやっぱり語りたかったんですよね。
いやでもなんかその対比でブラーがやってることと、特にリアムがやってることの違いっていうのは、言語化されると面白いですよね。
ここまで違うんだっていうのは、実はサマソニックで両方見た人もそこまで意識的には見てないんじゃないかなって感じもするし。
こうやって聞くと、僕は誰かがポストしたような映像でしか見てないですけど、
ブラーのグダグダな演奏とかがどうしたのかってことがよかったみたいな。
聞いといてよかったなと思って。いい回でしたね。
でもね、今後リアムとノエルみたいにデーモン・アルバーンとグラム・コクソンも別々の方向に行くって今なってるじゃないですか。
その辺の話もぜひ後編で聞きたいなって思いますね。
今最近、デーモン・アルバーンと娘さん、ノエル・ギャラガーと娘さん、リアム・ギャラガーと息子たち娘さんたちのチェックってしてます?
してます。
めっちゃくちゃ面白いよね。
リアムとデーモンって仲悪いじゃないですか。
でもリアムの息子とデーモンの娘は相互フォローしてたりとかして。
リアムの息子がリアムと一緒にLINEしてたんですよ。
で、なんかインスタにストーリーズにあげてて、日本のね、大阪の映像かなんか上げつつ、それにソング2を流すんですよ。
それでジーンって言うんですよ、リアムの息子。
世代間の音楽と交流
で、ジーンがそこでつぶやくんですよ。
なんか日本ってすごいソング2っぽい国だよねって書くわけですよ。
そしたらそのインスタに娘、デーモンの娘がいいね押してたりとかして。
なんかその親父たちの学質を超えて、Z世代の子供たちは勝手に交流してるみたい。
なんかお父さん見つけたらなんかFワードで罵らないかちょっと心配な感じですけどね。
最高に面白いですね。
そうなんですね、全然。
やっぱりソーシャルでその2世たちの存在感ってやっぱり本当に大きくなったので、そこも含めてやっぱり若い世代は見てるわけですよね。
で、ノエリの娘さん。
アナイス。
アナイスとかは、彼Zジェネレーションというよりは典型的なミレニアム世代で。
もう本当に普通にビヨンセが好き、リアーナが好きみたいなタイプで、もう各国からしても典型的なZジェネレーションからしたら
何でそんなキラキラしてんのって怒られそうな感じなんですけど、死ぬほどお父さんが好きなんですよ。
それで、これは超面白かったのが、ノエルが俺にはちょっとテイラーする人の良さがわからんみたいなことを言って炎上したじゃないですか。
その時にアナイスが、私は父と違ってテイラー大好きですみたいなことを一生懸命ツイートしてて、一応そこは棒派手なんだなみたいな。
私はテイラー好きですみたいな。
本当にここ10年間に流行ったようなアメリカのメインストリームの大好きで、ファッションのテイストも全部そっちなんだけど、でもお父さんは好きなんですよ。
この辺りを若いファンは見てるわけで、それが作った今の状況だっていうのもあって、俺はやっぱり20年前30年前まで怒らなかったなと。
非常に面白いというのを老人が今語っていると。
というわけでこんな感じで、引き続きいろんな方面に話を広げていきたいので、セカンドエピソードもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
01:00:37

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