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ライトハウスポッドキャスト、この番組は、知らなくてもいいけど知っているとすごくいい話をテーマに、ポップカルチャーを中心に、音楽、映画、スポーツ、テクノロジーなどなど、全く知らないとそれ以上進めないコンテンツに対して、ほんの少しでも知識の明かりを灯し深掘りをしていく番組です。
今回は、ジャニーズ問題におけるコンテンツを選ぶことのむずかしさというテーマで、簡単にお話をしていきたいと思います。
今、非常に多くのメディアで、ちょっと落ち着いてきたかなというところではあるんですけど、ジャニーズのジャニー・北川さんの性格愛問題であったりとか、テレビ局や新聞社における圧力・忖度というところに、非常に注目が集まっているような形になっています。
そこで、結構メディアで語られているのは、誰が悪いとか、実際に被害に遭った人が誰なのかとか、どう責任を取るのかということが非常に多く語られているんですけど、そういった視点は一切置いておいて、
今回の問題を踏まえて、今この2023年にコンテンツを選ぶことの難しさということに関して考えていきたいと思います。
今回、性格愛というところは、もちろん許容できるものではないですし、そこに関して肯定的なことを考えるつもりはないんですけど、それに合わせて、このジャニーズが様々なテレビ局であったりとか番組に対しての圧力であったり忖度というところがあったんじゃないかというところが言われています。
具体的なところで言われている話でお伝えをすると、例えば、ミュージックステーションにボーイズグループがなかなか出れない状態になっていたりだとか、
あと、すごい昔の話なんですけど、一時、ジャニーズとそれ以外のボーイズグループが出演をした際に、突然ジャニーズのグループがドタキャンをするというような時もあったりといった形で、明確にこの圧力と忖度というところがあったんじゃないかというふうに言われています。
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今、コンテンツの消費の仕方って非常に様々で、テレビ、YouTube、ストリーミングサービスに合わせて、例えば、Netflixであったりとか、Amazon Prime、Huluとか、各種配信サービス、映画、雑誌、漫画といった形で、コンテンツの量が非常に増えている。
それを本当にスマホ一つで消費できてしまうというところに対して、この圧力であったり忖度というところが、コンテンツを制作するテレビ番組であったりとか、プラスアルファといったNetflixの動画コンテンツであったりというところに忖度があるということを考えると、本当にコンテンツを純粋に選ぶのが難しいなというふうに感じています。
どういうことかというと、やはり自分の好きなものとか、自分の好きなアーティスト、俳優、そして作家というところに対して、そこをもちろん応援する気持ちだったりとか、この人だったら間違いないよねというようなところで、コンテンツと関わるのはもちろんなんですけど、
そこに忖度があるとしたら、そこに例えば大きなお金、資本主義におけるお金の力というところで大きく取り上げられているのとしたらというふうに考えたときに、
ただし今自分が消費しているコンテンツは、もちろんクオリティというところで自分で判断するのももちろんなんだけど、これは本当に自分で選んでいるコンテンツなのかというところを今一度考え直したいタイミングになったかなというふうに思います。
もちろん長いものには巻かれるというところだったりとか、今流行っているものというところにしっかりアンテナを伸ばして、それを理解しているということは非常に重要なことでもあるかなというふうに思うんですけど、
やはりこの自分らしさであったりとか、自分が好きなものを自信を持って消費をしていく際に、誰か大きな力であったりとか、大きな資本として大きな存在のある人の圧力というところでコンテンツに対しての見られ方として見方が自分自身も変わってしまうということが非常に怖いなと。
そういった視点をしっかり持ちながらも、ネット社会、2020年代以降、SNSの活発化で何が流行るかわからないという状態にはなってきているかなというふうに思います。
なのでこれは、非常にこの忖度であったりとか圧力というところをかけ離れて、突然TikTokからポッととんでもない流行が出たりとか、もう何十年も前の曲が突然流行ったりとか、例えば昨年だとタイで藤井風さんの知るのがいいわが突然のバイラルヒット。
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これはTikTokスタートだったと思うんですけど、そういった何が流行るかわからない、何がきっかけで火がつくかわからないというところに関しては非常に面白みがあるし、そこにはまだ発掘されていないコンテンツの魅力というところがまだまだ潜んでいるというところもあるかなというふうに思うので、
もちろん新しいものを消費していくというところもそうですけど、過去の名作であったりとか、これはもう2000年代、2010年代、むしろここ最近の2020年代入ってからのものでも、まだ自分がチャレンジしてないコンテンツであったりとか、知らなかった、知ってるけど何となく手を出してなかった。
音楽、映画、ドラマ、漫画とあれば、逆的に自分の絶対的な軸で、絶対的な判断軸でそのコンテンツと関わって、自分なりの感想であったりとか得られるものというところを持っていくのが非常に重要になるのかなというふうに思います。
はい、なので今回はチャニーズ問題におけるコンテンツを選ぶことの難しさというテーマでお話ししました。それでは。