1. はたらく30代の資本主義解放宣言
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2024-04-22 16:19

#08 僕たちはリモートで十分なのか?(前編)

KK
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#働き方改革 #リモートワーク #スタートアップ #キャリア開発 #ワークライフバランス #新時代の働き方 【テーマ】 このエピソードでは、現代社会における働き方と生活のバランスに焦点を当てます。特に、過剰な主本主義からの脱却と、新たな働き方の模索について議論します。リモートワークの台頭とその影響、スタートアップの経験、新しいビジネス機会の創出についても触れます。また、個人としての成長、家庭と仕事のバランス、社会の変化に適応する方法など、多角的な視点から話が展開されることが期待されます。このポッドキャストは、リスナーに新しい視点を提供し、自分たちのライフスタイルやキャリアについて考えるきっかけを与えます。 【概要】 資本主義解放宣言では、仕事、キャリア、職場、家庭、育児といった働くことをテーマに配信しております。取り扱って欲しいテーマや、お悩みがあれば、ぜひコメント欄または投稿用のURLからご投稿ください! 【パーソナリティ】 <リチャ> X: https://x.com/tiedfamily244 <かがやっきー> X:https://x.com/kagayakimann ▼感想は #資本主義解放宣言 またはフォームから https://forms.gle/UC8CkxdGqxE8zheTA

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はたらく30代の資本主義解放宣言。
ロンドン在住の主婦でコーチのリチャと、
東京在住の個人投資家でコーチの輝きです。
資本主義解放宣言は、行き過ぎた資本主義に違和感を感じる元商社でリクルートのリチャと、
スタートアップを10年渡り歩いていた輝きが、
はたらくをテーマに、これからの新しい生き方について一緒に考えるポッドキャストです。
はい、ということでですね。改めて、はい、いきましょう。
今日ね、エピソード結構ね、重ねてきましたね。
最初に話して初めてが1ヶ月ぐらい経つわけですね。
そうですね。気が付けば、結構続いてますね。
出てきてることに意味がある気がしてます。
毎回台本なしで、台本作ると多分続けらんねえからってことでやってますけれども。
私の方はね、足の骨折治りました。
おめでとうございます。
はい、ありがとうございますおかげさまで。
意外と早く治るもんなんですね。
言うても1ヶ月経ってますよ。
あ、そんなに経ちましたか。
言うても1ヶ月経ってますから。
4週間から6週間、ん?違うな、6週間から8週間って言われたんかな。
治ったっていうのも、別にお医者さん行って大丈夫だねって言われたんじゃなくて、
もうそんなに痛くないから治ったっていう整理にしてるだけです。
なるほどね。タイキックとかはできないですね。
タイキックもキックボードを蹴ることもちょっと難しいですね。
まだ勘知ではないけど。
勘知してもタイキックする機会は多分ない。
そうですよね。
うっそーなこと言うなと。
こんな感じでね、じゃあ今日もやっていきましょうよということで。
やっていきましょう。
今日のテーマですね。
僕たちはリモートで十分なのかってことですよ。
リモートで十分なのか。十分ですか?リモートで。
リモートで十分なのか。
こんな風に問うのって、改めてですけど、
リモートじゃないものも選べる状態になったからってやつですよね。
なんかまどろっこしいですけど。
要するにコロナになった時に、僕らはもう望むと望まずあるとにかかわらずリモートを選ぶしかなかったっていう時期があったじゃないですか。
ありましたね。
仕事に限らず、プライベートでも友達の家に行けない。
飲みに行ったりできない。遊びに行ったりもちろんできない。
いろんなものがキャンセルになって旅行とかも行けないしね。
僕は幸い、コロナが開けた後のロンドンに来たので、
ほぼマスクもしないで自由に2022年は過ごせたんですけど、
それまではイギリス国内は完全なロックダウンしてたんで。
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そうですよね。
だから隣同士に住む子供たちが隣の家にいるままスイッチで遊ぶみたいなね。
同じ場所じゃなくてリモートで遊ぶみたいな。
子供たちの遊びも全部リモート。仕事も全部リモート。
そういう時期があったりしたわけですけど。
今、日本もコロナだからいろいろ制限されてるって感じではないですよね、今。
今はもう両方ミックスな感じなんですか。
だから面白いですよね。
コロナが来る前までは逆にリモートが選べない状況だったんですけど、
両極端を経験することで人類は両方選べるようになった。
間違いないですね。
もう語り尽くされてる話かもしれないですけど、
仕事におけるリモート環境の話でいくと、
僕は転職エージェントだったんで、
転職エージェントだと採用する企業側が、
この候補者実際会いましたか?岡田さん会ってくれました?ということで、
実際に会ったかどうかにすごく価値が置かれてたし、
私は海外駐在をする案件とか、
海外駐在してる人の担当だったんで、
基本電話だったんですよね、当時。
だから実際に会ったことはないけど電話で話しましたよってことで、
もともと結構リモートで候補者の人と喋って、
転職のサポートをする。
だけどやっぱり直接会ってる人の方が、
信頼してもらって転職の伴走もうまくいくよねっていうのが、
社内の定説だったんですよ。
ところがコロナになって、
個人との面談は面白いんだけど、
企業との面接も全部リモートでやるってなった後、
会社の業績ってちょっと伸びたんですよね。
というのは結局直接会わないと分かんないとされてたものを、
直接会うわけにはいかないからリモートでやるってなった時に、
移動のコストが削減されて、
件数がこなせるようになったんですよね。
だから転職エージェント業界って全体的にちょっと伸びたんですよ。
なるほど、あまり安い行動ですね。
だからそれまでの定説とされていた、
人は直接会ってなんぼだと。
直接会った方が信頼を獲得できるし、
相手のこともよくわかるし、
転職エージェントとしてもうまくいくはずだっていうものが、
全部ひっくり返って、
わざわざコストのかかる移動と、
お互いの時間と労力もかかる、
そういうものをかけて会いに行かなくてもいいんじゃね?
っていうふうになったっていうのは、
すごい大きい出来事だったし、
おかげで僕自身も働きやすくなったし、
子供の面倒を見たりとか、
家事を分担するみたいなことも前よりできるようになったんで、
結果妻がもっと仕事に集中できるようになって、
こうやってロンドン駐在の切符を手に入れたみたいなところまで繋がってて。
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素晴らしい。
なので、コロナの後悔あるうちの、
良かった点としては、
我が家の働き方とか、
僕自身のキャリアが切り開かれたりとか、
挙句今、ロンドンからリモートで日本の人とコーチングをやったりして、
お金を儲けてる。
儲けてない。儲けてないけど、
お金をね、やったりすることができて、
将来的にね、これでビジネスできるなっていう感覚まで得てるので、
僕はリモートで大満足してるんですよ。
っていうことで、長編で話しちゃいましたけど、
僕言ってたよね、リモートってすごい良いよなって思ってるんですけど、
ヤッキーさん、今回のテーマ持ち込んでくれました?
うん、そうです。
どんな問題意識があるんですか、これ。
そうですね。
今のリチャーさんの話を聞いて、
最初に思ったのは、
そもそも自分の肉体を使って対面で今まで会ってましたと。
でもいざリモートに切り替えたら、
意外とそうでもなくて家族との時間が増えましたと。
ということは、仕事そのものがある意味で幻想だったんだなっていう気も、
聞いてて思ったなと。
僕がこのテーマを持ち込んだ理由も、
ほとんどの経済活動で儲かることって、
儲かれば儲かるほど、空気を売ってるなって思うんですよね。
どういうことかというと、
僕自身、昔コインチェックっていう会社の2人目の社員だったんですけど、
コインチェックはもう空気を売ってるんですよ。
暗号通貨ね。
暗号通貨という、
ビットコインは当時は詐欺扱いされてたコインでしたけど、
今となってはETFとかに登録されて、
ちゃんとした価値のあるものという認識を得ましたけど、
当時はゴミクズの電子のゴミみたいなものでしたし、
未だにMemeコインとかアルドコインとかいうものは、
まじで空気なんですよ。
なんか柴犬のアイコン可愛いからめちゃくちゃ値段爆上げするみたいな。
田子がみんな鳥に飛びついて買うみたいな。
でも一時的に億万長者になる人めっちゃ増えるみたいな。
もうまじで空気なんですよ。
空気を売ってるんですけど、
大元の我々暗号通貨はクソ儲かったわけですよね。
しかもどんなスタートアップよりも、
なんならメルカリよりも勝てたんですよ、当時。
一番有名な当時のスタートアップでいうと。
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時価総額も1000億円超えてみたいな感じだったんですけど、
でも何売ってたかって言ったら空気売ってたんですよ。
っていう感じで。
空気に近づけば近づくほどバリューとか経済的に成功するのに。
ただ本当に意味のある仕事をしてるエッセンシャルワーカーっていう人たち、
看護師とか保育士とか、そういう人たちは全然稼げないわけで。
だからなんかおかしいよねっていうのを、いろんな本にもこういう話が書いてあるし、
こすられまくってる話でもあると思うんですけど。
自分でもビジネスを経営しながら、
金を儲けようというマインドになった途端に、空気を売り出そうとする自分がいるんですよね。
面白いですね、そうなんですね。
本質的な価値じゃないものを売ったほうが、やっぱり人の不安を煽るとか、
マーケティングに文句考えるとか、水を千円で売ってくださいみたいな話ですよ。
それって要は、水という実存の価値も変わんない。
その上乗せしてるものは要は、マーケティングのコピーという空気を上乗せして売ってるわけですよね。
ということは、実存の価値は低いんですよ、その水に対して。
どこに価値があるかって言ったら、みんな勝手に価値と思ってる幻想を買ってるわけですよ。
つまりは空気を買ってるのと一緒で。
価値がつけばつくほど、空気であればあるほど価値がつくし、
価値がつきやすいものは、実存的な価値は低いというイメージですね。
めちゃめちゃここまで喋っちゃいましたけど、そんな問題意識を持っておりますというところですね。
なるほどな。
テーバーが一緒に考えて、僕たちはいつまでリモートで満足するのかって言ってますけど、
これは要するに、リモートでやってること、実際に何かものを動かしたりしてない、生み出したりしてない、
そういうものがいつまでも価値を持ち続けるのかねっていう問題意識。
そうです。そういう問題意識ですね。
そういうことですね。
減すまでの価値を。
圧倒的にそれがコモディティ化していくと思うんですよね。空気的な価値もこれから。
VRやらARやら、メタバースやらで、空気がどんどん増えていくわけですよ。
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実体はないけど、人間の幻想の中のバリエーションが超強くて。
でも実質そういう世界にはほぼ無料でみんな行けるわけで。
でもそこに価値がついてたりとか。
となると、一周回って、「あれ?全部幻想で無料だしこれって意味ないや。」みたいな世界観になったときに、
一周回って実存。有限なもの。金みたいなことですよね。
そういったものにみんな価値を感じ始めるより一層。
そういう気もしていると同時に。
そこのティッピングポイントとか、社会的情勢とかいろいろいろな変数がある。
そんなことを思いました。
なんかでっかい話だし、
身近に引きつけると、例えば昨今のAIの発達の勢いとかを見ると、
我々がリモートでちょちょいっとやれる事務作業みたいなものは、
多分AIが代替した方が早いっていうのはまず思いつくことですよね。
会社に行ってやるまでもないじゃんっていうものは、どんどん人がやるまでもないじゃん。
簡単に置き換わるっていうのはまず見えてるポイントですよね。
別にお前がやらんでもええねんみたいな話で。
そういうのも、AIの時代はもう到来してて、
この時代になると人間の数以上の事例を学習したAIによって出力されるアウトプットの方が、
精度が高いとか価値が高いみたいなことは全然あり得るので、
例えばコーチングだったりも、数万件のコーチングの映像とかで学習して、
テキストとかソフトウェアで解析をしてくれた人工知能コーチの方が、
多分駆け出しのコーチよりずっとコーチングのレベルが高いものが提供できて、
しかも再現性もあるから、再現性もあるしソフトウェアだったら限界費用が限りなく少なくなるので、
だから今はね、一発のコーチって多分1時間3万円から5万円から高い人10万円とかでやってるものが、
月3000円とかで受けられる世の中は数年以内に来ますよね。
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すでにもう来てます。
最近出た漢字を読み取れるAI、英語でやってみたんですけど、
もう全然駆け出しのコーチよりすごいですよ。
もう全然こっちの気持ちを読み取っちゃうし、なんかちょっとイライラしてますねとか言ってくれるんですよ、AIが。
ここでもう全然駆け出しのコーチじゃんみたいな感じしたんで。
もう来てます。来ちゃってます。
だからもうそういうのは数年以内とかじゃないんだ、もう来てて。
それがじゃあ日本語でできるかどうかっていう話で、
その言語の壁は多分すぐに越えられるから、
もう来てるんですね。
ちょうどですよね。
だから、うかうかしてられないっていうことは多分目先の話に過ぎなくて、
究極何に価値があるんだとか、何に価値を見出していく?
あるいは自分の行動がどんな価値につながっていると考えるか?
そういう自分の在り方は問われてますよね。
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