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2005-06-12 14:22:00

S1E38 日本人とポッドキャスト

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iTunesの次期バージョン、iTunes4.9ではポッドキャスティングに対応するそうでね。ポッドキャスティングの普及に影響がありそうです。

実際にジョブスが基調講演でiTunesを使ってポッドキャストを実演する様子を動画で見ましたが、さすがスマートな感じで期待が持てます。

いま使っているPodcastTunerも素晴らしいので捨てにくいんですが。どうなんでしょう。早く試してみたいものです。

ところで、日本人にはポッドキャストは向かないんじゃという意見も目にしますが、どうなんでしょうか。

 

楽曲

  • You Got It / Xaviera
  • FLOW / take4
  • ビターコーヒー / Burnt Sienna Trance

 

ポッドキャストの広がり

先日、6月2日にテレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)という、まあまあメジャーな番組でポッドキャストが紹介された。

ポッドキャストを簡単に配信できる、Seesaa ブログを提供しているシーサー株式会社を取材したという感じ。

実は見損ねてしまったのだが、ウェブ上にダイジェストがあったので見る事ができた。

テレビで取り上げるのが早いな、という感想を持った。ポッドキャストが日本で見られ始めたのは、たしか今年に入ってから。半年も立たずしてテレビ・メディアで取り上げられたわけだ。

ブログは昨年の後半に盛り上がった感じだが、日本で始めてホスティング・サービスが立ち上がったのは2003年の4月。1年半くらい掛かっている。それでも早い気がしたのだが、ポッドキャストはそれ以上の早さを体感している。

まだ、配信する仕組みが誰にでも容易というわけじゃないが、知名度だけは上がっている。もちろんブログという下地があってのことではあるが、ブログなんて最初の頃は、本当に一部の人間だけのものだったが、ポッドキャストはもっとリアルに近い感じがする。そのぶん広まりも感じる。

 

日本人とポッドキャスト

日本より先行して勢いを見せているアメリカでも、「そんな素人の喋りを誰が聴くんだ」「違法音楽が流れるんじゃないか」「メジャーな楽曲が流せないんじゃ魅力がない」「レコード会社やラジオ局を脅かすのか」といった、既存の観念にとらわれ過ぎたネガティブな意見もあるようだ。そんな意見はもちろん日本にもある。

それに加え、日本では「日本人にポッドキャストは向かないのでは」という意見も目にすることがある。正直なところ、意外だった。

たしかに、欧米の方に比べたら自己顕示欲が強いとは言えないかもしれない。しかし、それを言ったら日本でここまでブログが流行るのは考えられない。特に若い世代では、そんな抵抗はないんじゃないか。

ただ、文章より自分のパーソナリティーが出てしまうので、恥ずかしさとか抵抗があるのかもしれないが、これも皆がやりだして耳にしているうちに、普通に感じてくると思う。慣れてくるんじゃないだろうか。

逆に、文章より誤解とか批判のし合いとかがなくて、ほんと個人として行うには快適に感じる部分はあるんじゃないかと思う。誤解や言葉じりをとった見にくい応酬とかは起きにくいんじゃないかと思う。

それに、ポッドキャストをやる人間は自己顕示欲が強いとは限らない。だいたい、そんな大層なもんじゃないと思う。

僕の場合も、自己顕示欲というよりは、昔ボーカルをやってたことで、自分の声をさらけ出すのに抵抗がない、というのに加え、ブログを書くよりも面白いという好奇心からだ。何かを訴えようとか、主張しようとかじゃない。それならブログでも十分。それ以上の魅力があるからだ。

 

友人に電話するようなもの

ブログの良さは、電子メールが出来るくらいの技量があれば始めれる敷居の低さが魅力、内容も不特定多数に向けた電子メールのようなもんだ。メディアとか大したもんじゃない。

たしかに、メディアとなりうるブログもあるが、それは一部のブログ。「日本人にポッドキャストは向かないのでは」じゃないだろうか。ただ、そんな電子メールの延長が緩やかに繋がって全体的な動きを見せたときに、メディア以上の力になる可能性を持つんじゃないかと思うわけだ。混沌として流動的な面白さがある。

ポッドキャストもそんな可能性を持っているが、1つ1つが別にしっかりとしたメディアになんなくても良い。

なんか面白いことがあったり、自分の興味あることを、たまたま電話していた友人に、「そうそう、そういやさぁ」なんてノリで話す感覚でいいんじゃないだろうか。始めていけば自分で欲も出てくるので変わっていくだろうが、最初はそんなもんで十分だ。不特定多数に向けた電話だ。

友人の話す言葉が、喋りが上手いとか下手とかいう理由で聴かないとかがあるだろうか?
初対面の人ならともかく、友人に対して、自分の声が嫌いだからとか、喋りが上手くないからと話さないなんてのもおかしな話だ。

不特定多数に向けて公開して話すわけだが、いきなり不特定多数を相手にすることはない。誰か特定の人に話せば良い。それに、特定の人を頭に浮かべて話したほうが関係ない人にも感情は伝わりやすいってもんだ。

もちろん、不特定多数が聴くことは意識して、誹謗中傷とか避けたほうが良いとかはあるが、過去・現在・未来の友人に対して話せれば良いというものだと思う、ポッドキャストは。そんなポッドキャストが数多く増えていくと、その全体の動きがメディア以上の力になりうるんじゃないかな。

日本人でも電話は話せるし、聴けます。友人と電話をしたことがある人には十分ポッドキャストを始める素質はある。やってみても面白いと思いますよ。ただ、特定の人を思い描いたほうが、話すないようにも困らないし、話も面白くなると思います。

そんな僕は、滅多に友人に電話をしない人間だったりしますが。

00:05
My cup of teaのポトフです。
iTunesの方でポッドキャストに対応するというジョブスの講演がありましたね。
ちょっと動画を見てたんですけども、いい感じですね。操作性は良さそうですね。
iTunes、というかiTunesミュージックストアの中でね、
監視されるという形になるようです。
iTunesミュージックストアも日本で8月にっていうニュースも流れてました。
どうなんでしょうね。
曲を流します。
You Got The Beat
You Got The Beat
You Got The Beat
You Got The Beat
ポッドキャストなんですけどね、6月2日ですね、
テレビの方、ワールドビジネスサテライトという番組で取り上げられてました。
ちょっと見れなかったんですけどね。
ただウェブ上に大月でしょうけど、動画が出てたんで見ましたけど、
株式会社シーサーを取り上げる会社でやってまして、
ポッドキャストというのが取り上げられましたね。
テレビのメディアで取り上げられるというところで、
早いなっていう印象なんですけどね。
ポッドキャストが日本でポスティングとかが始まってまともに話題になったのは今年に入ってからのような気がしますので、
半年経たずしてテレビで取り上げられたっていう印象ですね。
これはブログが去年の末に流行って、その光があったからっていうのは大きいと思いますけどね。
03:08
テレビの中でもブログの音声版っていうような紹介のされ方もされてましたんでね。
この番組本当は僕に取材以来のメールがちょっとあってね。
ただちょうど出張中にメールが来て、メールを確認したのが取材の当日の朝というかね、感じでもありましたし。
東京近郊でっていう条件だったんでね。
どちらにしてもダメだったんですけど。東京まで行ったのになーなんて思いつつ。
まあ嘘ですけどね、行かないっていうのは多分。
まあけどね、そういう形でポッドキャストの注目され方がありますが、
ちょっと中にはね、日本じゃ流行らないんじゃないかとかね、日本人に合わないんじゃないかっていう意見もチラホラと見かけてまして、
あとホットワイヤードの方でね、日本でもポッドキャスティングが来るかっていうようなアンケートですね。
イエス・ノーの2択でありまして、ノーの方が多かったような気がします。
かなり僕としては意外な感じがしますね。
僕としてはね、普通に来ると思います。
どちらかと言えばブログの方がね、もうちょっと時間かかるかなと思ったんですけども。
去年の末にブログっていう単語が普通になってきちゃってね。
まあちょっと意外な部分もありながら、ブログ以上に早く普及すると思ってますね。
ブログが2003年の4月に日本でホスティングが出てき始めて、2003年の4月から2004年の後半ですよね。
なんとなくガッと出てきて盛り上がってきたのは。
そこで1年半くらいかかってるんじゃないかなと思うんですけども。
ポッドキャスティングの場合ね、今年に出てき始めてすでにテレメディアに取り上げられてっていうところがあって、
ここにはブログっていう下地があるんで、ますます早いなと思ってるんですけどね。
日本人に合わないんじゃないかっていう意見ね。
そういう自己主張っていうものは、欧米の人に比べたらとは言うのはあるんですけど、それは確かにあるかもしれないですけども。
とはいえ、ブログがここまで流行ったっていうのは、個人の人で始める人が多かったっていう影響は多々ありますからね。
そこでね、自分の意見を出す人が少ないっていうのは反してますよね。ブログが多いですからね。
06:08
あと、コンテンツとしてね、文字だけよりも音声の方が敷居が高いんじゃないかっていうのもね、それはどうかな。
ポッドキャスティングのようにね、動画での配信ね、音声じゃなくて。
っていうのもあると思うんですけど、僕はこっちはもうちょっと時間がかかると思うんですよね。
なぜかっていうところで、ブログがなんでこんなに流行ったかっていうところで、やっぱり個人。
普通の個人がね、簡単にできるっていうところが大きいと思うんですけども、その簡単さっていうのも、
要は電子メールができるぐらいの能力があればブログができちゃうわけじゃないですか。
同じようにね、ポッドキャスティングも電話で話せるぐらいの技能があればできちゃうわけですよ。
まだちょっとね、めんどくさい部分がありますけども、もうそろそろ近々整ってくると思いますし、
ケロログさんなんかでもね、ある程度実現していますが、電話で録音できますしね。
まあ電話で話すぐらいの技能とかね、あればできちゃうと思うんですよ。
ブログなんかはですね、不特定多数に向けた電子メールみたいなもんですよね。
あれはメールみたいなもんですよね。
ポッドキャスティングも同じようなもんで、不特定多数に向けた電話みたいなもんなもんですから。
その辺ね、ブログが流行ってポッドキャスティングが流行らない。
わからない。
逆に音声の方がね、データも多くなる分、情報も多く入れれるというかね、
情報といっても感情が入る分、全然ブログなんかよりもいいと思うんですよね。
まあ別に普通に来るんじゃないかなと思いますね。
逆に言うと動画で言うと、テレビ電話とかってそんなにまだまだ一般的化されてないじゃないですか。
感覚としてはテレビ電話に近くなるんだろうなと思うんですけども、
あんまり個人でやってる人ってまだまだ少ないと思います。
その辺が普通に来ないと、動画っていうのはまだ現実的じゃないかなって気がするんですけども。
音声だけであればね、逆に言うと電子メールよりも慣れしんでる、親しんでる部分がありますんで、
もう少しね、配信までのステップが簡単になったら普通に流行るんじゃないかなと思います。
そんな感じで、そんな気取ったもんじゃなくてね、
不特定多数に向けた電話みたいなもんだと思いますんで、気軽に始められてはいかがでしょうか。
09:07
世界中の人に聞いてもらおうとかそういうもんじゃないと思いますし、
ブログもそうですけど、知り合いの人たちが聞いてくれればいいかなとかね、
見てくれればいいかなとかそんな感じだと思いますんで、どうでしょうという感じですね。
あと最後に曲を流します。
Burnt Sienna Tranceの曲で、ギターコーヒーという曲を流してお別れしたいと思います。
それでは、バタフレッダー。
ふと思い出した
数時間前のこと
もう出てくよって
言ってただけ
Always
失ったものの意味は
Always
痛みと共に生きて
Always
心に大きな穴を
開けたまんま去っていく
振り返ることもなく
たとえ真剣に
話を聞いたって
ろくの解答は
僕からは出ない
君は見限って
結論付けたけど
甘う現実に
与えてはくれず
Always
誰かのためにだけ
Always
生きていけると思ってた
一人になってしまっても
歩いていこう
いつものこの道を
ぬるま湯につかみ切った
僕の神経の先へ
少し強すぎる刺激
12:00
星が飛び出しちゃう頃
Always
失ったものの意味は
Always
痛みと共に生きて
Always
心に大きな穴を
開けたまんま去っていく
振り返ることもなく
Always
誰かのためにだけ
Always
生きていけると思ってた
たとえ一人になってしまっても
歩いていこう
いつものこの道を
そしていつか思い出す時に
きっと
ちょっとした苦味を含んで
ちょうど目の前のカップの中
シュガーレスのコーヒー色
苦味にも似てるのかな
ブラックコーヒー君はいつも
こればかり飲んでいたね
ビターコーヒー
14:22:00

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