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はい、それではLayerX NOW!を始めていきたいと思います。
このLayerX NOW!は、CTOのワイマツさんと、HRのマンサー、私がほぼ交代でホストを務めさせていただきながら、
LayerXの事業や組織について紹介をさせていただいているポッドキャストです。
今回は、LayerXの中からですね、Fintech事業、三井物産デジタルアセットマネジメント、通称MDMと社内で呼んでいるんですが、
MDMからですね、エンジニアの3名お越しいただいております。
サルバさん、タコチュウさん、シュバさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
MDMの中でも、今回新規プロジェクトですね、について開発の進捗だったりとか、状況をお伺いできればと思うんですが、
この新規プロジェクトのポッドキャストについては、前回5月5日ですね、2ヶ月ぐらい前に配信させていただいているので、
まだそちら聞いたことないよという方は、そちらも合わせて聞いていただくと、より理解していただきやすいかなと思うので、
ぜひそちらも聞いていただけると嬉しいなと思います。
では早速本編入っていきたいと思うんですが、今回ですね、先ほど新規プロジェクトという形でご紹介させていただいたんですけれども、
社内では前任お越しという名前で呼んでいるプロジェクトとなります。
まずですね、初めて聞く方もいらっしゃると思うので、この前任お越しってどんなプロジェクトなんだっけっていうところを簡単にご紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
福田からいきますかね。
はい、じゃあ僕の方から話させていただければと思うんですけど、前任お越しはですね、1ユーザーから見ると、
魅力的な商品、金融商品っていうのをスマホのウェブブラウザ、スマホから買うことができるサービスになりますね。
実際どういうふうに魅力的かというと、あまり世の中で見ないような商品が多くて、
こうもう他の証券会社さんと一緒に売っているやつだと、ロッコーアイランドの物流施設ですとか、
ナクサツの温泉施設ですとか、都内のいい感じの場所に建っているマンションがあるんですけど、
そういうものの証券化商品を買うことができるっていう感じです。
今のだと、物自体がいい感じだっていうのももちろんあるんですけれども、
加えた利回りとかそういう観点で見ても、ちょうどいいものというと変なんですけど、
株とか、皆さんが証券会社で口座を開いたときに買うことのできる商品っていうものよりは、
価格変動のリスクが少なくてですね、かといって全然そのリターンが返ってこないような、
定期預金とかそういったもの、国債とかそういったものに比べると、
ちゃんとリターンが入ってくるようなものっていうのを、
中位の利回りのもの、ミドルリターン、ミドルリスク、ミドルリターンって僕ら呼んでいるんですけど、
そういうちょうどいい商品っていうのをスマホから手軽に購入できるようにするというプロジェクトです。
社内的には、眠れる前にアクティベートせよっていうのが、
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3Fさんデジタルアセットマネジメントという会社のミッションなんですけれども、
そういうちょうどいい商品というか、プロ投資家さんっていうのが、
ちょうどいい商品というのにもうすでに投資されている場合が多いんですけれども、
プロクオリティのものっていうのは一般の方になかなか門戸が開かれていないので、
そこをデジタルの力を使って小口化して、
一般の方もそういうプロクオリティの金融商品っていうのを買うことができるようにして、
どんどん眠っている個人金融資産っていうのを起こしていけないかなっていうことを、
というようなプロジェクトになっています。
ありがとうございます。今デジタルっていうキーワードがあったと思うんですけれども、
デジタルというか、実際に購入される方からすると、
どんなふうに違いがあるんですかね、通常の証券を買うときとの違いですね。
体験的な違いってどういったところにあるんでしょうか。
そうですね、そこはすごい気になるところだと思うんですけれども、
どうしよう、たこちゅうさんかしばさんいってみますかね。
じゃあはい、私から紹介させていただきます。
個人で買える金融商品って、例えば証券会社にアカウントを開設して、
口座登録をして、上場している株式だったりとかリート商品みたいなものを買うっていう形になるんですけれども、
今回我々が提供する商品というものは、基本的に非上場の証券になっておりまして、
そちらをデジタル証券化するというような形になっています。
そこが大きく違いがあります。
なので先ほどサルバさんがおっしゃったような、
基幹投資家様向けに販売されている非上場商品、オルタナラティブ商品を提供するというのが大きな違いとしてありますね。
ありがとうございます。
この全日越しのプロジェクトは、今補足は大丈夫ですか。
そうですね、補足するとユーザーの体験としては、あんまり他社と比較してもしょうがないんですけれども、
証券会社さんっていろんな商品を取り扱っているので、いろんな情報が載っていて、
結構やったことある方向けにサイトが作られているというところもあるので、結構情報量がバーンと多いようなところがあるかなと思っていて、
我々の商品の特徴として、証券の裏側というか、裏付けされている資産というのが実際の見に行くことができる建物だったりするので、
そういう物の良さというのがすごいあります。
なので物の良さみたいなものを感じていただけるような情報設計にして、そこに付随してちゃんと、我々は右脳から左脳へと言っているんですけど、
良さというのは右脳で理解できるものかなと思っていて、そういう手触りみたいなものとか、この間取りだったら実際住む人いっぱいいるんじゃないのかなみたいな、
裸の情報というのがちゃんと載っていますと。
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その上でどれくらいリターンあるんだっけという投資判断するための作能的な情報というのをちゃんと載せていくというところをして、
他の金融商品を取り扱っているサイトよりも、より金融商品を買うっていう目構えるんじゃなくて、
もちろん手軽に買っていただける感じにならないかなというのを設計のコンセプトにしているところも。
ありがとうございます。すごく今イメージが湧きました。
実は私もちょっと興味がある領域ではあるんですけれども、
全然今までそういった証券を買ったこととかも実はないので、あまりイメージがついていなかったんですけれども、
実際に物流センターとか旅館とか、物があるから分かりやすいとか、
今までやったことない方向けに情報設計されているっていうのは、
安心感というか、とっつきやすさみたいなのを今少し感じることができました。
ありがとうございます。
実際の開発みたいなところについても、今回エンジニアの3名にいらしていただいているので、
ぜひいただきたいなと思うんですけれども、前回のポッドキャストのときはですね、
まさにこの3名で開発立ち上げやっていますというところだったんですけれども、
そこから少し変化もあったというふうにお伺いしているんですが、
直近のこの動きだったりとか、今やっている体制とか教えていただいてもよろしいですか?
はい、じゃあ自分から説明させていただきます。
前回のポッドキャストのタイミングでは、この3名でフルメンバーですというような体制で開発をしていたんですけれども、
7月から今までプロ投資家向けのプロダクトを一緒に開発してきたメンバーが、
こちらの個人投資家向けのプロダクトに合流していただいて、
今6名というようなエンジニアとして体制でやっています。
PDMもプラス2人に増えて、デザイナーさんは1人1,000人というような形で、
これまで3人でやっていましたというところからは大きく体制としては拡充されたような形でやっていきます。
ありがとうございます。だいぶエンジニアでいうと2倍ということですね。
そうですね。
だいぶチームとして大きくなったかなと思うんですけれども、
役割分担みたいなのって今どういうふうに設定されていらっしゃるんですか?
そうですね。あんまり領域ごとに役割分担するというふうにMDM全体がやっていなくて、
1人のエンジニアがインフラからバックエンドからフロントエンドまで全部作れるようにやろうねという感じでやっているので、
エンジニアの領域的な役割分担というのはざっくりはもちろんあるんですけど、
あんまりこれはこの人がやって、これはこの人に丸々お任せしましょうということはやっていない感じですね。
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ただ進め方としては、例えばゼニオ越しだと講座を開設するとか、
実際案件というか証券ですかね、証券の一覧を表示してそれをお客さんが見るページですとか、
それに申し込むページというのがそれぞれ存在しますので、
そこのそれぞれユーザーストーリーとか機能ごとに担当者を決めて、
そこはもう全部まるっとお願いしますという感じで進めている感じになっています。
実際どういうことをまるっとお願いするかというと、
例えばこういうふうにユーザーさんに情報を見せてこういうふうにやってもらいましょうというところから、
じゃあその入力したデータを裏側で業務の人がどうやって処理しなきゃいけないかという設計まで含めて、
全部素案を出して議論の場に持っていって、
フィードバックをもらってさらに詰めるみたいなところをやっていくような感じになっています。
そこの素案を詰める部分とかに関してはPDMが2人いるので、
その人たちも入ってやっていくんですけども、
エンジニアができるところはエンジニアができないところを進めていくという風にやっている感じになっています。
ありがとうございます。
PDMもいらっしゃりながらもエンジニアが使用検討だったりとか進められる部分は進めていくというお話かなという風に理解したんですけれども、
MDMで開発している領域ってかなり専門性があるのかなと私から見ると思ってまして、
そのあたりのドメインのキャッチアップとか業務フローみたいなところの理解もかなり必要かなと思うんですけれども、
そのあたりってどのようにキャッチアップしていらっしゃるんですか?
じゃあこれは僕から話しますね。
実際MDMに入社したタイミングでは、このような金融商品を扱うといったドメインにですね、
詳しい人っていうのはやっぱりLayerXのメンバーだと限られていますという前提があります。
MDMにいらっしゃる他の会社から出向してきてくださっている方や、それぞれの専門職ですね。
例えば物件を仕入れる方、コンプライアンスの方みたいな方がいらっしゃるという前提で、
彼らと相談しつつ調べていきますっていうのが一番丸い答えかなと思っています。
具体的にはやっぱりわからないんですけれども、そのように役割分担といいますか、
ここの画面まるっとお願いしますという話になるときに、
必要あれば高齢を呼んだりですとか、PDMのメンバーと連携をして調査を分担したりですとか、
そのようなことをしながらですね、
ユーザーストーリーというアウトプットとワイヤーフレームというアウトプットをPDMとエンジニアで作成をして、
ミーティングに行き、それをコンプラのメンバー、業務を担当するメンバー含めて確認していくっていうプロセスでやっていますね。
なので、特定の領域からスタートすることにはなるんですけれども、
お任せいただいている領域のドメインや、前提知識、制約みたいなものを徐々に理解して、
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アウトプットとして優れたものにしていくプロセスで進んでいます。
ありがとうございます。
MDMのメンバーだと、
医療師からエンジニアを取り入れてくれるメンバーもいらっしゃると思うんですけれども、
そういった方のドメイン知識だったりとか、業務フローのキャッチアップってどのくらいの期間がだいたいかかるものなんでしょうか。
人による。
そうですよね。
そうなんですけど、どうなんですかね。
1年ぐらいかかるかなぐらいの気持ちでメンバーとしてやっているというか、
ワンオワンでも伝えている場合が多いかなと思います。
気長にやってくれって言うと変な言い方なんですけど、あまり構えないでやっていきましょうみたいな感じで。
なるほど、なるほど。
それは新感がありますね。
資格とかも取られたりするメンバーがいらっしゃるんですよね。
そうですね。
実際に証券がMイン取られる方も、ほぼ7割ぐらいの人が持っている気がするんですけど、
持っていますという感じで、それの過去の問題書が出回っているというか出してもらえたりもするので、
そういうものでやったりとか、あと不動産証券化マスターの方もいらっしゃるかなと思います。
そういうので、着々と試験とかを経ながら知識をピンポリとしていく感じになるかなと思います。
あとはそうですね、仕様とかの周りに関しては、
誰が何を知っているかというのを把握するのがすごい大事かなと思っているんですけど、
他の部門も含めて。
そこに関しては1級というか4月の頭から毎日揉み揉み会という会が出まして、
REX特有の謎の名前の会なんですけど、
大学だとわいわい会とか、うほうほう会とか言ったりするわけですけど、
よくわからない名前の会が、楽しい会がREXはいっぱいあるんですけど、
いいところだと思いつつ、
そこでとにかくざっくばらんにその仕様の素案みたいなのをいろんな人の意見をいただいていくというのをやっているので、
そこでそのコンプライアンス部のメンバーとかデモ部のメンバーがどんどんコメントしてくれるので、
この人これ知っているんだなとか、
この人に聞けばこれわかりそうだなというのを肌で掴んでいく機会があるのかなと思っていますという感じです。
ありがとうございます。
実際の開発のズバリちょっと大変なところ、難しいところをお伺いしたいんですけれども、
タコチュウさんにお伺いしてもよろしいですか。
はい、大丈夫です。
開発そのものっていうのは一般的に我々GOを書いているんですけれども、
GOで実装するところに関してはオドーンのナレッジがあるので、
プログラミング自体が難しいというわけではないんですけれども、
例えばデータが壊れてしまったりだとかですね、
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守るべき法令を守れないような実装をしてしまったりですね、
例えば、そうですね、投資家の皆さんにあなたの預かっているお金がこのような経緯でこうなりました、
みたいなものを見せなければいけないみたいな要件とかがあったりするんですけれども、
そこで数値がずれたりするとですね、監督省庁に報告をしてですね、
しかるべき処分を受けるみたいなことがあったりとかするので、
実際そのような制約をきちんと守れているシステムをしっかり作るというか、
壊れないように作るっていうのが一番難しいところなのかなと思っています。
はい。
ありがとうございます。
千葉さんはこの辺りいかがですか?
そうですね、やっぱり今徳中さんがおっしゃってくれたところが確かに一番の難しさかなと思いますね。
あとはやっぱり前段でも話があった通り、
法令などを確認した上で、そもそも守るべきものって何なんだっけっていうのを、
みんな踏み落ちて実装できるところまで理解するっていうようなところを、
やっぱりソースコードよりも法令の方が読んでいる時間が長いじゃないかみたいなタイミングもあったりとかして、
やばい、何もわからんって思いながら必死に読むみたいな。
みんなの力を合わせて解決して、
仕様としてどう落とすかっていうのをやっていくっていうところが、
やっぱり難しさであり面白さみたいなところなのかなとは思いますね。
はい。
実際僕たちも三人エンジニアとしてこれまでやってきましたけど、
大体2,3週間ぐらいみんな全くコードを書かずに要件定義をみんな頑張るみたいな時期とかやっぱりあって、
それぐらい守らなければいけない規則だったりとかが多い業界だなっていうのはすごく感じますね。
ありがとうございます。
私から見たMDMに出向しているメンバーの印象なんですけど、
スラックだったりとかお話を伺ったりとか、
みんな常に仕事面白いって言ってるメンバーがすごく多いなっていう印象がありますね。
そうですね。
僕も表現として難しいんですけど、
言うたら仕事で成果を出したいよねっていう人の集まりかなと思ってまして、
やっぱり中での議論みたいなのも、
気を使っちゃうとうまくいかないっていうことも複雑なことをやっているだけにある部分があるので、
割と素直に今この開発が課題だと思うなぜならばこうみたいな会話を繰り返して、
みんなの解像度を上げていくみたいなことは意識してやっていたりはしますね。
そういうコミュニケーションがすごくしやすいので楽しいみたいな側面も僕は強くありますね。
お二人も同じ感じですか?
そうですね。
心理的安全性みたいな、みんな素直にまっすぐプロダクトを良くするために議論ができているっていうのは、
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いい議論だなって毎回思います。
そうですね。結構先行サービスも結構いっぱいあるので、
初見会社のページも含め、フィンテック系のものも含め、いっぱいあるんですけど、
ちゃんと原則みたいなところを理解した上で、
どうなっているのか、これどうなっているんだっけってちゃんと考えていくところがすごく面白くて、
その上で我々がどういうものを新しい価値として出していけるのかなって考えるのが結構楽しいです。
他のサイトから持ってくるっていうのはコピーするので、
簡単と言うと変な言い方なんですけど、それはできると思うんですけど、
そうするとちぐはぐなものができたりとか、何のためにやっているんだっけみたいなものができがちだと思っていて、
そこをどうやって回避していくかっていうところに、みんな全力でやっているってところがすごい面白いかなと思います。
ありがとうございます。
いろいろお話もお伺いできたので、
今日のポッドキャストとしてはそろそろ締めていきたいなと思っているんですけれども、
このMDMのポッドキャストは今後大体毎月1回ぐらいずつ定期的に配信をしていきたいと思っておりますので、
ぜひ次回もお楽しみにしていただければなと思っております。
そして最後に少し宣伝になってしまうんですが、
MDM授業ですね、絶賛仲間を募集中でございますので、
こちら聞いていただいて、少しでも興味を持っていただけたら採用ページから来ていただいてもいいですし、
今いらっしゃるメンバーにTwitterからのご連絡でも大丈夫ですよね。
はい、大丈夫です。
いきなり先行っていうのも、ちょっとまだイメージわからないなっていう方もいらっしゃるので、
ぜひ事業の紹介とか、もっと具体的な組織の紹介とか面談だったらできると思うので、
ぜひお気軽にお声掛けをいただけると嬉しいなと思っております。
本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
お三方もありがとうございました。
ありがとうございました。