ここは京都市内のとある喫茶店。 モーニングの時間には毎日大学生がやってくるようで。
大学がもうあれだな、テストも終わって、春休みに入って。 やっと終わった。
いやー疲れたな本当に。 まあこうやってテストが終わって、ちょっと自分のゆっくりした時間を過ごしたいな。
あ、いらっしゃいませ。 すいません、Aモーニングをお願いします。
はい、かしこまりました。 今日も京都てAモーニングを。
今日も京都てAモーニングを、朝晩TMCを担当します大石です。 この番組は京都大学を拠点に活動する、KUBS京都大学放送局が制作している番組です。
喫茶店での温かくゆったりとした朝の時間をお届けします。 そして本日のお客様は?
吉田です。お願いします。
はい、ということで先週に引き続き、KUBS局員1回生の吉田さんに来ていただきました。
はい、ということで先週あれでしたね、アニメについてお話をしましたね。
まあだいぶお互いの言いたい、話したいこと、お勧めしたいこと盛りだくさんではございましたが、
今回はね、そういった緩い趣味の話とかね、いろいろゆったりと話していけたらなと思いますので、
どうぞ30分よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
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さて、ここからは京都大学のホットな話題についてトークをお送りしてまいります。 本日のトークテーマは読書です。
はい、ということであれですね、なんか空いた時間にやること的な感じのが多いですね。 アニメしかり、読書しかり。
そうですね。
今回は読書の話なんですけども、本はどうです?読まれるタイプですか?そんなめちゃめちゃ頻繁には読まない?
大学生になってからはたまにしか読んでないですけど、小中はめちゃくちゃ読んでましたね。
ああ、そうなんや。結構読む、本読むのは好きやったんや。
そうですね、なんかこう小学校で書いた本を記録するやつみたいなのがあって、
はいはいはいはい。
なんか読書貯金とかって言ったりするんですけど、なんかそういうやつで記録してたら、なんか400冊ぐらいいっちゃって。
え!すっご!
あの図書カード、図書カードってええんかな?扱いとしては。
読書貯金すごいな。小学生でか、それはすごいな。
ほぼラノベなんですけどね。
ああ、そうなんや。
もうラノベを読み漁っちゃって、でも図書館に行けない日とかネット小説をまた読み漁ってみたいな。
はいはい。
ああ、すごいね。だいぶのめり込んでるね。
カツ字ないとやってけねえみたいな感じだったんですよ、小学校の頃は。
ええ、そうなんや。
ラノベとかか、その頃のラノベってなんだ?
え?それこそあれか?とある、とあるは違うか。
ああ、でも私、飛覧のアリアとか読んでました。
ああ。
あとなんか天聖系?
ああ、はいはいはい。
ナローとかのやつをずっと読んでて、でも悪役霊嬢ものがまじで好きで。
その頃からあったっけ?
あったんですよ。
ああ、そうなんや。
天聖王女とか魔術師とかか、悪役霊嬢をずっと見てて。
そうなんや。ひたすら読んでたんや。
それで400行くのもすごいな。
ラノベがいっぱいあったんで。
ああ、いいですね。
そうだね、小中の頃が一番読んではいたんや。
そうですね。
なるほどね。
俺もでもやっぱそこら辺が多いかもな、確かに。
先々週の回でかな、俺もちょっと喋ったんだけど、ずっこって3人組だったな、俺は図書館で。
めっちゃ読んでて、めっちゃ好きな回は自分たちで株式会社を立ち上げる回っていうのがあって。
え、すご。
最初は釣り場のところでカップ麺を売るとこから始まってみたいな。
そしたら結構儲かったぞっていう話になって、じゃあこれをビジネスにしてやろうじゃないかって言って、
クラスの子たちに一口100円から出資してもらってみたいな、本当に株式をやり始めるっていう。
で、その釣りのシーズンじゃなくなって売れなくなって、株主に詰められるんだけど、同じクラスの。
株主総会やってるんですか?
そうそうそう、総会はちゃんと開くから。
で、最後学園祭とかにお邪魔して、大学の。
自分たちで作ったら、ラーメン屋のクラスメイトと協力して、作ったラーメン売り上げて、
もう買って、でももうゴリゴリだーっつって終わるっていう回なんだけど。
俺はなんかね、その間だけめっちゃ読んだ。2,3回読んだけど、読み直した気がする。
なんかその、ずっこって3人組って小学生がやっぱ、小学生3人組の話なのよ。
だから、自分もちょっと憧れじゃないけど、こういうことわかりやすく書いてあるし、株主とかの話とか。
すげー面白かったのは覚えてる。
自分もできるんじゃないかとか思いながら、ちょっと読んでた節はあった気がする。
いやー最高っすね、そういうの。
なんか、ずっこって3人組は、たまに社会派というか、すごい話があって、
三族に襲われる回があるのよ。
え?
なんでだろう。で、その三族の生活を体験するんだけど、三族の生活が、いわゆる社会主義の生活なのね。
えー、三族なのに。
そうそうそうそう。小学生の話なのに、そんな話盛り込んでくるのかって、今になるとすごいんだけど。
で、最後なんとか脱出するんだけど、そのずっこって3人組ともう一人いた若いお兄ちゃんは、その生活に感動してその場に残るのよ。
えー。
なんかその、深いなっていう話があって、一個。
三族遭難期みたいなずっこって3人組の。
結構衝撃的な回があるっていう。今になってみると、ちょっとメッセージ性があっておもろいなっていう。
うーん。
なんか、子供向けじゃなくね?みたいな。
小学生に社会主義を教えるんや。
そうそうそうそう。資本主義と社会主義みたいな話に途中なってて、なんか、はへーみたいな。
ってのがあったね。
すげー。
あれですか、本は結構図書館とかで借りて読むっていうのが多いかな?
あーそうですね。なんかもう小学生お金ないんで、図書館に行くしかなくて。
文庫本買うとかじゃないもんね。
そうですね。もう、マックスが10冊なんですけど、10冊借りて、1,2週間で読んでまた次々。
あーすごいなー。きっちり読み切るんや、1週間で。
もう、とにかく読みたいんで。ご飯食べながら本読んで、怒られ続けるっていう。
あー。本の虫というか。
えーすごいね。なかなかでも大学生になるとね、ちょっとやっぱ減っちゃうんよね。読まないとなーとか思うけど。
そうなんですよね。
感じですよね。たまに本屋とかも覗いたりするけどっていう感じだよな。ついついやっぱ、積ん読しちゃうとかもありますし。
あ、いえ、いまめっちゃあります。
積まれまくってるのね。
もう、どんどん高くなっていって積ん読が。
まあね、置いとくだけでもいいって言いますからね。手元に読める本があるっていうだけでも。
いや、そうなんですね。
まだ全然いいらしいので。
あれですね、僕が本を買うタイミングがわりと長時間移動することがあるときかな。
それこそ合宿とか、どっか旅行に行くときとかに買う癖があるかな、俺は。
私も帰省のときに買ってますね。
時間が取れるときに読みたいな、せっかくなら。
そうなんですよね。
ついつい読んじゃうよな、たぶん本って。ここまで読んどこうってできなくね?
いや、本当にそれで止めれることはないですよ。
基本、本ってそうだよね、夜10時、11時くらいから読み始めたら平気で2時とか3時はいくよなっていう読み方をしちゃうから。
いや、1回世界観に入り込んじゃったらもう終わるまで出らんないんで。
そうそう、突っ切るよな、その最後まで。
読む時間まとめてほしいんだよね。読書するってなったら。
そこも諸々ちょっと考え物というか、読書のタイミングに悩むなという感じではありますね。
お互いの本について語り合ったということで、後半もお気に入りの本だったりについて話していこうと思いますので、後半もよろしくお願いします。
前半は一旦ここまでですね。ということで本日のトークテーマ、読書についてトークをお送りしてまいりました。
それでは後半はこちらの企画をお送りしてまいります。
AUBS賞選考会議
ということですね。企画を説明してまいります。
収録日の翌日ですね、第172回直ち書アクター合唱の発表だそうです。
だいぶタイムリーですね。
この企画では我々局員2人が最近読んだ本の中、過去に読んだ本の中で特に面白かったものを紹介して、その中から勝手にAUBS賞を決定したいと思います。
ちなみにと書いてありますけど、Nコンですね。今年の課題図書の中にもありました月まで3キロですね。
岡田いよはら新さんの愛を継ぐ海もノミネートされているそうで、直ち賞に。
すごいですね。僕が読んだ中で面白かった本なんだろうな、過去に。
僕が最近読んだのがさよならドビュッシーっていう本でして、これこそ本屋大賞かな?
このミス受賞か。ミステリーとかいう話なんですけど、最後にどんでん返しが待ってるタイプの作品でして、
一人称視点で描かれるんですけど、
最後急にどんでん返しがあって、色々明らかになっていくっていうのが、僕は非常に驚きの作品ではありますね。
さよならドビュッシー。なんか説明の仕方がむずいな、ネタバレになっちゃうから難しいんだよな。
ミステリーの勧め方がむずいのはそれですよね。
音楽に関する作品が結構好きで、ミツバチと縁来、それこそ直知賞だったかな?
尾田陸さんのミツバチと縁来っていう作品もあったんですけど、あれは俺も直知賞取ったから読んだんですよ。
タイトル取ってるとついちょっと見たくなるというか。
分かる。
っていうので読んだんですけど、あの作品はなんかちょっと難しいんですよね。
直知賞は屈賀賞を取ってる作品。俺があんまり願蓄がないからかもしれないんだけど、
読んでてピアノの音とかを文字で表現するっていうのがすげーなーって思って。
えー。
世界観の伝え方が非常に綺麗な作品だなーっていうのがミツバチと縁来からは思ったなという作品でしたね。
いや、興味出てくるな。
ただね、ちょっと長いんですよね。長時間なんで。
あー、長時間。
長時間なんでちょっと大変なんですけど。
時間があるときに。
非常に僕は好きでしたね。