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どうも、こんにちは、キョースケです。このチャンネルでは、僕の日常や出来事、面白かったこと、読者の契約、いろいろお話しします。リラックスして聞いてください。よろしくお願いします。
今日はですね、小西正輝先生の名探偵のままでいて を読んだ感想を、たらたらと喋ろうかなというふうに思っております。
名探偵のままでいて は、カエデという小学校教師が祖父に日常的な事件相談を持ちかけて、その祖父が推理を披露するというストーリー展開となっております。
その祖父はですね、レビー招待型認知症というものを患っていて、介護を受けながら暮らしていると。認知症にも3つぐらい分類できるそうで、そのうちの1つのレビー招待型認知症というものなんですけど、
その認知症の症状としては、原子や記憶障害といったもので、その認知症を患っている人の中には、自分がその認知症であるという、目の前のものが原子ではないものであると理解している人もいるというふうに書かれていました。
また、知識が急に著しく低下するものでもなくて、知識量とかはそのままの人がいると。でも午前午後とか短時間の間でも体調が良い時と悪い時というのがあって差が激しい人です。
そこが名探偵のものでいてという、孫娘のカエデの願いがこもったタイトルなんだろうなというふうに感じました。ここからは内容を少しずつ、ちょっとだけ触れていきたいと思うので、ネタバレが嫌な人はここまでということでよろしくお願いいたします。
認知症という病気がこの本のキーというか心臓部分でもあるのかなというふうに思うんですが、その中で、この前祖母の家に僕が南北化していたんですけど、祖父は僕が小学校6年生の頃に病気で亡くなっていて、
そんな中、この前祖母の家に泊まった時には、昔から祖父母と仲が良かったお友達夫婦のご主人が亡くなられたということで、お供えというか先行を立てに行くことに同行したんですが、そこでお話を聞くとそのご主人は認知症を患っていたそうです。
お話を聞くにはレビー招待家だと、名探偵のおまでいてのおじいちゃんと同じような認知症ではないという印象でした。
認知症という病気に関しては、自分にとってすごいタイムリーな内容ではあったかなというふうに思います。そして介護というのは、なかなか肉体的にも精神的にも苦しいものがあったというふうにご主人の奥様は語っておられました。
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やっぱり大好きな人とかが弱っていく姿を見るというのは、なかなか辛いもので、この名探偵のままでいてという書籍上のその楓の祖父はミステリーマニアでなかなか聡明というかものすごい知識量で冴える方だからこそこの名探偵のままでいてというタイトルはいつまでも元気でいてほしいというよりは弱っていく祖父を見てちょっと悲しい気持ちというか、
懇願するようないつもの強い祖父でいてほしいというような気持ちが強いのかなというふうに私は感じました。
一番印象に残っている部分なんですけど、第2章、5章と終章、計6章ですね。第2章のところで楓の祖父が推理をした後に窓の隙間から金木犀の香りが漂ってきた。
確かその花言葉は真実だったように思うというところがあるんですけど、何それと思ってお洒落すぎと思ってもう1回本閉じておいてその言葉に浸っていました。
少し前に10月末頃に金木犀が咲いていて匂いもしていたところがあったので余計に自分の中にジーンと来るものがあって美しいなというふうに感じました。
まだちゃんと本の紹介、本の感想を1冊に焦点を当てて喋るというのはこれが2回目でなかなか言いたいこともまとまらず、
ちょっと言いたいことが定まっていないようにも思いますが、これからも続けていこうというふうに思うのでちょっとずつ自分もアップデートしていければなというふうに思います。
今日はこの辺で失礼いたします。