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今だってね、みんながいろんなことを言える時代じゃないですか、SNSとかで。
ちょっと行き過ぎなんじゃないの、みたいなことがやっぱり多いですからね。
本当にそれに響きますね。まず自分の我が身、我々と我が身を振り返ってみるっていうのがね、当たり前のことも多いですけど。
黒木瞳の映画ここだけバナシ
こんにちは、今日も聞いていただきありがとうございます。
映画に携わる様々なジャンルのプロフェッショナルをお招きする黒木瞳の映画ここだけバナシ。
今週のゲストは俳優の吉田鋼太郎さんです。こんにちは。
こんにちは、吉田鋼太郎です。よろしくお願いします。
今日は舞台終わりなのにテンション高いですね。
はい、黒木さんにお会いできるので自然とテンションが高くなります。
結婚は何回目でした?
結婚は何回目?
結婚は何回目?
何回目って言っていいじゃないですか。何回目だって別に。
あの車のナンバーをね。
何?
映画にまつわる話をここだけバナシするんです。
映画にまつわってないじゃん。
車のナンバーを彼女の誕生日にしたんですよね。
したよ。
彼女の方と別れたんですよね。
あっという間に。
あっという間にね。そしたら次のお付き合いする女性の方をその車に乗せたんでしょ?
しょうがないじゃん。
ナンバープレート買いに行くの大変なんだから。黙ったら分かんないんだから。
完全に誕生日の番号なんだよね。どこ見ても誕生日の番号。
誕生日の番号。
何これとは言われましたけどね。
なんで急に映画となんの関係もないじゃん。
いやいやいや、こういうことを聞いて映画関係者の方が、リスナーの方が、あ、それ面白いなみたいな。
なるほどね。
車のナンバーで思い出しましたけども、夫が新しい車を買った時に9315だったんです。
9315。
久美子。
久美子さんという人と付き合ったらしいの。
昔って自分で決められなかったじゃないですか、番号を。
決められなかったね。
だから陸運局から勝手に付けられてきたわけじゃないですか。
届いた時に、久美子だって言ったの、私。買えてきてって。
あ、なるほどね。
今、久美子さんのご主人が昔付き合ってた方のお名前になっちゃってたのね。
そうそう。でも偶然なんですよ。
偶然だよね。ご主人何の罪もない。
そうそう。偶然というのも知ってるんですよ。
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でも、なんかそれこそ勘に触ったの。
それはちょっと災難だな、ご主人な。
でもそういうお話をしてたんですよね、センチメンタルの間にね。
してたっけ。
そうなんですよ。
そんなもう、結構深入りして話してた。
深入りしてた。
結構何回目ですかとか、何回の交流してたとかって聞いてたんですけど。
さて、映画ここだけ話にはございますが、今日はせっかくですから、舞台の世界の吉田幸太郎さんについてここだけ話をさせていただきたいと思いますけれども。
シェイクスピアですけど、
私も二永さんでオセロをやりましたが、ご一緒しませんでしたね。
二永さんではね。
あとシェイクスピアは一緒にやってませんよね。
どうしてあの時幸太郎さんじゃなかったんだ。
その時まだ僕は本当にそんな大きなところには出ずにね、
あと衝撃場とかっていうところでやってましたから、
とても恐れよいところには僕はいませんでしたから。
オセロはどのところが悪くなってましたっけ。
オセロは松本幸次郎さんです。
そうですよね。
牙さんとかでなかったですか。
牙さんがイヤーゴでね。
いいなと思いながらいましたね、僕はその頃。
出たいなこういうところにと思いながらね。
そうなんですね。
それはそうですよ。
でもあの時二永さんとご一緒させていただいて、とても勉強になりましたし、
その前はハムレットもオフィリアもやらせていただいて、
とても勉強させていただきました。
やっぱシェイクスピアって難しいですよね。
難しいね。
たくさん腕になっているじゃないですか。
難しいです。
確かに。
できれば近づきたくないみたいな。
どうしてですか。
いやだって大変だもん。
なんでもかんでも全部10倍ですよ。
セリフの量も書く汗も疲労も全部10倍。
それからやった後の、やり終わせた後の充実感といいますかね、
達成感も10倍ですけどね。
その選手楽を迎えた時ということですか。
そうね。
あとは自分になんかこう新しいスキルって言うとちょっと違うんだろうけど、
もう一つ役者として人の割り大きくなったかもしれないなっていう風に思えるのがシェイクスピアですかね。
一つその経験が自信、一つの自信になる。
自信、一つの自信になっていくということですよね。
そうですね。
シェイクスピアやるときって本当にデイタニミズみたいに、
なんか違うことしててもセリフが流れるように、
多分英語では英語を踏んでるんでしょうけれども、日本語になってますから、
その日本語でもこうやってちゃんと流れるようにっていう風に言われて、
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はい。
でも三島さんね、晩年の頃は流れるようなセリフに関してはね、流れるように、要するに節で喋るな。
節。
歌うな。
歌うね。
それを非常に嫌ってましたね。
もっと肉性としてって言いますかね。
引っかかりのあるセリフを言えっていっぱいダメだし、
まったくひとみちゃんがディズニー5年オフィリアやった頃とは和訳の注文をするようになってたんじゃないかと思いますけどね。
そうなんですね。
でもその歌うっていう、セリフを歌うっていうのは歌うと楽なんですよね。
楽なのよ。歌ってりゃいいんだもん。
節をつけるというかね。
なんとなくセリフらしく聞こえるしね。
そうなんですよ。
宝塚とかもやっぱりどうしても歌ってしまう癖があるんですよね。
だからその癖を取るっていうことがすごい大変なんですけれど。
でも宝塚に行くとあれが聞きたくて行くところもありますけどね、僕なんか。
あの独特なセリフ回しが聞きたくて宝塚に行く場合が多いですけどね。
それは新鮮だからですか。
いや新鮮なんてもんじゃないよ宝塚は。
やっぱり全然別のものだもんあれは。
本当に何にも考えずにいい意味でね。
本当にもうこうめっちゃ面白いとかけれなしに思いながら最初から最後まで見れるのは宝塚しかないんじゃないかっていうくらい。
僕の中ではそうなんですよ。
時々ご覧になるんですか。
見ますね。最近行けてないんだけど。
つい来られても宝塚見たいなって思ったばっかり。
そうなんですか。
今度お誘いしてもいいですか。
一緒に行こう。
いいですか。
黒き人と一緒に行くとちょっと晴れやかな感じもするしね。
行きたい行きたい。
じゃあお誘いさせていただきます。
待ってます。
お忙しくいらっしゃるからね。
時間作りますので。
ありがとうございます。本当に宝塚を多くの方に知ってもらって、ご存知だけれども見たことないって方が多いんですよ。
それは確かにそうかもしれない。
そうですね。ぜひ見てほしい。
ぜひ見てほしいですね。お誘いします。
お願いします。
セリフ覚えっていうのはいいんですか。
僕は多分いい方だと思います。
はい。
どこで覚えるんですか。
テレビの場合は車の中で覚えることが多いですね。移動中の車の中で。
運転していただいているときに。
運転しながらはちょっと危ないかな。
危ないね。
危なすぎるよね。
でも車の中で声出せないでしょ。
ブツブツですね。
ブツブツ。
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それで舞台の場合は。
舞台は多分シェイクスピアだと大変なので。
もう覚える時間をちゃんと1日に1時間なら1時間。
たったの?
それじゃ集中力を持たないんだよね。
それも若い時から。やって2時間。
それを朝と晩にやるんですよ。
連続だと2時間。
朝起きたときにやる。寝る前にやる。
1時間1時間。
多いときで2時間2時間。
2時間2時間。
私はダラダラ覚えます。
そっちの方がきっといいんだろうな。
朝、例えば夫と子供が学校と会社行くじゃないですか。
そこから1人の時間になるでしょ。
それで夕方ぐらいまでダラダラやります。
その時間が楽しい。
苦しいけど楽しい。
それで覚わる?
覚わる?
それで覚えられる?
覚わるって言わない?
覚えられますかっていう意味なんだけど、覚わる?
どちらの言葉ですか?
どちらの言葉かは定かでないけど、子供の頃から作ってたんで。
覚わる?
言わない?
言わないです。
覚わる。
書かなくていい。
覚わるって言うのは覚えられるってことですね。
でもながらってことでしょ。なんかしながら。
そう、料理です。
それで覚えられるっていうのは逆に俺は。
だいたい煮込み料理とかで、たんとか5時間も6時間もかけて柔らかくするの煮るんですよ。野菜入れてね。
そういうときにやって、ちょっと集中力かけたらまた買って、見に行ってとかって。
それちょっと俺は良い。理想。できることならそっちにチェンジしたい。
すっごい怒鳴る役があって。
最初は覚えるんだから、覚えて。
で、そのうちに感情を入れて、どういうふうに言おうかなとか思いながら。
で、感情入れて。
とかって言ったの。
そしたらそのときちょうど犬がいて。犬が玄関まで行って。
だから泥棒かなんかが来たと思ったんですよ。
なるほどなるほど。
ママが怒ってるぞみたいな。
玄関行きました。走って。悪い人が来たみたいな。
いいやつだなあ、犬そいついいやつだなあ。
そうなんです。でもね、一番面白かったのは、色々練習しなきゃいけないじゃないですか役者って。
サイコロを振る、ツボ振りなんとかっていう。
バクト、女バクトみたいな。
そうそうそう。それをやるときに、女の人が手を振りながら、
バクト、女バクト
そうそうそうそう
それをやるときに
右左上下
で、これはやっぱりやらなきゃいけないんで
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ずーっと家で練習してたの
このツボ振りを
そしたらね、猫もいるんですけど
猫が
右左上下
右左上下
って言って
かわいいね
かわいくてかわいくて
もうそれ何回もやってました
いいね
その練習も楽しんでできるからね
そうなんですよ
猫と一緒に
ツボ振りね
それができない
本番はいなかったですね
猫はね
猫連れてきてどうするの
この子も一緒にお願いします
面白いから
じゃあちょっと
あの、さあ
こうたのさん
全然丸裸にしてないんですけれども
はい
まあ今、あの
文化村で
武蔵氏演出
そしてご出演なさっておりますけれども
はい
これは稲川さんと
そして猪木久知さんの
はい
作られた
そう、名作でございます
名作
はい
武蔵氏と小次郎として
はい
よくやってるのが
ヤギウムネノリ
ヤギウムネノリ
ヤギウシンカケリュウの
はい
それからタクワン
お知らせいただきますね
歴史上の
はい
有名
超有名人たちが
はい
今の世の中にも
こうする作品だということで
そうですね
まああの
復讐の連鎖を断ち切りましょう
というのが
一番の大命題なんですけれどもね
復讐の連鎖を
連鎖をね
断ち切りましょう
あとは
自分の心の中の毒を殺さないと
相手に刃を向けてはいけないよ
という
まあそういうね
剣術の教えがありましてね
はい
それがやっぱり
それが今回また刺さりますね
人を斬るときに
自分の心をもう一回
振り返ってみると
そういう意味なんでしょうけども
今だってね
そのみんなが
いろんなこと言える時代じゃないですか
はい
ねえ
SNSとかで
はい
ちょっと行き過ぎなんじゃないの
みたいなことがやっぱり多いですからね
はい
ともそれにも響きますね
まず自分の我が身
我が身を振り返ってみよう
というのがね
うーん
当たり前のことのようですから
はい
9月16日まで
文化祭で舞台やってらっしゃいます
はい
昔
ぜひ
私も行かなきゃ
あ見に来て
うん
まだ見てない
ともちゃんも
はい見てない
じゃあぜひそれは
はい
見ていただきたいです
はい
分かりました
今楽屋にも行けないので
見るだけですけれども
そうなんだよね
それが残念だよね
でも客席で小棚さんの姿を
拝見するだけで幸せですので
ありがとうございます
ありがとうございました