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2024-05-24 14:17

第78回 【起業秘話】師匠に叱られた「起業準備」の3つのポイント

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【毎週金曜日/朝8時配信】
社会保険労務士の久野勝也が、混迷を極める「労務分野」について、経営者と労働者のどちらの立場にも立ち切り、どちらの立場にも囚われずに、フラットな視点でお届けする番組です。

●番組への質問はこちら
https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_kuno

00:03
こんにちは、遠藤勝也です。久野勝也の労務の未来、久野先生よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日もですね、前回に続きまして、久野勝也の開業秘話、
はい。
人気コーナーということで、第2回目。
人気があったらまた別でも、さらに増やしてやりましょう。
番組、いろいろ番組の方が変わりがちなね。
そうですね。
この番組ですけれども、はい。いろいろやっていきましょう。
というわけで、前回ね、たまたまテニスをしているところで出会った社長に連れて行かれた経営勉強会。
はい。
初めてね、やっているところで出会ったゼリーの所長の曽根先生との出会いで、
もう辞めた方がいいよ。
で、辞めるタイミングで3つのポイントをね、教えていただいて、
クズはそういうことを言うんだと、結構厳しめの不適切な話をされながらも、
もう決めたということで半年後、開業に至るということでね。
そこ聞いてない方、ぜひ前回の聞いていただきたいんですけれども。
はい。
まだポイントがあるということですよね。
そうですね。
やっぱりとはいえ始めたけどみたいなところから、
どうやって仕事を取ってくるんだみたいな話ですよね。
で、あとは、今たぶん50人ぐらいいるんですけど、事務所を。
この番組始めたとき30人ぐらいでしたけど。
すごい今増えていってはいるんですけど、
どうやって組織化していくかの第一歩みたいなところまでが話せるかなと思います。
おー。
ちょっと話したいなと思ってますけど、
まず仕事の取り方なんですけど、
それはたぶん時代もちょっと違って、
当時ウェブとかもあんまりなかったんですけど、
基本はたぶんいつも話すんですけど、絞り込みかなと思ってて、
意外と社長室の先生って仕事を選ぶんですよ。
それは正しいことだと思うんですけど、
やりたくないこととやりたいことって結構はっきりしてて、
例えば社会保険手続とかローム相談は割と皆さんやりたいんですよ。
でも給与計算ってめっちゃ大変なんですよ。
間違ったらアウトですね。
怒られるし。
あとね、中小企業の給与計算で大企業の給与計算で難しいんですよ。
なぜかというとルールが謎なので、
なんか変な能力がいるんですよね。
計算の単純な能力だけじゃなくて、
忖度とか業務推進力みたいな。
忖度って能力なんですね。
絶対能力だと思いますよ。
忖度力。
とかお客さんの気持ち組むとか。
大変なんですよね。
だからベテラン先生ほどやりたくないので、
やっぱり皆さん結構仕事をどうやって取ってきたんですかって言われるんですけど、
去年の結構売上があったんですよ。
1000万円くらいありまして。
開業1人ですか?
1人でスタートですね。
半年くらいで1人1人やっとったんですけど、
他の社の事務所がやりたくないところを徹底的に研究をして、
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フラフラと経営者の勉強会とかで知り合ったりとか、
経営者と接点は持てるじゃないですか。
さすがに勉強していれば。
その時に社長先生いますかと言ったら、
いるんですよって。
正直いるところといないところで、
始めた頃って、社長支援事務所がいない人をターゲットにしがちなんですよ。
気持ちわかります?
例えば経営者の方が。
ちっちゃめってことですか?
そういうことではなくて。
そういうことではなくて、経営者の人と話してて、
社長支援事務所の顧問にいますかって聞くじゃないですか。
いるって言われると普通。
あーそういう意味ね。
しゅるしゅるしゅる。
聞いちゃうわけですね。
聞いちゃうじゃないですか。
僕は逆だと思ってて、
社長支援事務所がいない人の方がお客さんになりづらいと思ってて。
そうですねよね。
契約しない人は。
社長支援事務所のサービスを受けたことがないので、
分かんないから、ゼロから1って、
開業する人にとって逆に難しいので、
そこは狙ってなくて。
価値も分からないし、問題も分かんないし。
そうです。
引っかかりがないですね。
引っかかりがないんですよ。
でも意外と多分みんな逆なんだなと思ってて。
だから僕は社長支援事務所と顧問の付き合いがあって、
多分給与計算だけやってないケースが多いので、
給与計算だけやらせてくださいと。
なるほどね。
みんながやりたくないところを分かってたんで。
そうなんです。
創業が。
はい。
だからそれ以外はもう一切触りませんと。
ただやっていくうちに、
給与計算で実は一番お客さんとの接点が高いので、
だんだん仲良くなってくるんですよね。
問題が見えてくるんだ、仲の方が。
そうなんですよ。
これでこうした方がいいんじゃないですかって言うと、
なんとなくうちの方がやってくれるんじゃないかみたいなことになりまして。
手出さないって言ったのに。
そう、これで顧問が変わっていくみたいなことを一生懸命やってまして。
とにかく地元の強いシャロウシ事務所の
本当に苦手なところとかやりたくないところを狙って、
なるほどね。
やっていくっていうことだけに集中してやってたって感じです。
どこかでシンプルな戦略としては、
同業のやりたくないこと苦手なところ。
完全に実態はブローション化しているところって意味ですよね。
そうなんです。
だから労働主役型なので、
どうしても全部フルサービスラインナップっていうのが
めちゃくちゃな資本があったとしても無理なんですよね、この業界ってのは。
だから必ず一対一で戦えばですね、
相手に隙はあるんで。
逆に言ってもっと競争もできるんで、
ダブルコモのままずっと進んでいくっていう会社もずっとありますしね。
多いですよね、そこを切り分けたりってとこは。
そうなんですよね。
僕らは別に何も、
別に並風立てる必要は全くないし、
逆に並風立てると、
企業決算が間違ってますよっていろんなツッコミを。
指摘をね、指摘に入れちゃうというか。
だからもう仲間っていう形でやっていく。
そうすると多分まだまだ需要はあるので。
そうか、だから彼らがやりたくないところを敵として奪うというよりも、
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むしろ協業し合うという形で、
パートナーとして組むっていう形を取れば、
役割分担で一緒に組んでいけるわけですね。
そう、で先生、ここ芸術学編お願いしますねとか。
僕も視覚的にやったことがないので、
ああこうやってやるんだとか、
分かんないと聞いてるし、
ちょっと間違うとたまにフォローしたりとか。
いやーでも弱、当時弱者の戦略として、
スタート、すごいですね。
やっぱりその辺は曽根先生が教えていただいたみたいな。
本当にそれは曽根先生に言われて教えてもらったのと。
そうなんだ。
あとね、もう一点あるとすると、
結構早めに人雇ったんですよ。
ほうほう、半年経ってましたね。
半年。
それはね、なんか、もともと、
シャローシ事務所ってなぜ組織化しないかっていう。
小さい事務所は僕多いなと思ってて、
それやっぱり専門職っていうのは、
組織化するのが難しいなと思ってて、
なぜかというと、
本来は経営なので、
人を通じて物事をなさなきゃいけないのに、
職人が強いと、
自分がやった方が早い、
自分が一番できるという意識が
外れないんですよね。
だから自分が絶対に、
全ての業務に関わらなきゃいけないと思ったら、
もう組織化しようがない。
その人が、その能力者が、
全ての職のボトルオリンピックになる。
そうですね。
すごくありがたかったのは、
曽根先生がですね、
曽根先生なんですけど、
海外旅行に行くぞって言い出して。
今度は飲み行きじゃなくて海外旅行ですか?
そう、10日間。
開業しても2、3ヶ月の時に。
今一番大事な時期だぞ。
半年後に海外旅行に行くぞって言われて。
えー、みたいな。
それで、
当時そんなめちゃくちゃネットとかも、
チャットワークなんてないし。
今開業何年目ですか?
今開業13年目ですね。
あ、ってことは?
2010年ぐらいですか?
そう、2010年ぐらいですね。
あ、その時期か。
ネット自体はね、ありましたけど。
ネット自体はありましたけど。
確かに、
リテラシーとしてみんなが
全員乗ってる感じじゃない時代ですね。
相談があれば携帯電話買ってくるし、
電話が繋がらないなんて、
もう結構、
顧問としてはまずいよねとか。
企業計算なんかもうできなくなるじゃないですか。
うん。
郵送しなきゃいけないんで、
明細とかの当時は。
リーマン号の
あのぐらいのタイミングの
一番独立しないよねってタイミングで
独立したタイプの人ですね。
そうです、もう何も考えないんでね。
大体そうですね。
私、番組やっている他の
西野先生とかいたり、
何人かはやっぱり同じ
リーマン号に独立してる人が多いよね。
そうです、ちょっと。
何かネジ外れてるんでしょ。
そうなんです。
そんな中で海外旅行。
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海外旅行行くって言われたので、
もうまずいなと思って、
海外旅行を行くためだけに人を雇ったんです。
だから、
一人目を雇うタイミングが
悩むわけじゃないですか。
いつから雇ったらいいんですかとか。
雇わないと、
もしかしたら海外から帰ってきたら
事務所がなくなってるかもしれないみたいな。
そこ?
でも、
今みたいに
当たり前に海外からもオンラインでできるよね
みたいな状態じゃないですよね。
そうなんですよ。
しかも開業して信頼感もないのに
突然10日間いないわけじゃないですか。
ちょっと都合により
10日間外しますと。
事務所大丈夫かと思われますね。
要は電話も
ホンデスクみたいなサービスもないし、
誰も電話繋がらないぞと。
なんなら飛行機乗ってていないとか。
電話も携帯も繋がらないぞ。
大丈夫かと。
9名さんも送ってこないぞみたいな話になれば。
それはもう事務所の危機なので。
これはまずいなと思って人を雇って。
そこからやり方を教えていくうちに。
でも結構行くまでに
半年早く育てなきゃって。
そうなんですよ。
だからもう、
とにかく人にどうやらせるかみたいなところを
強制的に
やらさせていただいたっていうところが。
ソネ先生はそこまで見据えて
半年後に海外旅行だったんですかね。
いや、でもそれで言ってましたよ。
本当ですか。
すごい
師匠ですね。
すごい教えですね。
そしてその話を聞いて
ちゃんとわかったかという感じですよね。
それ自体は言わないっていう。
言われてから
もう無理矢理なんですよね。
話聞いてもらえないんですよね。
行くぞみたいな。
でもだから人雇えって言われたわけでもないんですよね。
まあ雇えとは言われました。
なんとかしたほうがいいんだけど
事務所追われてるなみたいな。
いやー
なるほど。
ちゃんと準備しとけよみたいな。
準備ってなんだろうってことですね。
思考力を鍛えられてますね。
でも本当に
旅行中も危機が気になるんですよね。
どうなってんだろうとかね。
せっかく半年間
そんなかわいい時期の話いいですね。
そうなんですよ。
でもよかったなと思いますけど
任せるっていうところ
任せるっていうのが
結構
他の事業見てると
任せられずに
任せないと
お手伝いさんが量産されていくような感じがするんですよね。
事務所って。
でも本当に一人のスタッフとして
丸投げとは
良くないですけど
本当に
チームというか
事務所の構成員として
仕事お願いできるレベルまで
高めていく
っていうことは
その時になんとなく大事だってことが分かった。
あとこれの繰り返しなので
別に組織がする
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例えばピラミッドにするとかって
また次のステップだと思いますけど
でも10人ぐらいまでは
それで全然いけちゃうので
そういう意味では
本当に仕事の取り方
あえて
弱者戦略みたいな言い方を
失礼あったかもしれないですけど
あえてちょっと言うと
当時の開業という
弱者においての立場でどう取っていくか
っていう取り方の話と
専門職であるがゆえの問題で
任せられなくなってしまうところの
人を雇うっていうことによって
解決
この2つのポイントで
10名ぐらいまではぐるぐるっと
持っていけると
いけると思いますね
意外と若手の方で
聞いていらっしゃる方も
多いみたいなので
開業とか考えてる方とかだと
今の話をね
ソネ先生がいてくださった中で開業してるから
今の気づきを早い段階で
すぐさせてもらって
若手で開業する方は
今の話踏まえて開業できたら
非常に有用ですよね
そうですね
あとはね
気合と体力みたいな話だと思います
あとはね
あとは最後はね
あとはねじの外れ方と
この辺はね
ちょっと難しいところあると思いますが
そんなところですか
そうですねまだたくさん
しゃべりたいことがいっぱいあるんですけど
好評だったら
やってみましょうかね
開業日は
引き続き今回はね
ちょっと留めたいと思いますが
またいろんなポイントあるみたいですので
興味ある方はぜひ質問というかね
もうちょっと聞きたい人がお寄せいただけましたら
やろうかなと思いますので
お願いします
質問に戻りましょうかね
ということで終わりましょう
ありがとうございました
本日の番組はいかがでしたか
この番組では
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たくさんのご質問お待ちしております
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