2023-09-29 23:52

#21 才能起業編④:MCの2人は何の才能を、どんなビジネスに活かしているのか?

▼今回のトーク内容: 才能起業編第4回は「たかちんと野村の事例編」/Podcastプロデューサーの仕事内容とは/知的好奇心が大元にある/「人の話を聞く」「旅をする」。ついついやってしまうことを仕事に/「やりたくないけど求められること」をやって期待に応えるのは苦しい/やったあとにテンションがあがるかは大切/無一文で起業すると「好きな仕事」ができない/「ライスワーク」「ライフワーク」のバランスは?/人によっては安定剤としてキャッシュが必要/才能が発揮される「わがままコアバリュー」/仕事がなんとなく回ってるときの危険/やりたいと言う人に仕事を渡す循環/「とにかくビジネス優先」という価値観は合わない/価値観を明確化すると信念を貫ける

▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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▼参考URL

株式会社TALENT 公式サイト

⁠⁠⁠⁠https://talent-inc.jp/⁠⁠⁠⁠

TALENT PRENEUR ⁠⁠⁠https://talent-preneur.jp/⁠⁠⁠⁠

Podcast Studio Chronicle 公式サイト

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

00:01
才、凡人のひぼんな才能を科学する。この番組は、才能という概念を大定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能を活かし方を楽しく発信していく番組です。
同じくパーソナリティを進めます、音声プロデューサーの野村貴文です。コードキャスト才第21回です。よろしくお願いします。
才能起業編、前回はプロダクトの話をしましたね。
はい、そうですね。プロダクトのお話をしました。どうやって実際にプロダクトを作っていけばいいのかという形で、Nマン分析というところを一番重きを置いてお話をさせていただきました。
はい、そうですね。やっぱり顧客を知らないとね、サービスというのは作れないですからね。
そうですね、そこが最も大事なので、結構固い話になっていっちゃったので、今回はですね、野村さんと僕が実際に自分のサービスをどういうふうに作ってるんだろうかとか、野村さんも僕もやりたいことをおそらくやれてると思うんですけど。
たぶんね。
ってことは才能を活かせている、まず原点に当たっていると思うんですね。その上でどうやって才能を活かしているのかみたいなところをお話をしていきたいなと思っているので。
早速ですけど、雑談ベースで野村さんって、まず最近はどんな仕事をされてらっしゃるんですか?具体的には。
最近はポッドキャストプロデューサーが私の本業なので、一番平たく言うとポッドキャスト番組を作ってますっていう話になるんですけど。
ポッドキャスト番組を作るって言っても色々あって、この際みたいに私が聞き手として出演させていただく場合もあれば、
あとは完全にプロデュース側に回って企画の提案をしたりとか、あとは喋っている方々、出演している方々に対してフィードバックをしていくみたいなものもあったりしますね。
あとはコンテンツプロデューサーではあるんですけど、会社というかちょっとした事業を経営している身としては、ビジネス的なことにも頭を使わなければいけないんで、
そのポッドキャストを使ってどういうビジネスモデルで収益を立てていこうかっていうところもやる。だからもちろん営業もするし、営業というか商談もするし、
あと何でしょうね、人集めですね。ポッドキャストを作る上ではやっぱり一人じゃ作れなくて、編集スタッフの方々とかデザイナーの方々とか、色んな方に協力してもらう必要があるんで、
そういった人集めをしたりとかっていうのもしてますね。 なるほどですね。やっぱりポッドキャストを作るって言っても、一つシンプルに見えますけど、かなり複雑ですよね実際にね。
結局番組テーマとして面白いっていうのはもう大前提で、それ以外にも例えば喋る雰囲気、どういう風に喋ったら一番わかりやすく面白くなるかみたいなところもあれば、
あとは流通のところですよね。どういう風にしていけばこれっていうのが拡散していくかみたいなところもあれば、あと編集方法ですよね。どういう風に編集していけばより聞き心地が良いものになるかみたいな、その辺を踏まえて設計しなきゃいけないですね。
そうですよね。結構マーケターみたいな仕事に近いですよね。市場としてどうやって受け入れられるのかっていうことを考えながら。
03:03
そう思いました。 マネタイズも考えてくるわけじゃないですか、最初。
そうです。まさしくそうで、やり始めて思ったんですけど、もともと私その仕事として始まったのが雑誌の編集者からキャリアが始まっていて、その後一社経てニュースピックスに入って、ずっとウェブメディアの編集者をやっていたんですよ。
だからそのコンテンツメーカーとしてどういう風なコンテンツ、タイトルとかテーマ設定っていうのをどうすれば、どう受けるのかっていうところは割と頭が使えているつもりなんですけど、もっと多分幅広くどういう風にお客さん届けるかとか、それによってその相手方っていうのはどういう風に何かメリットがあるのか。
それっていうのは前回のたかちんさんの話じゃないですけど、金銭的なメリットなのか、その心理的なメリットなのかってわかんないですけどね。それがあるのかみたいなところまで設計しなきゃいけないんで、頭を使う部分が広くなっている感じがしますね。
たかちん そうですよね。なんかポッドキャストプロデューサーとは言ってますけど、やってることは総合プロデューサーですよね。なんかタレントのプロデューサーでもあり、僕がやってるお仕事と結構すごい似てる観点があるのかなっていうふうには感じてます。
そうですね。多分その専門的なところ、どこが一番強いかっていうところはたかちんさんと私たぶんずれてると思うんですけど、だからこういうふうに結構やっていて心地がいいと思うんですけどね。なんですけど、大きく言うと同じような領域かもしれないですね。
たかちん そうですよね。なんか実際僕もポッドキャストは強くないので、ただこの人はこういう発信したら売れるだろうとかは見えるんですよ。で具体的にじゃあさらに詰めていって、ポッドキャストの中でも特にトップを取っていくにはどうしたらいいんだろうって時は野村さんに相談した方が絶対早いし、野村さんが作ってる番組ってどれも面白いじゃないですか。
すいませんね本当に。 たかちん いやいや本当に面白いなと思ってまして、やっぱりあれで編集者の力でもあるのかなと思いますし。
そうですね。編集者って情報の並べ方とその情報の取捨選択みたいなところっていうのが腕のミスどころなんですけど、そこら辺はひょっとしたら長くテキストでやってきたものっていうのが生きてるかもしれないなと思いますね。
たかちん そうですよね。しかも結構やってて楽しいんですかその編集業務っていうのは。 そうそうそう。なんでその今日のその才能の話じゃないんですけど、私がまず好きなというかついついやっちゃうことって何かっていうと、これ第1回第2回第3回あたりで喋ったかもしれないですけど、知的好奇心がやっぱ結構自分の大元にあって。
たかちん そうするとついやっちゃうのは人の話を聞くってことと、あとその本読んだり映画見たり新しいコンテンツに接するってことと、あと旅に行くってことがついやっちゃうことなんですよね。
全部やってるじゃないですか、もう仕事上で。 たかちん そうそうそうなんですよ。で、なんとかそれを仕事の方によりリンクする部分を重なる縁っていうのを増やしていきたいなってことをずっと社会人を通じて思っていて。
たかちん もちろん最初からそんなことできるわけなくて、最初のうちは自分がその会社員として求められることをずっとやっていたんですよね。ただだんだんとその縁の部分、自分のその才能というものと社会から要請されている部分っていうのがだんだんと縁が重なる範囲が広がっていったんで、それで今は結構なんか縁が重なった状態で仕事ができてるんじゃないかなっていう感じはしてますね。
06:09
めちゃくちゃ理想的ですね。なんかそれで言うと本当によく言うやりたいこととか求められることとかできることがどんどん重なっていってるってことですよね。
たかちん そうそうそう。で、なんかその社会人をやっていく中で実際のところ結構要求されるしやってみたらうまくいったと。でも自分としてはあんまやりたくないなーっていう仕事もあったんですよ正直。であって会社員としては多分それで評価はされるんで、ある意味全体に貢献できてそれはそれでいいのかなっていうような気持ちではいたんですけど、
いざ自分が独立起業して何でも自分で決めてくださいと、自分の責任において自分で決めてくださいっていうふうになった時にそれはやっぱ選ばなかったんですよね。それはうまくできそうな感じはあるんだけど、やっぱテンションが上がんないっていうか心が躍んないから、一旦そういうものっていうのはちょっとその今のとりあえずやりたいことでやってどうしてもちょっと事業としてうまくいかなかったらそっちの方に行こうみたいな優先度を落としましたね。
まあそうですよね。まずやりたいことやってみないとずっとモヤモヤした状態でやってしまいますよね。他の仕事はね。
そうなんですよ。それはやっぱり、これもたかちんさんが何回か前に言っていたことですけど、自分のこれがある意味スイートスポットというか、本当に才能に合致する部分なんだっていうのを目利きができてないと、何でもかんでも引き受けちゃうっていうか、何でもかんでもやろうとしちゃうんですよね。
でおそらく自分がやりたくないんだけどうまくできて要求されることっていうのは多分そういうカテゴリーに入ることだなと思っていて。 ああそうですよね。なんか前にも話したかもしれないですけど、結局そのやりたくないけど求められちゃうことってそれやっていくとだんだんと期待に応えていくことになるじゃないですか。
そうですね。 で期待に応えていくというかそれがなんかその人の期待値になっていって、その人の社会的に牽引性みたいになっていっちゃうから、やりたくないことが牽引性になった瞬間にもう捨てられなくなるんですよね。 そうですね、わかるなそれは。機械損失が多すぎるというか機械費用が高すぎるってことですよね。
そうです。僕も実際なんか今の仕事にたどり着くまでって何でも屋さんだったんで、たかちんに頼めば何でも屋さんだから大体解決できるよねって言っていただけるのは超嬉しかったんですけど、その反面何でも屋は別にやりたいことじゃないっていうか。できるなら僕じゃないメンバーにやってもらって僕はやりたいことに集中したかったし、あのジェネラリストがやりたいことでもなかったんですよね。
だからそういうふうに期待されていくとそれだけでしか仕事が取れなくなっちゃって困ったもんだっていうのはすごいありましたね。
すい最近もこれは大変ありがたいんですけど、ある方から私がその昔やっていた仕事についてオファーいただいてこういうことできませんかっていう話もらったんですよ。なんですけど今はそのポッドキャストプロデューサーという仕事とはちょっとそれは外れていたんで、できるんですけどすいませんちょっと今はそういう仕事をやってないですって言ってまたもしご縁があればっていう感じで丁寧に辞退させていただいたっていうのもあったんですよね。
09:05
分かりますすごく。昔昔ツイッターのマーケティングやってたんですけど、ツイッターのマーケティングってできないってたまにご連絡いただくんですけど、もうやりたくないって思ってまして。ピンポイントではやりたくないんですよね。だからやっぱりタレントマーケティングの中の必要手段ならやるよって感じで、もう一括で任せていただけるんだったらやるけどツイッターだけをやるっていうのはもう絶対やりたくないっていう思ってまして。
そのツイッターだけやったっていうのはなんかあれなんですか?その自分としてはちょっと違うなと思った理由があったんですか?
いやでもやっぱそれって単純にツイッターのフォロワー数を増やしてくださいっていう案件なので、どんなにお金いただいたとしてもフォロワー数を上げることが僕のやりたいことではなくて、その人のタレント性を一番引き出してその人が一番行きやすくて、その先のお客様も楽しいっていう状態になり立ってる構造を作ることにやっぱりコントロールがそんなにできないっていうか、コントロールじゃないですけど自分が入り込めないっていうか、なので難しいなというか自分のバリューを発揮できないなって思ったっていう感じですかね。
そうですね、確かにな。だからあれですよね、そのやった後にテンションが上がるかどうかみたいなのって結構大事ですよね。
めちゃくちゃ大事ですね。でもそれってある程度売上が確立している時じゃないと思えないっていうすごいジレンマもあるので、なんかおすすめは起業するんだったら貯金しとくか、お金を借りやすいように起業で長年勤めておくか。
めっちゃあれですね、具体的なアドバイスですねそれは。
いや結構大事だなと思ってまして、もしくは本業中に副業である程度稼げるようになって、お客様が安定化している状態を作るか、無一文で急に始めるとなんかもうどんな仕事でも引き受けないと生きていけないので、切り替えがめっちゃ大変なんですよね。
確かに確かに。
最初は結構僕は肝心だと思います。好きな仕事を選ぶっていうのはスタートが。
だからまあその割とベースを作った上でってことですね。
ベースを作った上でが重要だと思いますね。
話が発散しちゃってる恐縮なんですけど、たかじんさんに聞いてみたかったのが、よくあるやりたいことと、そんなやりたいことじゃないんだけど、手堅く収益が上げられる仕事ってあるじゃないですか。
よくキャリアで言うとライスワークとライフワークみたいな言われ方しますけど、
それってその才能企業をする上では、ある程度その別にやりたくないんだけど安定して収益が上がるものっていうのは持ちつつやりたいことを片方で、ただそっちは儲かるかわかんないみたいなふうに、そういうふうにやるっていうのもありなんですか。
これはよく聞かれる質問なんですごく明確なんですけど、人それぞれっていうのが回答で。
なるほど。
これ何が言いたいかと言うと、よく才能企業とか自分らしく企業って、やりたいことにフォーカスしてくださいって言っちゃう人が多いんですけど、発動条件という概念がこの才能にはあるので、人によってはキャッシュメイクしてる安定剤がないと無理だっていう人もいるんですよ。
なるほど、納得がありますね。
で別にやりたいことほどじゃないんだけど、できる仕事をやってると自己肯定感が上がるし楽しいんですっていう人もいるんですね。なので人それぞれ結構違うよっていうことが言いたくて、じゃあどっちがいいですかっていう時にどっちがいいですっていう判断をしてしまうと誤りな可能性があるしその人に適してない可能性があるので、
12:13
マルマルさんはどんな発動条件があるんですか。お前にお金と健康と人間関係とキャリアってあったと思うんですけど、この中で何が一番気になるんですかって話を聞いたときにお金ですって言われたらキャッシュメイクはちゃんと考えましょうって言ってキャッシュメイク設計から入ります。
なるほど面白いですねそっかそっか。だから人によっては100%やりたいことをやっていないとモヤモヤする人、つまり儲かるんだけど2割ぐらい養成されることをやってるとそんだけが心のつっかえになるような人はやめた方がいいし、一方でお金が定期的に安定して入ってくるという安心感がなくなると不安になる人はそういうのをやっていた方がいいってことですね。
そうですね。そういう人って大概さほど嫌じゃない仕事だったりするんで、なんか0か100に振り切りたい人はかなりそのやりたくないアレルギーが強すぎて、やりたくないことに出会うとめっちゃ疲弊するんですけど、意外とバランスよく生きれる人ってそんなに疲弊しないんで、なんなくこなせちゃうんで、やっといた方がいいかなと思います。
そういうことですね。私は多分そっちのタイプだなと思いましたけどね。今話聞いて。 後者ですか? 後者です。だからバランスタイプですね。 逆ですね。僕はちなみに0か100かな。 そうですよね。そこまで組んでる意味があるところなんだろうなと思いますけどね。
確かにそうかもしれませんね。よくお話すごいありがたいことにいただくんですよ。これやってくださいみたいなことを言われるんですけど、結構やっぱ難しいなと思ってお断りするケースが多くて、その時になんかもったいないことしてるなって感じもするので、できればやっぱり組織がどんどん拡大していくと引き受けられるだろうなと思って、最近はどんどん組織拡大をしていってるんですけど、自分一人だけだとやっぱり0か100かですね。
そういうことですね。なんか私の話ばっかりしちゃったんですけど、たかちんさんは自分の才能を活かして事業やサービスを作ってるって感じありますか?まあそれはあるだろうなって感じはしたんですけど。
そうですね。150%そうなれてるかなと思ってて、去年とかは150までは全然いってなかったし、むしろなんか自分の才能を活かしてるってやるときに30%ぐらいかなとか自分の才能コンテンツやってたのにずっとその状態だったんですよ。
才能活かせてない部分が多かったんですね。
多かったですね。いろんなことがまだネジがちゃんとはまってないというか、歯車が回ってない状態だったんですけど、今はですね、もうめちゃくちゃ歯車が回ったというか好循環に入りまして、やっぱりその自分がやりたくないサービスはある意味その事業売却をしたりとか、やりたい事業だけにフォーカスをしたりとかってどんどん絞っていた結果、最終的には今も本当にこのpodcastもそうですし、
コミュニティーもそうですし、コーチングやプロデュースとか、あと他のマーケティング事業もそうですけど、全部やりたいことだけができてる状態なんですよね。
結果的になんかチームメンバーも一緒に働きたいメンバーと働けてるってのもすごい強いですし、前にご紹介したコアバレーの設計あったじゃないですか、あれがですね、もう効くに効くに効いてるって感じがしてまして、
15:05
へーそうなんですね。
あれで採用基準を決めてるんですね。あれって前に話したように、発動条件の裏返しで作るっていうやり方をお伝えしたと思うんですけど、僕の発動条件が満たされる、すごいわがままコアバレーを設計してるんですよ。
これって一回会社全部事業整理して一人に戻ったタイミングだったからできたんですけど、メンバーがいるとそうもうまくいかなかったと思うんですけど、結果的に今はですね、本当にあのドリブン、7つのドリブンっていうのがあるんですけど、そのドリブンに沿って一緒に働いてるメンバーは心のあそこからお互い、向こうがちょっとどう思ってるかわかんないですけど、僕は比較的愛して一緒に働けてるかなっていう。
いいですね、そうですか。
少なくとも片思いできてればまだいい方だと思ってて、僕さえも好きじゃなくなったらもう終わりじゃないですか。
そうですね。
でもいるじゃないですか、社長さんとかで、実際従業員100%全員愛せてないっていう人もいると思うんですけど、やっぱり愛せてれば愛せてるほどめちゃくちゃ強いなっていう感覚もあるし、一緒にいるだけでなぜか幸せみたいな状態になれてますね。
それは理想的ですね、本当に。
そうですね。
でもすごい思うのは、ある程度ちょっと違和感もありつつ、でも回ってるしなみたいな状態のものを一回崩してもう一回作り直すって結構大変じゃないですか。
めちゃくちゃ大変ですけど、やっぱりそれの悪循環が起きることもわかってるので、いろんな企業様を見させてもらった中でやっぱりそれは致命傷になるんですよね。
そうなんですね。
あとはあんまり表現がよろしくないかもしれないんですけど、その企業の中でのガンみたいなものが出来上がっちゃって、ガンというものが機能的な存在なのか人なのか仕組みなのか事業なのかわかんないんですけど、何かそれがきっかけで全てが回ってないみたいなことが起きるときって、なんとなく回ってるときなんですよね。
はいはいはい。
じゃなくて、回したくて回しててすごい楽しいっていう状態を、もうすでに歯車回ってるし電力で回ってるのに、もう50%馬力上げて回しちゃおうぜみたいなことを楽しくできる組織の方が、やっぱり才能組織になるんじゃないかなと思ってますし。
じゃあたかちんさんの場合は売上立ってるけど、もうこれは切り離そうっていうふうにした事業もいっぱいあるってことですよね。
たかちん ありますあります。それで僕はやっぱり12月末に、昨年末の末にM&Aしてるので事業の売却を。そういった決断はなんか辛いですけどするしかなかったというか。
そうなんですね。
たかちん はい。
なるほど。やっぱり話聞いてて思ったのは、捨てるもの、捨てるっていうのは悪い意味ではなくて、自分とは一旦縁がなかった違ったなと思って、次の人に渡していくものっていうのも結構必要だなと思っていて。
で、前回の話でも私は思ったんですけど、一筆書きに多分事業って多分できないし、その自分の才能っていうのもこれかなと思ってやってみたけど違ったみたいな、なんかそういう後戻りっていうのもあると思うんですよね。
18:00
たかちん はい。
で、その時に違ったわと思って、なんかこう補修するんじゃなくて、綺麗にそれを次の人に渡したり畳んだりして、やっぱこう次に行くっていうのがやっぱ必要なんでしょうね。
たかちん めちゃくちゃ必要だと思いますし、本当に次の人に渡すときに、僕もM&Aさせてもらった企業様がすごい良い会社さんでめちゃくちゃ良い人だったから決められたんですけど、その事業をやりたいって思ってもらってる人にバトン渡さないと、こういう循環は絶対生まれないなと思ってまして。
そうですね。
たかちん やりたいって言ってる人の方が多分情熱的なんで、結果的にね、お客様も喜んでくれるんですよ。
はいはいはいはい。
たかちん なのでそういう循環を回していくっていうのは本当に重要だなと思ってて、とりあえずお金稼げそうだから作ってさっさと売ってみたいなことばっかり考えてる経営者は、ポッドキャストで言うことじゃなくて、あんまり得意じゃなくて、僕。とりあえず回していこうみたいな。
まあいますよね、そういうタイプの人もね。
たかちん で売れればOKみたいなこと言ってる人も結構苦手なんですけど、なるべくこう循環にやりたい人のところにバトンパスしてくれるんだったらいいなと思いますね。
たかちん まあ事業ってやっぱりそうやって成長していかないと、なんか人がいるんで働いてくれてるメンバーとかが楽しくないと結局何事もうまくいかないし、お客さんも幸せにならないし、なんかもう最悪ですよね。だからもう全員が超楽しいっていう状態じゃないとうまくいかないし、理想論だろうとかすごい言われるんですけど、
たかちん めっちゃ発散してもいいですか?
はい、どうぞ。
たかちん 僕、この前すごい衝撃的だった方に出会ってしまいまして。
はい、なんですか?
たかちん とあるクライアント先の営業商壇に参加してほしいって言われて参加したんですよ。
はいはいはい。
たかちん そしたら、なんかとりあえずこれを売ってほしいって言われて、代理店として売ってほしいって言われたんで。
たかちん なるほどね。そのサービスはちなみになんか、他に選択肢がいい、競合のBのサービスがいいってお客さんにとってBがいいと思ったときに、B、進めてもいいですかっていう商談をしてたんですね。
はいはい。
たかちん Aという商品を売ってくださいと。ただ、世の中にはBもCもDも商品があるから。
うん、競合ってことですよね、それは。
たかちん そう、競合、競合です。
はいはい。
たかちん 「〇〇さんのAの商品以上にいいサービスをお客様に提供できそうなときは売っちゃってもいいですか?」っていう、僕、あんまこういう質問よくないかもしれないですけど、よくしたんですよね。
たかちん そしたら、何言ってるんですかと。Aを売ってくださいってことで提案してるのに、A売ってくださいよって言われて、ただお客様の悩みに合わせたときに、それがなんか適切な商品じゃないのに無理やり売るっていう思想なんですかって、すごいストレートに聞いてしまったんですね。
たかちん で、これなんか結構実は医療系のサービスなんで、お客様にとっては適切じゃないAを売り込むって、効果は多少あるけどBの方が絶対効果が高いなら、うちはAもBも商品取り入れてB提案したいわけですよ。
はいはいはい。
たかちん でも、「いやいやいや、売れればいいんだよ、売ること優先してください。お客様が幸せになることは第二なんで。」って言われたときに、ちょっとびっくりしまして。
なるほど。
たかちん 売ることが優先で、お客様が優先、二番目って明確に言える人いるんだっていうのが結構衝撃派だったんですよね。
そうですね。それすごいですね。隠さないわけなんですね、そこ。
21:01
たかちん で、僕がなんか、「いやいやいや、人としてまずなくないですか?」みたいな。
たかちん お客様に第一で一番いい商品を届けることが大前提で仕事ってサービスでやるものじゃないですかって言ったら、それは理想論だねみたいな、君は若いからまだ分かってないって結構言われました。
へえ、そうなんですね。
たかちん だいぶ結構びっくりしたんですけど、なんか久々にそういう人と出会ったときに、とにかくビジネスを優先するっていう思考の方もいらっしゃるんだなと思って。
うんうんうん。
たかちん ただやっぱこれはサステナブルじゃないなって確信に至りましたね。
うーん、そうですね。なんかその方はその方で、経験則上を今までなんとかそういう手法でサステナブルにしてきたのかもしれないですけど。
たかちん もしかしたらそうかもしれませんね。
売りまくるみたいな感じでね。
たかちん そうですよね。
まあそうですね。ちょっとだからたかちんさんとは価値観が違ったってことですね。
たかちん はい、すいません。ちょっとあの愚痴みたいになっちゃうし、価値観が違っただけです。
そういうことですね。
ってことで今日ちょっとその雑談も交えながら、才能企業っていうのが実際我々がどんな感じなのかっていう話をさせていただいたんですけど。
たかちん はい。
まあなんかあれですよね。多分共通してるのは、別に最初から今に至ってるっていうよりも、なんかこう試行錯誤の連続の中でだんだんそっちに寄せていってるってことですよね。
たかちん まあそうですね。なんか寄せてって寄せてって結局グラデーションで寄せていくみたいな感じだと思うんですけど、急にはいけないかなと思ってて。
急にやると結構大変なので、自爆リスクもあるし、経営リスクもあるし、周りからもびっくりされるし、準備も整ってないとうまくいかないってこともあると思うので、
できることから少しずつ徐々にシフトチェンジしていくっていうのがおすすめなのかなと思ってますし、
あと最後価値観の話になっちゃいましたけど、価値観が明確になってくると自分の発動条件とか自分が信念として持ってるやり方を貫き通せるっていう観点も結構才能企業の特徴の一つなのかなとは思います。
そうですね。ってことで軽く聞ける回を配信しましたね今日は。
たかちん そうですね。なんか雑談でしたけど結構でも情熱的に語ってしまいましたけど。楽しい回です。久々にMinLabo以来かな。MinLaboの時って結構雑談よくしてたんで。
確かにね。SAIの場合は構成が決まってますからね最初から。
たかちん そうですね。
なのでちょっとたまにやりましょうか。10回に1回ぐらいこういう感じでやりましょうか。
たかちん そうですね。10回に1回ぐらいこういうのはやりましょう。
そうですね。では続きは次回いきたいと思います。
たかちん はい。よろしくお願いいたします。
さい、凡人の非凡な才能を科学する。ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら是非フォローやチャンネル登録をしていただけますと嬉しいです。
そしてこの番組ではリスナーの皆さんからのお便りをお待ちしています。
概要欄に投稿フォームを記載しましたので、感想や質問などお気軽にお寄せください。
またTwitterXでハッシュタグポッドキャストさい、ポッドキャストはカタカナ、さいはアルファベットで感想を投稿いただけますととても励みになります。
この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます。それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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