2023-06-09 31:18

#05 才能発揮ステップ③:過去の「うまくいったこと」を思い出し、要因を分解してみよう

▼今回のトーク内容:

今日は「才能方程式」の話/過去のうまくいったことを一つ思い出す/Podcast「経営中毒」を事例に、才能方程式を考える/それはついついやってしまう行動か?/自分が知りたいことを聞く/編集者のスキルとビジネス経験の活かし方/「縁をつなぐ」という才能/「相手の考えを徹底して理解する」、その背景にある才能とは/才能とスキルの違い/Miroでマインドマップを書くのもおすすめ/それはついついやってしまう行動か?/価値があると思えることか?/そして、ストレスを感じずにできるか?

▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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株式会社TALENT 公式サイト

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Podcast Studio Chronicle 公式サイト

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▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

00:01
才、凡人の非凡な才能をお伺いする。この番組は、才能という概念を最低限にし、個人、チーム、そして組織にとっての才能を生かし方を楽しく発信していく番組です。
こんにちは、パーソナリティを務めます株式会社TALENT代表取締役のタカチンこと田野たかしです。
同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーの野村貴文です。
ポッドキャスト才第5回です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回はですね、才能を見つけ生かすための全体像の2つ目のステップですね。
やりたいことを見つけるためにはというテーマでお話をいただきました。お話しさせていただいてどうでしたか?
前回すごい楽しいお話にもなったかなと思うんですけれども、少し言い忘れてたことがありまして、
やりたいこと、野村さんがですね、ちょうど社会的に何かいいことしたいんですか?とかって質問させてもらったと思うんですけど、
僕そんなにそこは強くなくて、実際自分のためなんですけどねって言ってくださったように、
すごいああいうふうにですね、カッコつけないで本当に自分のやりたいことを素直に出してみるっていうことがすごい重要でして、
ここかなり肝なんで、すごい何度も何度も口うるさく言ってしまうかもしれないんですけど、
本当にカッコつけずに素直に、世の中から見たらダサいような欲求、ダサいようなやりたいことっていうふうに自分では思っていても、
他人から見たらそうでもなかったりすること多いので、自分がマイナスに捉えたとしてもそのまま出すようにしてほしいっていうのがすごくあります。
じゃないとあんまり意味がなくてですね、カッコつけても後でカッコつけたことを誰かに言った時に、
え、それってどういうこと?なんでそういうことしてんの?って聞かれた時に、えーとってやっぱり言えなくなっちゃうんですよね。
その時にやっぱり結局ダメだなって自分のことを悲観的になってしまったりもしますし、
その後に続く自分の才能の方程式を生かすっていう部分でもマイナスになってしまうので、カッコつけないがすごい重要になります。
そういうことですね。いやーだからね、自分に嘘をつく、これだったらみんないいかなと思う答えを言うと続かないですもんね、やっぱりそれって。
そう、続かないので恥ずかしいかもしれないですけど、そのまんま素直に言うのがやっぱり一番いいと思います。
で、今回は三つ目のステップですか?
はい、三つ目のステップ、自分の才能方程式を作るということについてお話をしていきます。
この才能方程式、造語なんですけれども、いわゆる才能を生かすための方程式っていうことですね。
才能は復習ですけど、定義としてはついついやってしまい、やってよかったと思えること。
自分の欲求っていうのはついつい考えてしまうこと。やりたいことっていうのはその欲求を解消するためにどうしたらいいかっていうやるためのことですね。
具体的に実行可能なレベルでできることのことを指しているんですけれども、そういうのが見えてきたらですね、
今度はそのやりたいことを叶えるために、どんな自分の行動ステップを踏めば実現可能性を高めることができるのかっていうことを
ちゃんと掘り下げる必要があるなっていうふうに思ってまして。
例えば野村さん、早速ちょっと聞いてみたいんですけど、野村さんが過去うまくいったなって思うような仕事が分かりやすいと思うので、
仕事を一つ思い出していただければなって思うんですけど、何かありますでしょう?
03:04
野村 うまくいった仕事ですよね。
そうですよね。
野村 いつの時代の話をするのがいいかなんですけど、せっかくなんで直近というかクロニクルを立ち上げてからのお話をすると、
ちょうど今年なんですけど、経営中毒っていう他で配信しているポッドキャストが、
ジャパンポッドキャストアワードのベストナレッジ賞っていう賞をいただけまして、ある意味昨年リリースした作品っていうのが
1個社会的に評価していただいたっていうのがありますね。それは多分1個の成功体験かなと思いますけど。
いや面白いですもんね、経営中毒。
野村 いやいやいや、大変ありがとうございます。
なんか名前の通り結構中毒的な感じになる番組なんですよ。
野村 そうっすね。
なんでだろうってすごい不思議で、なんか聞き入っちゃうし、ナチュラルなんですよね、しかも徳谷さんの語り口調というか。
野村 さんが聞く着眼点とかがすごく面白くて、どんどん引き込まれて、そうそうそこ聞きたいんだよっていうところがすごい聞いていただけるんですよ。
野村 いやいやいや、ありがとうございます。
それが結構うまくいった仕事。
野村 そうですね、じゃあ1個それを事例としてあげましょうかね。
お願いします。その経営中毒っていうのはどういうふうにやって生まれて、どういうふうに経営中毒がリリースされる、そして賞を至るまでに至ったんでしょうか。
野村 それで言うと、もともと徳谷さんとは私の前職のニューズビックス時代に知り合いというか関係性を作らせていただいて、独立したときに何か一緒にやりましょうっていうふうに声をかけていただいて、じゃあこちらもぜひっていう感じで始まったんですよね。
最初企画のコンセプトを作るっていう段階なんですけど、徳谷さんって非常にお話がうまいというか、コンサルティングとかセミナーの現場にも何度も立たれている方なんで、ある意味ビジネスパーソンが必要な大体の話はできるわけなんですよ。
たとえばミドルマネジメントがどういうふうに部下を育成したらいいかみたいな話とか、経営者がどういうところで我が社の商品っていうのを売っていったらいいかみたいな話とか、あとは個人のキャリアをどういうふうに構築していったらいいかみたいな話、大体できるわけなんですよね。
で、私もともと頭にそういったものを浮かべながら、どれでやるのが一番面白いかなと思っていたんですよ。で、一番最初にノーアジェンダで2時間3時間ぐらい結構深くしゃべるっていうことをやったんですよね。今どんな感じなんですかとか、どんなこと思ってますかみたいなところを本当ノーアジェンダで話すっていうのをやったら、そこから出てきたのが結構社長がしんどいっていうお話で。
で、実はやっぱり経営者って、すごく世間からはキラキラしたものっていうか光のオーラをまとったもののように見られているんだけど、実際はしんどいっていう話がそこは出てきて。
で、それは徳谷さんご自身もそういう体験をされているし、あとは自分の支援先、クライアントである企業さんからも結構そういう相談を受けると。というところがブレストの中で出てきた時に、これってコンテンツとして価値があるんじゃないかなっていうふうに、これなんじゃないかって思ったわけなんですよね。
06:03
で、それで最初の経営中毒の骨子というか、社長のしんどさっていうのを伝える番組がいいんじゃないですかねっていうところから話が始まったんですよ。で、それをじゃあどういうタイトルにしていきましょうかっていうふうに、タイトルも結構キャッチコピーをおなりわりとしている方に入っていただいて決めたりとか、BGMも結構私いろいろ何十個と候補を聞いて、これなんじゃないかっていうBGMを選定したりとか。
あと毎回のテーマっていうのも、より生々しいのを出しましょうみたいな感じで、徳谷さんとお話をしていったりとかですね。あとはポイントとしては、私自身が書籍の編集者の経験もあったんで、ポッドキャストって結構書籍的な作りができるなと思ったんですよね。
で、それって要は何かっていうと、書籍って始めにがあって、第一章があって、読んでいって終わりにがあるじゃないですか。要はその流れができてるんですよね。どういう情報が並んでるか。で、ポッドキャストってよくバラバラになりがちなんですけど、毎回の話っていうのが。あっち行ったりこっち行ったりしがちなんですけど、もっと書籍みたいに一話から聞いていくと順を追って理解できるっていう構成できないかなっていうふうに思って。
で、それを心がけてテーマ案っていうのを設計していったら、結構それがわかりやすいという評価をいただけたんですよね。なんで自分が過去やってきた仕事っていうのをそのポッドキャスト作りに生かしていったっていうのもありますね。だいたい流れとしてはこんなところですかね。
ありがとうございます。ちょっとじゃあ抽象化していきながら少しまたステップを踏んで振り返っていきたいなと思うんですけど、まず1個目は野村さんってもしかしたら5円で仕事するケースって多いんですかね。
野村 多いです多いです。めっちゃ多いです。
仕事をさせていただいている方々は、やっぱどこかで過去に縁があった方々がほとんどっていうか全員かなっていう感じで。
そうですよね。僕自身も株式会社コテンの時代にお会いさせていただいて、アースコープで番組立ち上げ一緒にさせてもらって、その頃からお付き合いさせてもらって、今こういうふうに至りますもんね。
そうですね。そうなんですよね。だから割と2、3年からもっと長くお付き合いさせていただいている方々と今でも仕事をしてますね。
そうなんですね。じゃあまずきっかけは5円ですね。野村さんは。で、5円をいただいた中で何か一緒に仕事しましょうよって言ったときに、何ができるかを模索するために、まずいろいろやってみる話してみるみたいなところなんですかね。
そうですそうです。その設計段階どういうふうにやりましょうかっていうところで話すこともありますし、もうじゃあ一緒にやりましょうってなったときに、じゃあどういう企画だったらいいかっていうところで話すってこともあるんですけど、いずれにせよ相手の考えていることを深く理解するっていうのが必要だなと思ってるんですよね。
結構私が心がけているのは、それっぽいコンテンツにあんましたくないなと思っていて。
09:03
いいですね。
伝わりますかね。
はい、わかりますわかります。
読めるなっていうコンテンツもあるわけなんですよ。こうやったら多分できるよねっていうコンテンツもあるんですけど、そこからもう一粘りするというか、もう一改善、もう一ブレスとして、もうちょっと深めることができないかっていうのは結構考えるんですよね。
そこまで掘った後で、これなんじゃないですかっていうのは結構コンセプトとしては強くなるので、そこまではできたら粘りたいなと思ってますね。
じゃあ相手のこと考えていることを理解しながらヒアリングしていく中で、絶対にそれっぽいコンテンツにしたくないからこそ、面白いっていうネタを見つけるまでいろいろ話し合ったりヒアリングをさせてもらったりして、今回で言うと社長がしんどいって話を聞いたときにこれだって思ったわけですよね。
そうですそうです。
これだってどうやって思ったんですか。
まずこのポッドキャストにおいてはなんですけど、ポッドキャストもそうですよね、YouTubeもそうなんですけど、あんまり聞いた話じゃないっていうのが一個あった。
ああ。
要はその社長の成功体験って世にあふれてるんですけど、社長のしんどさってそんなに多くないんですよ、発信内容として。
確かにそうですよね。
そもそも投資マネーとか集めなきゃいけないから、あんまり弱い話ってできないんですよね。
あんまりしちゃいけないって言われますよね。
もちろん従業員の手前とかそういうのもあると思いますけど、でも実際は絶対きついだろうなって思うことってあって、それを話せるっていうところで、結構これはコンテンツとしての価値があるなと思っていたと。
あともう一個は、実は書籍ですね。
はい。
に関して言うと、そういう手の本ってあって、一番有名な本で言うとハードシングスっていう本なんですよ。
有名ですよね。
有名です。シリコンバレーの著名投資家が書いた、どういう風にしてこの南極を乗り越えるかっていう本で、あれも結構セキュララに、じゃあ友達をどういう風に切るかとかですね、そういう話が書いてあるんですよね。
あともう資金がショートしたらどうしようみたいな。
そういう別のジャンルの優れたものっていうのは、このポッドキャストっていうジャンルに移植をしても割と戦えるんじゃないかなとは思ったんですよね。
確かに。
そのアイディアが頭の片隅にあって、昔見たハードシングスっていう本が、これは成立するかもしれないなと、ポッドキャストでも成立するかもしれないなっていうのは思いましたね。
野村さんはまず成立するかどうかっていう観点、要は社会的ニーズがあるかどうかっていうところを着目しているっていうのが一つなんですね。
そうですそうです。
なんかここにもしかしたら隠れてそうな一つ理由がありそうだなと思ったのが、野村さんにとってもそれが新しいものでワクワクするっていう、野村さんにとっても刺激を受けるものじゃないとダメなんじゃないのかなって思ったんですけどいくかでしょうか。
それはね本当にそうです。本当にそうで、さっきちょっと言い忘れたんですけど、結構経営中毒が周りから面白いと思っていただける理由の一つが、私がおそらく本当に聞きたいことを聞いてるっていうのがあると思うんですよね。
私、非業をして1年目っていう本当に霊災ひよっこ経営者っていう立場で、徳谷さんはもう経営者にとっては大先輩なわけなんですよね。
12:08
その時に、例えば創業期にこういうお金のトラブルが起きますとか、人のトラブルが起きますって話って結構私にとってはめちゃめちゃ学びになって、じゃあちょっとこういう時ってどうするんですかみたいな話とか、正直こんなこと思いませんかとか。
あと本当に平たく言うと、大変じゃないですか。大変だからやっぱこうメンタルとかやられると思うんですけど、どうやって心を整えてるんですかみたいな話とかは結構リアルに聞きたいんですよ。
ああなんかだからかなって今思ったのが、野村さんの聞いてる言葉がすごい台本にないような、本当に台本もないんですよってシーズン1の方でもおっしゃってましたけど、なんかそのぐらいなんていうかナチュラルに聞いてるので、本当に聞きたいことを聞いているんですね。
本当はあれは全く本編のトークは台本なくて、冒頭と最後だけはセリフが決まってるんで台本があるんですけど、本編全く台本ないんですよ。
そうなんですね。すごいですね。2人とものアドリブが重なっていく作品なんですね。
そうですね。でも基本的には、もちろん徳谷さんの中ではそのお考えがあると思うんですけど、基本その話の流れとしては聞きたいことを聞いていくっていう感じでやってますね。
そういうことなんですね。じゃあニーズが成立し、野村さんも新しいことを知れて、聞きたいと思えることを聞けるようなコンテンツになってたと。そっからじゃあこれが作るって決まって、コンテンツが決まった後、今度コンセプトとかキャッチコピーとかも決めていかなきゃいけないと思うんですよね。
この時にプロのライターさんを入れたっていう話がありましたけど、野村さんではなくて、なんでプロのライターさん入れたんですか。
私もこの仕事をしているんで、いくつかタイトル案は考えるというか、当然考えるんですよね。何案も何案も出したんですけど、自分のやっぱり答えが完璧ではないなという意識はやっぱりあって、常に。
ここはある意味プライドの問題なんですけど、番組タイトルっていう本当にもう過温なる部分をやっぱり自分が決めないと気が済まないっていうタイプの編集者、プロデューサーもいれば、別に誰のアイデアであっても優れたものであればいいじゃんっていう編集者、プロデューサーもいると思うんですよ。
私結構後者の方で、自分が信頼できる核さんって方なんですけど、核さんに入っていただいて、そのブレストに付き合っていただいて、その結果出てきたものが優れていたら、それはそれでめちゃめちゃいいなと思ってたんですよ。なので自分がある程度案出しを何案何案出して、ただまだその確信に至ってないなっていう時には、やっぱりそのプロの力を借りようと思ったんですよね。それでそういう経緯で決めていったっていうのはありますね。
そして確信に至らない時っていう、必ずいいコンテンツを作りたいって思いがまず野村さんの中に前提としてあって、そのためであれば手段もある意味を選ばないっていうか、むしろプロの人にお願いをした方がより良いものができるだろうと思ってお願いしたってことですよね。
そうですそうです。私の多分思考の対極にあるのは、やっぱ全部自分がやらないと気が済まないの逆にいるなと思っていて、自分よりも優れたことができる人がいらっしゃるんだったら、その方の力を借りたいって思ってるんですよね。
15:10
ああいいですね。それが前に野村さんが言った巡りっていうところも関係してくるんでしょうか。
補足ですけど、この番組際もその方に名付けていただきました。
そうです。そうなんですよ。
確かにマジックのようにすごい速度でバンって出てきますもんね。
だからもうその方の本当プロフェッショナルな部分だと思うんで、だったらもう本当にお力をお借りした方がいいなと思うんですよね。
なるほどありがとうございます。じゃあそのプロの方にお願いしつつ、じゃあ野村さんができるBGMっていうところと毎回のテーマ作りっていうところは野村さんができたっていうのは、ここに関しては自分の方がやっぱりうまくできるって感覚があったんですか。
野村 そうですね。BGMに関しては、ある意味その感覚の問題っていうのも結構大きくて、結構言語化しづらい部分でもあるんですけど、例えば私と徳屋さんの声質にどのタイプの音楽が合うかとか、なんとなくこの空間にいたいのがいたくないのかみたいなところっていうのが結構大きいんですよね。
で、割とこれって好みの問題もあるんですよ。そうすると、じゃあ好みって誰の好みに合わせるんだっていうと、最後はクリエイターとしての自分の好みに合わせるのがいいんじゃないかなと思って。そこはもうそういうふうにしましたね。
そういうことなんですね。
もう散々案を出して、それを実際の我々の声に合わせてみて、合わないみたいなふうに繰り返していって、これだったら合うかなみたいなのを選んだっていうところですかね。
じゃあそうやってBGMが決まっていき、書籍の編集者としての経験を生かして、本のように目次案を作りながらテーマを決めていったって話がありましたけど、この編集者の力、スキルっていうのは普段からいつもよく使われるんですか?
これは結構、ひょっとしたら音声コンテンツの製作者に私にとっての武器になってる部分かなと思ってるんですけど、もともと私は編集者のキャリアが最初だったんで、テキストをずっと作ってきたんですよ。書籍であったりとか雑誌の記事であったりとか、ウェブの記事であったりとか。
そうすると結構、喋りの内容以上に情報を並べる順番っていうのがすごい大事なんですよね。だからその場で面白そうな話をしてるかっていうのはもちろん大事なんですけど、それっぽい話になってるかも大事なんですけど、ちゃんと学びがあったりとか、情報としての新規性があるかっていうのをすごい気にするんですよ。
かつ、それをどういう順番で並べたら一番受け手の側っていうのが分かりやすいかっていうのも結構気にするんですよね。そこが前、仕事としてやっていたところっていうのを活かされている感じはありますね。
おだしょー すごい考えて作られてらっしゃるんですね。毎回毎回。
18:01
まあそうですね。少なくともテーマ選定に関しては結構考えますね。
ちょっとまだ出てなくて野村さんが才能ありそうだなって今までの話から感じるのが結構仕組み化するっていうところを、内政的なその制作の仕組み化だったりとか、二度と同じようなエラーが起きないようにどうやって一緒に仕事していただく仲間たちに対して仕事を振っていくのか、なんかその辺の観点を工夫されていることってありますか。
その辺の観点でいうと、ある意味徳谷さんと私のトークっていうのは素材なわけじゃないですか。その素材っていうのをいかに聞き心地の良いコンテンツに編集していくかっていうのが大事なんですよね。
その時にはやっぱり音声編集っていう方々に関わっていただくっていうことで、その音声編集っていくつかポイントがあるんですよ。ちょっとテクニカルな話になるんですけど。
例えば何でしょうね、あのーとかえーっとあーみたいなセリフを、そういった発話を切っていくっていうものであったりとか。
あと会話のテンポがすごくよく聞こえるように間ができてしまったところは詰めていくとか。
あと発話とBGMっていうのがバランスがちゃんと合っているかっていうのを確認するとか、いくつかポイントがあるんですけど。
それっていうのをある意味誰が編集をしてもそこまでズレがないように、結構しっかりとマニュアル化じゃないんですけど、ポイントを絞ってまとめて、それを全体に展開するようにしてましたね。
じゃあいろんな方が関わっていただいてるんですか?
シーズン1とシーズン2で別の方が編集をされていて。
あ、そうなんですね。聞き手としてはわからないもんですね。
はい。そこはやっぱり品質に差が出ないようにできるだけ心がけたってことですね。
あ、そういうことなんですね。どの回だったかちょっともう忘れてきちゃったんですけど、山田さんが以前におっしゃってた、同じようなミスが起きないように、同じようなことで誰かが苦しまないようにっていうところがやっぱり思いとしては強いんですかね。
そうですね。結局初めてなんでちょっとまだ慣れるうちはっていうのを何回も繰り返すことであんまり意味がないなと思っていて、別の人であってもやってきたものがあるんだから、それを次やる人がちゃんと引き継げるようにしたいなって思いはありますね。
じゃあそうやって一個の今のスキームがバーってできて、またエラーが起きれば二度起きないように改善を繰り返すっていう感じなんですかね。
おっしゃる通りです。どうしてもね、とはいえ今は綺麗に話してますけど、現実問題、例えばマニュアルを作ってもこの辺は落としてしまったかとか、やっぱりそういうものはあるわけなんですよね。
そうですよね。
で、それをできるだけ何が起きたのかっていうのを解きほぐして、ここはわからなかったんだみたいなところで、ここはこちらのセリフが伝わってなかったんだっていうところを一個一個改善していってますね。
まあしかも人によっても特性が違ったりして、こうミスしやすいポイントだったりとか、逆に得意なポイントがあったりとかしますもんね。
そうなんですよ。
なるほど、ありがとうございます。ちょっとまた振り返るとですね、野村さんはファーストステップで5円でまず仕事があると。
はいはいはい。
これ結構大事な才能方程式のファーストステップなんじゃないかなと思いまして。
21:00
はいはい。
何が大事かというとですね、これじゃあテレアポで営業を取る方もいれば、ビジネス交流会に行って5円をつなぐっていう方もいれば、純粋に広告で集結をするっていう方もいれば、SNSで集結をする、いろんなパターンがあるじゃないですか。
はい。
でも野村さんは基本的に5円なんだなって思っていて、ってことは5円が切れると仕事がなくなるので。
そうですね。
5円をおろそかにしないって、多分今もできてるから取れてるんでしょうけど、これをおろそかにすると野村さんの才能方程式が崩れ始めるってことですよね。
確かに確かに。
なのでここに対して命かけてやってることをもっと因数分解してもいいぐらいかもしれないですね。
なるほど、そういうことですね。
そうするともっと良くなります。
はいはい、ありがとうございます。
でもそうかもしれないですね。基本的に私は人間関係をあんまりインスタントにしたくないというか、一回5円があって関わった相手は基本続いていったらいいなと思ってるんですよね。
結構これって、私が今まで関わってきた人によっては割と意見が分かれる部分で、例えばなんですけど、ある人はもう目的だけがある意味ファーストプライオリティであって、その目的を果たすためだったら誰と付き合ってるかっていうのはあんまり気にしないっていうタイプの人もいるんですよ。
あ、いますよね。僕も過去にクライアントさんとかでそういう方に出会ったこと何度かあります。
ですよね。人ではなくてことがファーストプライオリティという方もいらっしゃって、それはそれで一つのスタイルかなと思うんですよね。ただ私はあんまりそういうスタイルじゃなくて、
どっちかっていうと、一回関わってくださった方々は基本円が続くといいなと思っていて、もちろん円が濃い期間もあれば薄い期間もあるとは思うんですよ。
それぞれのビジネスの状況であるとか、あとは家庭の状況とかでいろいろあるんですけど、ただまたその薄い期間があっても、その期になったら濃くできるっていうのは結構大事だなと思ってるんですよね。
なんでそこは結構自分の思想の根本的なところにありますね。
これも才能ですよね。その五円をつなぐ行為の中に多分きっと才能が隠れてるんでしょうけど、ちょっと今日は時間がないので省かせてもらうんですけど、これもっと因数分解するとその一つ一つのポイントといえば、野村さんに前なんかプライベートでお話を聞かれたときに、結構会食とかだと自分が持ち出すことが多いみたいな話をされたことが。
なんかありましたね。そんな話が。
それも一つの野村さんの中での思いの一つだと思うんですよね。今日この時間を作ってくださって本当にありがたいなって思ってるから、多分野村さんが払いたいって思いで払ってると思いますし、そういう一つ一つの中に野村さんがついついやっちゃうこと、やってよかったと感じるものっていう才能が隠れてると思うんですよね。
確かに。そんな話しましたね。そういえば昔。
それだから才能だなって思って聞いてました。
なるほど。
で、2ステップ目ですね。相手の考えてることを徹底的に理解する。ここに対して結構時間を使ってるというか思いが強いのかなと思ってて。ここを省く方もいるじゃないですか。パパパってコンテンツを教えてください、発信できるものを教えてください。
そうですね。
野村さんはここにすごい時間をかけるっていうのは、本当にその人のあまりない話だったりとか、世の中的に成立するとか、あと野村さんが興味を持てるかどうかっていう、多分そこの実はフィルターをかけてるんじゃないかなって。
24:08
そうですね。おそらくこのやり方は効率がいいやり方ではなくて、もうちょっと多分フォーマット化して、どなたがお話ししてもコンテンツができるみたいな方法もやろうと思ったらできると思うんですけど、結構そこは私はあんまりやりたくなくて。カタカはめっちゃ好きなんですけど、コンテンツの中身はあんまりカタカしたくないみたいな、そういう感じなんですよね。
エモンさんの中に結構いいコンテンツって隠れてたりしますもんね。
そうですね。その人独自の揺らぎっていうか、それは割と深く話していかないと分かんない部分だったりするんですよね。
ここは確かにカタカしないっていうのが野村さんにとってのこだわりのポイントなんですね。
そうですね。カタカは好きなんですけど、あまりにもやんないっていう感じですかね。あまり強くはやんないってことですね。
多分さらにですね、これも本当はこの才能放置式作るためにもっと時間が必要なので省かせてもらっちゃうんですけど、この相手の考えていくことを理解するためのヒアリングの時の意識してないレベルでやってるヒアリング方法。ここに絶対才能が隠れてるんですよ。
確かに。なんかありそうですね。
いつも僕、誰か起業家のシーンをさせてもらうときとかは、ミーティングとかに入らせてもらいながら、こういう質問をしてるんだとか、こういうトークとか作ってるんだとかっていうふうに見ていくと、その人の中の才能が隠れていて、それがマネジメントに行きたりするんですよ、逆に。
マーケティングに行きたりするんですよね。マーケティングっていうのは集客、どうやって営業を取ってくるかとかにも行きたりするので、一つ一つの才能が見えてきそうだなって思いました。
抽象化すると相手のことを徹底的に理解するんですよね。
三つ目が、一応さっきと重複しますけど、そのコンテンツが本当にイケてるかどうか。市場的にイケてるかっていう観点と、本当に面白いかっていう、番組に成立するかっていう観点ですよね。
四つ目が、自分で今度具体的にどうやってそのコンテンツを固めていくのかっていったときに、野村さんは自分でできないことはむしろ自分よりできる人に任せる。
野村 そうですね。
これ野村さんの特徴ですよね。
野村 そうですね。もう任せる力を借りる、その辺りは躊躇なくやりますね。
そうですよね。これも多分きっと後縁があるからできるんでしょうね。
野村 ああ、かもしれないですね。
で、五つ目。編集スキルを使って具体的に構成をしていくと。これは結構才能というよりかはスキル的な観点かなと。
野村 スキルですね。
ちなみに才能とスキルは結構違うんですけど、才能っていうのはあくまで性質。ついついやってしまう行動とか思考のことで、スキルっていうのは経験によって養われた力というふうに定義しているので補足です。
分かりました。今のところをちょっと抽象化して言うとしたら、割と私の得意技というかスタイルとしては、別の領域の知見を他の領域に持ってくるっていうのを結構やるんですよね。
面白いですね。確かにそれ分かりやすいですね。
で、今回の場合もテキストでやったことっていうのを音声編集、音声コンテンツ制作のところに移植させるっていうやり方なんですね。
27:02
それで言うとそれは才能ですね。
野村 才能ですか。
はい。他の領域のものを持ってくるっていう行為をついついやってしまったりとかですね。
野村 やりますね。はい。それはすごいやります。
その後に生かしているものはスキルだと思うんですけど、その行為自体が結構野村さんの特性なんですね。
最後6つ目が業務の依頼をするときの仕組み化ですね。
野村 はいはい。そうですね。
誰でもできるようにとか、どこが問題だったのか、二度とそういうふうに起きないように改善を繰り返すっていうこと。これが野村さんがついついやってること。
野村 そうですね。はい。
で、あとはもうこの繰り返しですね。ずっと改善しながらずっと繰り返していくっていう感じだと思うんですけど。野村さんを大きく分けてこの6つのステップになったのかなって思っていて。
ただですね、さっきお伝えした通り、もっと細かいはずなので。もっと細かいやつを分岐させて作っていきながらやれるといいのかなって思ってまして。
なんかおすすめのツールがあって、僕はよくMiroっていうサービスを使ってるんですけど、Miroっていうものの中にマインドマップを作れるツールがあって。
他にマインドマップ系のサービスでも全然いいんですけど、Miroの良さはマインドマップだけじゃなくて付箋を貼れたり、階層をもっと色付けしたりとか、いろんなことがすごい多用にできるんですよ。
結構無料でも使えるので、このMiroでどんどん自分のステップをどんどん書いていって、もっとここ編集した方がいいな、ここ付け加えた方がいいな、みたいな形でどんどん日々いじれるので。
最初は紙でもいいと思うんですけど、そういった形で一旦才能方程式をこういう風に仮設で作ってもらって、日々付け足して改善していく。そんなような形で才能方程式を作ってもらえたらなっていう風に思います。
確かに。そうですね、掘り下げていく。マインドマップってすごい掘り下げていくのに向いてますもんね。
そうなんですよね。かなり向いてて分かりやすいので、あとその日に思いつかないことはもう思いつかないので、時間を置いてまたやるっていう風になると結構出てきたりするんですよね。
よく僕のセッションでもMiroは使ってるんですけど、欲求と才能方程式と最後に発動条件っていうのを見つけていって、それを見てもらいながらその後に改善していってもらえたらなっていう風に思ってるので、そういった形で使えるかなという風に思います。
まとめて見れるんで、全てを。
そうですね。分かりました。確かにちょっとMiroも私使ってみたいと思います。
ありがとうございます。ぜひ使ってもらえたらと思います。最後に一つですね、この才能方程式をこれは才能だって確信に至るための質問がありまして、それ三つ最後にご紹介します。
はいはいはい。
一つ目が、改めて一つ一つの行為はついついやってしまう行動ですか?
うーん。
で、二つ目の質問が、自分にとって価値あるものだと本当に思えますか?
はい。
で、最後三つ目は、ストレスはその行為自体にあまり感じませんか?
なるほど。最後の質問面白いですね。そっかそっか。
ストレスはすごい関係していまして、最近研究では日々研究対象の方にストレス度合いみたいなのを測り始めているんですけれども、そのストレス度合いと行動の関係性ってかなり重要なんですよね。
はいはいはい。
なのでそこもかなりポイントとして見てもらいたいなという風に思っています。
確かに。そうですよね。やるんだけど、その行為自体にストレスを感じていたら、それはまあ向いてないってことですよね、きっと。
向いてないってことです。
30:00
うーん、ですよね。
まあストレス感じてもやりたいと思えるもの、欲求に近いものだったら全然僕はいいと思うんですけど。
はいはいはい。
欲求でもない、才能でもないっていうことなので、やらないほうがいいですね。
そういうことですね。
はい。
ああ、よく分かりました。いいですね。最後の三つの質問は確認するのにちょうどいいですね。
はい、すごく使いやすいと思うので使ってほしいです。
わかりました。
今回この才能方程式についてお伝えさせてもらったんですけれども、次回は4ステップ目の自分がよく評価されやすい環境を振り返る。
うーん、なるほど。
ということについてお話をしていきたいと思います。
わかりました。では、続きは次回いきたいと思います。
ありがとうございました。
はい、凡人の非凡な才能を科学する。ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、ぜひフォローやチャンネル登録をしていただけますと嬉しいです。
そして、この番組ではリスナーの皆さんからのお便りをお待ちしています。
概要欄に投稿フォームを記載しましたので、感想や質問などお気軽にお寄せください。
またTwitterでハッシュタグ、ポッドキャット、才。ポッドキャットはカタカナ、才はアルファベットで感想をツイートいただけますととても励みになります。
この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます。
それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。
31:18

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