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2023-12-12 10:55

93. 京都の千本通り

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サマリー

私は大学生の時、京都に住んでいた千本通りについて話します。千本通りはかつての首都であるときのメインストリートであり、千本の外葉が並んでいたことからその名前がつけられた街です。

00:03
みなさん、こんにちは。Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。みなさん、お元気ですか?
はい、12月になりました。2023年ももう少しで終わりですね。本当にあっという間ですね。
街はもうクリスマスモードです。
イギリス出身の生徒さんから聞いたんですが、イギリスではクリスマスといえばチャリティ活動だそうです。
クリスマスをただ楽しむだけじゃなくて、貧しい人、困っている人のことを考えてボランティアをしたり、寄付、ドネーションするんだそうです。
日本ではクリスマスはそうです。
そういうチャリティとか、宗教的な要素は全然なくて、商売のためのイベントですね。
我が家はクリスマスだからっていう理由ではないんですけど、先日、戦争の被害に遭っている子どもたちのために募金をしました。
募金は寄付と同じ意味ですね。ドネーションです。
はい、私の子どもたちも自分のお小遣いから募金をしました。
世界にはいろんな悲しい問題があるけれど、無視しちゃいけない。考えることをやめちゃいけないと思います。
知って、学んで、考えることが大事だと思ってます。
子どもたちにも、世界にはこういうものがあると思っています。
こういう問題があるんだよ。私たちが今平和なのは当たり前じゃないんだよってことを伝えて、じゃあどうしたらいいと思う?
自分たちに何ができるかなって、一緒にニュースを見て考えるようにしています。
京都の千本通り
さて、この前久しぶりに京都へ行ってきました。
京都は私が大学生だった時住んでいた場所です。
今回は、なんと!
数年ぶりに、つまり卒業以来ずっと会っていなかった大学時代の友達と集まりました。
で、たくさんおしゃべりをしてきました。
みんなで大学にも行って、教室とかラウンジとか懐かしい場所を回りました。
この日私は懐かしいって100回ぐらい言ったと思います。
本当にとっても楽しい時間でした。
今回は友達に会うことが目的だったから、観光はしてないんですけど、
相変わらず京都駅は人がものすごーくたくさんいました。
本当に人人人。バスも満員だったしね。
京都は観光地ですから。
私が住んでいた時もいつも観光客がたくさんいました。
観光客がたくさんいたけど、変わらないですね。すごいね。
でも、そういうちょっと大変なところもあるんですけど、京都って本当にいいところですよね。
見るところがたくさんあって、全然飽きない街だと思います。
京都に住んでいる時は何回も観光地に行きました。
さあ、金閣寺とか清水寺とか、二条城、嵐山とかね。
観光地じゃなくても、普通に街を歩いているだけで歴史を感じるんですよ。
古くから伝わる伝説だったり、歴史的な事件だったり、
何か面白いエピソード、ストーリーがある場所が多いんで、
そういうのが多いんです。
そして、地名もすごく面白いんですよ。
普通と違った特別な漢字を使ってたり、特別な読み方をしたりするんです。
だから、この街は昔どんなことがあったんだろう、どんな人が住んでたんだろうって想像して、
よく名前の由来を調べたりしていました。
あとは、歴史的なお店もすごく多いんです。
いわゆる老舗ですね。
100年とか200年以上続いていたり、中には1000年以上続いている店もあるんだって。
すごいですよね。
私も老舗の漬物屋さんとか和菓子屋さんでバイトをしたことがあります。
長い。
歴史あるお店のお手伝いがほんの少しでもできて嬉しかったです。
歴史って面白いですよね。
私の実家とか、今住んでる家もそうだけど、
自分に何か関係がある場所で、
昔々は何があったんだろうなって考えるのが好きです。
例えばね、私の実家の住所には、
寺っていうか仏教に関する漢字が入っているんですね。
でも、今は近くに寺とか仏教に関するものってないんですよ。
だから、大昔、昔々の時代にお寺とかなんかあったのかな?
お寺に関係する、仏教に関係する建物とか人がいたのかなって、
想像するんです。
さてさて、私が大学時代に住んでいた場所は、
千本今出川というエリアです。
千本今出川。
これは千本通りと今出川通りがクロスする地域です。
千本通りは、昔々京都が首都だった頃、
メインストリートだった通り、
十七キロも続く長い道です。
千本通りの千は、数字の千を表します。
そして、千本の本、これ、範囲です。
一本、二本、三本、四本。
何かを数える時の本です。
千本。千本通り。
なんかちょっと不思議な名前じゃないですか?
千本通りの由来
はい。
名前の由来がとても面白いんです。
平安時代、今から千年以上前ですね。
今の千本通りの北にある山、船岡山。
ここは亡くなった人を置いておく場所でした。
今の日本では人が亡くなったら、火で燃やします。
つまり火葬をします。
でもこの時代は風葬って言って、漢字は風にお葬式の葬と書いて風葬なんですけど、
つまり燃やさないし、土にも埋めないし、風に当てておく。
外にそのまま置いておくんです。
自然に任せて自然に返す、そういう方法だったんですね。
なので、
この船岡山にはたくさんの死体、亡くなった人が積まれていって、
鳥とか動物がその体を食べたりして、ちょっと怖い場所だったそうです。
なので、当時亡くなった人は千本通りをまっすぐ北に向かって運ばれて、
船岡山に風葬されたわけです。
で、
亡くなった人に対して悲しみの気持ちを表すために、千本通りの道にはたくさんの外葉が並んでいたそうです。
外葉は細長い木の板なんだけど、そこには亡くなった人の名前とか、生まれた日とか亡くなった日が書かれています。
ちなみに外葉の習慣は、
ちなみに外葉の習慣は、
日本のお墓に行くと、外葉を見ることができますよ。
はい。
で、千本通りにはたくさんの、千本の外葉が並んでいたから、千本通りと呼ばれるようになったそうです。
はーい。
あの道にたくさんの外葉が並んでいたんだって想像すると、
ちょっとなんか不気味な、怖い感じがするんですよ。
感じもします。
はーい。
でもなんかね、いいですね。
歴史を感じられて、興味深いなって思います。
はい。
今日はここまでです。
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ではでは、今日もコツコツ頑張りましょう。
バイバイ。
10:55

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