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労働集約型だね。
この言葉は、お世話になった先輩実業家の人に初めて会った時に言われた言葉です。
うちの前身はセミナー撮影業になります。
毎日のように、あちこちで開催されているセミナーの撮影に行っていました。
1日に3件のセミナーを撮影したこともあります。
動けば稼げるけど、動かなければ稼げないという典型的な労働集約型です。
動かなければ稼げない、かつ次の月の売り上げも拡約されていない。
だから毎日機材を背負って走り回るしかありません。
食っていくために非税人を稼がなければなりません。
値下げ要求にも対応しなければなりません。
そんな姿を見かねて、冒頭のセリフを言われたわけです。
もちろん労働集約型が悪いというわけじゃありません。
好きでやっているのだったら幸せなことだと思います。
でも時には動き続けているのが辛くなる時があるんですよね。
実体験だからよくわかります。
実は労働集約型をしているからといって、それしかやっちゃいけないというわけじゃありません。
完全に知識集約型に移行することは難しいかもしれません。
けれど一部を移行することは比較的簡単にできます。
ではどうすれば労働集約型から知識集約型に移行できるのか。
キーワードはノウハウ化です。
例えばセミナー撮影業であれば、セミナーを撮影する際の3つの手順。
動画を活用して顧客を獲得する方法。
セミナーをDVD化して販売する方法など、業務の一環として行っていることをノウハウ化します。
すると途端に知識集約型へ移行できます。
あとはそのノウハウを文章にしたり、音声にしたり、動画にしたりすればいいんです。
セミナーをしてみるのもいいかもしれません。
普段やっている業務をノウハウ化できないか。
一度時間をとって考えてみることをお勧めします。
時間をかけてでも行う価値が大いにあります。