1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
  2. #01-2 サブスク別荘「SANU」が..
2023-01-25 33:05

#01-2 サブスク別荘「SANU」が目指す自然との共生社会のつくりかた | SANU代表 福島弦

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起業家や科学者、クリエイター、新時代を導く先駆者たちと膝を突き合わせながら、プロジェクトを軌道に乗せる秘訣に迫るインタビューシリーズ。
番組では「プロジェクトデザイン」の視点から5つの質問を投げかけ、プロフェッショナルの原動力に迫ります。
記念すべき第1回目のゲストは、「SANU」代表の福島弦さん。
「第二の家」というコンセプトで展開される、サブスクリプション型の別荘「SANU 2nd HOME」が都会の生活者に人気を博している中、人と自然が矯正する社会をどのように実現していくのか。
創業前のエピソードから、力強く未来に向かっていくための構想まで、ディープな対話をお楽しみください。
<ハイライト> # 完成形だけではなく、つくる途上も顧客とシェアする # 自分達の心が躍らないことは、やらない # 正しいことは誰もわからないから、熱量がすべて # 真ん中の熱源が失われると、モチベーションが伝播しない # 消費者ではなく生活者になる体験を提供する
<5つの質問> #1 VISION : どんな未来のために活動しているか #2 ORIGIN : 活動の根源にある原体験 #3 KEY : プロジェクトを大きな成功に導く鍵は #4 CHALLENGE : 超えるべき高い壁は #5 EFFECT : プロジェクトの成功は社会にどんな影響を与えるのか
■⼈と⾃然が共⽣する社会の実現を⽬指すライフスタイルブランド「SANU」 https://sa-nu.com/

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それでは、前編に引き続き、SANU代表の福島弦さんにお話を伺っていきましょう。
そうなんですね。そんなところがオリジンで、先に会社をつくってビジョンはできて、
なぜサブスクというか、かつ別荘というところに行き着いたのかとか、
他に何か考えていたアイディアとか、何かなかったですか?
そうですね。他に何度も何度もアイディアを出して、僕にとっては1人じゃなかったのが結構重要で、
本間さんという常にボールを当てられる相手がいたっていうキャッチボールできる相手。
これもプロジェクトの成功のすごい重要なキーなんじゃないかなと思ってますけど、
それでも、本間さんという常にボールを当てられる相手がいたっていうキャッチボールができる相手。
これもプロジェクトの成功のすごい重要なキーなんじゃないかなと思ってますけど、
それでも何度も何度もアイディアを投げ込んでて、例えば人と自然をつなげよう。
つまりは人を、都会にいるたくさんの人を自然に連れ出すか、都市に自然を持ち込むかどっちかだと。
で、都市に自然を持ち込む側で、僕が思いついたのは、東京はすごい、
賃貸マンションでもどこでもベランダは絶対あるじゃないですか。小さくても。
東京中のベランダを緑で埋めようと。
マンションに住んでる人も、でもベランダ緑に埋めたいと思うけど、埋め方が分かんないとか、
そこで鉢植え屋に行って買うとかちょっとハードル高いじゃないですか。
だからそれをもう完全にコマースで、サブスクリプション型で、
いい感じのデザインを自分でピコピコ選べて、したら流行るんじゃないかみたいなので。
めっちゃコンサルっぽい。
ですよね。
ミーシーみたいなやつですよね。
モサン的には面白くないなって言われて。
それはげんちゃん、あんま大きい企業になる感じしないなみたいな。
そうか。
そうなんですね。
じゃあそこで都会に持ち込むんじゃなくて、人を自然に連れていけばいいんじゃないかみたいな。
そうですね。
この3セカンドフォームを思いついたのは本当に実体験的なやつで、
僕のパートナーと一緒にエアビーとか、彼女もよく山走ったりとかするので、
一緒にエアビー借りて、三浦半島のエアビー借りたら、写真と全然違うわけですよね。
あれ?みたいな。
で、行ってみたら夜ゲジゲジが出過ぎて、本も寝れないみたいなのとか、
あとはちょっとグランピングとか勉強しに行こうかって言って、
とある有名なグランピング行ったら1泊18万しますと。
マジっすかと。
いろいろ出てきてね。
いろいろ出てきて、別にそれが悪いわけじゃないけど、
自然って今こんな感じになってるみたいな、自然見れることってみたいなので、
なるほどなって思ったりとか。
なんか走行してるうちに、ある時そういうエアビーで仕事をして、
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で、Zoomで本間さんともう一人の仲間と会議して終わった時に、
いや、これなんか毎回探すのちょっときついな。
あれ?サブスクール定期的にとかあったらいいんじゃない?みたいな。
なんかそうやって降ってきて、もう今でも覚えてますけど、
これ月額で海とか山にあったらどうよ、本間ちゃんって言ったら。
原、それヤバいわ、最高顔、みたいな。
そこから育っていったのを覚えてますね。
すごい面白い。
ただ、結構それはどんずばで当たっていて、
そうですね、よく週末家族で出かけるんですけど、
行くと楽しいんですよ。
ただ、よくよくしばしば、行く前にちっちゃい喧嘩とか起こるんですよ。
そうなんですね。
ちょっと僕の性格の問題怖いかもしれないけど、
要はどこに行くみたいな話で、すごい僕の奥さんが探してくれるんですよ。
あれもいい、これもいい、選択肢が3つぐらいあって、
どこもいいなと思うし、どこでもいいと思う、みたいなこと言うと、
は?みたいな。
言い方の問題も多分あると思うんですけど、
でも本当にどこもいいと思うんだもん、みたいな感じが、やっぱりちょっと辛かったりとか。
あと何気に道に迷っちゃったりとか。
生き方を考えたり。
分かんなくて、水着持ってったほうがいいの?どうなの?
なんか忘れた、みたいなこととかが、なんかちょっと旅を一瞬冷やしてしまうような。
確かに行きつけの中華屋のありがたさみたいなことですね。
ありますよね。何も考えずに、空いてる日がうちらもスケジュールが空いてるんだったらいいじゃん、みたいな。
結構ここはある意味東京圏内に住んでる身としては、やっぱどんどん北感はあったのかななんて思いますね。
かなりキャンプも行くほうだったんですけど、めっきり布団が気持ち良すぎて。
一回止まっちゃうとね。
最近はなかなか行けてないですけどね。
デブさんはそういう使い方もしかしたらしてないかもしれないですけど、僕自然に行った時やっぱりすごい幸せを感じるのは、実は自然の中で仕事をしてる時なんですよ。
なんかマジで嬉しいってなるんですよ。何でかわかんないんですけど。
白馬に一週間に滞在して、もちろん雪山登ってとかバーベキューしてとかそういう楽しさもあるんですけど、
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日常生活の象徴の仕事を自由な場所でめちゃくちゃ綺麗な景色見ながら、自由にやってるっていうことにすごい幸せを感じて、
自分の目の前のコール、電話会議の内容とかも愛しちゃうみたいなのもあったりとか、なんかアイディアもどんどん本当に普通に降ってくるしとか、
なんかそういう感覚は結構自分の中では現体験的にというか、三輪のセカンドホーム事業を探す中であって、絶対俺だけじゃなく、
もし選択できるんだったらそういうとこで、ずっとじゃなくてもたまにそういうふうな働き方したい人ってやっぱり多いんじゃないかなって思ってるのも、このセカンドホームの原点ですね。
そうですね。共感が深くて、僕も年度始めの今年の1年の計を立てるみたいな仕事をしているときに、
なんか川、お前に一脚椅子立ててスケッチブックだけ持ってくみたいな、あれはかなり私服というか、あんた休みなよみたいなこと言われるんですけど、いやめっちゃ今私服。
わかります。その感覚わかる。
それは確かにあるんですね。ただ、結構これ僕の今家族構成の特性があるんですけど、小学生の子が2人いると、おのずと週末に行くっていうことになっていて、
僕はもうそこのストレスが場所に縛られすぎない初等教育のプロジェクトめっちゃやりたいなって思っちゃってるんですけど。
本当にそれやりたいですね。
そこを何回やりましょう。
本当に幼稚園生とか保育園児は今3年ちょっとやりたいなと思ってて、連れてったときに保育留学がすごい増えてきてるとかちょっとやってる人たちいるので、
八ヶ岳の僕らの拠点に来てるときに子供預かりますと地元の保育園で、そうするとお父さんお母さん結構不利になって、
自分で掛け物したり仕事したりして、子供たちもある種その自然の中に行けてとかっていうのができるんで、
なんかそれは小学校だとね、よりハードル上がるんですけど、やっぱやれるとキッズたちにとってもいいんじゃないかな。
そうなんですよね。結構移住にしてもそういう旅行にしてもかなり学校というものに、そんなに長期で行かなくてもいいので、
この日1日休みたいから前の週はちょっとオンラインで教育課程をちょっと終了しておきますみたいな、
そういうのとかできたらいいなーなんていうのは思いますけど、本当こう多分それってサヌー自体が、
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さっきおっしゃってたように生活者拠点ということでやってるからこそめちゃくちゃ接続するビジネスとか課題とかすっげー多いなと思って見ていて、
なんか車の提携みたいなのもね、例えばやられてましたよね。
はい、そうなんですよ。このやっぱり多拠点生活とか2拠点でとか都会に縛られないでってなったときに、
教育と交通と、医療もあるんですけど、ちょっと若い世代、僕ら中心にやってるんで医療はちょっとってなったときに、
移動もやっぱすごい重要で、当然1拠点目と2拠点目を行ったり来たりをどうスムーズにっていうので、
僕らはトヨタカーシェアさんと組んで、会員さんだけが使えるカーシェアみたいなので用意をしていて、
そうすると東京のご自宅から車で来るっていう方が多いんですけど、僕とか実は車持ってないので、
いつもカーシェアみたいな。
あずさに乗りながら車内はちょっと仕事したり本読んだり、ネットフリックス見たりして、
電車の途中でカーシェア予約して、降りたらレンタカーのめんどくさいなんかみたいななく、
もう本当に自分の車のようにそのカーシェアを使えるっていう、
そういうのができたらもっと多くの人が自然にアクセスできるかなと思って移動のところもデザインしているし、
究極10年後か20年後かEVの自動運転できてたら、
1拠点目の都市の生活と2拠点目の自然の立地を2,3時間自動運転がつないでくるみたいな、
別に自分で持っている車の場合もあれば、シェアしているものもあればみたいなのは、
結構普通に来る未来なんじゃないかなと思っている。
めちゃめちゃビジネスディベロップメントのアイデアがたくさん浮かぶなと思って、
ちょっと質問を次に進めていくんですけど、
エフェクトという、つまり良い効果に関してちょっとお話をしたくて、
サムってすごくサステナビリティのイメージとか強いですけど、
サムのプロジェクトがうまくいくと、他にも好影響、プラスの影響を受けるプレイヤーがいるんじゃないかなと思ってて、
人とか企業とか自治体とか、いろんな単位があると思うんですけど、
何か今イメージされていることってありますか。
そうですね。本当に僕らのこのショック10のところの、いわば10みたいなところをやっているんですけど、
この10で24時間過ごしてもらうと、本当に生活の全部入ってますみたいな感じになるので、
食事から寝るとき何を着るんですかみたいな話とか、
そうですね、ある意味で本間隆博がよく言ってますけど、
ホテルとかってやっぱり生活の総合パッケージみたいなところがあって、
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そこで聴く音楽は何にするのかとか、スピーカーは何であるのかとか、
あらゆる生活の要素みたいなのが入っているのが、このサヌ・セカンドホームの滞在で、
実際に今、僕らコラボレーションパートナーって呼ばせていただいてますけど、
じゃあコーヒーみたいな体験一つでミルでひいて、
スペシャリティーのコーヒーは自然の中だったら、できれば例えばドリップしてみてもらって、
おいしく八ヶ岳の風を感じながらテラスで飲むみたいな、
じゃあそれはオニバスコーヒーと一緒にサヌ・ブレンドを作って体験してもらって、
体験してよかったらオニバスのコーヒー、もしかしたら東京戻った後もそのまま買い続けるかもしれないとか、
何かその日常の延長でサヌで体験したものを都会に持って帰ってもらうみたいなところっていうのはすごく意識してやっているので、
それで言うとアメニティーじゃおさじさんだよねとか、スピーカーはジェネリックさんだよねとか、
布団はシンソーさんのブランドでやってるよねとか、そういう生活にまとわりつくすべてのものを体験してもらってつなげていくみたいなところで、
いろんなまだまだ僕らが見切れていない世界とか、いいプロダクト作ってらっしゃる方ってたくさんいるだろうなと思うから、
そういう方々との親和性はすごい強いんじゃないかなと思ってる感じですかね。
なるほど、あんまりそんなデジタルに効果を追いかけてないかもしれないですけど、結構買ってます僕。
これ収録してるスタジオでもFostexのBluetooth接続器を入れてみたりとか。
シンプルでいいですよね。
なるほどと、結構クリエイションの仕事にもこうなって、多分そういう観点があるんだなと思いましたね。
確かに家の中の出来事はそうですけど、他にもさっきモビリティ移動みたいなところがありとか、もしかしたら教育とか。
いろんなことが確かに広がっていきそうだなというふうに思いましたが、
あえて今直近1,2年とかでこんなチャレンジしてみたいから、もし興味あったらこの指止まれしたいとしたら、
いろんな人に話しかけてね。
そうですね、この指止まれで話しかけたい人。
これ日本語で収録しちゃってるのはあれなんですけど、早く日本から世界中に広げたいっていう欲求があって。
その前にあれか、関東近辺でしかやってないので、我が地にサヌ来てくれっていう人がいたら、
まずは関西周辺とか、北海道の札幌周辺とか、仙台周辺とか、九州の福岡周辺とか、
まずは日本中の自然に行けるようなサービスにしていきたいなと思ってるし、
サービス開始してリリースした直後に、一軒ニュージーランドの同じようなキャビン作ってる事業者さんから連絡が来て、
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これもうすごいね、最高のビジネスなんだよ、ニュージーランドでもやろうよみたいな言っていただいたんですけど、
日本に限らず広げていきたいなとか思ったりするんで、
いらっしゃる方、ここでできたらいいんじゃないとかっていう人がいれば、声かけてほしいなとか思ったりします。
それは具体的に、例えば、うち土地が余ってるんだけどどう?みたいな、声かけが感じなんですか。
それが一番直接的でありがたいかもしれないですね。
サナのウェブサイトの中に土地、もしサナで活用いただきたい方はとかで出してたりするので、そういう分野もありますし、
あとは建築、僕ら建築をプロダクトとして作るっていう思想を持っていて、
テスラさんがEV作るとかアップルさんがコンピューター作るように建築をプロダクトとして捉えて、
建築って1個ずつ設計師さんがこれが俺の世界観だっていろんなものができていくっていう一定ものみたいな世界を、
もうちょっとプロダクトとして3万部品ぐらいでサナキャビンできてるんですけど、1個の完成品として作る。
作ったものをお客さんのレビューを踏まえながら、ちょっとずつ改善していくみたいな思想でやってるんですけど、
この建築のプロダクト化みたいな領域は、インターネットオブシングスじゃないけど、
IoTみたいな分野でももっともっとやれる領域があるし、サステナブルにしていこうと思っても、
もっとこういう断熱の素材使ったらいいんじゃないとか、そこだけで企業がもう10社も20社もできるぐらい深い領域なので、
僕らまだまだ弱い、追求しきれてないので、その辺ですでにやられてる事業者さんとか、
こういうサステナブルな木材の原材料の開発やってますとか、いう企業さんはぜひ話したいなとかって思ったりしますね。
ありがとうございます。確かに。
たぶん目指されてるビジョンの方がでかいから、まだまだ拡張の余地はあるんだろうなっていうことがよく分かりました。
じゃあ一方でその次の問いがチャレンジということで、これはあえて前向きに言ってますけれども、
結構プロジェクト進める中でしんどいこととか、結構分厚いなこの壁みたいなのがあると思うんですけれども、
なんか最近打ち当たってる、またはちょっと最近超えたけどここは結構つらかったなみたいな、
ちょっとエピソードがあれば教えていただきたいです。
そうですね。もうチャレンジしかないなという感じですけど、
一個は大きくはやっぱり裾野を広げていきたいと思っているので、
この月額5万円ってもうぶっちゃけて言うと、やっぱり一定の小利用できる人ってのは限られてくる金額も含めですね。
年間だとかける10にしてってなってくるので、
でもこれが本当にいろんなイノベーションの結集によって月額3万円とか2万円ですって提供できたら、
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もしかしたら日本にいるとても多くの人にとって、
そのファーストホームの都会の賃貸と合わせて2、3万でセカンドホーム、
これでだいたい住宅費って考えるよねみたいなことが、もしかしたら当たり前になるかもしれない。
それぐらいまで広げるたいな、でもまだまだそこまでいけてないなとか、
まさに本人もそうですけど、自分で払うと思ったら高いかもしれないけど、
企業の姿勢として入ってもらって、働く場所の一つとして使ってもらう。
そうしたらもっと体験できる人多いよねとか、
この辺はチャレンジとしてはやっていかなきゃいけないなっていうのが一個と、
もう一個はめちゃくちゃお金がかかるっていうプロジェクトの中ではやっぱりもう本当に、
インターネットとかソフトウェアというものではなくて、
土地、建物みたいなもうザ・リアルみたいな仕事なので、
これをどうファイナンスしていくかっていうのは永遠のチャレンジっていうか、
ここを解きほぐせると本当に広がっていく大きな可能性を秘めてるかなと思って、
どうやって伝統的なお金の集め方じゃない、
新しい21世紀の集め方って考えれないのかなみたいな思ってて、
銀行さんにお金を借りに行きますとか、株主さんとか投資家さんに投資してもらうじゃなくて、
もっと民主的な不動産のお金の集め方とか、
今いろいろ広がってきてるんですけど、ブロックチェーン技術とかも使いながら。
この分野をやっていけると、
不動産投資って言うとすごいギラギラした無機質でちょっと怖い世界みたいなのあるじゃないですか。
端高か。
端高か。
それをSANUがちょっと自然とか人間の温かさとかコミュニティとか、
そういう概念を持っていろんな人から応援してもらって、
資金を集めながら、それである種のサブスクライブできる拠点を増やしていくとかっていう、
そこはチャレンジでもあり、頑張って取り組みたいなと思ってるし、
我こそはそこに挑戦したいという、ファイナンスをやらせてっていう人がいたら、
ぜひ連絡欲しいなと。
それはすごいですね。
2つお話しいただいたと思うんですけども、
1つ目が裾野を広げるっていうところで、
確かに決してめちゃめちゃ安いとは僕も思っていないですし、
何か代替的なものがあったときに乗り換える可能性もゼロではなかったりとか、
結構1回は岡田さんに直接連絡もらってやめるのをやめましたけど、
ちょうど犬が家に来て、犬連れてけない。
そうですよね。
21:00
連れてけないというか、
当時何件かありましたけど、なかなかこれいけないなってなって、
ちょっと泣く泣く徘徊しようかみたいな話もあったんですけど、
結構いろんな家族の形態があったり、ステージがあったりする中で、
結構最近思うのが、結婚、出産みたいなことだけが家族じゃないとか、
ちょっと言い過ぎかもしれないですけど、
僕にとっては社員も家族みたいなもんですみたいなことがあったりすると、
確かに何かそういう家族と呼ばれる単位について考え直す時代も
そう遠くないんじゃないかなと思った時に、
確かにそこでサヌの懐が広がっていると、何か活用しやすいなと思ったりはしますけど。
なるほど、そうか。
家族、コネルに働いている人も含めて、ネムさんにとっては家族なんですね。
その家族が使えるといいですよね。
そうですよ、結局そこで言ってやりたいことって息抜きしたり、
普段できないような話をしたかったりとか、同じ体験をしたいっていうことがメインで、
思い浮かぶ顔は結構、家族も仕事仲間も割と同じだったりとかしますし、
あとやっぱ最近いろんな自治体の動きも注目してますけど、
渋谷区がパートナーシップ証明書を出したりとか、
あれってなかなか法的なというか、法的な法則力があるものではないけど、
本人たちは家族であるっていう認識とか、
いろんなことが多分、そもそも認識としてアップデートされてきそうだったので、
そういうところに寛容であるというか、フィットするサービスであると素敵だなみたいな。
そうですよね。いろいろ考え始めてるので、ぜひお待ちください。
やっぱりホテルとの違い、ホームであるってなると、人を招けるみたいなのもすごく、
自分が泊まってるホテルに人を招くってあんまり考えにくいじゃないですか。
自分も客人として行くので、セカンドホームっていうのは皆さんが主であるみたいなところがあるので、
ある種誰かを呼んでくるみたいなのはすごく特徴的な行為だったりもするし、
その意味でベムさんが会員だったら、社員の誰かをとかご両親をなのか友人をなのか、
もっと自由に使ってもらえたり、もっと人を招けたり、
ある種広い意味での家族にも使ってもらえるような仕組みってどうするのってのは、
確かにもう一歩、二歩考えていかなきゃいけないですね。
そうですね。そこは確かなチャレンジだなというふうに思いました。
最後の質問になるんですけれども、これはキーというふうに、鍵ですね。
結構いろんな大きいビジョンも聞いたんですけど、いろんな鍵があると思います。
プロジェクトをより大きな成功に導いていくために何が鍵になるかなと。
24:04
難しいですね。
たくさん思い浮かんじゃってるとは思うんですけど。
その面積が大きいのは何かなというところを。
なるほど。広がっていく上で鍵になるものは何かですよね。
まあ、いいメンバーがサヌに集まって働くことですかね。
いい気持ちで情熱を持って。
今何人ぐらいでやってらっしゃるんでしたっけ。
25人ぐらいまで来ましたかな。
どういう職種とかスキルというか。
いやもう本当にいろいろで、設計バックグラウンドの人間もいれば、
本当に不動産頑張ってやってきましたもいれば、
ファイナンス、特に金融みたいな人もいれば、
あとはデジタル、エンジニアリングみたいな人。
本当に結構幅広いんですよね、サヌは。
デザインとかクリエイティブやってるメンバーもいるし、
マーケティングもいるしとか、
あらゆるメンバー、あらゆるプロフェッショナル、
あらゆる専門領域の人間が集まってって感じなんですけど、
サヌの思想としては、さっきの消費者ではなくて生活者なんです、
みたいなのもそうなんですけど、
僕らサービス提供者とサービスを利用してくださるデムさんみたいな考え方は、
あまり川を隔てて対岸にいる人っていう考え方はあんまり持ってなくて、
もっと同心園的なものを考えていて、
同心園で一番熱量が高い人が一番それに賭けてる人っていう意味でのサヌのメンバー、
僕と本間含めですけれども、
その次にサヌ的なものがいいなと思ってくれてる人が、
一緒に働いてるパートナー企業、マイエディエックスみたいな建築チームだったり、
その次ぐらいに行ってくださる人が、ある種、僕らはメンバーと呼んでますけど、
実際に使ってくれてる人。
使ってくれてる人がいいなってなって、次の人呼んでくるとか、
社員さんを連れてらっしゃるとかっていう、
そういう広がりの形を考えていて、
その意味で言うと、一番真ん中の熱源が熱を失うと、
熱は伝播していかない。
プロジェクトってやっぱ熱量全て見たら、正しいことなんて多分誰も分かんないので、
熱を持ってやり続けるかが全てっていう意味で言うと、
その熱源を僕と本間で伝播できる限りっていうのはもう限りがあるので、
その新たな熱源を注入してくれるさんのメンバーが集まることが、
キーなんじゃないかなっていうふうに思いますね。
いや、むちゃくちゃいいお話ですし、
ある意味ユーザーもメンバーっていうふうに言い換えてもらえると、
結構愛着が湧いてきますよね。
本当に。
でもそこまでいろんな人がいるってなった時に、
なんて言って入社してくるんですか。
なんか共通点があったりするんですか。
そうですね。
27:00
Live with Nature、自然と共に生きるっていう言葉に対する解釈とか、
人生観とか何を思いますかっていうのは必ず入社の時に聞く。
その入社前においても、入社後のセッションでも。
それは決してめちゃくちゃハードにサーフィンしてほしいとか、
そういうことを言ってるわけでもなんでもなくて、
最近ちょっとちっちゃい子が自分生まれて、
少しこういうことを考えるようになったんですとか、
新しく引っ越したアパートの中庭の竹が揺れてるのがすごく美しく感じる時があって、
ふとした瞬間なんだけど、自然って重要だなと思いましたとか、
やっぱりどんな生活の中の欠片でもいいので、
この理念に対する共感性が強くあるか、熱の灯し火があるかどうかっていうのを、
ちゃんと自分の言葉で自分らしく語ってくれた人と働きたい、
みたいなのはすごく大事にしてるポイントですね。
なるほど。
なんかそれも山とかでやれるとまた。
そうですね。
定期的に一緒にみんなで自然の中に行ってやってたりもしますけど。
なるほどです。
ありがとうございます。
やっぱり真ん中に人がいて、それが熱源っていうふうに言い換えられるあたりも、
すごくポイントなんだなというふうに思いました。
ありがとうございます。
あと最後に一つ僕ちょっと、今一番楽しみなのが、海のサノンができる。
嬉しいですね。
というふうに聞いて、これちょっとプロジェクトデザインの観点からすると、
これできるのいつでしたっけ?
来年の夏前ぐらいですね。
そうですね。
なのでまだ結構先、今日が2022年の11月ですけれども、
かなり前から公開してるのって、プロジェクトを意識した何かだったりするんですか?
そうですね。
サンヌーのセカンドフォームの始め方自体もそうなんですけど、
プロセスを開示するっていうのは僕らのスタイルでして、
そのコンセプトに共鳴してくれる人の数をもって、
ある種、なかなか新しいことに対して支援とかチャレンジをしにくい、
例えば銀行さんとか投資家さんを動かしていくっていう、
ある種コンセプトを先に見せて共感の見える化をして、
それによって、そんな未来ってくるの?とか、
そんなものって誰が利用するの?みたいな人を説得していくっていう、
そんなアプローチをサンヌーは取ってて、
だからその過程も含めて一緒に使ってくれてるメンバーさんと楽しみながら作っていく。
決してその完成権の完成者種だけの納品だけを見せるんじゃなく、
作る途上も含めてとか、悩んでることも含めてとか、
30:01
その辺をこう一緒につまびらかにしていく、みたいなサンヌーのスタイルですね。
なるほど。実際めっちゃワクワクしてますけど、
もう引っ込み聞かないですもんね。
そうですね。
会社の出来方からして、先に器を作り、ビジョンを作って、
もうイーフラして。
そうそうそう。ある種、自分たちへのいいプレッシャーでもありますよね。
そうですよね。でも確かにそこで提示されるビジョン、ビジュアライズされたものも含めて、
すごく期待値を上げていくためのテクニックとしても高いものがあるなと思いましたし、
ありがとうございます。
すごい楽しみにしてます。
ありがとうございます。
そして先に出すといろいろ、こここうしたらいいんじゃないの、アドバイスも集まりやすいみたいなのもあるかもしれないですね。
だからもうソフトウェアの世界だと多分当たり前だと思うんですけど、
ベータ版を出して改善ポイントを聞いて、ブラッシュアップしていくみたいな。
建築もこうどんどん出していくといろいろ。
確かに。それを建築でなかなかやるっていうのはハードルが高い部分をやられていってるなっていう印象で、
めっちゃ面白いです。ありがとうございます。
ちょうどいい時間になってきて、でも全然まだ話足りないみたいなところがあるんで、
続きは山でぜひぜひお越しできればなと思います。
それでは第1回のゲスト、サドゥの代表福島源さんにお越しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いやー初回から知的興奮が止まらないすごい面白いお話でした。
皆さんどんなインスピレーションを受けましたか?
いやまさか事業内容が決まってないのに先に会社立ち上げちゃって、
そこから1年間ゆっくり考えるって結構びっくりしましたね。
ある意味逃げ道を閉ざしてしまうっていうのもプロジェクトに勢いをつける秘訣なのかなというふうに思いました。
そしてこのビジョンを言語化してやらないことを決めるってこれすごい大事ですね。
やることじゃなくてやらないことを決める。
そうすることで後々拡張されるであろうアイディアっていうのも制限されないと思いますし、
プロジェクトがすごくのびやかに育っていくんじゃないかなというふうな印象を持ちました。
リスナーの方にとっても熱量の高いプロジェクトを立ち上げるためのヒント、
いろいろ伝わったんじゃないでしょうか。
プロジェクトデザインルームでは新時代を導く先駆者たちと対話を続けていきます。
プロジェクトを面白くしていくヒント、これからも発掘していこうと思っております。
番組ではインタビューのリクエストやご質問をTwitterで受け付けております。
カタカナでハッシュタグプロジェクトデザインルームをつけてツイートしてください。
それではまた次回をお楽しみに。
お相手はコネル、プロジェクトデザイナーの出村光雄でした。
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