なんとなく知ってるフリというか、雰囲気は知ってるけど、ちゃんと知らんみたいなことって結構あるなぁと思ってるんですよ。
これピラティスじゃないかなって思ってて。 ピラティスかぁ。絶妙ですね、確かに。 ピラティス知ってる?って言われたら。
全く知らないわけではないですよね。 なんとなく概要はわかってますよ。
どんな概要ですか? なんかこう、ヨガ的な汗流すやつなんやろうなっていうのはわかってるんですよ。
多分みんなその認識が一番近いと思う。ヨガみたいなやつやけど、 ジムとかキックボクシングとかダンスではない
なんなんやろうみたいな。 そういう教室みたいなところで一斉に体を曲げたり伸ばしたりしてるよね、多分。
あとなんかさ、その上に伸びるゴムみたいなやつがさ、 こうぶら下がってて、ゴムみたいなの使ってやるやつみたいな。
それは。 多分ヨガの一種みたいな。
あの本当に新体操の新しい競技みたいなやつあるんやけど。 あれがピラティスなんかなぁって思ってるんやけど、でも多分違うねんなぁ。
あー、ピラティスはそういう道具とかいらない系やと思うけどな。 体一つでできるやつちゃおうかな。
いやー、わからんしなぁ。 もう雰囲気で語ってるだけやからね。
わからんけどさ。 っていうこといっぱいあるんですよ。 確かにありますね。
ピラティス。 ピラティスね。 これどうしてもピラニアが頭の中チラつくねんな。
これすごいノイズやねんな、ピラティス。 わかるわかる。僕もピラティスって最初聞いた時なんか
頭の中をなんか熱帯魚が泳いでたり。 いや泳ぐよな。
うん、やっぱなんなんやろうな、この魚感すごいよなやっぱ。 なんかな、わからん、これ微妙なんやけど、僕の生きる指針みたいな中に
わからないことに興味をどれだけ持てるかっていうのがあるんですよ。 ちょくちょく言ってると思うんですけど。
あー、大事ですね。 うん。
そこがどこまでいけるんかみたいなが、人生の楽しさみたいなのを左右するんじゃないかなって、どっかの台面から思ってて。
なるほどね、歳とっていくと絞っていく人多いもんね、自分の目的というか何のために生きるかみたいな。 そうそうそうそう。
だからそういうなんか関心というかね、めっちゃ大事やなと思ってね。 確かにね。
興味とか知識欲とか欲求とかいろいろあるけど、関心ってすごい、もうそんなものはもう10代の時に端数にしまって置いてきましたみたいな人も結構いるんちゃうかなと思ってて。
うーん、そうやな。確かに、より分かりやすく働き、お金を稼ぎとか、
そういうことに身を徹することが大事ですっていう人もいるしね。
あー。
うん。
でも、結構な心の中のなんていうかね、重しを押しのけてやってるんやろうなっていう。
うーん。今って結構、簡単に自分のやりたいものを作っていこうみたいなのがすごいグッと来てるやんか。
うんうん。
多分そこが相性良かったっていうのも多分あるっていうか。それこそあの土井善晴先生とかがさ、もうご飯と味噌汁だけでええんですみたいな。
あー。
ご飯も早炊きだけでええんですみたいな、言うやんか。
そうね。
多分その辺の俺の葉みたいな、自炊やってる投稿葉みたいなところをかなり救ってくれてるっていうか。
あー。
最近ほんとにSNSとかでもそういう発信も増えてると思うし、僕自身も料理ってそんなハードルが高いもんじゃないと思うんですけど、料理をしてる人がこれを言うことがなんかすでにウソええなって僕も思うんですよ。
うーん。
お前やっとるやんっていうさ。
そうそうそうそう。
だからあんまりそれを口酸っぱく言うのもなんか意味わからんなと思って僕あんまり言ってないんですけど、ただ料理の醍醐味って自分の食べたいものが食べれるっていうところやと思うんで、自分の好きな味付けとかで。
だからなんかそういう欲求を軸にやるほうがええんかなっていう感じはありますね。
うーん。
でもあんまりピンときてなくて。
うん。
その何か食べたいものがあるからやるっていうことでは全然ないから。
あーそういうことね。
そうそうそう。
あの、てらださんは食べるっていうことがエンタメやみたいなさ、もう食が全ての一番上にあるやんか。
全てかなり上。
全てって言ったらちょっと行き過ぎやけど、崖に自分が作りたい料理と家族が落ちそうになってたらその料理を取るやんか。
そんなサイコパス料理人ではないけど、でも一瞬料理のほうチラ見する可能性はあるよね。
何があるかなぐらいはそんぐらいとかさ、あっちにすごい貴重なナツメグがあるぞみたいな感じだったら。
ナツメグかい。
でも死ぬかもしれんとか言ったら、一応どんなナツメグかは見るみたいな。
興味はあるよね、たぶん。
うーんっていう。
多分そこに料理するっていう過程とか、どういうものにしようかなみたいな、その過程があってさらには食べたいみたいな欲求があるけど、
俺まだそんなにこういう味付けのもの食べたいみたいな欲求とかないからさ。
これはたぶんそんなに生まれてこーへんし。
なるほどね。
ただその過程みたいなのは、そこに先がないとわかってるから、たぶん若い時はやりたくなかった。
別に食べたくないから。
けど意味ないやんって切り捨てたら全部終わるなっていうのもすごい思ってて。
で、もしかしたらその過程で生まれる可能性もゼロじゃないなって思えるようになってきてて、最近は。
そこの過程の時間を使うことでわかる感覚みたいなのが絶対あるなと思ったりとか、もしかしたら自分の中で新しく生まれるその欲求みたいな。