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odajin
聴けて読める声日記のエンターテイメント、声日記ファン。
みなさん、こんばんは。もしくは、こんにちは。もしくは、おはようございます。
odajinです。 今回はコラボトークのコーナーをお届けします。
前回に続いて、西野キズナさんとのコラボトーク第2回目です。
それでは、早速登場していただきましょう。 西野さん、どうぞ。
西野キズナ
はい、どうも。西野キズナです。 今回もよろしくお願いします。
odajin
よろしくお願いします。 まずですね、今日の2回目のトークを始める前に、
前回のトークを振り返りたいなと思います。
ひろひろしさんが前回のコラボトークの話の要点をコメント欄にまとめてくれましたので、
これを使って、前回どんな話をしたかを軽く振り返っておこうと思います。
まず1個目、【何者かは声日記を聴けばわかる。】
2個目が、【聴いたエピソードについて言及したりコメントしたりしないと、コミュニケーションはなかなか生まれない。ただアップするだけでは聴かれない。 】
そして3つ目が、【イヤフォンで聴く時もあるので、個人的な話がより身近に感じやすい。】
3つ要点を整理していただきました、ひろひろしさんご協力ありがとうございます。
西野キズナ
うん、ありがとうございました。
odajin
改めてどうですか、第1回目を思い出して、感想などありましたら。
西野キズナ
もうですね、コミュニケーションがあるとはいえ、こんなに客観的に自分の配信について考えたことってなかったので、
いや本当にこの1時間の話題はすごい楽しかったという感想に尽きる感じですね。
こんな深いところまで話しちゃっていいんだみたいな。 みんなついて来れるんだみたいな。
odajin
結構ね、星もつけてくださってますからね。
西野キズナ
ありがとうございます。聴いていただいて。
だから改めて、他の方はどう捉えてるのかな?みたいなところを知りたくなりましたね。
声日記についてみんなどう捉えてるんだろう?みたいなところ。
odajin
確かに。人それぞれの捉え方とか、目的とか、やってる理由なんかも含めていろいろね、違いはあるでしょうから。
そういう意味では、今回のコラボトークは声日記ファンの創刊記念の巻頭特集的位置づけでやっているんですけども、
今後も継続して、いろんな声日記 ユーザーの皆さんをゲストとしてお呼びしてトークする
企画として続けていきたいなと思ってます。
西野キズナ
いやー、楽しみですねー。
odajin
昔ありましたけど、テレフォンショッキングみたいに、次に出演する人を西野さんに、
西野キズナ
あー、いいですねー。
odajin
呼んでもらいましょうか。
西野キズナ
あー、なるほど、それはいいかも。
odajin
この人の話を聴きたいなーみたいな。
西野キズナ
はい、ちょっと考えておきます。
odajin
出演交渉は僕やりますんで。
西野キズナ
私はもう無責任に、この人に!ってね。
odajin
西野さんとのコラボトークの最終回でぜひ。
今、「今回が最終回じゃないのか?」って思った人がいると思うんですけど、
えーと、これもう1回ぐらいやる予定なんで。
西野キズナ
まだあるんじゃよ、終わりじゃないんじゃよ、みたいな。
odajin
はい。じゃあ、次のゲストを考えていただいてもよろしいですか?
西野キズナ
そうですね、考えておきます。
odajin
その輪が続く限り、コラボトークをやって行こうかなと思います。
西野キズナ
いいですね。それこそやっぱり繋がりがあるみたいな感じになるような気がするのでね。
odajin
そうですね、1対1でガッツリ喋ったことがある人って少ないので。
西野キズナ
そうですよねー。
odajin
はい。イベントでお会いしたことはあったりしますけど。
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
膝つき合わせてガッツリ喋るみたいな、こういう機会を取ることはなかなか少ないので。
西野キズナ
ないですねー。
odajin
改めて、声日記やってる皆さんと喋ってみる機会を作るのは、僕もやってみたいですね。
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
じゃあちょっと、誰が次のゲスト候補になるのか、ドキドキ楽しみに待っています。
西野キズナ
いろんな方面からちょっと検討してみますね。
odajin
そうですね。
西野キズナ
はい。
odajin
いやー、私はね、前回の放送を配信した後に、文字起こしを頑張って編集しまして。
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
あの、声日記ファンというメディアは、聴けて楽しいだけじゃなくて、読んでも楽しいっていうのを目指したいと思ってますので。
西野キズナ
うん。
odajin
LISTENは喋ってる声を文字起こしするので、なんかこう、今みたいな、「なんかこう」とかね、「えーっと」とか。
たまにね、「えーっと」が、数字の「8」になってるときあるんですよ。
「eight(エイト)」かよ、みたいなね。
西野キズナ
AIくん、ちょっとお茶目ですよね。
odajin
そうなんですよ。
西野キズナ
うん。
odajin
私は口癖で、「ちょっと」って言ってしまったりするんですけど、そういうのが全部、文字起こしされたりとか、語順がおかしい感じになってたりするのを、そのまま文字で読むと、やっぱり読みづらいんですよね。
西野キズナ
うん。
odajin
今回ね、声日記じゃなくて、番組として、メディアとしてこれを公開していくとなったら、読み物として楽しめるものを目指したいなと思いまして、語順とか整え直して、いらない言葉を削ったりして、テキストを編集してみました。
西野キズナ
対談記事みたいですよね、本当に。
odajin
そうですね。それを目指して、話者分離もきちんと話してる順番に合わせましたし、結構、結構、時間かかりました。
西野キズナ
これでも本当に、綺麗に私たちの話者分離ができてるんで、すごいなと思いながら見てました。
odajin
自動で話者分離が入ってるところは、やっぱり完璧ではないので、西野さんになっちゃってるところを私に直したり、私になってるところを西野さんに直したり、
掛け合いの数が多い箇所とかは、一個上のパラグラフの方に書き写して、順番をうまく入るように。
西野キズナ
なるほど、技ですね。
odajin
過去にここまで、こんな風に文字起こしを直した人は、LISTEN界隈にいないんじゃないか?ぐらい頑張って直したつもりです。
西野キズナ
読んで聴いて比較してみると、またなんか面白いですね。
odajin
あ、だと思いますね。
そして今回の放送も、多分ですね、配信を優先するんで、配信した後に直すことになるかなと思います。(※配信開始前に文字起こしを全て編集しました!)
西野キズナ
はい、お願いします。
odajin
楽しみにしててください。
ということで、ちょっと前置きが長くなってしまいましたけども、こうやってるからね、僕らはいつまででも喋れちゃって。
西野キズナ
長くなるんですよね、どんどん広がっていきます。
odajin
はい、まあいいとしましょう。
ということで、じゃあ今日の話題に移っていこうかなと思うんですけども、
今日は3つ話題を用意しております。先にどんなことを喋る予定か、見出し3つを紹介しておきます。
西野キズナ
はい。
odajin
まずは、ひろひろしさんからいただいたコメント、【プラットフォームの違いについて】です。
「いろんなポッドキャストの配信プラットフォームがありますが、いろんなプラットフォームでやってるお二人だからこその違いとか気づいてることとかありますか?」コメントをいただいてたので、せっかくなので、話してみようかなと思ってます。
odajin
それから2つ目はですね、私が【新着声日記紹介をやってみて気づいた点】っていうのを話してみたいなと思ってます。
最後3つ目は【声日記をやってよかったこと】を2人で話してみようかなと思っています。
こんな感じの3本立てでここからお届けしてまいります。
じゃあまず西野さん、【プラットフォームの違い】ということで、この話題から行こうと思うんですが、
西野さんはどうですか?いくつかのプラットフォームを使われてると思いますけど、何か感じてることとかありますか?
西野キズナ
そうですね、私はもともとstand.fm(スタンドエフエム)で配信をし、そこからLISTENに出会い、今はYouTubeもプラットフォームに含めて良ければYouTubeにも進出し、みたいな感じでやってるんですけど、
やっぱりstand.fmはstand.fmの文化とか風土みたいなものがありますし、LISTENはLISTENの文化とかね、コミュニティみたいなのがありますし、
YouTubeはYouTubeで全然違う。なんか海みたいなイメージですかね、私の中では。大海原みたいなところがあるので、
やっぱり聴いてくださってる方も違うなーみたいなのはすごく感じてます。
odajin
僕は今出てきたスタエフ(stand.fm)は配信したことなくて、見たこともほとんどなくて、あんまりよくわかってないんですけど、
例えば聴いてる人とか文化の違いみたいなので言うと、この前Voicy(ボイシー)にたまたま出る機会があったんですけど、
Voicyはやっぱりビジネスパーソン向けみたいな、そういう色がはっきりしているし、パーソナリティの人たちも選ばれた人しか配信できないみたいな、確かそういう仕組みになってたと思うので、
なんか、声日記とかは起き得ない感じですよね、きっとね。
西野キズナ
はいはい、そうですね。
odajin
あとは僕は、人生で最初に配信したポッドキャストは、Appleポッドキャストしかまだなかったので、Appleで配信したんですけど、
西野キズナ
確かに。
odajin
その時は、seesaa(シーサー)ブログっていうブログに、
西野キズナ
うわぁ、懐かしい。
odajin
ご存知ですか?
西野キズナ
知ってますね。
odajin
よかった、知っててくれて。
seesaaブログがAppleポッドキャストで配信するのに対応してるって言うんですかね。
西野キズナ
そうだったんですね、そうなんだ、知らなかったです。
odajin
そう、僕はseesaaブログを自分のブログで使ってたんですよ、先に。
いざポッドキャストやろうってなった時に、もともとseesaaブログ使ってたので、
そのまま、seesaaで別のブログ立ち上げて、それをポッドキャストの配信に使いましたね。
西野キズナ
iTunesを昔使ってて、「ポッドキャスト」みたいなメニューがあったのは知ってるんですよ。
だから結構昔からポッドキャストっていう単語は知ってたんですけど、
あれは特別な方々がやってる番組なんだと思ってて、
一般の人がやってるなんて思いもしなかったです、当時は。
odajin
僕がやり始めたのは、たぶん2007年ぐらいかな。
西野キズナ
うんうん。
odajin
まだそんなにポッドキャストがメジャーではなかった時期だと思いますね。
西野キズナ
そうですよね。
odajin
ひっそりとやってました。
西野キズナ
すごい知らなかった。
odajin
だから当時は比較する対象があんまりなかったんじゃないのかな。
僕はそれぐらいしか知らなかっただけかもしれないですけど。
たぶんポトフさんとかね、この辺きっと同じぐらいの時期からやられてるんで。
西野キズナ
確かに。
odajin
僕よりもっと詳しいと思うので。
西野キズナ
そうですよね。長くされてるっておっしゃってましたもんね。
odajin
もしポトフさん聴いていたら、今度、喋っていただけたらと思うんですけど。
あと最近はあれですね、Spotify(スポティファイ)ですね。
Anchor(アンカー)。
西野キズナ
はい。
odajin
Anchorって呼ばれてたのはSpotify for Podcastersでしたっけ。
AnchorからSpotify for Podcastersに名前が変わりましたけど、あれを使って漫画の吹き出しについて喋るポッドキャストの配信をしてましたね。
それくらいかな。
だからプラットフォームをたくさん使ったことがあるかっていうと、あんまりないんですよね。
「いろんなのを知ってるわけじゃない」っていうのが前提にありますね。
でもどうでしょうか、LISTENとの機能的な違いって、西野さんは感じることとか気づいてることとか何かあります?
西野キズナ
スタエフ(stand.fm)で言うなら、LISTENとの大きな違いは「コラボ配信」ですよね。
まだLISTENに無い機能で言うと。
私がやっているコンビ2人のポッドキャスト番組は、もともとstand.fmにコラボ配信っていう機能があるから、スタエフで始めました。
odajin
例えばですけど、月刊声日記ファンみたいな感じで、雑誌みたいなイメージでね。
「今月号を買おう」みたいな、そういうイメージの課金スタイルができると、ちょっとこう、なんて言うんでしょうね、
エピソード単位で課金って、なんだろうな、ちょっとまだ、まだちょっと抵抗感が。
西野キズナ
なんか「よっぽど聴きたいな!」みたいなものじゃないと、なかなかハードルがありますよね、心理的ハードルが。
odajin
前回も推しの話をしましたけど、
例えば「ちょっと声日記ファンを推していこう」みたいに思ってくれる人がね、もしいたとしたら、
番組に課金するみたいなやり方。
西野キズナ
あーなるほど。
odajin
これはちょっとできたらいいかなみたいな。
それちょっと思いましたね。
西野キズナ
あれ誰だったかな?ちょっとどこで拝見したコメントか忘れましたけど、「投げ銭できたらいいなぁ」みたいなの、どこかで誰かがおっしゃってましたね。
odajin
はいはい、ありましたね、確かに。
まあそれに近いかもしれないですけど、投げ銭っていうよりはやっぱり、
今月分の雑誌を買うぜみたいな感覚で、
応援の感じでお金を払ってもらうみたいな方が、イメージかなと思いましたね。
西野キズナ
例えば、「今日誕生日です」みたいな配信があったとして、
「おめでとうございます」みたいなのをやりたいときがたまにあるんです。
odajin
なるほどね。
西野キズナ
御祝儀みたいな。
odajin
それで言うと僕ちょっと明日、声日記200日目、200配信目なんで、
LISTENのディスコードサーバーでライブ配信しようと思ってるんですよ。
要はそういうときに、200配信目とか200日目だから、じゃあ200円投げ銭とかっていうことですよね、きっと。
西野キズナ
金額はあれですね、自分で入力できる方式でもいいなとは思いますけど、
YouTubeの投げ銭形式みたいな感じで、
美味しいお酒でも飲んでくれみたいな。
odajin
ライブ配信っていう機能があると投げ銭っていうのが生きるのかもなってちょっと思いましたね。
西野キズナ
確かにわかりやすいですね。
odajin
「スパチャありがとうございます!」みたいな、YouTuberがやるやつですよね?
西野キズナ
そうですね、そうそうそうそう。
odajin
なんか普通に配信してて、
急に投げ銭でポンって来られたら、「え、何この投げ銭?」みたいな気がしちゃうかなと思って。
西野キズナ
なんかでもあれだな、ライブ配信でスパチャみたいにすると、スパチャくれた人の名前を全員分読まなきゃみたいな、
ああいう問題が出そうな気がするから、
なんかお賽銭じゃないけど、お賽銭箱置いといて投げ込むみたいな、そういうのをやりたい。
私はお賽銭をやりたい。
odajin
賽銭箱ね。
なるほど、面白いな。その表現は面白い。
賽銭箱か。
なんかそういう意味で言うとやっぱりあれかな、
番組のところに賽銭箱があって。
西野キズナ
ああ、お賽銭箱欲しいですね。
odajin
そこにポチッと。
西野キズナ
一個一個、社(やしろ)にね、置いてるみたいにね。
odajin
なるほど。それはいいですね。
例えばですけど、賽銭を一回きりでポンって入れることもできるし、
この番組には毎月定期的に、賽銭を入れに来ますみたいな。
それこそサブスクっぽい感じで、賽銭できるみたいな。
西野キズナ
それもいいですよね、推しを推すっていう意味で。
私がLISTENに、お賽銭を放り投げてるみたいにね。
バッジつけてますからね。
odajin
分かった。そしたらあれですよ。
自由に投げ銭にする人が、投げ銭にする金額を決めることができるパターンと、
配信してる側が、お気持ち1回いくらいただけたら嬉しいですとか、
これは定期的に毎月いくらいただけたら嬉しいですみたいな。
賽銭箱と、賽銭の仕方みたいなのを掲示しとくみたいな。
西野キズナ
あとあれですね、pixiv(ピクシブ)さんっていうイラストのサービスがあって、
odajin
名前聴いたことあります。
西野キズナ
FANBOX(ファンボックス)っていう課金できるサービスがあるんですよ。
例えばイラストを書く方が、FANBOXを作ると、
1ヶ月100円とか500円とか1000円っていうメニューを置いておいて、
100円の人は100円の記事だけ読めますとか、500円の人は500円の記事まで読めますとか、
1000円の人は1000円までの記事が全部読めますみたいな。
メニューを設定しておいて、それぞれの配信を聴けるみたいなのをやっても面白いかもですね。
odajin
今、LISTENも、有料課金のゴールド、シルバー、ブロンズみたいなのがありますけど、
要は番組に対する課金のグレードみたいなことですよね。
西野キズナ
そうですね。だから毎回毎回一個一個に課金してたらすごい金額になっちゃうのを、
100円メニュー、500円メニュー、1000円メニューとかにしておいて、
1000円のメニューは全部読めるとか500円までは全部読めるとかみたいな。
odajin
pixivスタイルね。
西野キズナ
あれかな、もしかしたら設定が大変かもですけど、
これができるとまた違う配信ができそうですよね。
odajin
確かに面白いですね。そういう課金形態っていろんなのがあるんですね。
ライブ配信とか、ペア収録・コラボ収録みたいな機能までをLISTENに欲しいのかと言われると、
なんかちょっと僕はそれはなくてもいいかもなって、
西野キズナ
もうやっちゃってますもんね、LISTEN民は自ら。
odajin
そうそうそう、僕らも今ね、やってますし、あとLISTENのDiscord(ディスコード)サーバーで、
ライブ配信っぽく、他の人にも聴いてもらいながらみたいなのもやろうと思えばできるので、
それでいくと、課金の仕方は、ちょっと差別化できる部分というか、
他のプラットフォームと機能的にいろいろ違いが出せたりとか、
使い方のバリエーションにもつながってくるところかもなってちょっと思いましたね。
ちょっとプラットフォームの違いは、きっと僕ら以外にもね、
西野キズナ
そうですね。
odajin
いろんなの使ってて詳しい方々も多いと思うので、
ぜひ何かコメント欄とかで教えていただいたり、
ご自分の声日記とかで喋って、ぜひこのエピソードに言及していただけるとありがたいなと思います。
そういうやりとりが生まれるというのはLISTEN的な感じですからね。
西野キズナ
ですね。辿って聴きに行く楽しいところがありますね。
odajin
前回のエピソードにも言及していただいている方がいらっしゃいましたからね。ありがたいですね。
ちなみにさっきスタエフっていう話がありましたけど、ここが2つ目の話題につながってきます。
新着の声日記紹介というエピソードを先日配信いたしまして、
声日記ファンのコンテンツとして、これから継続的に新着声日記を紹介していくぞっていうね、意気込みとともに喋ったんですけども、
1週間、2月11日から17日の1週間、ここで配信された新着の声日記をですね、まず紹介してみました。
これ13件ありまして、一応初回を全部聴いたり、ちょっと全部聴き切れなくて文字起こし読むところもありましたけど、
一応初回を全部ちゃんと見てですね、私なりにこんな番組とか、こんな人がやってるみたいなのをメモに書いて、それを元に紹介したんです。
あることに気づきまして、これがさっきのスタエフの話につながるんですけど、
実はですね、今回ご紹介した13人のうち3人がスタエフユーザーさんだったんですね。
西野キズナ
結構多い印象。
odajin
実はさらに前の期間に遡って、声日記を始めた方々の、メモも作り始めてるんですけど。
西野キズナ
すごい。仕事が早い。
odajin
いやもうこれね、想像以上に数があって、空き時間の電車移動中とかに検索して埋めていかないと埋まらないんで。
西野キズナ
そうでしょうね。
odajin
スタエフユーザーさんって結構いらっしゃるんですよ。
西野キズナ
その印象です。
odajin
西野さんも、おっしゃってましたけど、「スタエフで配信をされてて、LISTENの方にも来てみました」みたいな方がいらっしゃる。
しかも、「スタエフはスタエフでやってて、ちょっと別でLISTENでもやりたくなってきました」みたいな感じにお話しされてる方が多かった印象でして。
リアルに「今、スタエフからLISTENに移ってきました」「こっちで新たに始めました」っていう皆さんに、
「なんで移ってきたんですか?」っていうとこと、それぞれに「どういう印象とかどういう違いを感じてるんですか?」みたいな、この辺の話をぜひ聴いてみたいなってすごく思ったんですよ。
西野キズナ
確かに聴きたいですね。
odajin
はい。これ声日記ファンを聴いてる方で、「スタエフやってました」とか、「今もやっててLISTENでもやり始めてます」っていう方聴いていただいたら是非ですね、
ご自分の配信でちょっとそこのところを詳しく話していただいて、このエピソードに言及を飛ばしていただけたら大変ありがたいなと。
多分いろんな意見があるんじゃないかっていう話をさっきしてまして。
西野キズナ
そうなんですよね。
odajin
なんか偏らずにいろんな人の意見をね、リアルに聴いてみたいなっていう。
西野キズナ
それでいろいろ教えていただけたら、それを見ながらまたodajinさんと喋れたりもするかもしれないですね。
odajin
そうですね。ちょっとね、これぜひ聴きたいと思っています。
さっきのね、機能的な違いとかの話ももちろんね、あると思いますし。
西野キズナ
風土の違いとかもね。
odajin
そうそう、文化的なね話とかね。そもそもの位置付けみたいなのもあるでしょうし、あとLISTENの待望論としては「アプリが欲しい!」みたいな話もあるじゃないですか。
西野キズナ
ありますね。
西野キズナ
すごいそこは、声の配信を続けていて、お仕事に還元できたなって感じてるところです。
odajin
すごいですね。
西野キズナ
だから割と今は、「何分間喋ってください。」みたいなのを、いきなり振られても、なんか喋れるなっていう自信はありますよ。
odajin
すごい。
西野キズナ
いや本当に本当に。
odajin
すごいですね。その自信までついちゃってるって、すごいなと思います。
あの、なんて言うんでしょう、確かに収録を繰り返してると、喋ることには慣れると思うんですけど、
人前で話すっていうのはまたちょっと違いがあるなと思って、
人前に出ることに対する緊張感っていうか、そういうのは元々平気だったんですか?
西野キズナ
いや、もちろん緊張はするんですけど、何ですかね、自分の喋りにとにかく自信がないっていう感覚の方が強かったので、
odajin
緊張の原因がそこだったって感じですかね。
西野キズナ
そうなんですよね。だから「どうせうまく喋れないから人前に立つのは嫌だな」っていう気持ちの方がすごい強かったんですけど、
それが、10分は持たせられるなぐらいになってくると、すごい気持ちに余裕ができて、
今は大丈夫になりまして。やっぱりそれができるなって思ったので、今回のイベントもお受けしたっていうところがあります。
たぶん、やっぱり、自信がなかったら、とてもお受けできなかったと思います。
odajin
あれ、どなただったかな、近藤さんだったかな。
声日記で、「スピーチやるのが上手くなってた」みたいな話をされてなかったかな。
西野キズナ
ああ、おられるんですかね、やっぱり。
odajin
近藤さんじゃなかったかな、ちょっと今すいません、すっごいうろ覚えで喋っちゃってるんですけど、
誰かが同じようなことをおっしゃってたのをどこかで聴きましたね。
僕は、実は研修の講師とか、イベントとかワークショップのファシリテーターとか、
そういうのを本業の仕事の一部分としてやるんですけど、
割と仕事でもそうですけど、そもそもプライベートでも、子供の頃から人前に出て喋るみたいなのは回数を経験してるし、
あんまりそこに抵抗がなかった人なんです。
なので思うのは、やっぱり小っちゃい頃からそうやって数をこなしてるので、
さっき西野さんがおっしゃったみたいな、何分ぐらい喋るんだったらこのぐらい大丈夫だなとか、
西野キズナ
そうですそうです。
odajin
こういう構成で喋った方がいいかなとか、言いたいことがこれだからこういうふうに伝えたら伝わるかなとかっていうのを、
やっぱり繰り返しやってきてたので、数をこなすって大事なんじゃないかなと思って、
喋るっていうことに関してのスキルを身につけるとか伸ばすっていう意味で言うと。
西野キズナ
なんか時間感覚がつきました、多分。何分喋ってるなーみたいなのがなんとなくわかるみたいな。
odajin
うん、ありますね。
西野キズナ
これ喋りすぎたなーとか、これ間延びしてるなーとかもわかる感じになってきたんで。
odajin
ありますね。僕はさっきこの収録をしている最中にそういう瞬間を何度か味わってます。
西野キズナ
気づいてますけど、そのままにしました。
odajin
西野さんは僕の進行に委ねてくれてるなと思いながら、気づいていながら。
西野キズナ
全部、お任せドーンって感じですから。
odajin
喋りながら今みたいに、「ちょっとこれだとあれかも」みたいに気づけるようにもなりますよね、やってると。
西野キズナ
そうですね。この話はちょっと迂回しちゃったなーとかね、自分でわかるようになるんですよね。
odajin
それもやっぱり数こなすのもそうだし、ポッドキャストやLISTENをやっていてスピーチ能力につながるなと思うのは、自分のを聴き返す。
西野キズナ
はいはいはい。
odajin
文字起こしを読む。
これはね、ものすごくたくさんのことに気づけるなと思いますね。
西野キズナ
まさに喋り方の癖とかね。
odajin
もう本当に僕、「ちょっと」って言いがちで。さっき収録する前にも同じこと話してたんですけど、文字起こしを直してたら、
1個の文章の中に、「ちょっと、なんとかなんとかちょっと、なんとかなんとかちょっと」って、3個とか4個とか「ちょっと」が入ってて、
ちょっとちょっとちょっとみたいな感じになってて、ちょっともうね、今もちょっとって言っちゃいましたけど。
すごいね、ちょっとやりながらね、今もちょっとって言ってますよね。
もうね、本当に悲しくなるんですよね。
また言ってる!ここでも言ってる!また「ちょっと」って文字起こしされてる!みたいな。
全部それを直していくんですよ。
西野キズナ
私も自分の声日記で何回「えー」って言ってるか、みたいな感じですからね。
「えー」って言い過ぎみたいな。
odajin
むちゃくちゃわかる。でも西野さんはね、言ってない方だと思うんですよ。
西野キズナ
いや、それはだいぶ意識し始めたからだと思います。自分の喋り方を。
odajin
素晴らしいですね。意識して変えられてるってことですもんね。
西野キズナ
なので、気が抜けてる時はめちゃめちゃ入ってます。
odajin
わかる、わかる。
喋る時にモードの使い分けみたいなものもできるようになってくる感じありますね。
西野キズナ
ありますね、そうですね。
だからより一層、言い回しとか表現を考えようっていう時は、
輪をかけて私は喋るのが遅くなります。
odajin
考えながら喋る感じですよね。
西野キズナ
そうなんです、そうなんです。
odajin
でも西野さんの声日記をいつも聴いてて思うのは、
「考えてる時の無音を気にしない」っていう。
西野キズナ
そのまんま垂れ流してますね。
そうです。
odajin
僕は「無音の恐怖」みたいなものをやっぱりまだ感じることもあって、
繋ごうとしちゃうんですよね。
西野キズナ
それは、カウンセリングを学んだ時に、
面談する時って相手の方が沈黙することがあるんですけど、
「沈黙の時間は相手が何か考えてる」って思って、
「急かさない」っていう風に習うんです。
その人にとって「必要な沈黙」なのでみたいな。
そこが根底にあるので、自分自身の沈黙もやっぱり大事にするというか、
その間の瞬間も何か考えてるんだっていうのが自分の根底にあるので、
「間の時間は、なくてはならない」ですね、私にとっては。
odajin
いやー、今ちょっと染みましたね。
西野キズナ
いや、カットするのが悪いというわけではないんですけど、
私は、その間の時間もイメージとか想像しながら聴いてる感じがありますね。
odajin
私もね、仕事上そういう誰かとのやり取りをする時に、
意図的に沈黙するとか、相手の沈黙を待つとか、
例えばですけど、研修の講師とかやってると受講者の皆さんに、
「皆さんこれについてどう思いますか?」って問いかけることってあるんですよね。
結構やっちゃいがちなミスは、「どうですか?」って聴いて問いかけてるのに、
待たずにどんどん次の言葉を重ねてしまう人って結構いるんですよ。
でもこれって、せっかく問いかけてるのに、
問いについて「どうだっけな〜」って考えて、
自分の頭の中で思考を巡らせる時間を取らずに次の話しちゃうと、
考えずに次の話を聴かなきゃっていうモードになっちゃうので、
「問いかけたのに問いかけが機能しない」みたいになっちゃうんですよね。
西野キズナ
あーすごい、わかります。
問いかけがね、機能するように沈黙も使うっていう、活かすっていうのがね。
odajin
そうそうそう。
そういう時は自分はモードが切り替わってて、
自分以外の人に対してはそれができるんですけど、
西野キズナ
はいはい。
odajin
西野さんがおっしゃった、
自分に対してもそれができてるっていう感覚を西野さんが持ってるのがちょっとすげーなと思って、
私自分一人で喋ってると、
自分に対する沈黙を作るっていうこと多分できてないですね。
西野キズナ
言われてみると確かに。
なんだろう、なんででしょうね。
odajin
結構ね、
自分の中の感覚論なんですけど、
喋りながら考えちゃってる感じなんですよ。
西野キズナ
あー。
なるほど。
odajin
あーだこうだなんだかんだって言ってる間も結構考えてて、
喋ってると次の考えが浮かんでくるとか、
なんか言ってると、あ、そうそうこれがねこうであーでねみたいに、
話が繋がっていくことが自分の体験としては多くて。
西野キズナ
こんな感じに誰かと対談してる時は私もできるんですけど、
odajin
はい。
西野キズナ
一人になるとできないんですよね。
odajin
あー。
西野キズナ
一人になるともう完全に、思考が先に行くっていうのはなくて、
どっちかっていうと掘り返すとか、
蔓(つる)を伝っていくみたいな、なんかその時間を持たないと難しい感じですかね。
odajin
あー。そこは多分ちょっとタイプの違いがあるのかもしれないですね。
僕は結構ね、喋りながら考えながらみたいにやっちゃいがちなタイプだと思いますね。
西野キズナ
うんうん。
odajin
研修講師とかファシリテーターをやってると場面的に起きるのが、
odajin
予定していた内容とか予定していた進行通りにやってても、
なかなかその通りにいかないことって出てくるんですよね。
西野キズナ
ですよね。
odajin
そうすると、例えば「ちょっとここ調節していかなきゃ」みたいになった時に、
西野キズナ
はいはい。
odajin
「グループワーク今からやってください」みたいな時間があると、
そういう時間に、次の構成ちょっと組み直そうかなとか、
さっき出てきたこの話題をちょっとここでこうやって回収していこうかなみたいなのを、
受講者の人たちが何かやってる間に、
もちろんその様子も見ながら、先の内容を調整していくみたいなことをやれるんですけど、
話してる、いわゆる講義をやってる時とかに、
こう想定外の質問が来たりとか、
西野キズナ
はい。
odajin
違う話に展開を作っていかなきゃいけなくなってきたりとかすると、
やりながらどうにかしていかなきゃいけないんですよね。
西野キズナ
なるほど。
odajin
そういう場面は、研修講師よりもファシリテーターをやってる時の方が多いかもしれないですね。
どんどん議論とかディスカッションとかを進めていかなきゃいけないので、
しかも予定調和にはならないので、
その場でいろんな出てきた意見を聴きながら、
こういう意見出てきたぞ、これも出てきたぞ、あの人よく喋ってるけどこの人喋ってないぞみたいなのを、
常にいろんなことをいろんな風に話を聴きながら(様子を見ながら)、
問いかけたりとか、一旦ここで整理したりとか、版書もしたりとかって、
あーだこうだやりながらやっていくんで、
なんかその同時並行でいろいろやらなきゃいけないんですよね。
西野キズナ
すごい聖徳太子だみたいな。
odajin
すっげえめっちゃ疲れるんですよね。
西野キズナ
ねーすごいですもんね、10人聴いてとかやってたらね。
odajin
10人は無理ですね、たぶんその、やれないですね、5人くらいじゃないと。
西野キズナ
はいはい、まあでもね、そんな感じですよね。
odajin
たぶんそれを一人で喋ってる時にも、
やっちゃってる感じなんじゃないかなって、今思いましたね。
西野キズナ
あー、今ちょっと思ったのは、
私、VR(バーチャルリアリティー)をやってるんですけどね、
そのVRの世界に行って、周りに人がたくさんいると、一気に音声がワッて入ってくるんですけど、
その状態が、すごく苦手なんです。
odajin
あー。
西野キズナ
声が混戦すると、何も認識できなくなっちゃって、パンクしてピーンって、プシューってなっちゃうんです。
音声はできるだけ少数とか聴き取りやすい状態とか、
音が少なくなればなるほど、それに集中していくようなイメージがありますね、私は。
なので一人になって自分が何も喋らなくなると、
もう沈黙しか残らないので、沈黙が続く感じになりますね。
odajin
なるほどなー。
西野キズナ
うん。
odajin
なるほど。いやー、面白いですね。僕は研修とかワークショップとかやってると、
もう多い時はね、100人単位の会場もあるわけですけど、
それこそグループワークをやってもらってる時とかって、
会場内をぐるぐる回って、そこかしこで話されてる内容に耳を傾け、目を向け、観察して、
ちょっとこのキーワード聞こえてきたから、ここ今入った方が良さそうだなとか、
ちょっとこういう感じになってるから、ここを起動修正した方がいいチームだなとかって、
観察して、介入していくんですよね。
だからものすごく大勢の会話を同時に聴くみたいなことを、
意識的にやってますね、そういう時には。
街中とかでも、すっごい聴いちゃうんですよね。
西野キズナ
あー、そうなんですね。
odajin
飲み屋さんとかね、お店とか行っちゃうと。
西野キズナ
えー、じゃあ全部聞こえちゃうんですね。
odajin
そう、入ってきちゃうんですよ。イヤホンとかしてないとダメですね。
西野キズナ
私あれですね、全部なんだろう、意味のない音に聞こえます。
全部がごっちゃになるんで、全部が意味のない音に聞こえます。
odajin
ノイズになって、まとまって聞こえてくる感じですかね?
西野キズナ
そうですそうです。
固まりになる感じ。
意味を持たない、固まりみたいになります。認識できなくなる。
odajin
僕はもう全部一人一人の声として認識しちゃうんですよね。
西野キズナ
えー、すごい面白いですね、その違いが。
私、人がすごくいっぱいいる中で呼びかけられても、聞こえないんですよね。
odajin
あー、面白い。そうなんだ。
西野キズナ
そうなんです。よっぽど目の前で手を振ってるとかっていう映像の情報が付属してたら、多分認識できるんですけど、
例えば、背中から声をかけられるとか、音声の塊の中に私を呼びかける言葉が入ってたりすると、拾えないと思いますね。
odajin
えー、そうなんだ。
西野キズナ
はい。
odajin
いや逆に、僕は、ちょっと注意散漫になっちゃうみたいなところがあって、
研修とかワークショップしてる時にはそういう能力が役に立つんですけど、
西野キズナ
うんうん。
odajin
街中とかで聞こえすぎちゃうと、
西野キズナ
うんうん。
odajin
その、なんだろう、集中できないというか、
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
一番危ないのは、車乗ってる時とか、
西野キズナ
はい。
odajin
いろんなものが見えすぎちゃったりとか、
西野キズナ
あー、なるほど。
odajin
聞こえすぎちゃったりすると、運転に集中できなくなるみたいなことが結構あって、危ないんですよね。
西野キズナ
私もしかしたら、視界もボヤけてるかもしれないです。
目が悪いとかじゃなくて、認識をしないように、
odajin
はい。
西野キズナ
フィルターみたいなのかけてるかもしれないです。
だから、街中で誰かに会っても、認識できないんですよ。
odajin
あー、僕はそれほんと真逆ですね。
僕はね、目は悪いですけど、
視界は多分すごい広くて、
西野キズナ
えー。
odajin
めちゃくちゃ見てますね。
見えちゃってますね。
疲れるんですよね、だから。
西野キズナ
そうなんだー。
あれですね、足して割りたいですね。
足して2で割って、ちょうどいいかなーみたいな。
odajin
確かに。
うーん、面白いな。
西野キズナ
そうか、なんかでも、会話してて分かりました。
私よく友達から、
odajin
はい。
西野キズナ
「あんた、よくスルーするね」って言われてたんですよ。
odajin
はいはいはい。
西野キズナ
自分はスルーしてるつもり全然なくて、
多分認識できてなかっただけなんだなって思いました、今。
うーん。
なんだ、そういうことか。
odajin
うーん。
西野キズナ
へー、あー面白い。
odajin
そういうことに、
僕たち2人は、もしかしたらすごい極端なのかもしれないですけど、
人それぞれに、触れ幅ありそうですよね。
西野キズナ
そうですね。
odajin
使い分けとかもね。
西野キズナ
うんうんうん。
へー、面白いですね。
odajin
うん。
いや、これなんか、
西野キズナ
音声の話で。
odajin
いや、話すごい面白かったんですけど、
【声日記やってよかったこと】からだいぶ外れちゃいましたね。
西野キズナ
いやーでも、この結論にたどり着いたので、
よかったことプラス1になりましたよ、私。
odajin
お、素晴らしい。
西野キズナ
自分のことをまた1つ知ることができました。
odajin
あー。
それはね、ほんとやってて良かったことに入りますね。
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
喋って気づくこともそうですし、
ありがたいことに、
コメントくださる方とか、
言及してくださる方とかがいると、
自分はこう思ってたけど、
この人にはこういうふうに見えてたんだなとか、
自分の言ったことに対して、
こんなふうに受けとめてもらったんだなとか、
それに対してこういうふうにした方がいいんじゃない?っていうアドバイスとかもらったときに、
あ、そうか、自分はこういうふうに考えちゃってたんだなみたいなのを、
やりとりの中から気づかされることもすごく多くて、
西野キズナ
うんうん、うんうん。
odajin
それは本当にありがたい。
西野キズナ
客観視がね、すごく捗るというか、
自分をちょっと離れた視点から見直すことができるっていうのは、
日記として残しているからっていうのがね、あるような気がします。
odajin
あとね、
職場の人とか家族とか、
あと趣味の近い人とか、
まあやっぱりこう、
同質性が高くなりやすいというか、
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
なんかこう、
普段から接している人だとね、
ツーカーな感じというか、
古いね。
西野キズナ
はいはいはい。
odajin
めちゃめちゃいい効果ですよね、それ。
出会い系として。
西野キズナ
うんうんうんうん。
まず最初の心理的ハードルがもうほとんどなくなってきて。
odajin
そうなんですよね。
その距離感の近さみたいな話をね、前回もしてましたけど。
西野キズナ
はい。うんうんうん。
odajin
やっぱなんか、
そういう
やってよかった
っていうのは、
本当、
うーん、
さっきのね、喋りのスキル的な話も、
もちろんあったりはすると思うんですけど。
西野キズナ
うんうんうん。
odajin
コミュニケーションが生まれて、想定してなかった方向にいろいろ進んでいってる
っていうのが、
やってよかったことかな。
西野キズナ
あと、あれかも、そういう感じで言うと、
LISTENで配信してる方って、どこかの社長さんとか、
すごいことやってる人がいっぱいいるっぽいんですけど、
私、未だに皆さんが何やってるか把握してないんですけど、
本当に普段の生活だったら、
そういう肩書きの方とか、お会いできない人たちとも、
すごい冗談みたいなコメントのやり取りができるとか、
肩書きとか地位とか立場とかを全く別にして、
新しくコミュニケーションが取れる、関係が築けるっていうのはすごくいいなと思いますね。
odajin
普通は逆ですからね。
肩書きのあるコミュニケーションで知り合うことが先にあって、
そこである程度関係性ができてきたときに、
もうちょっとお近づきにみたいなことで、
プライベートでもやり取りするようになっていって、
だんだんその人の仕事の顔じゃない顔を知るみたいな、
流れが肩書きからスタートして、
その人のパーソナルなところへ行くっていうのとは、逆じゃないですか。
西野キズナ
真逆ですね。ほぼパーソナルからみたいな。
odajin
そう。
ダダ漏れみたいなところからスタートしたりとか。
西野キズナ
ダダ漏れ全部ご覧くださいみたいな感じで並べてありますからね。
odajin
それ、やっぱり全然違うコミュニケーションですよね。
西野キズナ
その人そのものから入る関係ですもんね。
odajin
確かにな。そうじゃなかったら、
私、クリスさんとカラオケ行かないだろうしな。
西野キズナ
確かに。確かにですよね。
なんかもう恐れ多いみたいな感じになっちゃいますもんね。
odajin
コミュニケーションも人によって、
どういうコミュニケーションが好きか・嫌いかとか、
何か求めてる・求めてないとか、
それは人それぞれ、いろいろあると思うんですけど、
でもそういう肩書き中心で、
その、なんでしょうね、
仮面をかぶった自分って言い過ぎかもしれないですけど、
「そういう自分になんかちょっと疲れちゃったな」みたいな人にとっては、
もしかしたら、
さらけ出した自分っていう存在でコミュニケーションしていくのは、
何か変わるきっかけというか、
きっかけになる、みたいなこともあるんですかね。
西野キズナ
そうですね。
odajin
僕は割と、普段からこうだからな。
以前言われたことがあるんですよ。
「odajinさんは、どこ行ってもodajinさんだね」って。
西野キズナ
はいはいはい。たまにね、そういう方おられますね。
odajin
僕自身は、そういう生き方をしようとして、
自分で意識的にそうしているところは結構あって。
西野キズナ
あーそうなんだ。
odajin
僕という人間は、
多面的な面も含めて一つの自分であるみたいに思って、
全部それを、
常に、誰に、どういう面を見せてもいいと思っているみたいな、
結果だから、どこ行っても変わらない、みたいな感じになるのかなと思うんですけど。
西野キズナ
あれですね、他の方に見せてる面が広いんでしょうね。
自分のいろんな面。
普段からたくさん見せてるっていう。
odajin
見せてない面は本当に、かなり少ないと思いますね。
西野キズナ
もしかしたら、odajinさんならご存知かもしれないですけど、
西野キズナ
ジョハリの窓って。
odajin
分かりますよ。
西野キズナ
あれですね、開示している自分の部分と。
odajin
開放領域広いですね。
西野キズナ
そうですよね、多分ね。
私もそれで言うと、かなり広く出してるかなと。
自分の配信でも言いましたけど、
身バレに関することはちょっといろいろ気をつけているんですけど、
それに関係ないことだったら何でも喋ってたりとかするので。
odajin
そうですね。
あと僕は仕事とかで、いろんな立場の人に会う機会がこれまでにもありましたけど、
別に相手の肩書きがこうだから、
これはやめとこうとか、
そういうなんて言うんでしょうね、
ここでこれ言っちゃったらこうなっちゃうんじゃないかな、みたいなのを、
基本的にはあまり気にせずに、
どこでもフラットに、ニュートラルに言う、
言いたいことがあれば、そこで基本的には、
もちろん言い方とかね、気をつけますけど、
ここでこれは今自分が言うべきことだな、みたいに思った時には言いますね。
基本的に、どこ行っても変わらないようにしてるので、
そういうのもあって、多分そういうふうに言われますね。
西野キズナ
でもそれ多分、
自分の1つ後ろに視点を持ってるような視点がないと、
ゲームみたいな感じで自分の姿が画面に出てて、
それを神様視点で見下ろしてるみたいなことが、
意識できる人じゃないと、なかなか難しいことですよね。
odajin
そうですね、多分それはさっき言ったみたいな、
仕事上でもプライベートでも、
人前に立つ場面が多かったりとか、
それに対してフィードバックをもらう機会が多かったりとか、
自分自身もそれを仕事として、自分の専門性として高めていこうと思って、
意識的にスキルとして伸ばそう、身につけようと思って、
そういう自分のことをメタで見るみたいなことを、
トレーニングしてきてるのもあると思いますし、
西野キズナ
なるほど。
odajin
そうですね。
西野キズナ
それはすごい。
odajin
そういう生き方をしたいみたいなことに、
なんか僕自身があるタイミングでその思い至ったみたいなところも多分影響してると思いますし。
西野キズナ
それはまた興味深いですけど。
聴き始めると。
odajin
ちょっと、今気づいたんですけど、すごい時間経ってましたね。
西野キズナ
今で何分ぐらいですか?
odajin
今これね、1時間半ぐらい喋ってますね。
西野キズナ
えー、マジですか。1時間ぐらいかなと思ってました。
odajin
今気づいたらね、すごい時間になってたので、
いや、ちょっと話は尽きないですね。僕たちほんと。
西野キズナ
いや、ほんとにね、どんどん広がっていって収集がつかないのでね、
出し切れるんですかね。
odajin
僕らの目的は、イベントの10分間で喋れるように、
西野キズナ
絞りカスのようになっておかないといけないんですよね。
odajin
やろうとしてるのに。
出てくる出てくるみたいな。後から後から、次から次からみたいな。
西野キズナ
まずいですね、ところてんのようにウニョウニョウニョウニョって。
odajin
いやー、でもね、改めて今日も喋ってて思いますけど、
うーん、この、なんて言うんだろうなー
いや、正直ですよ。正直言ったら、仕事で1時間半もこんな会話をずっとし続けてるなんて、
ちょっと言葉を選ばず言うと、非生産的みたいな。
「仕事しろよ」って。
西野キズナ
ほんとですよ。
odajin
「なに油売ってんだよ」みたいな。
西野キズナ
何も生み出さないですからね、この会話。
odajin
そうそうそう、仕事の成果とか、アウトプットは何も作ってないじゃないですか。
これはそういう意味で言うと、ポッドキャストっていう音声コンテンツというアウトプットには結果なるんですけど、
odajin
でも、ただの会話っていう風に見たら、「1時間半もお前らどこで何してたんだ」みたいな。
絶対突っ込まれるやつじゃないですか。
西野キズナ
「要約して教えてください」になるやつですよね。
odajin
そうそうそうそう。「そんなのお前ら仕事終わってからやれよ」みたいなね。
「飲み行って話せよ」みたいな感じになるじゃないですか。
西野キズナ
確かに。
odajin
でも、例えば今こうして2人で話してて、
お互いのことを知るみたいなこともそうですし、自分自身に対するその気づきみたいなのもそうですし、
相手のやりとりから何か自分が得られるものもあったりするし、なんだろう、やっぱりこう、
「こういう時間が人生には多分もっとあっていいんじゃないかな」っていうのが、
今日の1時間半のやりとりを通じて、僕が今日思ったことですね。
西野キズナ
「こういう時間が人生を豊かにする」と思います。
あ!だから、LISTENのトップページに書いてあるじゃないですか、ほら。
「あなたのおしゃべりが誰かの人生を豊かにする」って書いてあるんですよ。
odajin
西野さん、今それ無意識で言いました?
西野キズナ
今言いました、無意識で。LISTENのトップページを何回も見てて、多分その言葉がインプットされてました。
odajin
そうですよね。「何その1時間半のしゃべり、無駄でしょ?」ってやっぱり思われちゃうようなものが、
「何のために一人で自分のこと喋ってんの?」みたいなことも、よく言われたりするんですよね。こういうの(声日記)やってますって言うと。
「誰が聴くんですか?」「それ聴いて何になるんですか?」とかね、言われるんですよ。たまに紹介すると。
でもやっぱね、「必要」って言い方をしちゃうとちょっと違うかもしれないけど、
「あった方がより良い人生になる」というか、「その可能性がある」というか。
西野キズナ
いつも海にボトルレターを流すつもりで、誰も聴かなくてもいつか誰かに届けばいいやと思いながらポチポチ配信してるんですけど、
LISTENの配信作業するときにトップページに出てくる文字を見るんですよね、
「あなたのおしゃべりが誰かの人生を豊かにする」だから、いっかーって言って、ポチョンって毎日ボトルを投げてたんで、今繋がったんで、もう満足しました。
今日のおしゃべり満足しました。
odajin
いやー、良い着地点にちゃんと行きますね。
西野キズナ
今日はすごい、オチがちゃんと着いたかな、締めになったかなと。
odajin
着きましたねー。
でも、みんなここまでたどり着いてくれるかな?
西野キズナ
だいぶ置いてけぼりにしてる感はあるんですけど。
odajin
1時半も聴かないと、ここまでたどり着かないですからね。
西野キズナ
そうなんですよね。長尺のコンテンツを収録するときも結構それ考えるんですよね。
30分の方が、みんな最後まで聴いてくれるかもしれないけど、でもこの話題はこの尺で録りたいんだみたいなときとかね。
odajin
こういう時間、毎日何時間も取ることは難しいかもしれないですけど、
でも1週間に1回とか、月に1回とかね、コンテンツとして声日記みたいなものを聴くっていうことでね、
そういう時間を取ることもできる気がするから、そういうことが人生に大事な気がするわ。
西野キズナ
自分の客観視もできるし、人を客観視する時間になるかもしれないし。
odajin
日本の幸福度を上げるサービスになるかもしれない。
西野キズナ
いいですね。「朝のホームルームの時間にLISTENを1本聴きましょう」とかね。
odajin
いいっすね。いやでもほんとそう、なんかいいと思うな。
西野キズナ
誰かの考えに触れる機会を作るっていう意味ではいいかもしれないですよね。
odajin
いやー、いいと思う。
西野キズナ
自分と違う、うん。
odajin
研修とか、e-learningとか受けるのも、それはそれであっていいと思うんですけど、
そういうのばっかり、実用的・実利的なものばっかりじゃなくて、こういうのが必要な気がするわ。