大好きですね。鎌倉時代から、戦国時代の本はたくさん読んでますね。
うん。
あの有名な農林の、今日は本を紹介したい方一人いるんですけども。
はいはいはい。
今思い浮かんだんですけども、武士の時代のいい生き方、名前がうずまれてて表に出ない人なんですけども。
はいはいはい。
そういう人を書いた本も読んでますね。面白い。
いっぱいいますよね。
そういう意味では高福寺も、今まで目をつけなかった。私も目をつけてなかった。
そうなんですよ。
はい。
で、ちょうどこの垣根さんがやっぱり、その文章も素晴らしく読みやすく、その目の付けどころが。
その目の付けどころも素晴らしくて、この間直木賞を取ったんですけど。
やっぱり実際読んでみて面白かったのが、かなり史実に基づいて、当然書いてるんですけど。
結局高福寺は、なんか本当に、そもそも側室の寺なんだったっていうのも知らなかったんですけど。
そうですね。
そうですね。
その辺は僕ちょっと知ってたんですけど。
さすが。
いやー、なんかね、室町での将軍はちょっと覇気がないんですよね。
そうそうそうそう。
なんか貴族的なところがあって。
そうなんですね。
今まで見逃してきたって言いますかね。
そう、だから。
なんか弱い人間多いなっていうので、ちょっと。
でもなんか面白かったのは、その中で、そういうやる気なし、名感なし、執着なしなんですけど。
でも僕なりに、実際この本の中でもそうですけど、弟の忠義、高宇寺の弟の忠義がすごい才気があるのと、
あと執権をやっていた孝盛直っていう、その二人が結局。
孝盛直ですね。
はい。
支えて。
優秀ですね。
その後もね、いろいろあったんですけど。
結局、征夷退職になった、その彼の人生をいろいろ見てると、だからこそ、やる気なし、使命感なし、執着なし、だからこそ、天下取れたのかなっていうこともやっぱりちょっと感じて。
やっぱり、ある意味ダメダメなんですけど、自分を大きく見せようとか、なんか欲がないので、結局周りが彼のためにっていう感じで、逆にやる気、使命感、ある意味執着。
なので土地なんかもなんか、多くを自分の家臣にあげちゃったりとか。
人柄がすごい良かった、得があったっていうのとはちょっと違うと思うんですけど。
ただ、結果的に、この番組に無理やりこじつけるとすると、なんて言うんでしょう。
俺が俺がしてないので、なんて言うの。
理より真を選ぶっていうのを意図的にやったわけじゃないんですけど、周りには結構好かれてた。
人間的な欲の薄さと、生まれた運命って言いますかね。血筋によって浮上した人間の一人なんでしょうね。
そうなんですよ。だから、その辺が面白かったのと。
あと、一つあるとしたら。
そうなんです。
即日の次男で、ただいろいろね、性質の子供だったり、いろんな即日の、高氏のお兄さんかな。
が亡くなっていく中で、絶対自分は足掛け継がないはずだったのが、もう継がざるを得ない時に。
本人は抵抗した時に、高氏のそのお父さんが、なんかこう、なんて言うんでしょう。
自分のことは、存外に自らの良感では決められないっていうことも、やっぱりその時代だったり、人々の思惑だったり。
京都のね、いろんな朝廷のことだったり、大方を決めるっていう話が。
あったので、その言葉が個人的には、ものすごく刺さって。
だから、高氏はやっぱりね、風緑で自分がなかったんですけども、逆に言うと、時代の変化にしなやかに入って。
そういったものは、やっぱりこれからの時代。
まあね、彼はそれを意識してたわけじゃないと思いますけど、やっぱりその辺も学ぶべきと。
学ぶべきっていうと、ちょっと堅苦しいですけど。
まあ、ちょっと面白かったなっていうのは。
ありますね。
あとは、もう本当に一言です。
一言ずつですけど、僕また秋に海外ちょうど行こうと思うので。
あの、アイスランド以前行ってすごいよかったので。
よくアイスランド行くね。
いや、でもね、それもね、ちょうどいいこと書いてありました。
椎名誠さんは皆さんご存じだと思いますけど、椎名さんが10年前にアイスランドの本を書いてて、僕も実際思ったんですけど、
まあ、内容はさておいてですけど。
これ面白そうやね。
めっちゃ面白いですよ。
で、椎名さんが言ってたんですけど、アイスランドってみんな名前で、今も北田先生がおっしゃってるように寒そうなイメージあるんですけど、
実際はすぐ近くにあるグリーンランド。
なるほど。
グリーンランドとアイスランドってイメージが逆で、グリーンランドは緑の国のイメージなんですけど、寒くて。
アイスランドってそうでもないんですよ。
へぇー。
実際冬、僕も行きましたけど、東京の冬とかとそんなに変わんなくて。
そうなんだ。
もちろん雪とかも降るんですけど、そういうことももちろん書いてありつつ、椎名誠さん、読んだことある方であれば、よくわかる通り、彼の文体、ユーモア、その辺も含めて。
面白そう。面白そうやね。
はい。めちゃくちゃ面白いんで、僕は、これ今収録してるときはまだヨーロッパ行ってないんですけど、久々にアイスランドもう一回行くので、この間はちょっと勢いで行ってるんですけど、今回はちょっともう一回、ちゃんと椎名さんとかのも読んで、ちょっと王道のアイスランドを旅しようかなっていうふうに。
大川くん、アイスランドを選んだのと、どこに惹かれたんだ、この本を読む前に。
あー、アイスランドですね。それはシンプルですね。なんか、アイスランド自体が、やっぱオーロラ見れる。
はい。アイスランド自体が、やっぱオーロラ見れる。
うんうん。
っていうことと、あとブルーラグーンって世界最大の温泉があるんですけど、その2つがやっぱり、なんていうんでしょう、僕の中でいつか行ってみたいなっていうのが、たまたまある雑誌見たときにあって、で、まあ先生ご存知だと思いますけど、アイスランドって皆さん地球儀で見るとですね、もう本当にもう。
見た見た。
はい、果てというかね、イギリスのちょっとさらに北にあるんですけど。
大川くんが行くんだと思って、どこ行くんだろうと思って見ましたよ。
あー、ありがとうございます。
こんなとこに行くんだと思って。
そうそう。
行くのもダメでしょ。
いや、でもね、その辺はまあちょっと僕は感覚ずれてるかもしれないですけど、行くの大変かと言われるとそうでもなくて、ヨーロッパのどっかって、結局直行便でまあ今回ロンドンから入るんですけど、ロンドンから格安航空券で1万円ぐらいで、数時間で着くんですよ。