北川八郎、人生を変える出会い。
こんにちは、早川洋平です。
北川八郎、人生を変える出会い。
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ということで、今日は第390回です。北川先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、5月の4週目に入りまして、やはり先生が光を送ってくださってましたけど、
4月はいつもお話ししているように、やっぱり多くの方が新生活も始まり、新生活じゃなくても何となく4月ってちょっと気分が上がるじゃないですか。
前向きになって。
そうですね。
というところだと思うんですけど、5月はもうゴールデンウィークも楽しいゴールデンウィークかな。
明けて、もう最終週ということで、5月というとどうしてもね、五月病というね、言葉をまたこれ言っちゃうから五月病になっちゃうみたいなところもありますけど、
先生、五月病というかそういうことって今もないですよね。
あると思いますよ。
あります?
僕らみたいなもう人生のベテランじゃないけど、たくさん過ごしてきた人間にはそんなにないかわからないけれども、
新しい会社に移るとか、また学校を卒業して希望を持って次の世界に行った時とかいう、4月のときは楽しいけれど、
5月はその現実を見てしまうと言いますかね。それで起きるんですかね、五月病というのは。
結局自分が描いた夢と自分が違うということに失望するのが五月病というかね。
なんかお話が上がってて思ったんですけど、私事ですけど、ちょうど就職したの20年前ですけど、2003年か。
夢と希望を描いて奇跡でまぐれで新聞記者になれてですね。
4月に働き始めて、5月にすぐ急性肝炎で入院してその後鬱になって、会社辞めちゃったっていうところが1年後ですけどあるんですよ。
そうすると今先生の5月病っていう話を聞いてて思ったんですけど、5月病でもいろんなタイプあると思いますけど、僕もある意味5月を乗り切れなかった。
で、振り返るとその後いろんな人との出会いとか、いろんな人に先生も助けていただいてその後20年間生きてこられたんですけど、
やっぱり多かれ少なかれ5月を乗り切れるか、5月を乗り切れるかっていうのはちょっと語弊がありますけど、
今考えるとどうしたら、どうしたらというか後悔っていう意味ではないんですけど、もうちょっといわゆる乗り切れたのかなっていう、
なんか一人一人だったから乗り切れなかったのかなと。何か先生ありますか?
そうですね。後悔していうよりも新しい希望とか夢見て新しいと書いてあればその現実に絶望したり、
嫌な先輩とか自分の親とは違う人を見たり仲間とは違う人々とか厳しい世界を見るとちょっとこうがっかりして悩んだり、
不安を感じたりするのが5月病だと思うんですね。当然だと思うんですよね。
それをどう乗り切るかっていうところが今日のテーマかもわかりませんね。
そうですね。
大和さんはその後、どんなふうに乗り切ってきました?
僕の場合は端的に話すと、会社辞めて半年ぐらい軽度の鬱だったので、
シンプルに診療内科通って薬とかもらったんですけど、結局治らなくて。
その時、今の奥さんとも知り合ってたり家族にも支えてもらって、やっぱり友人も大学の友人とかと会って、
いきなり夢が全部つい得たみたいな、今考えたらそれもつい得たわけじゃなかったんですけど、
つい得たみたいになった時にみんなに助けてもらって、そんな焦らなくていいんだとか、
意外と俺一人じゃないんだというか、やっぱり孤立しなかったんですよね。
だからそこでやっぱり救われて、その後1年2年経って働いて、いろいろあって現在に至るというところですけど、
やっぱりポイントは僕個人的には本当に、僕の場合は家族とか友達っていうところですかね。
やっぱり最初は希望を持ってみんなを受け入れてくれると思って、新しい社会というか世界に入ろうと思って。
新しい世界ですよね、文字通り。海あたるような感じですもんね。
そうです。それがスムーズな世界ではなくて、意外に砂利道と言いますかね、走りにくい。
砂利道を裸で走らないといけないみたいな、それは全ての人の共通のこと、人類共通のことなんですよ。
次の世界に行くと言って、だから僕は砂利道を裸で走る世界だっていうのが悩むんでしょうね。
でも何か慌てなくて失望しなくて、特に希望を見つければいいと思うんですね。
だから裸じゃなかったら何か靴、ボロ靴でもいいし、ゾウルでもいいし、何か見つけて、
自分を自己弁護しながら歩んでいくと、やがてアスファルト道路に出るんですよね。
勇気を持ってその道、誰でも通る道ですね。
最初は現実は砂利道なんだ、やぶがいっぱいあるんだけれども、
そこはちょっと、ゾウリ履くなり、靴履くなり、
そういう意味では新しい友達や、何でも話し合える人たちや、
そういう人たちがきっとあなたの導き手となると言えると思いますね。
ハンカクに起こった文章忘れてしまったけど、
今読みましょうか。
多分今の話と関連すると思いますね。先生からこんなメッセージをいただきました。
気持ちが通じ合うということは何事にも変えられない幸せなこと。
その喜びを得るため人生を費やすですね。
受け入れてもらえた時の安らぎ、何でも素直にトロできる人を友とし生きる。
一人になった時、病気した時、対立した時、社会に受け入れてもらえなかった時、
そんな時その人の存在にありがたさを感じます。
だから早川君がその前は今の奥さんだったり、その後の家族だったりとかすると思うんですね。
僕の場合は友達って言いますね。
会社の中に同僚の中で息が合う人を見つけるとかですね。
上司からの評価は低かったりするんですね。
職種の違うところに生かされたりとかすると思うんですけども、
それもまた次に繋がるということが後になって分かりますね。
だからとにかくじゃれ道を歩んで行け、またはあえて遠回りして行って行け。
早川君が言った8分が長いなとか言うのと同じで、
いいんだいいんだちょっと人生は遠回りするとそこが意外と近道なんだっていうかね。
近道を行こうとするとそこの谷があったり川があったり、
橋が壊れてきたりということがあるもんだよって言ったりですね。
遠回りしてこの困難な道を歩んで行くと意外と早い道を行った人よりも
早い人生の生き方を身につけられるっていうことがたくさんあるからですね。
だからゴアト病っていうのは人生にとって必要な病気だと思いますね。
そういう意味では自分で意図的に進んだ道とは違うように見えるかもしれませんけど、
中長期的に見たらある意味自分が本当に行きたい道というか、
行くべきというか、いい意味での道。だからセレンディピティにつながりそうですね。
そうですね。その導きに出会う月ですね。人生の導きに出会う月。
いい月じゃないですか。
そうなんですよ。だから苦難とか失敗こそが過程ですもんね。
だから何にもゴアト病という人生に失敗した、それこそあなたの宝だっていうことを気づいたわけですね。
やはり道を走った者は、果たして走った人は強いですよ、やっぱり。
そういう意味で、今の5月のところであえてちょっと細かい話で伺いたいんですけど、
先生の場合は友達ということで、僕の場合は家族がいたということであれですけど、
状況によっては本当に少なくても誰も周りにいないように見えて、
かつ仕事が本当に僕もそういう時期ありましたけど忙しすぎて、
例えば誰か友人と会うとかそういう新たな人と会う場がないぐらい忙しい可能性もゼロじゃないじゃないですか。
そういう状況の時ってどうしたらいいですかね、5月病で。
そういう時は呼びかけようって言いたいですね。
友達から呼びかけられたらちょっときつくても断らずに呼びかけに応じようというかね。
ちょっと呼びかけたら、じゃあ行くかとかいっぱいやるとかご飯食べるとかでもいいと思うんですね。
そういうことを逆に呼びかけようって誰かからちょっといっぱい付き合わないとかご飯食べないとかお昼しないとか、
女の子でも男の子でも、親でも子でもいいと思うんですけども、
さっき言った通じ合う人を探せって言いますかね。
もう何と良い安らぎを得られることだろう。
人生っていうのは通じ合う人ができれば一つの道ですけれども、通じ合う人を探すために生きていくという部分もあるじゃないですか。
それが奥さんだったり小人だったり子供だったり上司だったり親友だったり先輩だったり、
すごく自分を導き手っていうかね、
そういう心を通じ合うことの喜びとか大切さとか深さとかいうものを体験できるといいですね。
確かに。先生、やっぱりまさに人生を変える出会いってこのタイトルもありますし、
僕も今会うことに関する本を書かせていただいても佳境なんですけど、その中でもちょっと書いたんですけど、
やっぱり人と会うことで得られるエネルギー、生きる力ってありますよね。
人で会うことでのみ得られる元気、やっぱりそれは大きいですね。
そうですね。人と会うときは心を通じ合うこと、人と出会うことでしょうね。
プラスのこともマイナスのことも。
その中で希望と挙げましてくれる人って言いますかね、
母親だったり父親だったり、いい仲間だったり好人だったり。
確かに。
だからそういう人と出会うことこそ、このゴアツ病のもとなす効果だと思いますけどね。
おっしゃる通りですね。僕なんかデブ症なんであれですけど、そういう人、そういう時こそさっきの呼びかけとか、
呼びかけなさい。
あったら正直、自分の呼びかけもそうですけど、僕なんかもうちょっとでも家で休みたいみたいになるじゃないですか、ややもすると。
でもそういう時こそ極端な睡眠時間がね、別に徹夜とかそういう話じゃないですけど、
自分の家の時間がちょっと短くなって、多少の無理はしてでも出た方がいいかもしれないですね、今の話聞くと呼びかけが。
最後のこの言葉を挙げてですね、この失敗と苦しみはやがて必ず役に立つ。
やがてあなたに役に立つ人生の宝となると言いますかね。