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なっしー
カランコローン、いらっしゃいませ。
喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、本好きな人たちがふらっと集まり、
みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、
店員3人組がゆるーく話してまいります。
ゆうこりん
6月24日、第52回の配信です。
今日は、なっしーと私、ゆうこりんの2人でございます。
よろしくお願いします。
なっしー元気?
なっしー
なっしー元気です。
ゆうこりん
今日はね、とってもうれしいお便りをいただきまして、それを紹介いたします。
なんとね、お悩み相談をいただきましたよ。
なんかさ、頼りにされてる感が嬉しくない?これ。
なっしー
頼りにされてる感ね。嬉しいです。
ゆうこりん
そういったとこなんですけど、まずはお詫びをさせてください。
お便りにすぐ答えたかったんですけど、
台本制作と収録スケジュールの関係上、
お便りをいただいてから、だいぶお待たせする形になってしまっております。
申し訳ございません。
すいません。
いただいたお便りには、時間がかかってもすべて回答しますので、
何卒、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
なっしー
ね、特にこのぽんぽんさんのお便りは、
お悩みと、お悩みってすごいなんか、ゆうこりんの写っちゃった。
お悩みと、おすすめ本の紹介もしてもらったから、
2回構成にしようとかって言って、
お返事作戦に力を入れすぎたがために、ちょっと後ろ回しになったみたいなこともありましたので、
でも、3人でわちゃわちゃいろいろ考えてみたので、
楽しんでいただけたらと思っております。
ゆうこりん
よろしくお願いします。
今日ちょっとね、そう3人でわちゃわちゃやったんだけど、
そらやん今日いないんだけど、
なんと熱いコメントももらっているので、
それも後ほど紹介します。
ではまずは、お便りを紹介します。
ラジオネームぽんぽんさん
いつも楽しく聞かせてもらってます。
特にここ最近の3人の自己紹介トークでは、
みんなそれぞれの本との出会いや経験を聞いて、
3人が本気でキサクロと向き合っているのが、
とても素敵だなぁと感じたし、
本って本当に奥深いなぁと感じることができました。
ありがとう。ハートマークいただきました。
そんなキサクロのみんなにお尋ねしたいことがあって、
ぜひ相談に乗ってください。
最近、私は2年目の新人さんへの向き合い方に悩んでいて、
もっと新人さんが仕事に対してやりがいを持てるように、
03:01
ゆうこりん
新人さん自身が主体的に仕事に向き合えるようにするには、
どんな言葉をかけたらいいかなぁと日々考えています。
そこで、何か新人さんの意識を少しでも変化を与えられるような本がないかなと、
本気で探しています。
もし、こんな本どうかなという本があれば教えてください。
以前、ゆうこりんが新人の時に読みたかった、
と発言してた回があったと思ったのだけど、
うまく探せずにいて、それもどの回だったか教えてほしいです。
ぜひ私も読みたいし、新人さんにも送りたいです。
それから、最近私が読んだ本でおすすめなのは、
母親はなぜ生きづらいのか?という、かやまりかさんの本です。
江戸時代からの子育ての役割の変遷が、文献を交えて紹介されていて、
いややっぱり母親が中心すぎる子育てっておかしいよね、と感じ、
私だけで背負う必要ないと感じられて、
子育てへの向き合い方がちょっと楽になった本です。
もし、読まれたことがなければぜひ、
毎週の更新が私の楽しみです。
いつもありがとうございます。
と、いただきました。ありがとうございます。
なっしー
ありがとうございます。
ぽんぽんさん、本当にお便りありがとう。
というのも、私も今ちょっと仕事復帰して、
周りの子の年が結構若くて、
若い人たちに囲まれるとって、ちょっと言い方がへた。
なんかこう、みんな日々悩みながら奮闘して、
でも、それをそばで見ている私もどう声をかけようか、みたいなことを日々、
まさに悩んでいて、すごくわかるって思って、
このお便りを読ませてもらったんだよね。
ということで、今回はその悩みについて、
みんなでおすすめ本を考えてみました。
ゆうこりん
よろしく。
はい、コメントにもいただいたんですけど、
まずは、私が新人のときに読みたかった本ですが、
シャープ27の〇〇な人へ送りたい本で紹介したんですけど、
この本は、藁を手に旅に出ようという、
荒木ひろゆきさんの本です。
この本、めっちゃよくて、
ぜひ、これ、ぽんぽんさんのところにいらっしゃる、
新人さん向けにおすすめしたいです。
ちょっともう一回、中身を紹介しますと、
この本の前半は、主人公の坂本くんが、
06:03
ゆうこりん
石川さんという人事部長からの抗議を受ける、
っていう題材の物語になっていて、
で、後半も続いて、3年目研修に舞台が移るんですよ。
そこで、石川さんは執行役員と出世しておりまして、
なっしー
その石川さんからの抗議が展開されます。
ゆうこりん
で、結構印象的なのが、ここの3年目研修で明かされる、
石川さんの過去なんだけど、
石川さんは昔出世欲が強かったらしく、
同期で一番にチームリーダーに抜擢されますが、
石川さんはそれで、やったーって思って、
めっちゃハードに仕事して、チームメンバーにも、
いや私もやってるんだからみんなもできるでしょ、みたいな、
チーム運営をしてしまい、メンバーが離犯し、
チームリーダーを下ろされてしまった、っていう苦い過去を話してくれます。
で、石川さんはそんな経験によって、チームリーダーを下ろされたことで、
先のことを考える時間ができましたと。
で、その時の経験があったから、
いやもう自分みたいな視野の狭いリーダーを作らないためには、
どんな会社がいいんだろうと考えに考え抜いた結果、
理想形が見えた、ということで、
なんか頭で考えに考え抜いたら、
心がその理想の未来を実現したいって言い始めるそうです。
始めはね、頭で考えるんだけど、
いやもう、この理想の未来はいいぞと思ったら、
心が求めると、
いやもうこの理想に向かうしかないぜ、みたいな。
なっしー
なんかもう、このプランは絶対に自分も乗れるぜ、みたいな気持ちになったっていうこと?
ゆうこりん
そうそう、そういうことだと思う。
なっしー
なるほどね。
ゆうこりん
そういうね、心が訴えかけ始めたぞってなると、
もう無敵状態。
なっしー
へえ。
ゆうこりん
いや、それ無敵状態いいなと思って。
で、この本のいいところは、そのための具体的な実践方法を指示してくれるところで、
どういう未来にしたいかを考えて、
その無敵状態になるような域まで達したいって思ったら、
具体的にスケジュールに落とし込まないと、
永遠にそこにはたどり着けないと。
なっしー
なるほど、ちゃんと行動に移せるようなね、ステップを踏みましょうよっていう話ですね。
ゆうこりん
そうそうそう。
で、いちかわさんは、この本はビジネス書の体をとった物語なんだけど、
そこの受講生に、スケジューラーのアプリを立ち上げさせて、
09:04
ゆうこりん
自分一人で考える時間を、毎週1回1時間入れさせるっていうシーンもあり、
で、私もこれ読んで、スケジュールに入れたよ。
1週間に1時間考える。
なっしー
この1時間漢字会はね。
ゆうこりん
なんか、おざなりになっちゃってるのもありまして、
無敵状態になるって、個人的にはめっちゃ難しいんだけど、
まあ、なんかね、こういうふうに、この未来に行くぜってね、心が欲し始めたら、
主体的な人、まっしぐらだなあと思うから、
ちょっとその新人さんも、もし感化してもらえたらいいのかなと思います。
なっしー
このね、ぽんぽんさんの新人にね、新人さんに、
この本で、こういう無敵状態になるための本ですよ、みたいな感じで、
おすすめしたいという話ですよね。
そういうことですよね。
ゆうこりん
いや、でもさ、この本を読んだときの熱量で、そのまま行動に移すのって結構大事だよね。
なっしー
特にビジネス本とかってさ、じゃあ具体的にこうしよう、みたいなところを書いてある本も多いと思うんだけどさ、
その気持ちが高ぶってるままに、じゃあ次のアクションこれだって、
ゆうこりん
ちゃんとゆうこに今、スケジュールに入れたわけですよ。
なっしー
これ、じゃあちょっとその行動やってみる?みたいな感じでね、
ゆうこりん
新人さんにおすすめしてくださったら、いいんじゃないかなっていう、いい本だね。
ふつうにね、物語としてもおもしろいので、おすすめです。
では、なっしーはどうですか?おすすめ本を。
なっしー
いや、そうそうそう、これちょっとさ、やっぱりゆうこりんとかぶっちゃったというとあれだけど、
私も、なんかそういう系の本だったなっていう本を、
実際にこの本は、私が入社5年目くらいに読んだ本で、
それこそ自分がもうすぐリーダー等級になる、年次になるよって時に、
じゃあちょっと、仕事って本当はどうやってやるんだっけ?みたいな悩みを抱えた時に、
勧められた本っていうことで、読んだ本を私は紹介しようと思います。
左遷社員、池田、リーダーになるという、鈴木孝博さんの本です。
で、この本では、こうね、結構衝撃的なタイトルなんですけど、
主人公の池田は、そう、左遷されちゃったんだよね。
左遷されてやる気もなくなっちゃった、こう、ちょっとダメ社員なんですけれど、
この人も、さっきのゆうこりんの話みたいに、
この場合は、近藤という元社長の片腕だった大先輩が、池田のところにやってきて、
お前、今からこういうことしてみろよ、みたいな、
12:00
なっしー
行動を、次これやってみろよ、みたいな指示を、行き先づけてくれる、みたいな、本当に、
ゆうこりんのやつは、抗議形式だったかもしれないけど、
この本は、わらしび長女的なさ、これやったら次こっちだよ、みたいな話で、
会社にあるいろんな部署を、いろんな部署というか、いろんなセクションのところを回っていって、
実際にその会社がどういうふうにつながって動いてて、
どういう役割が期待されているのか、みたいなところを池田が理解していって、
ゆうこりん
リーダーとしての資座を身につけていくっていう本なんだよね。
なっしー
本当に読み物としても面白いっていう、ちょっと推しポイントまでかぶってしまったので、
ちょっと冷や汗をかいてたんですけど、なっしーは。
でも、本当にそういう本だから、この本はどっちかっていうと、ビジネス本っぽくなくて、
けっこう小説に近い、俗語感だなと思ったので、
もし、ぽんぽんさんにお時間があれば、一緒に読んでみて、
この本の話で盛り上がれたら、けっこうそれもそれで楽しいんじゃないかなと思って、
ちゃんと最後の結末もすっきりしてるし、いいなと思って選んでみました。
ゆうこりん
いいね。
なっしー
私も最近、若手社員と話してみて気づいたんだけど、
会社の中で誰に聞けばいいのかとか、
今ぶち当たった課題をどう分解すればいいのかっていうところって、
こうやって考えるんだよってやり方を一回やってもらってというか、
一緒に考えてもらうのか、そのやり方を見せてもらうっていうプロセスがないとさ、
ゆうこりん
自分で考え始められないっていうことって、ゆうこりんなかった?
あったというか、そのレビュー会とかで、上の人がすごい指摘する視点が鋭いなと思って、
今となっては、そのとき見てた視点とかが分かるんだけど、
新人のころは、そこも気づいてなかったってよくあった。
なっしー
なるほどね。確かにね。分かってる範囲も狭いからっていう話だよね。
私もたぶん、5年目ぐらいのときって、すごいちょうどおっきいテーマとかも書かれたけど、
なんか進め方とかも全然分かんないし、みたいな。
どこから情報を引っ張ってくればいいのか分かんないなって思ってたときがあって、
じゃあ、会社のこことこことこことを聞いたほうがいいんだよ、みたいなところのやり方を示してもらったから、
あ、なるほどって、なんか知らないってこともあると思うし、
ここに聞けばいいとか、ここに情報があるってことを知らないから、
なんかその鋭い質問のような視点に気づけないってこともあると思うし、
そもそも、あ、そこってそこと、その部署とその部署、そうやってつながってるんだ、みたいなことも分かってないから、
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なっしー
なんかどう連携とっていいか分かんないみたいなこととかもあって、
なんかそういうので動けなくなっちゃってるとか、むしろなんかそういうのが分かるためにこのテーマを渡したのに、
なんか何も動いてないぞとかであれば、
なんかもちろんさ、素直に聞ける、新入社員のうちに聞いときなよ、みたいなこともさ、言われるからさ、
なんかそれでどんどんやってけばいいんだけどさ、
それがちょっと、それもすらも、その初動すらもいけない子だったとしたら、
なんかその道筋を示してあげることも、もしかしたら最初の一歩としていいのかもしれないなっていうふうに考えたりしました。
なしはっていう次第です。
ゆうこりん
そうだね。なんかその会社なりの解き方の公式みたいなものもあるもんね。
で、新人のときに、なんか無邪気に聞いていってたら、おのずとわかる子もいるだろうし、
最初はちょっとまあ導いてあげたら、
あ、こういうことかって気づくっていうタイプもいるかもしれないしね。
そうそうそうそう。
なっしー
意外とその初動がさ、重い人もいるじゃん。
なんか、じゃあ行ってきまーすみたいなタイプのさ、新人さんもいると思うし、
ゆうこりん
いやなんか、もう本当にどう聞いたらいいかわかんなくて、文字文字みたいな新人さんもいると思ってて、
なっしー
もちろんぽんぽんさんの新人さんがどういうタイプなのかは、私たちにはわからないけど、
なんかそういうことで悩んでたんだったら、それも一つの手方っていう気持ちだよね。
ゆうこりん
そうだね。導き方のアプローチを変えてみるとかね。
なんかね、私たちも経験年数結構減ってきたからこそ、気づけることあるから、
それはね、新人さんに惜しみなく伝えられるといいのかもしれないなと思った。
なっしー
なるほど。いや、まさしくそうですよ。
ゆうこりん
ね、新人の時代ってやっぱさ、なんかもう森の中にいて、目の前の木しか見えない状態というか、
で、なんかね、それがだんだんだんだん上に上がっていって、上空に来ると森の全体像が見えてきて、
考え方とか行動も変わってくるかなと思った。
なっしー
なるほど。
ゆうこりん
新人さん向けの本を考えることで、ちょっと自分自身も改めて初心に帰ることができた気がする。
なっしー
いやでも、本当に昔の自分を見ているようなとかって言っている前に、
じゃあちょっとそらやんのコメントも紹介しますね。
ゆうこりん
お願いします。
なっしー
はーい、こういうのは年の近い人に聞いたほうがいいのかなと思ったので、
そらやんは新卒4年目の同僚さんに聞いてみました。
彼女は嫌われる勇気も勧めてくれたんだけど、
18:00
なっしー
あなたが一番輝く仕事を見つける最高の自己分析、
梅田幸子さんの本を紹介してくれました。
以下はその子からのコメントです。
これは同期や後輩におすすめをしていました。
周りを見ていると、なぜこの仕事を選んだのか、何のために働いているのかとかがわからない子が多くて、
いまだに私も見失うときはありますが、
そもそも自分って何がしたいんだっけ、どう生きたいんだっけを知るために、
自己分析はかなりおすすめしていました。
漠然とつらいな、退屈だなと思う瞬間が一番きついと思うので、
どうしてそう感じるのか、何がトリガーなのかとかを知るには、
自分自身を知ることかなと思うので、
概念というよりは、ハウトゥー本なので、紹介難しいかもですが、
もし参考になれば嬉しいです。
そらやんはこういうのを一緒にやってみて、
お互いの価値観をすり合わせていくのもいいんじゃないのかなと思ったりしました。
ゆうこりん
どのことです。
いいね。そらやんはまた違った方向からの本で、よかったね。
私たちに通った本だった。
なっしー
ちょっと見ちゃったからね。
ゆうこりん
これいいね。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
というか、自分のことを知ること大事だよね。
なっしー
なんだけど、自分自身のことって、結構わかってなかったりするよなって、最近思うようになった。
自分自身のことね、全然わかってないかもしれないって思うよね。
ゆうこりん
私、今この気持ちになるんだ、みたいなさ。
なっしー
っていうこともあるし、もちろん何がトリガーなのかとか、こういう時、私、よる気出るんだなとかもさ、
もちろん、今の新人の時と今でも違うっていう時もあるからさ、
ぽんぽんさん自身も、もしかしたら気づきになるかもしれないよね、やってみたら。
ゆうこりん
ほんとほんと。
結構ね、感情に注目するのも良さそうだね。
こういう時、こういう感情になるんだっていうのって、結構気づきになるよね。
はい、今日は3人でいろいろ出してみましたが、ぽんぽんさんの参考になれば嬉しい限りです。
ではでは、次回も引き続き、ぽんぽんさんからのお便り回です。
ぽんぽんさんから紹介してもらった、母親はなぜ生きづらいのかを読みました。
歴史的背景から、現代を理解するような本は、私の大好物なので、とても興味深く読みましたよ。
なので、この本の内容について、わいわい話したいと思っています。
ゆうこりんの大好物の本だったんですね。
21:02
なっしー
ここまでで、トークテーマは終了ですが、
きさくろでは、いつでもお便りを大募集しています。
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