では本日お届けする曲はこの曲です。
スティックス、Mr.ロボットになりましたか。
イントロがね、イントロというよりもロボットボイス的なものから始まる曲なんですけど、
これを当日というかタイムリーで知ってくださっている方はご存知のおなじみナンバーだと思うんですけど、
これ本当に知らないという方は現代の2024年に聞いてもきっといいやんって思ってくれるはずです。
ですからちょっと先に曲の方を聞いた方が早いなという方は、
HSP音楽ノートという名前でプレイリスト連動しているものが存在してますので、
Spotifyとかで見つけていただいて、先にこのMr.ロボットという曲を聞いた後にまた私のトークに帰ってきていただいてもいいかなと思います。
ではそんなMr.ロボット、スティックスというバンドなんですけどね。
スティックスであったのかなこれ。
スティックスなのかな。
ネイティブな方がおられたらぜひお知らせください。
スティックス、S-T-Y-Xというスペルです。
というバンドのMr.ロボット知らないよという方のためにですね、
一応wikipediaのお知恵を借りまして、言葉でまず説明をつけていきたいと思います。
ではwikipedia読ませていただきますね。
Mr.ロボットはスティックスの1983年のコンセプトアルバム、
ヒルロイ・ワズ・ヒュアに収録されている楽曲である。
この曲はビルボードホット100の第3位を記録し、スティックスの楽曲で最も人気がある。
コーラスにキャッチフレーズのどうもありがとうMr.ロボットの句が含まれている。
どうもありがとうは英語でThank you very muchと訳される日本語の語句である。
どうもありがとうMr.ロボットまた会う日までどうもありがとうMr.ロボット秘密を知りたいという日本語の歌詞になります。
この楽曲は1980年代におけるテクノロジーとロボットのありようを移している。
ヒルロイ・ワズ・ヒュアは第二次世界大戦頃からアメリカ軍兵種の間で流行している伝統的な楽楽曲の文句であると書いています。
このヒルロイ・ワズ・ヒュアは我々日本ではなかなかなじみが薄いのかもしれないですけれども、
そういうこの時代のアメリカまた違うムーブメントがあったんだというところも含めて聞くとこのアートを感じるとまた面白いと思います。
このMr.ロボット何より日本語を喋ってくれているんですよ。
海外の日本語圏じゃないバンドの方たちがどうもありがとうって言うのもどうもありがとうって片言で日本語で言ってくれている。
それだけでもすごいもしんきん感が湧くじゃないですか。
いやなんか嬉しいなと。
今でこそそういうのって増えたとかかもしれないですけど、
当時は本当に珍しさの方が勝っていたのでやっぱり嬉しかったんですよ。
日本語がちゃんと喋ってくれてるんだっていうのが。
けどこれ不思議なもんでね。
じゃあ我々が1980年とかそれこそ1970年とかでも日本人のアーティストはちゃんと歌詞に英語使ってるじゃないですか。
いきなりそれまで日本語喋ってるのにいきなりそこだけ英語やみたいな歌詞っていっぱい存在してたじゃないですか。
だから当たり前っちゃ当たり前なんですよね。
にもかかわらず海外とかは曲中に違う言語を含めるっていうのはそんなに一般的じゃなかったんだと思うんですよ。
含める必要もないというかね。
一応世界の共通語ということに一番近いのが英語と呼ばれている以上、英語で歌っておいたらそれが一番スムースじゃないかって感じることが多いので、あんまりその文化もなかったと思うんですよ。
我々は大々にして歌謡曲、ロック、フォーク、いろんなものに英語は入れてたはずです。
フォークはそんなことないのかな。
フォークソングっていうのは日本の心伝えようとか。
演歌とかフォークソングはアルファベットをもじったものっていうのはないかもしれないですけど、わりと柔軟に英語を入れていたという関係があるので。
アートって見れば、別に自分の自国語以外を言葉にするのはそんなに珍しいことじゃないんですけれども、なんせ日本語をチョイスしてくれてるっていうことに対しては確かに珍しいと。
特にこの時代はって思うので、嬉しかったですね、当時私は。
覚えてます。1983年ですから。
物心もついてたぐらいかなという少年時代でした。
ではこのMr.ロボット、なぜ私が選ばせていただいたかと言いますとですね。
この1983年というのは、いわゆるMTVとかミュージックトマトとかそういったテレビ番組があったんですね。
プロモーションビデオとかミュージックビデオって呼ばれてるものを流してくれるテレビ番組です。
曲としてもいい曲なんだけども、それにまつわるビデオも同時に見れるみたいなのが、アーティストの表現方法としてどんどん増えてきたのがこの80年代だったんですけど。
そのテレビを見まくってた時だったんで、洋楽にどっぷり使ってたキラテン少年だったんですよ。
その中でもこのMr.ロボットっていうのは本当にインパクトがあったなというのは記憶しております。
ただどんな映像なのかまでは確かに覚えてないです。
やっぱり曲のインパクトの方がでかかったんでしょうね。
洋楽に浸りまくって、ラジオとかでも当然洋楽いっぱい聞いてたっていう中ではこのMr.ロボットは。
まず流れたら嬉しいっていう感情になってたのは間違いないです。
片言の日本語っていうのがまた中毒性があるんですよ。
これちょっと私の持論なんですけど、人間が感動するメカニズムって一生懸命だと思ってるんですね、私は。
オリンピックでもそうですし、一生懸命してる姿っていうのは人間感動すると思うんですよ。
小さいお子さんが余力を残さず全力でいろんなことをする姿っていうのはずっと見てられるじゃないですか、大人の私たちって。
あれと一緒で一生懸命さっていうのに心が惹かれる。
その一生懸命さに限りなく近いのが片言だと僕は思ってるんですよ。
母国語じゃない言葉を意味ももしかしたらわかってないかもしれないけれども、こういうふうに発音するんだよみたいなことを読みながらどうもありがとうって言ってるんやろうなとか。
そういう一生懸命さ、ひたむきさみたいなのに感動したので、この中毒性はすごくありましたね。
そんな関係もあってトータル再生数が非常に多かったなと。
音楽という表現の場で、いい意味で音への執着を捨てたエンターテイメントっていうのはこれが初めてだったんじゃないかなって思うんですよね。
つまり、いい曲だろうとか、この歌詞がこうだろうみたいな独自性を出すっていうものが音楽のエンターテイメントの大部分を占めてた中で、
この6thっていうMr.ロボットっていう曲は、バンド自体は演奏力とかの高い、非常にクオリティーの高いバンドですけれども、
コンセプトアルバムの中でコンセプトの一つとしてMr.ロボットっていう物語を出そうっていうところでちゃんとチャートインしているわけですから、
僕は音楽が好きなんだけれども、その音楽という表現の幅がさらにこんなこともしていいんだねっていうのを教えていただいたような、そんな曲でもあります。
そういう自由なんだみたいな感じ方を非常に幼少期の私に植え付けていただいたのがこのMr.ロボットというところだったので、
その感性をお伝えしたいなというところから曲を選ばせていただきました。
そんな思いでいっぱいのこのMr.ロボットなんですけど、エピソードがもちろんいくつかあります。
その中でもこれかなというぐらいのものがこちらです。
洋楽を私が聴くきっかけっていうのは、親戚のお兄ちゃんたちだったんですよ。
小学校の時から私は洋楽三昧でしたんで、周りの友達ってトップ10とかベスト10みたいに、
松田聖子さんとか中森明さんが今日何位だったみたいなんで盛り上がってた時に私はそっち見てなかったんですよ。
日本の歌謡曲っていう文化をほとんど触れずに、全部その時間を洋楽に使ってたっていう、ちょっと特殊というか違う経路の道があったんですけど、
親戚のお兄ちゃんたちとこの曲これこれって言ってる時に、言っても小学生とかなんで、このギターの音がねみたいな高尚な会話にならないんですよ。
どんな会話してたかって言ったら、いわゆる田森クラブの空耳アワー的なあんな楽しみをしてたんですよね。
この英語ってちょっとこれに聞こえるよねみたいな。
バンヘーレンのジャンプとか、揚げ豆腐に聞こえるやん、ギャハハハみたいなんで笑ってたわけですよ、お兄ちゃんたちと。
っていう時に、このMr.ロボットってどうもありがとうって聞こえるよね。
いやこれちゃうちゃう、どうもありがとうって言うてるでみたいに、そもそも日本語やんみたいになるので脳がバグってたっていうエピソードがあるんですよ。
いやこれほんまやなって言うよ、これどうもありがとうだけちゃうで、その次も日本語やでみたいなことをよく言ってました。
当時はインターネットとかSNSとかもないわけですから、レンタルレコードとかでカセットテープに入れてたんですけど、そういう関係もあるから貸しカードっていうのは手元にないんですよね。
どうもありがとうが本当に日本語かどうかっていうのは、情報源はラジオのDJが紹介するときにチラッと言うとかそれぐらいしかなかったんですよ。
最初の方は僕たぶん知らなかったんじゃないかなと思います。どうもありがとうMr.ロボットって言ってるんやでこれって言って、ほんまやって喜んでた。
そんな曲の最中の中で、当然そういう空耳アワー的なことを聞くわけですから、他にもさすがHSPだなというふうな聞き方をしてました。
そのエピソードが、間奏の部分っていうのがあるんです。ちょっと盛り上がって、舞台がどんどん歌詞じゃない歌が入ってないところっていうところがあるんです。
そこではちゃんとメッセージを伝えて、わーって盛り上がって、最後また舞台に戻っていくっていうふうな、そういう盛り上がりのときに、
ジェット機とか飛行機が飛ぶような音になる効果音が入ってるんですね。シュンシュンシュンシュンって入ってるんです。
それを小学校の私は飛行機が飛び立つというふうなイメージを勝手に妄想してまして、じゃあこれ何機飛んでる?っていうふうにシュンシュンが何回になったかみたいなことを数えてたんです。
こんな聞き方なかなかないでしょ。今やったらね、俺ってこんな聞いてるねみたいなキャラセッティングのために爪跡残すような聞き方するかもしれないですけど、小学校のときにここにまず着目するっていうところが、さすが我ながらHSPだなと思いました。
なのでぜひ皆さん、この曲また後ほど聞く方は途中の間奏の部分で飛行機が飛んでるみたいな音、そこを着目して聞いてもらえたら嬉しいかなと思います。
ではそんなMr.ロートですけれども、HSPの方とぜひシェアしたいなという方がこちらです。
Made in Japanっていう歌詞があるんですね。歌詞の部分があるんですよ。
1983年というのはものづくり大国ジャパンだったんですよね。
ですから品質が高い日本っていうのをアートでしっかり歴史に残してくれてるんだなというのがこちらの歌で見て取れるんですけども。
そんなジャパンのパーツを使ったロボットにお礼を言うのを日本語にしてるという世界観です。
ですからこういう背景はこのMr.ロボットなんですけど、それ以外も何か意味があってわざと日本語を使っている歌詞があるんです。洋楽の中で。
あれここだけちょっと片言の日本語だよみたいなのが存在してるんですよ。
ですからぜひ皆さんも探してみてください。
もしくは皆さんがすでに幼少期とか昔に聴いた曲の中で、日本語の片言で歌ってるねみたいなのがあればぜひ教えてもらえないですか。
私も何曲かはストックしておりますけれども、私なんかでは到底及びもつかないような他の曲いっぱいあると思うんですよね。
それをぜひ皆さん探してみてもらったりあるいは教えてもらったりっていうふうにしてみてください。
これが何かと言いますと、一つネタとしてこの曲日本語使ってるんだけど終わるんじゃなくて、なぜっていうところも一緒に考えるきっかけにしてみたいんですよね。
どうしてこの曲はわざわざ日本語を使うんだろうと。何かあるんですよ。
日本ジャパンツアーに来たときに日本人と一緒に歌いたいんだみたいなライトなものもあれば、この歌詞で言いたいところのこの部分は日本語じゃないと表現できないんだとか。
いろいろな背景があります。そこを知ることによってまたアートの深みっていうのは楽しくなってくると思いますから、
ぜひこのHSPという感性をそういうところに使って、アート、そして音楽を楽しんでね。
暑い寒いとかも一緒に楽しめるというふうな気分に変えていきましょう。
それでは本日ご紹介した曲はFETIXのMr.ロボットでした。
番組で紹介している曲をセレクトしたSpotifyのプレイリストもご用意しております。
HSP音楽ノートという名前で検索してみてください。
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