2024-07-16 15:03

#51 アマチュアマジシャンがキッズショーをやってきた!

久々にキッズマジックショーをやってきました!その復習です。

参考文献:Seriously Silly: How to Entertain Children with Magic and Comedy(邦題『マジシャンのための受けるキッズショーの作り方』)

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サマリー

しゅうたさんはアマチュアマジシャンとして久しぶりにキッズショーを行います。彼はキッズショーの本『シリアスリーシリー』を紹介し、その中に書かれた原理原則を使って自分なりのキッズショーを作ることを提案しています。アマチュアマジシャンは子供たちに驚きと笑いを提供し、特にマイザーズドリームのマジックは大好評です。

アマチュアマジシャンがキッズショーをやる
奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。
このポッドキャストは、手品が好きすぎて本を死ぬほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、マジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
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ということで、今回のテーマは、アマチュアマジシャンがキッズショーをやってきた。
はい、ということで、キッズショーを久々にやってきました。
キッズショーって何かというと、子供向けのマジックショー、そのままの通りなんですけれども、
久々にまた私、今回やってきましたので、ちょっとその復習、振り返りとですね、どんなことをやったのかとか、何を参考にしたのかということを話せればなと思います。
私、何回か話していますけれども、子供がちっちゃくてですね、保育園に通っているのもありまして、
保育園のイベントでですね、親の出し物があるというところで実はやってまいりました。
尺としてはですね、大体15分を2コマということで、2ステージやってまいりまして、
基本的には同じ子たちとか、縁の中でね、建物の中でいろんな出し物がいろんなところでやられていて、
好きなところを動いてみるというような感じなので、人によっては2回連続見れるなということで、
2ステージ全く違うものをやる必要があるという状況でございました。
保育園なので、それこそ0歳児から6歳児ですか、年齢もバラバラでして、
これはその日の特別なイベントだったので、卒業生も来るということで、小学校低学年の子とかも実際来ていました。
もちろん保護者の方もいらっしゃるということで、見ている層はかなりバラバラということで、
遠目選びもかなり難しかったなというのが正直なところです。
結構反省もね、やったところであります。
で、基地症ね、お子様がいらっしゃるリスナーの方とかは、もしかしたらどっかのタイミングでやるタイミングがやってくるかもしれないですよね。
誕生日会だとか、何かのイベントとかでね。
といったときに、私の圧倒的なおすすめの本がありまして、これはもうシリアスリーシリーという本ですね。
これが超おすすめです。
基地尊独宣言のね、ちゃんと本の話をしますけれども。
これは日本語の役にも出ておりまして、マジシャンのための受けるキッズショーの作り方ということで、スクレビットマヌーガーさんからも出ております。
何ならDVDまで出ているということで、マジシャンはデビットKさんということで、シリビリーというステージネームでやっているアメリカのニューヨークを拠点としたマジシャンで、
本当にね、富裕層のキッズ向けに、キッズショーで成形を立てているし、キッズショーの大化というところです。
これね、いつかこの本だけについて詳しく話せるぐらいですね、素晴らしい本だと私は思っています。
キッズショーの基本的な原理原則
この本さえ読んでおけば、キッズショーの基本的なところはほぼ大丈夫という印象があります。
何がいいってね、もちろんそのレパートリーというか、演技のやり方、詳細なセリフとかついたりとか、理由が書いて、
なぜこういうことをするのかみたいな理由も含めて書いてあるという記載が素晴らしいというのはあります。
ただ、それだけだと、彼の演技をそのままコピーするしかなくなってしまいますよね。
そうじゃなくてですね、この本では彼も言っているんですけど、魚をあげるんじゃなくて魚の釣り方を教えますと。
つまりキッズショーに適用できるような原理を説明するよということで、
彼がキャリアの中で経験則的に見つけてきたキッズショーに使える原理みたいなものがちゃんとまとまっていてですね、
そういうことによって自分がすでに持っているレパートリー、それこそカードマジックのアンビシャスカードとかをキッズ向けにカスタマイズすることができる、
自分なりのキッズショーを作ることができるというそんな本になっています。
例えばどんな原理が書いてあるのかと言いますと、例えばちぐはぐな言葉を使う、ちぐはぐな道具を作るとかですね、
あとはジョークウォンドを使ってみるとか、おまじないをね、ただ唱えるだけじゃなくて体を動かしながらおまじないを唱えさせるとか、
絶対に言わないでみたいな、ダチョウクラブですよね、絶対に押すなよみたいなこの押すなよ押すなよの話だとか、
言い間違いをね、わざとするだとかね、あと見えてるけど気づいてないみたいな、子どもたちは見えてるけど気づいてない。
よくあるネキズマシアがやるのは背中に何かついてるけれども、マジシャン本人は気づいてないっていうとか、
まあまあそういった原理原則を使って子どもたちを笑い、笑わせてエンターテインしつつ、
マジック不思議なことを起こすというそんなことかなと思います。
やっぱりこの本を読んでいて思うのは、しりびりのこの演技というのはですね、もちろん子どもが楽しめるというのは当然のことながら、
大人もやっぱ面白いなと思うんですよね。結構ね、子ども騙しのトリックあるんですけれども、
実際のショーの詳細
まあそういった中でもやっぱりどっか必ず不思議なところが起きると。
実際ね、これキズショーやると子どもはね、もう笑っちゃってあんまり不思議であることを楽しまないんですけれども、
一方そのタイミングでは大人がね、めちゃめちゃ楽しんでるみたいなこともあるので、
まあそういったことも含めてですね、ちゃんとここに書いてある演技の例だとかね、原理原則が書いてあるので、
もうめちゃくちゃおすすめです。はい、ぜひとも興味ある方は見てみてください。
私キッズショーの度にですね、この本読み返したり、このデビッド系しりびりのDVD見返したりしております。
はい、で、じゃあ今回ね、私が何やったのかというところで、どういうショーなのか、そのショーの枠組みの前提ですね。
先ほど冒頭でお話した通りで、ちょっとね難しいのは年齢がバラバラなんですよね。
でこれね、キッズショーのこの本にも書いてある通り、年齢によってマジックの見せ方を変えなきゃいけないんですよ。
まあというか、まあ想像しやすいように、その年齢によって認知の獲得のレベルが違うんですよね。
例えば物が1個消えるというものも、あまりに小さい子にとっては、まあなんかそれが別に不思議じゃないというか、まあ当たり前に思えてしまう。
まあ本当に極端な話をすると、テレビってめっちゃ不思議な道具じゃないですか。
あんな薄いものに動く映像を置いて、だから子供にとってはあらゆるものが基本的には不思議、ワンダーなんですよね。
その中で生活、生きていく中において物理現象みたいなものを、どんどんどんどん、あ、これは消えないんだなとかね。
これはこういったものは移動しないんだなとかね。
飲んだらなくなるんだなとかね。
いろんなものをどんどん理解して獲得していくわけなので、当然だから年齢層が、年齢が上であればあるほどそういった認知っていうのは獲得している。
トランプマジックとか、まあちっちゃい子にやっても、ちっちゃいっていうのは、たとえば2歳児3歳児とかにやってもトランプすら見たことないし、数字を覚えるなんてこともわからないし、
まあ数字自体まず覚えてない、あの知らないだろうしね。
えーというのもあるので、そのカードを覚えてください。
で、引いて当てますとかは、まあ正直キッズショーだとなかなかやらないところかなと思っています。
ということで年齢層が熱いっていうのは結構難しいんですね。
私の少ない経験からもそう思います。
今回何をやっているのかと言いますと、1回目の15分のショーはですね、まずオープニングトークですね。
もう約束、皆さんね、マジシャンの僕と約束してくださいみたいな感じで、
ちゃんとね、お尻つけて座ってねとか、笑ってねとか、あと拍手してねとかね、
で、ちょっと保護者もいじって、あのこれお父さんお母さんもね、拍手するんですよとかね、そんないじりとしながらオープニングをやると。
結構ね、これ大事で、やっぱお尻つけて座ってねって、それが約束だよっていうのと、
みんないい子だよねみたいな、いい子はお尻つけて座るよねみたいな、
なんかそういったフリをしてね、やっておくと途中で興奮して立ち上がっちゃったりしても、
いい子だよね、じゃあ座ってねとかって言うとすぐ座ってくれたりするので、結構このオープニングの向上はね、大事だと思っております。
そして1個目はシルクの消失のマジックをやりました。
で、ここではですね、私の意図はおまじないを覚えてもらおうかなということで、
しりびりぐーぐりぐーぐりというおまじないを使ってますけれども、恥ずかしながら私もまんま同じものを使っている、
ゴロがいいのでね、すごいいいなと思って使っているんですけど、
シルクが消えるときにおまじないをかけましょうというところですね。
で、おまじないをかけつつ、温度を使ってですね、魔法のツヤですね、
子供とギャグをやりながら、子供におまじないとこの、
シルクが消えるというマジックの中でおまじないぐーぐりぐーぐりを覚えてもらいつつ、
ジョーク温度を使ってですね、ちょっと何笑いか取ってですね、やるということです。
これもしりびりが売っているインフレタブル温度という口で吹きなます温度がありまして、
なんていうんですか、ビニール風船みたいなやつですね。
それでお客さんにそれを持たせて、子供に持たせて、それでマジシャンの頭にボーンとぶつけるとかね、
やっぱりちょっとプチ暴力みたいな子供もゲラゲラ笑うので、それはやってます。
これはDVD持っている方はしりびり、まったく同じようなギャグをやって、
私がようパクってるというか、私が参考にしてるんですけれども、
やってますので、興味のある方はDVD見てみたらいいかなと思います。
で、シルク消えておまじないかけると、パンの中から出てくるということをやっています。
テストマジックとエッグバック
最初、紙袋にパン入れておいて、子供に持っておいてもらって、みたいな感じでやってテストですね。
手法については特にご想像通りだと思うんですけれども、パンに移動するということで、
本当にすごく子供も大人も驚けるマジックで、かつおまじないも覚えられるということで、
すごくいいマジックだなと思ってよくやっております。
で、次はですね、ちょっと簡単にエッグバックをやりました。
本当にオーソドックスに卵を消えたり出てきたりして、ちょっとギャグを入れながらやって、
最後にちょっと飲み物を出現するみたいな、そういったクライマックスを持ってやってます。
これはあんまりオーソドックスということで、ちょっと大人も純粋に見て楽しめるようなものがいいなと思ってこれにしました。
実際ね、ちょっとね、私子供向けにあんまりカスタマイズをしきれてなかったので、
ちょっと冗長だったかなと、子供があんまりエッグバックは反応が薄かったですね。
ちょっとちっちゃい子もわかるかなと思ってやったんですけれども、
ちょっとおっきめの子ぐらいしか反応してなかったですね。
で、最後は一コマ目の最後はヒッピホッピラビットという、これはもう道具を使ったマジックですね。
ウサギ、白いウサギと黒いウサギにカバーかけると入れ替わるよみたいなやつで、
いやいや後ろ見せろよみたいなくだりが子供から突っ込まれて、そこでジョークをやるという、
このキッズショーの定番というものです。
これはね、私欲しくてやりたいなと思ってですね。
日本であんまり売ってるとこもなかったので海外から買ったんですけれども、
あのね、ちょっとこれも年齢層が厚いと難しかったですね。
お客さんの中での上の年齢、だから5歳6歳ぐらいの子が後ろ見せろみたいな感じの突っ込みをしてきて、
やっぱりそれよりちっちゃい3歳4歳とか2歳とかも当然難しいんですけど、
3歳4歳の子とかはあんまり分かってなかったなと思って、
もうちょっと露骨にそういうのを気づかせられるような見せ方をしてもよかったなというのが私の反省ですね。
カラーリングブックと大受け
ただこの中でやってる中で反応ね、リアクションが大きそうな子みたいなのを見極められるので、
ちょっと途中で脚上げとかしてやったりするんですけれども、リアクションが大きな子を上げるということで、
ジョークを言った時の反応とかで上に上げるお子さんとかを選べるなという感じでした。
2回目のショーはこれはね、ちょっとわりと保護者をインプレス。
保護者にいいもの見たなと思ってもらいたい部分もあって、ちょっと保護者向けの作品も入れました。
冒頭ですね、これもホーナイトメアズをやりました。
いきなりそれかよという感じではあるんですけれども、1回目見た子がほとんどだったので、
冒頭いきなり結構不思議の度合いが強いのを入れてもいいかなと思いましてやりました。
やっぱり保護者が特にビビってましたね。
子供ももちろんびっくりしてたんですけど、あんまりロープとかってね、見たことないというか、
ああいう甘れたロープ、そもそもあれ何なんだみたいな話もありますので、どっちかというと大人の方が受けていました。
マイザーズドリームを次やりましたね。
これは子供をあげて、子供にバケツ持ってもらってそこにどんどん出てくると。
これはもうめちゃくちゃ受けましたね。
やっぱりコイン出てくるだけで受けるし、鼻から出したりお尻から出したりみたいなことやるだけでも受けるので、
とにかくやればやるほど受けるということで、めちゃめちゃよかったです。
これは参考にしているのはジョニオさんが出していらっしゃるマイザーズドリームですね。
日本人のマジシャンのジョニオさんですね。
そのコイン、マイザーズドリームでコイン出したので、
ちょっとこれも大人向けに楽しんでもらえるかなと思って、
ワンコインでちょっと遊んだりとか、貫通マジック移動マジック消えたりとか、
ちょちょちょっとやりながら、こんなことができますよということをやって、
最後、カラーリングブックと、
魔法の絵本とかよく言われたりしますけど、
オマージュの絵を描けると白黒の絵がカラフルになって、
それがオマージュの絵を描けると消えたりっていうそういうやつなんですけど、
もうこのカラーリングブックに関しては、
私もシリビリーのやり方をそのまんま拝借しております。
もうね、これは本当に素晴らしい台本なんですよ。
なのでぜひ映像もね、本にも書いてありますので、
世界一面白いカラーリングブックという題名で、
シリビリーさんもこれを誇りを持って紹介してくれてるんで、
これ本当にいいです。
毎回ね、私このカラーリングブックやるたびに、
ウケすぎてビビります、こっちが。
こんな子供たち興奮するかと。
それぐらいですね、ビビるので、
本当にですね、カラーリングブックはこのシリビリー、
デビッドケイさんのやり方をぜひ、
やったことない方はですね、見てみてください。
だからもうね、想像しやすいとおり、
トリックそのものはめちゃめちゃ簡単なので、
いかにこうセリフとか、
子供のお子さんのマネジメントで楽しませるかというところなので、
もうめちゃめちゃ私このカラーリングブックおすすめです。
ちなみにこのカラーリングブック、細かいんですけど3段階ですね。
完全に真っ白のやつと、白黒の絵と、カラフルな絵。
この3段階あるやつでやるというのがあります。
最近ね、カラーリングブックって1回しか変化しない。
要は白黒からカラーとか。
そのやりとりのみみたいなのもあったりするので、
気をつけていただければなと思います。
はい、ということで、
アマチュアマジシャンがキッズショーやってきたというところの、
復習振り返りでございました。
あのカラーリングブック最後、
ちょっと熱をもって話させていただきましたが、
実はこれね、僕去年のイベントでもカラーリングブックやったんですね。
そしたらそれを覚えている子供がいて、
だけどそれを覚えていても大爆笑大受けということで、
本当にね、あれすごいのでめちゃめちゃお勧めなので、
ぜひ皆さん見てみてくれると思います。
はい、ということでまた皆さんお会いしましょう。
バイバイ。
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