メンバーの自己紹介
はい、始まりましたケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいお語り合いを発信するトーク番組です。
毎回いろんなメンバーとともにゆるーく雑談していきます。
私、KOO-KI山内です。
KOO-KIヒージャーです。
KOO-KI原山です。
そして、ゲストは前回に引き続き、
KOO-KI上原です。
KOO-KIの原口楓、改め楓です。
よろしくお願いします。
前回はですね、上原さんと原口さんをお呼びして、
山内の失敗話からもがけ、お前らみたいな。
もうもがくしかないという感じで、失敗をしてもがき続けるしかないというところに落ち着きまして、
最後にちらっとちょっと山内の自意識が見えて恥ずかしかった。
そんな終わり方だったね。
終わった回だったんですけど、
かっこよく仕立てるための抵抗とブランディングの重要性
前回の終わりでも言った通り、かっこ悪くなりたくないって思いつつも、
自分をかっこよく仕立てるということに対してはすごく抵抗がある山内なんですけど、
原口さんが解明されたということで、
原口さん最近めちゃくちゃかっこいいディレクターになるというところを明言されてますよね。
そうなの?
そうですね。
明言してるの?
いや、ちょっと語弊があるかもしれないですけど。
かっこいいディレクターっていうのは別に見た目とかの話じゃなくてですね、
やっぱりリスペクトされるようなとか、
あの人の仕事ぶりかっこいいなとか、
そういうかっこいい職人というか、そういう人がいる会社だったら、
多分対外的にもすごくそれがいいブランディングになると思っていて、
僕自身がかっこいいと思われる人間になるっていうことは、
その話を聞いた誰かが仕事を振ってくれて、
それでさらにどんどんいい感じで仕事が回っていったら、
それはまたさらに空気のブランディングにもつながっていくでしょうし、
空気自体がかっこいいって思ってくれたら、
最終形としては一番それがいい形なのかなと思っていて、
空気をかっこいい会社にしたいっていう考えっていうよりは、
自分がどういうふうに売れたいかっていうふうに考えたところから、
そういうふうに考えが始まったんですけど。
すごい、ちゃんと考えてる自分のこと。
フルネームからかい、まる。
そうなんです。不当典のまるが。
まるは何?
まるは覚えやすさとかキャッチーさみたいなところで変えたっていう感じなんですか?
まずかいに変えたっていうのは、
漠然と昔からなんか芸名で活動してみたいっていうのがあったんですよ。
っていうのは空気に今まで所属されてた方でも、
なんかそういう芸名使ってた方も結構いたんで、
なんかちょっとかっこいいなみたいな。
他の名前が羅列されてる中で、結構目立つなみたいなのがあって、
それすごく得だなとか、なんかちょっといいなって思ってたんですよ。
だからちょっと。
そういうのエグジスさんもそう言ってるんですよね。
そうなんですよね。
カンをひらがなにして。
カタカナに。
なんかこうまず、おって思ってもらえるじゃないですか。
まずそのおっていうのが大事かなと思って。
なんかそういうので、ちょっと一回じゃあ、
全然自分の名前から外れたやつも嫌だし、
じゃあかいにしてみようと思って。
丸つけたのは単純に一画増えた方が生命判断でなんか良かったから。
やっぱり。
丸足したことによって何がどう良くなったのか。
足さなくても別にどっちも大吉とかだったんですけど、
なんか丸足したらちょっとクリエイティブ的にはちょっとこっちの方が良いんじゃないのっていうのを、
ネットの生命判断でやって。
ネットなの?
無料の生命判断。
なんでかけてんだ。
決めました。
最初福岡オフィスでなんだこの丸はって感じになって。
モーニング娘。
カイマルって呼ぶのかなみたいな。
カイマルくんみたいな話になって。
カイドット?
カイマルが結構浸透してて、
これはこれで良いかって思いながら。
ホームページの写真もかっこいいですよね。
変わりましたね。
最近変わったよね。
そしたら髪切ったもんね。
びっくりした。
あれも洗剤写真撮りたいなと思ってて、
ポートボリューとか出すじゃないですか。
あの時に自分の写真がホームページに昔から載せてたキャップかぶった写真なんですけど、
ちょっと若々しかったもんね。
あれが悪いとは言う話じゃなくて、
例えば同じレベルの人が強豪でどっちのディレクターしようかってなった時に、
ちょっと小僧感のある写真だと、
小僧感あったね確かに。
ちょっと不安になっちゃうんじゃないかなっていう。
で別にあの写真も僕が何か意図した格好じゃないんですよ別に。
写真撮る日のこと普通に忘れてて、
ああいう写真になっちゃったから、
ちゃんと写真撮って髪伸ばしてたんで、
ちょっとパーマかけてて、
これならちょっと信頼できるディレクターに見えるんじゃないかなみたいな。
ちょっとそういう下心もあって写真撮って、
もう次の日に髪切っちゃったんですけどね。
次の日に?
写真撮ったら次の日に髪切りました。
次の日にこれでって言われてたのに、
違うやん。
違うやん。
まあまあ山田さんもあったんでね。
上原さんもなんかそんな話されてましたよね。
ヒゲ。
まあね。
若い頃。
ディレクター成り立ての頃。
22、23でなっちゃったから、
スタッフの方が年上やったって言われたし、
まあまあ部消費がちょうど繋がってるから、
そのままでもいいやってもらったんだけど。
そうするとやっぱり20代ですっごい枠見える。
へー。
それでそりゃあほうがいいなーって思って、
そのまま続けてる感じがする。
へー。
それもある意味ブランディング。
ブランディング。
見た目とブランディングの関係
まあまあ舐められたくない。
舐められたくない。
やっぱりディレクターって舐められたら、
仕事がやりづらいし。
仕事?
みんなに言うこと聞いてもらう?
言うこと?
まあまああの指示は出さなきゃいけないし、
オッケーは出さなきゃいけないから、
そこに対する信頼関係はできないといけないから、
若い時は特になおさらみんなが年寄りだと、
大丈夫かって思われて不安になった空気はよくないから、
そういうのがないようにはしたいなーっていう。
これどうしたいんですか?とか詰められたりするってこと?
いや俺の判断がなんかアメーなとか思われたりとか、
ならないための説得力をしゃべらなきゃいけないし、
その空気感出し方もそうだし。
空気感。
友人普段どうしようどうしようって言ったら、
絶対それはやかんやから。
みんなそのオッケーを待ってるのに。
何がしたいのってやっぱりツッコミたくなるじゃないですか。
怖いなそれ。
怖い怖い。
そうすると場の空気が悪循環しちゃうからね。
最初の頃はみんな年寄りで、俺が勝手にビビってたってのがあるかもしれないけどね。
あれ武装ですよ。
武装ですよね。
鎧ですか。
鎧ですね。
多分そんなに全然大きな要素じゃないかもしれないけど、
ちょっとはあると思うんですよ見た目って。
あると思う。
この人の言うことだったら、
あんまり話がうまくなくてもちょっと聞いてくれるのかなみたいな。
そういうのでそこでハッタリ聞かせられるなら、
やったほうがいいなって思いますね。
ハッタリっていい言葉ですね。
初対面の印象って3年ぐらい続くんですよね確かね。
そうなんですか。
僕じゃあまだ続いてるんですかね。
入社して2年、全然変わってないけどね。
別にハッタリ顔してるわけでもないですけど。
私ってこういう人ですよっていうのが分かる見た目とかだと、
コミュニケーションのコストが下がりますもんね。
面白いこと言ってくれそうだなっていう感じだったら。
難しいですねでもそれ見た目で表現するって。
無理してる感じに思いそうじゃないですか自分が。
自分で?
楽屋では暗いけど、
ライブでは明るい芸人みたいな感じで。
それはそれでちゃんと切り替わってくる。
嘘ついてるような感じがしちゃって。
嘘をつき続けるのキツみたいな。
そう思うんだったらそうですよね。
今その辺をまじで漂ってる感じがします。
どう身を振ろうかみたいな感じで。
でも身を振ったほうがいいとは思う。
かっこいい方にというか、
ちゃんと識別してもらえるように、
何か自分に記号を与えたりとか。
した方が多分、ビジネス的にはいいんだろうけど、
自分の中の人間が嫌がってます。
セルフブランディングの重要性
ふわちゃんみたいにいきなり頭にお団子作りだしたら、
確かにちょっとびっくりするからね。
翌日からね。
そんな人もビジネスだな。
目を奪われますよ。
面白いもの作ってくれそうになりそう。
俺も山内さんと同じ考えで。
原口さんもそういった自意識的なところは、
共感していただけるんですね。
もう恥ずかしいですよ。
そもそも潜在写真撮りに行くのもめちゃくちゃ抵抗あったし。
どこで撮ったんですか?
青山に撮りに行きました。
青山?
場所を言うな、場所を。
青山。
フォトスタジオで。
どういうカメラマンさん撮ってもらったんですか?
本当にそういう、なんて言うんでしょう。
お知り合いだったとか?
アーシャ専門の人がいるんですか?
アーシャ専門なのかわからないですけど、
そういう潜在写真とか、
そういうのを得意にしているスタジオに行って、
メイクとかしました。
メイクしてあるんですか?
そうなんだ。
それなんぼなの?
もろもろ込みで1万5千円くらい。
意外とこんな感じなんだって。
データは全部もらえて?
もらいます。
写真館で選んだやつしかくれないとか、
全部あげはしないとか。
俺の場合50枚くらい撮って。
そんな撮ったんですか?
ちょっと笑顔とかはっちゃけてる系みたいな。
ライティングとかも、
俺がクイーンのジャケットみたいな、
上から光が当たってる系のやつが欲しいですみたいな。
そんなのもやってくれますし。
本当に面白かったですよ。
撮る人が撮ったらよく見えるもんだなと思って。
50枚の中からこれだと。
会としてはこれでいこうと思う。
そうですね。会の印象はこういう印象を持ってもらいたいなっていう写真をチョイスして。
チョイスして髪切ったような。
チョイスして髪切りました。
あれ写真と違うんですよ。
それも狙いですか?
それはそれで面白いじゃないですか。実際会った時に。
短い。
面白いから切ったの?心均衡が取れないのか。
面白いから切ったというか、切るには理由があったんですよ。
お祭りだったね。
プラスに考えて、それはそれで面白い会話が多分できるでしょうし、会う人とね。
うちの会社のホームページの写真はいつもお仕事してるカメラマンさんに撮っていただいたんですけど。
撮ってもらった人もいるし、でも割とディレクターさんも自分でこれを使ってって人がほとんど。
もめんさんの絵は私が撮ったんですよ。
絵柄さんはずっと使ってるやつですよね。
昔から使ってるモノクロの。
ちょうど目が見えてない。帽子のつばの限り。
俺はあんまり顔出しが恥ずかしい。写真撮るのも基本好きじゃない。
ギリギリわからないけど、なんとなく人物がわかるような写真。
ちょっと加工されてる感じの?
昔のときは画質がすごい悪いってことじゃなくて、
それを無理矢理拡大して、高解像度にして、ドットっぽくしてみたいな。
高解像度でも使えるようにし直したっていう。
ある程度パーツが分かりや分かるでしょ、ぐらいの雰囲気で濁してる。
クリエイティブスタジオのスタッフ一覧ページってみんな同じトーンで統一されてるよね。
そういう感じのブランディングもあるじゃないですか。
個人としてのブランディングじゃなくてチームとしてのブランディングみたいな。
でもそれを一回言ったらなんか違うって言われた確か。
空気は違う。
今のやつはアットホームな感じはありますよね。
ちゃんと話聞いてくれそうみたいな温かい感じはちょっとする。
それについてはどう思います?
そこはもう会社の方針やからいいんじゃないの。
多分個人個人の好き勝手感がある会社ではあるから。
多分それを統一するよりかはそれがバラバラしてもいいんじゃないっていう。
多分そういうことなんだと思います。
会社のブランディングで考えた時にザクールなトーンで会社全体をまとめるっていう風にした方が、
分かりやすいお客さんもいるんだろうなとは思ったりします。
ザクールなブランディング
分かる分かる。
あ、クリエイティブな会社なんですねみたいな。
おしゃれなみたいなね。
でもどっちの方がいいのかなみたいな。
それは別に正解はないんじゃないかな。
一般的にその傾向が多いだけの話だよね。
クールぶった。あえて言うと。
ぽいのがクリエイターぽいよねっていう。
印象のままで作ってる。
に対して逆にどうアプローチするのかっていうのが各々のやり方であるから。
それもひっくるめてた会社の考える方針なんじゃないの。
ステレオタイプを嫌うんでしょうね。
そうですね。
だと思います。
うちの会社のことを認知してくれてる人もそこを楽しんでくれてる感はあるけどね。
なんかディレクターの個性が出ていいんじゃないかなと思いますけどね。
いい悪いは分からんけどね。
もうがままにやるしかないしっていう。
いい悪いというか自分が心地いい心地よくないっていうのもあると思いますけど。
ひじやさんが旧シートにブランドとはブランディングとはというメモ書きを書いてくれてますけど。
ブランドっていうのは顧客の頭の中にあなたが所有するただ一つのアイディアなしコンセプトである。
だからパッと思いつくものね。
上原さんだったらパッとこんな人みたいなのがブランド。
でブランディングっていうのはプラスingがつくからブランドを伝え浸透させるっていうのはブランディング。
ブランディングは活動ってことですね。
あるべき姿を伝えるみたいな。
その下にも書いてるけれどもブランドを高めると競争力を安定させることができると。
商品の自己判断が難しい商材では機能的な優劣よりブランド力の方が勾配に大きな影響を与えると。
どういうこと?
だからさっき原口さんが言ってたようにいろんなディレクターさんがいっぱい並んだときに、近差だったときにブランドがあった方が選ばれやすいってことかな。
でもイメージができるとちょっと安心しますよね。
印象操作の話をね。
そうですね。
どういう価値があると思ってもらえるか。
印象操作って嫌じゃないですか。
ずっとそこで引っかかってますね。
経営者のしゃべり場、来週へ続く。