頭で人生を理解することの無理
はい、こんにちは、カズです。
今日の音声は、「頭で人生を理解することはできません。」というこれについて話していこうと思います。
これは、頭で人生を理解することはできませんということで、
これは別に僕が言ったことではなくてですね、バーソロミューが言ってることです。
先ほどのバーソロミューの本を何となく読み返していたんですけど、
それでね、本の中でこの言葉に出会って、
ああまあそうだよなぁ、みたいな結構特心することが書いてあったんで、
今回それをシェアしていきたいなと思っています。
本の中から引用して話そうかなと思います。
以下、バーソロミューの言葉を引用します。
いいですか、よく聞いてください。
頭で人生を理解することはできません。
人生はそんなに単純ではありません。
自分で思うほどあなたも単純ではありません。
あなたは途方もなく広大無変な存在だと私は何回もお話ししたでしょう。
人がこのように広大無変な広がりを持つ存在ならば、
果たしてちっぽけな人間の頭で自分が今自分の人生でしていることの意味や理由、
他人の行動の意味や理由を理解することが一体可能でしょうか。
頭で理解しなければならないという人は、
自分が広大無変な存在であることを否定しているのです。
ということですね。
このようにバスロミューの本には書いてありました。
これを読んで確かにそうだなぁみたいに思ったんですけど、
やっぱり最後の一文が聞きますね。
頭で理解しなければならないという人は、
自分が広大無変な存在であることを否定しているのです。
ここですね。
これはなんだろうな。
この頭で人生を理解することができないというその理由について、
この根拠というか、頭で理解しなければならないという人は、
自分が広大無変な存在であることを否定しているというこれですね。
この反論の仕方はなるほどなぁとすごい思ったんですよね。
僕は結構思考有為な性格なんで、
過去10年以上にわたってスピリチュアルを知的に理解したいという思いが結構強くて、
いろいろ本を読んで調べてきたわけなんですけど、
ここでバーソロミューが言っているようにですね、
確かに世界イコール自分なので、
自分というのは神の子ですよね。
神そのものであるというのはこの配信で何回も強調しているところだと思うんですけど、
自分の本質というのは神の子なので、
だからこの宇宙のすべてであるとも言えるんですよね。
世界イコール私なのでね。
それに対して一方、思考とかマインドというのは、
その世界に存在する対象物の一つに過ぎないということなんですよね。
思考が何かというと、
思考イコール自分だと思っている人が世の中のほとんどだと思うんですけど、
非人間の勉強とかをしていると、だんだん明らかになってくる通りですね、
思考というのも自分の本体そのもの、本質そのものではないということなんですよね。
思考というのもただそこら辺の自然と耳に入ってくる環境音だったりとか、
目を開けたら視界に飛び込んでくる色だったり景色だったり、
そういったものと同じく思考というのも、
自分という存在するという、自分というのがいるなというね、
私はあるという言葉でよく言われると思うんですけど、
その存在する感じ、あるという実感というか、
その基盤の上に成り立っている対象物の一つに過ぎないということなんですよね、
思考というのも。
ちょっとこの辺は難しいし、僕も実感として理解できているわけではないことなんですけども、
一応理屈的にはそういう話になりますね。
私の本質という基盤の上の対象物の一つである思考マインドがですね、
結局それよりも、その思考マインドそのものよりも
遥かに大きい人生とか、私の実態とかですね、
その本質を理解できるわけはないんですよね。
思考自身よりも大きな存在を理解できるはずがないんですよ、ということなんですよね。
だからこれは思考によって悟りに至ることが不可能であるという理由も、
無限の可能性を持った神の子
おそらくこれと全く同じ理由によるものだと思います。
というわけでですね、結構人生とは何なのかとか、
スピリチュアルの真実とは何なのかということをですね、
かなり調べてきたりしましたが、
かなり知らないことを多く知れてよかったなという思いがある一方で、
まだまだ全然わからないことがたくさんあるし、
なんかキリがないというか、本当のところこの人生という営みは何なんだっていうね、
それらがすべてすっきり解決したわけではないんですけども、
でもすっきり解決するっていうことが不可能なんだっていうことですね。
人生やスピリチュアルというものをすべて理解しきるみたいなね、
全部わかりましたと。
生きることは不可能だということですね。
で、その不可能であることの理由はなぜなら、
あなたが、あなた自身が無限の可能性を持った神の子であるから、
っていうことなんですよね。
その無限世界イコール私なんで、
その世界とかを理解するには、私を理解するっていうことと同義なんですけど、
そもそもその私って何なんだってなったときには、やっぱり神の子なんですよね。
無限の可能性を持った広大無限な神の子であるわけなんですよ。
じゃあその広大無限な無限の可能性を持った神の子というものを
思考で理解できるかって言ったら、無理なんですよね。
無理なんですよねっていうことですね。
だからこの音声の結論としては、
人生を頭で理解することは無理。
スピリチュアルを頭で理解しきることは無理ですということです。
だから結論としては、そもそもそんな無理なことをやろうとしなくてもいいっていうことですね。
無理なことをやろうとすると苦しみが生じてくるんで、
そもそも無理なんだ、できないんだって知ることですね。
これは仏教的な本来の意味での、いい意味での諦めるってことですね。
諦めるの語源は、明らかに見極めるっていうことですけど、
そういうことですね。諦める。
分からない、理解できないことについて、
無理やりそれを分かるように、理解できるようにって頑張る必要はなくて、
そうやってネガティブになる必要性はないっていうことですね。
というわけで今回の音声はここで終了したいと思います。
そもそも頭で悟りも理解できないし、スピリチュアルの真髄も理解できないなっていう思いが自分の中でもあったんですけど、
そもそも無理なんだっていうね、原理的に無理なんだっていうことですね。
これを今回抑えておいたらだいぶ気が楽になるんじゃないのかなと思いまして、
シェアさせていただきました。
何かのご参考になれば幸いです。
それでは失礼したいと思います。
どうもお聞き下さいにありがとうございました。
