「シン・ゴジラ:オルソ」の注目度
みなさんこんにちは、おーばです。 今回は、映画「シン・ゴジラ:オルソ」、こちらについてお話してみたいと思います。
5月3日からAmazonプライムビデオで、ゴジラシリーズの見放題配信が、シリーズ全作一挙に始まりました。
1954年公開のゴジラ第一作から、昨年公開されましたゴジラマイナスワン。 さらにそのモノクロ版であるゴジラマイナスワンマイナスカラー、
ここまで一挙配信というね、なかなか太っ腹なことをやってくれましたけれども、 その中でも要注目の作品が
シンゴジラオルソ。 こちらはですね、
2016年に公開されましたシンゴジラのモノクロバージョン。 ちなみに、
ゴジラマイナスワンマイナスカラーよりは先に制作されまして、 一部の劇場で限定公開されています。
自分もですね、このモノクロ版シンゴジラは今回初めてですね、 アマプラで視聴することができました。
マイナスワンのモノクロの方はですね、 舞台が戦中戦後ということで非常に画面内の風景とモノクロ映像というのが
どんぴしゃ一致していい雰囲気だったんですが、 その一方でシンゴジラはあくまで現代、しかもほぼ東京が舞台。
これがモノクロ映像に変換された時にどうなんだろうと。 単に色が抜けただけになるのかどうか。
若干の不安はありつつ今回視聴したんですけれども、 予想以上に良かったですね。
元々ですね、かなりドキュメンタリータッチ。 非常に早口のセリフと
とんでもない量の字幕ですね。 そしてマイナスワンと対比されますけれども、
ネチっこい人間関係はもう一切外して、恋愛関係とかね、親子の愛情とかそういうの一切外して、ただひたすらにゴジラ対策に
邁進する人間たちの模様が淡々と描かれるわけなんですけれども、 そのドキュメンタリータッチをモノクロ映像で見るとですね、
やはり最初に頭に浮かんだのが岡本喜八監督の傑作、 日本の一番長い日。
この岡本喜八監督ですね、実はシンゴジラに登場しておりまして、 と言ってもですね、監督なくなっているんですけれども、写真だけなんですけれども、
物語のキーパーソンである科学者。 こちらの役で登場しております。
もともと庵野秀明総監督が 岡本喜八監督の大ファンで、そして特に
この日本の一番長い日が大好きだということをね、 公言してたわけなんですけれども、
カラー版の時も若干思ったんですけれども、 モノクロ映像になると、より一層この日本の一番長い日に近い感じを受けてですね、
映画の特徴と視聴のおすすめ
もしかしたらこちらの方が、 庵野監督の
意図したところに近い表現になったのではないかというふうにね、 これは勝手に自己解釈ですけれども思って、
実際見てるとですね、 何度も実は見てるんですけれどもね、この映画。
公開初日から映画館に行って、その後も繰り返し繰り返し見てるんですけれども、 それでもやはり作品に夢中になって、
もう後半からは色があろうがなかろうが、 カラーだろうがモノクロだろうが、もう関係なくですね、
夢中になってまた見てしまいました。 トータル10回以上は見てるんじゃないかと思いますけどね。
改めて見てもよくできた映画ですね。 で、よくできた映画すぎて、
もう同じ方向性ではゴジラ映画は作れない。 どうしてもね、2番戦士になりますし、もうオンリーワンの作品になっちゃったので、
これと真逆の方向性に行って成功したのが昨年のゴジラ-1。 しかしこのゴジラ-1もある意味オンリーワンになったので、
この次のゴジラ映画作る人は本当にね、 シンゴジラの後もハードルが高かったんですが、
マイナス1の後だとさらにハードルが上がって、 誰が監督するかわかりませんけど、大変なことになるんじゃないかなと思いますね。
で、このシンゴジラオルソですけれども、 単純にカラーをモノクロに変換しただけではなくて、
いろいろな映像の調整作業も行われているということで、 コントラストの調整もいろいろしているようですので、
今までシンゴジラ見た方もぜひ、 今回このアマプラで見放題配信が始まりましたので、
見ていただけると、 ちょっと受け取り方が変わるというか、新たな発見があるんじゃないかと思いますし、
やはりね、面白い映画は色があってもなくても面白いんですよ。 色がなくなったからつまらなくなったという作品は、
所詮そのレベルの作品だというふうに、もう勝手に断言しちゃいますので、
ぜひぜひこちらのシンゴジラオルソ、 アマプラ加入の方はぜひご覧いただきたいと思います。
はい、そう言ったわけで今回は、映画シンゴジラオルソ、 こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた!