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DMM.comの亀山敬司です。
4D2の文次郎です。
第3章です。
もう逃げられません。
コマスから逃げてきました。
カガに。
ビデオテープを抱えて。
車に乗って。
電病を持って。
一応、会員も抱えているけど、
そっちにも吸い込まれるだろう。
会員はね、
そこはコマスだからね。
ほぼ、
ビデオレンタルは地域商売で、
半径が狭いのよ。
返しに行くんだ。
借りたら返さなきゃいけないから。
コマスはコマス。カガシはカガシ。
それが、うまいこと
切り分けられる商売ってある。
逆に言うと、
大きな店が、
でっかい
電気店ができて、
いろんな
モールに来るとか、じゃないわけよね。
ITでいうと、
あるサービスにおいても、
これが強いってなったら、
そこに勝てないとかじゃなくて、
近くに置かないといけない。
コンビニみたいだよ。
コンビニが遠すぎてはいかない。
近くに行って返しに行くっていう
作業があるから、
どうしても地域商売だね。
それに助けられて。
商機が狭いっていうか、
5万人ごとに1軒ぐらい。
10万人1軒ぐらい。
逆に言うと、
小松の大きい店ができたんだけど、
香川市に入れれば、
そこは関係なくなる。
お客も連れていかないんだけど。
確かに。
そこで新規開拓が始まる。
どうしようかって言ったときに、
さっき言ったペガサスの
横の方が
掘ったての闇っていうか、
その場所があったんだよ。
カラオケ店の。
カラオケの
横の方がね。
そこのところを
作り変えたみたいな感じで。
とりあえずここでやろうという感じで。
大きさはあんま変わらないんだよ。
小さいんだけど。
じゃあここでいいやって
香川市に引っ越した。
なるほど。
でもね、意外とこれがすぐ立ち上がってね。
なるほどですね。
品揃えとかは、
テープも買い揃えだから、
もともとだったら
そこの店よりも
うちのがあったわけよ。
ビデオのところから。
ビデオのところよりも。
あいつも悪いけど、
やる気もなかったのかもしれないけど、
とりあえずうまくいってたんだろうけど。
うちのが知らどれもよかった。
なるほど。
その後結構いろいろ
CMもどんどんしたわけよ。
頑張ったんですね。
頑張ったって言っても、
やっぱりコピーなんだけどね。
というか当時は、
そうですね。
時代背景から。
今で言うととんでもないと思うけど、
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ここだけ切り取られると危ないですよね。
あいつはもう
ダメなやつだとか言われるけど、
時代背景的に当時は本当に
もうビデオの
出始めの時期でね。
正直言って9割からその店だった。
なるほど。
その時に、
結局それでも仕入れが、
海賊版業者が順番に売りに来るんだよ。
カバン屋さんって言って。
カバン屋さんって。
カバンにビデオテープ詰めて
売りに来るんだよ。
すごいですね。
このラジオというか、
専門用語をどんどん
教えてもらえるけど。
笑うセールスマンって昔。
ああいうでかいカバン。
カバン屋さんみたいな。
セールス毎度ビデオテープ
入れませんか?みたいな。
カバン屋さんがいたんです。
カバン屋さんは、いろんな
コピーを取ったテープを持ってきて、
1本5000円くらい取ってくる。
なるほど。
たぶんどっかで取ったのは、
まだそれを取って、
5000円でって言うわけ。
それで言うと、
1万円も安いじゃない。
っていうのもあるし、
プラス早いんだよね。
早い。
ビデオ化されてないものを
1万円にして持ってくるっていう。
そっちの早いな。
そう。
公開されて、
レンタルまで、
現版になる前の。
レンタルになるまでに半年か1年かかる。
ありますよね。
ところが2ヶ月くらいで持ってくるわけ。
早すぎる。
ロッキー新作ですとかね。
ランボー出ました?みたいな。
この速度で?みたいな。
この速度でって言ったら、
当時の外食屋さんって、
よく映画館で、
ストップ映画ドラマって、
店内で撮影ダメでしょ、
ダメですよってカメラマンみたいな。
ストップ映画ドラマ。
ポップコーンとか出てくる。
あんなことやるやついないと思わない?
手ぶれもあるし。
そもそもそんなやつ見たことない。
ところがそんなやつは昔いたの。
そういうことか。
俺らの頃は、
ETとか出ました。
新作。
出たらあれって言ったら、
買って、
見るんじゃない?
人感がどきどき出たりする。
嘘だよ。
映画泥棒じゃないですか。
映画泥棒が売りに来てる。
映画泥棒から、
カバン屋さんへ行き、
カバン屋さんが、
全国のビデオレンタル店に回って、
1本5000円で売りに行く。
これはちょっと皆さん、
映画を見る前の、
この話を思い出す気がします。
カバン屋さんが。
確かに、
何年前だろう。
30年、
もっと前か。
35年くらい前の話だね。
神山青年。
25くらいだから。
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30年、35年くらい。
前の頃っていうのは、
映画泥棒がいっぱい売っていたの。
それはストップしたいけど。
それはストップしたいけど。
今いるかって言ったら、
いないと思うよ。
でも、あのCM見ると、
いたいたと思う。
35年前にいたんですよ。
そんなこと感じてたんですね。
俺、知ってるこいつみたいな。
昔のレンタルビデオ見たら、
ちぶかげとかがあった。
簡単に泥棒に行くわけよ、
映画が。
設置して撮って、
それをダビングして、
売りに来るっていう、
映画泥棒がいたの。
超アナログだ。
すごいよね。
早いはずだよね。
映画さんが撮ってくるんだもん。
もうフレッシュですよ、これ。
すぐ、
公開日にできちゃいます。
田舎だから、
それでも2、3ヶ月後。
でも、まだ出てないじゃん。
みんな待ってるわけよ。
次まだなの?
映画さんでやってるんだったら。
出ましたって。
これは買わざるを得ない。
5千円で買ったのを、
それを10分くらいダビングして、
新作とかってことですよね。
結局そういうのと、
あとアダルト。
アダルトはどっちかというと、
むしろ原版を買うみたいな感じ。
アダルトはまだ安いから、
アダルトも一本だけ原版を買う。
アダルトは売ってくる。
これはトン屋さんかな。
だから、不正なら
カバン屋さんと、
そっちもトン屋さんがある。
もちろん、
映画の原版も売ってる人がいるから、
そこも買うときは。
海賊版も原版も買っていったわけよ。
なるほど。
いっぱい来るわけですね。
いろんな感じで、
その中でちゃんと、
サービスを良くしようと。
たぶん良くないことなんだろうけど、
お客さんにとっては、
サービスを良くしようと。
最新のロッキーから、
アダルトから、
原版から全部買って、
それがちゃんとレンタル。
人気作は何本もダビングして、
みんな喜んで買えるか。
品薄にならないか。
お客第一主義。
いいように言われた気は、
みんなしてますけど。
すみません。
ごめんなさい。
当時はそんなことを、
罪悪感もなくやってました。
反省します。
とにかく、
稼ぐことしか考えてませんでした。
いいでしょう。
とりあえず、
35年前だと思って。
そうですね。
そんな時代があったわけですね。
それでやったら、
お客第一主義は一応受けたから、
流行ったわけですよね。
そうですね。
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当時はお客第一主義でした。
これが流行ったから、
一気に人気高くなった。
鎌橋市では、
とにかく一番だった。
あそこ行けば、
新作見れるわけですね。
そうそう。
似たようなこと考えれば、
どこでも行けるので、
あれが儲かるなと言ったら、
いっぱい、
鎌橋市も2、3軒増えたり。
鎌橋市の中で。
鎌橋市の中で。
中には真面目な、
現場だけのビデオ屋さんもできた。
おー。
真面目な人だったね。
そういう感じの中で、
ビデオレンタル店が、
鎌橋市と山中に入れても、
十数万人かな。
十万人くらいしかいないような、
街なんだけど、
5、6軒いたのかな。
おーすごい。
交流機みたいな。
ワーッとできたんだよね。
もちろん神奈川とかもっとすごい。
まだスタヤはその頃来てなかったけど、
ビデオ人とかね。
スタヤさんがね、
一番、
脳意を振るっているところです。
たぶん、他では
展開していない。
石川も田舎ながら、
木部さんがビデオレンタルが、
鎌橋市がどんどんできてきた。
なるほど。
神奈川とかは大型でもでき始めた。
鎌橋市も大型でもできたよね。
そんな感じの時代かな。
ちょうど。
それがまあ、そうだね。
だからそう、
35、36年前かな。
それがじゃあ、
ちょっとミニ創業はあったけれども、
ちゃんとどっしり創業は、
そこってこと?
まずその鎌橋市で、
そこからって感じなんだよね。
それがなんていうんですか?
Yagoって、KCなんですか?
ビデオバンクKCって名前。
ビデオバンクKC。
KCだけ使って、ビデオバンクKCです。
なるほど。
そっか、その後、KCクラブはあるんですか?
KCクラブはまだ。
KCクラブは借金返さないといけないからって言うんで、
俺もちょっとこっち忙しくなったからって、
他の店の社員たちに、
任して、俺こっちやってる。
夜は行ったかもしれない。
創業メンバー?
そうそう、創業メンバー。
そこは任して、
俺はビデオレンタルと言っていって、
そっからさっき、
2店舗目、3店舗目行って、
もうちょっと大きいの作っていった。
なるほど、ビデオバンクが。
そう、ビデオバンクが。
夢のあれじゃないですか、2号店?
そう、夢の2号店。
なんか嬉しい。
ビデオレンタルは夢の2号店ができやすかった。
なるほど。
じゃあ、2号店に続くということで。
素晴らしい流れですよ。
ちょっと聞いててテンション上がってきました。
じゃあ、ちょっとここから
飛躍的に成長する。
言いましたね。
飛躍的に成長します。
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成長するビデオレンタルというのを。
ビデオバンクの未来を期待しながら。
ビデオバンクの未来、はい。
じゃあ、次回続くということで。
また。
