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はい、DMM.comの亀山敬司です。
4D2東京の文次郎です。よろしくお願いします。
はい、スタートアップシリーズですね。
前回は全くまだ金も一銭も集まってなくて、
すごさをしているスタートアップの話でしたけども、
中にはね、結構順調にやっているところもあったね。
最近どうしているの?って何年か前にあったやつが聞いたら、
いや、結構今資金調達順調にいってます。
もう今ラウンドでは、今回10億くらい調達するんですよ、みたいな。
お、すごいすごい。
お、すげーなって、みんなじゃあ期待してるんだなと思う。
そうかそうかって。
じゃあ、今はどういう方向でいってるの?って言って、
まあ、今こういったビジネスやってますとかね、話をしてくれたんだけど、
いやでも、まあ、今資金の調達した中で、
いや、でも神山さんって結構いろんな多核化するじゃないですかと。
いろんなビジネスに張って、リスク分散をしながら、
今まで成長させてきたと思うんですけども、
その辺はどう思いますかって、僕らもそういうこと考えてるんです、と。
リスクの分散をね。
なんでリフォに分散したらいいと思いますか?みたいなことを言ってきたから、
いやいや、お前ら10年早いよって分散とか言って。
多核化は早いから、みたいな。
要は、今はまだ一つの事業が軌道には乗ってるって言ったら変だけど、
まあ順調には伸びてるわけよ。
でも赤字だから資金を調達してるわけよ。
だからその事業自体がまだ儲かってないけど、
先行投資としてお金がいるから集めて、
それで広告費に使ったり開発費に使ったりして、
どんどんブラッシュアップしてる。
売り上げ伸びてるけど経費も増えてるから、
どんどん赤字になってるっていうのが今の彼らの状況だったわけよ。
ところがITのスタートアップってだいたいこういう状況になって、
初めの分っていうのは、どちらかというと人を増やす、
お客さんを増やすっていうことで規模を拡大して、
利益はしばらく経って、
軌道に乗ってからもらいましょうっていうのは多いわけよ。
てことは、だからそういう構造が多いから、
どうしても初期にお金がいるわけよ。
前の言ったように、一軒のラーメン屋って、
うまくいったからそれで貯めたお金で2軒目やろうっていう感じの
スピード感だと勝てないわけよね。
だからある意味他の人たちのお金を借りるっていうかな、
投資してもらいながら、それで一気に発車して、
そこから上場に向けたりとかして、
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VCに恩返ししながら自分たちが成長するみたいな感じ。
で、状態ってことは、まだ儲かってないんだよ、現実問題は。
ラーメン屋とかって、1日まだ10万儲かってますとか言えるけど、
彼らは毎年何億か赤字出してるわけよ。
そういうときに、多額化とか言ってんじゃねえよみたいな話になってさ。
確かにそう思っても仕方がないですね。
基本的に本業がある程度うまくなって、
この先10年本業はちゃんと利益出してくれるねと思って、
でも本業これ以上伸びないねと思ったときに、
じゃあ始めてその資金で別のことをやっておこうかとか。
むしろこの本業自体が将来ヤバくなるかもしれないなと思ったときに、
その資金を別の男に回そうかと。
いずれにしても本業はまずありきじゃない。
ビデオレンタル店で稼いでたときに、ビデオレンタル店将来ないなと思ったから、
そこでコンテンツ行こうとか、IT行こうとなったわけよ。
これやむを得ずじゃないんだけど、
ビデオレンタル店増やすよりも危険性がないっていう感じだけど、
ただ少なくとも一点一点利益が出てたよね。
なんでその利益を今最大化にしたいけど、
その頃業とかスタイルとかがどんどん出てたから、
これ以上伸ばせなかったわけよ。
だからこれはしょうがないなっていうのも含めて、
別のことをやっていくっていう流れなんだけど、
でもそこの会社っていうのはまだまだ今からなんだね。
なるほど、なるほど。市場的にもってことなのかな。
市場というか売り上げが伸びてるけどまだ明かしだからね。
この先ちゃんとマネタリスできるかはまだ分かんないわけよ。
なるほど、そういう状況ってことだね。
つまり会員は増えてるけど、
まだ有料化がどこまでいけるか分からない。
なるほど。
なんでそういった状態だとしたら、
その集めたお金は投資家たちはあくまでその事業に出してるんだよね。
なるほどね。
だからAmazonみたいまで行って、
じゃあクラウドサービスやろうかとか、
ショップ出そうかとか、別の事業やろうと宇宙行こうとか言っても、
みんな文句言わないわけよまだ。
Amazonは早い段階で、
ECで集めたお金を宇宙に積み込みますとか言ったらみんな文句言うじゃない。
確かにね。
ちょっと待てよと。
まだやることあるよ。
Amazonを伸ばすために俺たちはそうしたのに何考えてるんだみたいな話になるよね。
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もしかして。
それはそうだな。
ちょっとでもこれがスタートアップの人に届けばいいですね。
確かに資金調達のラウンドって知らない人も結構いると思うんですけどね。
5段階ぐらいあるんですよね。
初期段階からシード、アーリー、シリーズ、ABCみたいな感じですね。
でもそのどれもが基本的に人からお金を調達して事業を伸ばすためにあるっていう。
その事業を自分たちの事業の未来を見て投資してくれてるだけなんだけど、
別に投資家がどう思うかももちろんそうだけど、本人達としてもさ、
やっぱりそれ自体が安全にちゃんと利益を生むっていうのを見届けてさ、
これならずっとしばらく大丈夫だってとこまでは一歩に集中しないとさ。
そんな簡単にいかない?
だから別に彼らに一生考えんじゃないよって言っただけで、
10年後にそうなってたらそれは考えればいいと思うんだよね。
だから10年早いか20年早いか知らないけど、
基本的にもうちょっと次のフェーズじゃないと高くかは考えない方がいいよねって話かな。
だって自分たちの資金とかパワーがないから、
人から用意してそれで大きくなろうと今のビジネスでね。
してるのにそのパワーが有り余ってるわけじゃないのにさ。
それを分散したらさ、その本業がダメになっちゃうよねっていう。
だから何しても、はじめのうちはまずは一つの本業を確認やるっていうのが一番大事だよね。
てな感じでございまして。
本当になんかあれですね、堅実な人みたいな。
この大変なことをしていかに俺が山下じゃなくって堅実な人間か知ってもらいたい。
なんかすごいなんだろうな。
いろんな意見はある中の一つだと思うんですけど、
なんか昔のやんちゃな話から聞いてくるとすごいなんかつままじけな人なんだなと思って。
僕が言うのもあれなんですけど。
確かにね。
ちょっと安心しました。
いろいろね、せいだか合わせますということでございました。
ありがとうございます。
堅実に、誠実かつ堅実にやっていきましょうということですね。
ありがとうございます。
基本的に経営はそれが大事ですよっていうことですね。
勉強します。
俺が言うから重みがあるかもね。
なんかそろそろないやつ生まれ。
面白いなと思って。
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はい、じゃあそういうことです。
はい、ありがとうございます。