ああいう若い奴らはそういうやる時は結構協力したりするんですか?
そういうつもりはなかったんですけど、
何となくですよね、この人面白いなって思う人はあちこちにいますけど、
何か一生懸命やってると手伝えることがあるって言われた時には、
じゃあできる範囲で何かしようかなみたいなのは。
でも三浦くんが一番積極的に動いてるから、巻き込まれやすいんじゃないでしょうかね。
彼らはちょっとそんなアラーム良くない分だけ勢いがあるんで。
勢いがありますよね。
勢いというか何ていうか突破力が結構あるんで。
じゃあ結構しつこくいったんですか?
しつこくはないんですけど、やっぱり運もいいんですよ、何かできる子たちって。
だからこれの時にこうしようか、じゃあみようってやってたら、
偶然そこに何かが入ってきてとか、
すごろくでいい芽が出るみたいに実現していくんで。
じゃあその芽に吸い込まれるようにしちゃったみたいな感じですか。
そうですね。
それに乗っかって今回来てもらいましたけど。
それもだからミューラーのつながりとも言えますよね。
そうですね。だからまさかミューラーのつながりで伊藤さんと会うと思わなかったんですけど。
本当ですね。
前は雨口さんと会ったんですけど、なんとなくそこは雰囲気わかるんですけど。
そうですね。
ヤンキーのミューラーからと思わなかったですけど。
発射されちゃったわけだ。
発射台に飛び込まれた伊藤さんとしては、最近どうですか?
全然、僕フリートークだから多分伊藤さんが仕切ってくれるのかなと思ってたんですけど。
絶対やらないです。
いつも仕切る側で立っていることが多いんで、
誰かに呼ばれてゲストでいるときって本当に僕は気が楽で、逆に言うと急いで来るんですよ。
そうなんですか。
神山さんが親になっていることは、うすうすは知っているんですけど、何が共通点なんだろうなっていう。
うすうすはどんなイメージですか?
とにかく手広い。
手広いは、だから人は僕のことをそう思っているみたいなところがあるから。
なるほど、手広いのが共通しています。
伊藤さんの手広さはどうなんですか?
僕は何となく、たまに会った人間と、例えば発車でもそうですけどね。
こんなのやってるんだって、ちょっと面白そうだねって。
いった感じから始まるんで、やっぱり結局人次第っていう。
結構出会いは偶然じゃないですか。
やめるときは自分の選択なんで、結構この事業やめるとか、事業とかもやるのは結構いい加減やるんですよ。
とりあえず始めてみようみたいな。
でも安堵してしまって思い通りいかなかったら、やめるのは決断しなきゃいけないみたいな感じですかね。
だから広く浅くいろいろあって、何か始めてから。
思うようにいかなくなったらやめるっていう決断。
思うようにいかないじゃないですか、だいたいは。
そうですね。
それはこの辺まで我慢するみたいなのがあるんですか。
いや思い通りというか、予定通りというか、分かんないけど、
ビジネスだったら会員数が伸びていったら、明かしでもこの調子には未来があるなと。
未来があるからですね。
ここは空回りだなっていうのもあるじゃないですか。
そういうことやってたら、やってもやっても自分の手に負えないとか。
負えないのが、みんな当たり前だよってみたいなこともあって、
なかなか負えないのに慣れちゃうっていうことが多々あると思うんですよ。
多分僕なんかどっちかって言ったらそっちじゃないかなって気もするんだけど、
辞めるぞっていうのはやっぱり、数字だけでも見られないじゃないですか。
こいつもっとあるよなとか。
そうですね、確かに人によっては色々ありますね。
例えばサッカーとかやったんですけど、ずっと明かしなんですけど、
周りがあまりにも喜んでると辞めにくいとかあるじゃないですか。
そうだと思いますね。
スポーツはそうですよね。
スポーツとかって本当は明かしきつくて辞めたりとか思うんですけど、
周りが喜んでるし、社会的にもいいことやってますねって言われると、
辞めにきけない状態で。
あと、いい選手が一人入っただけでガラッと変わったりもするし、
不確定要素が多いから辞めにくいですよね。
そうなんですよ。そういうのもたまに弱ったのはあるんですけど。
それはどうなんですか。弱ったものだと思うんですか。
とりあえず許容範囲ならやりますって感じ。
もちろん現場には、せめてスポーツ集めてこいよとか。
今回三浦とこやってる詐欺に合わない教科書とかあるじゃないですか。
始めのほうは出すんですけど、ずっと毎年出すのはしんどいから、
どっか会社行ってお金集めてこいよとは言ってるんですよ。
あくまでもどんどん減ってくるじゃないですか、負担が。
3年ぐらい経ったら負担なしにしてくれっていうのが今、ミッションで頑張っていってこいと。
それは上山さんがそういうふうに言ってくれないと、
やってる当事者は次何していいかわからないっていうケースいっぱいあるでしょう。
そうですね。次何するかは、でも最近はね、
僕もやっぱり年どもに今あんまり次何するかをいつも考えていってたんですけど、
最近はもうあれですね、彼らがやりたいっていうのを言ってきたときに、
ただもうちょっとやり方は、もうちょっとスケールしろよとか、
もっとツイッターして、もっと全国の学校に行ってこいよとか。
ちょっとそういう、そそのかすことはするんですけど、
01っていうのはなかなか僕なんかもう出なくなって。
例えばEVのステージにやりましょうとか、こういう活動しましょうっていうときは、
もう時間と今は本当にやりたいって集まったのをちょっとアドバイスと資金を渡して、
あと営業も渡してとか、エンジニア渡してとか、それぐらいしかない。
そういう感じですね。
人も貸し出したりしてるわけですね。
そうですね。技術あっても営業できないやつとかいっぱいいるじゃないですか。
うちも営業一人もいないんですよ。
いないですから。
どうなんですか、スタッフとか結構何人も今いるんですか。
いっぱいいますね。100、40、50人いますけど、営業っていうジャンルがないですね。
それでいいのかっていうのは、人から見たら思うでしょうし。
営業なくてもちゃんと集まるならいいんじゃないですか。
でも本当はなんか違う方法もあるのかもしれないなっていうのはいつも思いますね。
でもいろんな活動の中で、最近だと会社もやられているわけじゃないですか。
会社、やっぱりちょっとめんどくさいこといっぱいですか。
会社はやっぱり一番めんどくさいですよね。
作家性のある仕事って粘土細工みたいに作れるじゃないですか。
何もないものをこねて人間の形にするだとか自動車にするだとか。
だから骨組み先に作っておかないとできないよって言われても、いやいやいやできるよ、できちゃう。
でも人を巻き込んでチームプレイでやっていくものって、
その人たち自体の生活の問題もあるし、希望やら夢もあるわけだし、不平もあるし、
そうなると想像を作っていくみたいにはできなくて、やっぱりそこの真になる骨組みが大丈夫でしょうねってところがあるわけで。
そこは会社としてちゃんと利益も含まれて継続できるというのも一つあるし、
あと組織的にみんなが同じ方向を向かえるかとか。
そうですね。そういうのは、俺が作家だからいいんだよっていうわけにはいかないわけで。
それ両方やるっていうのも自然に、長年経っちゃったんですけどやってきて、
こうしかできなかったっていうふうにしかならないんですよね。
そういうのは、運動だと仕事っていうか商売みたいなものを、いろんなもの、売るものを変えるだけで、
あんまり考え方変わってないんですよ。どうやったら工事化するかとか、どうやってスケールするかみたいな。
だけど作家の方が、逆に言うとお金管理もしたりとか、スタッフの雇用とか。
よくやる気になりましたね。逆に言うとすごく鬱陶しい話じゃないですか。
それは自分でも思いますね。
でもなんかあったんでしょ?きっかけ的なもので。
まずは、一人でやってるのがつまんなくなったんですよ。
なるほどね。
ずっと面白く、俺がやるものをみんな見てくれっていうのをやっていく方法はなくはないんだと思うんですけど、
もともと出身が広告畑ですから、カメラマンがいたりデザイナーがいたり、
あるいはいい商品があったり、タレントさんがいたり。
全部総合で力を合わせてやっていくわけだから、それに慣れてたときに、
別に教育者ではないんだけど、どっかで何でもなかったやつが、
自分の気づいてないいいことを考えたりして、
例えば僕だったらそこを投げちゃうなって思ってるようなことが、
そのままあいつがやっててうまくいったんです、みたいなことっていうのは、
ちょこちょこと見えてきますから。
それはもう会社、ほぼ日に始めてからもう25年やってますから。
そうすると、急いだわけじゃないんですけれども、
やっぱりお前やるなっていうのを見るのは一番嬉しいわけで。
やっぱりスタッフが育っているのは。
そうですね。
それは臨時で座組みをして、映画が一本あったらまたねって言って、
あいついいよなっていうのとは全然違って、思えばすごくなったなみたいな。
じゃあもう例えば20年以上一緒にいる人が結構いたり。
そうですね。
それはもしかしたら一番楽しいのはそこだったかもしれないですね。
なるほど。
ただそれ、確かに教育っていう先生の立場と経営者ってちょっと似てるとこがあるじゃないですか。
やっぱりどうやって伝えていくかとか、
勉強をしているか仕事をしているかみたいな違いはあるけども、
その中でどんなふうに伸びていくかってあるんですけど、
今はどうですか、その辺を教えていった中で、
みんな長い、でも結構辞める人もあれば新しく入る人もいるじゃないですか。
結構出会いと別れとか、行ってほしいし辞めちゃったとか、
いろんなこともあります。
人の出入りは何となく割に自然に流れた気がしますね。
ただ若い子が学生で入ってきたとか、
インターンからの子だとか、そういう人もだんだん育ちますから、
そういう人たちは逆に、ちょっと長く行ったほうが面白いよっていう感じで、
なかなか辞めないですね。
なるほどね。
でもそういった人たち、昔からいるクリエイティブというか、
長い付き合いの中で、常回る中でっていう中で、
でも例えば常常されたときとか、
常常専門家みたいな役員も入ってきたり、
そういった衝突みたいなものはないですか?
それもあんまりないですね。
イベントやるときでも、基本的には僕ら内政で何でもやっちゃうんですよ。
ですから大きいイベントでも、普段デザインやってるやつが売り越してたり、
経理の人が段ボール運んでたりみたいな、
交番票作ったりとか、
それは内部でやって、それを面白がる人たちがやってるみたいな、
すごい効率の悪いことをわざとやってるというか、
それ以外思いつかなかったというか。
なるほど。
アスリートとして力をつけていくと、
どの仕事もできるんじゃないかなっていう幻想がちょっとあって、
どういう職種であろうが、こういう資質を持った人とか、
こういう態度でいると学ぶのが早いとか、
実際にやって信用してもらえるとか、
そういう基礎体力をつくっていくみたいなことを普段から結構、
うちの会社の特徴にしたいなというのは思ってますね。
会社の中のここだけやっておけとか、
部品的なものではなくて、
一人でいろんなことを体験しろよみたいな感じ。
経理の人は経理の人で集まっていたほうが便利なこともあるんですけど、
今は知ってないんですけど、席取り会みたいなのを抽選でやって、
席取り会?
学校で座席を変えるじゃないですか。
あれくじ引きでやって、経理の人の隣にデザイナーがいるとか、
その隣にまた総務の人がいるとか、
自分の知らない職種の人がいるっていうことが、
よく言えば思いやりができるというか。
なるほどね。確かに今うちらでも経理部と営業とかって、
だいたいこちらはちゃんと領収書を出してください。
そんな1回ぐらい見逃してくれよみたいな話とかね。
ちょっと違いますよね、考えが。