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はい、どうもみなさん、こんにちは、kakujaです。
今日は、ゲームデザインの基本、スコアシステムについてお話しします。
最近はスコアがないゲームが増えてるんですけど、ゲームデザインの基本なので、しっかり考える必要があります。
特に、落ち物ゲームの元祖であるテトリスの初期バージョンなんかは、テトラミノっていうもの、まあブロックですね。
1つ落としたら1点というストイックなルールでした。
商品化されるときに同時に消したライン数、つまり難易度によって得点が変わるルールになりましたね。
ファミコン版のスコアテーブルを引用すると、1ラインで40点、2ラインで100点、
3ラインで300点、4ラインで1200点だったかな。
なので、いっぺんに消すと大量得点が見込める。
4ラインっていうのは、1ラインの30倍のスコアが手に入るシステムでした。
このシステムが非常に人気で、簡単に言えば、大胆なこういう得点ルールがあるからこそ、
プレイヤーっていうのは難易度の高いプレイとか、
今の話で言えば、1ラインよりは4ラインを一気に消そうと挑戦して、
それでクリアできたときに達成感を味わえるようになります。
落とした回数だけがスコアリングされる我慢比べ状態のテトリス、
初期のテトリスであれば、多分ここまでの人気は出なかったんじゃないかなと思います。
プレイヤーは競争が大好きですので、スコアがあるからこそ過去の自分と競い合ったりとか、
ちょっとずつ積み上がってるなとか、良くなってるなとか、
あとは友達と競い合うことができるので、
ぜひそういったデザインを自分の作っているゲームに取り入れてみるといいんじゃないかなと思います。
以上、スコアシステムの工夫、テトリスのゲームデザインについてでした。