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なんか、毎日更新のつもりで声日記始めたんですけど、
毎日更新するために、まとめて撮って、それを配信予約して、日付だけ入れて、どうにか毎日の予約して投稿するっていうやり方をして、
もうこれで絶対に三日坊主で終わらないぞって思って安心しきっていたら、
あの、曜日と数を数え間違えて、早速月曜日に配信を忘れるっていう大失態を犯してしまいました。
もうやる気をなくしたので、日記と言いつつ日記形式で日付をつけてやるのはやめて、
というのもそもそも始めた頃からまとめて撮ってそれを配信予約している時点で日付つけようが日記としては嘘なので、
もう撮れる時にだけ撮るっていう方式に変えようと思います。
もう5分もやめます。もう喋りたいだけ喋ります。
ということで、基本的には本を買ったり読んだりした時にそれを紹介するっていうことをひたすらやっていく。
満足して喋りを得るっていう方式に一旦変えますが、やっぱりここは5分でやった方がいいんじゃないかっていう気持ちになったらまた5分に戻したりするかもしれません。
なぜこんな無然としてるんだっていう感じですけど、一日飛ばしてしまったことが着前としない気持ちでいっぱいです。
ということで本日紹介するのはトーマス・S・マラニンさんが書いた「チャイニーズ・タイプライター」という本です。
中央討論審査から出ている本で、役者はヒゴ・ハルカさんです。
この本は、先日出演した文化系トークラジオライフの新年会みたいなイベントがあって、本屋B&Bっていう下北沢にある本屋さんで、そこで紹介されていた本でもあるんですが、
文化系トークラジオライフの事務特集でもチラッと言及されていたりとか、
その事務特集が終わった後も引き続き僕は事務についてあれこれ考えているんですが、そんな中で読んだ一冊。
それがトーマス・S・マラニン、チャイニーズ・タイプライター、副題は漢字と技術の近代史という本になっております。
この本は我々現代の日本人からすると何が面白そうなのかわからない本かもしれませんが、
一旦想像してみていただきたいんですが、アルファベット圏の人間達っていうのは28文字ぐらいしかないんですよアルファベット。
そのアルファベットをもとにタイプライターっていうものを作っていったわけですが、これがねそのアルファベット圏の人達っていうのはそこにフランス語だったらあの
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アルファベットの上にチョンって文字がついてアクセントだったりの表記にしていたりとか、あとはまあロシア語とかねキリル文字だってアルファベットにほんのちょっと2、3文字増えるぐらいなのでタイプライターのあのキーボードの配列にパチパチ打っていくっていうやり方でまあどうにかなる文字ばっかりなわけですよ。
で今だとねパソコンのキーボードとかありますけどもともとタイプライターってその打った字がそのまま紙にバチコンと印字されるっていうようなアナログとのハイブリッドな機械なわけですのでまあその打つキーに印字されている文字と実際に紙に打たれる文字とっていうのが基本的に一致している。
大文字小文字の区別があるがそれこそシフトキーでその文字の切り替えだけしていくってことでまあだいたいキーボードが30ぐらいトータルであるとすると60文字ぐらいだ60パターンぐらいだったらカバーできますよっていう機械だったわけですよタイプライターって。
であの言語っていうのはそのまま人類の文明っていうものを規定するものというか人がものを考えるときって基本的に言葉をベースに考えていくっていうものがありますよね。
なので言葉をどのように生産するかドキュメントをどのように生産するかっていうのはそのまま文明度の高さっていうものを表す時代っていうのが一時あったわけです。
でこのタイプライターっていうものが出来上がってからまあある意味本当に世界というのを一変するわけですね。
近代文明というものはこのタイプライターとともにやってきたと言っても過言ではないと。
そんな中このタイプライターを作った欧米の会社っていうのは西洋の会社っていうのはどんどんどんどんこう最初はアルファベットの英語から始まってロシア語やフランス語スペイン語っていうところにどんどんアルファベット圏の人たちっていうものに石鹸していった後についにはアラビア語だったりそういったところまで行くわけですねアラビア語実は文字の構成としては表音文字で音を表しているので
まあ言ってしまえばタイプライターとしての技術的な問題っていうのは左から右に読んでいくもの右から左に読んでいくものに順番に打てるようにタイプライターの印字の方向を逆転させるってことぐらいで済むわけですよ。
でも例えばロシア語とか実はそのさっき言ったざっくり30音かける2ぐらいのパターンに収まらない文字がちょっとあったりとか
文化に文明によっては少しその文字数がタイプライターの大きさとそぐわないものって出てきたりするんですけどこれはね面白くてね
文字に合わせてタイプライターの形を変えないんですよなぜならタイプライターの工場のラインっていうのも決まっているから
企画が決まっているその製品をなるべく変えずにちょっとしたローカライズだけで済ませたいっていうふうにタイプライター会社は考えるわけなので
だいたいの文字は減らすんですもうこんな文字使わないよねって言って紅葉の文字を減らしていくっていう方向でローカライズっていうのをどんどんやっていった
っていうのがまあ西洋のタイプライターの歴史なわけですがここにねこのローカライズによってこう普遍的な近代文明みたいな顔していた
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この標音文字文化のタイプライターっていうのはある文明にぶつかることで自分たちが全く普遍的ではないということに気づいてしまうんですね
それこそがまさに当時まず何よりも活版印刷というものが始まった場所でもある中国という国がですね
ありましてこの国は中国語の文字というのは基本的に漢字文化これは標音文字なわけでもなく標位文字なわけですね
小型文字とのに近いような形でそれ自体が音も表せる意味も表すって感じがありましてこれが使われている文字だけを見ていっても
言うに数万文字あるわけです漢字っていうのは タイプライターに収まるわけがないっていうところでこのアルファベット圏の人間たちにとって
チャイニーズタイプライターっていうのはまあほぼ矛盾を表す言葉なわけですね なんかスタジアムぐらいの大きさのある大きな
膨大なだけの中にこうす軍隊のようにこう対立を組んで全員で一生懸命一文字一文字打っていくみたいな ことしなければ到底どうにもならないだろうみたいな
要するに存在しないもののような一つの一種のジョークのワードとしてチャイニーズ タイプライターって言葉長らく使われてきたんですが
しかし先ほど言ったようにこの文字というものは文明そのものですからこのような 言語の高
ドキュメントの生産技術というものが西洋がものすごい勢いで一時化に 数千字生産できるような事務員が出てきている中
いまだにその中国の食事工たちっていうのはあの カッパンを組む人たちですねっていうのはもう1時間にまあ本当に数十字打てればそれで十分
ぐらいのところになっていくと基本的に情報伝達という意味でも大きく遅れをとるわけです これでこう中国の人たちも
当時はもう漢字やめないみたいな話をしたりとかもうこう みんな英語にしちゃえばいいじゃんみたいな話をしていくんですねこの話は結構笑い話に
聞こえるかもしれませんがそもそも同じ 時期明治政府時の明治政府というものも基本的にお偉い方っていうのはもう
漢字日本語廃止論というかもうすべてローマ字表記にすればいいじゃないかって議論 あったぐらいなので実はこの文字をどのように生産していくかっていう時に効率のいいやり方の
最たるものとして当時サイプライターというふうに代表されていた この時期にこのタイプライターに適した形に言語を変えていこうみたいな話っていうのは
大真面目に議論されていたわけですね しかし中国としてはそんなことをしてはいけないとこれが面白くって中国において
英語のために作られた道具がタイプライターなわけであってタイプライターのために 英語が作られたわけではない
そんな中我々中国語っていうものをタイプライターに合わせていくなんていうのは 靴のサイズが合わないから指を切り落とすようなものだっていうのことをみんなこう
言いながらローカライズを目指していくんですね 自分たちがどのように最高率のタイプライターを作ることができるのかっていうその
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特等の歴史が
このチャイニーズタイプライターという本の中では描かれていくわけです これはまさに自分たちが世界を認識している方法その世界を認識しそれを伝達する方法である言語
というものを新しい技術に出くわしたとき どのようにその技術にとその言語体系っていうのを当てはめていくかっていうところの
まあこう壮大な 実験の記録であるわけですねここは本当に今となってはなかなか想像がつかない
ところかもしれないけれども 相当面白い話でかつしの食飯で組んでいた時期には全然そんなことは考えなくて良かった
タイプライターの今のこのクエルティのこのキーボード配列っていうのができてしまって 今我々の世界観っていうのはまさに文字を書くってなるとこのキーボード配列が
ありきだという中で 組み創造してしまいますがそうではなかった時代にじゃあチャイニーズタイプライターというのは
どのような形で 作られることができるのか
ワクワクしませんでしょうかワクワクするんですよ ということですごい面白い本でしたというご紹介でした
ぜひ読んでみてくださいの ほら10分だよ
やっぱりね5分じゃ足りないよね10分喋らないとってまたここでしゃべり出してしまうと止まらないので 一旦ここでおしまいにしましょう
次回はチャイニーズタイプライターネタバレ編でこの本の内容についてある程度お話ができればと思って おりますさよなら