2024-12-02 42:47

Episode34〜日本一のポッドキャスター樋口さんが陥ったキャリアでの失敗談〜

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〜JYOBUTSU RADIO〜

この番組は、いろんな仕事における失敗エピソードを紹介し、笑いや学びに変えて成仏させるチャンネルです!

お届けするのはデビとツルの2人です。


今回、ついに日本一のポッドキャスターであり、

Podcast Lab Fukuokaの仕掛け人でもある樋口さんがゲスト出演してくれました🎉


ゲストプロフィール

樋口 聖典
HIGUCHI Kiyonori

メディアプロデューサー/サウンドディレクター

2011年、音楽制作会社「(株)オフィス樋口」を設立。広告音楽や舞台音楽、映画音楽などの制作に携わる。
2014年お笑い芸人「どぶろっく」とともにロックバンド「どぶろっかーず」を結成。2015年、テイチクエンタテインメントより「もしかしてだけど、バンドアルバム」発売。
2016年、故郷福岡県田川市にて株式会社BOOKを設立。地元・筑豊地域の産業開発・雇用促進を軸とする地方創生事業に取り組む。
2020年、自身がプロデュース及びパーソナリティーを担当するPodcast番組「コテンラジオ」が「JAPAN PODCAST AWARD 2019」にてグランプリ獲得。


全3回の1回目となる今回は、樋口さんのキャリアを辿り失敗エピソードをお聞きしました。


  • サラリーマンを経て自らの好きなことをやり出した
  • ある程度の成功をおさめたものの本気でやりたいことがない
  • Will Can Mustの三つの円の重なりを求め出す
  • マズローの欲求5段階説の捉え方


ボリュームたっぷりで樋口さんの半生を振り返っていただきました。

40分の大作ですがどこにも無駄な会話がない凝縮した内容となっておりますので移動中や料理をしながラジオで是非きいてください!

また感想などコメントもらえると嬉しいです!

そして皆さんの失敗エピソードも募集しておりますのでどんどん連絡くださいませ。

それでは今週もJYOBUTSU JYOBUTSU。

サマリー

樋口清則さんは、日本一のポッドキャスターとなった経緯や音楽制作におけるキャリアの失敗について話します。廃坑利活用施設での仕事とポッドキャストの関係や新しいプロジェクトについても触れながら、彼の体験から得た学びを共有します。樋口さんは、音楽制作のキャリアを通じて直面した困難や失敗を振り返ります。特に、作曲に対する苦手意識やサラリーマンとしての適応に苦しみつつも、音楽の道を選んだエピソードが描かれています。樋口さんは、音楽制作のキャリアで苦難を経験し、音楽がなくなることへの恐れを抱いていました。しかし、彼は音楽以外の新しい挑戦を見つけ、廃校を利活用するプロジェクトに参加することで新たな道を歩むことができました。また、彼がキャリアで直面した失敗について語り、その教訓や人生観への影響が描かれています。さらに、子供が生まれたことによって変わった価値観についても触れられています。

ポッドキャスターとの出会い
JYOBUTSU RADIO
この番組はいろんな仕事における失敗エピソードを紹介し、笑いや学びに変えて成仏させるチャンネルです。
お届けするのは、デビとつるの2人でお届けいたします。
よろしくお願いします。
お願いします。
今日は早かったですね。いつももうちょっと間があるんですけど。
今日なんせリアルやからね。
そうなんですよ。
今日これどこにいるんですか?つるさん、僕らは。
これは福岡グロースネクスト。
フルって言ったね今。
慣れてへんねんここ来んの。熊本から来とんねん。
そうかそうか。都会やからね。
福岡すら言えない。
福岡、地下鉄も乗らんから普段。
地下鉄は乗らんから。
どこなんですか?だからもう一回教えてください。ここは。
福岡グロースネクスト。
はい。
旧大名小学校。スタートアッパーが集う施設。
スタートアッパーってボクシングなんですか?
スタートアップ企業をやる若者たちが集う施設と聞いております。
そうですか。なんで来たんでしたっけ今日ここに。
今日は記念すべきまたゲスト会ですよ。
最近ちょっと続いてますねゲスト会が。
ゲストに頼ってます。
そうですね。音符に抱っこで。
僕たちでは力不足だということがやっとわかりまして。
2人で回せない。
30回やって。
無理です。
ということで本日のゲスト。
樋口さんです。
どうも日本一のポッドキャスター樋口清則と申します。
よろしくお願いします。
出てくれた日本一のポッドキャスターが。
こんなねバスウェの。
バスウェのね。
バスウェの弱小チャンネルに。
日本一のポッドキャスター登場ですよ。
まあね撮ってるところも廃校のバーで使われてたところですからね。
バスウェオブバスウェの。
アワバーっていうね。
これは感慨深いですよ。
僕だってずっと聞いてましたから樋口さん。
そうらしいですね。ありがとうございます。
3年前くらいから僕のランニングのお供で聞かせていただいていて。
一応僕メインというか一番僕のやつで聞いていただいてるのは
歴史を面白く学ぶ古典ラジオっていう番組ですかね。
それがジャパンポッドキャスターアワードっていう
日本で最初に開かれたポッドキャスターアワードの大会というかアワードで
第一回グランプリいただきまして。
素晴らしい。
そっからもう一生使っていこうと思ってた。
日本一のポッドキャスター。
こすりに。
こすりにこすり倒して。
今でも週刊リスナーアクティブで20万人くらいってなんかで見たんですけど。
多分ポッドキャストだけでそのくらいだと思いますね。
そうかYouTubeとかにも出してる。
とかいろいろあるんで。
マジっすか。
だと思いますね。
僕らと一緒くらいですかねこのバスウェのチャンネルと。
マンケセ。
マンケサなのか。
ほんまにちょうどマンケしたぐらい。
ちょうどマンケしたぐらいが一番伸びて150ぐらいですから。
いやまあでも最初はそんなもんだと思いますけどね。
本当ですか。
どんな番組でも。
いやいや20万ってえぐいね。
いや僕らもだって初めて2,3ヶ月とか4ヶ月ぐらいまでからそんなんですよ。
もっとかもしれないですよ。
ずっと。
でも正直あんまり見てなかったんで。
再生回数とか。
楽しいやろうかっていうのがベースですもんね。
でなんか気づいて誰かがあれなんかアクセス解析がなんかおかしくなってるバグかなとかなって。
で見たらなんか線とかなってたんですよ。
成功の秘訣
これたぶんおかしいと思いますよみたいな話をしてたら。
急に来たんですね。
そっからボワーと伸び始めて。
なんでなんでって誰もわかってないんですよ。
あれってPodcastっていわゆるレコメンド機能みたいなのあるんでしたっけ。
ありますね。
そこに乗り出した感じ。
それで来てるのかもうわかんない。
その紹介紹介で誰かが誰かに勧めてっていうその。
人から人へ紹介っていうのもあるかもしれないですけど。
でも結局誰もわからないですよ。
どうやって広がっていったか。
僕はツールから聞いてちょうど同じぐらいのタイミングであのめっちゃいかがわしいランニングアプリにハマってたんですね。
いかがわしいランニングアプリにハマってたんですけど。
いかがわしいとかあるかなランニングアプリ。
あるんですよ。あったんですけど。
その時にこれ聞いてんねんって言われて。
で僕も歴史めちゃくちゃ好きなんで。
聞いてみようと思って聞いたらもうおもろい。
これはおもろいぞって言いました。
そう。
だからまあまあなんかおもろいと僕も思ってたので。
僕は本当になんていうかおもろいこと言う側っていうよりは3人でやってるから。
2人のおもろいところをいかにこう気持ちよく引き出すかっていうのが僕の役割だから。
なるほど。
だから僕もおもろいと思ってるんですよ。
なんか。
聞きながら。
そうそうそう。
確かにリアクションそんな感じですもんね。
おもろいなあこの2人の話と言ってるんで。
だからどっちかっつとおもろいって言われてありがとうございますっていうよりはでしょでしょって感じです。
共感のね。
そうそうそう。
あんまり僕が言われてる感じはしないんですよね。
だからコーテナージュおもろいって言われて。
あれで仕掛けたのはどうなったんですか。
樋口さんがやろうぜっていう。
そうですね僕ですね。
僕が2人とたまたま出会ったんですよ。
で飲み会で出会って計4人で飲んでたんですけど。
結構その3人で盛り上がっちゃって。
僕とヤンヤンさんと深井さん。
ヤンヤンさん深井さんっていうのはコーテナージュのパーソナリティですけども。
その3人でめちゃくちゃ盛り上がっちゃって。
もうなんか帰り際ちょっともう強引にナンパみたいな感じです。
まずあともう1人の方のことめちゃくちゃ気にかけてしてますけど。
盛り上がったんですね。
そもそもね。
ついていけなかったでしょ。
かわいそう。
なんて思いながら。
でも実はその方はその方で今別の仕事してるんですけど一緒に。
まあまあそれは置いといて。
でその3人でめっちゃ盛り上がって。
施設を僕運営してるんですよ。
福岡県田川市っていうところのもと廃坑利活用施設。
いいかいのパレットっていうところを運営してるんですけど。
そこに音楽スタジオがあるので。
で僕もともと音声コンテンツずっとやってたんで。
自分で番組作ったりしてたんですよ。
収録して編集してっていうの配信までやってたから。
僕こういうノウハウあってスタジオ持ってるんでとにかく来てくださいって言って。
もう何月何日どうですか大丈夫ですか来てくださいって言って。
もうほぼ無理やりナンパみたいな感じで。
2人呼んで。
2人乗り切ったんですかその時は。
結構乗り切ったんですよ。
それはこの2人の持ってるコンテンツはみんなが聞くべきだ。
そんな感じです。
この2人喋らしといたら絶対何かが生まれるって思って怒るって思ったんで。
生まれましたね。
生まれたんですよ。
だっておもろいもん。
僕ヤンヤンさんのファンなんですよ。
ヤンヤンさんは何なんですかね。
仏みたいな。
いやもう何なんでしょうね。
なんかおもろい感じ。
存在感。なんか独特の存在感っすよね。
声も好きやしなんか。
ちょっと深井さんめちゃくちゃ賢い感じがあれなんですけど。
ヤンヤンさんなんかこうヒューマニズムというか。
ヒューモアの。
ヒューモア。
ヒューモアのね。
ヒューモアです。
ヒューモアとヒューモアの。
掛け合わせで。
柔らかい感じでね。
まあそんなことでやらしてもらってますよ。
そんなヒグチさん。
日本一のポッドキャスターのヒグチさんが。
なんでお越しくださってるんですか。
このバス上のね。
誰も寄れへんようなスナックみたいな。
チャンネルに。
いや場所ちゃうね。僕らのチャンネルやね。
僕らそうか。俺らの。
場所のせいにしようとしてるけど。
チャンネルやん。
なんでうちのチャンネルにお越しいただいてんの。
それはそもそもですね。
ヒグチさんが福岡にあるRKB毎日放送っていう。
いわゆる地上波を運営されている局と組んで。
ポッドキャスターを福岡からもっともっと配信しようぜと。
で百本プロジェクトみたいなのが立ち上げられたんですよ。
でそこで僕がその記事を見た瞬間にこれやと思って。
スタートアップメンバーに応募しまして。
ヒグチさんをこうだまくらかしてですね。
やらせてくれって言ったら。
騙されたヒグチさんが。
じゃあ一緒にやりましょうって言っていただいて。
で今この上坊主ラジオに繋がったって話なんですけど。
もうすぐ騙されますからね。
いやもうこればっかりはよくぞ騙したよ。
よくぞ騙した。
よくぞ騙してくれた。ありがとうデビ。
音楽制作とキャリアの振り返り
僕からするとやっぱこう百本プロジェクトって言ってますけど
スタートアップメンバーっていうのは16番組なんですよね。
だからその16番組の大事な一つの番組だから。
だから別にそのなんかもう大事な番組ですよ僕からすると。
本当ですか。
もちろんもちろん。
ダメ元やと思ってた。
ヒグチさんからしたら。
ダメ元やと思うよ。
今からバーって増えていくから。
うんうん。
ほんとに百本とかになると全部番組に出るっていうのは難しいんですけど。
やっぱスタートアップメンバーの方ですから。
ね。
ですよ。
そうお願いしたら出ていただいたという日本一のポッドキャスターが。
わざわざスケジュールを合わせてここに来て。
日本一です。
音声がましいな。
でお二人が車に音声チェックをして
SDカードの作動を確認して
そして僕遅刻し。
ノコノコ遅刻してバス絵が日本一に対してバス絵たちが。
いやいやいや。
本当にすいません。
ちょっとエラすんで。
いやいやいや。
本当にありがとうございます。
なんすよ。
今日はヒグチさんがなんと
成仏案件を持ってきてくれたということなので。
はいはいはい。
3本撮り。
3週ぶち抜きヒグチ企画。
はい。
いやー嬉しい。
やらせていただきたいと思っております。
はい。
早速いいですか。
いいですよ。
成仏案件ちょっとまず1本目。
歴史を追ってというか時間軸に沿って言うと
僕今古典ラジオを始めとして
ポッドキャストやってるんですけど
実はそれ本業ではなくて
本業は廃坑利活用施設
さっき言ったいい金パレットの運営なんですよ。
でもそれを始めたのも2016年なんですよ。
2017年から。
だから10年前ぐらいかな。
それまでは
10年前じゃない。
8年前ぐらい。
8年前ぐらいか。
で、それまでは僕音楽制作の仕事をずっとしてたんですよ。
東京で自分で会社立ち上げて
株式会社オフィスヒグチっていう名前で
弟と2人で音楽制作をしてたんです。
で、なんかじゃあ
それの失敗というか。
その当時の。
当時のというか
音楽制作をしてたその自分に対する
振り返ったらこれが
やっぱ良くなかったなっていうのがあるんですけど
やっぱりね
できることと好きなことと求められることって
よくあるじゃないですか。
ありますね。
これやっぱり天職って
その3つの輪の真ん中にあるみたいなものだと思うんですけども
やっぱりね
それを見つけないとダメだったなっていう
これで結構僕は
辛い時期があったなっていうやつなんですよ。
ちょっと僕理解を進めたいんですけど
音楽制作というお仕事
っていうのを僕やったことがない
あんまり見知ったこともないので
どういう仕事で誰に何を
みたいな感じなんですか?
広告音楽が主体でした。
音楽制作の初期経験
だからCMの音楽ですね。
ウェブCM、テレビCMだったりとか
あとはちょいちょい色々やってたんですけど
僕吉本にいたので
オワレ芸人やってたので
例えばその先輩芸人が
舞台で使うネタの音楽とか
色々あるんですけど
で、アーティストと全然違うのは
アーティストは自分が伝えたいメッセージとか
自分が書きたい曲を書いて
それで自分の顔と名前で演奏するじゃないですか
これアーティストですよね。
でも広告音楽とか
そういう制作業の世界っていうのは
もう完全にクライアントワークなんですよ。
だから家建てるのと一緒で
クライアントがいて
そこの案件をヒアリングして
それのニーズに応えるものを納品して
その人からお金をもらうっていう仕事ですよね。
そこに至るまで
僕もともとバンドをやってたんですよ。
大学の時にバンドをやっていて
スリーピースロックバンドで
ちょっと福岡で活動してたら
ありがたいことにお客さんとかついていただいて
台湾のロックフェス行ったりしたんですよ。
連続でやってたんですけど
曲作るのが嫌いすぎて
僕が
作曲担当は?
一応全員作曲はしてたんですけど
やっぱり僕がギターボーカルだったんで
作るのが普通というか
作りたいなと思ってたし
やったんですけど
表現したいものが全くなくて
それは急にそういう
IPSみたいに訪れた?
ずっとですね。
僕、音楽作るのあんま好きじゃなくて
なんでやってんの?
ギターボーカルってやっぱメイン張るから
そういう意味で言うと
表現を自分でするっていうのが
醍醐味だったりするんですね。
やっぱりそうですよね。
例えばブランキジェットシティとか見てもらうと
ベンジーがバーンとカリスマっとしていて
ベンジーが曲作って
ベンジーの声で歌うからみんな響くわけですよ。
やっぱそれかっこいいなと思ってたんで。
カリスマ。
ギターボーカルってそういうイメージがあるんですよ。
でも曲作るのが嫌すぎるんですね。
それはどういうことですか?
めんどくさいんですよ。
伝えたいことがないからっていうのも
大きな要因ですよね、多分ね。
で、いい曲はいっぱい知ってるわけじゃないですか。
CDとか聴くから当時。
でも自分がいい曲作るって結構大変じゃないですか。
何十回、何百回色々色んな曲を試してやっとできるみたいなのが。
そんなプロセスなんですね。
で、僕曲作るの嫌いだから
本当に全然曲作れなくて。
トライしないですもんね、そもそもね。
作ろうともしないですもんね。
で、もう夜
次のライブまでにちょっといい曲作るって
メンバーに言っちゃったなみたいな。
よし、ちょっと頑張ろう。
とりあえず一回ちょっとパソコンでYouTube見ようとか言って。
頑張ってへんやん。
そうそうそうそう。
全然頑張ってへん。
気づいたら朝になってて
ああ、みたいな。
もう損なんですよ。
で、とかしてたら
映画音楽を作る機会があって。
僕は大学が九州芸術工科大学って
結構ものづくりするところの大学なんで
そこの仲間と映画を作ろうって話になったんですね。
だったらその監督がBGMを僕に発注するんですよ。
一緒のチームだったから。
なるほど。
ここのこういうシーンはこういう曲が欲しいから
樋口、こういう感じで作ってくれと。
例えばこの曲っぽい、この曲っぽい。
この楽器を入れてみたいな感じでやってくれるから
それでやったらできたんですよ。
これ、要は作りたいものとかなくてできるんですよ。
そうか。
受注案件だから。
僕、やっぱり目の前の人を喜ばせるのは結構好きなんですよ。
だからこの人が何を要求してるのかっていうのをヒアリングして
それに当てて
ありがとう、めっちゃいい曲できたよって言われるのがめっちゃよかったんですよ。
なるほど。
これならできるってなって
それで量産できたんですよ。
その映画、音楽に関しては。
でもバンドの曲は全然できないみたいな。
バンド活動の失敗
とかしてて、卒業するわけですよね。
じゃあ仕事どうしようかってなった時に
僕はプロミュージシャンで食っていこうと思ってたんで
一応卒業してバンド活動をやってるんですけど
曲全然できないわけですよね。
とはいえ稼がないといけないんで
当時ホームページ制作会社にアルバイトで入ってたんですけど
そこで言ったら契約しちゃえみたいな感じで毎日通ってたんですよ。
したら
なんなんすかね、サラリーマンができなくて僕。
できなさそう。
それはわかる。
毎日同じ場所に行くとかが全くできなくて
で、もうどんどんどんどん遅刻するようになっていっちゃった。
最初10時出勤やったんですけど、それでも遅めじゃないですか。
だいぶ遅めですね。
一応ウェブ制作なんで
まあ遅めに来て遅めに帰っていいよみたいな感じだったんですけど
最初10時いけなくて
11時いけなくて12時いけなくなってみたいな
で、どんどんどんどん
今度寝れなくなるんで
朝方寝るから起きれなくて
夕方行くみたいな生活バーっとしてたら
自分なんでこんなダメなんやろみたいになってきて
自己否定しちゃうんだ。できない自分に対して。
僕正直それまでは
だいたいなんでもできると思って来てたんですよ。
俺天才やと。全能感。
だいたいある程度以上のことは
人並み以上にできると思って生きてきたら
バンって社会に出て
働いた瞬間に
全然人がやれることやれなかったみたいになって
それで人生初めてのうつ状態にバーってなってきて
そうなんですか。
なんですよ。
で、もうこれダメだってなったんですよね。
で、なんか全部地震打ちになっちゃってみたいな。
で、バンドとかもなんかやっぱ続けられなくなっちゃって
はいはいはい。
もう全部ダメだみたいな。
でも食っていかないといけないじゃないですか。
で、そこで音楽の知識と技術はある。
で、クライアントワークは映画制作の時できた。
だからもうこれしかないってなって。
会社には入れない。働けない。
で、バンドはちょっともうやれないみたいになって
じゃあもう音楽作る仕事しようって
バーンって東京出てって始めたんですよ。
で、最初はもちろん金ないですけど
楽しいんですよ。やっぱり。
周りに言うたら国立大で理系で
結構いいところに同級生とか就職してるんですよ。
そうっすよね。下校大って言えば。
だから周りはそこそこのサラリーマンとかしてる中で
僕は単身一人でバーンって行って
そこで自分の力でのし上がっていくみたいなのが
ちょっと楽しかったんですよ。
だから寝ずに働くみたいな感じがあって
で、どんどんどんどん仕事も起きて
成長していくのがめっちゃ楽しかったです。
で、自分もやれないことを
初めての仕事バーンって受けてできるようになるし
で、ギャラとかやりがいとかも上がっていくし
テレビで見てた有名人と打ち合わせしたり
とかになってくるわけですよ。
俺めちゃくちゃかっこいいやんってなって
大体音楽で食っていくだけでも相当難しいって
言われてる中で
俺なんとか食えてるやんってなって
で、そのぐらいから僕吉本入るんですけど
音楽制作とお笑いで両立が結構難しくなっていくんですよ。
時間的に、体力的に、時間的に難しくなっていくんで
弟を呼び寄せて
成功と葛藤
で、弟は弟でずっと音楽活動やってたんですよね。
で、試しに当時福岡に住んでた弟に
ちょっとこういう案件あるから作って送ってくれって言って
やらせたら結構いいのができてきたんで
お前も東京来いっつって
当時弟は公務員になるか自転車屋さんするかみたいな
自分で
要は人生の目標がなかったんですよ。
はいはい。音楽はやりたいけど
で、音楽はずっとやってたんですけど
別にプロで食っていくのも大変って知ってるし
自分はそんな魂じゃないって弟は思ってたんで
公務員とかしながら好きな音楽を一生やるかみたいな感じで思ってたんですけど
お前多分才能あるぞと
で、今俺のところには案件がいっぱいあると
捌けないぐらい案件があるから
お前ちょっと来て一緒にやろうぜって話をして
良さそう
で、やり始めたら
やっぱ2人でバンバンバンバン仕事が増えていって
で、会社にしてみたいな
で、やるんですよ
会社するってなったらやっぱり社員に雇ったりとか
そういうわけじゃないですか
で、ずっとやってたら自分のスタジオが必要だなみたいな
それぐらいで借金1000万くらいしてスタジオ作るんですよ4つ家に
ぐらいからこれやべえぞってなってきて
俺音楽作るの嫌いなんですよ
はい、ベースはね
ベースは確かに
友々がね
これなんかこうお金はめっちゃギャラは高くなっていってるんですよ
で、やる規模も増えてるし責任も増えていってる
で、今までは1曲1日でパパッと作って納品したら何万かみたいな世界から
1ヶ月かけて1曲作って何百万みたいな話になってきて
ミスったらやべえなみたいなのもあるし
これ自分が嫌だっつって辞めたらこれ社員おるなみたいな
でも実は音楽作るのずっと嫌いで
あれと
でもなんで今までやれてたかっていうと
音楽が嫌い以上に作ったら褒められるから
楽しかった
楽しいんですよ
そっちは
で、社会の中で自分の価値を出せている感覚もあったんですよ
つまり他の人ができないけど自分ができることだから
社会の役に立っているみたいな
オリジナリティを発揮しているみたいな感覚もあったりとかもあるし
で、やっぱりちょっとすごいなって言われるわけです
例えば地元帰ったら
東京でお前音楽で会社作ってスタジオ立ててベンツ乗ってみたいな
正直給料もめっちゃ
まず給料というか役員報酬ですけど
高くなっていって
とかなったんですけど
正直あんまり僕金で買いたいものもなくて
ベンツも買ってみたけど
おもろいかなと思って買ったんですよ
なるほど
社長が赤いスポーツタイプのベンツに乗ってるっていうのが
おもろいかなと思って買ったんですけど
別にどうでもいいなみたいな
値段ほどの高揚感はなかったですね
買ってみたけど
僕当時売れない芸人やってたから
売れない芸人が赤いベンツでコントして
チケットノルマ払って赤字になって帰ってるっていうのが
ちょっとおもろいなぐらい
生き様がおもろい
ちょっと似てる気がした
似てるかもしれない
とかだったんで
例えば色んなもの値段見ずに買うとかもやってみたんですけど
こんなもんかみたいな感じで
僕正直女性遊びとか夜の遊びとかも全然興味なかったし
服とかも全く興味ないし
旅行とかに関しても忙しくて全く遊びに行く暇もないと
なってくると別に金もいらんなってなった時に
立場とかギャラとかの上がり方に対して
音楽の嫌度が
今までって音楽嫌度を越してたんですよね
メリットの方が
でも最初は自分が作った曲がCMで流れるとか
めちゃくちゃ嬉しかったんですよ
当たり前になっていくじゃないですか
途中ぐらいから
テレビのスピーカーで聞いたら
このギターの音ちょっと高音がきつすぎるなみたいな
そっちが気になるみたいになっていて
全然嬉しくもないしみたいな
その辺ぐらいからだんだん
鬱と正常を繰り返していくんですよ
そこでもやっぱ鬱っちゃうんですね
どんどんどんどんそのスパンが早くなっていって
今までは1年周期ぐらいで鬱と正常が来てたのが
半年ぐらいでまた来るみたいな感じになっていくんですけど
音楽業界での苦悩
これがね7年8年ぐらい続けるとやめれないんですよ
やめる怖さってことですか
だって今の自分が東京で地に足ついて立ってられてるのは
音楽を作れるからなんですよ
これがなくなった自分っていうのが
もうこの世で両足で立ってられないんですよ
一回勤めにして失敗もしてるから余計にかもしれないですね
会社に入って働いてるビジョンが全く分からないんで
そうですよね一回に失敗してるし
同じ場所に通うとかが難しいんで
毎朝起きて
でもじゃあ音楽作るのやめたら何ができるみたいな
全くないですよね
確かにやめる選択肢ないわ想像したら
ずっとそれを探してた時期っていうのは
多分3,4,5年ぐらいかな
その時期って若干自分の体を痛めつけるというか
自傷行為みたいな感じは刃物でとかはなかったんですけど
夜中にウイスキーをコンビニで買ってきて
気でガーって一気飲みするとか
それもう本当に現実往復ですねそれはね完全に
今考えたらあれ軽い自傷行為です
どうにでもなれって思ってるから
自分の体をぶっ壊したいみたいな感じ
その時で音楽嫌いだって自認はしてるじゃないですか
自覚はしてるわけじゃないですか
それを社員に任して自分はまた違うことしようとかはなかったんですか
それをずっと探してたんですよ
一応弟子を雇って実際の作業自体は弟子にさせるんですけど
言うても自分の会社のものだから
やっぱ無責任に一切関わらないっていうのもできなくて
音楽制作に
っていうかクリエイター機質がもともとずっとあったから
無関心ではいれないわけですね
経営者の素養が全くなくて
経営者の感覚だといかに自分の手を離して
自動化して自分は楽して別のところに行ってあるじゃないですか
僕はやっぱり作らない人間は金をもらっちゃいけないと思ってた
なるほど本当にクリエイター
本当にクリエイターなんですよ
現場主義だしずっと作り続けることが僕の存在価値
もっと言うと経営者を認めてなかったですね
ちょっと小バカにしてたというか
小バカにしてたわけではないんですけど
嫌いだなって思ってました
経営者って自分の時間や能力を使わずに金だけ儲ける
悪いやつだってちょっと思ってたかもしれない
でも言わんとすることは分からない
分かります
そうやって教わることもあったしね
中学校高校ぐらいでロックに出会うと
資本主義のアクだみたいな
パンクスで育つとそうなるじゃないですか
クソのレコード会社が音楽をダメにしたみたいな
ありますねそういうね
資本主義の犬だみたいなメッセージが最初に入るから
それがベースになったわけですね
ベースになるからっていうのもあって相当きつかったですねその時期は
あれはだから大きく失敗というか
その時期はつらかったって感じですねめちゃくちゃ
新たな挑戦の始まり
むずいっすねけどね
どうやって脱出されたんですか
常にいろんなものがないかっていうのは探してて
俺の才能なんないのみたいなものをいろんな人に言ってたんですね
したらポンって地元高橋で一個廃坑があると
地元の小学校っていうところがポンって廃坑になって
俺なんか面白いことやれる人探しようらしいよねやってみるって
やってみたらって言われたんですよ地元の友達に
多分そこでやるって5秒で言って
ピンときたんですね
ピンときたっていうか何でもよかったのかもしれないです
きっかけを求めててそこでポンと友人からの助言で
来たんでじゃあもうやるわって言ってやることにしたっていう感じ
だから結構ポジティブに捉えると
何でも自分に声がかかったものってある程度自分への試練というか
世界からのっていう考え方あるじゃないですか
人は本当にできないものは降ってこないみたいな
だからこれやれるかなと思ったやつの自分に来た話って
全部やれるから世界が降ってきてるからみたいなのがポジティブな話なんですけど
当時の僕振り返ると本当に何でもいいから逃げるじゃないですけど
音楽以外の価値を出せるきっかけを探してたというか
でやるって言うんですよ
でもやったことないですよ
施設運営って
言った方がいいものの
やったことないから
でももうやるって決めたからどうやったらやれるかやれる方を考えようってなって
じゃあやれそうな仲間見つけるかって
地元の同級生で会社2つやってるみたいな
いわゆるシリアルアントレプレナー的な動きをしてた同級生がいたんで
そいつに声かけて
ここここで地元で廃校利活用やるんやけど
ちょっと一緒にやるやっつったら
いいよいいよみたいな感じでやってくれて
それでやるってなったんですよね
一応なんとかそこで動き出したんで
承認欲求と成長
音楽のは辞めれたっていう
どっちはもう辞められました?
辞めました完全に
会社を閉じられた?
弟が社長をやってたんですよ
自分が抜けた
弟が社長で僕会長やったんで
2人で代表みたいな感じで
実質現場は弟がやってて
僕は一応立場として会長やったんですけど
それも正式に辞めろって話をして
株も全部弟に渡して
じゃあお父さんはまだやられてるんですか?
もうゴリゴリ現役やってます
完全に売れてますね弟
完全に売れてます
長野に一軒家を建て
いろんなでかい仕事もやってます
っていう
だから失敗が何かっていうと
なんていうんですかね
やれるからやるみたいなことを
あまりに続けちゃうと
どっかで歪みが来るっていう感じかもしれないですね
僕でも失敗にあんまり聞こえなかった
ちょっとあれですけど
語弊を恐れずに言いますけど
やれることとか壊れることっていうのを
やるフェーズって人生あるんじゃないかなと思って
そこをやることによって喜ばれることによる
功能感みたいなのもあるんだけれども
やっぱりさっき樋口さん言ってたみたいに
それ慣れてきちゃうじゃないですか
そうすると苦しみとか責任感の方が強くなって
責任のプレッシャーみたいなのが
強くなってくるタイミングで
もう一回自分のやりたいこととか
新しいチャレンジって何っていうのを
選択していくっていうのは
僕も何か振り返ると話聞いてて
スケールは違いますけど
大体そんな感じで選択してきてるなっていう感じがした
それはそうっすね
今言われて振り返ると
じゃあ人生で完全になかったことに
失敗ほど後悔してるかというともちろんしてないんですよ
だからあの辛い時期を乗り越えたということで
めちゃくちゃ僕に技術と出会いとかもあって
その時出会った人が今めちゃくちゃ
一緒にやったりとかあるんで
もちろんなかった方がいいとは言えないんですけど
ただやっぱり危なかった危なかったっすね
寂しい生きのみを持ってますね
じゃああれを子供にやらせたいかっていうと
僕のあの時期を乗り越えたから
ギリ良かったんですけど乗り越えられない未来も
世界線もあったなとは思ってるから
まあまあ結果オーライですけどね
今振り返ると結果オーライですけど
僕一応キャリアの仕事メインでした
なんかそのよく言われるのがそれこそ
WILL CAN MUSTっていう
日本の教育システム上
このWILLが育ちにくいと
なぜなら協調とかバランスを優先させるから
相手との意見にちゃんと
突合させるとか合わせるとかっていうところを
自分殺してまで輪を大事にしろって言われ続けるじゃないですか
だからこのWILLが育ちにくいから
結構いわゆるWILLなし人間
WILLなし型人間ってめちゃくちゃ多い
基本みんなそう
WILLないんですよ自分やりたことないんですよって
めちゃくちゃ相談されるんですけど
その時よく言ってるのがMUSTとCAN
CANもまだちっちゃいWILLもないCANの縁もちっちゃい
バリキは例えばあると
やりきれることがあるとしたら
MUSTの縁をでかくすればするほどCANがでかくなる
CANがでかくなるとCANの組み合わせで
WILLがどんどんできてくるみたいな話よくするんですよ
多分当時のヒグスさんを勘が見た時に
MUSTをずっとやり続けて
ある程度CANがでかくなっていったところは
多分楽しかったいわゆる音楽嫌いを超えた
っていう話だと思うんですけど
CANの面積パンパンになったのに
そこから先の次のCANを見つけるとか
広がりを持てないとかWILLにつながらない
みたいなところがその状態に陥ったんだろうな
っていうのを聞いてて思いました
今もうちょっと自分の中で解像度上がったんですけど
WILLがなかったかというとあったんですよ
本気出してると
お金を稼ぎたいとかがWILLだったんですよ
今言われてる理念とか
社会にとってやりたいこととか
自分がいることによって
社会にこういう影響を与えるとかじゃないですか
でも多分もっとその前段階に
承認されたいっていう
ベースの自分の自己満足のところで
だからそれがまだあったから
東京行った時って
だからWILLの質が変わってきたみたいな感じかもしれない
承認って多分
僕はイメージで言うと
コップに注ぐみたいなイメージなんですよ
承認が入る器に承認というものを注いでいって
これを溜まっていってる時ってすごい気持ちいいみたいな
なんですけど途中でもうどっかで
ずっと溢れちゃっていくら注いでももうこれ以上
溜まらないってなった時に
もう承認いらねーやってなるっていう
承認とかじゃ全然満たされない心の
飽きたりるみたいな感じかもしれない
って時に承認以外のWILLが必要になる
みたいなフェーズがきてもうぶっ壊れていった
それも成長ですけどよく言われる
マズロの五段欲句みたいなのあるじゃないですか
自己実現から他個実現に
成長の過程で行き止まって
自分がわからなくなっていくっていう
ともすると順調にその欲求の階段を
上っていったっていうことでもある
多分それが上った時に今までの活動じゃ
満たされなくなったから
見失ったんですよね多分
成長とも捉えられるじゃないですか
マズロって何でしたっけ
生存があって愛があって承認があって
社会やったかな社会
社会あって自己実現
なんか五段があるじゃないですか
これって段階が上に上がっていくのって
一般的には成長みたいな
承認欲求が必要としている人よりも
社会実現から自己実現から
そっちの欲求の方が尊いし
すごい良いものだから
承認欲求を捨てなさいみたいなことあるじゃないですか
これも本当にそうかみたいなのがちょっとあって
生存欲求だけで幸せ感じて死んだ方が
楽なんですよ
それはそうですよ
結構そうで愛だけ感じて
死んでいった方が楽なんですよ
どんどん難易度上がっていくから
難易度はどんどん上がっていく
最近読んだ本で欲望の見つけ方っていう本があるんですけど
マズローの一番下の
安全生存欲求をクリアした後って
段階になってるっていう話をマズローはしてるんだけれども
本当は人類は
安全生存欲求が満たされた上っていうのは
模倣の欲求なんじゃないかってことを言ってる本で
人間が人間たらしめてる要素って
模倣らしいんですよ
生まれた瞬間から親がどうしてるかっていうのを真似して
言葉も覚えるし
こういう時どうすればいいかっていうのも全部覚えるし
模倣で全て自分のアイデンティティを確立していくっていう
生き物らしく
だから自然と人は模倣することに欲求があると
いうことを通ってる本
愛してるよっていう表現ってことではなくて
というよりは
常に次何を模倣しようっていう
模倣を探求してるってこと
模倣の範囲を広げるっていう
樋口さんのキャリアの失敗
FacebookとかSNSっていうのがビジネスの発見を取れたのは
この模倣の欲求っていう
人間が根本的に持ってる欲求をうまくついた
ビジネスだからっていうのが解説されてて
模倣する対象はやっぱり
自分がいいなと思う人とか
一応僕もかなり前に読んだんでうろ覚えですけど
二段階あって手が届かないくらい憧れの存在
芸能人みたいな
手が届きそうな比較的身近にいる
親とか先輩とか
会社の憧れの上司とか
こっちを特に模倣していく嫌いがあって
それがSNSとかが出るまでは文字通り周囲にいる人たち
がその模倣の対象だったんだけど
SNSになったことによって一般の人たちが
いろんな自分たちの生活スタイルを
バンバン出してるわけじゃないですか
あれいいなとかあれかっこいいとか素敵とか
っていうのでどんどんそれをみんな真似したりとか
私も欲しいみたいになっていって
どんどんビジネスが回るようになったっていうのが
何の欲求に差し似てるかっていう
模倣の欲求なんだ
実は自己実現とか尊厳欲求とか多古実現とか
いろんな段階があると言ってるんだけど
模倣の欲求がグルグルしてるだけ
自分がどんな人と出会って
どんな人の生活ライフスタイルを見て
何を真似したいと思ったかを模倣してるだけにすぎない
俺のSNSは大体おっぱい欲求お姉ちゃんしか出てこないけどね
いやいや模倣しにくいな
模倣できないですね
実はちょっと欲求があるんじゃない
おっぱい大きくなりたいって
寄せてあげたいって
だから太ってんじゃん
そこか自覚なかったな
っていう話を思い出しましたヒグさんの話
僕そのヒグさんの話聞いて
そのチャンネルでしょ
ジョン・レノンってラブ&ピースってめっちゃ言うじゃないですか
あれってもう要は社会の
自己実現ができた次の
世界平和を願って
本気で願ってラブ&ピースって言ってるじゃないですか
それを真似したらいいんじゃないですかっていう
成仏言おうかなと思ったんですよヒグさんに
それが言う前にいやけど嫌なんですよねって
社会実現とかちょっとちゃうなって言われたから
嫌なんじゃないですよ
多分ですけどわかるんですよ
僕は段階を上がっていっちゃってる感じが知ってるんですね
でもう下に戻れないって感じ
なかなか
さっき言った生存本能とか愛の本能で楽じゃんと思いつつも
もうそちら側にはいけないっていう苦しさもある
イメージで言うと
子供って公園で砂場で何か作ってたら楽しいじゃないですか
あんなのゼロ円でできるからめちゃくちゃコスパいいけど
大人ってもうあの楽しさ享受できないじゃないですか
僕から見ると
結構世の中で行われているようなことが
砂場遊びに見えてるんですよ
じゃあやっぱラブ&ピースですよね
飽きてんすね
かマザーテレサかどっちかですよ
ジョン・レノンがマザーテレサを目指す
っていうのが成仏なのかもしれないです本当に
子供による価値観の変化
当時の自分からするとそうですね
今は子供が生まれてめちゃくちゃ世界観変わった
子供さんがね
その時の自分からするともう何かどうしたらいいのってなってたんですけど
その後子供生まれるんで
だからだいぶその
世界観が変わったですね自分の中で
子供は変わりますよね
やるゲームが変わりますね
人生というゲームが変わりますよね
主役が自分じゃなくなる感覚がありますね
確かに
子供生まれたら変わるからいいと思いました
無力感半端ない
子供は全てを解決する
なんか子供すごくてすごい
子供はすごい
子供みたいになってる
興味深かったですね大変
樋口さんのここまで人生の話聞くこともなかったから
すごいダイナミックというか
俺らレッドスネークってM1グランプリ出てる一応漫才コンビじゃないですか
芸人のところでめっちゃ掘り下げなあかんかったんけど
ただでさえ重厚な人生やから
これ掘り下げたら2時間番組になると思って
めちゃくちゃ我慢するの大変でした
それは後で聞きましょう
話の粒感がこんな大きい話いただけると思ってなかったので
個人的には
このジョブズ番組って舐められるじゃないですか
細かい粒感のやつポンって掘られるじゃないですか
お前たちこれくらいじゃないと料理できないでしょって
ヒゲ剃り錆びてたから血だらけになったとか
どうでもいい話を掘られるんですけど
チャーミングだね
このダイナミックな話いただけて
個人的にはすごいお腹いっぱい感がある
さっきも言ったけどスケールは全然違うけど
すごいわかるというか
ずっと僕も飽きとの戦いをしてる感覚があって
身長が伸びへんとか
身長が伸びないことに飽きるって何どういう感情
身長伸びへんなって思い続けて
それに飽きてるとかじゃない
もうやめよう
来週もヒグチさん来ていただけますので
前3回ブチ抜きヒグチ企画
日本一のポッドキャスターなので
しゃぶりにしゃぶり尽くそうということで
来ていただくという
お届けしたのはレッドスネークのデビット・ツルでした
ありがとうございました
42:47

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