【深井】なんだよこれ。
【野崩】おいしいサンマが食べたいですね。
【深井】どういう立ち位置の。そうね、食べたいけどね。
【野崩】飲みましょう。
【深井】台風の話もそうですけどやっぱ。
【野崩】そう、赤潮もね、なんか九州の方ね、また今年も発生してしまって。
【深井】ね。
【野崩】ね、かんぱちの漁職とかにも影響を与えてますっていうのは。
【深井】被害が出てますね。
【野崩】ありますし、あとはさっき台風の話したけど、あれだね、水産物というよりは、
サンゴがね、台風今年、この前来たけど少ないから。
【深井】沖縄の方が少ないよね。
【野崩】そうそう、それによって海が混ざんなくて、冷えない。海が冷えないから。
サンゴはどんどん発火してしまってるみたいな。
水産物はまた別軸で海洋環境は結構いろいろダメージを受けてるという。
難しいですね。人間的に台風来ない方がそれはいいんだけど。
大きな視点で見ると台風来ないと困るみたいな。
山陸の方なんかも台風があって、かき混ぜられて海水が下がってサンゴが寄ってきてみたいな話もあったから。
もしかして今回の調子おきにちょっと強風が吹いたりして、そういう意味でもいい影響ちょっとあるのかとか。
【深井】そうなんですよね。
【野崩】一個の要因でアジャコじゃないから難しいですよね。
【深井】難しいですよね。というわけでね、園さんと前回ね、たこさんとは海洋環境についていろいろ話しましたが、
結構この海洋環境というのは考えれば考えるほどキリがないというか、すごく僕らは気にしなければいけないなというところで、
そんな感じで今回も海洋環境についてもう少し語りたいという気持ちになっておりまして、
スペシャルゲストに来てもらっておりますという感じですね。
というわけで今回もスペシャルゲストに来てもらっております、磯姉さんです。
【磯姉】どうもこんにちは、磯姉さんです。
【野崩】めちゃくちゃ。
【深井】いいですね。すごい明るい感じに。
【野崩】3オクターブくらい高い。
【深井】ありがとうございます。テンション高めで。そう、魚食を言い笑って楽しくというのが我々のコンセプトなので。
ありがとうございます。磯姉さん。
【磯姉】ちょっと初めて出演いただくので紹介します。
カニとタコの水産系友人ということで、ひそと遊びが大好きなお姉さんです。
子ども向けにサービスをするイベントを主催したり、魚砂漠ワークショップをしたりしてます。
キャリア的には沖縄で産後症生態学の研究で理学就職をとって、その後某施設で科学コミュニケーターをやって研究候補をしたりした後、
今は水産関係の仕事で持続可能な漁業を推進するためのいろいろをやっている方ということでございますが、
我々どんな関係でしたっけね。
私の記憶が正しければ、タコさんとは昔オーシャンアカデミーというイベントでプログラムで出会って、
社会人の皆さんが地域の水産を学んだというプログラムだと思うんですけど。
サーモン中尾さんとかも行ってたやつ。
サーモン中尾がむしろ仕掛け側だったやつ。
それでタコさんとは出会ったのか。
僕はアサミさんとはあれだね。
その包み片橋のイベントスペースでイベントをやった時に、
最初のイベントをやった時に、たしかゲストで来ていただいて、
そのゲストに来ていただいたきっかけが、たぶんタコさんがフェイスブックかなんかでやるって言ったから。
そういう繋がり?
居先のイベントかな、多分。
ハモの輝きも食べた気がします、その時に。
ああ、そっか。
ハモと穴子のイベントだった。
穴子か、そっかそっか。
そうね、こんなにそこから関係が続くとは正直あんまり思ってなかったんですけど。
だいぶ。
かれこれ5、6年ぐらいなんですよ。
行った時はケンシンとタコさんと青森浴場で僕の仕事悩み話聞いてもらったり。
確かに、そんな会話。
あの説ありがとうございました。
こちらこそ楽しかった。
そんな関係です。
美味しい思い出と一緒に。
ありがとうございます。
というわけでそんな磯姉さんをお迎えして、このコーナーでお送りしたいと思います。
じゃあコーナータイトル、磯姉さんお願いできますか。
では行きます。
ブルーパイオニアアクセラレータープログラム行ってきたよ。
おお、パチパチパチパチ。ありがとうございます。
言い慣れない言葉が。
そうですね、私も言い慣れなくて舌噛みそうでした。
直訳すると、青い開拓者たちをアクセラレーターする、促進させるプログラム。
めちゃくちゃ気になりますが、これについて話を聞いていこうかなと思いますね。
何やらこれアメリカで行われたプログラムのようなんですけど、
このブルーパイオニアアクセラレータープログラム。
もうちょっと略してBPPと読みますが、これはどういうプログラムなんですか。
まさにカニさんが直訳してくれた通りな感じなんですけど、
漁業の管理とか海洋の環境保全とかそういった分野に携わる若手から中堅を対象にして、
そういった今後海の課題に取り組んでビジネスとか自分の仕事をやっていくリーダーシップっていうのを育てて、
あとはネットワークも作ろうみたいなプログラムですね。
すごいですよ。このどういう人がどれぐらい集まるようなプログラムなんですか。
今回人数的には31人で、約15カ国地域から参加してて、
対象は世界中どこからでも参加できるので。
これって初めてだったんですか。
このプログラム自体はもう何回か続いてます。
何回か。
カリフォルニア大学のサンタクルーズ校で実施した2週間ぐらいのプログラムなんですかね。
若手から中堅ってどれぐらいなんですかね。
難しいですよね。
推算で言うと結構。
確かに何歳ぐらいの。
ビッチリとした定義はないけど、大体5年から10年ぐらいの人が多かったような気がします。
結構研究者の人とかが多いんですかね。
今回私が行ったのは、研究者はそんなに多くなくて、
大学でそういった研究者と社会実装のコーディネートしてるとか、そういう立場の人とか、
ファンディングをするような会社ですね。
社会的に投資をするような会社で働いてたりとか、
地域に根差して海洋保全だったりとか、
シーフードのレーティング、環境に良いか悪いかみたいなレート付けみたいなことをしてる団体だったりとか。
国的にはさっき15カ国ぐらいとおっしゃいましたけど、
どのエリアの出身の方が多いんですか。
アジアだったりヨーロッパだったりアメリカだったりってなると。
アジアが多かったですね。アジア、東南アジア。
中国、インドネシア、アセアン。
中国、インドネシア、フィリピン。あとは、スリランカもいましたね。
ヨーロッパの方とかもいたんですか。
ヨーロッパはいなかったですね。
そうなんだ。
アセアンとかイギリランドとかはいましたけど。
あとは南米からチリ。
チリも水産大国で、銀ジャケとかで日本もめちゃくちゃ輸入してますけど。
これそもそも、磯姉さんはなんで参加されたんですか。
私は今の職場の上司からこういうプログラムがあるよっていうのを教えてもらって。
いい職場。
本当に理解あることに仕事として行ってきていいよっていうことで。
マジですか。すごい。
あとはそうですね、普段私、さっき紹介してもらったように漁業の持続可能性を推進するような、いろいろやったり。
海外の人と仕事をする機会もあるので、そういった海外の教育プログラムっていうのを受けてみたいっていう好奇心だったりとか。
そういうのかですね。
そうね、でも会社がね、こういうのあって行かないって言われたら、まあ行きたいですよね。
それは手挙げるわなって。タコさんも行きたいよね、こういうの言われたら。
めちゃくちゃ羨ましい機会だなと思って。
本業知ってるからあれですけど、たまに海外行ってるじゃないですか。
今までの海外出張とかと比べると今回ってどうでした?違いました?
全然違いましたね。今までの海外出張は私基本的に、同じ組織の人と会議をしたりとか、情報伺いをしたりとかそういうので行ってるので、
今回全くライブの人たちと、あんまり特定の自分の仕事の話だけをすごい突き詰めてするっていうよりは、もうちょっと視野広く、海洋環境とかいろいろ。
いや、それ仕事できるのめっちゃいいっすね。
しかもこの30代は中盤ぐらいで、こういう研修行けなくなるじゃないですか、会社のポジション的に。
2週間、そういう側面でもすごい羨ましいな。学び直しってなかなかやりたいけどやりづらいみたいなのがある中で。
そうですよね。本当に周りの方々の理解のあるおかげでした。
もうちょっと中身の具体的なところを伺っていきたいと思うんですが、これ前半と後半で分かれたプログラムだったんですよね。
実際にこういう仕事をしてある程度ちょっと経験が何かしらないといけない。
でも大学院生でも既に自分の例えばフィールドワークとかでそういう環境保全やってますとかだったら可能性はあります。
若干一方通行というよりは双方向性のコミュニケーションというか、その場で作り上げていく部分があるってなると、
ある程度のアウトプットできる人材のみを受け入れてるって感じなんですね。
そうですね。もちろんここで学ぶんだけど、こちらからも何か提供できる、自分の経験を。
面白い。
なるほど。じゃあタクさんも僕も頑張れば、そこをアピールすればいけるわけですか?
2週間滞在っていうのが一番あるので。
いいな。すごいね。
カニさんマジでいけんじゃん。
ちょっとでも妻が近くにいるんで。
2週間いけるのか。
家族とか。
家族の方が大事ですね。
ちなみに、ケーススタディでロールプレイして、PMみたいなアウトプットすると思うんですけど、
伴奏してくれる人っていうのもいるんですか?
確かに。
アクセラレータープログラムだと。
伴奏してくれる人。それは講師ではなくて。
ビジネス、あそこ講師っていうか。
ファシリテーターってこと?
そうそうそうそう。
ファシリテーターは、カリフォルニア大学の教授が一人。
大学の人が。
そういうことか。
そうなんだ。
そういう人が全部、今回のプログラムを組み立ててくれて。
そっか。大学がやってるんですね。
カリフォルニア大学。
カリフォルニア大学はやってます。
ただいろんな財団からのファンドじゃないと思うので、
私たちのところの人が大学ではそういったファンドから。
やっぱアメリカ西海岸意識高いな。
カリフォルニア大学ってやっぱそうですよね。
前回の園野さんの話とつながってきて面白いですね。
じゃあちょっとケーススタディーそろそろ。
どんなケーススタディー?
今回はカーボンダイオキサイドリムーバルっていって、
大気中から二酸化炭素を取り除いて、地中に埋めたりとか、
それこそ海藻に吸ってもらうって言ったら欲しいけど、
そこで溜めておくみたいな、いろんな技術があるじゃないですか。
炭素を取り除きをするための。
それの海洋での解説ですね。
さっき言った海藻とかマングローブへの貯流だったりとか、
あともうちょっと深い時に、
明かりの滑舌を海に巻くことで、
二酸化炭素の吸収をどんどん促進するみたいな、海洋への貯流を促進するみたいな技術があって、
そういうことを、もちろんまだそんなに工業的な規模でやってるところはなくて、
今はそういうことをスタートアップだったりが、
研究機関だったりが、実証実験レベルでいろんなフィールドでやっていこうみたいな段階なんですけど、
今その地球の状態ですね、この二酸化炭素どんどんまた排出してます。
減らさなきゃいけないですっていう明確な目標があって、
そこにそういう海洋を使った二酸化炭素の貯流の技術っていうのは、
結構必須というかインパクトが大きいので、
使えるなら使ったほうがいいよねっていう。
そういう状態なので、
使えるかどうかも実証実験とかをしていかないとわからない部分はあるじゃないですか。
だからトライアルをどんどん増やしていかなきゃいけない今段階ではある。
ただなかなかそれが広まってないと。
そのスタートアップがあんまりやってくれてないというか、
やってるところ限定的であると。
なのでそういったものを今後の海洋環境とか地球環境全体を良くしていくってことを見据えたときに、
ある程度実証実験とかトライアルをもう少し増やしていかなきゃいけない。
それをどうやったら促進できるかっていうのを検証したりして。
なのでどうするかと、
はじめは問題のマッピング、
どういうところで足かせがあるのかとか、
それがどのような国なのか、民間国、国超えてます。
国際的なレベルとかっていろんな切り口で問題を分けていって。
これでも今めっちゃホットなあれですね。
そうですね。
めっちゃカーボンニュートラルな話ですよね。
そうですね。
カーボンニュートラルな題材に、
ただ場所として海洋が関係あるので。
はいはいはい。
あれなんかCCSみたいな。
そうですね。
貯流みたいな話とかってことですよね。
これって経済的なメリットは一般的にはない可能性が高い中で、
ただいろんな民間団体にどう海洋環境の貢献の施策を増やしてもらうかみたいなところになると、
どこからどうお金を取り入れればいいのかみたいなところもその中で議論とかするんですか?
そうですね。
ただこの辺は本当にケーススタディなので、
本当にこれを具体的に広めていくプランを考えようというよりは、
問題のマッピングのやり方だったりとか、
ステップフォローに関わっている利害関係者の特定の仕方というか、
払い出しだったりとか、
そういう複雑な問題を解決策とか、
今後何かビジネスにしていくときに、
まずはどうやって切り開いていったらいいのか、
中身を整えていったらいいのかみたいなやり方もあるので、
今発表した概要を使った搬送貯量を具体的にどうマネタイズしようかとか、
そういうことではないんですけど。
そこまでではないんですね。
一旦構造的にどうなってんだっけこれみたいなところをディスカッションして、
共通理解を得た後に、
こうしてればいいんじゃないかみたいなアイデアを最終的に出せれたら、
めっちゃいいよねっていう感じ。
ローカル規模でこういうことが足りてないんじゃないかとか、
もっと精算を作る規模でこういうことが足りてないんじゃないかとか。
ケーススタディーは今の話一つでロープレしてたんですか?
今の一つでロープレしてたんです。
最終的に磯姉さんがいたチームはどんな感じの結論になってたんですか?
前半のところ、前半のケーススタディーは、
これはこういう考え方で問題を紐解いていきましょうっていうか。
そういうことか。ごめんなさい。
とりあえずそれでまずさっき言った構造を理解しようみたいなのが前半なのか。
でも一応これも浅いレベルなりにこういうプランがいいんじゃないかっていうのを各々発表して、
一応チームは組んだんです。
私はこの時はクラウドファンディングみたいなシステムをこれにも取り入れたらいいんじゃないかみたいな。
民間から企業がどんってお金を集めるんじゃなくて、
炭素を減らさなきゃいけないっていうのは全員の問題なので、
例えば子どもが起こるレベルとかからでも寄付をして、
それをプロジェクトに使えるみたいな仕組みを見える化するといいんじゃないかみたいな。
そういうの。
面白いですね。それを一人で考えるじゃなくて、みんなで考えられるところはなんか面白いですね。
31人いてチームって何個ぐらいに分かれてるんですかね。
この時はだいたい5人一組ぐらいだったので、6組ぐらいできてたかな。
6チームぐらい。
じゃあそのディスカッションしてる中で国によってもまた状況が違ったりすると、
そういう話にも触れたりとか、そういう感じですか。
わざわざそれを議題にしてディスカッションとかはしなかったですけど、
最終的にちょっと俯瞰してみると、
やっぱり経済的な分断とか格差の方を何とかしようとするっていう問題意識の方が強い地域はあるなとか、
そういうのが見えてくる。
それぞれ国によって選択しなきゃいけない方法というか課題が変わってきそうですもんね。
そうですね。
確かに。さっき言ってた海洋国家が多いけど、経済的に依存度が高い低いとかで取れる選択肢が結構変わったりしそうですね。
具体になるとそういう立場の違いが出そう。
そういう具体な立場の違いが後半の実践的なプロジェクトを考えるということで、もっと各々個性が出てきてると思うんだよね。
なるほど。じゃあ後半のお話に行くと、後半が実践だったっていうことで、
実際に今度はプロジェクトを考えてチームで実践してるって伺いましたが、これはどういう、また別のケーススタディで何か。
もうちょっとケーススタディ関係なくて、集まった人おのおの普段自分の仕事で抱えてる社会課題だったりとか、
もうちょっとローカルな課題だったりっていうのがあるので、そういうケーススタディで習ったその問題の構造というか、
あとスタートアップの方法論みたいなのも少し学んだんですよね、その前半部分で。
チームビルディングでいいだった。
なるほどね。
どのチームに行くかとか。
いろんな人と話しながら。
ずっと持ち続けるかとかっていうのをいろんな人と話しながら。
ポジションを固めていくわけですか。
そうなんですよ。
いっそ姉さん的にはどういう動きをしたんですか?
自分のプロジェクトやったるで的な感じか、それかサポートできるような、
いいアイデンティティの人を探していくか。
私はどちらかというとコースですね。
サポートして、
サポートしつつもその中で学べるようなところがいい。
なるほど。
どこの国のどういうプロジェクトに最終的にはサポートする感じにされたんですか。
私はですね、金融関係のプロジェクトをサポートしたいということで入ったんです。
ファイナンスも結構よくある女性金の仕組みとかって、
どこかこういうプロジェクトに助成しますよっていう団体がいて、
どこか募集して募って決まったところに助成しますっていう、
結構一方通行とか1000円は1本だけ助成される人っていう仕組みの方法が多いと思うんですけど、
そうじゃなくてこういうことに助成しますよっていうような、
出資する人をいくつか集めるようなプラットフォームみたいなのを作って、
いくつか持ってる予算をブレンドして、
次にそういう予算を使いたがってる人のところにファンディングをするみたいな、
ファイナンスのプラットフォームであり、
めっちゃ難しい。そっちの話も出るんですね。
出ますね。やっぱり環境保全とかってなるとボランタリーみたいなイメージが多いかもしれないけど、
みなさんもガチでビジネスとしてそれをどうやってやっていくかみたいな感じなので、
そういう話も結構出て。
かなり現実的なところを見てますね。でもお金集めどうしようかみたいなところから。
あとはお金支援を受ける方も一回最初のフェーズで支援もらって、
それでそこの助成金は終わってしまってその後どうしようみたいになるっていうのも結構課題なので、
そういうところも継続して支援を受けるんだったら、
一旦その助成金みたいなのをブレンドしてプラットフォームになってくれるところがあるといいよねみたいな。
なるほどな。
カニベイビー大丈夫?
やっぱ声聞こえます?
めっちゃ泣いてる?
妻が言ってくれました。
私の後半のチームはそんな感じでした。
授業計画書みたいなの最終的にチームで出すみたいな感じなんですか?
授業計画書というほどのちゃんとしたものではないんですけど、一応プレゼンを最後にするんですよね。
こういう課題があって、今私が言ったみたいなファンディングが結構一方通行、一本線ですよみたいな課題がありまして、
こういうことを提案します。
初めの3ヶ月ではこういうことをやって、そのための予算はざっくりこれぐらいで。
すごいな。
全部ドル、英語とドルで向こうの単位でやるとなると結構頭使いますね。
マジでノーミスが毎日ショートしそうでした。
それを結局最後何チーム、それも6、7チームですかね、できたので、お互いに採点し合うんですよね。
いろんな観点で実現可能。
チームワークとかそういう観点で。
上位のチームには本当に助成金が出ますと、プログラムから。
どんくらい出るんですか、実際。
50,000ドル、50K、50,000ドル。
50,000ドルって言ったら今のカワウソだったら100万円ぐらいってこと?
144円で考えたら、ドル円を。
めっちゃ出る。
それをこのプログラムに参加して優勝したチームは実践していくんですか?
絶対に実践してくると思います。
それはイソネのチームではなかったんですか?
ではなかった。
それはそれで大変というか、そういう人らが集まっているので、結構本気だと思うんですけど、続きますね。
後編でも、安売とかもあって、自分がプロジェクトを持ち続けるかサポート側に回るかみたいなのも。
なるほど、なるほど。
確かにな。
法人持っていない状態でプロジェクトだけ持つと、コミットの仕方めっちゃむずいですね、それ。
これだいたいコミットするぞ、みたいな人の比率で言うと、どんな感じだったんですか?30人ぐらいいて。
その温度感が気になるんですけど。
半分ぐらいはもう。
みんなコミットはするんですよ、仲の形で。割合は。
ただ、ゼガ系の自分のプロジェクトを実現するぞ、みたいな人とサポート側でいこうかな、みたいなのが半々ぐらいに感じます。
なるほど、でも結構熱い人が集まりますね。
確かに。
15人ぐらいはもう何か起業家精神を持ってみたいな感じの。
そうですね。
すごいな、刺激受けそうですね。
なんかその起業家精神みたいなのを学ぶっていうのは初めてだったので、それだけは刺激的で。
それは国によってというよりはどっちかというとパーソナリティに関係する感じでした。
中国の人らみんななんか起業家精神あるなとか、そういう国ごとでの特色とかもあったりしました。
他のなんか個人個人の違いって感じですかね。
なるほど。
日本人はイソネイさんだけだったんですか?
そうですね、日本から私だけでした。
そうなんだ。
結構驚いたのは中国系の参加者も多い中で、海洋環境問題ってなると、中国と汗あんないでも色々海域の問題とか結構難しいじゃないですか。
国際的な認識が、海洋環境どこまでどう保全するかみたいなスタンスの違いとかあるのかなと思うんですけど、
そこら辺はプログラムの中だとどの国も仲良くやっていくって感じなんですか?
割とそうですね。多分これが具体的にどこからどこまでを海洋を保全区域にしようとか、
具体的に鮫の資源をどうやって管理しようみたいな話を具体的にしなきゃいけなくなったら難しいと思うんですけど、
もうちょっと上の方の浅い方の海藻と言いますか、
もうちょっとバックとした海洋保全とか、
もっと宇宙船地球号をみんな何とかしようぐらいの感じで。
もうちょっとなんだろう、そんな個別すごく具体的な仕事の話とかっていうことよりは、私はこういう課題でこういう活動してますよっていう方向感だったりとかなので、
自分の中ですごい中国の人らの考えが気になってはいて、やっぱ世界最大の漁業生産国だし養殖もしてるじゃないですか。
そこの人たちもやっぱりすごく生産、漁獲高もどんどん上げてるし養殖もしてるけど、海洋環境も何とかしなきゃいけないよねっていう意識の方もやっぱりいらっしゃるんですね。
今回会った人たちは中国からの参加者も本当にそういう感じでしたね。
教育もしていかないといけないし、取るばっかりじゃダメらしいっていう。
どのような魚が今乱獲みたいな状態にあるのかっていうことも消費者に知らせていかないとダメだよって。
やっぱ結構そういう金融関係の話出るんですね。
お金の支援をどうするかみたいなトピックって多かったんですか?
結果的にイソネさんが関わってるのがそういう人だっただけで、
別に必ずしも話題の中心にあるわけではなかったですか?
イソネ いや、でも比較的多い方だったと思う。
直接的な金融の支援とかだけじゃなくて、
投資家とかがそういった漁業のサステナビリティとか、
水産系の企業がやってるサステナビリティをスコアリングしていくような、
点数をつけていくような、そういったプログラムを展開してる人から話を聞いた。
それが金融関係ですね。
その分野、なかなか僕はその環境と金融関係を結びつけて考えたことは一切ないので、
かなり違う頭を使いそうですね。
イソネ かなり違う頭を使う。でもすごく必要なピースだなと思うので。
そうね。ちゃんとここ向かい合わないと持続的な活動できないよねっていうのは、
みんなうっすら思ってるところの現実的な活動を知れるのはいいですね。
イソネ あとは、NSTOとかじゃないんですけど、
GET GREENっていう名前のアプリを開発してる会社の人から話を聞く機会があって、
GET GREENっていうのはまたちょっと全然違うんですけど、
もっと民間レベルで環境に良いことをしていく、
すごい些細な、例えばゴミの今日分別をしましたとかっていうことをやりましたって言ったらポチってやると、
なんかこうグリーンの葉っぱが一枚出てくる。
それでだんだん自分のバッジのレベルを上げていくみたいなのがあるんですけど、
それは要は個人個人の行動の変容を促していくためのツール?
面白いですね。
イソネ 紹介されたんだけど、面白いなと思って。
そういうのを、例えばカリフォルニアの海洋哺乳類を保護してる団体とかが、
GET GREENっていうアプリとコラボレーションをして、
自分たちのとこ来てくれたお客さんに、来てくれた後も環境に良い活動とか行動を続けてほしいから、
そのアプリやってもらって、いくつか葉っぱがたまったら、今度来たらサービスをするような。
なるほど、ちょっと経済的なメリットを生ませるっていう、コラボすることによって。
でも裾野広いな、アメリカ。
やっぱり4億人いると、そんなアプリも生まれるんだ。
日本でも政府とか行政機関主導でやってるかもしれないですけど。
イソネ なんかはないと思うんですけど。
都道府県系のGREENのアプリは富士通とか川崎がやってるアプリだと思います。
リアルでアプローチすると、ゲーム内のアプリが手に入るような。
でもGET GREENってもう独立でやってるわけですよね。
そこがなんか、日本だとさっきタコさん言ってたような、企業のCSRとかでやることはあるでしょうけど、
自分の持続性は少ないじゃないですか。本腰がないというか。
確かにね。
でも日本でも企業さんが作ってるんだったら、裾野広げる仕掛けとかができたら。
そうですね。そのバトンを受け取れる民間団体が現れて、取りまとめて推進していけるとかなると、
もうちょっと持続的な広がりがあるような感じになるかもしれないですけど。
でも面白いですね。
面白い。
なるほど、なるほど。じゃあ、園さん、そういう活動があるようです。
コメントありがとうございます。
いい返答でしたね。ありがとうございます。
じゃあですね。もう一人、質問ではないんですが、スペシャルコメントを頂戴しているので、紹介しますね。
いや、気になるな。
日本サステナブルシーフード協会の鈴木誠さんからですね。
この前、お会いしましたよ。
本当ですか。じゃあ、読み上げますね。
ジャンクフィッシュをお聞きの皆さん、こんにちは。日本サステナブルシーフード協会の鈴木誠です。
鈴木誠さんって、お魚小学校っていうね、オンラインで、小学生中心に子供たちに、魚中心に海洋環境まで含めて、いろいろご発想してやられている方ですと。続けます。
私は去年、2023年のプログラムでBBPに参加しましたと。鈴木誠さん参加してたんですよね、去年。
2020年と2021年は、新型コロナウイルスの影響でBBPがオンライン開催となったため、去年は数年ぶりにリアルで開催されました。
私たち2023年の代だけでなく、2020年2021年の代の人たちも参加し、約60名が参加する大きなイベントでしたと。
だから、伊曽姉さんの時より2倍ですね、約。参加者は中国、フィリピン、インドネシア、メキシコ、エクアドル、ミクロネシア、連邦など、
太平洋を囲む各国で草の根的に海洋保全や小規模な漁業コミュニティの生活向上に取り組む若いリーダーたちで、日本人は私1人でした。
伊曽姉さんも1人でした?日本人。
一人でした。
そうだったんですね。じゃあ同じですね。
グループに分かれて温暖化対策や海洋問題解決についてアイデアを出し合ったり、専門家の話を聞いたりしましたが、英語が完璧というわけでもないので、
なるべく色々な人とお昼ご飯を食べたり、寮での部屋飲みに参加したり、足りない英語を身振り手振りや人間関係で補いました。
エクアドルからの参加者と海沿いで飲んだ後、深夜に人生について語りながら大学まで歩いて帰ったのはいい思い出です。
サイクロンで室が破壊されたり、温暖化で自分の島が沈んでいったりといった気候変動を目の当たりにしながら活動している仲間たちと交流し、
自分ももっと頑張らないかと思う一方、自分が日本でやっている海洋教育の取り組みについて、多くの人から素晴らしい取り組みだ、うちの国でもやりたいと言ってもらえたのは嬉しかったです。
日本からの参加者は本当に少ないので、海に関わる多くの人が参加し、刺激と元気をもらっていただけたらと思いますというコメントですね。
スペシャルでしたね、コメントが。
そうなんですよ。ただ、日本人、閣内一人ぐらいしかいないみたいな感じなんですよね。
だから結構ね、日本人もっと行ってもいいんじゃないかと思いますが、やっぱ知られてないだけなのかなというのと。
あと鈴木孫さんのコメント、以上だったんですが、また別途、今年また同窓会を中国の方でされるみたいで、このBPPの鈴木孫さん、去年参加した人たちと。
それにも行ってきますってコメントをいただいてまして、だからその後々のつながりもあるのがめちゃくちゃいいよなっていうのは思いましたね。
鈴木 そうですね。環境問題とかってね、すぐに解決できるものでもないし、結果がすぐに出るものでもないから、なんかやってると心折れそうになるときもあるんです。
そういうときにもらえるように頑張っている仲間がいるっていう、情報交換できるっていうのは、すごい良い財産になるなと。
そうですね。ということで、そんなお悩みを持った方は、仲間探しというだけでもすごくメリットありそうなので、ぜひBPP行ってみてくださいというね。
鈴木 本当にスタートアップみたいな脳が鍛えられる。
そうですね。得られたこととして。
鈴木 哲学的にもいいです。
コーナー的には以上ですかね。磯音さん、ありがとうございました。
磯音 ありがとうございました。
というわけで、どうでした?磯音さん的にラジオ収録は。
磯音 普段お話したりとお話ししてるような感じで楽しかったです。
そうですね。
磯音 視聴者として聞いたらどうですか?
そうですね。だいぶ友達と話してる感じに近い感じでやらせていただいて。
磯音 そうですね。だいぶリラックスしてやらせていただきました。
磯音さんとはいつか収録したいなってずっと思ってたんで。
磯音 私もでもまさか最初がこんなアカデミックな話とか真面目な話になるのは。
そうですね。もうちょっとライトなやつをやりたかったから。
磯音さんの名前にあるように磯話をね、本当はやりたい。
やりたい。一回ね、磯観察会を葉山でやってたじゃないですか。2年前ぐらいでしたっけ。あれはもはや。
あの時ね、本当はマイク持ってって磯観察会リアル収録したかったんですけど。
磯音 私はちょっとまだ諦めてないんですけど。
ぜひぜひ。またやってるんですか?磯観察会。
磯音 やってますね。磯音さんのプログラムとしてやったりしてるので、ちょっと個人的に募集とかはしてないけど、今年も行ってます。
そうなんですね。
磯音 あと磯ばっかじゃなくてシュノーケルとかも最近はしてるので、アメリカから帰ってきてから毎週海に行ってます。
そうだったんですね。僕行くとなると子供を連れてかないといけないから、子供と一緒に参加できるイベントに参加した。
磯音 最近暑いじゃないですか。
めっちゃ暑い。
磯音 だから最近は海に行ったら海に入ってないと予定がないから、シュノーケルとかしちゃうみたいな。
確かに。
磯音 だから9月とかね、もう少し暑さ和らいできたら。
そうね。確かにな、命の危険ありますからね。ずっと外出て水入らず磯観察したら結構辛いですよね。
磯音 辛いです。本当にこのガチの夏場は辛いので。
いやいや、じゃあちょっと次回磯音さんゲストの時は是非磯観察会リアル収録やりたいと思いますんで。
磯音 あともし本当にお二人が夜抜けられるのであれば冬の磯はめちゃくちゃ寒いですけど、真夜中に潮が低くなる。
へえ、そんな磯観察もあるんですね。それでも面白そうだな。