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こんにちは、東京でゲストハウスをやっています、ジュリーです。
今、私たちのゲストハウスに滞在してくださっている一組が、アメリカからのカップルの方なんですね。
その方々にコーヒーをお出しして、一緒にお喋りしてたんですが、彼らは日本に初めて来たみたいなんですね。
この旅行が3週間くらい、京都だったり大阪だったり、東京と日本で過ごしていて、今ちょうど後半に差し掛かっているらしいんです。
2人は30代半ばのカップルなんですけれども、女性の方の方が嬉しそうに、
私、彼から結婚を申し込まれたのって言って、左手の薬指に、もう美しいキラキラの婚約指輪をはめてて、見せてくれたんですよね。
彼女にとっては、求婚、結婚してくださいっていうプロポーズがサプライズだったみたいで、
彼はこの旅行の最中にプロポーズしようと思って指輪を用意して、サプライズでそれを伝えたんですよね。
ウィルユーメリーミーっていう片膝をついて、彼女に求婚したんですよね。
その彼女はイエスって言って、これから自分たちの新しいライフが始まるのって言って、
キラキラと嬉しそうに2人のストーリーを語ってくれました。
婚祭はもう7年くらいになるそうで、女性の方はメイクアップアーティストをされていて、
インスタにつながったんですけれども、フォロワーが10万人くらいいて、なかなかすごいやり手のメイクアップアーティストなんだろうと思いました。
インスタのポストに上がってくる人たちが結構有名な人がいっぱい出てたので、すごいなという感じでしたね。
本当におめでとうございますという感じで、ちょっと幸せをお裾分けしていただきました。
ボイシーのパーソナリティの原あいみさんが、ご自身の配信で恋愛リアリティドラマが好きですっていうお話をされていて、
今朝のスタイフの方では、私は恋愛中毒だったのかもっていうお話を配信されていて、原さんがケラケラケラと笑いながらその話を振り返っていて、
ご自身の恋愛について振り返っていて、面白くて楽しく聞かせていただきました。
それを聞きまして、恋愛中毒っていうワードがとても気になっちゃって、
自分どうだったかなってちょっと思ったので、今回その話をしてみたいと思います。
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スタイフのパーソナリティのすんしゃくかんなさんが、メディアで恋愛は推奨されなくなったのかという配信を前編後編と2回に分けて配信されていて、
こちらも大変興味深く聞いておりました。
だから自分は、メディアに劣らされるタイプの恋愛をしていた体質だったような気もしています。
自分自身がその恋愛を感じるというか、こういうのっていいなっていうふうにぼんやりと恋愛を感じたのは、やっぱり漫画が始めだったような気がします。
歳がバレるんですけれども、漫画のキャンディーキャンディー、これが強烈に男女の好きとか嫌いとか、愛したり裏切ったりみたいな、
そういうのを私が物心ついて、小学生の時ですよね、読んですごくそれにのめり込んで夢中になって読んだのがキャンディーキャンディーでした。
それに出てくるキャンディーはちょっとあれなんですけれども、男性で言えばテリウスジー・グランチェスターですよね。
この愛に飢えていたひねくれた人、この男性が本当に好きで、やさぐれ感満載。
アンソニーのようなキラキラとした王子様ではなくて、やっぱり飲んだくれて落ちぶれちゃうようなテディーの方が好きだった。
それと人気漫画で言えばハイカラサンガー・トールですね。
このハイカラサンガー・トールの主人公ベニオっていうのも、ちょっとなかなか共感しづらいキャラなんですけれども、
ベニオはちょっと置いといて、男性陣が何人か出てくるんですけれども、
こちらも主人公の男性の方ですね、ショーイっていうのが出てくるんですが、
ショーイではなくて、私はもう一押しとしては黒い狼っていうですね、
その人の登場人物の名前は鬼島慎吾とか言ったのかな。
それで黒い狼さんっていうですね、幼少期に受けた心の傷をずっと抱えていて、顔に目立ったかな、傷があるんですよね。
めちゃくちゃコアモテなんだけれども、とってもシャイな優しい心の持ち主の男性が出てきて、
私はもう誰よりもこの狼さん推しでした。
最後ですね、ものすごく最上の玉城にですね、恋愛というか恋愛関係になっていくんですけれども、
その愛情表現とかがですね、めちゃくちゃぶっきらぼうなんですよね。
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なんかその辺もですね、グッとくる感じだったんです。
あとはですね、漫画で言えば倉持夫作子さんの漫画が大好きで、
おしゃべり階段とか東京の笠の場とか、この辺はもういっぱい読みましたし、
まだですね、捨てられずに倉庫に漫画はあります。
ちょっとこれは恋愛なのかどうかもちょっとよくわからないんですが、
中学1年生の時にですね、中学校って複数の小学校から集まってきて学年が構成されてたんですよね。
私が通っていた中学校がいくつかの小学校が集まっていて、
自分とは違う小学校から上がってきた男性の中にサッカー部でめちゃくちゃかっこいいという秋男っていう男子がいたんです。
秋男はとにかく女子にモテて、後輩からも小学校にもファンクラブがあって、
とにかく秋男っていうとキャーって感じで大人気だったんですね。
ルックスは確かにかっこよかったですし、サッカーがとにかく上手くて顔もなかなか良かったんですけども、
頭はちょっとあんまり良くなかったと思うんですけどね。運動神経が抜群の秋男君っていうのがいたんです。
私と仲の良かった人が秋男のことが大好きで、かなり好きだったんですよね。
その秋男のことが好きではなく、別の友達が秋男のこと好きじゃないんだけれども、
ちょっとからかって秋男に友達だったんですよね。仲の良い友達っていう感じだったんですね。
その子と私がいつも一緒にいたから、その秋男とも喋るようになって、
なぜか秋男が私のことを好きになったようで、私は全然普通の女子というか、
どっちかというと小柄で明るいだけが取り柄みたいな、そういう女子でした。
なので秋男がなぜ自分のことを好きになったかよく分からないんですけども、
秋男に告白されて付き合うようになりました。
ちょうど私は中二になるときに転校したんですね。
転校って言っても隣の中学に転校しただけなので、自転車で彼が家まで会いに来ちゃうんですよね。
当時スマホとかもちろんないんで、家電がかかってきて、
遊びに行くとか言って自転車で来て、別に家に上がるわけじゃなくて、
自転車で来て近くの公園に行って二人で喋るみたいな、
それぐらいが関の山みたいな感じだったんですけども、
私は秋男君が実際は好きじゃなかったんでしょうね。
ルックスは良かったんだろうけども、私はそのルックスもそんなに好きじゃなかったし、
好きだって言われたからちょっと付き合って、お電話とか公園で喋るぐらいはしてたんですけども、
何がちょっとイマイチだったかというとですね、
彼はですね、運動神経は良かったんですけども、
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コンプレックスがあって、金槌だったんですね。
水泳泳げない人だったんです。
だからサッカーめちゃくちゃ上手いのに、かっこいいのに、
夏になるとですね、水泳あるじゃないですか、プール。
だから手に包帯を巻き始めるんですよね。
泳げないって言ってプールをお休みしちゃうんです。
でも午後になると放課後になるとサッカーはやりたいから、
サッカーは腕とか手が怪我しててもドリブルぐらいはできるので、
部活はやってたんです。
なんかね、そういうところがちょっとせこいっていうかダサいと思っていて、
ちょっとあんまり好きになれなくて、
しかもですね、お喋りとかお話もそんなに面白くなかったんですよね。
なので転校もしちゃったし、そのうちなんとなくフェールアウトしてしまいました。
秋葉原の話は中学校の話なんで、昔すぎてどうでもいいんですけれども、
大学時代に付き合った男性の話をします。
当時は80年代から90年代初頭のですね、
メディアが煽る恋愛っていうのが主流の時代だったんですよね。
その彼がですね、2回目のデートで指定してきたのが浅草だったんです。
浅草指定だったんですよね。
私、浅草はですね、その時あんまり浅草詳しくなくて、
とにかく行ってみたら、雷門だったりとか中見瀬通りをですね、ぶらぶらぶらついて、
もう午後になってたのかな、夕方だったのかな、なんか腹減ったとか言って、
その彼がその辺のですね、中華料理、おでんみたいな、
なんかですね、オシャレとは程遠いお店、はっきり言って、
なんかその浅草の地元のおっさんが行くような店にいきなり入って、
ビール、しかもビンビールですね、ビンビールとおでん頼んで、
なんかガンガン飲み始めたんですよね。
そんなにですね、話が弾むわけじゃないんです。
とにかくなんか、おでんつっついて、ビンビール飲むみたいな。
で、ある程度お腹いっぱいになったら、出るぞとか言って、
ぶらぶら歩いて、川沿いのベンチだったか、なんかその辺に座ったんですよね。
で、ふっと横を見て、座ってる横にいる彼氏を見たら、
なんかですね、爆睡してるんですよね。
なんかこう、なんていうんですか、船漕いでるってやつ?
ほんとに寝ちゃって、ほんとに起きない?
なんだこの人?と思ってですね、あまりにもリラックスしすぎというか、
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自分ペースすぎるというか、なんかなんだろうなっていう感じだったんですよね。
で、じゃあって言って、もうバイト行かなきゃとか言って、じゃあって言ってですね、
駅行って別れるんですけれども、そのじゃあって言った、
別れる時の表情がものすごいですね、いやそうな顔して帰っていくんですよね。
で、その表情を見て、いやなんだったんだ、このデートはっていう感じで終わってました。
それでですね、その人はバイトがとにかく忙しくて、バイトをキチキチに出てたんですよね。
で、深夜バイトだったりとかで、自分のその1ヶ月のスケジュールがまずバイトを入れる。
バイトがない時に会いましょうみたいな感じで、だから1ヶ月前にその月に2回会う日が決まるっていう。
逆に言うとそれ以外は会わない。だからちょっと今から時間できたから会おうみたいな感じでは会わないんですよね。
もうフィックスしてる日に会うみたいな、そんな感じで会うんですけども、さっき言ったようにその浅草デートじゃないんですけども、
なんかあんまり話もしないし、機嫌も悪いし、しかもビールかくらって爆睡して、
なんか嫌な顔して表情で帰っていくっていう、なんかそういう感じでした。
さらにさらに季節がどんどん巡って、さっき言ったメディアに踊らされていたので、
クリスマスが来るってなると、私はクリスマスだ、ワクワクワクみたいな感じだったんですね。
私、誕生日がクリスマスとすごい近いんですよ。クリスマスの翌々日が誕生日だったりするので、
家族からは全部一緒くたにされていて悲しかったんですけれども、
クリスマスと誕生日ってワクワクしてたら、クリスマスなんかやってどうするんだっていうタイプだったんですよね、その人が。
そういうふうにたしなめられちゃったんで、もうシューンとなっちゃって、それ以来クリスマスのことは言えない。
誕生日もなんかやったけれども、なんかどうだったのかな、バレンタインもなんだかっていう感じで、
そういうイベントごとでワクワクしたり盛り上がると、すごいですね、白い目で見られるっていうか、何やってんの、てめえみたいな感じで、
すごいですね、いじめられるというか、いたぶられるというか、下に見られていて、それがすごい悲しくてもうシューンとなって、
そのうちそういう気持ちがですね、どんどんどんどん小さく小さくしぼんでいってしまいました。
あとですね、すんしゃくかんなさんも言ってたんですけれども、ファッション雑誌がモテるための女性選びの媒体だったという話をされていたんですけれども、
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私も当時ですね、いろいろ、オリーブや、そういう雑誌好きだったんですけれども、マガジンハウス系も読んでたし、
あとキャンキャンとかももちろん見てたんですよね。あるときファッション雑誌見てたら、彼氏がですね、パッとそれを見て、
女性人がたくさんモデル、読者モデルから普通のモデルからいっぱい載ってるじゃないですか。
それを見てね、キーってなって、まずなんでそんなもん見てんのっていう感じだったんですね、態度が。
またこの人、イラついてるっていう感じを感じるわけですよ、空気で。
あなたは、私のことですよ、あなたは背が低いし足も短いでしょって言うんですよ。
私がファッション雑誌見てて、それを見つけてきて、いきなりあなたは背が低くて足も短いんだからってそこから始まるっておかしいじゃないですか。
あなたの足はこんななんですよとか言って、私の雑誌のですね、そのモデルのところの足にですね、ボールペンでギュッギュッってですね、短い足をですね、上書きして書き込んだんですよね。
あなたはこんななんだから、このどの洋服も似合いませんよみたいな感じで、めっちゃダメ出しされたんですよ。
別に私ね、自分がこれになりたいとかそういうことじゃなくて、普通に時間があってファッション雑誌見てたっていうだけなのに、どうして急に、しかも付き合ってる相手に、あんたは足が短いんだからとか言って、なんでダメ出しされるんだろうみたいな感じでポカーンとする感じだったんですよね。
そうしたらですね、彼はそれだけでは足りなかったようで、そもそも私のですね、ファッションセンスがダメすぎるって言ってですね、私ですね、高校の時、学校がですね、制服じゃなくて私服だったんですね。
だから色んなですね、高校からずっと蓄積した洋服コレクションがあって、好きな、例えばちょっと古着とかがすごく好きで、501のですね、ディーバイスのGパン、ああいうのが好きだったんですね。
あれをボテッと緩く履くみたいな、ああいうのが大好きだったんですよね。
そういうのもあったし、色々ですね、ファッションの軸が定まってなくて、色んな洋服を持ってたんです。
あなたはファッションセンスがダメすぎるって言って、うちに来てですね、私の持っているクローゼットから洋服を全部出して、自分に何が似合うのかっていうのを一度客観的に見た方がいいですよって。
これもですね、かなり厳しいシチュエーションでしたね。
ニコニコ笑いながら、一緒に好きな似合う洋服をですね、見てみようよみたいな、そういうノリじゃなくて、あなたは全然ダメなんだから、ちゃんと一回チェックしてみろよみたいな感じで、ものすごい上からの感じをですね、受けてました。
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それで服をですね、全部出して、私が部屋に入って着替えて、パシャって彼が三脚まで持ってきてて、パシャってね、カメラで写真を撮ってくれるんですね。
いろんな組み合わせにして、例えば一つのジャケットに対して、ボトムはパンツだったりスカートだったりワンピースみたいな感じで、持っているジャケットとボトムの組み合わせ、あとボトムとブラウスだったりとかトップスの組み合わせ、あらゆるですね、組み合わせを全部写真に撮るから、多分数百枚になったと思うんですよね、その写真が。
それを全部出して、当時は全部現像していたので、それを全部現像して写真にして、結局結論はですね、私はジャケットが割と似合うよねっていう話と、あと短いスカートは絶対に似合わないと、パンツスーツは意外といいねっていう結論を導き出しました。
とにかくですね、その人と付き合いするのは過酷でした。精神的にいつもキリキリキリキリとですね、追い詰められるようなことばっかりで、自分が意図していなくてもどこでですね、こうイラッとさせるかがわからないんですよね。
さっきみたいな雑誌見てると急にガッと来られたりとか、写真を撮るぞって言ってですね、急に写真撮影会が始まったりとか。
で、なんでその人と別れなかったのかって、なかなかそんなね、ふわふわとした、ぽわぽわとしたですね、幸せオーラ満載の恋愛ではなかったんで、どうしてその人と別れなかったのかなと思えばですね、やっぱりそのキャンディーキャンディーでいうところのテユス・G・グランチェスタだったり、ハイカラさんが撮るの狼さん的な、なんかこういうね、引っかかるところがあったんですよね。
なんかこの人に、なんか闇があるというか、なんかこの人がこんなちょっとおかしな言動をするのは、何かしらこの人に、なんだろうな、抱えてる、心に抱えてるものがあるんじゃないかってことがなんかこう感じてたわけですよね。
で、そういうところにグッとこうね、自分のね、こう惹かれてしまう何かがあったんですよね。なかなか言葉ではうまく表現できないんですけれども。
はい、ということで、私はメディアに踊らされる恋愛をやりたかったんだけれども、ついつい付き合ってしまった人がそうじゃなかったので、どんどんどんどんですね、そういう人ではなくて、自分の恋愛も変わっていってしまったっていう話をちょっと今日はしてみました。
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はい、聞いてくださりありがとうございます。
ではまた。