夢と過去の思い出
ネタバレな夢を
好き勝手ばらまいて
おもちゃにしていつまでも遊んでいた
家すいた明日が
一番くだらないと
はしゃぎながら気ままに
生きたあの頃たちが
一度背を向けたら
二度とは戻れない
場所なんだと知ってたら
はるかな夢のひとかけらが
ふいに誰かを傷つけてゆく
臆病な僕たちは
目を閉じて離れた
君にそびれたコートが
ポケットの中にまだ残ってる
指先に触れては感じる
懐かしい痛みが
何かに近づくために歩いたのか
遠ざかるためにただ歩いてくのか
君のこともあれからのことも
間違ってなかったのか
本当はまだ知らない
強がるわけじゃないんだけど
立ち止まっちゃいけない気はしてる
思い出の僕たちを
責める気はないか
君が置いてった言葉だけ
ポケットの中で握りしめた
手のひらに馴染んだ感触は
忘れたくないから
未来への想い
あれから君は
君がさ
どうして
戻れないときに
僕たちは
明日にて