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こんにちは、いわみです。
2月10日の月曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は前置き抜きで、本題から話したいと思います。
話してみたいことは、Podcastや音声配信が、
日本でもアーリーマジョリティのフェーズに入ったんじゃないかっていうね、
そんな話をしてみたいと思います。
これ、アーリーマジョリティってね、
まずこの用語というか、
簡単に説明してみると、イノベーター理論っていうね、
ものがありまして、聞いたことある方は飛ばしていただいてもいいんですけど、
これは製品とかサービスの市場、マーケットの普及率を表したマーケティング理論で、
さっき調べたんですけど、結構古いんですよね。
1962年にスタンフォード大学の教授が提唱して、
簡単に言うと、5段階に普及の段階を分けられるっていう。
最初イノベーターから始まって、
イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード、
パーセントでいくと最初のイノベーターが2.5%、アーリーアダプターが13.5%、
ここまでだから早い、少ない方ですよね。
アーリーマジョリティ、レイトマジョリティで34%ずつで山がドッと盛り上がって、
ラガードで収束するっていう。
これだけ言っても何のことかよく分からないと思うんで、
例えばスマホの普及で例を表すと知らない人にも分かりやすいのかなと思って、
簡単に説明してみると、スマホは今日本でも完全にラガードの、
例えばスマホはいつから始まったかっていうと、
iPhoneが最初に出たのが2007年なんですよね。
Androidも2008年。
当初に2007年、2008年、2009年くらいに触っていた人がイノベーターだとすると、
アーリーアダプターっていうのはその次に来るそうですよね。
2010年前後くらいにスマホを持ち始めた人がアーリーアダプター。
そこからアーリーマジョリティになると2010年代前半、15年とかですかね。
多分僕はこの辺に入るんじゃないかなと思いますけど、
そこからレイトマジョリティで2000年代後半で、
2020年くらいになるともう多分あれですよね。
僕らの親世代も持ってるし、持ってない人もいたけどっていう感じで。
今だとどこに行ってもおじいちゃんおばあちゃんだろうと、
基本的にみんなスマホを持ってるじゃないですか。
柄系っていう人もいるかもしれないけど、スマホの方が増えている。
これをここまで来ると完全にラガードっていうね、最後の段階に入ったっていう。
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だからスマホで見ると最初の2007年くらいから2020年くらいまでで、
多分15年くらいかけて一つのテクノロジーみたいなのが普及していったっていう。
この全体の普及していく長さっていうのは多分物によって違うんで、
スマホの場合は15年から20年くらいだったけど。
ポッドキャスト、今日の本題にしたいポッドキャストですけど、
ポッドキャストの普及率っていうのは、
日本でもなかなか普及する普及するって言われて、
あまり普及してこなかったわけだけど、
ここに来てようやく普及しだしたんじゃないかっていう感じがしたので、
これをさっきのイノベーター理論に当てはめてみると、
アーリーマジョリティ、だから3番目ですよね。
イノベーター、アーリーアダプター、
そこまでだから15%、最初の15%くらいで、
その後の一番大きな山の残り70%くらいの
アーリーマジョリティ、レイトマジョリティの
最初のアーリーマジョリティにようやく入ったんじゃないか。
これデータからですね、
ポッドキャスト普及のフェーズというか段階を見てみると、
ポッドキャストの場合は一番最初に始まったのは
AppleがiTunesにポッドキャスト機能を追加したのが2005年なんですね。
これね、全部チャットGPTに調べてもらったやつなんで、
ちゃんと裏は撮ってないけど、多分大体そのくらいですよね。
最近チャットGPTもそんなに間違わないんで、
裏を撮らずに喋ってますけど、多分合ってます。
それでポッドキャストの最初の普及のフェーズがすごく遅かったと思うんですよ。
だからポッドキャストのアーリーアダプターじゃなくて
イノベーターのフェーズは2005年から2010年くらいが
イノベーターのフェーズで、これでも最初はアメリカのことですね。
日本はちょっとここから5年くらい遅れていると思っていいんですけど、
でも日本でも多分TBSラジオがね、
ポッドキャストを始めたのって、多分このくらいの段階なんですよね。
これもチャットGPT情報ですけど、
ライムスター・ウタマルのウィークエンド・シャッフルが
ポッドキャストを始めたのは2007年頃って書いてあるから、
相当早いですね、TBSラジオは。
確かにイジウイン・ヒカルさんの深夜のバカ時からも
ポッドキャストは切り抜きみたいなのをやってたのは結構早い段階だったんで、
だから日本でもそのイノベーターはいたと。
しかも企業でいたってことですよね。
で、アーリー・アダプター、次のフェーズが、
これがポッドキャストの場合は2010年から2020年くらいで、
ここも10年くらいですね、長い期間があるっていう。
この段階でポッドキャストの場合はね、
何が起こったかっていうと、
一番大きいのは多分あれですよね、
ポッドキャストじゃなくてボイシーとかスタイフとかラジオトークとか、
そういう音声配信メディアが使われ出した、
僕がボイシーとか聞き出したのは多分2017年くらいで、
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自分で配信したのが2019年だったんで、
それくらいの感じですよね。
古典ラジオが始まったのが2018年、
ゆる言語学ラジオが2021年、
そのくらいがアーリー・アダプター。
それでアーリー・マジョリティ、
次の段階、その一番増える、一番ボリュームのある、
大きなゾーンの始まりに入ったのが、
今年くらいなんじゃないかな、
ポッドキャストの普及のフェーズが、
日本でもそろそろ普及しだしたっていうことを、
最近ちょこちょこ言ってるんですけど、
それをこのイノベーター理論で当てはめると、
アーリー・マジョリティに入ったっていうことなんですが、
ちょっと前の、
アーリー・マジョリティが、
ニュースというかデータで見たんですけど、
オトナルっていうニュース配信メディアの、
音声配信の広告とかをやっている企業があって、
そこが調査したデータだと、
特に若い世代でポッドキャストの普及が増えてきて、
確かもう25%くらいが、
何かしらの音声配信とかポッドキャストを、
日常的に使っているっていうので、
この25%っていうのは、
TikTokと同じくらいだっていうことが書いてあったんですよね。
だからそれぐらいには広まってきたっていうね。
あと他にもあるとしたら、
ポッドキャストの人気ランキングとかで、
割とラジオ局の番組が増えていますよね。
ラジオ局の番組というか、
ラジオ局の番組のスピンオフ的なことをやっているのとか、
僕この辺あんまり詳しくないんですけど、
知っているので言うと、
ゲンスーさんがね、
ゲンスーさんってTBSラジオで、
生活踊るって今でもやっていると思うんですけど、
それの関連でポッドキャスト番組をいくつか持っていると思うんですよね。
一つはホリー・ミカさんがやっている、
オーバーザさんですかね。
うちの妻が好きでよく聞いてますけど、
それとか、最近本を買って読んだんですけど、
隣の雑談ってね、
ナオコさんだったかな。
これもラジオでやっている中で、
これはTBSのあれかな。
ただのTBSポッドキャストで、おそらく番組ではないと思うんだけど、
ちょっとこの辺曖昧ですね。
もしかしたら生活は踊るの中のワンコーナーであるのかもしれないです。
多分そうですね。
それが何を意味するのかって言うと、
普通にラジオって大きなボリュームだと思うんですけど、今でも。
そのぐらいのボリュームの人が、
同様にラジコとかでラジオを聞くのと同様に
ポッドキャストも聞いているっていうことになると、
相当認知されてきて、浸透してきたなっていうのが分かると思うんですよ。
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この後どうなっていくのかなってことを考えると、
つまりアーリー・マジョリティからレイト・マジョリティ、
ポッドキャストとか音声配信が日本でもそういうフェーズに入っていくとすると、
何が起こるかって言うと、
もうすでに起こっているかもしれないけど、
移動中とか何かをしながら、
ワイヤレスイヤホンで流れ劇視聴っていうのがもっと広く一般的になって、
スマホでポッドキャストアプリを入れている人が増えたりとか、
YouTubeの流れ劇みたいな感じでポッドキャストがどんどん広まっていくみたいな。
視聴者の全体数が増えていくと広告とかも発展しますから、
さっき言ったオトナルっていうのはポッドキャスト広告の第一人者みたいな会社だと思うんですが、
ポッドキャストの広告って何がいいかっていうと、
ターゲティングがみんなに同じ広告を流すんじゃなくて、
地域とか趣味・趣向に合わせて広告が変えられるっていう特性があるんですよ。
まだ多分日本では本格的に導入されてないと思うけど、
以前テストとかで一部の人だけにこの広告が流れますみたいなのがあった気がしますけど、
例えば四国に住んでいる人は四国のCMが流れるっていう。
これラジオでいうと地方局みたいなもんですよね。
それがだからもっと年齢とか性別とか趣味・趣向に合わせて広告が細分化されるっていう。
ネットを見ていると自分が検索したやつとかが広告現れて気持ち悪いことを聞くってあると思うんですけど、
あれみたいな広告が音声でも出てくるっていう。
それで音声とGoogle広告の違いは、
その広告が聞いている番組のパーソナリティがそのまま喋ったりとか、
ただ機械的じゃない広告が流れることがあるから、
その広告の拒否感が大きくないっていうね。
そういうのは言われてますよね。
それで日本のポッドキャストがアーリーマジョリティに入っているとしますと、
先を行ってるのは多分アメリカとかヨーロッパだと思うんですけど、
特にアメリカですかね、ポッドキャストの場合は。
アメリカだと多分もう半分、5割を普及率超えていて、
もうそれは完全にアーリーマジョリティじゃない、レイトマジョリティの段階だと思うんですけど、
そこからさらにだからラガードってね、
一番スマホみたいな状態にポッドキャストが入るとどうなるのかっていうと、
テレビとかラジオというよりもポッドキャスト聞くよねっていう人が増えるような段階。
それがちょっとあんまり今のところ想像できないけど、
最近のビデオポッドキャスト話題になっていて、
これって言ってみればYouTubeとかテレビみたいなもんだから、
画像アリのポッドキャスト、基本的にこれは対談だと思いますけど、
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でも画像があった方がね、落ち着くというか見やすくなりますよね。
ビデオポッドキャストが熱いっていう話をね。
それで僕はね、この話で何を言いたいのかっていうと、
一個はそのままね、ポッドキャストがだんだん浸透してきましたよねっていうことなんですけど、
もっと広い意味で、大きな意味で言うと、
やっぱりなかなか浸透しないよねって思っていたものも、
いろんなポッドキャストが浸透してきて、
大きな意味で言うと、なかなか浸透しないよねって思っていたものも、
気づくとね、当たり前になっていくもんって割とあるなって思っていて、
それがだから全部その、全部かどうかわかんないけど、
イノベーター理論でね、説明するとわかりやすいなと思ったんですよ。
例えば他に何があるかっていうと、
地方移住とかフリーランスとかね、これを一緒にするのはあるかもしれませんけど、
でもこれもね、ここ10年ぐらいで急になんか浸透してきた感じがするんですよね。
よく言われているのが、10年ぐらい前はね、
地方移住とかフリーランスってバカにされる対象みたいなイメージがありましたよね。
僕が知っているところで言うと、池早さんとかね、早かったと思いますけど、
多分10年ぐらい前ですよね。
その時に結構ニュースになるぐらいとかね、
なぜか知らないけど炎上するようなことがあって、
そこから今10年ぐらい経って、
もう割となんていうか、一般化したとは言えないけど、
でも別に驚く人はいないじゃないですか。
僕も別に田舎に引っ越してきて、田舎でフリーランスやってますって言うけど、
でもそれで驚かれることはないですよ。
ちょっとね、どんなことやってるんですかっていう、
興味深く聞かれることはあっても、
なんだこいつって思われることはね、多分一回もないから、
それはだから浸透しているってことでしょうね。
地方フリーランスがどの段階にあるかって、
ポッドキャストと同じように、
多分アーリーマジョリティーぐらいには入っているなっていう感じはしますよね。
他にもね、電子マネーとか、仮想通貨とかね、
この理論で語れるものはあると思うんですけど、
今から来るものが何かって言うとやっぱりあれですよね、
メタバースとか、AIも結構急に浸透してきた感じがあるから、
これは早いと思うけど、
メタバースはもうちょっとあれですよね、
多分まだアーリーアダプターぐらいの、
もしかしたらまだイノベーター段階かもしれないですけど、
これは多分スマホとかと同じように、
スパンのスペースに入っているかもしれないですね。
スパンの長い分野に入るんじゃないかなと、
まとめるわけではないですけど、
雑感みたいなのを最後に述べてみると、
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サービスが浸透するっていうのは、
言い換えてみると価値観が変容したみたいなことでもあると思うんですけど、
移住とかね、働き方なんてまさに価値観ですけど、
こういう根本的な、昔から人間がやっているようなことっていうのは、
多分変容するのに時間がかかるんですよね。
20年とか30年スパン、もしくはもっと長いスパンでだんだん変わっていくっていうことだと思うんですけど、
テクノロジーみたいなのは、スマホとかスマートウォッチとか電子マネーとか、
そういうのは多分結構早いんですよ。
根本は多分変わらないからですよね。
買い物とかお金を払うっていうのは昔からやっている行為かもしれないけど、
その手段としてのお金の種類っていうのは、
みんなそんなに頓着していないから、便利なものが出てきたら別にあまり気にせず、
安全になったら触るよっていう人が多いっていうことだと思うんですよね。
そう考えてみると、人の価値観っていうのは、
下手したら10年くらいで変わっちゃうっていうことが言えると思うんですよ。
僕はこれがすごく面白いというか、興味深いと思っているんですけど、
例えば今は2025年の今だと全然ありえないこととか、
全く信じられていないことでも、あと10年後くらいになると、
それが当たり前のようにみんなが使っていたりとか、
常識になっていることっていうのは結構あると思うんですよ。
何が今からそれが起こるのかっていうのは分からないけど、
想像がつくのもあるけど、AIとかメタバースとか、
でもまだこれから出てくるもので言うと、まだ全然想像もできないものとか、
思いもよらないものが当たり前になっていくっていうのは、
結構これからも起きると思いますから、
それを何が来るのかなって想像するのも楽しいし、
そこに張ってというか、それで自分の立ち位置が変わるというか、
その立ち位置とかその働き方みたいなのを変えていくみたいなのも、
割と僕は楽しいなと思っていたりします。
人によってはどんどんその価値観が変容していくのが怖いとか、
不安定みたいなネガティブなイメージを持つ方もいるのかもしれないけど、
でも捉え方によってはこれは結構楽しいし、
当たれば楽しい、外れても多分楽しめると思いますけど、
いろいろそういう情報を見ながら想像したりとか、
いろんな人がいろんなことを言っているのを聞いて、
なるほどって思ったりするのは、
僕はそれ自体が考えること自体が楽しいと思う方なので、
この後も世界をウォッチしていきたいと思っています。
今日の話は終わりです。ありがとうございました。
良い一日を過ごしてください。さようなら。