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2020-07-15 14:51

【ひとりディベート】ストレングスファインダーを批判

論理的にしゃべる練習として、1人でディベート(討論)をしてみると良いトレーニングになるんじゃないかと思いつきました。
第一弾として、才能発見ツールの「ストレングスファインダー」を批判してみました。

#ストレングスファインダー #ラベリング
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メタ音声配信ラジオ。この放送は、僕いわみが毎日音声配信をする中で、気づいたことや学んだことを話していくのをメインのコンテンツとして、それ以外には雑談なんかをしていくような、そんな番組です。
今日もよろしくお願いします。
今日は7月15日、水曜日になりました。いかがお過ごしでしょうか。
音声配信コンテンツとは関係ないように思えて、実はつながっているような、そんな話をしてみたいと思います。
それが何かというと、一人しゃべりをする際に話題を絞ったり、自分の主張をクリアにするために、一人でディベートをしてみるというのは、何かいいトレーニングになるんじゃないかと思ったということです。
ディベートというのはですね、ご存知の方多いと思いますけど、討論というふうに訳されますけど、ある一つのテーマに賛成派と反対派で分かれて、それで議論を戦わせることみたいな。
アメリカの授業なんかだと、小学生とかも中学生とかもなんかやるっていうような、聞いたことがあって、僕これはとてもいい教育だなと、その時思ったんですけど。
日本人ってそういうあまり文化がないじゃないですか。なので、それを今更になってですね、それを自分でやってみるみたいなことをしてみようかなと思いました。
もしうまくいきそうだったら、一つのコーナーみたいなものにもできないかなみたいなことを考えていたりします。
それで最初に何をテーマに選ぼうかなと思った時にですね、僕はストレングスファインダーというもので批判してみるということを褒めついたんですね。
ストレングスファインダーというのは性格を分類するというか、性格診断、才能発見ツールなんて言われますけど、基本的にこれは賛成的なですね、肯定的な意見しか僕はあまり聞いたことがないので、これを批判してみようじゃないかと思ったわけです。
それで僕自身の実際の意見としては、ストレングスファインダーに別に賛成でも反対でもないというか、僕も一回やったことがありますし、なかなか有用ではあるなとは思いますけど、そこをあえてですね、いわは言語ゲームとして反対派、否定派の意見を並べてみるみたいなですね。
これをやることに意味みたいのはですね、また別の話でしてみたいなと思うんですが、とりあえずそういうことをやってみたいと思います。
もしご興味がある方いたらですね、最後までお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。
それでですね、僕はこのストレングスファインダーという才能発見ツールに批判的な意見を持っているわけですけど、それはなぜ批判的なのかというと、理由は3つありまして、
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1つはですね、そもそも信憑性、その人の才能をですね、34の指筆で分類するということが果たして可能なのかということと、それが当たっているのかみたいな信憑性と、
2つ目にですね、それを、何て言うんですかね、否定化してしまうことによって、本来その人が持てたはずの才能を潰してしまうんではないかというですね、逆の可能性があると思うということ。
あと3つ目はですね、これは商業的になりすぎているというか、簡単に言うと値段が高いということです。この3つから僕はストレングスファインダーを否定してみようと思います。
まず1つ目の、そもそものこのテストの信頼性というところなんですけど、割とですね、項目がどちらとでも取れるような項目が結構あるなと僕は思っていて、
例えばストレングスファインダーの中の指筆の1つに回復思考というのがあります。回復思考というのは現状を回復することを割と思考するような、ちょっと今手元に資料がないのでちょっと曖昧な感じにはなりますけど、そういう思考とかですね。
あとは運命思考とかですね。これは簡単に運命みたいなものを信じて、それに基づいて行動するということだと思うんですけど、これもですね、言われてみたらそういう面もあるかもしれないけどという、割と漠然とした傾向な気がするんですよね。
これに1つのラベルみたいなのを与えて、あなたはこういう傾向が強いですっていうことにですね、果たしてどれほどの意味があるのか。もしそのある程度の信憑性があるとしても、それをですね、ラベリングしてその人につけることに、その人の人生にどれほどの効果があるのかっていうのはですね、割と僕は疑いがあるなと思っています。
あとこれは2つ目のことにも通じる話なんですけど、そのラベリングをしたことでですね、かえってその人を引っ張られてですね、そのラベリングに引っ張られてその人を色眼鏡で見てしまうっていうことがあるんじゃないかみたいなこともあるんですよね。
自分の特性みたいなのをあまり意識していなかった人がこのストレングスファインダーを受けることで、あ、私は例えば何だろう、戦略志向がある人なんだって思うとですね、戦略的な志向っていうのは多分誰しも多かれ少なかれ持っていて、その中であなたは戦略志向が1位ですって言われたらですね、私はそういう人間なんだと思ったりですね、周りの人もこの人は戦略的な人間なんだと思ってですね。
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要はそれ、後からついたラベルに、先についたラベルに後からですね、その人が合わせてしまうみたいなことが割と起こりがちなんじゃないかなというふうに思っています。
あとはネットなんかでですね、このストレングスファインダーと調べて評判みたいなのをちょっと見てみたことがあるんですけど、大体みんなですね、なんか当たってる気がするみたいなですね、すごい言い当てられたみたいなことを言ってる人が多いんですけど、
それって別に何も発見してないですよね、多分。ただ再確認したというか、私はこういう傾向があるんだって。
学習欲が強い人だったら、私は新しいことを学ぶのは好きだっていうことをですね、なんとなくわかっていたことを後からですね、ただそれをラベリングをつけてもらって、権威づけしたみたいなんですね。
そういうことでですね、それって別に才能を発見してはいないなという、そういう意味でもあまり信憑性はないんじゃないかというふうに僕は考えています。
それで2つ目なんですが、2つ目の理由は、僕がストレングスファインダーに否定する理由は、そのラベリングによってですね、後から人が引っ張られて、それに合わせてしまう危険性があるっていうですね。
これさっきもちょっと言いましたけど、そういう部分がですね、人の性格とか思考っていうのは結構曖昧というか、それほど一本筋が通ったものではないと思うんですよね。
人にもよると思いますけど、それをですね、1位から34位まで結構ずらっと並べてですね、あなたはこれが、この特質が優れていますみたいなことを言われると、大抵の人は、ああそうなのかなって思っちゃうと思うんですよね。
僕自身の例で言うと、僕も自分の1位から5位まで押してるんですけど、確か僕の1位はですね、学習欲という資質だったんですね。
何か新しいことを学ぶ、それによって何を成すかというよりは、学ぶこと自体がですね、自体に喜びを見出すみたいなことを書いてあって、
僕はそれを知ったときはですね、ああなるほど、それは当たっているかもしれないなと、自分はそういう人間かもしれないなと思っていたんですけど、
でもよくよく考えてみるとですね、僕は学習すること自体に価値を置いているというよりも、そこから自分をですね、何を得られるかというですね、広げてその結果に興味があるというか、
結果を重視して日々考えて行動しているんですよね。
そう考えるとやっぱり僕は別に学習欲というものは特に優れているわけじゃないみたいなんですね。
僕はそうやって自分で思ったというか、気づけたからよかったんですけど、
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これをですね、気づかずにそのまま思考停止で受け入れちゃっている人は割といるんじゃないかなと思って、そういう意味でも危険なことはあると思うんですよね。
例えばネット上で見かけた人なんですけど、私は着想持ちなので、これとこういうことを思いつくんですみたいなことですね。
すごいなんか言っている人はいたんですよね。
多分その人にとっては私は着想というその、資質の中の一つに着想というですね、新しいアイディアを閃くというか、
例えば2つの全く関係ないことをつなぎ合わせたりとか、そういう資質があるんですが、
着想が上位に来るってことを知ったことによって、私はそれが得意なんだって思ってですね、
私は着想持ちなのでこういうことを思いつくんですっていうことを言っている人はいたんですけど、
僕から見てみるとですね、別にそれは特に着想的なアイディアではないと思うみたいなことはね、結構あるんですよね。
何ていうか、事実を歪めてしまうというか、自己認識を歪めてしまうみたいなことがあって、
そういう意味でもですね、34個の資質というラベリングを貼るのは、特に才能を発見するという意味には効果はないんじゃないかと思っています。
それで最後に3つ目なんですけど、商売的にですね、これ確かギャロップ社みたいなアメリカの会社が運営しているツールなんですけど、
日本でも日本語のテストが受けられて、受けたことある方はわかると思いますけど、
方法が2通りあって、ストレングスパインダーという本をですね、才能を発見しようみたいなタイトルの本を買って、それについているコードがあるんですよね。
そのコードをネット上で入力すると1回だけテストが受けられるっていう。
その本が確か2,000円いくら、2,000円今3,400円したと思うんですけど、それを買って1回だけ受けられるっていう。
これもちょっと高いなと思うけど、170何問あるテストですから、それなりに手間がかかっていると思うので、いいと思います。
僕が言いたいのは、その2,000円いくら払ってですね、テストを受けてわかることはですね、その34個ある資質の中の上位5個の資質だけなんですよね。
残りの6位から34位はですね、後でまた追加料金を払わないと見られないというシステムになっています。
その追加料金は確かですね、いくらだったか、すいません、今調べました。
残りの6位から34位を知るのには4,680円かかります。
なんかこのやり口、何かに似てるなと僕は思ったんですけど、これはストリップだなと僕は思ったんですよね。
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つまり、お客さんもう1枚脱いでほしいんだったら追加料金を払ってくださいってですね。
僕は別にストリップを見たことないんですけど、なんかそういうですね、いかがわしさというかいやらしさを感じるなと思ったんですよね。
なんかあれですよね、気持ちが悪いなと思ったんですね。
このストレングスファインダーにはですね、その検定みたいな、その有料で講習を受けて、それを講習できる資格みたいなのが存在しているらしいんですけど、
そういう人たちが何か書いてあるのを僕は読んだことがあって、それによるとですね、最初は5個知っておけば、上位5個を知っておけば十分ですと。
それで何年かしてそれが自分に定着してきたら、改めてお金を払うか、もう一度テストを受けて残りの34位までを調べてみましょうみたいな、そういうことを言う人が何人かいるんですよね。
でもそれってどうなのかなと、ちょっとここはあまり理論的な反論にはならないんですけど、なんとなく感覚的にですね、商売系を感じてしまうなと。
別に商売することはいいんですけど、それをですね、人が知りたいという欲にですね、大事な部分を隠してですね、さらにお金をむしり取ろうとしているみたいな、そういうことを僕は感じてしまったという話でした。
だいぶ長くなってしまいました。
ちょっと二部構成みたいなことになったので、15分くらいかかってしまいましたが、最後にまとめてみますと、僕はこのストレングスファイナーと呼ばれる才能発見ツールを批判的にですね、思っているのは3つ理由があって、
1つが、そもそもの検査というか審査の信憑性に疑いがあるから。
2つ目は、ラベリングしたことによって人が引っ張られて、本来発揮できたはずの才能を発揮できない危険性があるから。
3つ目として、商売根性というか、後からお金を追加料金というのはいかがなものかという、その3つの論点から僕はストレングスファイナーというものは特に有効ではないと考えているという話をさせてもらいました。
ずいぶん長くなりましたが、最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それでは、さようなら、また。
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