名倉 勝
西口 尚宏
茂木敏充
南 知果
南 知果
意外ととしみつと呼ばれていらっしゃる。面白いですね。ありがとうございます。
では、名倉さん、よろしくお願いします。
名倉 勝
皆さま、初めましての方もたくさんいらっしゃると思うんですが、CICの名倉と申します。
私、普段はCIC東京という日本で一番大きなイノベーションセンター、そこに300社以上スタートアップを中心に集まっているんですけど、
そこの運営をやっているほか、様々なスタートアップ支援プログラムだとか、スタートアップエコシステムを形成するようなプログラムを運営させていただいて、
特にディープテック分野だとか、グローバルに展開するスタートアップの成長支援なんかをやっています。
それと共に、今日少しデータを出させていただくんですが、スタートアップエコシステム協会という一般社団法人をやっておりまして、
この一般社団法人、いわゆるスタートアップの支援者とかスタートアップに携わる方がたくさん集まった会なんですけど、
そこで、例えばこういった調査だとか、様々なスタートアップに巻き込む人を増やしていこうとか、そういったことをやらせていただいております。
いずれにせよ、最近特にこのスタートアップ界は盛り上がってきてはいます。
その一方で、どれだけ成長するスタートアップを出せるのか、スタートアップがどれだけ成功できるのかというところは、ちゃんと議論していかなければいけないところだと思いますので、
今日議論するのを楽しみにしていました。
皆様どうぞよろしくお願いします。
南 知果
よろしくお願いします。
では、スタートアップゲームオブジャパン代表取締役西口さん、よろしくお願いします。
西口 尚宏
はい、おはようございます。こんにちは。
私は2009年に産業革新機構、INCJの設立メンバーとして機構に加わって以来、
足掛け15年、大企業からのイノベーション創造、そしてスタートアップエコシステムの構築及びその成熟に一心に取り組んでまいりました。
このスタートアップゲノム社というのは、約12年前にスタートアップエコシステムの成功要因をデータで分析しようということで始まったプロジェクトが今会社になり、
かつ今はそれ以外にグローバルアントリプレイナーシップネットワークというワシントンDCにベースのある組織の日本の代表もしています。
今日は非常に豊かなメンバーなので、ここで楽しく会話ができればなと思って非常に楽しみにしてまいりました。
よろしくお願いします。
南 知果
よろしくお願いします。
モテキさんどうですか、このIVSいらっしゃって雰囲気。
茂木敏充
すごく活気ありますね。隣ではライブもやっているようでありますし、後ろ見るとグリーンとかイエローとかいろんなコーナーがあるということで、私も楽しみです本当に。
南 知果
よろしくお願いします。このセッションではまさにスタートアップすごく今盛り上がっていますが、
このエコシステム全体をもっとパワーアップしてレベルアップして競争力を上げていくためにはどうすればよいのかということを議論していければというふうに思っています。
冒頭西口さんの方からグローバルスタートアップエコシステムレポートというものが最近出ているかと思いますので、そちらについてご紹介いただきます。
よろしくお願いします。
西口 尚宏
では早速ですが中身に入っていきたいと思います。
先ほど申しました通りグローバルスタートアップエコシステムレポート通常GSERと読みますが、これは毎年6月頃に主に欧州の大きなテックイベントで大々的に発表しているものです。
これはスタートアップゲノム社とJENグローバルアントレプリナーシブネットワークが共同で出版しているという内容になります。
早速ですがどんどん中身に入っていきたいと思います。
ありがとうございます。
ちょっと確認です。
なぜ私たちがこのようなことをしているのかですが、スタートアップエコシステムというのは決して例えばシリコンバレーだけ、あるいはボストンだけのものではなくて、
世界各国で各都市でエコシステムが発展して成熟することが実は人間の文明のためにはプラスであるという信念に基づいて、地球丸ごとを見ながら活動しているというのが私たちの特徴です。
どのぐらい地球丸ごとでやっているかというと、
7大陸の中央もしくは地方政府の皆さん、あるいは世界各国の公的民間のイノベーション推進機関といわゆるナレッジネットワーク、非常に強固で相互交流のあるナレッジネットワークを地球丸ごと築き上げています。
その結果各国の方々と交流するのは当たり前、お互いの知恵を交換するのも当たり前、なぜならばエコシステムというのは一人勝ちの世界ではないんですね。
みんなで勝たないと文明は発展しない。
であるがゆえにどんどんと地球丸ごと巻き込んでエコシステムを発展させようじゃないか。
これが私たちの基本的なミッションであり価値観です。
このスタートアップエコシステムのレポートですが、こちらのQRコードを見ていただくと自由にダウンロードできるようになっています。
ちょうど6月10日のロンドンテックウィーク、そのおととしはアムセルダムのウェブサミットで出したわけですけれども、この中身をこれからどんどんと解説したいと思います。
ちなみにこれ400ページぐらいある非常に詳細なレポートなので、これの解説を真面目にやると4時間かかります。
でも今日は10分ですので、10分でどうしても皆さんにお伝えしたいことだけお伝えする。
そんなやり方でいきたいと思います。
まずエコシステムの定義なんですが、私たちは半径100キロ以内の地域都市をエコシステムと呼んでいます。
つまり日本のエコシステムじゃなくて、東京のエコシステム、京都のエコシステム、大阪のエコシステムというように都市にエコシステムが、都市別のエコシステムが基本構成であるというのが考えです。
というのは都市に人が集まるからなんですね。
そういう意味ではどういう都市が世界のランキング上にあるかというと、詳細はこの後お話ししますが、当然なことがシリコンバレーを最初としてニューヨーク、ロンドン等々とつながります。
そしてこの各2020年からのエコシステムの皆さんの変化を次にお見せしたいと思います。
ちょっと細かいですけど見やすくなりますか?
大丈夫ですね。
実はまずトップ20を4グループに分かれます。
まずダントツに先頭走っているのが先頭集団、シリコンバレー、ニューヨーク、ロンドン。
これは2020年から一切立ち位置が変わらず、何の上下もなく独走状況になっています。
その次にテルアビブ、ロス、ポストなどが若干の上下をしながらも追いついている、追いつこうと必死で頑張っているということですね。
その後にアジアの5都市がそれを追いかける形です。
つまりシンガポール、北京、ソウル、東京、上海と続きます。
実はアジアの各国の首都クラスは非常にエコシステムとして発展してきているというのがここから見て取れます。
その後はアメリカとヨーロッパの各都市がそれぞれ追いかけているというふうに、
トップ20だけでも4種類の人たちがいるということですね。
今日は東京に焦点を当てていきたいのですが、ちょっと見にくいですけれども、
今年は昨年の15位から10位まで一挙に急上昇しました。
しかしその前も急上昇しまた下がった時期があります。
まず今年なぜ急上昇したか。
これは5000万ドル以上のエグゼット、大体日本円で80億ちょい、今の為替での数が過去2年半で37件を超えたということです。
つまりエグゼットの量がエコシステムの競争力に直結するという考え方です。
実は2020年から2021年もドーンとエグゼットが上がったのですが、
その後若干成果が出ない時期が続いてドーンと毎年下がり、
過去2年半の蓄積が十分評価するに値するという結論になって、今回はその点が大いに評価されたという考え方です。
ではこの全体のエコシステムの分析、要は競争力の分析をどういう尺度でしているかということをお伝えします。
茂木敏充
何か鳴っちゃったりとかすごいですね。
西口 尚宏
5つの尺度で見ています。
詳細については実はこのレポートの290ページ以降にそれぞれの詳細内容が書いていますので、ここでは概略だけお伝えします。
まず5つあります。
1つパフォーマンス、これはエコシステムの価値とかエグゼットの状況を見ています。
これに全体の30%を見ています。
西口 尚宏
次にファンディング、これはアーリーステージからレーターステージにかけるファンディングのアベラビリティを見ています。
次にタレント、それから約20個分。
ここまででパフォーマンスとファンディングで全体の5割の比重を占めているという考え方です。
この考え方というのは実は過去12年間にわたって様々な分析をする中で、これが最適ミックスであるという結論に達したという内容です。
次にタレントとエキスペリエンスですが、これはまさに投資家の皆様及びスタートアップの皆様がどのぐらいの経験値積んできているのかというのを見ておりまして、
さらにマーケットリーチ、これはグローバルマーケットへのリーチと、あと海外からのリーチ、そしてその他いろいろ織り込んでいます。
そして最後ナレッジ、これは主にパテントを中心とする蓄積を表しています。
ということで繰り返しますが、こういう全体としては重きを置いているのはパフォーマンスとファンディングということになります。
こうしてみますと、今のこういうものが毎年どういうふうに上下するか、かつ実は単年ではなくて2年半の蓄積によって数字を見ていますので、
どのようなエコシステム要素が蓄積が上がっていくか、単年で一気一流するというよりはどういう蓄積をエコシステムの実力として蓄えているかというのが実はポイントになるわけです。
そういう意味ではまだ日本は率直に言って安定していないです。
上がったり下がったりするということはまだ実力が安定せずに一生懸命頑張っている。
そして時としていい成果が出る。
しかしそれはトップ3とは違ってかなり激しい上下を繰り返す段階であるというのが大事なメッセージです。
ではこれを受けましてトップ3と東京の違いは何かを見てみましょう。
今ご説明しました5つの座標軸でシリコンバレー、ニューヨーク、ロンドンがどういう得点か。
ちなみにこの分析は1点から10点までという形で総合分析して点数を出していますのでこれは実は6点を真ん中に置いて分かりやすく差が出やすいようにグラフを作ってあります。
こうしてみると実は京都の地で東京の話をするのも若干気が引けるんですけどもお許しください。
東京は実はナレッジ、パテント等についてはなんとシリコンバレーやニューヨークを抜いてロンドンと同一です。
つまりむっちゃ地材がある国であるということがもう統計上明確になっています。
しかし残念ながらトップ3の都市に比べるとパフォーマンスとファンディングはかなり劣後しているということです。
パフォーマンスというのはまさにスタートアップの皆さんのエグゼットの量であったり金額をそれぞれを総合的に計算しているわけですが、
南 知果
これあとはパネルディスカッションで皆さんとぜひつかまりをしていきたいと思います。
ありがとうございます。長大なレポートをまとめていただいてありがとうございます。
名倉さんからもエコシステムに関するアンケート調査をされているかと思いますのでその結果をちょっと共有いただきます。
名倉 勝
はいスライドの方出てきますかね。
こちらですねスタートアップエコシステム協会この私のこのここに立ってるCICじゃなくスタートアップエコシステム協会として行った調査がございますのでそれを簡単に報告させていただきます。
こちらですねまだ未公開のものです。
今回初めて公表いたしますので皆さんぜひご覧ください。
このスタートアップエコシステム調査ですねあの現在のスタートアップエコシステムはどんなものなのかっていうのをもう完全にあのアンケートベースで聞きました。
なのであのスタートアップゲノムさんの調査が比較的枕な視点から国際的な視点からやっているところこちらはですね日本のスタートアップに実際生の行為を聞くでかつスタートアップ以外の関係者からも聞いてくるということでやりました。
あの回答者の構成はこのような形でスタートアップが58%それ以外にVCアクセラーだとか大手企業そういった方々がご回答いただいています。
で特に今回ですねスタートアップの声のところをご紹介しようと思いますでその前提なんですけど今回ご回答いただいたスタートアップの方々のステージはこんな感じです。
プレシートの方シード調達後の方が比較的多いです。
その後シリーズA調達後シリーズB調達後そしてエクジット後このエクジット後の方ってのはまあそもそも比較的少ないのでこれぐらいの回答数になっております。
あとちょっと面白いのが資金調達はそもそも行いませんというスタートアップもいらっしゃいました。
でこちらが面白いデータその1です。
でこちらスタートアップの皆さんに成長にあたりどのような課題がありますか3つ答えてくださいっていう風に答えてもらったところです。
皆さんこれ見てどう思われますか。
一番多いのが資金調達18.1%その次に営業大変です14.2%そして組織構築大変です14%事業提携13.8%続いて採用研究開発海外展開マーケティングっていう風に続いてます。
こちらスタートアップの皆さんの実感値からしてどうでしょうか。
ただ多分ここから1つわかるのがスタートアップの直面する問題って本当に多様ということですね。
これをステージ別に分析してみるとまた大変面白くてですねこれも初公開のデータですよ皆さん。
まず会社設立直前からプレシードのところはやっぱり資金調達困ってるよっていうところが多い。
その傾向はシード調達後もほとんど一緒です。
ただシリーズA調達後から資金調達困ってるよっていうところはだいぶ減ってきます。
その一方で例えば組織構築大変ですっていうのがシリーズA調達後から急にきます。
もう一つ面白いのが海外展開この右から3つ目の海外展開がシリーズB調達後で急に大きくなってくるんですよね。
つまりこれ何意味してるかというと最初海外展開あんまり意識せず海外展開困んないよっていう風なスタートアップがどんどん成長を期してきて
シリーズBまで来ると急にあれ海外展開どうしようという風に困るということが一つ分かるということです。
こういったデータ出てます。
もう一つ聞いて面白かったのが政府や自治体のスタートアップ支援のうち自社の成長に一番貢献したものは何ですかっていうところです。
これご覧の通りのデータになってます。
一番多いのは政府系経由機関を通じたUC。
あとは政府や自治体の支援を活用していない研究開発事業ですね。
こちらNEDとかAMEDさんの授業かなと思います。
あとは公的なアクセラプログラムこんな風に来ています。
これ最初にそもそもお示ししました通りシード機のスタートアップが非常に多いのでお金困ってるというスタートアップが非常に多かったです。
それでこの信用機関を通じたUCというのが出てたんですけど
それ以外にも様々な政府の支援が少しずつ効いてきてるということが少し分かるかなと思います。
この辺りですねより深掘りしたものをまた今後公表していく予定ですのでぜひちょっとまた議論させていただければと思います。
名倉 勝
私からは以上です。
南 知果
はいありがとうございます。
では茂木幹事長今までのこの2人の発表を聞かれて
今茂木さんとしては日本のこのスタートアップのエコシステムの状況どういう風にご覧になってますか。
茂木敏充
はいあの今ですね西口さん名倉さんの方から
日本のスタートアップファンディングは問題だ資金調達は課題だこういう話があったんですけど
この話また後でするとしてですねせっかく京都に来たんで京都にいいことも言わなくちゃと思ってるんですけど
あの地元の京都銀行銀行の中ではかなりですねベンチャーとかスタートアップ応援をしてまして
こっちにある任天堂まだこんな大きな会社になる前にですね
相当そのなんていうか融資をしたり株式を買ったりして結構いい銀行なんですよ
それはともかくとして東京の順位5位上がったということなんですけど
まだあの私は日本のスタートアップまだまだ十分じゃないなこんな風に感じています
例えばアメリカと日本でですねこの20年トップ10に入るような企業顔ぶれを比較してみるとですね
アメリカはアマゾンとかアップルとかテスラーとか20年前はなかった
もしくはスタートアップだった企業6社がですねトップ10に入ってるんですよ
ところが日本の場合は残念ながらですねこの20年トップ10に入る企業の顔ぶれほとんど変わっていない
それだけ新しい企業が成長していない
もしくは経済の新陳代謝が進んでいないということなんだと思っています
じゃあなんでこんなに差がついてしまったのかここまで差がついてしまったのか
あの一番の理由はですね日本では失敗を恐れずにチャレンジをする
こういうですね社会意識がまだ十分に育ってないんじゃないかなこんな風に考えてもしてですね
もっとチャレンジできるそれが評価できる社会
そして一度失敗してもですね再挑戦できるような社会を作っていくということが重要だと思っています
一方で日本の予算お金はあります
例えば個人の金融資産2200兆円あるんですよ
2200兆円と言いますと国家予算のですね20倍になるお金がある
それから今回のですねIBSに集まっているような様々な人材これが存在するというのも日本の強みだと思います
そしてもう一つ日本今少子高齢化様々な課題に直面している
言ってみると課題先進国でありましてこの課題を解決していく
AIをはじめとしてディープテックを使う
この課題解決というのがですねスタートアップを成長させる大きな要因にもなってくるんじゃないかな
こんな風に考えているところであります
昨日はですね我が党の平さんさらには小林文明さんこのですね登壇をしてくれたようなんですけれど
今回のIBS我が党の議員7名がですね参加をさせていただいてます
数だけで言うんじゃないんですけれど自民党が一番多いということでありまして
スタートアップ育成5カ年計画これからも加速をしてですね
しっかり皆さんの活動サポートをしていきたい応援をしていきたいと思っています
南 知果
ありがとうございます
そういえば私自己紹介忘れてたような気がしてるんですけど
経済産業省でスタートアップ政策を担当しています
みなみと申します
まさに5カ年計画ができてから
本当に経済産業省ってずっとベンチャー支援とかやってきたと思うんですけれども
経済産業省以外の各省政府一丸となって
みんなでスタートアップを育成できる環境を作り上げようということで
いろいろと頑張っているところです
名倉さんも国の政策いろいろ関与いただいたりとか
見ていらっしゃるところいろいろあると思うんですけれども
直近の政府の活動についてどう思われていらっしゃいますか
名倉 勝
ありがとうございます
政府の活動最近すごいんですよね
それは国レベルの政府もあれば
東京都をはじめとした実際レベルの政策もあって
多くの高テク試験が最近スタートアップに流れてはいます
ただ本当に我々はお金を流すとか
政策をどんどん進めるだけじゃなくて
結果を出さなくてはいけない
その結果とは何かっていうのは
結局成長するスタートアップです
その成長するスタートアップの成長の定義なんですけど
結局先ほどモデリー幹事長がおっしゃられた通り
どれだけ大きなビジネスになるのか
どれだけ大きな企業になるのかが一つ重要です
そこで一番ポイントになってくるのが
グローバルに勝てるのかどうかというところです
これまで日本って国内で成長するスタートアップって
結構出てきたかと思います
その一方でユニコーンレベルになるスタートアップ
あるいは海外でも成功するスタートアップ
これは情報でも構いません
そういったところがどれだけ出てきているかという課題を
我々は取り直さなくてはいけない
最近政府の施策で
グローバルに送り出す施策というのは
増えてきてはいるんですけど
送り出すことだけではなくて
グローバルで成功させるところまで
しっかりやらなくてはいけないかなと思っています
現状ですね
日本のスタートアップについて海外の投資家から
声を聞くと
日本のスタートアップ何がいるの?みたいに
聞かれている状況なんですよね
そういった意味で日本のスタートアップがどんなものがいるか
というのはあまり知られていないような状況になっています
そういった意味で割と
国としてこんなスタートアップがいるぞ
というところを
戦略的に広報していくことも必要かなと思います
そういった意味で
しっかりと日本のスタートアップが海外で成長していく
成功していくような支援というのを