1984と南宗羽富発見伝
はい、じゃあイタラジやっていきたいと思います。 まあ今日はテーマとかないんですけども、
近況とかをね、 ちょっと話していけたらと思います。
最近はですね、1984、相変わらず読んでおります。
今らかにハルキさんの1984を読んでいます。 これと並行してですね、いろいろ
1984だけじゃなくて、1キロいろいろ読んでいるんですけど、 南宗羽富発見伝、これもね、やっぱり読んでいます。
これ、並行読書ってのは面白いですね。なんかいろいろ発見があってね。
1984と 南宗羽富発見伝っていうのはなんか
結構シンクロしてるんじゃないか、ところがあるんじゃないかっていう。 あるいはね、反転してるところがあるんじゃないかっていうことを
ちょっと思いましたね。 簡単に言えば1984というのは、いかにモラルに固定されない、
ドグマ的なものに固定されないように、
穏便なモラルを守っていけるかっていうところに 焦点が当てられていると思うんですけど、
南宗羽富発見伝っていうのは、やっぱりそこの
逆にね、モラルの化け物みたいなね、道徳の化け物みたいなことを揶揄されるような、
壮志豊勇からね、発見師というのが出てきて活躍するみたいな。 やっぱりもういろんな儒教とか、
仏教とか神道とかいろんな要素が入ってますけど、そういう道徳的なものがあるっていう。 まあでもそうじゃないっていう、そういうものをね、
描きたいんじゃないんだって、もっと 暗示するようなものね。
インビなものがあるんだっていうものが、 意見もあるんですけど、
とにかくそういう対照的な話なんですね。
でもなんかやっぱり千葉県が舞台になって一つになってたり、 いろいろと、
犬とか猫とかね、いろいろ共通する要素が出てきたりして、面白い、
面白い対照的な話なんだなーっていうのは ありますね、やはり読んでいて。
要はベストセラー本ですからね。日本でこう ベストセラーになるのは、漫画とかでもね、結構発見伝とか種本になってるみたいですけど、
日本でとか世界でもね、受けてると思うんですけど、 そういうのはね、なんか、
なんかの法則があるんだっていうのは、それ言っちゃったらね、結構 世界中のベストセラー本だの、ベストセラーじゃない本だの、共通とかあるんだって言えちゃうんですけど、
まあね、そういうこう、 モラルの問題というかね、そういうことが結構入ってるんじゃないかなぁと思っております。
大犬座博とドン・キホーテ
でですね、 あとやっぱ大犬座博、大犬座博を読んでます。
やっぱりこの大犬座博をね、 前結構2作ぐらいまともに読み直したのとかね、読んだんですけど、
結構面白い作家なんで、 今ね、憂い顔の童子とかね、さよなら私の本よとか抵抗して読んでますけど、
これもね、あの面白い、ドン・キホーテとかが種本になってるんで、 非常にメタフィクション的なね、批評的な話で。
物語性もね、かなりあるんで、 なかなか、
そういうのが好きな人は楽しめると思います。 私も楽しんで読んでいます。 文脈がね、ちょっと複雑なんで、
結構初め、あまりそこ分かんないと、 面白いとか面白くない以前に分かんないっていう人もいるかも分からないですけど、
でもまあ、結構ね、面白いと思います。 そういうのが分かると面白い話だと思います。
ぜひ、 ドン・キホーテとか好きな人にぜひ読んでみてください。
で、ドン・キホーテもね、やっぱり採読してますけど、 やっぱりこれが一番面白いですよね。
やっぱりこれが、文学としては最高傑作。 今のところ、今のところというか、永遠の最高傑作ですね。
まあ、これはドン・キホーテっていうのは、 もう狂気の物語っていうか、これ以上ない狂気が発散されている、
収束されている物語なので、これはぜひ一生に一度は読んでいくと面白いと思います。 私も2週目なんですけど、
これはパラパラめくっても面白いし、ポストモダン的なところもあるので、 これはぜひ読んでみて、
それからいろんな他の話を読むとね、 いかにこの作品が
異常なのかっていうのが分かると思います。 非常にね、
あの、 アヴァンギャルドな、ラディカルな話なんで、
私は大好きです。 結構、まあ普通の物語として読んでもね、多分面白いし、
反物語としても面白いし、 そういう
ヤバさがあります。ぜひ読んでみてください。 あとはですね、読んでいるのは、
えっと、 まあこれぐらいですかね。これぐらいなんですけど、
ぜひこんな感じでね、 あの
みなさんもね、いろいろ読んでみて、 並行でも一つの本に
集中するのがいいですけど、読んでみてね、 ゆっくりと読書を楽しんでください。
読書の冬ということでね、 楽しんでみてください。
では、ここら辺で終わりにします。 お疲れ様でした。