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2016-07-01

Q.5 DV家庭で育ちました

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親に愛されなかったのは自分が悪いと責めてきました。無理に恋愛しても苦痛でした。
しかし、友人から父は悪い人ではなく人との接し方が下手なだけ、愛されなかったのではなく愛し方を知らなかっただけと言ってくれ、私が悪くなかったのだ気付けました。
これからどのような恋愛をしていけば良いのでしょうか。


00:07
こんにちは、早川洋平です。石田衣良ポッドキャスト。
今日はですね、第5回にして、早くも言えぬパチパチがあったということですね。
実は今日公開収録ということで。
そうですね、満杯です。
満杯です。ここ横浜某所なんですけども、今日は早速公開収録でいきたいと思います。
はい、お願いします。
今回第5回ということでですね、30代の女性からいただいています。
私はDV家庭で育ちました。
親。
親を持っていたのに、父が悪い人じゃなく良かった。
愛されなかったのは私が悪いわけじゃないんだと、父を恨んでいないこと、自分を責める必要がないことに気づき、
それと同時にずっと自分を責めて生きてきたので、自分が分からなくなり、
そしてこの先どう恋愛をしていけばいいのか、分かりませんということです。
これ、1段目からこんな思いがくるんですね。
はい。
ちなみにこの人いくつですか?
31歳ですね。
31か。
でも、僕は実は昔やっていたNHKの福祉番組で、
こういうDVとか、家庭内暴力だけでなく、
家庭内性的な虐待みたいなものに関する人たちとも話をしたことがあるんですよ。
でも、この人の場合は、当然すごく大変だとは思うんですけれど、
そのひどいものの中で比べると、かなり良い方ですね。
良い方。
はい。
もちろん、男性と付き合いをする上で、かなり辛かったとは思うんですけれど、
こうやって、今31歳。
そうすると、急には変わらないですけれど、だんだんと男性との接し方というのが変わってきます。
なので、今のまま無理をせずですね、
お父さんも辛かった、あの人もかわいそう、
でも自分を責める必要もないし、あの人を憎む必要もないんだと思いながら、
普通に付き合っていけば、だんだんと切り替わってきますよ。
それと、人間って、特に男の人って面白いもので、
特にね、ちょっと頭が良くてひねける、
受け入れている人って、ここの会場に来ている男性は多分そういう人多いと思うんですけれど、
病んだ女の人の話をいっぱい聞いて、その人を分かって受け入れてあげた上で付き合いたいという変わった奴がいっぱいいるんですよ。
なので、今のこの話を、ちょっとこの人はセンスがいいなとか、話が合いそうだなという人にしてみたらどうですか。
これを言った上で、付き合おうと言って寄ってきてくれる人は、かなり物の分かった人なので、
03:02
そういう人と選んで付き合うと、
いいと思いますね。
その辺をどうやって探すんですかね。
いや、普段でもご飯とか食べに行って、なんか飲み会でも話が合うなって人を選んで、
じゃあ今度ちょっと2人で食事でも行きましょうよと言って、
雰囲気良ければ夜になったらそんな話をするっていうのは全然いいと思いますけどね。
まあでもそういう意味ではね、質問をいただいてますけど、
そんなに心配することないとは軽々しか言えないですけど、
でもこの人は多分大丈夫だと思います。
大丈夫。
はい。
僕が見たら本当に一番ひどい人はもうすぐに死にそうだったので、
その場にいた精神科の人も、
今日このまま家に帰ったら自殺する可能性があるから、
いつも行っている病院に行ってくださいって言ってたからね。
こうしてね、いつもの収録でもお話しますけど、
ここに質問してくださってるっていうこともまたそれだけでも前向きですよね。
そうですね。それとやっぱり文面なんかで、
あまりにも危ないなっていう人はちょっとわかるんですよね。
なのでこの人の場合は多分大丈夫だと思うので、今のまま。
でも無理やり良い恋愛をしようとかっていうんじゃなく、
自然体で付き合いながらだんだんと自分を癒していってほしいですね。
じゃあ基本的には今のままで。
いいと思いますね。
大丈夫ですか。
ただ、今まであんまり良い恋愛をしてこなかったと思うんで、
次は少し自分が幸せになるっていう形を考えてほしいかな。
なんかもう一ヒントありますかね。
今のままでいいって言っても何かをちょっと変えた方がいいのか。
多分今まで過剰に男の人の言うことを聞いてきたような気がするんですよ。
男の人の機嫌を損ねないとか。
父親がDVの人の場合は男性恐怖症と同時に男の人が急におごったりすると嫌だっていうのがあって、
何でも話を聞いちゃったりするんですよね。
なのでそこをちょっとやめた方がいいような気はしますね。
抑えなっていた部分をちょっと出して、ちょっとわがままを言いながら男の人と付き合えるようになるといいんじゃないかなっていう気がするんだけど。
そこは少し意識しつつ、あとはそのままでもいいよってことですね。
そう。
それとあとはやっぱりちょっと少し病んでる系の女の人が好きな人に行ってみるっていうのはいいと思いますね。
そうですね。
はい、参考になったでしょうか。
はい。
ということで番組ではですね、Q&Aを募集しています。
連動しているメルマガ小説家座ソース日曜日の方も含めて石平公式サイトの方に質問の応募フォームがありますので、詳しくはそちらから応募してください。
はい。
ということで今日は第5回お届けしました。
井田さんどうもありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。

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