1. 石田衣良の大人の放課後ラジオ
  2. Q.174 趣味で続けている小説が..
2020-01-10

Q.174 趣味で続けている小説が全く書けなくて悩んでいます

納得のゆく小説が書けなくなり無理に文字数を埋めて本にすることが増えました。しばらく離れた方がいいのか、無理にでも書くことを続けた方がいいのかイラさんの助言が欲しいです。

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00:11
こんにちは、武井宏奈です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、衣良さん、早川さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
いやいや、ここで2回目ですけれども、どうですか、この女子風部屋は。
ねえ、一応ちょっとセレクトしたんですけど。
なんかくつろぐよね。
あ、よかったです。意外とマッチするかなと思って。
いつものね、僕らいろんなところで実は旅ガラスみたいな感じでね、基本の場所はあるんですけど、やっぱり後ろに予定入っているとその近くで選んだりするので、
まあ時にはですね、今日のようなかわいいところもあれば、時にはもうとても普通の出版社だったらですね、石田衣良大先生をそんな通すところじゃないようなですね、階段7階とか登らせてですね、
そんなに。
あの、コキ使ってるんですけども、今日もすいません、階段だったんですけど、これらはお許しいただけますかね。
いやでもいいですよね、なんかあの、秋葉原でまず見つけられないような、
そうそう。
あの、裏道にある、と言いつつですね、僕この通りにあるオーディショップ何回も来たことがあるんで、
あ、そうなんですか。
はい、あ、ここだなっていうのはもうすぐにわかったんですけど。
さすが、よかった、そう。
そうなんです。
イラさん、なんか小説とか書くときとかに最適な場所とかってあるんですか。
いや、もう関係ない。
あ、もうじゃあどこでも書ける。
もうどこでも書けるとは思います。
ガチャガチャしたときに。
そうでないと、うん、あの、仕事にならないよね。
ああ。
あの、環境が整っていないとできないみたいな、そういうなんか繊細な神経では。
ふふふ。
うん。
だって前あのね、えっと、名古屋のテレビ局の企画で、なんか、
ああ、はいはい。
収録中になんか、
あの、原宿のね、カフェの、
どこか欠かされてましたね。
カフェのテーブルで、
番組を収録しながら書き出しを作ったことはありますか。
そうそうそうそう。
やってますよ。
えー、そんな、すごいですね。
いや、そんなすごくないって。
それがプロってことなんでしょうね、きっと。
まあ、ちょっとあれは曲芸みたいなもんだけどね。
すごいですね。
今日は、あの、そんな小説にまつわるですね、ご質問が来ております。
えー、23歳の女の子からです。
はい。
趣味で続けている小説が全く書けなくなって悩んでいます。
おお。
私は高校生の頃からネットに小説を載せるようになり、
大学生になってからは、
同人誌を作り始めました。
就職した今でも続けています。
ですが、就職した頃から納得のいく小説が書けなくなり、
無理に文字数を埋めて本にすることが増えました。
昔みたいに書くことを楽しみながら没頭できて、
自分で納得できるクオリティのものを完成できるようになりたいです。
しばらく離れた方がいいのか、
無理にでも書くことを続けた方がいいのか、
イラさんから助言をいただけたら嬉しいです。
うわ、これどう?
ね。
これくん書いてるでしょ。
うん、いや、昔みたいに。
あ、そう。
そうそう。
純粋に書けたらっていうところから、
なんか書けなくなるっていうのもありますよね。
ありますね。
てか一度考え込むと止まっちゃうから。
それと、長く書いてきて何年かね、
多分自分で自分の小説を読む目みたいなのが、
一段鋭くなっちゃったっていうのもあると思うんだ。
昔だったらこれでバッチリだと思ったのも、
自分で読んでまだ納得がいかない。
03:02
で、なんか人間ってやっぱりどうしてもさ、
目の方が手よりは早く進んじゃうんだよね、成長しちゃって言うか。
読むのは簡単じゃん、書く方が本当に大変だから。
確かに、ほんとそうですね。
なので、今はね、何年かこう書き始めてみて、
その手が目に追いついていく段階だと思うの。
なので、正直ね、あのアマチュアの人だし、
そんな無理して書き続けることはないと思うんだけど、
やっぱりちょっとずつでも書いておいた方が、
そうか。
腕が上がって目に追いつくよね。
へぇ。
へぇ。
この小説書くときって、あの、ごめんなさい、ちょっとバカな質問なんですけど、
どうやって書いてるんですか?なんかその、あの、起承転結ってあるじゃないですか。
はいはいはい。
まあ、結末から考えてるんですか?それとも。
いや、あの、そういうのを考えるタイプも考えないタイプも両方あるんですよ。
あ、そうなんですね。
あの、例えば、外国人の作家で、すごいアクロバチックに、
2点3点して最後どんでん返しですごいなっていうような人は、
実は書く時間と同じくらい、その筋書き、プロットを考える時間を、
あー。
書くの。作るの。
へぇー。
だから半年考えて考えて、何度も何度もストーリー組み直して、キャラクター足したり引いたり、
うん。
で、どんでん返しどうしようかって悩んだりして、プロットを組んだ後で、
でも実は書くとき3ヶ月で書くみたいな人もいるわけ。
へぇー。
かと思えば、日本の作家で多いのは、
はい。
結末とかそういうのを決めずに、キャラクターと、
多いですよね。
最初のエピソードだけパッて書いて、
あー。
そこからお互いのキャラクターがどう絡んでいくかっていうのを作っていくみたいな人もいるわけ。
よく漫画家さんでそういうこと言う人います。
うん。
なんかこのキャラクターがこういう風に動いたから、相手がこういうリアクションしてきたみたいな。
そうそうそうそう。うん。
なんで、どういう意味だろうなって思ったんですけど。
うん。でもそれはさ、派手なキャラクターが出てると、それはすごくうまくいくよね。
うん。
うん。
うん。あの、自分たち、実際の自分よりも、あの、勇敢、ものすごく勇気があるとか、
へぇー。
単刀直入な人物であるとか、すごく皮肉であるとか、悪いやつであるみたいなのが、
うん。
いくつか組み合わさると、化学反応を起こすからね。
うん。
なので、どっちが正解ってことはないです。
あ、じゃあ別に描き方がどうとかっていう話じゃないですね。
え、でも描けないときどうしてる?
え、いやでも描けない、またなんかつまんない話になっちゃいますけど、
うん。
描けないとき、あ、でも、やっぱりもう1日、僕はもうここまでこの時間描くってもう決めてるんで、
うん。
描けないときは、昔はそれで諦めてたんですけど、もうそれでも描く。
その時間までは描く。
そうそうそうそう。
あ、だからそういうのでいいんだよね。
だからイラさんに、それこそヒントを去年一昨年とか頂いて、まあそういう認識解釈じゃなく、間違ってたかもしれないですけど、まあとにかく描けと。
そうそう、習慣にすればいいの。
そう、描けないとか、あのなんかそのダメだとか、まあそういうのも置いといて、とにかく描けと。
うん。
いやでも、描けないっていうのは、描くと思って机に向かってればまあいいんだよ、ある意味。
そうですね。
んー。
描けなくても、例えばもう諦めて遊びに行っちゃわないで、とりあえずその時間だけ机に向かって、それを次の日も繰り返すっていうのを続ければっていうね。
でもイラさんおっしゃってたように、やっぱりこの方もそうだと思いますけど、そのまあ僕は小説じゃないんで、ちょっとまたあれですけど、でもやっぱり目が先にかなり越えてるので、そうするとますます描けなくなるんだけど、でもなんかもうその目とか、あと勝手な見えない周囲のお前、そんなのしか描けないのかみたいな、やっぱもう無視するしかないですよね。
06:09
そうだよ。
うん。
あのー、人間って何か行動するときって、必ずストップをかける自分がいるじゃない。
いる、います。
うん。
で、それのおかげですごくエネルギーをロスするんで、
はい。
逆にそれを何とか手懐けた方がいいよね。
うん。
これがダメなんじゃないかとか、面白くないんじゃないかみたいな迷いは一回捨てて。
うん。
だって例えばさ、カラオケ歌うときにさ、自分は下手なんじゃないかとか思ってたら、カラオケって歌えないじゃん。
歌えないですね。
だから、ちょっと酔って、あの気持ちよく歌わないとダメだよね。
あー。
届かないから。
うん。
もちろん、その反省も大事なんだけど、少なくとも23歳でアマチュアの人だったら、気持ちよく描くっていうことを続けても全然いいと思うけどね、まだ。
せめて自分が自分をね、少しちょっと機嫌とんないとって、やっぱ大事かなと。
いや、反省する癖みたいのついちゃってる人いっぱいいると思うんですよね。
います。
います。
自己否定から入るっていう人いるよね。
はい。
でもそうすると、すごい大変じゃん、なんか。
生きるの大変ですもん。
そう。それになんか新しいこと始めるのもものすごいパワーいいじゃない。
本当ですね。本当ですね。
でも今回さ、このね、僕たちの番組なんかよく始めたよね。
本当ですね。
でも喋るのが得意だったの?
いや、得意とも思ってないですし、今ここにいるのもちょっとおこがまし、恐怖心の方が勝ってますけど。
いやいや、もうそれはね、すぐないですよ。
慣れちゃうから大丈夫。
本当ですか。
十分慣れてるでしょ。
だって、1回収録でさ、ね、来年からさ、1本2時間とか撮るわけじゃん。
半日まるまる撮ったら、もう慣れちゃうよ。
なので、もっと気楽に笑って、冗談を言ってる。
そうですね。でも確かに、今1ヶ月に1回なので、ちょっと正直いつも来る前めちゃくちゃドキドキしてるんですけど。
本当?そうなの?
そうなんですよ。
それで今日名刺忘れたの?
すみません、ちょっと社内事情でした。
それは冗談ですからね。
まあでもね、やっぱ頻度を増せばそれはね、
もっとリラックスするでしょ。
そうだよ。
来年から3回くらい会うときあるしね、月ね。
そうですね。月3回って相当ですよね。
頻度かなと思うんですけどね。
いや、ちょっとこんな質問していいのかわかんないですけど、イラさんってスランプとかあるんですか?
いや、もちろんあるよ。だから突然筆が止まることはザラにあるし、締め切り直前までなかなか動かないみたいなことも実は今日もそうだったので。
まさに。
昨日一昨日がなんかうまく進まなかったので、今日1日すごい頑張ったって感じですね。
うん。
そういう感じで、なんとか越えたのよ、締め切り。
へー。
なので、そう考えるとみんな一緒。
どっちにしても、どこかに誰かすごい人がいて、その人はいつも楽で鼻歌を歌いながら書いてるって思ったら大間違いで、楽に書いてる人は誰もいないっす。
なるほどね。
もうマラソンみたいなものなので、小説も。それは苦しいに決まってるよ。
結構ネットの小説とか私見ることあるんですけど、すごいいい文章書く人結構いて。
どんなやつ?異世界転生ものとかじゃなくて。
異世界転生ものではないですが、結構読むんですけど、結構頻度高いですよね、あげる頻度。
09:02
あ、そうそうそう。
ネットっぽいよね。
ネットはさ、頻度が大事なんだよね。
だからこの人が例えば1ヶ月に10本あげてるとして、それで頻度が落ちて5回になっちゃったって言ったら、それはなんか別にいいんじゃないの?と思っちゃいますけどね。
まあね。ただ、今はネットの小説ってさ、短くていいから毎日更新が。
毎日更新がパターンなので、なかなか10回か5回になったら、ファンは大変だよ。
そうですよね。
まあ競争激しいからね。
そうですよね。
そっちの世界も。
そっか。なんかもう数とか頻度とか、もうそういうのに追われて生きてますよね、私たちって。
って感じだよね、ひろなさんって今言おうとしたんだけど。でも相当書いてるじゃん。
え、何がですか?
文章も上手だし書いてるから、だからそれこそひろなさんは結構しんどいんじゃない?ひいひい言いながら書いてんの。
私も全然書いてないですよ、もう今。2ヶ月ぐらい書いてない。
でも文章上手いし。
ツイッターしかやってないですもん。
でもなんかそれこそステロタイプな質問ですけど、男性と女性ってやっぱりなんか女性の方が文章上手いような気がするんですけど。
関係ない。
関係ないですよ、そんなことない。
関係ない。すごい。
そんなことない。
そんなことない。
それね、なんか歌、歌聞いて、男性と女性で女性の方が上手いんですって言うと、全く一緒だと思うの。
いやいや、でもそう、だから僕何千万パターン見たわけじゃないんですけど、じゃあ僕の周りにいる人が自分も含めてたまたま男性があんまり上手じゃなかった。
だから男性ってロジックに考えて理屈で語ろうとするじゃない。女性の方が自分の感覚とかセンスに割と正直にスッと柔らかい文章が書きやすいっていう傾向はあるけど、それと上手い下手はまた別だから。
じゃあフォローしていただきました。それが痛かったの。ごめん、後付けだけど。
この上手い文章って人によってやっぱ感じ方って違うものなんですか?
いや違う違う。それに作品によっても違うじゃない。例えば、誘拐事件を書くのにいい文章と恋愛小説にいい文章って全然違うじゃない。
あー。
まあそうですよね。
だからそれぞれの作品にとっていい文章っていうのが変わってくるんで、しかも時代によってまた変わってくるしで、いい文章の完成された形なんてないのよ。で、みんな頭からいい文章を書く、完成された文章を書くって思って書けなくなる。それがもうパターンなので。
でも今まで何十回も聞いてますけど、なんか僕が知る限りイラさんほど幅広いジャンル書く人ってやっぱ尊相いない感じするんですけど。
まあ、飽きっぽいし、いろんなことやりたいっていうのもあるし。
いろんなことやりたいっていうのがあるからね。
でもそれと実際書けるか、商業的にそれこそちゃんと出せるかってちょっと別じゃないですか。
でもそれは多分ね、自分のジャンルの中でってことだよ。だって例えば、時代小説書かないし、本格推理とかも書かないし、SFもあんま書かないしさ。
いろいろ書いてるように見えるけど、やっぱあくまでもイラさんの箱の中で。
うん、そうそう。自分の幅の中のようなことだから。それはもう誰でも全て書ける人なんて当然いないので。
うん。
うん。
で、その書く作家さんによってなんか、なんていうんですか、文章のテンポっていうんですか。
あるね、あるある。
なんかあるじゃないですか。イラさんってそのジャンルが違くてもそのテンポってやっぱイラさんテンポなんですか。
いや、違うね、全然。そのテンポを実はみんなね、あの文章が上手いか下手かで考えるじゃない。プロの人はみんなね、テンポを設定できる。
12:06
あー。
で、文章って下手くそでもテンポが良いとスーって読めるもんなのよ。
あー。
うん。
うん。
だから文章はザクザク刻むような速いダンスミュージックみたいなテンポで書くし、恋愛小説だったら流れるメロディーみたいな感じのゆったりしたテンポで書くわけ。
へー、面白い。そうなんですね。
そうそう。だからプロになると上手い下手じゃなくテンポがいじれるようになるってことですね。
へー。
でもみんなだってそうでしょ。音楽聴くときにいろんな音楽聴けるでしょ。
確かに。確かに。
うん。
だからそれを文章を書くときにできるようになれたらプロだってことなんだよね。
そうか。
なんかあの、今回なんですか、あの読書サロンの。
うんうん。
サロンの読書会ね。
サロンの読書会です。サロンの読書会であの今回テーマになった谷崎さんの本読んできたんですけど、なんか私結構あのテンポが。
気持ちいいでしょ。
気持ちよく入ってきて。
うん。読みやすいよね。
なんか言ってること結構すごいのに。
確かに。
なんかこうどんどん読んじゃうみたいな。
まあでもさ、もうほんとにさ、変態丸出したもんね、あの短編。
ほんとに。
ちなみにあの、谷崎純一郎の少年という、あの子供が変態遊びをするっていう短編を今日やるんですけど、面白いんだよね。
へー。
なんの意味もないし、なんの説教も入ってないわけよ。
そう。完全あの人の性癖ですよね、あれ。
そうそうそうそう。デビューした当時からシルマギアまでずーっとおんなじなの。
なんか今日来るときにwikipedia見てきて、あの人の。
うん。うん。すごいよね。
そしたらなんかあの、自分の奥さんとの妹を好きになっちゃって、その不憫に思ったその純一郎の友達がその奥さんを好きになって、なんか三角関係になってとか、なんかあの人3回ぐらい結婚して離婚してみたいな。
行動問題みたいな。
そうそうそうそう。
なんなのと思うの?
いやだから、あの自由に生きている変態ってそういうことをやるんですよ。
いやーいいですよね。
でも、でもなんかそうそう。いやそれこそ、なんか。
いいなー。いいな。もう変態連発。
いや、イラさんの、イラさんのオフ会でそういうね、あのもう日本のすごい文豪みたいなね、人たちで、僕恥ずかしながら本当にやっぱりまだまだ全然本読んでなかった、その名前だけ知ってるみたいな人ってすごい人いっぱいいるじゃないですか。
で、イラさんのオフ会とかイラさんとこうお仕事させていただく上で、なんか読んでくと、広野さんの話なんですけど、なんかみんな変態?みたいな。
ていうか、僕が好きな作家が変態ばっかり。
変態だよ。
てことですよ。じゃあこれ、俺が問題発言か。
いやだからね、大真面目な人もいるよ、もちろん。
いますか。
いるんだけど。
ほら、だからああいう人たちみんな変態になる。
いや、いるんだけどそういうの好きじゃないんだよな。
なんか小学校の時、名前見てて、あ、なんかすごいなと思って尊敬してたら、全員ただの性癖語ってるだけだって。
あのね、だから日本文学の中心線にある政党の主流派っていうのは、あの王朝のほら、あの紫式部からさ、源氏物語もほとんど変態じゃないですか。
はいはい。
で、変態の色好みの文学っていうのが日本の小説の中心にあるわけ。
そうですよね。
そのラインが僕が好きだからそういうのを取り上げてるってだけで、カチカチの歴史物を書くみたいな人もいるよ。
でも中心にあるってこと。
面白くないんだよね。
中心にあるってことは、そういう日本の文学の中心は変態ってことですよね。
そうそうそうそう。
でも日本のあの変態のエロスってすごい変態ですよね。なんていうんですか。
15:01
確かに確かに。アメリカとかよりね。
いやでもさ、それは世界ではさ、あれあれ、あの例えばドイツ人と日本人の変態っていうのが際立ってるじゃない。
はいはいはい。
はいはいはい。
それはやっぱり大したもんなんだよ。
すごいですよね。
別に変態って文化ってことだから。
それなのになんか今の人たちってなんかちょっとセックスするの嫌だとか。
いやだからね。
意味不明ですよね。
はっきり言ってもうね、日本文化の危機、それは。
そう、本当ですよね。意味不明と思って。
でもその話さ、今日の後のさ、読者会でしよう。
そうです。
盛り上がっちゃう。盛り上がっちゃう。
今23歳の女性の方からの切実な文章の悩みですからね。
そうですね。すいません。こんな23歳の方。
でもどうでしょうね、今こうほら、そのスランプに陥ったとき。
うん。
ここは言ってもその箱の中でちゃんと、例えば僕だったらとにかく書くってありますけど、それこそ休んでみるとかもそうだし。
そうだね。自分を責めないで、でも逃げなくてもいいと思うんだよね。
向き合いながらあんまり自分を責めないで続けてみる。
で、あまりにもしんどかったらさらに休む。
で、その間に人のものを読むのもいいし、アマチュアなんだからその自由さは。
そうですよね。
もっとね、生かした方がいいと思うな。
あとどうです?イラさんがよくこう、若すぎて、まあこの方プロ目指すかは別ですけど。
うん。
若すぎてデビューしたりすると、その後がやっぱそのなんだろう、人生経験とかが。
まあつらいね。
だからそういう意味ではこの方若いからやっぱりね、何か好きなことをたくさんやって。
そうだね。だから休むって言ってもさ、なんか普通の生活ちゃんとしてみるのもいいんじゃない?
うん。
あの、例えば大人になるっていう感じで、一人でお寿司を食べてみるとか。
いいですね。
いいですね。
一人でバーに行ってみるとか、あるいは男の子とがっつり付き合ってみるとかさ、そういう普通の経験をいろいろ試した上で、また書くことに戻るっていうのも全然アリだからね。
そうですね。
ものすごく自分はなんかつらくて、良くないところにいるっていうふうに思うかもしれないけれど、小説が書けなくなったぐらい全然大丈夫だよ。
普通にちゃんと仕事して暮らしてるんだし、全然問題ないから、ちょっと趣味の上でスランプがあったなぐらいで、また次に向かえばいいんじゃないですか。
それと全然違う題材を書いてみるっていうのもアリだよね。
エロス書いてみたらいいんじゃないですか?おしるこさん。
結構なんかエロス押すよね。
23で書けるエロスってどんな感じ?
もっとね。
逆にあのなんかちょっと結構すごいの来るかもしれないですね。
想像とか妄想だから。
本当にそういう点もあります。今まで全然書いたことないものにチャレンジしてみるっていうのも似てたと思うな。
ちょっとこれ、この質問とリンクしないかもしれないんですけど、私さっき葬儀の仕事をしてたって言ってたじゃないですか。5年ぐらいやってたんですよ。
で私最後辞めるときに、もうあんまりにも体調が悪すぎて。
うん。
で、漢方を処方してくれるお寺があって、そこにお勧めされて行ったんですね。そしたらそこのお寺さんに、このままやってると死ぬよって言われて、やめなさい仕事って言われて、それで結果、じゃあもうここの辺で潮時なのかなと思って辞めたわけなんです。
え、漢方の薬は買わなかったの?
買いました。買いました。
え、それってお寺さん処方の漢方の薬高いの?
めっちゃ高い。
18:00
めっちゃ高いんだ。
めっちゃ高いですよ。
よかったね、その人いい人で。
え?
だって会社辞めないで、うちの薬を飲み続けて。
だって会社辞めないで、うちの薬を飲み続ければ治りますよって言われたら地獄じゃんね。
確かに。確かに。
え、漢方飲んだことあります?イラさん。
ないね、ほとんど。
お寺の漢方はないな。
普通の漢方はあるよ。
あの、カッコントみたいな、ああいうのじゃないの。もうちゃんと本当に自分のために処方してくれて、ゴリゴリしてくれて、袋詰めてくれるやつなんですけど。
それはそのまま飲むの?それとも追い出して飲むの?
追い出して飲む。
追い出して飲む。
うわー、それ大変。
1ヶ月分いくらだと思います?
え、でも何万単位だよね?
30万。
いや、そんなしないよ。
そんなしないですよ。
でも3万円か4万円くらいするんじゃない?
あ、さすがイーセン。3万円ですよ。3、4万。
そりゃそれくらいじゃないか、買わないからさ。
てか俺買っちゃうな、もし本当に困ってたら。確かにそんくらい。
でも、漢方ってそんなすぐ効くものじゃないからな。
効いた気がするみたいなね。
しかもまずいし、まあそれは置いといて。
でもいい人だったね。
そうそう。
だって、やめたらもう薬入れなくなったでしょ、すぐ。
はい、はい。で、何を言いたいかっていうと、
その、すごい頑張ってたんですよ、私。
あの、仕事。仕事だけをやってた。
で、その後、その仕事をやめたときから、
もうなんか頑張れなくなっちゃったんですよね。
へー、うん。
で、その、まあちょっと休めばまた、
こうやる気が戻ってくるだろうと思って、
今、何年くらいだっけ、7、8年経ったんですけど、
やる気が戻ってこないんですけど。
あ、やる気ないっすか?
いや、だからさ、ちょっとね。
頑張らなきゃみたいな。
あのね、バーンアウトしちゃったんだよ。
燃え尽きたんで、
あの、それで、
それはさ、10年くらい。
だから7年長かったら3年くらいしたら、
またエネルギーが溜まって、めちゃめちゃ頑張れるようになるから。
もう何に関しても無気力になっちゃって。
うん。でも大丈夫、大丈夫。
大丈夫ですか?
大丈夫。全然大丈夫。
23って書き始めたばっかりじゃん。
そうか。
全然大丈夫だよ。
それに、来年頑張らないといけないからね。
あ、そうですね。
ていうか、もう2時間の生放送っていうのは、
頑張らないと乗り切れないので、
これ流れてる。
今年ですよ、今年。
楽しみです。
あのね、2本撮り、2時間2本撮りすると、
ほんとクタクタになるよ。
ちょっと未体験存在。
いや、でもこのお二人となら、やれる気がします。
やれますか?僕がバーンアウトするかもしれません。
いや、でもスルスル、本当に。
木曜日より、なかなか眠れなくなるから。
みんな終わった後、無言になっちゃったりして。
そう。ほら、僕NHKでさ、
あのー、ララクラシック、
2本撮りやってたじゃない。
2本撮りだったんだ。
そう。あれ、2本撮りでさ、
1本1時間半から2時間いっぱい撮ってるの。
はいはい。
45分くらいの番組なんだけど。
なので、やっぱ2本撮ると疲れるよ。
いや、でも番組観覧で見てても疲れんのに。
長いもんね。
めちゃくちゃ長くて。
だから、テレビってさ、
ほんとめっちゃくちゃカットしてあるのよね。
ね。
そうですよね。
ほんと、すっごい長くて、もう飽きた、みたいな。
なんか、お尻も痛いし、みたいな。
そう。大体、倍撮るからな。
うーん、そっか。
なので、まあね、バーンアウト。
うん。
まあ、7年くらいで、そろそろ。
そうだよ。来年から、あのー、でもさ、
バーンアウトの次には、狂い咲きが来るからね。
狂い咲き。
来そうじゃん。狂い咲き系じゃない。
いや、来なければいかん。ってことでしょ。
いや、来なかったらどうしよう。
まあ、すいません。頑張ります。
ということでですね。
はい。ということで。
21:00
まあ、来年からと言ってますが、
これ、流れてる頃がまさに、来年2020年。
あ、そっか。
あ、もうそうなんですね。
そして、先週のね、ちょっと僕、
久井さん、司会っぽくていいですかね。
はい、どうぞ。
あの、先週のね、放送でもお伝えしたように、
この番組、今まで、ポッドキャストで、
石平恋と仕事と社会のQ&Aという形で、
お仕掛けしてきましたが、
はい。
一応、現行ではですね、最終回なんです。
そうですね、はい。
あ、なんと、最終回に。
いきなり最終回なんです。
はい。あ、もうね、絵に描いたような、
でも、発展的解消ってやつです。
そうです。
はい。で、実は次から。
はい。えー、ニコ、ニコ動画。
あ、すごいですね。これです。
ゆいらさんとシルクジョッカーです。
なぜか、Siriが喋りだすんですね。
絶妙な感じ。
いや、スタッフのことじゃない。
Siriの、Siriの馬鹿さを何とかして。
今、入りましたから。はい。
えー、ニコ動画ですね。
新たにチャンネルをね、
そうです。
みんなでやることになります。
はい。えー、石平大人の放課後ラジオ。
そうですね、はい。
ということで、えー、これを、
ニコニコ動画、生放送も入れつつですね、
えー、やっていきたいと思い、
はい。
どうして?
番組見っかっちゃったってことですね。
番組。
これ、うまく音、逆に入ってるといいな。
はい。
始めようと思うんですけど、
これ、どんな番組になりそうですか?
あのー、まあ、ラジオという、
放課後ラジオっていうぐらいなんで、
肩の凝らない、まあ、
キラキラで、
気楽な、まあ、
おしゃべりを中心にした番組なんですけど、
はい。
まあ、えー、本をメインに据えた上で、
あのー、僕たちが見て、
面白いなと思ったこと、
社会の出来事だったり、
あのー、漫画や、
本かも、映画かも、
音楽かもしれませんけど、
そういうのを取り上げていくっていう番組ですね。
そうですね。
なので、えーと、
引き続きこのポッドキャストでもですね、
えー、来週から、えー、
ニコニコ動画の、
この大人の放課後ラジオの、
えー、一部をですね、
はい。
お届けしたいと思ってますので、
ぜひ、えー、
コメント欄につつ、
はい。
えー、当然このQ&Aもね、
そうですね、はい。
やっていきますので、えー、
お便りは引き続き、
はい。
Q&Aをお寄せいただければ、
という風に思います。
そうですね、どしどし、
えー、送ってください。
はい。
で、何かちょっとコーナーとかを作って、
えー、皆さんのギャグセンスなんかも
試したいので、
えー、そういうところも、
よろしくお願いします。
そういうことで、えー、
引き続きまた来週からも、
新たに、
はい。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございましたー。

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