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こんにちは、早川洋平です。石田衣良のポッドキャスト、今日は第7回です。
イラさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、女性シリーズが続いております。今回も女性です。48歳女性の方です。
公開資料に来てくださっている方ですね。
イラさんが横浜に来てくださるとのことで、初めてお目にかかれることを心待ちに過ごしています。
私はもうすぐ50歳になります。
体力的な衰えを実感せずにはいれず、気持ちが沈んでしまうことがあります。
巷にはアンチエイジングという言葉が溢れていますが、これからどんなふうに年を重ねていったらいいのかなと、ふと考えてしまうことがあります。
イラさんが考える40代、50代の女性の魅力とはどんなところでしょうか。公開資料の中でぜひ教えていただいたら幸いです。
なるほどね。でも、アンチエイジングって、やりすぎると気持ち悪くないですか?
あの、何でしたっけ?な、な、な、ぐ?なんとかさんで言いますよね。
はい。
人なんて気持ち悪いよね。
本がすごく売れた方ですね。
本が売れたっていうか、なんかあの、中途半端なジャニーズ感も気持ち悪いし、あんなふうになるんだったら、もうアンチエイジングどこかエイジングしたいよね。
ああ、いい年の取り方したいですね。
うん。だから、気にしなければいいんじゃないですか。体力はね、往列に落ちますよ。
僕もあの、2年前ですね、あの、小説現代新人賞っていうのの選考会がありまして、
講談社で、あの、みんないるんですよ。
伊集院さんとか、角田さんとか、花浦麻衣さんとかがいて。
で、始まる直前で、なんか気持ち悪い、トイレ行ってきますねとか言って、トイレ行ったら、そこから動けなくなっちゃったんです。
あっ、これは食中毒に違いない、吐いて、吐いてしまったので。
と思ったら、実はそうじゃなくて、そのまま救急車で、あの、病院に運ばれまして、生まれて初めての入院で、生まれて初めての救急車だったんですけど、あの、結局、高血圧だったんですよね。
突発的に血圧がギュッて上がる、高血圧症になってしまって、で、そこから3日入院したんですけど、つくづく思いました。
いや、歳をとるなと。
うん。
もうそれまで何にもなかったんですよね。肩こりとか腰痛もしないし、目も悪くならないし、あっ、このまま、もしかしたら、うのちよみたいにですね、120まで生きるのかもと思ってたんですけど、そんなことはなかったんですね。
ご自身の中で感覚的に、なんか自分はまだ30代だったとか、なんかそれすらも考えなかった?
いや、考えなかったですね。
うん。
だってどうでもいいじゃないですか。あの、みんなその、歳をとることみたいなこと言いますけど、どうせ死ぬに決まってんだしね。
あの、不思議なんですけど、昔から作家とか女優さんとかで、私120まで死なないと言うと、それから2、3年のうちに死にますよね、あれ。
結構すぐいっちゃいますね。
そう。なので、あの、じたばたせずに歳をとればいいんじゃないですか。
うんうん。
で、あと、今40代、50代の女性の魅力っていう話をしましたけど、
そこはなんか、あの、ある種のなんかゆとり感だと思うんですけどね。
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ゆとり感。
あの、若いうちって、こういうふうに生きなければいけないとか、こういうことをやらないと今の時代は良くないとか格好悪いみたいなことをずっと思うじゃないですか。
うん。
で、実は、まあ今ここに来ている若い人もみんなそうだと思うんですけど、できないことをしないといけないとか、できないことができないっていうことで自分を責めるじゃないですか。
うん。
で、自分はしたこともないし、できないことなのに、それで自分を責める。で、猛烈に苦しむので、歳をとるともうね、できないことははっきりわかるんですよね。
うん。
もうこういうことはできない。自分はそういうのやっても似合わない。あの、今から学徒にならないみたいなことですよね。
うん。
なので、あの、みんな自分の持ち味を出して、それで、あの、十分だというふうに思えるようになれればいいんじゃないですかね。
うん。
でも、いわゆる化粧品やるとか、食事運動じゃなくて、アンチエイジングっていうと、なんかでもイラさんなりに意識はしてないけど、なんかありそうな気もしますけど。
あの、一番いいのは心を動かすことだと思うんですよね。
心を動かす。
はい。あの、よく、これなんか悪口になっちゃうのかな。俳優さん、若い頃すごい二枚目でかっこよかった俳優さんが、60とか70とかになって、まあそこまでいかなくてもいいな、40歳ぐらいで、ああ、この人ダメだってなる人いるじゃないですか。
まあ、基本的にそういう俳優さんって頭が悪いんですけど、結局、心を動かさなかったからな気がするんです。
うん。
年を取っても面白いものが見つからないとか、新しい興味が広がっていかないとか、そういうことをやっていると、心がカチカチになっていくと、なんか知らないんですけど、あの、見た目とか、それこそファッションのセンスみたいなものに関しても固まっちゃうんですよね。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
自分の気持ちを動かす新しいものを、楽しいことみたいなのを、こう心のストレッチをずっとやっていくと、そんなにひどくね、カチカチに固まったまま年を取らないんじゃないかなっていう気がするんですけど。
なんか確かにね、シワがあったりとか、ちょっと体のラインが崩れるかもしれないですけど、やっぱりでも、若くてキラキラしている人っていますもんね。
います。
それに高齢に正直言いますけど、50歳ぐらいの女の人って、明かりを消せば、もう全然、30歳ぐらいと変わんないですよね。
今あそこで猛烈にうなずいてくださった方がいますけど
正直言ってもう一言言えばですね
ちょっと胸とお尻が柔らかくなったかなぐらいの感じじゃないですか
なので全然いいんじゃないですかね
これは公開収録
大丈夫ですよこれiTunesで全世界に流れます
バッシングが入るかもしれないですけどね
それも含めて
いやでも4,50歳ぐらいは全然
特に体という意味とかエッチの点では悪くないと思うので
頑張ってほしいですね
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そんな意識しなくて大丈夫そうですね
大丈夫ですよだって相手も歳をとっているんだから
確かに
まあでも男も大変だよね
大変ですね
体力が本当に落ちますね
その辺の話また延長性もあるかもしれないですね
そうですね
改めて
どうしたらいいんでしょうね体力が落ちてきてしまったらどうしようかな
でもちょっとこれ延長性みたいな話ですけど
僕ね10年前に初めて仕事でお会いした時とあんま変わってないけど本人は変わってる
本人は変わってますね
全然こうこの空気感とか全て変わんないですよね
いやだからこれはね男の人特に50代過ぎた人みんなわかると思うんですけど
こういう収録だったりパーティーだったりではみんな元気なんですよはじけて
で大体は次の日みんな死んで寝ているっていう
そうですよね
ね
いやでも確かにこれイラさんのファンの皆さんわかると思うんですけど
結構ツイッターで次の日疲れてるのありますよね
あります
もう旅行とかダメですね
旅行は次の日仕事でしたけどもうできないもんな
10年前なかったですねそれは
ないですもう次の日原稿書いてましたね
体力的には落ちますけど
まあでもいいですはい
もう体力勝負はしないので
ということで今日は第7回お届けしました
イラさんありがとうございました
はいありがとうございました
ありがとうございました