1. LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA
  2. #15:センスの本質 │ 齊藤 明..
2021-11-23 41:34

#15:センスの本質 │ 齊藤 明希さん(PLASTICITY Founder)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/wcHOyQvo5Ok

【齊藤 明希さんへのインタビュー】
Talk.1|廃棄ビニル傘がバッグに? https://youtu.be/xKgchGIzqVU
Talk.2|シンプルに考える。素直に生きる。 https://youtu.be/T5s9MXdNjes
Talk.3|センスの本質 https://youtu.be/wcHOyQvo5Ok
〈11月26日(金)公開〉Talk.4|タイミングを逃さない人の共通点 https://youtu.be/vc7NiRVUojc

【プロフィール】齊藤 明希(PLASTICITY Founder)
さいとう・あき/日本千葉生まれ。 5 歳の時に父の転勤によりニューヨーク郊外に引っ越す。4 年後帰国し、東京のインターナショナルス クールに入学、高校卒業まで通う。英国リーズ大学のコミュニケーションズ学科を専攻。卒業後は日本 の化学メーカー(香料会社)に勤めるが、約一年で辞め転職やアルバイトを重ねる。バッグ職人との偶然の出会いがきっかけで幼い頃から好きだったものづくりを仕事にしたいと思うようになる。2018 年 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ・バッグメーカーコースに入学。環境、動物、人に優しいファッションに関心を持ち、2019 年、在学中に PLASTICITY https://plasticity.co.jp/ を立ち上げ、2020 年卒業後に活動を本格化する。その関心から、私生活でもヴィーガンの食事や買い物を心がけている。現在はブランドのバッグデザインや企画に携わりながら、ジャンルを問わずフリーランスの仕事をしている。

▶Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します)
https://bit.ly/Spotify_INTERVIEW_YH
▶Apple Podcast(音声)
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【目次】
OPトーク
「学び直し」で得られたこと
なぜ「ビニル傘」だったのか?
考える時間の必要性
在学時に生まれたバッグ
在学中に起業できた理由
コロナ禍の起業
センスとは何か?
一番影響を受けた人・もの
EDトーク

▼「会う力」養成講座 11月19日(金)ライブ講座開講!
https://www.auchikara.com/

▼11/29(月)「月末LIVE」開催
Q&A、フリートークスペシャルをお届けします

▼番組への感想・早川洋平・堀真菜への質問募集中です。
(いただいた質問は、毎月月末のYoutube Liveでお答えいたします!)
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

▼「QR CAFE」(毎月開催)
「人生を変える一冊」を見つけに行こう
http://life-upd.com/cafe/qr4.html

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】
ほり・まな/現在、早稲田大学3年生。 コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。 現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、 対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎
https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#会う力
#齊藤明希
#PLASTICITY

Videographer/Editor : 中江公大(Kimihiro Nakae)

00:01
こんにちは、堀野です。
インタビュー、この番組はYouTubeとPodcast各プラットフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、Podcastの番組のフォロー、皆様よろしくお願いします。
そして早川さん、今日もよろしくお願いします。
はい、お願いします。
今まで結構オープニングのフリートークの質問、結構考えてきたんですけど、
今日はざっくりとラフに聞こうと思っていて。
さすが。来月から変わるどころか、今月からホリマナー全開で行くわけでさすがですね。
最近楽しかったことなんかありました?
なんか外に出たりとかされてます?
何?なんかずっとこもってそうなイメージがある?
だってステイフォーマーって言ってたから、この間。
ステイフォーメストになるかも。最上級になるかも。
極めちゃいますか?
極めちゃう。最近楽しい。
俺さ、やっぱ楽しいことないのかな?
聞かれるとわからない。あとはインタビュアーだから人に聞くのは慣れてるから、すぐ。
でもやっぱり、なんかワーカーホリックみたいで嫌なんだけど、
やっぱり来月以降のね、当然インタビューもしてってるわけなので、
やっぱりその目にかかった方にインタビューしてる時とかが、最近というか全部面白いですよね。
これをこんな話聞いてこれをこれからまた届けられるんだって。
つまりマナさんはね、来月誰か知らないですけど、僕知ってるので、
これをまたマナさんにも伝えて、また来月どんな収録になるのかなみたいな。
でも思ったのは、僕としては幸せなことなんですけど、あんまり変化ないんですよ、毎日。
後悔を恐れずに言えば。つまり、毎日、例えばプロデュースしてる仕事があります。
あとアウチからのもちろん講座とかもあります。
あといちいち細かいこといっぱいありつつ。
さらに一番はですけど、この毎月ね、2人誰か必ずアポを取って、
そしてアポを成功させて、インタビューして、
そしてそれを翌月のマナさんとの収録までには基本的に間に合わせなきゃいけないわけですよ。
かなりのハイペースですよね。
今までこのペースでやったことは、初期には月5,6人やってたことありますけど、
でもその時は月5,6人をレギュラーとしてやりますというより、
とにかくよくも悪くも定期的、不定期的とか決めずにやってたからプレッシャーなかったんですけど、
今、このアウチからを評判してる以上は、月2人はとりあえずいけるとこまで行ってみようということで。
なので、本当にもともとサッカーやってたからですけど、
アスリートってちょっと透かしてるみたいで嫌なんですけど、
淡々とやっていくのは得意で好きなんですよ。
かっこいいですよね。
変化は、そういう意味では誰に会うかとか常に変化。
めっちゃ変化してるんですけど、日常生活はつまりルーティーンは全く変わらない。
常に誰かこの人は面白い人いないかなみたいなものとか、
03:03
読んでる本とか、この人面白いから会ってみようみたいな。
で、会うためにはやっぱりどういうリサーチしなきゃいけないみたいなので、
あっという間に1ヶ月が回っていくので、
最近面白いことありましたかって言われると、
そういう意味ではでもね、やっぱり人間としての幅とか広げるっていう意味では、
僕はね、エンタメが弱いんですよ。
僕はネットリックスのドラマ見てますみたいなイメージある?
ないです。
ないよね。
で、嫌いじゃないし時間があれば見たいんですけど、さっき話したような感じで、
例えば、月2人会うってことは単純に考えて、
少なく見積もっても2倍3倍の候補者をまず探さなきゃいけない。
で、その候補者決めても会えるかわかんないじゃないですか。
会ってくださいで会えるわけじゃないわけ。
だから、アップを取るためにはその人の本を5冊読んだりとか、
企画考えたりとかしなきゃいけないから、
ちょっと言い訳なんですけど、
常に10人ぐらい候補者のいつでもアップ取れるような体制が必要なわけですよ。
となると時間がないと。
でも、これがまた裏腹というか泣きどころなんだけど、
やっぱりエンタメとか、いろんな映画、音楽、芸術、漫画、もっと砕けたものもそうですけど、
やっぱりそういう幅広くいろんな知ってる人、
僕の身の前でいくと石平さんとかですけど、
そういう人って話も面白いし、広がりも違うし、やっぱり引き出しが多いじゃないですか。
だから、そこがややもすると、これみんなそうだと思うんですけど、
減っていくと。
僕らってやっぱりそこがないと、この先厳しくなるっていうのは自分でももちろんクリエイターとしてわかってるので、
そこが弱いんですが、でもこれまたありがたいことに、
僕の場合は石平さんの番組がエンタメにかなり寄ってる部分があるので、
それも仕事で見ざるを得ない、読まざるを得ないで、大忙しです。
最近エヴァンゲリオン見てるんですもんね。
もっと言うと最近はそこも特集が終わったので、
今ど真ん中というかね、イカゲーム見てますけど、ネットフリックスで。
今話題の韓国の。
そうそうそうそう。見てる?
私気になってどうしようと思って迷ってたんですけど、おすすめですか?
面白いよ。デスゲーム系だけどね。
好きです。
好き?じゃあぜひデスゲーム系なんで。
一応ね、もし追い過ぎでしたら倍速もいろいろ使っていただいて。
ありがたいなと、忙しいけど倍速で見たり、
だからこないだ別のライブの時も話しましたけど、読み上げ倍速で聞いたりとか。
それがあんまりビジネスとか自己啓発系だと僕は枯れるんですけど、
エンタメ系とか小説を倍速で見るって、これが一番枯れてるって噂もありますけど、
楽しく入れるので、テクノロジーのおかげで働かされてますね。
早川さんがアウチからっていうのをおっしゃってて、
なんでそんなに常に会いたい人がいるんだろうっていうのは、
06:03
漠然と不思議に思ってたことではあって私的に。
それはもう常にアンテナを張ってるからなんですね。
そうですね。発信する人とかそういう人がアンテナ張ってますみたいなものかどうか、
僕はちょっとわかりませんが。
インタビューのところ戻りますけど、やっぱり人が好きなんでしょうね。
人に興味があるというか、それは知名度とかも関係ないし、
ただ大人数は嫌いです。パーティーも嫌いです。以上。
すごく似たものを感じております。
初対面の時にその話しましたよね。
盛り上がりましたね。
そうそうそう。一対一は好きなんですけどね。
早川さんが今回インタビューしてきてくださったのは、前回前々回に引き続き、
斎藤亜紀さんですね。
そうですね。斎藤さんなんですけど、今話を伺ってて思ったんですけど、
実は斎藤さんも、これこのまま僕らのフリートークから斎藤さんにつなげる中、
斎藤さんに申し訳ないです。俺らがおかしいか。交渉の話。いやいや違うんです。
斎藤さんも、これ本編で出てたかわかんないけど、やっぱり同じようなタイプなんだって。
なんかね。
そうそうそうそう。だからなんでしょうね。やっぱり面白いよね。
人と会うって一言で言っても、その会う力じゃないけど、
大人数とかそういうところが好きな人もいれば、その一対一で。
でもどうなんだろう。ちょっと自分はさておいてですけど、
何かにやっぱり取り組む、黙々とやっていく方、やっぱりクリエイターとかアーティストの方っていうのは、
もちろんそこですごい社交的な方とかね。
例えば僕今思うのは、こしのじゅんこさんとかデザイナーね。
彼女とかすごい社交的ですけど、
でも割とやっぱり一人で黙々とで、方が多いのかなっていうのは、今回の斎藤さんも含めて思いましたけど、
そんな視点で斎藤さんのインタビューをちょっと振り返ってみると、
マナさんも感じるとこありますかね。
なんかあの、ステイフォーマーって言葉が何回か出てきてますけど、
斎藤さんも家にこもりがち。
言ってましたね。
外に出るっていうのを意識しないと、みたいなことをおっしゃってたので、
早川さんに通ずる部分も感じつつも、
その2人が織りなすインタビューっていうのが、私はすごく面白かったです。
ありがとうございます。
ちょっとね、そんな視点で聞いていただいてもいいのかなと思います。
それでは斎藤明さんと早川さんの対談第3回をお聞きください。
作り方は?
その学校っていうのは、つまりそういう、なんていうんでしょう。
副職みたいな、どういう。
副職っていうよりは、本当に職人学校みたいな感じで、
バッグコース、シューズコース、
まさにですね。
そういうビスポークシューズとかもあるし、
結構特殊ですね。
サイクルとか、自転車を作るコースとか、
ウォッチコース、ウォッチの修理とかのそういう専門で、
09:02
そこのバッグコース、
あ、ていうか、もともとはジュエリー、それが一番大きいんですけど、
ジュエリーの学校で、
結構有名なとこですね、僕も。
そうですね、ジュエリーはすごい有名です。
で、ジュエリーは結構生徒も多いんですけど、
バッグは20何人とかの小さいコースで、
そこに行って、
ていう感じですね。
そこは2年間とかですか?
そこは2年間です。
2年間で、
そこに行くのも結局、
バッグ、自分らしいスタイルも知りたいけど、
ざっくりとヴィーガンブランドを作りたいなとか、
企業にはあまり勤められないなって諦めてたんで、
何かやっぱり作りたい。
環境に優しい、動物に優しい、
なるべくそういう素材でバッグを作りたい、
ていう目標というか、自分の中で決まってて、
だから学びやすかったんですよね。
そのゴールがあるから、
基本的には、
革を使うレザークラフトとか、
そういう授業が多くて、
それが入る前からも知ってたし、
別にそれはそれで楽しいとは思えるので、
普段みんながレザーで作ってるカバンを、
レザーの部分を何か自分がいいと思う、
他の素材がないかなっていうのを、
普段から置き換えればいいと思ってたんで、
基本のことを学びながら、
日頃何かないかなっていうのをずっと探してた。
そうか、だからさっきおっしゃったように、
作る立場が無限にいろんな可能性がある中で、
差別化もそうですけど、
そういう意味では、
チャレンジングではあるけど、
普通のレザーっていうのは最初から排除してるわけですよね。
そういう意味では迷いはなかったみたいな。
レザーのアイテムはすごい素敵だと思うんですけど、
個人的にはそれをビジネスにはしたいとは思わなくて、
そうじゃないもの。
ビーガンレザーとか、
いろんな新しい素材って、その時からもできてはいて、
ただ、工場があまり一般的ではないので、
コストも高いし、
素材屋さんで売ってるものではないので、
海外から取り寄せたりしないといけなかったり、
12:00
あと合皮は、ビーガンといえばビーガンですよね。
僕もビーガン、まず合皮はどうなんだろうと思いました。
合皮はビーガンなんですけど、
今まで合皮を使ってたブランドさんとかが、
今はビーガンレザーっていうふうにネーミングを変えてるだけのも、
すごい多いなと思って。
これは別に新しくなくて、
ビーガンっていうのは、
合皮も結構微妙なところで、
ポリ系の素材ではあるので、
環境面でいうと、間接的に動物に良くないことをしてるのか、
ある意味レザーの方が土にそのまま帰るので、
エコといえばそっちの方がエコだし、
いろんなエコな素材って考え始めるとすごく難しくて、
一旦みんなが考えてる、そういう意見はいろいろあるけど、
個人的には何が一番魅力的に感じるかって考えたときに、
再利用のものを使うことは、
無駄がないというか、環境に良いはずって思って。
そうですね、妥当ですよね。
あとビーガンレザーっていうのも、
新しい素材を作る以上、やっぱり負担がかかってしまったり、
その背景がよくわからないし、
全部難しすぎたんですよ。
そういう難しいことをせずに、すごく身近で、
自分がわかりやすいようにできることってあるのかもって思って、
あと、企業だったら難しいことは企業に任せるように、
そういう新しいこととか技術を使うようなことは企業がやるし、
個人で逆に実験的にいろいろ試してみたりっていうのは、
企業ではできないこと。
それも含めて、こういう面倒くさい素材の方が、
今自分がやる意味があるかなって思って。
すごく点と点が線につながってきた感じですけど、
そうすると、この後この話になると思いますけど、
このビニール傘というところにたどり着いたのは、
やっぱり偶然じゃなくて、
自分である意味、そういう探しながらたどり着いた。
必然な感じなんですか?
なんでビニール傘に着目したか覚えてないんですけど、
これだって思ったタイミングが特になくて、
なんとなく生活の中でよく目にしてるゴミって何かなって考えたら、
15:01
その中ではビニール傘だったり、
例えばお店の看板というか、のれんみたいなものとか、
いろんなビジネスで使われているものって絶対買い替える時期もあって、
そういう時にこれはどこに行くんだろうって思ったりして見てたんですけど、
企業のものだとブランドロゴが入ってたりとか、
いろいろとルールがあるだろうなって思って。
こんだけどこにでもある、
誰も所有権が一番ないって言われてるものだったので、
そういう意味でもビニール傘、
何かできるかもっていうのはすごい漠然と。
候補の中にあって、
それはもう学校入る前からあったかな。
何かビニール傘使えるかもって思ってて、
サイズ感的にも袋にしやすいっていうのもあったり、
ちょっと想像しやすかったんですけど、
特に何も実験とかもしてなかったんで、
引き出しに取りやすいでとくっていうか、
そういう感じで、
学校に入学してすぐにコンペがあって、
ファイブの企業のコンペで、
それに向けて、
なぜかその時にビニール傘でバッグを作るっていうアイディアもそこにあったんですよ。
でも学校に入って1ヶ月でスケッチもろくに描けない、
提案の仕方もわからない中で、
リュックの絵を描いて、
透明な、
それはファスナーの会社だったんですけど、
ファスナーの製品を使って、
その廃材と会社の製品で新しいものを作るっていうアイディアがそこであって、
全然それも通らず、
そのことを忘れてて、
友人にだけこういうのを出したんだっていう話だけしてたんですよ。
面白いねって言って、それで終わってて、
ずっとその話は一切なく、
2年になった時に、またそのファスナーのコンペがあるっていうので、
ちょっと去年話してた、
あのアイディアやってみない?って逆にその子から話をしてくれて、
じゃあちょっとやってみようかって言って、
やり始めたんですけど、
なんかすっごいややこしいんですけど、
私その時期に肝炎にかかっちゃって、
18:03
しばらく、ていうか半年間学校行ってないんですよ、そこから。
2年になってすぐに半年間休むっていうことが起きてしまって、
だからコンペに出しても、
ていうか出せなくなっちゃって、
そのコンペに出せない、諦めようって言って、
そしたらその次の月ぐらいに学校でプロジェクトが始まって、
ブランドを作りましょうみたいなプロジェクトがあったんですよ。
じゃあこのコンペに出そうと思ってたアイディアを、
そのままこっちに回したらいいんじゃない?って言って、
それが決まってったっていう感じなんですけど、
その間ずっと私は病院と家にいて、
ミーティングに友達に出てもらって、
全部発表してもらって、
私は内容とかを考えて送って、
データを作って送って、
それがもう半年間だったんですね。
リモートワークですね。
本当そうですね。
たぶんプラスティシティのコンセプトとか、
ロゴとかいろんなことが固まってたのは、
その病院にいたからであって、
考えるしかなかったので、
体力的に動けないし、
バッグ全然作れる状態じゃなかったので、
でも頭は使えるし、
だから無駄にコンセプトだけ先にすごい固まって、
こういうものを作りますって宣言しちゃって、
半年後に復帰して、
今まで全然実験もしてきてなかったので、
でもこんだけやるって言っちゃったしな、
ビニール傘でバッグ作らないと、みたいな。
それがもう9月とかなんですよ。
もしこのコンペに通ったら、
来月ある文化祭で、
一番いいギャラリースペースで発表できるっていうのがあって、
1ヶ月しかないけどバッグ作ろうってなって、
闇上がりで。
そうなんです。
だからそこから結構集中して、
本当に1、2ヶ月でどんどん形になってたっていう感じです。
かなりギリギリで、
あと文化祭ももともと10月だったのが、
台風の影響で11月になったんです。
やっぱり時を味方にする人なんじゃないですか。
そうかもしれないですね。
タイミングがすごくいいですね。
だから本当にその2、3ヶ月とかで、
こういうプロダクトができた。
もうその時から名前はプラスティシティだったんですか。
21:01
プラスティシティ。
名前とロゴはまだ迷ってて、
文化祭のためとして仮で作っておいたんですよ。
後で変えればいいやと思ってたんですけど、そのまま。
これがロゴですよね。
それもロゴです。
素材のロゴっていう感じで、
ネームロゴは、
これか。
それも、
それもだから、
開園の時にデータで作って、
それがそのまま使われてるのがすごく不思議なんです。
じゃあそこからやっぱりもう延長線上ですね。
周囲は色々変わったかも、環境は変わったかもしれないけど。
ずっと同じですね。
これちなみに、こっちはロゴマークというか、
これは傘にリサイクルみたいな。
それもその同じ時に考えて。
すごいですね。
じゃあ逆にね、最近忙しくてなかなかゆっくり色々考えたりする暇とかないとおっしゃってましたけど、
逆にそういう時間大事ですね。
大事だと思います。
本当に大事だと思います。
しかも、その時、早く戻らなきゃ。
学校も卒業できないって言われてたんですよ。
授業来てないし、
提出してないので、
やばいやばいって焦ってたんですけど、
でも、多分人って数ヶ月で色々変えることができるんだなとか、
1年間無駄にしちゃったとしても、また取り返しってつくんだなとか、
今までもそうなんですけど、
本当に無駄にはなってないし、
路線は変えたとしても、
ずっと周り見てると、みんなどんどん同じ企業で何年目とかになっていくし、
私はどこ行ってもリセットされてるので、
常に新人として、
いつでもゼロみたいな、1みたいなね。
良くないのかなとか思ってたんですけど、
でも別に、企業では確かに新人かもしれないけど、
色んな経験はしてるし、
それが数ヶ月の間で何かの形になることだってあるし、
なんだな、みたいな。
そこでできたカバンっていうのは、今見られたりするんですか?
そこで発表したカバンって、今も現物持ってたりするんですか?
これ、そうですね。
まさにそのまま残ってるんですか?
さっきのクリアモデルの方。
これはまだプレスが足りてないというか、
もともとはもっと空気感のある、
フワッとしてたんです。
24:01
素材を作れば作るほど、本当は時間早くなると思うんですよ。
逆にこだわり始めちゃって、
こうやってやった方がきれいになるなとかで、
今はちょっと素材感が、手作りでやるときは素材感が違って、
これ比べると分かりますね。
もっと白く平だったり。
全然違いますね。
本当に同じ色の傘だけど、こんなに違うんです。
どっちも、いわゆるザ・手作りみたいな感じですよね。
そもそも時系列ですけど、そこで卒業のギリギリで発表して、
そこから今何年ですか?
2019年の11月に発表してるんです。
まさに2年前か。
2年前ですね。
2020年の4月にはブランドがローンチしてるんです。
5ヶ月後にはローンチしてるので。
だから在学中に話を進めて、
そもそもこれが量産、工場で作れるのかっていうのを、
今一緒に協力していただいている会社に進めてもらい、
工場でできるのかを確認してもらい、体制を整えてもらい、
っていうのが私が大学で卒業政策をやり始めている時期で。
卒業政策は別にあるんですよね。
プラスティシティを発表した後にそれがあるので、
とりあえず卒業しなきゃなっていうのが先にあって、
それをやりながらブランドの話を学校の後とかで進めて、
という感じで在学中に、3月には卒業して、
4月にはもうブランドがローンチみたいな。
だからすごいタイミングがスピーディーです。
早かったなって。
でもどうでしょう、これやっぱり在学中にブランドがローンチも卒業してすぐみたいなところって、
そういう経験する人って誰しもがじゃないと思うんですね。
そういう専門学校を通ってても。
実際はプロジェクトっていうのでそれを発表して評価をされて、
そのプロジェクト自体がもともと、例えば今協力してくれている会社さんが絡んでたとか、
何かそれを企業が手を挙げて、うちがやるよみたいな。
どういう流れでそうなったんでしょうね。
展示会をした時に、結局コンペは通ったんですね。
そのギャラリースペースで発表する機会があったので、
27:05
その時に誰でも来れる、外部の人が来れるような学園祭で、
そこで本当にいろんな方に出会い、飯をいただいたりして、
ブランド化のお話は他にもあって、
ただリサイクルを知っている会社は一つで、
そこがすごく魅力というか、大きいなと思って。
それはなぜですか。リサイクルが魅力というのはわかるような気がするんですけど、
もうちょっと言語化するとすると。
やっぱり個体差がある素材への理解だったり、
それを扱いにくいものに理解を持って縫ってくれている職人さんたちがいるっていうのは、
なかなか私みたいな知識もなく、こういうのを作りたいんですって、
職人さんにアプローチしたところで、相手にされないと思うし、
なかなかそこは難しいと思うので、そこを現実的に、
そういう難しいものを作っているっていうのは、
やっぱり10何年も続けている会社なんで。
それは大きいですね。
大きいです。
リサイクルってこと自体がそもそもそうかもしれないですけど、
やっぱりある意味一番効率性とかビジネスとは、
真逆ということはないかもしれないですけど、難しい部分を取り組んで、
ある程度長い期間やっているところっていうのは、やっぱり限られてくるでしょうし、大きいですよね。
そうですね。いろいろとやっぱりめんどくさいというか、効率悪いとかあるので。
しかも2020年4月というと、ちょうどコロナもね。
そうですね。
実際でもそういう影響ってどうでしょう?
比べるものがないのでちょっとわからないんですけど、
でもいい方なのかなとは思っていて、
外出がこれだけ減っている中で、バッグの必要性ってそもそもなくなるというか減る。
けど、同時にコロナで考え方が変わった方とか、
買うものに対して、いろいろとライフスタイルとかを考え直す人も多かったみたいで、
そこにちょっと当てはまるプロダクトでもあったり、
あとコロナで汚れをあんまり吹けるので、
30:01
アルコールで吹けるとか、そういうのもあるので、
コロナでなければ、もうちょっと発表をオープンにできて、
デジタルでオンラインサイトを始まりましたっていうだけじゃなくて、
実際にどこかのお店とかポップアップとかできたかなとは思うんですけど、
それができないっていうだけで、わからないです。
どう影響していたんですかね。
比較はできないですね。
コロナ禍で生まれているので。
そして世にないものですしね。
そうですね。要素が結構特殊で難しいです。
これ全然話変わりますが、本当に変わりますが、
斉藤さん、センスってなんだと思いますか?
センス?
やっぱりセンスあるねとか言われることもあるでしょうし、
センスもっと磨かないとなみたいに思うこともあるかもしれないですけど。
全然定義ないので、斉藤明成のセンスってなんだろう?
そのセンスいいよねとかって言う時あるじゃないですか。
それって何なんでしょうね。
多分自分の感覚が人のニーズとマッチしてるというか、
なんだなって。
難しいですね。
例えば、すごく適当に買ったスイートを、
全然こだわりもなく買ったものだったんですけど、
それどこで買ったの?おしゃれだねとかって言われて、
自分が無意識に選んでるものの感覚ですよね。
そうですね。今、無意識なんですけど、選んだものが出ますよね。
そうですね。
だから、人を真似してはできないですよね。
誰を真似するかもセンスはセンスだと思うんですよね。
例えばファッションだったら、この人とこの人のスタイルが好きだから取り入れるとか、
それはある意味自分のセンスになるかもしれないですけど、
生み出す側としては、多分本当に自分の経験とかから、
それを無意識的に。
センスを磨こうとか、良くしよう、良くしたいとか思うことありますか?
ないですね。
今の話でいくと、そうですよね。そういうものではないって感じですよね。
ないです。
意識をしてできるものでもないし、
そもそも私はおしゃれだと思って買ってないペットボトルが、
結果的に周りにおしゃれって言われるってことは、
おしゃれもわからない。何がおしゃれかわからないし、
33:01
あと結構ムード感とか雰囲気とかそういうものとか環境だけで、
人の見方も変わるし、
頑張って自分が意識的に身につけようとするのではなくて、
それよりもひたすらオリジナリティを探すことに集中した方がいいなって思います。
そうですよね。
そういう意味ではオリジナリティを探すためには、またいろんなものを意識・無意識的に取り入れていると思うんですけど、
今までのこのまだ若い人生の中で、今パッと思いつけばいいんですけど、
今まででそのマキシマムに影響を受けた人とかものっていうと、なんかパッと出てくるもんね。
でも本とか、やっぱりメディアは大きいですね。
本とか画家とか、アート本みたいなものは、
本だと何ですか?
本当にコミュニケーションズですね。アート本、映画、音楽はすごい大きい。
本だと、例えば、パッと思い浮かべるのは、
ジョン・スタインベックっていう小説家で、アメリカの大恐慌の時の背景とか、
怒りの武道ですね。
怒りの武道とか、いろいろそういうのを書いてる人だったり、
オスカーワイルドとかも好きだったりするんですけど、
あとジョージ・オーウェルとか、そういう小説を今まで読んできて、
なんか多分影響はあるなって思います。
物の見方とか、基本的に多分いろいろ不満を持って、それが原動力になってると思うんですよね。
そのマインドを持ち始めたのはきっと、それこそUKの音楽だったりとか、
そういう小説を読むことで、結構そういう本も社会的なトピックのものとか、
政治的なのもそうなのかなっていうのが、わりとちょっと真面目な内容ですね。
背景が真面目で、表現の仕方は何でもいいんですよ。コミカルでも。
でも、本質的に伝えようとしてる部分がすごく真面目なことだったり。
音楽もそうですよね。
ポリティカルなメッセージがあっても、でも普通にドライブしながら聴くのが楽しいっていうだけであって、
そんな感じで、やっぱり人が作ってるそういうものは。
音楽だと、このアーティストとか、この曲がとか、いっぱいあると思いますけど。
36:01
ジャンルは本当にいろいろありますね。
でも、ずっと変わらないのはビートルズとか、
ラップ聴いたりとか、ドクタードレイとか、エミネムとか、小学校の時からエミネム聴いてたりとか、
そういう世代でもあるので、そういうのも好きだけど、
高校の時は、例えばフランスファーディランドとか、オアシスだとか、
オアシスもビートルズが好きだから、オアシス結局好きなのかもしれないですけど。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や、番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
エピソード説明欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は、月末のYouTubeライブにてお答えしていきます。
今月のライブは11月29日月曜日、正午12時からです。
たくさんのご質問お待ちしております。
今日もエンディングなんですが、
マナさんと実際にリアルで会ったのは1回だけで、
やっぱりなんか不思議な感じなんですけど、前回かな。
掘りマナの巣を引き出すというかね。
バケノカって言ったらかわいそうだからあれですけど、
それこそそれを言語化するとあれですけど、
そのご友人が見る、まだ掘りマナ出てないよみたいなっていうのは、
おそらくどういうところなんですか?
なんか今年エレガントに行きますとか言ってはいるけど、
今年終わりますよ。大丈夫です。
来年も継続でエレガントで行くとは言ってるんですけど、
絶対にそっちのタイプではなくてですね、
エゴ強いし、自己主張も結構するし、こだわりも強いし、
あとじっとしてるのも苦手だし。
その辺がまだちょっと良い子ちゃんになった?
そう、まだ良い子なんです、たぶん私。自分で言うんだけど。
なるほどね。じゃあなんかB面トークみたいなのがまだ出てないってことですか?
まだ出てないと思う。
じゃあどっかでね、僕目が血走るとヤバいおじさんになりそうだからあれですけど、
オンラインでどっかで、特別にライブとかで僕もお酒飲んで、
2人オンラインで緩くそれを流したりしたらB面出るかもしれないですけど。
はやかさんお酒は好きですか?
嫌いです。そして飲めないです。
一杯ぐらいだったらなんとかフリートーク持つと思いますけど、
目が血走ってヤバい感じになると。
私がその前に何杯か飲んどいて、ストカンとか接種しといて、
調節して早川さんと一杯飲むっていう。
そうだね。よく見たら俺別に変わんないのよ。
飲み会とかの場は好きだから、これ以上テンション高くなることもないけど、
こういう感じで1対1が強いから。
じゃあ堀村だけ飲んどけばいいんじゃない?
私だけ?
僕はプロテインかなんか飲んでますね。
健康的。
39:01
それもちょっと面白いけどね。
そうですよね。早川さんあんま変わらないですよね、テンション。
変わんないと思います。
2杯ぐらいのとマジでヤバい人になるんで、目がね。
マナさんは何?酔うとちょっと緩い感じになるから。
飲んでから酢を放しますねとか言いましたけど、
私飲んだら盛り上がるより落ち着くタイプなんで、両方落ち着いていくかもしれません。
もっと落ち着いちゃうんですか?
元々そんな言うほどガチャガチャしてない。
これまだそんな出してないのか。
いつ剥がれるのか剥がれないのか。
ライブとかクラブとか行ったらもうガンガン踊る感じですか?
全然。
それもない?
陰キャなので。
じゃあ一緒ですね。
陰キャです。
一緒ですね。
そうかそうかそうか。
逆に酢状がまだ不明なんで、
そういう意味では僕もミステリアスな堀マナさんを引き続きね、
少しずつ酢状を明らかにしていきたいと思いますが、
こんなエンディングで良かったんでしょうか?
もし良かったら見てる皆さんからどう見えてるのかなっていうのが気になるところではあるので、
ご感想とかいただけると嬉しいです。
そうですね。
それこそね、改めてですけど、
毎月末一応やっていきます。
今試験的に、
僕がすみません、夜起きてられないので裏を変えて、
意外とこれ見られるんじゃないかということでね、
正午やってますし、
もちろんアーカイブでも届けられるのであれですけど、
何が申し上げたいかというと、
マナさんのお友達なんかも声かけてもらっていいと思いますけど、
やっぱりどう映ってるかとかね、
あと僕とマナさんを全く知らずに、
というかマナさんのことあんまり知らずにいた方たちも、
ライブでコメントでね、
いろいろもらえると嬉しいです。
めっちゃ嬉しいです。
この間ちょうどコメントで、
堀さんお誕生日おめでとうございますっていうコメント。
ありましたね。
嬉しくなってたので。
すでに堀マナファンがついてきてるということですね。
ファンとかいるとおこがましいんだよ。
いやいやいや。
僕はそのうちひっそりとこのチャンネルから自体。
メインなんで聞けないでください。
チャンネル本人いないじゃんみたいな。
それもちょっと面白いですけど。
全然面白くないです。やめてください。
面白くない。
はい。ありました。
それではまた次回、
皆様とお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
おきげんよう。
さようなら。
ブーバーし
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