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2019-05-16 14:24

第212回「質問:リーダーはプレイヤーになってはいけないのでしょうか?」

第212回「質問:リーダーはプレイヤーになってはいけないのでしょうか?」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克紀です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、
井上先生、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今日の質問、シンプルですよ。
最近、シンプル系の質問です。
シンプル系の質問ですけど、いいですね。
原点に立ち返れるといいますかね。
しかも、ここ最近、関係性の質とか、対話・会話ってあったり、
その流れで、コレクティブ・ジーニアス系の話に行き、
前回、あれ、成功循環でしたよね。
前回は、ヒエラルキーでした。
全部繋がっていくかどうかが、
さあ、そんな中で繋がるのかどうか分かりませんが、
シンプルな質問をしたいと思います。
いきますよ、短いので。
リーダーはプレイヤーにはなっていけないのでしょうか。
リーダーはプレイヤーにはなっていけないのか。
この質問はシンプルですね。
シンプルに答えると、なっていいでしょう。
そうですか。
なっていいと思います。
ただしが、できたら、
エースが担当するような、
例えばチームのキャプテンが担当するような、
キャプテンはちょっとあれか、語弊があるか。
つまり、エース・ストライカー、ヨバンバッターみたいな、
その人がメインで結果を生むっていう役を担うのは、
できれば避けてほしい。
花のあるところみたいな感じですか。
メイン。
例えば、ルート営業なんかでも、
メインの顧客を持つとか、
その人の売り上げが大きな影響を及ぼすとか、
っていうのは避けてほしい。
営業なんかでは、新規開拓でやってるようなビジネスであれば、
リーダーであろうがプレイヤーであろうが、
みんな同じことをやるので、
それはちょっと種類が違うんだけど。
なるほど。
でもできれば、売り上げ目標なんかも、
5人のチームのリーダーがおよそ3割持ってるとか、
4割持ってるってあるんだけど、
それ避けてって言いたい。
なぜかというと、
種とあるプレイヤーっていうのを下に作らないと。
それを作るのがリーダーの役割だから。
なるほど。
つまりエースを育てなきゃいけないので、
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組織のために。
自分がエースやっててどうするんですかっていう話。
だからそれを促進する。
ただし、人的リソースのキャパシティがあるので、
プレイヤーとなるべき部分も必要でしょと。
だったら一番中心となる人からはちょっと下げたところ。
できれば難易度はあるんだけども、
例えば営業で言えば難易度は高いんだけど、
実は売り上げに影響はあまり及ばさないとか。
結構あったりするね。
かつての僕の仕事で言うと、
例えば音楽をやってて、
ディレクターっていうのは自分の担当アーティストと決まってるけど、
プロモーションっていう宣伝計画を立てるような職種っていうのは、
いろんな人がいるから、人事異動もあるから、
このアーティストの担当は誰ねっていうのは結構変化していくのよ。
そんなことがあるんだけど。
でも僕も課長だった時に、課長でも担当を持つの。
担当のアーティスト。
なんだけど、どういうアーティストを持つかっていうと、
今は一番の盛りはちょっと落ち着いて、
安定的な売り上げはあるけれども、
そんなにすごく影響力のある売り上げじゃない。
ただ、ネームバリューは高いので、世の中の人はよく知ってる。
かつ、それだけになってるベテランなので、
ある意味の扱いが慎重にしなきゃいけない。
そういう難易度を持ってる人を担当する。
若い人にはもっと売り上げがどんどん上がるような、
攻めのことをさせる。
時代のブームを生んでるような。
守り系をやってあげる。
だから守備型メタをしてプレイヤーとして生えるのは、
僕は良いことだと思う。
だからいろんな仕事があるので、
何を攻め、何を守りというかは分かりませんが、
逆に言うと守りだけの仕事もあったりするのもあるんだけど。
なのでその時はちょっと違うんだけど、
イメージとして持ってほしいのは、
リーダーがプレイヤーをやる時には、
そのチームの中のある意味、
守備的な位置にいてあげてほしい。
で、攻めっていう華やかな部分は、
やっぱり部下の中で、
エースとなるような人間を作って待つほしい。
そういう攻めの成功体験から、
いずれ守備は覚えるから。
まずはエースに肌を譲るじゃないですか。
みたいな特典を誰かにする。
これちなみに、
これどういうご質問のあれなんですかね。
この方が描かれている背景はね。
いいツッコミですね。
この目的ですよね、この質問のね。
おそらく推測するに、
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リーダーが引っ張ってるだけじゃダメなんじゃないか、
という思いがやっぱりあるんじゃないかな。
ありそうですよね。
だからリーダー当たるものを、
引いた方がいいんじゃないですか、現場から。
っていう感覚を持ってるんじゃないですかね。
ただそこの回答としては、
井上先生はいけない。
イエスかノーなら全然いいよと。
ただその担当するプレイヤーとしてやる部分の、
機能役割は慎重に考えてねって。
あと違う表現で、
よく経営者は現場から離れろとかね。
そこのニュアンスとの文脈ってどうなんですか。
そういう意味で言うと、
このリーダーがトップリーダーであれのことを言ってるとしたら、
やっぱり現場から離れた方がいい。
だから現場に振った方がいい。
ただ僕が今言ったのは、
現場のリーダーメンバーぐらいの関係性。
現場にはちょっと距離感はありますよね。
明らかに離れた方がいいところまで行ってる方は、
とにかく離れろと。
まあだいたい、経営者というかトップであれば、
現場仕事から離れるのは、
20人超えたらもう考えた方がいいんじゃないかな。
分かりやすくきましたね。
30人になったら、やっぱり経営に特化した方が
会社のためにいいと思う。
そこは役割分担ですかね。
やっぱり経営者の仕事ってあるので、
それは経営者がしっかりやる。
下に譲る。
でも下のリーダーたちは、
人の問題もあるので、
自分だけしてるわけにいかないと、
自分動かないと回らないよ、
ということはあると思うんで、
それはやってもいいんだけど。
でもやっぱり一番下のところへ、
今はまだ未熟さを感じるので、
メンバーに譲るわけにいかないと思っても、
とにかくサブにつけてでもいいから、
早めに譲っていく。
その役割を。
という感じでしょうか。
でも22以下くらいの、
まさにいわゆるリーダーで、
現場もやらなきゃいけない、
どちらの?みたいな境目にいるような、
リーダーとしてやっていくときに、
これなんなんですかね。
すごいわかる気がするんですよね。
出ていいのかな?出ちゃいけないのかな?
プレイヤーの部分っていうと、
自己完結する部分ってあると思うのね。
プレイヤーとして。
プレイヤーのメンバーと関わらず、
自分でやってる。
だからその自己完結する部分は、
やってもいいんだけど、
例えば目標設定とか、
みんなで目標の分担とかいうときに、
一番大きなものを担うっていうのは、
気持ちはあっても、
やんないでってこと。
譲っていく。
でもいざというときに、
チームの売上が足りないとなったら、
それは動いてねっていうのはあるよ。
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チームのリーダーとして、
チーム全体の成果を、
もうちょっと頑張らなきゃっていうときに、
自分が動くってことは、
これはあっていいけど、
花からそれを背負うよっていうことを、
メンバーに示しちゃダメよ。
逆に言えば、
メンバーが苦しむことを、
僕はサポートするために、
余裕を持っておきたいんだよって言ってもいいから。
友軍的な部分で、
みんなのサポートするために、
僕はその時間を持つから、
何でも投げろと。
君の売上のために、
営業の話ばっかりして申し訳ないけど、
君の売上のために、
僕が後ろで支えるよとか、
一緒にこれを考えてあげるよとかっていうのがいい。
そのために僕はいるよっていう方がいいと思う。
今なんかそこで、
ちょっと繋がったのは、
やっぱりリーダーであるときの大前提の、
ある種の前々回ぐらいのマインドセットとして、
支えるね。
支援をするという、
安心・安全の場を作ると。
そこが関係の質を生む。
そこをまず作るというのが、
やっぱりリーダーの仕事なんですね。
リーダーの仕事。
やっぱり大きな目標を、
自分自身が背負ってしまうと、
自分だって苦しむじゃない。
人どころじゃなくなるでしょ。
確かに。
確かに。
だからその人どころじゃないところが、
みんなのメンバーにバレちゃうから。
そうするとこの人には言えないんだ。
それが何のためのリーダーですかって話。
確かにね。
全員プレイヤーになって。
だったら、僕じゃないぞと。
みんながこれをやるんだよと。
そのための支援は惜しまないからって言った上で、
最後に蓋を開けたら、
なんだ結果リーダー一番すごいじゃないですか。
っていうのはそれはあっていいじゃん。
それは最後にかっこいいバージョンになって。
なるほどね。
おいしいところを持ってくっていう意味じゃなくて。
そういうスタンスじゃないんだよと。
つまりチームの結果をサポートするのも、
僕の役割なので、
最後は僕も気と肌脱ぐ。
それはチーム全体を支える存在としてやったっていうことであって、
一人の人間の成績を思い求めたわけじゃないっていう。
知り合いの方で、大企業なんですけど、
全く働かないんですよ。
営業系なんですけど。
全く働かない、どうしようもない上司で、
毎日ゴルフ行ってるんですよ。
ほぼ会社来ないみたいな。
ただ部下めっちゃ頑張るんですよ。
やばいってときだけ、
ゴルフの鬼の接待してるんで、
接待というか仲いいんで、
最後数字足りないってときに、
本当にごめんなさいってときに、
その人ポンって電話して、
チームの成績終わらせる。
なのでそれを見てるので、
下の子たち死ぬほど働くんですよね。
でもそのおじさんですよ。
ゴルフしかしてないんだよ。
でもね、これね、
僕も前の会社ではそういう場面。
そこの業界いそう。
僕の上司は言ってたもん。
上司元気で、
ルズがいいって。
いないほうがいいんだよ。
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いなきゃみんな考えるから。
確かにね。
業種業態によって違うし、
職種によっても違うので、
いないのまずいんですよっていうのもあるんだけど、
でも気持ちはそういうこと。
これ最後に一個そこであれですけど、
そこで勘違いして、
表面だけパクっちゃうと、
本当にいないっていう状態だけ作って、
やばいことになってるって。
ここポイントはどこですか?
だからやっぱり、
さっきの殿下の方と抜くじゃないけど、
どっかでキラリっていうのは見せとかない。
それありきってことね。
ただいないって。
いないということは、
実は何をできるためにいないのか。
僕の上司にも一人いた。
いざっていうときに、
自分たちの部門の予算を分取ってきてくれる。
そのためにずっと社内政治のために
いつもいろいろ価値観はあるにしろ、
けどその殿下の方を持ってると、
最後やるから言えないし、
で、いないから考えるし。
だからこれはエースを育てるためにも
そういう存在感。
何回も言いますけど、
職種によってはそういうことをしちゃいけない職種もあるので、
精神の部分というか気持ちの部分だけ組み取ってほしい。
なるほどね。
ここ最近何か通ずる話が続いておりますね。
そうですよね。
というわけで終わりました。
ぜひこれからの質問をお待ちしておりますので、
どしどしとお寄せください。
というわけで井上先生、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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