プロジェクトの紹介
今日の会話を始める前に、僕の方もアップデートがいろいろあるので、その紹介をお始めにしようかなと思うんですけど、
ゼロ回目でコーダー道場のこととか、あとこのポートキャストの紹介とか、いろいろしたんですけど、
そこから2ヶ月くらい経って、また新しい取り組みも始まったりするので、それをまず紹介しようかなと思っています。
コーダー道場は藤平に加えて柏も展開が始まって、藤平は3回やって、柏は1回やってという感じで、
子どもたちもどんどん集まってきている感じで、いい感じで済んでいます。
あと、コーダー道場とは別に、電子工作、電子工作といってもハンダゴテ握ってやるものからいろいろあるんですけど、
ラズベリーパイとか、マイクロビットとかという小型の基板を使ったものを使って作品作りをできたらいいなというプロジェクトですね。
作品といっても、音とか映像とかを使ったりとか、あとはメンバーが今3人、4人くらい集まってくれているので、
各々のバックグラウンドは違うものもプログラミングに関して言うと、僕が割と仕事でやっているというのもあって、
ですが他のメンバーはプログラミングに関してはそれほど業務でもやっていないということで、
デザイナーさんだったりとか、あとは映像関係をやっている方とか入ってもらって、
映像掛けプログラミングとか、デザイン掛けプログラミングとかという形で作品を作っていけたらいいかなと思っています。
数字的に関して言うと目指しているのは、個々みんなそれぞれやりたいことが違うので、
やりたいものを作りながら、作る上でどうやったら作れるのかということをみんなでシェアしながら、
学びあったり教えあったりするというのをやっていければなというのが、今月から始まったという感じですね。
そういうのがノウウェア・端野里とノウウェア・柏で、僕を中心にして始めることができていますので、
ノウウェアに関して、ノウウェアに関わる人プラス藤寺市柏市の人たちもどんどん入ってきてもらえると嬉しいなと思っている感じですね。
最近のアップデートとしてはそんな感じなんですけど、今日は徹ちゃんこと松川徹也さんにもお越しいただいているので、
ちょっと話ができたらなと思っています。
今日は徹ちゃん何時に起きたんでしたっけ?
おはようございます。
おはようございます。
今日は実は6時ぐらいかな。
早く起きてましたね。
いつも早いんですか?
早いかな。6時、7時とか8時、その間起きてますね。
昨日早く寝たっていうのがあって、昨日はずいぶん疲れるようなことがあったんで、
それで寝ちゃってたっていう感じです。
よく寝落ちしてるとかっていう話もありますけど。
そんな感じですね。
そうですね。
今日は4回目になるんですね。
ゲストの方3人出てもらって、4人目ということで徹ちゃんの方にも出てもらおうかなということでオファーを出したんですけど、
多分僕は徹ちゃんって呼んでるんですけど、松川徹さんのことをまずはリスナーの方とかも知っていただきたいので、
後ほど詳しくは話するんですけど、簡単にちょっと自己紹介をしてもらえると嬉しいかなと思っています。
はい、わかりました。
稲妻キャストは4回目?4人目ですか僕はね。
ゲスト4人目ですね。
1回目が
1回目が徹ちゃんね。
徹ちゃんがノーウェアのカフェのペルノンとして出て、
はい、わかりました。
僕は松川徹ちゃんと呼ばれてますけど、
その1回目出た徹ちゃんと一緒にノーウェアを運営してます。
徹ちゃんです。よろしくお願いします。
はい。
今日は今、ずっと稲妻キャストは藤野里、富士寺の藤野里、ノーウェア藤野里で撮ってるんですけど、
最近は隣のノーウェア柏、柏市の柏駅っていうのがあるんですけど、そこの前で、
近所でね、ノーウェア柏っていうのがありますんで、そっちの運営にずっと当たってて、
そこでいろいろやってますね。もちろん藤野里も含めていろいろやってますけど、
そうですね。
そういう感じです。
はい。
大体あれですよね、柏にいる感じが多いですね、徹ちゃんの場合はね。
そうそう、柏にいますね、基本。
と言っても、藤野里と柏、ここから柏まで自転車で10分あればいけるので往復することは結構あって、
何かあれば藤野里に来てますね。
まあそんな感じで行き来しながら、ウォーキングも運営をしつつ、他の仕事もいろいろやりつつっていう、
僕もね、徹ちゃんがやってる仕事を全貌は全然知らないんでね、多分むちゃくちゃたくさんあるのかなっていう印象なんですよ。
そうかな。
この地域で始まっているプロジェクトも多数あるし、あと藤野里、柏以外でもプロジェクトが走っているっていうのもたまに聞いたりするんで、
結構忙しいんだなと思ってますね。
たくさん、よく言われるんですよ、たくさんやってるねとか、確かに例えばプロジェクトとかチームとかで見たらすごくたくさんやってるように思われがちなんですけど、
やってる領域というかはすごく狭いと思っていて、狭いというか、プロジェクトの最初の立ち上げだとか、うまくいくまでの、うまく走り出すまでのことだったり、
あとは自分が得意としてのデザイン、特にグラフィックデザインとか、映像、僕は撮ったりはしないんですけど、映像の編集とか、ディレクションとか、
あとはそういうのを生かしたブランディングですね。特に何か始まるとか、方向を変えていくっていうような時のプロジェクトのブランディングをやったりするのが得意なんで、自分としてはそういうとこやってるんですけど、
今ちょっと話しつつ自分もそう言っても結構いろいろやってるから、ちょっともう一つ話してますけどね。
カテゴリーに分けると狭いかもしれないけど、そこから派生したプロジェクトが結構あるのかなという。
そういう感じでもあるかな。
ですよね。
特に後でもしかしたら説明するかもしれないですけど、コワーキングとかは結構ここからここまでっていう線が引けなかったり、
そういうのがあるので、だから派生するとかね、何か増えていってるなみたいなのは多分コワーキングスペースにいる人たちはすごい感じてると思うんですよね。
そんな感じですね。
そうですね。さっき映像とかっていう話も出たんですけど、今回のその事前メモとかを見てるんですけど、
音楽の仕事とか音楽関係のことを前にやってたって話もあったんですけど、その辺ちょっと今まで聞く機会なかったんですけど、
どんなことをしてたのかって、音楽の趣味とか聞けたらいいなと思ってるんですけど。
音楽への情熱とグラフィックデザイン
なるほどね。音楽はもう10代の頃から大好きで、バンド組んだり、最初ドラムとかギターとかやってたし、
CDとか10代の後半とかレコードとか買い始めて、高校の時は吹奏楽部をやってクライネット吹いてたんですよ。
そんなことで音楽がすごい好きだったんですよね。
仕事っていうより、とにかく音楽好きなんで、常に音楽に触れていたいっていう感覚でいたんで、
レコード屋さんでレコードずっと視聴したり探したりしてたし、
バンドやってるからライブハウスやったりクラブやったりもしょっちゅう行ってたし、
そのうち自分でもイベントやるようになって、そこで自分で企画したイベントね。
バンド何組読んでジラシ作って巻いてみたいなイベントやってたんですよ。
大学生の時、僕フランス語学科だったんですけど、フランス行ったきっかけもフランスの音楽が好きで、
フランスの音楽と映画も好きだったんですけど、
その前はね、話すと言うなら音楽編歴もあるからみんなあると思うんですけど、
イギリス音楽、ロックのイギリスカブレやったんで、
ロック聴いたりしてたんですけど、大学入る頃にフランスの音楽がすごい好きになって、
で、フランス行く目的もレコード買いに行くみたいな、
エッフェル塔見に行かずにレコード屋めぐりみたいな、
一軒一軒すごい長いんで入ったら。
でもねそれが面白くて、
日本にももちろんレコード屋さんたくさんあるんですけど、
向こうで買うっていうのがすごい楽しくて、すごい買っちゃって、
スーツケースレコードしか入ってないみたいな、
そんなのやってましたけどね。
レコードも好きで、やっぱりそういう音楽から受けるいろんなもの、
音楽から発生していくっていうか、音楽っていろんなバックグラウンドがいっぱいあるんで、
それこそ映画だとか文学だとかもそうだし、
単純にファッションのカルチャーとか写真とか、
なんかそういうのとか、あとDIY、
よくインディーミュージック、
日本なんかにも特に海外とかはDIYで、
すごく世界的に活躍しているミュージシャンのバックグラウンドとかを掘り下げるのがすごく大好きで、
インタビュー記事とか、バイオグラフィーみたいなのを結構、
ずっと読んだり見たり調べたりするのがすごく好きで、
だから音楽から、音楽って全部見てますね、世の中多分。
音楽、単純にサウンドって音楽じゃなくて、
音楽、純粋に音だけの音楽じゃなくて、
どういう人が作ってるのかとか、
さっき言ってたバイオグラフィーのことが気になったりとか、
ちょっと掘り下げてみたりとか、
っていうのも好きなんですよ。
そうなんですよ。
だから逆に言うとね、意外とレコード好きっていうと、
オーディオにお金かけたりとか、
意外と音楽に関しては、
意外としてないですね。
そういうのももちろん奥が深いっていうのはわかるんですけど、
いろんな体験を音楽を通してしていく。
この人の作ってる音楽はどういう人たちが聴いてるんだろうかとか、
どういうところで人気なんだろうかみたいなところから入って、
例えばアルバムを作るのに、
どういった方々が、人たちが参加してるかとか、
最初は全然わからなければレコードジャケットの裏の、
いわゆるクレジットっていろいろ書いてあるんですよ、
プロデューサーからバンドメンバーから、
書いてあるじゃないですか。
でもちっちゃい文字で書いてるんですけど、
そこを全部拾っていって、
まずは覚えるみたいな、
当時インターネットがあれば今はパーッと検索できるけど、
まだそんな当時ないので、
レコーダーで、
あれ、なんか見たことある名前みたいなクレジット、
プロデューサーが一緒とか、
そういう本もあるしね、レコード紹介書もね。
そういうので結構いろんなところに広がっていったっていうのがあって、
仕事っていうと、
音楽にずっと触れていたので、
音楽があるとかっていろいろやりましたね。
音楽から得た経験と影響
最初ライブハウスでやったりとか、
あとはグラフィックデザイン。
ライブのチラシ作ったりとか、
広告関係ですよね。
一時期イベンターで働いたこともあって、
コンサートプロモーターみたいなところで、
チラシ毎日作ってまくっていうような作業をしてたんですよね。
その時すごい楽しかったですね。
さっきのレコードの話ではそうですけど、
レコードジャケットが僕の最初のビジュアルとかグラフィックの体験っていうか、
影響を受けてるんで、
レコード見てかっこいいなっていう、
音楽とビジュアルってすごい密接なんで、
それでグラフィックデザインとかに興味を持ち始めて、
そういうことなんですね。
そういう仕事でも、たまたまですけどしてたっていうのがあって、
その後は自分がバンド活動も本格的にいろいろやってたんで、
ライブハウスに出たりとかクラブでやったりとかしてた時も、
常にでも制作側、ステージ上がってやるだけじゃなくて、
制作側、例えば企画もそうですけど、
そういうふうに一つのイベントを仕上げるのにいろんな人が関わるんで、
特にウェブサイト作ったりとかチラシ作ったりとか演出考えたりとか、
そういうのもやってましたね。
音楽が好きで仕方ないっていうところからそこに飛び込んでみて、
当然チラシとかも作らなきゃいけないとか、
ライブハウス運営とかもあるし、
アルバイトしたりとかしながらグラフィックデザインっていう仕事とかも
出会ったっていう感じもあるんですよね。
そこまでとは思ってなかったんですね、実は。
音楽の影響とバンドの魅力
あまりこうやってじっくり話す機会もなかったんですよね。
音楽が確かにすごい好きだっていうのは聞いてたんですけど、
もう本当にバックボーンが、背骨がもう音楽みたいなもんなんやと思って。
そうそう。
例えばノウェアとか始まってから1年、2年くらい経つけど、
あんまり音楽をテーマにしたことって何もできてないんですよ。
コロナのこともあってイベントみたいなこともできてないから、
井上さんとかもしかしたらそういうの見ていただけてないかもしれないんですけど、
それとは別でも、基本さっき言った考え方が音楽から得たことで考える思考になっちゃってるので、
だからそういう感じですね。
物事を捉えるときに全部音楽に例えるというか、
そうでしか自分の中で物事を理解するときにできないっていうぐらいになっちゃってて。
逆に音楽を通して見るのが好きなのですかね。
多分そうかな。伝わんないことも多いけど。
いろんなアプローチとか見方とかもあると思うんですけど、
音楽のあり方とか作ってる人がどうとかっていうアプローチとかも影響を受けてて、
そこから考えていくっていうのも楽しいんですよね、多分ね。
そうですね。楽しいものもあるし、大切にしたいってちょっと思ってて、
音楽に救われてるところがすごいあるんで、ちょっと格好悪い感じなんですけど、
10代の頃とか結構音楽があって救われてたっていうか、
音楽なかったらどうなってたかなっていう楽しいこともあったし、
辛い時も大体音楽聴いてたら過ごせたし、
その音楽の持ってる面白さとかすごさっていうのをやっぱり大切にしたいなっていうのがあって、
もっと神くらいというと、例えばミュージシャンってすごいじゃないですか。
例えばソロで演奏する場合もありますけど、
例えば僕が好きなバンドとかね、3人4人とかですごい世界を踊らせてるバンドとかもあったり、
たった3人4人やってることがすごいやってたりとか、
あとはそこまで全然有名じゃなくても、ある人にとってはすごく大事な曲やったり、
すごく影響を与えるような曲っていうのもその人にとってはすごいかけがえのないものになってたりするじゃないですか。
僕とかも結構そういうのあるんですよね。
他で誰聴いてるのかなっていうような曲でも、自分自身の歌すごい影響を受けた曲ってたくさんあるんで、
なんかそういうのっていうのを大事に、そういうので価値あるかな、価値というか、そういうのが大事かな、大切にしたいなと思っているので。
自分にとってすごく大切なものであった、これまでの経験にとってすごく自分の中で中心にあってあるので、
それをやっぱり大事に守っていきたいみたいな気持ちもあるんでしょうね。
そうですね。あとのコワキングスペースの話にもつながるかなと思うんですけど、
さっきのバンドの面白さみたいなところ、ライブハウスにずっといたんで、
それこそ演奏するだけじゃなくて、いろんなところに関わってた現場にずっといたんですけど、
最初、例えばもうバンド組む前から知っている人たちとかいるわけですよ。
バンド組みましたみたいなところも旗から見て、1ヶ月後とかにはライブとかしてるわけですよ。
最初はお客さんいなかったりとか、でもいきなり人気になったりするし、
そういう経過をすごく小さいところから見てるんですよ。
こんなのやりたいな、あんなのやりたいなとか、ちょっとやってみようかなみたいなところから、
ファンまでつくようなバンドまでいく経過をいろんなスピードで見てたんですよね。
関わってたときもあったし、そういうところに。
だからその面白さがあって、バンドってすごいなとか音楽ってすごいなっていう、
成長っていうとちょっと違うかもしれないですけど、
音楽の面白さでみんな気づき始めるこの影響を与えていくところとか、面白いなって。
逆もあるんですけどね、昨日まで元気あったバンドがもうあれみたいな。
もうやらないなみたいなのもたくさん見てたり、
あとはずっと続いてるバンドもいたり、
結構お金にならないけど、とにかく続けてるみたいな人たちもたくさんいるし、
そういうのの考え方って面白いなと思ってるし、基本的に僕には結構あるので、
そういう感じで、自分もそこの音楽にずっと関わりにあったらそういうところで仕事したいっていうのがあって、
という感じですね。
なるほど。
じゃあやっぱり音楽は生活の一部だし、
やっぱり日々触れ合っておきたいものであって、
それが仕事として関わってた時も当然あるけど、
話聞いてると音楽を中心に仕事をするにしてもちょっと考え方とかをインプットしてみたりとか、
インスパイアされるものがあったりとかっていう感じだったんですね。
そうですね。
そう考えると、そうですね。面白いですね、なかなかね。
レコード売買の体験と責任
もう一つ話すと、さっきの方はライブハウスであったりバンドの演奏していく人たちをずっと見てすごく影響を受けたっていうのがあるんですけど、
別のあれでレコードを売る仕事もずっとしてたんですよ。
売る仕事も。買うのもやったけど。
買うのもやったけど、レコードを売る仕事もしてたんですよ。
最初はレコード屋さんと一緒に仕事してて、
レコード屋さんのウェブサイトを作ったりとか、
あとはそういう販売を一緒にずっとやったりもしてたし、
自分で仕入れて自分で売るっていうようなこともやってたんですね。
で、その時にやっぱりレコードって星の数ほどあるんですよ。
あー、そうですよね。
で、もちろん死んだ人のレコードとか、
死んだ人っておかしいけど、昔のね、
それが未だに手元に残っているとか、面白いし、
全然知らないバンドの、例えば外国の音楽が僕のところで手元にあって、
それを売るっていうね、行為がなんか思う。
いろいろ気づくことがあって、
僕次第な、みたいな感じでね、
売るというか、
売るというか、
レコーダーさんにいて面白かったのは、
レコーダーさんの棚があるんですよね。
ロックだとかポップスだとか、もっと細かいジャンルいっぱいありますけど、
どの棚に入ってるかみたいなこととかに最初気づき始めて、
そこでね、
ちょっとね、
どの棚に入ってるかみたいなことを、
思い出したりとかね、
みたいなこととかに最初気づき始めて、
なんかすごくセンスの良いレコーダーさんに出会ったわけですよ。
これをここに入れるかみたいなとか、
逆もあって、ここに入ってるレコードは、
だいたい聴いたらかっこいい、僕の好みやみたいなのを、
結構細分化してね。
ロックっていうとすごい広いですけど、
例えば60年代の、
どういう音楽みたいなのが、
棚にラベル付けされてるわけですよ。
そういう仕事も面白いなって思って、
ミュージシャン、音楽を棚に入れていくのって、
すごい責任あるなって思って。
確かにそれはそうだと思う。
作ってる側もね、そんな棚に収まると思ってないかもしれないですよね。
ジャンル、バンドによっては、
ジャンル分けされたくないとか、
っていうバンドもあるんですよね。
そういう世界も面白いなって思って、
例えばDJだとかもそうだし、レコード屋さんのそういうね、
その人がどの棚、バイヤーがどの棚に収めるかによって、
届き方が違ったりとかね。
面白いなって思って。
それでまた音楽の聞こえ方も違ってくるんで、
サウンドのね、
だから最新の音楽だと思ってたら、
聴くとすごい古い音楽が混ざってたりするのも、
言われるまで気づかない時もするじゃないですか。
だからそういうのが面白いなと思って、
それも結構仕事につながってますね。
やっぱ音楽になっちゃうんですけど、
そういう人のやってることに対して、
説明したり、
それこそ自分のラベルをつけるっていうか、
結構責任あるし、でも面白いなっていう。
レコードとかもそうですけど、
お店に並んでて、
ちっちゃいカードがついてる、あるじゃないですか。
キャプションとかって言われるんですけど。
あれも書いたりとかしてたんですか?
うん、してましたね。
実際にはレコードじゃなくて、
僕らは通販やったんで、
ウェブサイトに書いたりしてましたよね。
そんなのがあったかな。
あれによって買う時に見るから、
どういう音楽なんやろうっていう。
初めて買うバンドだったら、
アルバムだったりしたら見ますよね。
それで買うかはないっていう判断がされるから、
割と重要だったりしますね。
すごい重要ですね。
だから僕は買う側を体験してる。
もうみんなそうだと思うんですけど、
買う側としてすごい冒険ですよね。
どんな音楽なのかな、これみたいな。
もう手がかりのないまま。
失敗することが多いですよ、もちろん。
フランスのレコード屋まで行って、
何かわからないレコードを手に取って、
何なんだろう、これっていう。
買う楽しみもあるんですけど、
そこが面白いですよね。
僕なんかは大学の頃になって
やっと洋楽を聴き始めたんですよ。
最初、何を買ったらいいかわからないんですよね。
レコード屋さんとかに行っても、
いっぱいあるじゃないですか、洋楽って言っても。
この中で自分が好きだというのは
どこにあるんだろうみたいなのがわからなくて。
自分は量販店とかに行ってキャプションを見たりして買いながら
買ってみたら自分の好みとは違うみたいなのもありましたけど
その当時はやっぱり今ほど
音楽が無料で聴けるような状態じゃなかったから
パッケージ開けてCDとかを鳴らさないと
わかんない面白さみたいなのがあったなと思って。
僕らもちょっとそれを忘れているくらいの感覚ですよね。
音楽を通じた仕事の興味
家に帰ってプレイヤーにかけるまで
わかんないっていう。
CD当時2千円、3千円してたから
そういうのをドキドキしながら
そこの体験に関わっているわけですね。
今すごい音できましたけど。
大丈夫です。
そういう体験、楽しいですよね。
今ってよく言われますけど
すぐスイッチ変えれるから、チャンネル変えれるから
YouTubeなんかでもサクサク見れるから
あの体験は今ないよね。
ないですよね。
そういうメディアをあえてシャットアウトして
町のCD屋さんに行って買うっていうことも当然できるから
それはマニアな人はそういうやり方で買っていると思うんですけど
これだけ溢れてくると
無視せざるを得なくなるというか
買う前に味見したくなるみたいなのは
ノーセンあるかなっていう。
話しててすごく思いましたけど
そういう体験をずっとやってきたし
そういうとこ楽しんでやってきたかなっていうのがあって
今もそれをやってるかなって
さっきの仕事の領域で言うと
人の活動にラベルつけたり
今から生まれるようなものを応援するとかしですけど
関わってプッシュしていくような仕事かもしれないですね
だからさっきのバンドが生まれる前の過程
人がちょっと集まってきて
そこで仲良くなって
何人かがバンドやろうって言い出して始めてみたいな過程を
見てたりとかも何度もしてると思うんでね
それが音楽に関わらず仕事の面でもね
生まれるところから見ていって
そこでちょっとこういうふうにしたら
もっと面白くなるんじゃないかみたいな
視点があったりのかもしれないですね
だから世に出る前のものみたいな感覚ですかね
面白いですね
いろいろ言うわけですよ
特に若いバンドなんかに対して大人たちが
ああだこうだ
大体はこうやったら売れるっていう
バンドの売れる・売れない
売れるかどうかのジャッジでみんな大人は言うわけですよ
ただ若い人たちもそううまく乗らないし
乗る人ももちろんいるんですけどね
そこをまた見てて面白いなってなって
売れたいっていうバンドが売れるわけじゃなかったりするんですよ
むしろ逆ですね
僕が見てきたの
かといってそう言いながら
もう売れたからって言っていいわけでもないしっていうね
散っていくバンドもたくさん見たんで
どっちがいいかは分かんないですよはっきり言って
単純に面白いねそういうところを見てるとね
だからやっぱり最初の目になる段階とかって
まだそんな根が深く張ってないから
やっぱり弱いじゃないですか
だからそういうのを守る立場でもあったのかなと今思ったんですけど
例えばいろんな大人がいろいろ言うじゃないですか
そう言われても
いやもう彼らはこういうのですごくいいからとかっていうことを
あえて言う人だったりとか
そうそうそれは
そういうのが必要であればしてましたね
常にやってるわけじゃないんですけど
そういう環境を作っていく
言葉にすることもありますけど
どちらかというと環境でそういうのをやりやすいように作っていく
やっぱりそういう場所って
物理的な場所に関わらず
新しく生まれたプロジェクトだったりとか
団体バンドだったりとかを
うまくサポートする場所づくりだったりとかっていうのは
とても大事だなと思ってて
始める段階ってどうしても
やってる本人もどうなるか分かんないし
っていうのはあるじゃないですか
人によってはこれうまくいくのかどうかな
ちょっと見守ってる人もいれば
ちょっといろいろ言いたくなる人もいると思うんですよね
そういうところでやっぱ
なんていうのかな
もうしっかり成功するって確実に言えるものではないものが
極論したら全てじゃないですかどうなるか分かんないし
そこをねその場所として
ベースとして提供するっていうところは
自分が運営していくっていうのも好きなんですかね
そうだと思いますね
さっき守っていくってあったでしょ
守っていくっていう感覚とは違うんですよ
ちょっと難しいなここ
よくあるじゃないですか若い人たちが好きなようにやれる場所を作って
大人たちは温かく見守って
実験の場を作ってみたいなことなんですけど
正直それも予定調和すぎるかなって僕は
なんかとにかく
そういういろんな人たちがいる面白さをさらに
かき回すみたいなことを結構やるので
例えば音楽スタジオでレコーディングとかリハーサーとかしてると
まあ音楽スタジオの人たちが
音楽スタジオの人たちが
中にはメンバーの名前すら知らんような人たちも来るわけですよ
あだこだ音楽に文句やって注文つけて帰って行ったりとかするわけですよ
なるほど
まあよくあるんでしょうね
そんな時は
バンドを守る立場でいたりするんですけど
音楽スタジオの人たちが来て
そんな時は
バンドを守る立場でいたりするんですけど
逆にほったらかしにする場合もあって面白いんですよね
どう考えるのかなこの人たちとか
なんか
僕は結構そういうのをしちゃうタイプ
で生まれてくる音楽の面白さっていうのがあって
そういうのもある意味そのバンドにとって
刺激になりますからね
彼らだけで完結してないですからねやっぱ音楽っていうのは
彼らが聴いてきた音楽だったり
そういういろんな人の言葉だったりが入ってきて
ミックスされて出てくっていうのを考えると
守るっていうよりはやっぱ
お得っていうのも一つですね
そうですね
コントロールできない要素の方が大きいんですよやっぱり
そんなんでうまくいかないですよ
でも僕はそっちより
バンドの守る立場
そっちよりなんかもうコントロールできない面白さ
コントロールできないものでできる面白さの方が
面白いなって思っちゃってる
それは音楽とは関係ないかもしれないですけど
でも関係あるかななんかセッションとかしてて
でも意外なコラボレーションとかで意外な花が咲くみたいな
いや結構ありますよね
なんか
ノーウェアもね恥の里の近くにも
ロックバレディオっていうのがありますけど
そこでも何度かね僕はギター持って行って
セッションとか何人かとしましたけど
同じバッキングトラックが流れてる中で
ギターソロこう回していくわけですよ
回していくけど
僕もギター弾くから
そう弾く?みたいなのとか
あるんですよねとか
そこ弾かないんやみたいなとか
逆にそういうのでインスパイアされたりとか
そう弾くんだったらちょっとこうしてみようかなとか
っていううまくループが回るっていうか
インスパイアのループが回るみたいなの
そういうのもありますよね
やっぱ音楽はそういうのありますよね
で向こうが予定にないことをやりだしたら
それに合わせるしかないみたいなところの
そこをどれだけ楽しめるかみたいな
そういう感覚はやっぱ
持ってた方が楽しいかなって思ってるのと
ありますよねそういうのはね
あとはさっき言ったコントロールできない
ものの方が大きいっていうのは
体験があって
そういうことに考える経験があるんですけど
ライブハウスで同じバンドのね
同じライブを見てるわけですよ何回も
同じセットリストの同じライブを
1週間前にやったライブと
今日のライブで全然盛り上がりが違うと
同じことではないですよ厳密に言うと
同じことではないんですけど
同じような感じでやって
一方ではすごい盛り上がったけど
一方では全然シーンとしているような
何なんだろうなとかっていうのが思ったわけですよ
例えばライブハウスの空調が熱かったとか
お客さんがちょっとカップルが多かったとか
そんなことで多分変わってるんだと思うんですよ
お客さんの一人がなんか踊りだしたとかね
それはステージの上ではコントロールできなかったりするし
測れないんで
そういう要素も結構大きいんですよね
確かにね
バンドは結構そこを一気に一遊したりするわけですよ
絶望的になったりする人もいるんですけど
僕とかは結構
なんかクーラー聞いてなかったからちゃうとか
なんか賑やかな客おったから
え?っていうのを結構言ったりしてたんですよね
だからそういうのも含めて面白さがあって
物事が面白くなっていくなそういう視点も
僕は常に持とうと思ってるんですけど
なんかやっぱ話聞いてて思うのは
てっちゃんが好きな状態っていうのは
割と混沌とした状態というか
そういうカオスだったりとか
コントロールできないものが入ってきたりとかっていう
例えばちょっと話が飛びますけど
宇宙のこととか話すと
宇宙も最初は混沌とした状態でガスがすごく溜まった状態で
星みたいなのが個体として存在しない状態で
あってそこから何億年何十億年ってたった中で
安定期に入ってきてる太陽系に関して言うと
と思うんですけど
一方でね
僕らは音楽を作るにしても
最初の黎明期みたいなちょっと混沌とした時期から
ちょっとなんかヒット作が出て
ファンがついて
そこからまたファンが
ちょっと変わったファンが出てきたりとかする中で
最初の生まれる段階混沌とした時期みたいなのが
関わるのも好きなんかなってちょっと思いましたね
そうそうそう
面白いですよねそういう
そこに楽しいのはそこにラベルをつけていったりが楽しいわけですよ
例えば線を弾くって言い方
僕はするんですけど
例えばこっちからこっちはロック
こっちからこっちはポップスみたいな
線の弾き方みたいなのは自分次第だったりするけど
すごくそれによって関わる人もそれによって動かされていくわけじゃないですか
だから混沌が好きなのは多分整理したり
線を弾いたりするところを楽しんでいる感もあるんですけど
逆もあって
いきなり線消したりするのも好きなんですよ
要は混沌が好きなのかもしれないですね
整理のつかない状態追い聞きする
追い聞きして
そこで何かしら自分の今いる価値だったりとかを
ラベル付けするっていうのもそういうことかなと思っていて
自分がここにいたから
例えばキャプションが付いたとかっていう価値になるわけじゃないですか
その結果全然知らなかった人がレコード買ってくれたりとか
っていうのも当然あるだろうし
自分ちょっと深い話になるかもしれないですけど
存在価値みたいなものにも何かつながるのかなってちょっと今思ったんですけど
そうそうそう
ラベルの付け方次第で
全然違って見えるとか気づいてもらえたり
音楽の面白さとコントロールできない要素
そのものとかその人自体も気づくというか
まとえるというかそういうのが大切というか
あるかなって思ってて
そういうのってなかなか数字に置き換えたりとかできなかったりするのが
また混沌やなって思ってて
面白いなと思ってるんですよね
だから今日例えば仕事っていうのの話
どういう仕事をしてるんですか?
たぶんそういうところの仕事をずっとしてるっていうか
こういう物事とか人とかに対して
そういうのを体験させてる
あんまりてっちゃんがやってる仕事は具体的にはあんまりよく知らないですけど
あんまりルールとかカチッとこっちでとか
人に対してもこっちでやってねとかっていう感じではないのかなと思ってて
あんまりこう
どちらかというと
さっきのじゃないですけどアンコントロールな状態が
割と多いのかなっていう印象なんですけど
そうそうそう
それはねさっきも言ったかもしれないけど
予定調和とか
あんまり好きじゃないかったり
予定調和なことを任されても
つまらない気分があるかもしれないですね
ルールを決めるっていうのはそういうことだと思ってるんですけどね
物事進めるには安全に進めないといけなかったりするけど
僕のやっている生きてそんな別にちょっと安全じゃなくても
人の命にかかわることにしたら別ですけど
ちょっとねそのルール無視って言うとおかしいですけど
別にルールのない状態で進むっていうのも全然いいと思うんですよ
それは何でかってさっきのコントロールできない部分の方がすごく大きいので
そういうことを思ったりしますね
予定調和なことばっかりになる世の中になりつつあるなって僕は思ってて
というのはここまでデジタルであったり
AIとかが進んでいくと厳格なルールであったり
その裏で走っているスクリプトって言われるプログラミングみたいなものが
さっき言ったルールになっていくわけですね
人間の活動に対してそういう厳格なルールの下で
プログラムが実行されている世の中になる
そこから生まれる価値付けも全部そういう風にAIが決めていく世の中になると
どれだけそこから逸脱できるかっていうスキルとか考え方が
必要になるんじゃないかなって
ここ2,3年ぐらい4,5年かなずっと考えてて
実はこれを説明するときに退屈とどう戦うかっていつも言ってるんですけど
多分世の中はどんどん退屈になってしまうよって思ってるんですよ
まずはその退屈から逃れられるような面白いことをしている人たちたくさんいるので
そういう人たちは僕今いろいろあったりしてるんですけど
そういう人たちと一緒に場所づくりをしていけたりしたいなと思って
音楽から得た視点
だからノーウェアっていう名前もそこから来てるんですよね
予定調和に対する名前なんですよね
退屈 ノーウェアってどこにもないみたいな意味なんですよね
英語で言うとノーウェアですけど
ゴールがわからないっていうかね
行く先どこに行くのみたいなところを楽しめる人たちに来てほしいなって思ってるんですよ
行き先はね
1年後にしたって行き先なんて決めたとしてもそこに行けるかどうかわからないけど
僕自身はそこへ行けるかどうかわからないのが楽しくて
行けなくてもよくて行けたらいいかもしれないですけど
そこの過程を楽しみたいっていうのがあって
ついたところがゴールでもいいかなって思ってて
ノーウェアっていうのはそういう
例えに使ってるんですけど
これが例えばもっと人類の大きなゴールであったりとか
社会国家の危機に関わるような目標だったら考えないといけないんですけど
音楽的ノリから来てるんで
出来上がったものがゴールでもいっちゃうっていうのは思ってて
そういう感覚ですね
なんで僕がノーウェアと出会ったのも
たまたま恥の里で暮らし始めて出会った感じですし
たまたまここでノーウェアができたっていうのも
偶然性が重なったんですけど
その結果
高田道場をはじめとしたいろんなものができたりして
僕自身も楽しめる場所として
物理的な場所のみならず人とも会えたりとかっていう意味で
予定調和じゃないことが好きなんで
いいなと思っている感じがしますね
そうですね
そろそろ1時間ぐらい経ってます
他にも話すことはあると思うんですけど
そろそろ終わりにしようかなと思うんですけど
てっちゃんもご存知の通り最後に聞いている
てっちゃんにとってクリエイティブというのはっていうのがあるんですけど
これもすでに話がだいぶ出てきたかもしれないんですけど
てっちゃんってクリエイティブって言葉を聞いてどう思うのかっていうのを聞きたいんですけど
カタカナの
今話してきたようなことで説明つくかもしれないですけど
でも改めて聞かれるとすごい難しいかもしれないです
今の今僕クリエイティブって使うときは
さっき言った退屈な世の中になっていくっていう
見通しが基本的にあるので僕の中では
だからそこを楽しめるようにすることがクリエイティブ
なるほどなるほど
そこでちょっとてっちゃんなりに工夫するとか
書き回すとかみたいなことなんですかね多分ね
そうです
クリエイティブっていうとすごくスキルの高いものとかセンス次第みたいなところ
っていう感じでも使われるかなと思うんですけど
僕が考えるクリエイティブってもっとモチベーションだと思ってるんですよね
そういう気持ち持ってるだけでクリエイティブかなって思ってるんで
まずそういうモチベーションを持ってもらえるようなことをやっていきたいですね
そうですね
クリエイティブっていうねカタカナでかっこいい言葉には聞こえますけど
第1回のねさっちゃんも生き物自体がクリエイティブですからって言葉が出たんですけど
今回4回目のゲストてっちゃんでしたけどまた新たなクリエイティブの捉え方アプローチの仕方があるなと思って
なかなか面白いなと思ってます
僕らも生き物なんでね
クリエイティブなんでしょうね多分ね
生き物かどうかはちょっと今すごくびっくりしたけど生き物がクリエイティブ
人間は多分生まれた時はすごくクリエイティブだと思う生まれた時はねクリエイティブだと思ってるんですよね
自分も含めて環境だったり育っていくに従ってだんだんクリエイティブの反対で言うと凡人になっていくのかなっていうのがあって
どれだけ残していけるかみたいなところで
最近は本当に子どもとか見てるとすごいいいなって思うんですよね
そうですね
ルール無視のその場の楽しみ方みたいなのもすごいインスピレーションわくし
子どもはね時間がやっぱりありますからね退屈っていう時間にもなるし退屈じゃなくする時間にもできるしっていう意味で
そうですね人生の時間を見た時にいかに退屈じゃなくするかっていうのがまたクリエイティブっていうことなんかもしれないですね
これからの時代生きる上でどんどんねそのAIだの自動化されていく世の中の中でそこに逆らって退屈じゃなく生きるか
そこを愉快に生きるかっていうことかな感じですかね
そう愉快ね
愉快
愉快ってのはいいですよね
そうですね
大体なんかまとまった気がするんでこんな感じにしましょうか
そうですねいい機会になりました
僕もてっちゃんとはねこんな顔を合わせて1時間も話すことなんて絶対ないんでね
面白かったです
ノーウェアな考え方とクリエイティブ
またなんかまた別の機会で音楽に関わるかもしれないけど別のテーマとかでもね話せたらいいなと思ってるんで
それこそね好きな音楽とか言い出すと誰もみんなノリノリで話すと思うんですね
ということで今回のゲストはてっちゃんこと松川哲也さんでしたありがとうございました
ありがとうございました