ため込んだフットワークを開放していかないと、
そういう動きはなかなかできなくなっちゃってるんで、
ちょうどその土日、
妻が出かけて、
ちょっと友達とご飯食べたいとかしたいっていうんで、
僕は子供を家でずっと見たりとかしてて、
カルマポイントをためたところだったんで、
ちょうどここだって感じで、
発動してプヤッといきましたね。
取引がそこで。
常に取引の連続ですからね。
でもよかったですね。
いいタイミングで。
本屋さんでやってるですね、
本屋B&Bっていう下北沢の本屋さんなんですけど、
そこでやってるトークイベントで、
本めちゃめちゃ読んでる人たちが本をめっちゃ紹介するっていうイベントだったんですけど、
めちゃめちゃ面白そうなんですよね。
出てくる本が全部。
みんな紹介の仕方がすごくうまいので。
じゃあもういっぱい買っちゃいそうですね。
あれよあれよとね、
去年僕年間5冊ぐらいしか本読んでないんですけど、
今年も昨日で本5冊買っちゃいましたね。
おーすごい。
よかったですね。
今年一番って言ってた、
何もしないっていうのを、
去年枠で今年一番にしといた。
そうですね。
入れといてよかったです、去年枠に。
よかったよかった。
ほんと楽しかったです。
ありがとうございましたっていう、
もうそれだけなんですけども。
ちなみにどんな本買ったんですか。
これはですね、
イベントで紹介されてた本がほとんどなんですけど。
紹介されてないのも買ったんですか。
そうですね。
本屋さんに行って、
入ってすぐ買っちゃいました。
そういう気分になってますね。
そうなんですよ。
モードがこう、
やっぱ本屋さんって切り替わるものがありますね。
めちゃ久々にこういう本屋さんに行ったんですけど。
なるほど。
もともとあずま君、
本好きな方ですよね、かなり。
子供の頃から本好きっ子ではありましたね。
暇だったから本ばっか読んでたっていう感じですけど。
読まない時期があったとしても、
他の何かをだいたい読んでる気がするんで。
そうですね。
文字をひたすら読んでますね。
すごいな。
だいたいツイッターのタイムラインを眺めることに、
ここ10年ぐらいは費やされてしまったんで、
10年前の自分に何かアドバイスはできるかという風に聞かれると、
ツイッターやめろっていいと思いますね。
ツイッターどうなんでしょうね。
何冊分ぐらい読んでるんでしょうね。
どうなんだろうな。
多分本棚1個分ぐらいは埋まってると思いますね。
すごいな。
買った本は、
もう普通にタイトルだけ羅列すると、
このライフの人が出てまして、
このポッドキャスト僕は高校生ぐらいの時に実は聞いてたんですよ。
すごい長いですね。
そうなんですよ。
結構いわゆる文化系というか、
人文学系の人たちがたくさん出てきてめちゃめちゃ喋るっていうやつだったんで、
ちょっと僕の高校生の脳には負荷が強すぎて、
途中で聞くのやめちゃったんですけど、
パンクしちゃったんで。
その私のライフvol.1っていう、
出演者の方々がたくさん寄稿してできてる本と、
あとジムに踊る人々っていうですね、
ジムってトレーニングのジムじゃなくて、
事務職のジムですね。
ジムを語る本ですね。
面白そうですね。
ジムってあまり語られないですよね。
そうなんですよ。
特に悪いものとして語られる価値じゃないですか。
こういうシーンで言うと、
いわゆるブルシットジョブみたいなもので、
官僚主義と紐づけられたりとかしたりとかね。
でもその中でも美を思い出すこともできるんじゃないかみたいな。
ちょっと読んでないんで、
全部紹介の上積みなんですけど。
面白そうだなと思って買ったやつですね。
あと、主婦である私がマルクスの資本論を読んだらっていう本。
これもめちゃめちゃ面白そうですね。
なんかすごい勉強になりそうな本ばっかりですね。
いやー、なんか欲が出ちゃうんですよね。
勉強になる本をせっかくなりゃ見たいみたいな浅ましさが見ちゃいますね。
浅ましいとか言ったら本に失礼なんで。
そうですけどね。
リサーチの始め方。
これはね、面白そうな本ですね。
リサーチの始め方。
結構研究的な調べ事だったりとかをするための本っぽいんですけど、
どっちかというと、いかにして調べてるうちに興味が失せたりとかするじゃないですか。
そうですね。
このことを調べたいっていうモチベーションが本当だったのかみたいな。
うん。
いう風になっちゃうんだけど、そうならないようにするっていう。
調査ってほどじゃないかもしれないけど、
興味のあるものを追っかけている最中で迷子になる瞬間って結構あるなとは思いますね。
そうですね。
物作るのとかも結構そういうとこあるじゃないですか。
そうですね。
何かこういう感覚に興味があってそれを掘り下げたいとか。
面白い記事とかでもそうだと思うんですけど、
特にデイリーポータルZとか読んでるとリサーチそのものって感じするじゃないですか。
それぞれが。
リサーチをそのまんま記事にしてるものもありますよね。
そうそうそうそう。
得意な興味を持ってそれを掘り下げていった結果面白が出てくるみたいな。
そうですね。
あるじゃないですか。
何かそういうのとも結構つながってるなと思って。
そういう火を絶やさぬためにいいんじゃないかというのとか。
なるほど。
あとはサークル有害論。
なぜ焼酎弾が毒されるのか。
これも気になるな。
最後が断片的なものの社会学。
これは岸政彦さんの超有名な本ですね。
これはずっと読みたかったんですけど、意外と本屋さんに置いてなくて。
結構古い本ですか。
全然そんなことないですよ。
2015年に出たやつで、今17刷りまで出たやつが。
岸政彦さんは、ちょっと僕もね、ちゃんとは知らないですけど社会学者なんですけど、
めちゃめちゃ意味のない話というか、オチとか教訓性とか、
分かりやすい意味が存在しないような普通の人の話をめっちゃ集めてる人というのが僕の認識ですね。
なんか変な人だなって印象ですけど。
変な人だなって感じですよね。
そういう変な話というか、何もなさそうな話、何の意味もなさそうな話が集められてるのがこの断片的なものの社会学っていう本で。
へー、なんか今必要とされてそうというか。
ほんとそうですね。
今AIが読みたそうな文章かもしれないですね。
そうですね。なんかこうね、教訓めいたことをすぐ言おうとしますからね、AIってやつは。
そういうことを読み漁って、これが人間かということを知ってほしいですね。
生の人間ってそうだからっていう感じですね。これもめっちゃ楽しみ。
いやー面白そうですね。
そんな感じで。
いいですね、楽しんでますね。
そうですね、久々になんかそういう空間に行って楽しかったです。
なんか本をたくさん読んでる人たちがいる空間に行ってよかったですね。
僕がね、続ける秘訣だと思っているのが他人を巻き込むってことだと思うんですけど。
読書にも。
そうそう、読んだものを僕が読み終わって、そしてシェアアトリーに置かれるのを楽しみに待ってます。
分かりました。楽しみにしてください。
10%でもいいから、読んだら持ってきてくれたら嬉しいなーって。
もうこういうの、そうですよね、もう最後まで読まなきゃいけないみたいな発想をもう30ともなれば捨てるべきだとは思うんですけども。
まあ10%くらいは読んでもいい。
そうそう、ぶどまりで考えたほうがいいんですよね、これって。
CPUとかと一緒で。
そうですね。
どれくらい収穫できるかみたいな、全体の中で。
そうですね。で、フルで収穫できたら、もうそれはもういいことだけど、無理にやってもね、ちょっと頭に入ってこないし楽しくないし。
じゃあ、とりあえず1個ずつシェアアトリーに追加されていくのを楽しみにしてます。
楽しみにしててくださいよ。
で、すごく時間がかかって、僕がそういうのを急に話題にするかもしれない。
ああ、そうですね。
で、「この本知ってます?」とか、アズリア君に言って。
なんか読書サークル的なものがあってもいいのかな。でもそれはそれで違うのかな。
どうなんですかね。誰だったっけな、え、セネカだったかな、だったか忘れたんですけど、なんかその、読書界をめっちゃバカにしてる哲学者みたいな人いて。
本なんて大勢で読んで何すんだよ、みたいなことを言ってる本があって、それが好きだったんですけど、ちょっと忘れた。
ちょっとわかるなという、読書界ってあんまり僕はちょっと好まないんですよね、僕は。
わかりません、この漢字。
読書界がよく、まあ実はあんまりわからずに言っちゃったんですけど。
なんか僕の感覚としては、読書って超個人的な体験なんで、それをなんかこう、同期させて、シェアさせて、一緒にやるのって、なんかちょっと気持ち悪いというか。
まあまあそれだけの感じなんですけど。
なるほど。でもそれを面白く語れば、こんな風にめちゃめちゃ勝っちゃうっていう。
そうですね。もうあれよあれよ。
やっぱみんなそれぞれに別々の本を読んで、それを持ち寄ってるっていうのがすごい良かったですね。
でもその話してる中で共通してる興味だったりとか、実はここでも同じようなことが言われててみたいな話とかがポンポン出てきて繋がっていくのがすごい鮮烈な時間でした。
いやーすごいな。ちょっと自分にはあんまりできないやつだなーっていう。
いやできないな。なかなかできないと思いますよ、これ。やっぱね、めちゃめちゃそういう文化的なことをもう夜中しゃべり倒してる人たちが集まってる場だから。
すごいなー。
っていうね。はい。じゃああとは技術制作デザイン表現にまつわる話をちょっと一つお願いします。
わかりました。表現とかにまつわってると思うんですけど。
じゃあまつわってるということで。
じゃあ僕はですね、あれ第何回だったかな。写真…
フォトストレージの話ですかね。
あ、そうそう。フォトストレージにまつわる哲学になりかけた話を。
慣れなかった入り口をなぞって終わったやつですね。
ちょっとこうそこに何か入り口があるぞっていうことを示して終わったのがずっとすごい気になっていて。
そうなんですか。
もうずっと最近ストレージについて考えてるんですよ。
ストレージについて本気出して考えてみたら。
もう本当にね、土日休もうと思ってたのにずっとストレージのこと考えてた。
とんでもないことになっちゃったなー。なんか申し訳ないですね。
いやいやでもね、ちょっとストレージをいろんなサービスに依存していくっていうのは便利だけど良くないなっていう思いもあって。
その時の話を遡ると、写真記録イコール人生になってしまうと、人生をフォトストレージを持ってる会社にずっと絞り上げられ続けて首根っこ掴まれ続けて。
いいのかよっていう。
死んだ後も墓の面倒を誰かに見てもらうみたいな感じで金払い続けないといけないし、それがなくなった瞬間人生が無に帰してしまうってことになっちゃうけど、いいんですか。それでっていう話ですね。
僕はたまにMacとかWindowsとか辞めてLinuxで過ごしてみようみたいに思う時があって、Linuxをしばらく使ってあーって疲れて、なんかどれかのOSに戻るみたいなことが多かったんですけど。
それをテッドさんは避難訓練って呼んでましたよね。
そうですね。避難訓練がてら、ちょっと最新のブンツ触っとくかみたいなことはやってたんですけど、やっぱストレージのサービスは首根っこ捕まえてる感がかなり強いので、
基本的には自宅サーバでファイルを管理するっていうことをやってるんですね。
それがドロップボックスみたいな機能のものをサーバーを自分で立てて回すっていうのがあって、それ自体は自分で開発したものじゃなくて、
インストールして動かしてるだけといえばだけなんですけど、それによってドロップボックスにずっとお金払ってたのを何年か前にやめて、
で、自分で例えばシェアするときも自分のサーバーにアップしたものをシェアリンクを発行して、
テッドと名のついたURLを送りつけて、ここにアップしておいたんでダウンロードしてくださいっていうのが趣味だったんですよ。
一番かっこいいよ、それが。一番健康的だと思いますよ。
で、それで当時10万弱かけて5年前ぐらいにパソコンを買って、電気代を300円ぐらい払い続けて、結果的には得をしているので、
得っていうか、それを作るための苦労とか考えたら得かどうかわかんないけど、金額的には道楽の中では得をしている道楽なのかなっていう。
趣味という前提でいくとかなりプラスが出ている。
意外にプラスが出た趣味ぐらいの感じ。パチンコで買ったぐらいの感じですけど。
だってイメージキャストの毎回収録した後のファイルのやり取りとか保存している場所って全部テッドさんの自宅クラウドサーバーというか、
自宅ストレージに保存されてるし、それのおかげでイメージキャストやれてるみたいなところありますからね。
それはちょっと言い過ぎですけど、1テラ2テラでビビらないというか、
どんと濃い。
濃いと思えるんですけど、そろそろサーバー変えてもいいかなと思って色々調べてたんですよ。
で、というのも写真を保存するのを今アドビのストレージに頼っていて、
写真だけアドビなのかっていうのがすごいモヤモヤしてたんですけど。
他は全部自前でやれてるのに。
そうそうそうそう。何だったらビデオ会議のリンクも自宅サーバーのリンク送ってたりしましたからね。
かっこいい。
でもちょっと使いにくくて。
ちょっとZoomとかじゃないんですけど。
そうそう。
ZoomでもなくてMeetでもなくてTeamsでもないんですけど。
最近結構宗教上の理由でって言ったらあんまり聞かれなくなってきて、
Zoomはちょっと宗教上の理由で契約してませんので、
鉄道のクラウドでいいでしょうかって。
鉄道で競技がね。
っていう感じだったんですけど、
NightMCCというのがすごいクラウド前提のソフトで、
ストレージの契約をしないことには始まらないみたいな使い方をするんですよね。
写真管理ソフトですね。
そうです。写真管理ソフト。
昔はその大量の写真を自分のハードディスクの中に詰め込んで、
それをLightroomでずらーって出して見たりとかできるソフトだったけど、
今はもうそんなことしないんですね。
それもできるけど、
メインストリームになっているバージョンのLightroomは、
クラウドがどっちかというと前提で、
それでも結局元データ自体は持っておくことになるから、
ストレージ自体は食うんですよ、取った分だけ。
そうですよね、確かにね。
クラウドストレージにアップしたから手元のやつは全部消していいやとはならないですもんね。
これでいいのかっていうのは結構モヤモヤしてて、
Lightroom Classicっていうバージョンだと、
その通りちょっと古めな思想で作られてるんですけど、
今でもずっとサポートされていて、
どっちかというとプロ向けのLightroomみたいな雰囲気のあるやつがあって、
久々にそれを調べてみたら、
自分のストレージを使いながらも、
Lightroomの全機能が使えるみたいなやり方があって、
あ、なんだできるんじゃんってなって、
つまりクラウドストレージを契約せずに、
自分のサーバーに写真を詰め込んだままでも、
そうそうそうそう。
で、ハードディスクだけは買って、
ソフトだけAdobeのしょうがないんで、
サブスクは払うんですけど、
ストレージは自分のものだから、
いつ何かあってもすぐピボットができるという、
そういう状況にできるんですよ。
で、ファイルシステムを何にしようみたいな。
はいはい、そっち系のね。
ファイルシステムっていうのは、
HFSとかNTFSだったら聞いたことがあるかもしれないんですけど、
ファイルを保存するための基盤となるフォーマットっていうんですかね、
みたいなもので、
それで最近知ったのがZFSっていうのがあって、
ZFS自体はどうやら結構前からあったらしいんですけど、
あんまり一般の人が使うものではなくて、
サーバーのために作られたようなものだったりするので、
触れてこなかったんですけど、
だんだんそれがすごい万能の全ての解決策というか、
ファイルシステムって、
ただファイル保存するだけだから、
動いてくれればいいじゃんって思ってたんですけど、
そんな違うものですか。
すごい違うんですよね。
それが一つは、
ファイルの整合性がすごい保たれていて、
データの消去、間違って書いてしまったり、
実は破損しているデータだけど、
書き込み自体は成功してしまって、
エラーに気づかないみたいなことが起こらないようにできていたりして、
実は昔のJPGとかは、
1000枚に1枚かな、もっと少ないかもしれないけど、
ちょこちょこ壊れているJPGがあって、
あったあった。
そのデジカメの写真とかバーっと入れてみたら、
1個めっちゃガビギーってなってるやつとか。
そうそうそう、グリッチかかっちゃって、
復元できないみたいなのがたまーにあったんですよ。
あれってファイルシステムキーなんですか?
物理的に故障してたかもしれないんですけど、
ファイルシステムがZFSだったら起こらなかった可能性があります。
へー。
そういうことに対して気づけるための機能が付いていたりとか、
なるほど。
タイムマシンって使ってます?
昔使ってました。
僕も昔使ってて今は使ってないんですけど、
ご自宅のハードディスクがいつでもパソコンの丸ごとバックアップになるよっていう
Appleのソフトですね。
要はパーティションを丸ごとクローンしてバックアップを取れる。
それでいつでもサーバーだったりパソコンの状態を
ある時点にロールバックできるみたいな機能だったと思うんですけど、
そうですね。
すごいなと思うのはそのスナップショットを撮るときに、
1個目は丸ごと容量食うけど、
2回目からは差分だけコピーするようになっていて、
しかも2回目3回目ってコピーしたときに、
途中のやつを参照したとき、
全て揃ってるように見えるんですよ。
あの辺すごいよくできてるなと思ってたんですけど、
ZFSではそれをファイルシステムのレベルで実装してあるので、
OSの機能として付いているとかじゃなくて、
もうそのスナップショットさえあれば、
どんなOSでもZFSさえ扱えれば復元できますみたいな。
何もかもが差分バックアプリに勝手になっちゃってる。
そういう機能がある。
そういう機能がある。
これはね安心感がある機能の一つだなと思ったりとか、
もう面白い話じゃなくなってきたかもしれないんですけど。
いいと思いますよ。こういう話たまにはしておいたほうが。
いいんですかね。
ちゃんと威嚇というか。
なんか調べれば調べるほど面白くて、
あとRAIDも入ってるんですよ。
ファイルシステムの仕様の中に?
そうそう、RAID。RAIDとは何かというと、
お願いします。
一般的なRAIDっていうのは、
ハードディスクを2台用意して、
そのどっちにも同じデータを常に書き込むことによって、
どっちかを壊れても大丈夫にするっていう仕組みで、
そのRAIDを使うと2個あったとしても、
まるで1台のハードディスクかのように使えるから、
利便性を損なわずに、
冗長性って言ったりしますけど、
安全性というか、
データが消えるリスクを最小限にできますよ。
これはいろんな実装方法があって、
ものによってはハードウェアというか、
専用のカードをつけて、
そのカードにハードディスクを挿して、
カード経由で読み書きするみたいなことをする。
そうするとカードが壊れたらどうするんだって話が出たりとか、
ソフトウェアでやる場合は、
そのソフトウェアのバージョンによって、
ちょっと困ったりする可能性があったり、
ちょっと扱いにくいところもあったんですけど、
ZFSはファイルシステムレベルでレイドをサポートしていて、
何だったら極端な話、
USBメモリとハードディスクとSSDの3つでレイドを作るみたいなことも、
サクッとできちゃうようなことがあってですね。
その辺、非常に行き届いてるんですよね。
確かにそういうことってファイルシステムでやってくれたら、
実感性があっていいよなというのは言われて気づくというか、
その辺も入ってるし、
それと面白いのが、
オプタンメモリとかフュージョンドライブって聞いたことあります?
うっすら聞いたことあります。
フュージョンドライブの方は。
そうですね。
フュージョンドライブはですね、
ハードディスクなんですけど、
昔iMacに搭載されてたんですよ。
ハードディスクって基本的には速度が遅いけど容量が大きかったから、
当時SSDが高かった状況では、
まだ不採用はできなくて、
でも速度が遅いのだけ解決したいなということで、
生まれた解決策の一つです。
そのフュージョンドライブは、
ものとしてはハードディスクとSSDが一つに、
何ていうかユニットになっていて、
それを普通のハードディスクと同じように読み書きすると、
部分的にSSDが最適化してくれて、
多いファイル、例えばOSのシステムファイルみたいなものは、
高速に読み出せるように自動的に配置してくれるから、
ハードディスクなのにめちゃめちゃ速いみたいなことができるドライブがあったんですけど。
なんか懐かしい響きですね、フュージョンドライブって。
そうですよね。
そのSSDが丸ごと使えなかったような時代の産物ですよね、どっちかというと。
今1TBとかでも全然安く買えるから、
消えちゃったもの、消えたって言っていいのかな、
ものだと思うんですけど、
ZFSにはそういう機能もあって、
ハードディスクに書き込みをしたい時、
例えば僕だったら10TBとかの領域が必要だったりするから、
さすがにSSDでそれを用意するのは厳しいということで、
ハードディスクを使うんですけど、
そのハードディスクのアクセス速度が遅かったとしても、
キャッシュとしてメモリだったりSSDに分散というか、
よく読み書きするファイルをどんどん置いておけるというか、
控えさせておいて、ベンチに。
そうやってすごい高速なキャッシュとして、
メモリも使えるし、SSDも使えるというところが結構重要で、
非常に安全性が高くて、かつ性能も犠牲にしていないという、
こんな夢のようなものがあったんだ、
なんで今まで使わなかったんだろうというシステムなんですよね。