しおや湧水の里ウォーク大会の特徴と開催の経緯について
しおや湧水の里ウォーク
8月11日、栃木県塩谷郡塩谷町で、
しおや湧水の里ウォーク大会が開催されました。
この大会には、40キロから10キロまでの4部門があり、
このうち40キロの部門に、
イブキでドラッキングと計測ができるイブキ部門が設けられました。
今回のIBUKI STATIONでは、
このしおや湧水の里ウォークの模様をお届けします。
まず最初に、実行委員の遠藤広実さんに、
大会の特徴や開催の経緯などを伺いました。
はい、それでは、
しおや湧水の里ウォーク実行委員の遠藤さんに来ていただきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は暑いですね。
暑いですね。
本当にこの中で、皆さん今歩かれている状態ですけども、
どうですかね。
例年に比べてこの気温はどうなんですか?
毎年大体このくらい暑い時と、
曇り空というか霧雨のような時と、
今まで2パターンあるんですが、
例年の中でも一番暑い方かと思います。
そうですよね。
青空の下、皆さんすごい歩かれているなって感じなんですけども、
大会についていろいろと今日は伺わせてください。
まずはこのしおや湧水の里ウォーク、
どういった大会なのかご説明をいただいてもよろしいでしょうか。
こちら塩谷町内の高原山というのがちょっと背にあるんですけれども、
そちらを目指して歩くウォーキング大会で、
しおや町外の方はたくさん来ていただけるんですが、
町内のいろいろな地域の方がエイドポイントを設けていただいて、
大会のエイドポイントと参加者の特徴
接待をするというか、地域全体で行われているウォーキング大会になります。
なるほど。スタッフさんのほとんどが町内の方が各エイドに配置されていて、
いろんなことをお手伝いされているということですね。
そしたら各エイドにいろんな町内の方がいらっしゃって、
ちなみにどういったエイドでの対応とかされているんですか。
例えばですね、一番最初にある落合橋パーキングというところがあるんですが、
こちらは町内で無農薬有機栽培を行っている農家さんがいるんですけれども、
こちらで作られている甘酒を提供しております。
その他にもですね、この先に西荒川林道という林道があるんですが、
そこでは地域の中でお菓子屋さんがあるんですけれども、
そちらで作っている水羊羹を提供したりとか、
あと山の方に行くとスイカが出たりとかですね、
あとはシソジュース、地域の女性の集まりというかグループがあるんですが、
そちらの方で作っていただいたシソジュースを提供したりとか。
本当に主要屋の特産品というかいろいろなものを使って、
参加者の方がそれを食べながらというか、味わいながら進まれているんですね。
本当に地域ぐるみで行われている大会だと思うんですけれども、
始まったのが2015年とお聞きしているんですけれども、
どういったきっかけでこのウォーキング大会始まったのでしょうか。
やはり塩谷町を知っていただきたいというところが最初のスタートになっておりまして、
もう一つはお隣の茨城県にあるつくばりんりんロード100キロウォークというのがありまして、
そちらの実行員からも主要屋でもやってみないかという働き声掛けがありまして、
町内のイベントとして地域活性化にもつながるのでやってみようということで、
そういったところでどういうコースがいいかというと、
主要屋町であればちょうど高原山がきれいに見える場所でもあるので、
そこを通るコースということで始まりました。
100キロウォークの中では特徴的だなと思ったのが、
林道を多く通る大会だなというのがすごい印象的でした。
塩谷町のウォーキングイベントと将来展望
通常ウォーキング大会というのは平らなところを歩いて、
しかも4月とか5月とか10月とかですね、涼しい時にウォーキング大会なんですが、
8月の一番暑い時にウォーキング大会というのが、
普通はやらないんですけれども、
ただ林道の方に入っていくととても涼しい風が吹いていたり、
やはり塩谷町ですね、湧水の里という名前がつくことで、
水がとてもきれいなところで、きれいな水があって涼しいところを歩くので、
夏の大会とは言ってもとても気持ちよく歩ける大会になっています。
なるほど、そうだったんですね。
今私たちが撮っているのはどちらかというと下の場所というか、
こちら小学校だとそうですね。
そういうことですね。
今回全カテゴリーでどれくらいの方が参加されているんでしょうか。
全体で833名が参加していますね。
すごいですね。
本当に毎回、いつも大会これくらいの人数の方が参加されているんですか。
一番最初2015年の時には315人から始まってまして、
コロナ前の2019年の時には1300人を超える人数になりました。
昨年から少しずつまた復活してきてまして、今回も800人を超えていただけたということですね。
すごいですね。主にどういった方が参加者としていらっしゃっているんですかね。
幅広いです。
幅広いです。
小さい子だと8歳くらいから、一番年上の方は84歳くらいまで。
すごい。
全国ですね、夏の大会だと北は青森の方から、南は福岡ですね、九州の方の。
九州からわざわざ参加されているんですね。
そうですね。
すごいな。
塩谷町自体がウォーキングの町というふうにおっしゃられていて、
あと4月も大会をされているんですよね。
そうですね。1番4月の大会は100キロウォークということで、こちらの大会もありまして、
100キロウォークの方もこちら塩谷町とお隣の先ほど、つくばりんりん100キロウォークですね。
あと隣の群馬の100キロと連携しまして、北関東3大100キロウォーク。
300キロ歩くと、完歩賞と記念品がもらえるということもやっています。
記念品ももらえる、なるほど。
ちなみにどういった記念品なんですか?
今回塩谷町の方が幹事となりましたので、ちょっと塩谷町ではないんですが、
お隣の日光市に地域おこし協力隊で活動していた方がいらっしゃいまして、
その方が鹿の皮、いわゆるいろいろ今問題になっている鹿ですね。
こちらの方を鹿から皮を使ったキーホルダーですね。
こちらの方を今回70人ちょっとくらいですけれども、300キロ歩き切った方にお配りしました。
すごいですね。実際どれくらいの方が300キロ歩かれるんですか?この3大会出られて。
その3大会、それぞれの大会がおおよそ500人くらいなんですけれども、
その中で3つとも参加されている方が大体100人くらい。
かなりの数いらっしゃいますね。
そのうち70人くらいが完歩したということで。
すごいですね。
なかなかかんぽする上でも体調、体の体調もあるんですが、皆さんやはりお仕事とかもされてますから、
どこかの大会抜けてしまうこともあるんですね。
ですから3大会出られて完歩できるというのはとても貴重な経験になってきています。
すごいです。そんなに人数がいるとはちょっとびっくりしました。
この塩谷町自体がウォーキングに力を入れているというか、そういう風になったのはどういうきっかけというか何かあったんですかね?他には。
順番からすると先ほどの2015年の40キロが最初なんですけれども、
その後町としてもウォーキングを中心に活動していこうということで、後から町が乗っかってきたというかですね。
塩谷町の方でも10月には町主催のウォーキング大会がありますので、
こちらは距離が5キロとか10キロとか短い距離にはなるんですけれども、
同じように町内のおいしいものを途中途中に出すような形で予定しております。
なるほどなるほど。
そうすると塩谷町では年間3大会はウォーキングの大会が行われているということですか?
そうなりますね。3大会もそうなんですが、毎月1回練習会というのがありまして、
こちらも70人から80人参加されていますので、距離の方もだいたい20キロから30キロ歩きますので、
他のウォーキング大会に比べると長距離のウォーキングになりますね。
そのルートというかコース自体はその3大会とかで変わったりもするんですか?
はい。3大会自体は塩谷町の方の大会については、
塩谷町は3地区あるので、その地区を1年ごとに変えていく形です。
40キロ、100キロは基本的にはコースは変わらないんですが、
コースがちょっと変わるとしても道路の事情が若干変わるとか、
そういうくらいで後は変わらないですね。
なるほど。すごいですね。
今後こういうのをお聞きして、塩谷町のウォーキング大会に参加したいよという人がいるかもしれないんですけれども、
そういった方にここは絶対見てほしいなとか、お勧めだよというポイントって何かあったりしますか?
はい。塩谷町の40キロ、100キロについては、歩くこと自体とかですね、それもあるんですが、
各地域の美味しいものであったり、風光明媚な自然を見たりとかですね、
歩くこと以外も見ていただければと思っているウォーキング大会です。
なるほど、なるほど。
今日はゴールされた方とかって何か得点というかもらえるものがあるというふうにお伺いしているんですけど、
ゴールの方でですね、塩谷湧水花火マルシェというのを開催しております。
各参加者の方には500円もしくは1000円のクーポンを渡しておりまして、そのクーポンがこのマルシェで使える形ですね。
マルシェの後ですね、締めの部分として夜の8時にはなるんですが、大きな打ち上げ花火が上がりまして、
10分程度の花火になるんですけれども、こちらの方も楽しめるんじゃないかと思います。
かんぽされた方も、そうでもなくてもいろんな方が今日は楽しめる日になっているということですね。
そうですね。
楽しみですね。
今日はいろいろお話をお伺いさせていただいてありがとうございました。
ありがとうございます。
まだまだ大会が続きますけれども、大変だと思いますが、どうぞ頑張ってください。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
はい、遠藤さんに来ていただきました。ありがとうございました。