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2023-11-28 19:52

のぞみが書いたよ「たたき台のキホン」 #2

  • たたき台のキホン 感想
  • どんなふうに作ったか
  • たたき台不在のコミュニケーション って普通にあるよね
  • 人に配るという使い方

サマリー

のぞみさんは、気付いたら2冊目の本について話している。その本のタイトルは「仕事ができる人のたたき台のキホン」で、たたき台作りのテクニックを紹介している。これは滝台的なものの問題の原因を話し、作り方と使い分けの重要性について説明している。滝台はよく必要だと言われるが、コミュニケーションが不足している場でも不要なやり取りになってしまう。

のぞみさんの2冊目の本
話し込みしてあげましたが、今日の本は、のぞみさんが気づいたら2冊目の本について話していきたいなと思っております。
セッパンおめでとうございます。 ありがとうございます。
早いなって思いました。1年後ぐらいですよね。
2022年に2冊出して、2023年に2冊出したって感じですよね。
そうかな?21年?22年?でも1年半ぐらいかな?そうな気がする。
アルクから、「仕事ができる人のたたき台のキホン」というタイトルで、ご出版おめでとうございます。
ありがとうございます。
1600円発売しておりますので、みなさん買ってください。
電子版も出てる?
そう、Kindle版もございます。
10版も決まったんですよね?
そうね。これの音声が出る頃には4回目かな?
そんなに?もう4冊?
そうだったと思う。3で、今日収録してるタイミングで連絡が来て、4回目釣りまーすって連絡が来たから、
多分この音声画を外に出せる時には公開しても良くなっているはず。
いいですね。
だって売れてるんですね、つまりは。
見たい。
良かったねー。
ありがとうございます。
何から話していこうかな?私ももちろん読みまして、
まずはこの本の感想から行っていきましょうか。
仕事ができる人のたたき台のキホン。
仕事ができる人のたたき台のキホン。
概要についてはタイトルの通り、
仕事で一番大事なのはたたき台を作る人だというメッセージをもとに、
たたき台をどうやって作っていくべきかというか、たたき台作りのテクニックをご紹介しているような本かなと思っております。
うま。
なんか私もちろん読んだんですけど、
面白かったんですけど、分かりやすくはもちろんあったんですけど、
今回は分かりやすいというよりも読みやすい本だなと思いながら読んでるっていうか、
スーッと読めるなーって感じで。
田中先輩と仕事に悩む若者たちっていう寸劇みたいなパートもあったんですよね。
ちょっとコントみたいなのを挟みながらご紹介していくからなんですかね。
すごく読みやすいなと思いながら読んでました。
仕事ができる人のたたき台のキホン
本の作り方のあれなんですけど、そういうのあるんだと思ったのは、
この2冊目のやつは私が話して、プロのライターさんが書いてくれてるんですよ。
1冊目に出してた2021年ぐらいにやってたやつは全部自分で書いて、
なので私が思うことを思うままに書いてるんですよ。
今回は私が話をして、それをライターさんが解釈をして書いてくれてるので、
三木さんが言うように、こいつ意味わかんねえなって思うわけじゃないですか、ライターさんも。
それを自分が理解するとしたらこういうことなんだろうなっていうのを紙に落としてくれてるので、
結果的に情報が出やすくなってるっていう作り方の妙ですね。
スーパーありがたライターさんですね。
それはライターさんっていうのは一人なんですか?それとも何名かいるんですか?
お一人ですね。
じゃあいいですね。
本を出す時ってこういうプロセスでこうやって進んでいくんだみたいなのが、
1冊目も学べたことがあったんですけど、今回もそういうのがあるんだ。
ライターさんお一人とその編集者の人たちとか、
それを交えながら何回も会議っていうか内容を話すみたいなことを何度もやって、
そこからこういう感じですかねっていう文章が上がってきて、
一緒に見てどうしたいみたいなやつで書いていくっていう作り方でしたね。
でもなんか経営者の方の本とかビジネス書でそういう書き方多いですよね。
著者としては本人のクレジットだけど、
本人が話した本を別の人が書いてるとか多いやり方ですよね。
忙しいからかと思ってたら別にその方がいいかなってあるんでしょうね。
どっちもあると思っていて、別に書けるんだけど忙しいからやらないっていう人もいれば、
もうちょっと分かりやすく書いてほしいから、そういう人をお願いしてハイリングするっていうパターン。
本当はどっちもあるっていう感じなんでしょうね。
今回はいろんな内容を話したんですけど、
たぶんみきさんが読んで、めちゃめちゃ新しいじゃんこれっていうのってあんまりないと思うんですよ、本の中に。
たぶんそれはなぜかというと叩き台を作るみたいな話で言うと、
コンサルティングファームに入ると1年目とか2年目とかって死ぬほどこういう仕事をやらされるので、
お仕事の中で勝手に学んでいるところがたくさんあるはず。
なのでそういう人にとってサムシングニューがここにあるかっていうと、たぶんないんですよ。
ないと思っていて、それを超えてこういうことみたいなやつも話すんですけど、ライターさんを交えた場で。
なるほど。
大概カットですわな。
分かんないからね。
分かんないし、コンサルファームで5年やった人って世の中に何人おんねんみたいな話をしたときに、
そういう人たちは本買わんやろと。
もっと自分で勝手に勉強してるしってことを考えると、
じゃあ本の内容としてまとめるんだってどういうのがいいんですかねってなるとタイトルになる通り、
基本をたくさん書きましょうという感じになるので、
本当にいろんな反応があるんですけど、コンサルの人からめちゃめちゃ新しくていいねっていうのは、
そういう反応が返ってくることは正直あんまりなくて、
どっちかっていうとコンサルで5年やってましたと、
転職して新しい事業会社に行ったりとかスタートアップに行ったときに、若手は何をしてるんだと、
そういったときに配りましたっていうのをめっちゃ反応としてたくさんもらうっていう。
確かにその使い方良さそうですね。
そういう風に使うとチームの動き方が効率的になるといいんだよなっていうのを願いながら、
うまく使ってもらってる本っていう感じですね。
部下に悩むマネージャーが配る本として良さそうですね。
新卒研修の時に配るとかね、それが嫌味なくメッセージを伝える方法として。
確かに私もめっちゃ新しいなと思わなかったんですけど、
まず叩きないっていう切り口であんまりビジネス書とか新書とか見たことなかったので、
叩きないっていう切り口は新しいなって思ったのと、
個人的にでも最後の方に出てくる節読詞をつけることを意識しましょうみたいなのあるじゃないですか。
うん、あるね。
節読詞をつけるとしたら何をつけて話すべきか。
全て話すときに頭に節読詞をつけてしゃべるみたいなことをしてみましょうっていうのが、
忘れがちだわ節読詞のことって思ってハッとしました。
なんかノリでしゃべっちゃったりするなーとか思いました。しゃべるときにね。
結構みんな動出性が高いというか、
定食場だと普通に話をしてても、しゃべっている方と受け取っている方で同じ節読詞を勝手に保管ができるんですけど、
ちょっと食詞が違ったりすると、あれ?もしかしてこれ今私が否定されてる?みたいなことだったり、
普通に話がつながっているんだけど、今の話と今の話って何の関連性があるの?とか、
分かんなかったりするので、ちょっと新しい職場に行ったりとか、
あるいは自分があまりこれまでコミュニケーションしてこなかった人と話すときには、
自分はしかしの話をしているのか、だからの話をしているのか、一方での話をしているのか、
お命じしてあげるだけでも反応する側というか相手にとっては脳の構造を指定しやすいっていう側面があるので、
たたき台に限らず個人的にはお勧めの話し言葉、書き言葉の中で意識するポイントの1個ですね。
結構思いました。
あとは、とはいえたらたたき台をさっさと作った方がいいとか、
たたき台で殴り書きでもいいから一人で作ったほうがいいとか、分かってるけど、
ちょっとめんどくさいみたいな気持ちもあるから、
私も知ってる、やるしかない、仕組み化していくしかないんだ、みたいな思いながら読んでたんですけど、
その人が明日の自分に向けてたたき台作ってから寝てますみたいな、
それは仕組みが一番楽に癖づける方法だよなと思いました。
書いてる最中か書き始める前かちょっと忘れちゃったんですけど、
作家の森博さんが、できる限り中途半端なところで執筆をやめるって書いてて、
うわーっと書いてって、盛り上がって霧が良くないところで執筆やめます、毎日って書いてて、
それはなんかいいなと思って。
その意図としては霧が良くないところでやめてるから、
継続するときに続行するときに前後を読むからってことですか?
前後っていうかちょっと前から遡って読んで頭が働くからってことですか?
本人が書いていたのは翌朝始めるときに霧が良くないところの方が、
何をしたらいいかが明確であると。
なるほどね。
霧が良くないところだからその後って、
霧が良くなるためにはもう自動的にわーっと書くみたいなことがある意味見えてるところなわけじゃないですか。
だから一歩目が次の日動き出しやすいって本人は書いていて、
書かれてないけどそこに付随する効果としては霧が良くないから、
仕事してない間というか離れてる間にも勝手に無意識の方が考えてくれてそうだし、
その方が豊かになるんじゃないかなっていうのを思っていて、
なので私も中途半端にするっていうのももちろんあるんですけど、
夜の間に考えたことをバッとメモっておく、要点だけ書いておくとか、
作業デスクの目に見えるところに、
明日やることで作りたい何かのラフの絵みたいなやつだけざーっと書いて置いとくとか、
画面がずーっと明日の朝に表示されるように置いとくとか、
そういうことをやり始めて、
それでやるとこれは自分自身向けだなっていう、
叩き台はこういう使い方もあるのかっていうのを発見した期間でもあるので、
それも書いておこうっていう。
本の反応と使い方
なるほどね。
みきさんとか私みたいな人間って、
社内で何か叩き台話すってないじゃないですか。
ないです。
お客さんとはあるけど、
対自分向けっていう方が、
いろいろ考えることもあるし、活用余地もあるしっていうことなんだろうなと思いますね。
なるほどね。
今発売して、8月に発売して、今11月なんで3ヶ月ぐらい経ちました?
7月かな、7月の真ん中か終わりぐらいの発売だった気がする。
でも4ヶ月経ったのか。
のぞみさんを見習ってAmazonレビューをざっと見たんですけど、
おおむね好評ですね。
全然俺が見てないわ。
おおむね好評だったんですけど、
否定的なコメントとしては、
当たり前すぎたみたいなことを書いてる人もいるなって。
当たり前だと思うもん、俺も。
滝台的なものの問題の根源
当たり前だって言える人は多分素晴らしい仕事をしてるんだと思うから。
周りに恵まれているようですって。
良かったじゃないっていう感じだね。
自分にとって当たり前でも、配るとこはいい使い方かもしれないですね。
そうね。
当たり前ですって。
本を出す時に思ったけど、
こういう本が売れなくなる世界が一番いいんだよなって思いながら、
そう出したもんね。
その方が多分、そうなった社会では、
本の出版じゃない、私の普通の仕事の方がもっとバリューが出るようになってるから、
どっちかで回収できればいいっていう。
そうですね。
野杖さんは結構叩き台を、
上司側は叩き台を求めてるけど、
作る側が上手く作れないっていうケースが多いと想定された書かれ方。
だからちょっとポンコツ後輩と野杖先輩と書いてましたけど、
私みたいな一人株式会社でクライアントワークをしてるとこだと、
逆に私は揉みたいのに、
先方側がいいか一発で持ってこいよみたいなスタンスの時もあります。
ね。
それはね、超あるんですよね。
そうそうそう。
だからなんか逆だなって思ったから、
それこそ、
当事者が考えないといいものはできないですよみたいな、
揉みましょうよみたいな空気に持ってきたい時とかあるけど、
力がおりまず、すいませんって言って、
自分だけで頑張って持ってたやつを出すみたいなこととかも結構あります。
そうなんですよ。
この本話をしてる時に、
基本には含まれなかったけど、
話したことの一つは、
そもそも依頼する側の上司が超ポンコツである場合っていうのがあるわけじゃん。
上司に限らず依頼する側がポンコツの場合っていうのがあって、
ポンコツっていうかそういうマインドがない場合ね。
そうそうそう。
滝台とかよりも、とりあえずカッパーペクトのやつ、100点のやつ一発目持ってきてよみたいな話をされる場合っていうのがあって、
それにどうするかっていう話があるんですけど、
当然その話は、
本の中ではカットになると。
そうかそうか。
対応策がないっていうか、
本人に自覚がないから。
特に編集者とかライターとかだったら問題当たり前じゃないですか、仕事の仕方としてね。
そうですね。
そうなんですよ。
かつ、
アンコンシャスバイアスとかに近いと思うんですけど、
そういう場合って問題の初言となっている本人が自分が問題であるってことを自覚してないわけじゃないですか。
本の出版っていう売れてなんぼの構造を取るのであれば、
自分に課題があるとか問題があるっていう人に向けないと本としては売れないと。
そうか。
そういうふうになると、
みきさんが言うように、私も基本的には滝台的なものの問題の根源って、
作り方の話ってめちゃくちゃ小さいと思っていて、
どっちかっていうと、この資料って何のために作ってるんですかっていうときに、
ある種の報告に近い、みきさんが求められているような完成形でもっと生きてくださいっていうパターンと、
あとは記録っぽく、その報告とかじゃなくて、議事録とか、あれに近い記録っぽく作っていくのか、
それとも揉みに行ってる滝台的なもので揉みに行くのかっていう、この3つの使い分けがすごく大事だと思うんですよ。
本当は議論をするフェーズなのに、記録用のものを作っちゃいましたとか、
これなんか、いや、完成版でパーフェクトなやつ作ってきてよっていうふうに依頼しちゃうとか、
そこの祖母の方がいろんな不安を生み出しているはずなんですけど、
本にするテーマとしてはそれが合ってないっていう、難しい。
難しいっしょね。超難しいっしょ。
でもみきさんが言うことは本当にそれは超もっともですね。
そうか、それは私の働き方的に、自分一人対会員とかが多いからかなと思ってたんですけど、
もしかしたら組織に所属している立場の方でもそういう気持ちになる方多いのかもしれないですね。
いやめちゃくちゃあるんじゃないですか。
クリエイティブ系やってる人とかも、そういうとこもたぶん滝台を持ってこいって言われることめっちゃ多いと思うんですよ。
で、1個目の案なんですけどとかっていうのじゃなくて、
いや営業の人がうち一発で当てたいからとか、案も時間ないからとりあえず一発でいいアイディア出してよみたいな、
いけてない営業だったりから依頼されることも多いだろうし。
いや多いと思うんですよね。そういうやつね。
確かに。その派生で叩きが必要かどうかはわからないですけど、
今ふって思い出したのが、プロダクトデザインみたいな文脈でもお客さんがここにこういうボタン欲しいんですみたいな、
いきなりさ、このHowで言ってくるみたいなことあるじゃないですか。
使い分けの重要性
あるね。
だけどそのまといてなんでここにボタンが欲しいと思ったんですかって聞くと、こういうことでこうでも頑張ってってみたいな、
ただこういうフローにした方がいいですね、そしたらボタンもいらないですねみたいな、
あっそうだみたいなやり取りってすごいあるじゃないですか。
そういうのも叩き台不在のやり取りなんだなって今ふと思いました。
いやそうよ。叩き台は単純なものだからいいんですけど、それを介したコミュニケーション不在の場所になると、
そう、介したコミュニケーション不在の場。
になるとボタンの実装はこうで、スケジュールは3週間で、予算はこれぐらいですみたいな、
倫義はみたいな話になっちゃうと悲しい感じになる。
そういうのは私にもなりますけど、確かにここにボタンが欲しいんですって言われて、
はいボタンを作りますみたいなのやり取りってありますね確かに。
超あるんですよ、マジクソ無駄な。
こういう話をすると、そうなんですよねってみんな言うんですけど、
ちかしいような話って、めっちゃあるんですよね。
新規事業のゲートのプロセスのここをこうしたくてみたいな。
なんでそれ言うんでしたっけみたいな話になると、
さっきあんなにボタンの話に共感をしてくれてた人が、
突然ハウ論にこだわりだすっていう、
人間の認知というのはいかに難しいのかっていう感じがしますよね。
なのでそうなんですよ、叩き台っていろんなことがあるよなと思いながら話したものの、
本当にあれですね、その作り方は本当に基本に近い部分を書籍としてまとめて、
ありがたいことにいろんな方に読んでいただいて楽しんでいただいているという感じの本に今のところはなっていますね。
でも当たり前のことだったとしては、当たり前を確認することにも価値はありますからね、
すごい読んでよかったなとは思いました。
そうね、ぜひ周りの新卒くんとかにね、
お客さん先のうまくいかない若手くんとかがいたらぜひ渡してあげてください。
はい。
19:52

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