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2020-09-18 17:19

「ハーバードからの贈り物」最終回:「まずい食事と真実」しなやかな自分を作る

偉くなったり、成功することで、そこにはバラ色の生活が待っているのでしょうか?「まずい食事と真実」は、社会における立場が変わったからこそ気をつけなくてはいけないことをテーマにしています。二人でしっぽり読後感を話しながら、どんなふうになっていくといいんだろうね、と考えます。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより) 信じた道を行こうと心に決めたとき、この本を開いてほしい―。 仕事で落ち込んだとき、くじけそうになったとき、迷ったり悩んだりしたとき、「初心」を思い出させてくれるハーバード恒例の“最終講義”を一挙掲載。

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00:11
最後の一問、まずい食事と真実、これも何か読んじゃう好きな話の一本ですよね。
面白いですよね。このタイトルが、この教授の方がある会社のCEOになった時に言われたんですよね。
ボスになると手に入らないものがあるぞ、まずい食事と真実だって言われたっていう。それがタイトルになってくるんですよね。
何か中とこの人がちょっと偉くなって、単純に成り立てでわかんなくて、物事を理解していく時に、
ある営業所が2つ近くにありましたと。例えば、日本でいうと大阪支社と神戸支社が両方ありましたと。
なんでこんな近くに2つあるのかなと思って、分からなくてチームに、なんで2つあるのって聞いてみたと。
純粋な疑問としてね。
疑問として聞いてみた。そうなんだ、それが終わって出張に行って、帰ってきたら神戸営業所を閉鎖しますと。
掲示がなされていて、神戸営業所の人はクビ、一部の人は大阪支社に移動。
どうしたどうしたってなって、秘書に聞いてみたら、チームの人があなたの指示だって言ってましたよって言われた時に知るわけですよね。
俺純粋な質問として聞いてみたのに、あれ?指示として受け入れられちゃうんだ。あれ?俺全然違う世界に生きているってことを知ったと。
その話をした時に、同窓生とか同級生の、もうちょっとCEO歴の長いのに聞いてみたら、お前分かってねぇなと。
偉くなって、これからお前がもう得られないものは2つあって、まずい食事と真実だと。
まずまずい食事っていうのは、お給料が高くなって、あるいは会食の頃から美味しいものを食べられる。
一方で真実っていうのは、誰もあなたに本心を晴らしてくれない。
あなたが言ったことを正しい意味合いで取ってくれる人はどんどん減っていくよっていうことを言ってると。
ああーみたいな。そうですよねーっていう。
もちろん私今全然偉くないんですけど、ミヒさんも私もこれから年齢が上がっていったり、関わり方でいろんな人と違う関わり方をすると、
真実が得られにくくなっていくんだろうなーっていうことは自分の心に刻まなきゃいけないなと思って。
私もちょっと関わってた会社で、明らかに社長に真実が言ってなくて、社長がすごい変なことばっかり言う会社あったなーって思いました。
03:06
へー。
通じてない、側近が真実を伝えていない感じがする。
側近っていうか各部門長が正しく伝えていないなーって感じがする会社すごいあったなって思いました。
へー。
すごい混沌感のことばっかり社長が言うみたいな。
間違った情報が言ってるからってこと?
多分間違った情報が言ってる。その社長自体がクレバーな感じがするのに、意思決定がすごいちぶはぐな感じがしてて、
その時、例えば各部部門長が真実を伝えていなかったんだろうなーって思いました。
なるほどー。
明日は我が身ですね、やっぱ。
明日は我が身どころか、今もう起きてるかもしれないですね。
いやー、あれなんですよ、先日読んでたヘレンケラー、何だっけ、何かの本のモニターになって、
ヘレンケラーに対してめっちゃキレてる人が手紙の形式でヘレンケラーにキレまくるって本なんですけど、
本人も視覚障害をお持ちの方で、ちっちゃい時から、なんであなたはできないの、ヘレンケラーはね、みたいなこと言われ続けてきたと。
あー、かわいそう。
ヘレンケラーはあなたのやつに加えて耳まで聞こえないのにこんなに頑張ってるんですよ、みたいなことをもちろん直接言われることもあるし、
そういうのが透けて見えることもあるっていう時に、おー、あなたのせいで、みたいなことを書いて。
最後はいい感じに終わる、めちゃくちゃいい本なんですけど、その中でサリバン先生がヘレンケラーに通訳をしてあげるわけですよね。
指文字っていう手のひらとかに書いて伝えるんですけど、他の人が言ってることをサリバン先生が都合のいいように指文字を書いてたっていう話があるらしくて。
へー、そうなの?
えー、みたいな。
そうなの?ってなったんですけど。
その本すごい面白くて、何かっていうと、みんなヘレンケラー本人じゃなくて、ヘレンケラーの神話をみんな信仰してるんだと。
ヘレンケラーって普通の人間だから人間的なところもあったはずだし、サリバン先生も同じ人間的なこともあったはずなのに、
みんながヘレンケラー素晴らしい、サリバン先生素晴らしいってなってるから、神話に踊らさっちゃってるんだっていう。
それを暴こうと、神話を解体しようという取り組みの中でそういう話が出てくるんですけど。
へー。
なんかそれってすごく、このまずい食事と真実の中でも示唆的だなと思っていて、
特定の神話を作っといた方がいい人とかっていうのが、社長にはこういう存在でいてもらった方がいいみたいな時に、
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通訳する人が書き換えたりするわけですよね。
いやー、良くないと思って。
まずい食事と真実を書かれたというか、この話をしているカウフマンっていう人は、
全然違う世界に出てきてしまったから、自分で情報を取りに行かなきゃいけないと。
だからオフィスの中を積極的に歩き回る時間を作って、
ランチタイムの時には社員と同じテーブルに座って、
さらに誕生日パーティーみたいなことをやっている部署があったらちょっと顔を出して、
どうなのかみたいな話を、自分からコミュニケーションしに行く。
それを通じて気づけた、社内応援機器の貸し出しの不具合みたいな、
制度がミスってましたみたいなやつに気づくことができましたみたいな話があって、
自分で歩み寄っていかないと真実って得られないから、
さっきの事故開示じゃないですけど、どんどん自分のいろんな面を出していって、
コミュニケーションしていかないとダメだし、
まずい食事も食べに行かなきゃいけないし、
耳の痛い意見も聞きに行かなきゃいけないっていうことがすごく、
このお話から学べてそうだよなって思いましたね。
ランチ会とかをやってて、それが形式化している人もいるじゃないですか。
いますね。
だから本当に難しいなって。
形を作ればいいって問題はないわけで。
まさにですよ。
この人本当にすごいなって思いました。
ちゃんと見る目っていうか、観察力がないとダメですよね。
この人嘘言ってるなとか、今これ形骸化してるよなとか、
そういうのに気づけていかなきゃダメですよね。
これ好きな話でしたね。
今思い返すと優秀なマネージャーって自分の思考の過程とか、
どういうふうに考えてるかとか、ちゃんと開示してくれますもんね。
確かに。
そうするとこっちも真実を伝えようって思いますもんね。
これいろいろありますけど、いい話ばっかりので、
ぜひ買って読んでみると。
Kindleもあるので読んでみると、
われわれぐらいの30前後ぐらいでもおーってなるのがあるので、
どの年代の人でもいいなっていうのがありそうですよね。
あと私全体を通して思ったのが、
これまでのエピソードでも話してたように、
他人の評価とか自己承認欲求に負けないとか、
自分で健全な判断をするっていうことがすごい大事。
健全な判断っていうことが複数のエピソードで出てきたと思うんですけど、
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表現として。
するっていうことはもちろん出てきたんですけど、
優しさっていうものにフォーカスしてる。
何に無償で優しくするとか、与える与えられるとか、
優しさっていうものにフォーカスしてるエピソードも多くて、
それも意外だ。
意外って言ったら、
想定したら記載内容とは違ったなって思いましたね。
確かに。
こんなことを与えられたエピソードがあるとか、
山から落ちた時にこういうふうに助けられたとか、
優しさこそが大事であるみたいなことを言っているエピソードも
結構複数に渡ってあって、
それもなんか面白かったな。
確かにタイトルのハーバードからの贈り物っていうのを見たら、
どうやってリーダーシップを発揮するのかとか、
どうやってチームを動かすのかみたいなところが中心になりそう。
どうやって強い自分を作るか、
意思決定がちゃんとできる人になるかっていうのかなって思ったら、
っていうよりかは、
人から与えられた優しさとかを忘れちゃダメですよみたいなことを、
ちんぷだけど日本語にしたら。
っていうのもあるかな。
優しい人のために自分の決断を後回しにする人っているし、
でもその人が優秀じゃないなんてわけじゃないんですよ、
みたいな話とかもあったりとかしてて。
そういう人の気持ちを忘れるなとか、
自分の幸運とか人からしてもらったことを忘れるなみたいなことを
言ってるのも多くて、すごかったですね。
こういう本の形式で、
一人の人が思っていることをうわっと垂れ流す系の本もあるじゃないですか。
ホリエモンがこう思っています、うわーみたいな。
いろんな人の話をいろんな視点で聞くっていう、
こういう本の形式すごく好きだなと改めて思いましたね。
当時で読むと自分が今悩んでいることとかと関連して、
透けて見える一本の何かがあったりしますもんね。
確かに、そういうのがいいよな。
私が今優しさとか健全な判断とかが透けて見えたら、
きっとその辺に課題を感じているからなんでしょう。
健全な判断。
みーさんの健全な判断に課題があるんですか?
あります。
私だから本当、世界を客観的に表現するみたいなことが、
自分の世界を客観的に表現するみたいなところがあんまりできてないなと思って、
それこそどうやって他人に評価されるかとか、
目の前の方が確実に役に立っていることによる
自己承認欲とかに負けちゃったりとかしてるんですよね。
そういう自己承認欲に負けちゃダメとかっていうのもすごいあるじゃないですか。
他人があなたをどう…。
ラッシュモアさんでの問いとかも、
自分がどんな、自分のやることが他人にどんな影響を与えられるのか、
他人は自分をどう思っているのかっていうことを考えながら
一つ一つの行動をしていくべきみたいなこと。
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それを私は娘の問いから学びましたみたいなことを言ってて。
確かにな。
全然自己承認欲に負けてないじゃないですか。
そういうふうに動ける人って。
確かに。そうですね。
学生からの授業の満足度が高かったからいい授業しようとか
そういうことで全然動いてないじゃないですか。
確かに。そうかも。
っていう時に、多分私がもし教授だったら
もっと学生から満足度の高い授業になるようにしようとか
っていうので考えてそっちに多分なっちゃうんですよ。
っていうのとかも刺さりましたね。
本当の内なるインサイトとか、本当にあなたができること、
本当にあなたが思われたいことは何かっていうのを考えて動きましょう
みたいなことを全然どのエピソードでも言っているような気もするので
そういうのもすごい刺さりましたね。
本当の何かを探しに行くセッションが次あるんですね。
りきさんのインターナルセッションがあるということですね。
野上さんなんか共通して気になったこととかあります?
そうですね。
りきさんが確かに言うように
このキーワードが心に来るなみたいなやっぱり
自分が大事にしたいとかあるいは課題に思っていることが
スッと入ってくると思うんですよ。
さっきの例えば
まずい食事と真実とか
あと同窓会、私初めてこれ読んだのが
もうちょっと前かな?
10年くらい前なんですけど
その時からこの2つの話はすっごい好きなんですよ。
多分長期的に考えて物事を選びたいなとか
できていないことに裏返したと思うんですけど
あるいは真実ってこととしっかり向き合いたいなとか
いうことはずっと思っていて
基礎と表面的に付き合いたくないなとか
まさにまさに
成功っていうことを
目先のわかりやすい成功に流されたくないなとか
いうことは思っているんだろうなと
最近読んで
さっきのこの今という瞬間を生きようって
バスケットボール選手からすごくのセセリとか
あとですね
自分を見失わないでから
あの辺は10年前に読んだら何のこっちゃって全然わからなかったんですけど
最近あーって思うようになったりして
こういういろんなテーマで語っていることがあるものって
定期的に読み返して自分がどういうキーワードで
グッとくるかみたいなことの
観測的にやるのってめっちゃいいなっていうのを
改めて思いましたね
ちょっとまだ私
同窓会には出れそうにないなっていう
私もちょっとまだ同窓会に出るの
15:00
実家の近くとかに帰ると
違った意味での
ソーシャルプレッシャーというか
子供がいたら偉いとか
長野のど田舎などで
そういうのがあるところにまだ
帰れるだけの
しなやかな自己というか
しなやかな自分がまだ作れてない感じがする
人に言われても私は私だから
しかもそれで人を傷つけなく主張できる自分
確かに私もそういうのはまだない
理性的にそれがいいなとは思うんですけど
自然にさっと振る舞える感じ
そういうのができるといいなっていうのを
思いましたね
改めてすごく
なんて言うんでしょう
典型的な自己啓発本とかっていう
ジャンルでもないような気がするんですけど
心が穏やかになるような
キャリアの歩み方
ゴリゴリの金融機関でハーバードのMBA行って
そこからコーチとかをやりながら自分で創業して
いろんな研究とコンサルやってる
このキャリアめっちゃいいな
インクドインから学んだバラリーもありましたね
長期的な視野を見据えて
常にベストの選択を取れているような気もするし
かといって自由な心を忘れていなさそうな感じがして
すごく羨ましいですよね
実践してるって気持ちになりましたね
この本だけは実践してますね
かっこいいなと思いましたね
いいよな
こういう一人ですね
なりましょう
こういうのを見据えて
100ピクってことなんだろうな
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