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2024-09-14 34:06

#19-1 保育園看護師のお仕事紹介シリーズ「ラウンド」

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現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。


今回のラジオでは、保育園看護師のお仕事紹介シリーズとして、保育園看護師の業務内容について詳しく語っています!また、今回のシリーズはnoteでも連載しているので、是非合わせてご覧ください!


https://note.com/nice_lilac922/n/n16382baeb3ee


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BGM : MusMus

サマリー

このエピソードでは、保育園看護師の千尋先生が保育園での「ラウンド」という仕事について詳しく紹介しています。ラウンドの目的は、園児の健康情報の収集と職員とのコミュニケーションを図ることであり、病棟でのラウンドとは異なる点が強調されています。また、保育園看護師が日常業務の一環として行うラウンドの重要性が強調されています。特に、健康状態の確認やコミュニケーションを通じて、子どもたちとの信頼関係を築くことが看護師の役割であると語られています。さらに、保育園看護師がストレス管理やメンタルヘルスケアをどのように行い、職員や子供たちの健康をサポートしているかを探っています。ラウンドが保育士とのコミュニケーションや健康情報の収集においてどれほど重要かについても言及されています。

保育園看護師の紹介
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
新規事業の力で日本を開国せんとす、合同会社黒船の貴曹です。
同じく、黒船の川尻です。
僕たちは高校の同級生3人で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々、頑張っております。
特にこのチャンネルでは、現役の保育園看護師である僕、千尋先生が考えている
保健のことだったり、保育のことだったり、そんなことを中心に
保育士さん、保育園看護師さん、あるいは小さい子さんを育ての保護者の皆様に
いろいろと情報を発信していけたら良いなと思ってラジオを撮っています。
というわけで、今回からちょっとね、新しいことをやってみようということで
実はね、ノート、ご存知ですか?皆さん。
ブログツールみたいなやつね。
です、です、です。文章を書くやつも一応やってまして
そのノートとの連動企画という形で
今、僕が勝手に始めた保育園看護師のお仕事紹介シリーズっていう
勝手にシリーズ化したものがあるんですけど
それについてもラジオで話していくことで、より理解が深まったり
ノートには書ききれなかったことを話していきたいと
ラジオだからこそ伝えられることもあるかなと思って
お仕事紹介していけたらいいなと思ってるんですけれども
どうですか?
でもあれだよね、ノートで出てるものについての話っていうのは
なんかこのラジオを聞いて逆にノートを見てみたいなとか
っていう人もいるだろうし、詳しく知りたかったらノートを見てねみたいな
動きがあるから、すごいいいんじゃないかなって
うん、確かにね。逆に文章にはちょっとしづらい
ちょっと裏側でもないけど
そうだね、補足的な話とか
ね、とかはこっちのラジオでっていうので
両方合わせて見てもらえると、かなり理解が深まるようなものになるかもですね
間違いないですね、一度で二度おいしいみたいな
そんなラジオにしていけばいいなと思います
自分で笑っちゃってるよね
はい、ではよろしくお願いいたします
はい、よろしくお願いします
ラウンドの目的
今日のテーマであるラウンドについて聞いてみたいんだけど
今日、保育園のお仕事紹介シリーズの第1回ということで
ラウンド、ラウンドという言葉は正直あんまり聞き慣れない言葉なんですが
学的には
保育園でのラウンドっていうのはどういうことをするものなんですか
はい、ラウンドっていうと
主に病院でね、病棟で働いてる看護師さんが
病棟内とか病室を巡回して回って
自分の受け持ち患者さんの情報を取ったりとか
あと看護師さん、看護ケアしたりとか
そういったことが本来ラウンドっていう風に言っているんだけど
保育園におけるラウンドっていうのは
大きく2つ目的があってしてるかなと思って
1個はね、1個はというかもともとは
保育園で働く看護師さんたちが
看護業務として培ってきた経験則みたいなものなのかなと思いつつ
自分が先輩から引き継ぎを受けて
あるいは自分で何年間かやってきて
孵立してきたっていうところで言うと
1個はもうシンプルに園児の健康情報を取ること
もう1個は園児含め職員も含め
みんなとコミュニケーションを取るということを目的に
やってるなという気づきがありますね
ラウンドって基本は巡回するというか回るっていうイメージだよね
ラウンド、園ですね
もともとは病棟での看護師さんの仕事をラウンドと呼んでいたけど
保育園看護師さんもやるっていうので
いろんな単語を使っているみたいなものだった
看護師からするとラウンド行ってきますっていうのが
染み付いた言葉でもおそらく業界的にはあるんだと思うんだよね
だから看護業務っていうところではすごくわかりやすいというか
イメージしやすいのかなと思うんだけど
とはいえ病棟に勤務してる看護師さんのラウンドと
保育園看護師さんのラウンドはちょっと違うものなのか
ちょっと違う、ちょっと違う
主に看護ケアというものをメインの目的として回る
病棟のラウンドとは違って
保育園って結局は看護ケアを提供する場ではないので
病院じゃないか
基本的には元気な子がいるっていう現場だから
何か看護師からいろいろアプローチかけて
いっぱい看護的なケアを展開してっていうわけではないので
そこが大きな違いかなと思います
看護師の役割
なるほどね
なんかさっき保育園でのラウンドにおいての目的というか
一つとしてさ、園児の健康情報を集めるみたいな話
収集していくっていう話があったけど
園児の健康情報を集めるって具体的にはどういうことをしているの
そこに関しては
そうですよね
もともとというか
自分が働いてる保育園はだいたい中規模ぐらいの認可保育園なので
定員数が約80名ぐらい
この80名分の子供たちが
元気かどうかっていう情報を集めるっていうのがシンプルに言うと
そんな感じなんだけど
0歳から5歳児までそれぞれいるので
なんというか
どの情報をどれくらい取るかでその大変さって変わってはくる
そうだよね、人数はそれなりでも
例えばね、すごい具体的な話をすると
前日に保育園で怪我をしました
その怪我で何か処置したりとか
あるいは通院したりとかね
必要があって通院したりとかした場合は
そのお子さんが怪我の状態がどうか
変に腫れたりとか赤くなったりとか
可能してきたりとかそういったものがないかとか
お家でどうだったかとか
そういったことを確認するというのが一番分かりやすいかな
確かに子供はもう毎日怪我してもおかしくないもんね
そうだよね
直接怪我を看護師として見に行くというか
その子と話しながらとか情報を集める
そうだね、話せる子は話したりもするし
保護者から保育士さんに引き継ぎで
お家ではこうでしたって言われた情報を
改めて取りに行って
変な話、整合性があるかとかさ
お家で正しくできてるかとかっていうのも
そういうとこでチェックしながら
なるほど
なんか今の話を聞いてるとさ
結構それってぶっちゃけ
担任の先生っていうのがいるから
担任の先生がやってもいいことなのでは?
っていう疑問がちょっと生まれてくるんだけど
それをあえて看護師である人がやる
意味とか理由っていうのはどういうことがあるの?
確かに
そこですよね
そこが保育園看護師としてのお仕事紹介になるのかなと
私は思ってるんだけど
担任の先生がやっぱり一番
子供たちをよく観察してることは間違いないと思うの
その子の微細な変化に気づけたりとか
昨日と今日の違いだったり
その変化をちゃんと分かるとは
おそらく看護師よりも保育士さんの方が
気づきは早いはずなのね
そこであえて看護師がそこでチェックしに行くというか
取りに行くっていう理由としては
保育士さんと同じ目線で見てるわけじゃなくて
要はやっぱりあくまで看護師として
要は医療職、医療従事者としての面で
見れるっていうのが一つメリットなんだ
味方の前提となってる知識のベースが違うよね
そう
例えば前日体調不良でお休みしてたお子さんが
今日から復帰しました
例えば保育士さんが様子とか顔色とか雰囲気を見て
いつも通りだな、元気でしたか
治ったんですね、良かったですね
という感じで受け入れたとするじゃないですか
でも保育士さんが感じたいつもと同じだな
っていうものに対して
もう少し看護師の僕だと
食事量はどうだったのかとか
肺便はどうだったのか
実は本当にいつ解熱してどういう経過をたどってるのかとか
遺言の良し悪しっていうのは
本当なのかじゃないけど
実はさっきまで怒ってたとか
あるのかとかね
あと寝れてるのかとか
そういったある種数値化できるようなところ
イエスかノーかで答えられるような場合のものを
もうちょっと丁寧にさらったりとか
そういう観察の視点を持ってみると
実は元気ですって言われてきたけど
よくよく連絡書を見てみたら
夕飯全然食べれてませんとか
実はウインチが緩かったですとかっていうのがあって
やっぱ治りがけだから
今日は無理しない方がいいんじゃないみたいな話を
担任として
そうだね、じゃあちょっと今日お庭行く予定だったけど
お部屋で遊ぶようにしておこうかなとか
なるほどね
そういうやり取りがそこで発生するわけですよ
なるほど
結構ちゃんといろんな情報を得てるんだね
たくさん連絡情報と観察と
担任の先生といろんな情報
第三者情報と本人の様子と
突合するみたいなのも含めてってことなもんね
なかなか保護者の方を疑ってるわけじゃないけど
一言元気ですっていうざっくりした内容だけじゃなく
元気としてちゃんとこう
なんというか整合性が取れるかみたいな
やっぱりその看護師としての医療的な知識のベース
のところからものを見るっていうことに意味があるんだろうね
それはやっぱり
そこが保育園看護師が保育園にいることのメリットでもあるし
それこそ感染症が流行ってる時期とかだったら
やっぱりちょっと危ないかもって思って
やっぱり通院してくださいというお願いをしたりとか
いろいろそういった工夫というか専門職としての
いいことがあるかなというふうに思ってます
そういう意味ではあれだね
連絡帳をちゃんと書くっていうのも結構大事なことなんだね
親からすると
見ますね
うちの絵はアプリも使いつつ
でもまだ紙ベースの連絡帳が残ってる絵だから
大変だとは思うんだけど
なんというかね
これはある意味その日の筆跡とか
そういう情報を探偵みたいな
いつもお母さんが描いてるけど
今日だけお父さんとか
そういうとこからも取れる情報って結構ある
これってアプリだとあんまりわからない
事態は変わらないしさ
温度感が伝わりにくいじゃない
記録として残りやすいとか残りやすいとか
それこそ数値化しやすいかとかいろいろあると思うんだけど
どこでも書けるし
難しいね
保育における新規自由を考える我々としては
そこは悩ましいポイントでもあるよね
そうそうそう
みんなもアプリに移り変わっていって
おそらく紙の連絡帳っていうのはそのうち
淘汰されるのかなとは思いつつ
そういうとこからでも取れる情報を
じゃあアプリに変わったらどう出ていくのか
どう感じ取っていくべきなのかっていうのは
一つまた課題になるのかな
個人的には
紙の場合は読み手が察するっていう能力で保管しちゃってるけど
正直書く側もどう書いていいか分かんないみたいなところ
金もね絶対
そうだと思う
現期か現期じゃないかとかそれぐらいは書けるだろうけど
具体的に体調がどうだったとか
こんな様子でしたとかをどこまで書いていいのかとかが
難しいとかもあるよね
考える負担がありそうだねそこはね
だから本当にその保護者によって
すごい細かく書く人もいれば
本当にづっくり書く方もいたりとかして
その子の健康状態を把握する術が
やっぱりそこでも多少左右されるし
保護者の書き方によっても結構ばらつきがあるってことだもんね
確かに
というとこまで深読みしてやっているタイプの保育園看護師です
深読み保育園看護師
深読み保育園看護師
保育園なんだから
親御さんによってはお仕事の最中に
どうしても出勤前に急いで書かなきゃという方もいらっしゃるわけだもんね
もちろん確かに
そうやって深読みをして集めた情報っていうのは
どういうふうに整理したりまとめていくっていう感じなの
そうだね
ここもまた保育園看護師としての
一個お仕事になるんだけど
これは保健日誌という一員を
保育園が作りなさいよって言われている
保健日誌の重要性
子どもの健康の健康状態だったりとか怪我とか
そういったものをまとめて記録する書式があって
保健日誌っていうのに
噂の保健日誌ね
保育園看護師がいっぱい頑張ってるって噂の佐藤さんから聞いてますが
これ別に保育園看護師じゃなくても
保育園だったらみんな書いているはずだから
保育士さんとか園長とか主任とかが書いてる絵もたくさんあると思うんだけど
監査の時に結構見られるやつ
そうそう監査で見られる根拠書類の一つですね
なるほどね
そうやってラウンドで回っていく中で
その保健日誌に色々書いていくって感じなんだ
最終的にはそこで集めた情報を保健日誌としてまとめるということが
一応監査上求められている情報としてはそれだけ
だけじゃないけど
絶対的に必要な情報ってなると
そこにまとまっていることがベストだから
保健日誌を丁寧に書くっていうのも
これはまた違うノートに書いてますので
次回が保育園保健日誌会ってことだよね
子どもとのコミュニケーション
だったかな
そうだね
そうかも
なるほど
保健日誌ねすごいね
そんな情報が集まってるのめちゃくちゃ
自分の子供の保健日誌とか正直見たくなりそうだけどね
そうだよね
保護者は見ることはない
保護者は見ることはないけど
例えば保育士さんが書く保育の日誌にも
ある程度個人的な情報をバーっと書いていく
保健日誌と丹波先生が書いている保育の日誌は別なんだ
だからそこは新規授業としてできる可能性がありますよ
情報は連動してるはずなので
保健日誌に書いた内容がそのまま保育日誌の方にも
そのばらけて書く
そうだね
書く項に例えば鼻水が出てるっていう情報が
鼻水っていうのがあったとしたら
だからダブって書いてる記録がいまあるわけよね
そうだね
西にはそういう風に書いてる
保健日誌には保健日誌で健康としてまとまってるし
これは別に一箇所に書けば両方に反映されていいわけじゃないですか
そういうシステムが作れるといいですよね
なるほど
新規授業セントスの話になりましたね
興味深いねそこは
そういう使い勝手のいいモードっていうのは正直まだないですかね
考える要素がありそうだね
ところでさっき話してたラウンドの2つ目的がある1つ目については
今まで話を聞いてきたんだけど
2つ目のところコミュニケーションを取るっていうところは
具体的に目的というかどういう感じでやってるのかっていう話とか
教えてもらっていいですか
そうですね
健康情報を取るってプラスコミュニケーションを取るってことで
すごくざっくり言うと自分の顔を売りに行くみたいな感じなんですけど
もちろん
エンジェの営業みたいなことを顔見せる
やっぱり基本的にいろんなところに保育にも入るけど
看護師として保育に入るけど
ゼロサイズの保育に入ることがほとんどなので
ラウンドを仮にしないってなると
その日1日も1回も顔を合わせない子どもも
変な話になりするわけです
ケガとかしなければ
でもいざ看護師として
エンジェと対峙する場面で保育に入る以外だったら
ケガしてるか病気してるかどっちかぐらいしか
直接面と向かって会う機会ってそうないとなっちゃうじゃないですか
そうするとやっぱり緊張するよね子どもからしたらね
初めて会う大人というか
慣れてない大人にここまでいたいし具合悪いのに
お前がやるの?みたいな感じの距離になってしまうと
ある意味看護師からしても
そこ一枚貼るだけかもしれないけど
心理的な距離が遠いがゆえに
なかなか処置させてくれないとか
安心してくれないから変な話熱上がっちゃうみたいな
嫌だーってなったりもするかもしれないし
子どもたちと信頼関係を築くっていうのが
コミュニケーションを取る目的としては一番で
おはよう佐藤先生
おはよう中先生みたいな感じで
お話しかけてくれるようになったら
いざ寝かした時に
看護師先生のとこ行こうか
佐藤先生に見てもらうみたいになってくれると
それだけで治療が完成してるようなもんじゃないですか
店に来てくれるぐらいには安定性があって
店に来れるぐらいにはその子が余裕があるってことは
ほぼほぼただの擦り傷とかね
大したことない怪我であることのほうがほとんどなので
じゃあちょっと洗っといてはそれでおしまいで大丈夫だよみたいなのでも
子どもも気持ちが切り替わるし
最終的には看護師である僕を使って
うまいこと気持ちが切り替われるなら
それで一番いいと個人的には思ってて
結構ね子どもによっては
心で痛かったっていうところから
もう気持ちが崩れてずっと泣き続けるとか
怒っちゃって次の活動になかなか移れないとか
そういったお子さんもいらっしゃるので
そういう時に担任の先生だけじゃなく
プラスで信頼できる職員として看護師だったり
延長とか就任とかももちろんそうなんだけど
そういうところで一個切り替えに使える
ラウンドの実施頻度
っていうのは担任からしても
ちょっと看護師先生来てもらうで見てもらう
見てもらったらそれで落ち着いて
ずっと次の活動に移れる
みたいな場面はいっぱいあるので
そこまでの関係性を築けたら
保育園看護師としてはもう
一丁上がりぐらいだ
なるほど素直に羨ましいなと思う
羨ましいちょっと違うけど
初めましての子どもと仲良くなるのが
そんなにこう苦手ってことではないけど
まだまだ経験が少ないので
難しいんだけど今の話を聞くと
ウチロー先生の仕事の場合
初めて入った子どもたちと仲良くなるというか
顔を覚えてもらうわけじゃないですか
コツとかはあるのその時に
なんかねこれは僕が男だから
っていうのもあるかもしれないけど
要は男がもともと好きなタイプの子
であればもうやっぱ保育園の中に
男性って珍しいからそれだけで
できてくれることもあるので
そしたらもうイェーイって
はいタッチするぐらいの距離を
詰めれるし逆に男の人が苦手なタイプの
お子さんは本当にもう遠くから
手を振るぐらいの距離感から始めて
変な話本当半年間ぐらいかけて
毎日おはようとか
何とかしたらおはようみたいな
俺が部屋入ってくるだけで泣く
みたいなことも全然ある
そうで何とかそれを
でも毎日繰り返していくことで
ある日急に慣れて手振り返してくれたりとか
あんなに嫌がってたのにニコニコしながら
タッチしに来てくれたりとか
っていうのがやっぱもう1年からず
やっぱそういう切り替わる羽目があって
そこまでいけると初めて
その子にも同じように看護的なケアが
でき得るというか
ある種その子のね
大人との距離の取り方だったり
関係性の作り方に
こっちが合わせていくっていう感じかな
こちらから何かっていうよりは
当たり前のように毎日顔を見に行くぐらいで
無理には接近しすぎない
もう本当その子に合わせて
その子の距離感に合わせて
みたいな感じなんだ
そこがもしかしたら
どっちかというと保育士さん的な
保育的な考え方かもしれないな
病棟における看護師さんってほら
もうそんなことしてる余裕ないと思う
確かに
ペアに行かなきゃいけないから
徐々に距離を詰めるなんて
暇はないはずだからね
薬飲んでくれるまで半年かけるとか
そう
ある種子どもたちもそれが分かって
サッとできることもあるのかもしれないけど
あくまで保育園という場において
看護師として関わるときは
そういう風に距離の詰め方をしている
確かにさらっと子どもって言っちゃうけど
子ども一人一人がもう全然違うもんね
子どもによって当然だけど
その100人いたら100通りの距離の詰め方を
した上で分け性を作っていくっていうのが
他人の先生とかね
みんな大人そうだと思うんだけど
特に意識的に
行かないとその子のいざって時に
その子を助けられるための
100%が出せないから
っていうのがコミュニケーションの部分なんだね
信頼関係する
っていう感じだね
なるほどね
なんか実際そういうラウンドを回るっていうのは
どれぐらいの頻度っていうか
1日どれぐらい回るみたいなのあったりする
理想的には1日2回は本当は回りたいな
全員とのそのコミュニケーションとかを
2周するってこと
理想は
1日最初朝
主活動が始まる前までのタイミングで
ウェイクエンドね
学クラス限定で遊ぶ前とか
何か制作を始める前とかのタイミングで
おはようって言って
みんな元気か確認して
その被保護者の方からの引き継ぎを受けた内容とか
余裕があればちょっと連絡帳を見たりとか
何人の先生か
いやこの子ここでみたいな話を聞きながら
情報を集めていく
プラスその子たちの顔を見て
どうかなどうかなって見ていく
っていうのを朝やって
理想的にはもう1回
お昼寝が終わったくらいのタイミングで
もう1周して
要は午前中から午後にかけて
体調の変化がないかとか
特にその体調が悪かった子ども
午前中に怪我した子どもとかの
様子をもう1回しっかりと確認しに行く
ってことができることが理想ではあるか
理想ではある
なるほど
なかなか日に2回しっかり時間を取って回る
っていうのが
できる人できない日はもちろんあるんだ
それはやっぱ時間の確保が難しいというか
お仕事が忙しい系の理由だったりするの
そうだね
1個は保育員看護師として独立して
僕は働かせてもらっている方だけど
やっぱりヘルプで保育に入っていたりとか
ちょっと今日は配膳する職員がいないから
ってことで配膳に入ってたりとか
ゼロ歳の食事会場に入ってたりとか
なかなか回るだけの時間を
まとめて確保できなかったり
あとは単純に自分が何か配布物作ってたりとか
それこそ保険2周打ってたりとかして
この時間を削ってやるので
ちょっと周りに行く余裕はなかった
体調不良の子とかがね
見てたら動けないし
そりゃまあそうだね
どっかでオートがあったらオート処理してるしとか
そんな感じだね
それは確かに確保するの大変だよね
だけどとりあえず1回は基本的には
朝の段階ではやっていくって感じなんだ
そうだね
もう1日中保育に入ってないと回りません
っていう日じゃなければ
ちょっと回ってきますって言って回る
なるほどね
なんかノートの記事を見るとさ
園児のもちろん健康ケアもそうなんだけど
職員のスタッフのメンバーに対しても
そういうことを意識してるみたいなのが書いてあったんだけどさ
そこはどういう感覚でやっているの?
これはもしかしたらやってる縁もあるし
特にやってない縁もあると思うんだけど
うちの縁はコロナ禍で特にそれが強化された感じがするけど
なるほどね
職員の健康チェックっていうのもずっとやって
コロナ禍とかそれこそ熱とかさ
急起症状がないかみたいなのを細かくチェックするのに
自己申告制で紙に書いてもらって
後でまとめるっていうタイプのやり方もあるけど
僕は職員が大体20人から多い時で30人
1日に20数名いる中で
どの道各お部屋回るから
先生たちにも元気ですかって聞いて
どうですかっていうのをずっと続けていて
保育園看護師の役割
意外とコミュニケーションを積極的に取ることの重要性というか
大切さっていうところにつながっていくんだなって思っているんだけど
保育士さんって前もラジオで話した通り
感情労働であり頭脳労働であり肉体労働であり
ストレスがかかりやすい状況だったりするから
意外と不調を感じる
さらに前の前兆みたいなものを
地味に人によってこういう風に出るみたいなパターンが何個かあって
頭痛くなるタイプの人もいれば
だんだんご飯が食べれなくなるタイプの人もいれば
肩が凝りすぎてどうっていうタイプもいるし
そういった人たちの不定収束みたいなものを日々キャッチしていく
かつその人もそういうのが言える
看護師にだからちょっと体調のこと相談できるかなみたいな関係性があると
ある意味そういった人たちが長く働けるじゃないですか
壊れる前にそれに気づいて予防ができるよね
あんまりにも辛そうだなじゃあ今日はちょっと早退しようよとかさ
園長に話してくるねとかっていうのもできるし
これが看護師がいることによるメリットの一つでもあると思ってて
要はそれがストレスマネジメントにもなるし
メンタルヘルスケアにもつながれるしっていうところで
表面上やってることはただの体調確認なんだけど
意外とそこから自分で言うのもなんだけど
そこがあるから続けていけるっていうことにもつながってるのかな
結構ね病相部とは話しにくいとか
自分の健康のことってなかなか相談しにくかったり
そうだね下がりたいのがこいつみたいに思われる可能性もあるわけだもんね
いっぱいあると思うんだけど
でもやっぱ看護師さんが体調崩しちゃうと
最終的には子供に何か悪影響がある
怪我しちゃったりとか体調不良を見逃しちゃったりとか
ましてや職員が感染症にかかってたらそこから
炎治にドバッと見逃したりっていうのももちろんあるわけだから
炎全体を健康管理するっていう視点からすると
炎治だけじゃなく職員もっていうのがやっぱ大事かなと
なるほどねじゃあ結構今回話してるラウンドっていうのは
もちろん記録とかの意味では炎治っていうところがメインのフォーカスだけど
ラウンドをすることによってスタッフ同士の部分でも
やっぱ保育園看護師としてのバリューを発揮しているというか
すごい意味があるアクションなんだね
そうなんです保育園看護師として確立してやれるべきだし
やっていて良いなと思うところでもあるし
ただただ保育に入ってるだけではやっぱこれはできないから
しっかり時間を取って回らないといけないからね
看護師だからこそできることでもあるしと思うと
どうですか良くないですかっていう
でもすごいよね意味はすごくあるよね
看護師がいることの意味をすごくそこで理解できた気がする
そうなんです
なるほどね保育園看護師すごいね
毎回保育師すごいって言ってるけど今回は保育園看護師すごい
ここまでもっと意識してやりたいこともたくさんあるんだけど
僕が思うラウンドっていうのは
こういうミュニケーションを取るってことと
健康情報を集めて記録に起こすっていうそういった目的をもとに
やってるぞっていうお話でした
ラウンドの重要性
というわけで勝手に始めた保育園看護師のお仕事紹介シリーズ第1弾ということで
ラウンドについてちょっと解説をさせていただきましたが
ノートの方に詳細書いてます
今の話をもっと体系立ててというか
整理やすい形で整理して書いてるので
しっかり書いてますのでぜひノートの方も
これはURLとかつけられるんですかね
そうですね概要欄にノートへのリンクを貼っておきますので
ぜひご覧になっていただけたら嬉しいなと思います
そうですねノートの方にもコメントを送れるんで
ぜひぜひこういったこと書いてほしいとか
質問とかあったらそれに全力でお答えしていけると思うので
確かに
です
何か伝えたいことありますかセントス
この投げ方雑すぎん
何か伝えたいこと
もう20回以上やってるはずなのに最後の締めの取り上手くならないね
疲れが出てるのかラウンドの疲れが出てるのか
キラーパスが
ラウンドっていうもの自体があんまりちょっと理解できてなかったけど
やっぱりそこの回ることの意味と保育園看護師が
職場にいることの意味っていうのはすごくあるねっていうので
これから保育園看護師になる人がイメージを持てるというか
こういう役割を看護師として担えるんだなみたいな
ものがちょっと分かった気がして
確かにね
ありがとうございます
今回のラウンバーもそうだし次回の保健日誌とかも楽しみだけど
こういうお仕事の詳細が分かってくると
価値というか意味も分かってきて
じゃあもうちょっとこうするとよくできるのかもねみたいなところまで
もう一歩で見えそうな感じがして
なんかすごい新記事が開拓せんとできそうだなという気がして
なんでこのラジオの中でそんな早くなったのか
俺ら未だに分かんないんだけどさ
解像度がやっぱ上がるよね
そうね皆さんにお届けするコンテンツを撮りながら
僕らの解像度も上がるという
一石二鳥のラジオだなといつも思ってます
ありがとうございました
というわけで今回も保育園看護師に関する
こういった情報を発信していけたら良いなと思っております
概要欄などにGoogleフォームのURLと
あと今回からはノートのURLも載っておりますので
ぜひぜひ感想・質問を送ってください
スタンドFMからお聞きの皆さんは
ぜひレター機能から送っていただけると
とても喜びますというわけで
次は保健日誌についてですかね
それも大事だね
またお会いしましょうということでありがとうございました
ありがとうございました
34:06

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