1. 藤原ヒロの なんなんやろ
  2. Ep181 りり子おねえさんだよ!
2024-08-05 1:19:48

Ep181 りり子おねえさんだよ!

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遂にヒロなんに初降臨の辻田りり子先生!LaLa読者には説明不要の大人気キャラ濃い作家さんですが、ご存知でない方にも相当記憶に残るであろう熱いトークを繰り広げて頂きました。普段倍速で聞かれる方、今回ばかりは等倍をオススメします!!! 【辻田りり子先生の書籍情報】

https://www.hakusensha.co.jp/?_searchtype=authors&s=%E8%BE%BB%E7%94%B0%E3%82%8A%E3%82%8A%E5%AD%90

【📮 おたよりフォーム】https://forms.gle/AGFEcrhH4iJixsib7【🐦X】@hironan_bo (中の人…ボー氏) #ヒロなん【👕SUZURI】https://suzuri.jp/fuji_hiron #suzuri【👚UP-T】https://up-t.jp/creator/65d456f026e20

サマリー

In this episode, special guest Riko Tsujita appears and engages in a chat with Hiro Fujiwara. Riko talks about her debut as a manga artist and her current serialized works, as well as sharing anecdotes and the unique relationship between the two. Their meeting was at the Lala 30th-anniversary event, where they started calling each other by their pen names without revealing their real names. Hiro shares an episode from their early days when they first met. Riko invites Rikoron-sensei as a guest to reflect on a fun New Year's party and otaku talk, discussing memories of pregnancy, childbirth, and awarding the Athena Prize winners with the release of the comics. Riko takes on the role of host for this episode, answering questions from listeners and talking about her own manga production. Through the contrasting character settings of Yamada and Kanoko, the episode reflects on the trends in modern shojo manga and societal currents. Riko finally appears, discussing serious aspects of her manga, family matters, and the latest news about Rikoron.

辻田りり子先生のデビューと出会い
藤原ヒロ
8月5日おはようございます藤原ヒロです藤原ヒロのなんなんやろこの番組は夫のボー氏友達のしーさんとの雑談系ポッドキャスト番組です今回は特別ゲスト回ということで辻田りり子先生が初登場できてくださいましたおよそ2時間弱ほど怒涛の雑談収録をしたのですがなんとか1時間20分ほどにぎゅっと凝縮したものをお届けします一つ先に訂正をしたい部分があります
話の流れでララ30周年記念イベントララ学園夏祭りの説明をしているのですが2007年開催という部分が間違っていました
正確には2006年に開催されたイベントです りり子先生との出会いという思い出トーク中に出てきますので脳内で修正していただきながら楽しんでいただけたらと思います
今日はついに辻田りり子先生がゲストで登場していただくことになりました
ボー氏
1年かけて会員をし続けて1年2年くらい
藤原ヒロ
どうやろうリコロンがうちに来たのは去年やから
辻田りり子
去年の8月とかだったので本当にちょうど1年
藤原ヒロ
リコロンは絶対にヒロなんに出てくれたら面白い話をしてくれるはずだという
辻田りり子
そうなんですよ
藤原さんのお家に新居に初めて去年の8月に行かせてもらった時に
私本当にめちゃくちゃ喋るんですよ
相手の反応とか関係なく喋りたいことだけずっと喋ってたら
藤原さんはいつもの辻田さんですねって感じなんですけど
旦那さんのボー氏と会ったのも初めてだったので
何よこいつみたいな感じでだって
ボー氏が私のこと好きになっちゃったみたいな
辻田りり子
すいません私ちょっと人妻なんでごめんなさいって言ったんだけど
すごいアプローチがひどくて
なるほど
藤原ヒロ
というわけでリコロンとしーさんは初対面になりますね
辻田りり子
はじめまして
しーさん
はじめまして
辻田りり子
私もなんかでもすごいその似顔絵の感じで見てたから
こんな方なんだみたいな
藤原ヒロ
意外とちゃんと似てると思うんですよ
辻田りり子
似てます似てます
めっちゃ似てますよね
なんかめっちゃ違ってたら面白いなって思ってたんだけど
全然似てますね流石に
かわいらしい
綺麗な方で
ボー氏
僕のアプローチはそこでそのまま流されてしまうと
それが本間やと思われてしまうと
辻田りり子
思わんでしょ
どんだけ形知らんねん
バラエティ見たことない人じゃないですか
バラエティ見たことない人披露なん聞かないでしょ
官僚かなって思ってしまう
怒涛
怒涛
すごい流れてる
ボー氏はねボー氏はちゃんと藤原さんのこと愛してるし
私もちゃんと愛する夫がいるので
そんなこと
私たちずっと平行線で生きていきたいって誓ってるんで大丈夫っす
キリがないんで紹介させてもらっていいですか
よろしくお願いします
藤原ヒロ
多分辻田りり子先生を知らないリスナーの方もいると思うので
ちょっと簡単にどういう人なのかを紹介させてもらっていいですか
まず2006年に白泉社ララで漫画家デビューをされた漫画家さんです
2007年に笑うかの子様が連載を開始されて
そのかの子様の続編として連載された
辻田りり子と藤原ヒロの関係性
藤原ヒロ
恋だの愛だのっていう作品が一応代表作でいいんですかね
辻田りり子
はい、もちろんでございます
藤原ヒロ
短編集の発売とか別の作品の連載も経て
今年2024年ララ1月号から恋だの愛だのの新シリーズ
恋だの愛だの君は僕の太陽だが今連載中ということです
はい
ララで漫画家デビューしたっていうのが
私が2004年にデビューして
リコロンが2006年なので
同期に近い感じなのでずっと仲良くさせてもらってます
辻田りり子
頼りになる対戦として慕っております
ボー氏
住んでるところは近かったの当時は
辻田りり子
当時は関西
関西
大阪ですよねその時は
藤原ヒロ
その時リコロンが大阪
辻田りり子
私も大阪
私は兵庫県
実家なんですけどすぐ映ってるんですよ
一人暮らし初めて
兵庫くんでした?
私はロシアさんといたとき
藤原ヒロ
その時は京都です
辻田りり子
京都か!
藤原ヒロ
2006年に京都出てきてるんですよ
辻田りり子
そうなんですよ
私逆にあんま実家のイメージが全然なくて
知り合ってすぐアシスタントに行かせてもらったんで
ボー氏
喋りすぎてて怒ったっていう
藤原ヒロ
いつまでも寝ないから怒ったっていう
しーさん
アシスタント世代
辻田りり子
アシスタントに行かせてもらって
仕事が10時やら11時やらで終わって
12時間忘れたけど終わって
お風呂入って次の日もあるから
出ないといけないんですけど
一緒にアシスタント入ってくださってた方が
喋ってたらすっごい話が合うなこの人って思って
その当時まだ
逃げるは恥だが
薬理活を書かれる前の海野つなみ先生の
初期の仲良し時代の海野つなみ先生の話をして
知ってるんですか?みたいな話
その当時まだそんな海の先生の話とか
大々的にする人っていうのが
人気作家さん当時からだったんですけど
やっぱりあった頃
イーってなってめっちゃ好きだったんですよみたいな話
私は仲良し時代から先はあんまちゃんと読めてなかった
最近の回転菌がとかは読んでたんだけど
途中がちょうど抜けてて
その方途中もちゃんと早くしてたから
なるほど読んでみますわみたいな話
めっちゃ盛り上がって
めっちゃ話広がる
しーさん
止まらへん止まらへん
辻田りり子
それでしてたら
収穫旅行の先生みたいに
進まってからドアゴロゴロゴロって
早く寝なさいよ
寝るのも仕事やで
しーさん
寝るのも仕事やで
辻田りり子
20越えてこんなことで怒られるみたいなのがちょっと面白くて
でもまた怒られるの嫌だから
寝ましょうかみたいな
面白い
ボー氏
アシスタントっていってもスポットで入ってもらってたくらいの
藤原ヒロ
当時は結構でもちょっと何回か連続で来てもらいましたよね
辻田りり子
でも意外とね
私もありがたいことにわりと
1年でレーサーになっちゃったんでデビューして
意外と行ってないんですよ実はね
3,4回?
そうなんですただ
毎回のエピ濃かったから
エピ濃かった
漫画家とファンの関係
辻田りり子
藤原さんもまだそこまで若くて
連載始めてすぐとかだったから
まだそこまでルーティーンになってなかった頃だったので
結構印象深いじゃないかなって
逆に4,5年目になってくると薄まってくるじゃないですか
いつもの通りで
やっぱ最初のあれだったから
楽しかったですね
めっちゃ楽しかったですねみたいな
藤原ヒロ
そのエピソードがちょっと話題を
もう一回引き戻していいですか?
辻田りり子
よろしくお願いします
藤原ヒロ
辻田さんのヒロなんのリスナー歴を
ざっくりと聞かせてもらっていいですかね
いつからどれくらい聞いてたかぐらいの感じで
そうですね
普通にアシスタントに行かせていただいてたっていうのもあるけど
それ以上に普通に友達なので
辻田りり子
作家友達なので
始めるってことはマジで?って聞いてて
初期から聞いてて
さすがに全部は聞けてないんだけど
結構聞いてる方ではあると思ってて
漫画関連のやつは絶対欠かさず
全部飛ばさず聞いてて
特に狂騒サイレントやってた時期とかは
めちゃくちゃ楽しかったですね
あの時期は本当私もすごいワクワクして聞いてて
担当作家さんの
ワラヤンヌが出てきた時とかの会話もめちゃくちゃ好きで
私あれ3回ぐらい聞いてますね
藤原ヒロ
編集さんがなかなかゲストに
頼む風景が出てくるって
かなり珍しいような気はするんで
ボー氏
給料出ないからね
辻田りり子
あとやっぱコロナ禍があったんで
私もその時期に入った編集さんっていうの知らないんですよ
新年会とかがなかった時期だったから
だから本当に真っさらなやつで
この人はどういう人なんだろうかみたいな
考えながら聞くの作業とか
しかもちょうどその直後に
漫画講座の講師の先生やらせていただいたんで
編集部に行って
それやってたのがちょうどワラヤンヌだったから
まさにあれですよ
初回放送の日
その放送された日ですね
講師したの
だから午前中にあって
午後にあったから
私たぶんワラヤンヌに
最速で回想を伝えた女の子ですよね
ボー氏
当日
辻田りり子
当日当日
午前に聞いて
午後1でよかったですよ
また聞きますわ
藤原ヒロ
なかなか聞き直せてないからね
しーさん
ないない
辻田りり子
オタク気質なんで
気に入ったの結構
これ結構逆にいると思いますよ
気に入ったものは何回も聞くんですよ
藤原ヒロ
へーそっか
辻田りり子
いるんか
ボー氏
立場がしかもおかしいよね
編集の人が漫画家さんに初めて会って
呼んでましたっていうのじゃなくて
漫画家の人が
今日の聞きました
辻田りり子
シチュエーションがね
結構これあると思いますよ
投稿者さんとか
今はSNSとかがあるんですけど
昔って担当の話とかって
コミックスの後書きでしか
知ることができなかったみたいな
後書きに行く作家さんが担当を
イラストで書いてみたいな
感じになるから
私もララで好きな作家さんとか
それ読んでたから
すごいね私当時好きだった
ララ読んでた当時とかに
須田雅美先生の
彼氏彼女の事情とか
猫山宮尾先生の
今日もみんな元気ですとか
自分が投稿した時
この新人すげーな
こいつはトルナ天下を
みたいな感じで思った
斉藤健さんとか
全員同じ担当だったんですよ
だから
Tさんね
編集部に自分が作家として行った時に
紹介されると
はぁ!?みたいな感じになって
カラオケが好きな元気なお嬢さんだ
みたいな
斉藤さんが書いてらしたあれで
って思っては
みたいな感じになったから
漫画化目指してる方とかは
割とあるあるというか
私が漫画のコミックスの
後書きで担当書くのも
自分がそうだったから
会った時面白いかなって思って
っていうので書いてるんで
藤原ヒロ
今もSNSがあるからね
辻田りり子
そうそうそう
藤原ヒロ
確かに
書き下ろしには書いてる気はする
辻田りり子
そうそうそう
だから本当にまさに
ベイト様のじゅんみとかも
絶対ファンの人とかは
あ!じゅんみ!みたいな
会員会とかで会えますしね
そうなんですよ
本当にヒロなん聞いてて
藤原ヒロ
ごめんなさい
辻田りり子
立て続けしゃべっちゃうんですけど
ヒロなん聞いてて思うのは
一応これ漫画家のラジオで
やっぱ漫画家さんのファンの人とか
聞くわけじゃないですか
一応その冠で
ボー氏もしーさんも別にそんな
オタクなわけではないじゃないですか
すごい固執して
粘着質なオタクってわけじゃない
ところが
3人の中で普通にやり取りされて
そうだよね普通そうだよね
みたいな感じで流されることが
こっちからしたら
さっきのラジオ何回も繰り返し
聞かないんじゃないみたいな感じのやつが
聞くってオタクみたいな感じで
これはなんだ?
陽キャのラジオ聞いてるのか?
陽キャのラジオという
藤原ヒロ
陽キャ
辻田りり子
透明透明
今の透明みたいなところで
結構あれだなって思いました
でもそもそも辻田先生が
ボー氏
陰陽師は何も感じないんで
辻田りり子
あーね
アジメめちゃくちゃ
でも私の漫画読んで
陽キャが描いてる漫画とは思わないでしょ
目線どう考えてもいいんでしょ
漫画はそうですね
そうなんですよ
考え方がえぐいほどスタンダードな陰キャで
行動がびっくりするぐらい妖キャなんですよね
雰囲気とか
ボー氏
実物があまりにもギャップがあって
辻田りり子
めちゃくちゃ明るい陰キャなんですよ
気候主ですよ本当に
しーさん
ノートの記事で自分のこと
陰キャのパリピって書いてました
辻田りり子
めっちゃパリピですよ
しーさん
まさにそんな感じや
辻田りり子
全然作家さんとかも
気を合わず誘いますからね
行きましょうよみたいな
えーみたいな
全然考えない
断られたよ別で平気
ボー氏
そこがどうやって結びつくのか分からへんねん
藤原ヒロ
リコロンみたいな人ってあんまり会ったことがないから
予想がつかないね
初めて会う人っていうのは
どういうことってなるんやと思う
辻田りり子
考え方は同陰キャですから
サークルとかも一切入んないし
ララ30周年イベントの出会い
辻田りり子
部活とかもクソだるいなって思って
関わんないし
全然そうっすね
藤原ヒロ
そのリコロンは
リスナーとして前から聞いてくれてたっていう証拠として
お便りを送ってくれたんですよね
そうなんですよ
これ改めて読ませてもらっていいですか?
辻田りり子
張り切っていきましょう
藤原ヒロ
ラジオネームが
元国民の妹・現良い子のみんなの
あったよれる兄貴ことりり子お姉さん
3周年おめでとうございます
仕事中や家事の合間に楽しく聞いております
話の中でよく藤原さんとシーサーの意見が一致して
ボー氏の意見には賛同者がいないことがしばしばあるのですが
私はボー氏の意見の方に共感できることが多いので
男女関係なく漫画家をしている人は
割とボー氏派多いんじゃないかなと思いながら聞いています
寒い日が続きますが皆様元気に配信続けてくださいね
楽しみにしておりますというお便りを
3周年記念の時に送ってくれました
はい
ボー氏
僕がインキャっていう
辻田りり子
そうですね
これ結構本当に
そうですね
ボー氏
同意してる
辻田りり子
ボー氏は見た目とかそういうのじゃなくて
考え方がやっぱりインキャの考え方してるな
インキャは縦膜の隅を続くような
細かいことちょっと気になって
気になったらすごい気になるんですよねそれが
なんかうんって思ったらそこうまく流せずに
でも待ってみたいな
連着質にしつこいんですけど
藤原さんとか本当それがなくて
えーなんでやろーって
次の話題に行っちゃうんですよ
ちょっと待ってちょっと待って
だからヒロなん聞いてたら
割とうんってなったところ
ボー氏がうんってなっても
しーさんと藤原さんが
えーまたボー氏はそうだよ
って話題に行くから
いや流れるんかいみたいな
っていうのはすごい聞いてて思ってましたね
ボー氏
そういう感じのとこですね
辻田りり子
そんな感じのとこですね
あとこれ読んだ時に
私の自己紹介で
元国民の妹って言って
みんなの良い子の頼れる姉貴って言った時に
しーさんが
もうねびっくりした
メディアめっちゃ引いてますよ
これ怖いんだよ
いやの意味じゃなくて面白いって
しーさん
もうびっくりしました
辻田りり子
私マジで国民の妹だと思って
アイドルとしての自覚を持って
マジで10代から生きてきてたので
そうなんや
部活してなかったんで
高1からバイトしてて
コンビニでバイトしてたんですけど
そしたら後から入ってくる大学生
コンビニってだいたい2人で入るじゃないですか
だから後から入ってくる大学生が
めっちゃ年上やけど
私の後輩になるわけですよ
だからそれで
仕事をしてるのは私とかになるんだけど
仕事は人間だから
手順1を自分が教えてもらったら
1から10までは言うんだけど
まあでもここは大丈夫っす
ここは店長絶対チェックするから
レジコン出ても絶対やっとったほうがいいっす
みたいな感じで
適当にやってたら割と大学生にも
気に入られたりとかして
大学生とかの忘年会とかに
一人高校生で呼んでもらえたりとか
バイト仲間同士のやつとかでやってたから
結構遊ぶ界隈で
私がどえらい最年少みたいなことが
割とちょいちょいよくあって
私も年上の方と遊ぶ方が楽しい
割と好きだったんで
その年下としての振る舞い
求められるじゃないですか
藤原ヒロ
だからすごいそれで
辻田りり子
これはちゃんとアイドルとして
ちゃんと笑顔で元気で
吐き吐きいかがならんな
っていうのを思ってたから
割とそう生きてきたみたいな
愛されそうですね
ボー氏
それは男女関係ないのかな
辻田りり子
そうですね
でもまあほとんど女性が多いかな
そうなんや
ボー氏
ちなみに藤原先生と
年が一緒くらいでしたっけ
辻田りり子
私が年は1個上なんですよ
だから体質遅く
私結構デビュー遅かったんで
ゲイの世界は
ちょっとややこしいですよね
すごい
年が上やけどパイセンとか
年めっちゃ上やけど
私と後輩とかいるのとか
結構逆転現象があるので
だからめんどくさいから
最初からずっと全員に
敬語でしゃべってたら
すごいずっと編集部の方に
私は誰に対しても敬語でしゃべる
敬語キャラそんなアニメみたいなやつ
いねえよって思うんだけど
思われてて
だから普通の友達と
普通のため語でしゃべってた時に
聞いた人にめっちゃ驚かれて
えっツイッターさんって
誰にでも敬語じゃないんですか
みたいないやないやん
そうなんですよ
だから年は1個上なんですよ
けど
芸の世界では敗戦な
上にすごい若くして
芸の世界なんですか
若くして藤原さんは大ヒット出してるので
そういう意味でも
なかなか難しいですよね
ボー氏
妹キャラポジションでいたってことなの
年上やけど
藤原ヒロ
こっちはそんな認識はないけど
でも確かに敬語ではあるよねずっと
辻田りり子
だから本当に誰に対しても
基本本当に
芸人の方に対しても
基本は敬語ですね
でも結構一定の歳で
逆に敬語だと相手に気遣わすかなみたいな
フェーズにも入ってくるじゃないですか
だからそこはやっぱり
フレンドリーな感じに変えては
一定の年齢を超えた時からは
するようにはしてますけど
ボー氏
良い子のみんなの頼りが兄貴になったってこと
辻田りり子
そうそうそう
だからちょっと私も
部活とかしてなかったから
後輩みたいな思ったことがなくて
サークルもしてないから
自分もアシスタントさんに
来ていただくようになったりした時に
妹キャラとかって楽だけど
それは責任の本気なんじゃないかな
っていう感じになってきたから
やっぱりちゃんと責任を取らなあかん
って思って変えたんですよね
今日お姉さんとして
ちゃんと責任十字架を背負っていこう
逃げちゃダメだなみたいな感じで
全部漫画
ボー氏
アニメのたとえで
辻田りり子
すごいね
藤原ヒロ
そんな意識で
全然生きたことなかった
ボー氏
すごいキャラクターを自でいくっていう
辻田りり子
めちゃくちゃ意識高いですからね
マジで
そういう意味でね
意識だけはむちゃくちゃ高いから
本当に世が世ならオンラインさの
してるタイプの人間ですよ
漫画の方の
漫画の方に行かなかったら
藤原ヒロ
確かに
辻田りり子
合ってると思う
藤原ヒロ
じゃあ唐突にお便り紹介いいですかね
辻田りり子
はい
ボー氏
今募集してたやつ
藤原ヒロ
そうなんですよ
リコロン先生がゲストに来てくれるということで
ちょっとエックスの方で
お便りを募集してたんですよ
送ってきてくれた人がいるので
いつまでも話が終わらないので
そろそろ紹介させてもらいますね
辻田りり子
すいません申し訳ございません
いえいえ
藤原ヒロ
ラジオネーム猫子さん
藤原先生こんにちは
辻田りり子先生がゲストということで
メッセージを送らせていただきます
お二人が知り合ったきっかけは何ですか
漫画家さん同士は普段もペンネームで
呼び合ったりしているのでしょうか
実は本名を知らない漫画家友達が
いたりするのかなども気になります
ということで
まず簡単に答えられる
名前の話からしましょう
私は基本ペンネーム呼びが多いし
本名は年賀状やり取りしている人しか
知らないんですけど
リコロンどうですか
ペンネームと本名
辻田りり子
私も全く一緒ですね
年賀状やり取りしている人は
本名知ってますけど
でもやっぱり基本本名では
藤原ヒロ
呼ばないですよね
辻田りり子
ペンネームで呼んでます
ボー氏
編集部もそうやし
辻田りり子
そうですね
そうなんですね
藤原ヒロ
ペンネームの名字呼びみたいなのが
多い気がします
そうですね
出会いエピソードをざっくりと言うと
2007年にララ30周年記念の
ララ学園夏祭りというイベントがあったんですよ
立庄大学大崎キャンパスというところで
イベントがあったんですけど
そこで初めてリコロンと会いました
ボー氏
これ何のイベントなの
藤原ヒロ
これねララの
辻田りり子
そうですね
藤原ヒロ
何するの
辻田りり子
なんか30周年だったんで
それも毎年してるわけじゃなくて
すごい大きく10周年記念
10周年タイムはやっぱり大きいイベントするので
すごいその大学を貸し切って
先生のサイン会があったり
原画展示があったり
ちょうどホスト部が連載始まってちょっとたって
すごい人気だった頃だったんで
ホスト部のキャラのコスプレをした人が
球児さん
ちゃんと激難医の方で
カフェがあったりとか
結構楽しい
結構大きいイベントですね
藤原さんが本当に記憶が
記憶喪失なんかなっていうくらい
何も覚えてない方なので
私がちょっとここから
それで話させていただこうかなと思うんですけど
藤原さんはちょうど
私は本当にデビュー
受賞作が載ったぐらいの時期で
本当に誰も知らない
誰やねん状態の都心人なんですけど
私やっぱり
普通にただのオタクなので
行きたいじゃないですか
大阪に住んでたんですけど
全然余裕で行くよね
そんなでかいイベントあるならみたいな感じで
これ遠いんですか?
東京かな?東京でしたっけね
東京、とにかく東京だったんですけど
別に編集部に呼ばれてねーけど行くわけですよ
けどやっぱ行動要件だから
全然コソコソ行くわけじゃなくて
担当に行きますわ行きますわみたいなことは言ってるので
担当さんも
辻田さんみたいな感じで
作家さんの方に連れて行ってくれて
その時にちょうど関西から来て
この人たちも関西だよって言って
関西の作家さんを紹介された時に
藤原さんに初めて会って
こっち側から来て
すげーメイト様の藤原博じゃんみたいな感じ
これは私めの黒歴史なので
言うのもどうかなっていうのは
ちょっとあるエピソードを今から話すんですけど
結局それ終わった後に打ち上げじゃないけど
作家さんいろんな作家さん来てらしたので
みんなでご飯会編集部の方とご飯会みたいな感じで
連れて行ってもらって
私本当にただのオタクなので
新年会とかまだ行く前だったので
どこ見ても漫画家だし
全部有名な作家さんとかなんですよ
それは本心の
やっぱこれ作家とかは分かってもらえると思うんですけど
ある程度売れてないと
ずーっと顔出しできないなみたいなのあるじゃないですか
だから行ってもこっそり行くから
だからそうやって編集
私みたいに洋気で何も考えてない人物か
みんなそれなりに連載されてる作家さんとかだから
誰やねんみたいな人はほとんどいなくて
本当にやっぱららからら
デラックスで連載持ってる方みたいな
すっげー楽しくなっちゃって
めちゃくちゃお酒飲みすぎて
酔って寝ちゃったんですよね
帰れないわけじゃないですか
ここで覚えておいてほしいのは
本当にマジで私
ド新人
今も新人さん聞いてる方とか
自分がその立場になったら
悲鳴して青吹いて倒れると思うんですけど
誰も知らん中に
結構有名な方の中で一人いて
私が酔って迷惑をかけて
新人さんといっても
藤原さんとか関西から来てらしてる方って
やっぱ編集部の方から有望な新人だから
エリート枠ですね
新幹線代を出して来てもらって
編集部との顔合わせみたいなのもあるので
紹介し合ったりとか
来てもらってるエリートが
藤原さんともう一方いて
その方が2人同室でホテル
会社の近くのホテル
泊まらせてもらってたんですけど
新年会の興奮
辻田りり子
そこにお前誰やねんっていう
私が寝ちゃったことによって
くっそその同世代の一人を争う
くっそエリートのお二方が
2人同室にかかると
私一人で一室で
ホテルとってもらいましたからね
やばい
朝起きて
おるってなってもう
やべえって思って
慌ててカシオリ買って
そのまま白線車に行って
謝りに行ったんですけど
スタートがマジでこいつやっべえな
ってところのスタートだったんで
なんか藤原さん家にその後
アシスタントちょっと行ってみない?
とか言って編集部経由で
行かされたときとか
正直気が楽でしたよね
もうやっべえやつだっていうのが
こいつ常識ないことがわかってるから
ボー氏
なんか別に
辻田りり子
そうそうそうお利口さんにする必要もないから
お紹介になら
めちゃくちゃ喋るし
めちゃくちゃ言いたいこと言うしで
それで最初の
すごく素敵な出会いを私たちしちゃったので
仲良くなれたなっていう
感じですかね
藤原ヒロ
全く覚えてない
ミコロンがめちゃくちゃ酔って
トイレの前で座り込んでる絵面だけ覚えてない
辻田りり子
ヤバいよね
高田バブのロータリーかっていう話ですよ
ヤバいヤバい
ボー氏
そのイベントのことも覚えてる?
辻田りり子
イベントはちょっとだけ場面場面で
シーンごとに覚えてて
藤原ヒロ
当時バンパイアナイトとかも人気あったから
すごいクオリティの高いコスプレの人がいるみたいなのは
コスプレ参加とかもあったような気がする
一般人が
なかったかな
プロの人がやってたかみたいな感じで
楽しい学園祭みたいな感じのがあるけど
それよりも明確に
ミコロンが座り込んでるっていう絵面が強いね
ボー氏
初対面?
藤原ヒロ
初対面だし
めっちゃ可愛い
ミコロンが
ミコロンがめっちゃ可愛い人が来たみたいな感じ
めっちゃ可愛い人がめっちゃテンション上がって
ボー氏
飲みすぎて
藤原ヒロ
伝わってた
めっちゃ嬉しいんやろうなっていうのが伝わってたし
本当は私こんな言わないんですよって言いながら
潰れてるっていう状態で
辻田りり子
本当は私こんな言わないんですよって言いながら潰れてるっていう状態で
結構本当にテンション高いようでいて
割と本当に自分の損するようなことはしたくないなって思って生きてるから
空気温であれなんだけど
でもこれ本当にオタクの方はわかってくれると思うんですよ
しーさん
楽しすぎたな
辻田りり子
やばいよ
行った人は参加券みたいなの貰えて
応募券みたいなのがあって
サイン式紙バーって飾ってて
好きなサイン番号で
そこで抽選して当たるかもしれない一名様にみたいな感じのがあって
言ったらあれじゃないですか
ここに来てる人しかそのサイン応募できないわけだから
普通の雑誌の応募とかに比べたらめちゃめちゃ当たる確率すごい高いし
めちゃめちゃ喜びさんでめっちゃラッキーじゃんって思って書いてたら
担当がツイッターさん何してんのって言われた
私このサイン式してほしいんですけどって言ったら
ダメだよって言われて
昼は怒られて夜は酔い潰れて飽きられてっていう
ほんとやばいでも楽でしたね
担当さんにもこいつやべえやつなんだなっていうのを最初のうちに認識してもらえたので
ボー氏
一般向けの抽選やったからダメだよって言われた
辻田りり子
そうそうそうそうそっかでしょって
だから新年会とかでサインとかあったらもらえるんだから
初代担当さんマジで真っ当ですごいちゃんとした方なんですよ
ほんとその通りだなっていう感じなんだけど
でもこっちから言わせてもらったら
展示される前提のしっかりした色紙が欲しいわけじゃんみたいな
藤原ヒロ
そっかそっかそれはそうねそれはそう
辻田りり子
でもちゃんとやっぱあそうですよねすいませんみたいな感じで引きました
私が当たったかもしれない色紙を持ってるのは
ラジオの前のあなたかもしれませんよっていう
藤原ヒロ
という映像初タイミングだったわけなんですよ
辻田りり子
はいカーストミート
藤原ヒロ
えっとどうしようかなちょっと時間なくなりそうなんで
もう一件ちょっとお便り紹介させてもらっていいですか
はい
ラジオネームリサさん
ヒロ先生ボー氏さんこんにちは
いつもヒロなん楽しく拝聴しております
この度リコロン先生をゲストに迎えられるとのことで
メッセージを送らせていただきました
送るのがギリギリになってしまったため
もしかしたら収録に間に合っていない可能性が高いので
その時はスルーしてください
タイムラグがあるのですが
しーさんご出産おめでとうございます
私に元気な赤ちゃんが生まれたようで安心しました
これから育児で大変な日々が続くと思いますが
またラジオで近況を聞けることを楽しみにしています
しーさん
ありがとうございます
藤原ヒロ
リコロン先生もご出産を経験されていますが
その時の思い出話などあればお聞きしたいです
それと以前土屋ブロン子先生がゲストだった回で
白泉社の懇親パーティーのエピソードがすごく面白かったので
ぜひまた話題にしていただけると嬉しいです
大好きな先生方これからも応援しております
妊娠・出産とポケモンGO
藤原ヒロ
ということでありがとうございますリサさん
ありがとうございます
妊娠・出産の思い出話と
さっきとつながるかもしれない
白泉社のパーティー関連の話とかがあれば
お願いします
妊娠も本当に別に
辻田りり子
座りがすごいきつくて
その間に立ち上がれないのが結構
安定的にするまで結構早めからずっと座りで
よく寝たけりみたいな状態になってたので
そこであれですね
マンガは紙派だったんですけど
電子書籍派にやっぱり移行しましたね
見かずに変えるっていうので
あのタイミングで結構
でそれ以降電子書籍派になったのと
あと私はポケモンGOを
すっごいやってたんですけど
その寝たけりになった期間で
それまでずっと撮ってた伝説とかそういうのが
歩いていけないから撮りにいけなくなったので
なんかもうすごいテンション下がるなって思って
そこでガチ勢から
どういったっていう
結構妊娠中のでかい思い出そこですね
辻田は電子書籍派に
辻田はポケモンGOで一戦を退くっていう
だってずっとしてたので
アシスタントにしてくれてた
他市の作家の春名ヒロちゃんという
ヒロちゃんと普通に遊んだりもしてたんですけど
その時に待ってる時とかに
私もポケモンGOして待ってたりとかしたら
先生マザしてんすか?みたいな感じで
ヒロちゃんガチ陽キャなんで
マジこんなん今してんの?
老人しかいないっすよ!
そんなことない
そんなことない
うるせーなーってやりてんだよって言ってたんだけど
まさにやっぱね
トップ層でいられないぐらいなら別にもういいや
やめて結構でかかった
やめたんですね
たまに子供がやるからやってはいるんですけど
新しい伝説が投入されたら絶対撮りにいかな
みたいな気持ちはなくなりましたね
はい
藤原ヒロ
オタクの話しか出てきん
辻田りり子
そうですね
ボー氏
紙の本はだから保管用ですよね
辻田りり子
そうですね
これもオタクなら分かってくる
店舗別特典とかが厄介なんですよね
今結構自分が紙で買うか否かっていうのは
子供を読むかなっていうのと
子供の友達に貸してとか言われた時に
貸してあげれるかなっていう基準を
クリアしてる作品は紙で一応買っておくか
って感じなんですけど
そうじゃないやつとかでもやっぱ
オタクだから店舗特典とかめっちゃファイリングしたいんですよ
いっぱい買うとダメです
だからいっぱい買うやつとかは
人にあげたりとかするのもいいけど
でもやっぱなるべく
その中で一番いいやつを買おうみたいなね
ボー氏
特典の中で
白泉社のパーティー
藤原ヒロ
かなりコレクターやもんね
そうなんですよ
辻田りり子
だから藤原さんとかは
自分のグッズにもそこまでグッズオタクとかではないので
でもこっちはグッズオタクっていうのを知ってるから
言わなくても送ってくれます
話早いわ仕事できるわーっつって
何でも欲しがってくれるからね
そうなんですよ
だから本当に自分の子供が
会長はメイド様にはまった時の準備はもうマジで万全で
キーホルダーとか持ってるから
先生とか食いつくぞーっていう
ボー氏
Xの漫画に書いてあったもんね
グッズだけ取りに来た
辻田りり子
そうそうそうそう
だから藤原さんそうなんですよ
だから割と本当に
いろんな漫画ファンにとって私はすごいうざい存在やろうなーみたいな
検証で当たらないとか
海外サイン式紙とか絶対もらえないじゃないですか
めっちゃ欲しいじゃん
でも検証とかにもないから
マジでレアなグッズとか
私普通に遊びに行った時に
あるけどいるって
みたいな感じでもらってるから
なんかさせんみたいな気持ちで生きてます
ボー氏
コレクター
辻田りり子
そうなんですよ
藤原ヒロ
白銭車のパーティーの話してもらっていいですか
辻田りり子
新年会ね
さっきから言ってるように
やっぱりノリが陽キャなんで
めちゃめちゃ行動力の塊なんで
最初に白銭車の新年会行った時も
むちゃくちゃ興奮して
さらにすごいやつじゃないですか
これがよく漫画で見る出版社新年会というものなのですか
みたいな感じでもうすごい興奮して
今はないんですけど
当時はコミックスをその年に出した方が
宛名賞受賞者っていう形で
表彰されるっていうのがあって
私が取った都市
藤原さんの都市で最後だったんじゃないのかな
藤原さんの都市までは新年会で
壇上でスピーチをちょっとするみたいなコーナーがあったんですよ
その宛名受賞者が
その翌年以降はただ会議室で宛名受賞者さんだけで
記念立てとかもらってありがとうございます
だけになっちゃったんですけど
私がちょうど初めて行った都市が
ちょうど藤原さんがその宛名受賞者を取って
藤原さんがコミックスから出たから取って
壇上でスピーチをする会だったんで
藤原さんじゃんみたいな感じになって
やっぱもう本当になんか
はしゃぎ方がやばい文化祭のうざいやつみたいな感じだから
スケッチブックを持ってて
それはなんかよく漫画家さんが
イラスト公開スケッチブックを持ってしましたみたいな情報は
よく漫画とかで読んでたから
私もスケッチブックは何かあったら絶対サインもらおうと思ってたから
いろんな作家さんに
藤原さんが壇上でスピーチするときに
一番前に行って
ボケてって書いて
寄せたんですけど
ボケてくれずに
そうそうやばいでしょ
私マジでやばいの
本当にこれでかいでしょ
だから本当に
一回目の新年会ね
ボー氏
もうその時はちゃんと知り合いだったんですよね
辻田りり子
そうですそうです
これを久しぶりに言われるまで
藤原ヒロ
私これはまるっと忘れてたんで
ボー氏
ちなみにアテナ受賞者っていうのは何ですか?
藤原ヒロ
コミックスを新人が出すと
それがアテナ新人社長っていう名前でしたっけね
っていうので一応表彰されるっていう形で
ボー氏
全員ってこと?
藤原ヒロ
初めてコミックスを出した人全員が
白線者としてお祝いされるみたいな
ボー氏
じゃあその時はその年は全員出した人が
順番に表彰されるスピーチがあるってこと?
初めてね
藤原ヒロ
初コミックスを出した人が全員
白線者内で初めて出した人がっていう感じ
ボー氏
じゃあその中の一人だったってこと?
藤原ヒロ
そうそうそう
辻田りり子
でも翌年以降はなくなったんで
だから
今の新人さんとか
私がデビューしたより後に行った人とかは知らない
話だと思いますね
私も自分がした時は普通に会議室で終わったんで
こっからは
藤原ヒロ
リコロン先生に作品のことについて
質問されているお便りをちょっとまとめて紹介させてもらいます
ありがたいです
質問に答える
藤原ヒロ
ラジオネームおもちさん
リコロン先生に質問です
彼女が公認以降髪を伸ばし始めたのには
何か理由があるのでしょうか教えてください
っていうものと
辻田りり子
ラジオネームおもちさん
藤原ヒロ
ラジオネームにわとりさん
かのこシリーズ大好きです
長期連載お願いします
というのと
ラジオネームおしわかのたん
恋だの愛だのに今もなおとはまり中です
質問なのですが
先生の話の書き出しである
人間関係のあるあるネタは
どこから仕入れているんですか
先生の体験談ですか
PSおしのかのたんと
椿くんの大学生編とかあったら嬉しいです
あと矢吹生徒会長も好きです
辻田りり子
ということです
ありがとうございます
嬉しいですね
サクサク
今から私の漫画の話なので
藤原さんファンにとっては
靴の時間だけどお付き合いいただきたいです
藤原ヒロ
全然です
マンガの設定と背景
辻田りり子
コミックスの主人公のかのこがいて
かのこのことをすごい好きな椿くんっていうヒーローが
スポーツもできて頭もよくて顔もめちゃくちゃいい
スーパーボーイなんですけど
その二人が恋だの愛だのという漫画の最後に付き合うんですよ
付き合った後にかのこが髪の毛を伸ばし始めるっていうのが
最後の方にコミックスのラストらへんに書かれてるってやつなんですけど
これは単純にかのこおかっぱだと幼く見えすぎてしまうということで
スーパーボーイと椿くんと付き合うんだったら
ちゃんと髪の毛大人っぽくした方がいいんじゃないだろうかっていうのを
かのこが思ったっていうのと
あと作中で椿くんがかのこの髪の毛をドライヤーで雨に濡れた時に
ドライヤーで乾かすのがすごい楽しそうっていうのがあって
それは単純に初めてかのこの部屋に入れたからめちゃめちゃテンションが上がってるんだけど
かのこからしたらこの人めっちゃ髪の毛乾かす好きなんやな
美容師とかそういうのに興味ある人なのかなぐらいの感覚だから
髪の毛伸ばした方が乾かす時間が伸びるから椿くんも喜ぶかもなっていうことと
これが二点目と
あと髪の毛伸ばしたら受験の時に乾かす時間があるから
面倒は面倒なんですけど
やっぱりかのこは自分で自分のことをしたいことをバーって言っちゃって
椿くんを置き去りにしがちだなっていうのの自覚があるので
やっぱり一日に一回髪の毛を乾かしてる時に
自分は超ちゃんとできただろうかっていう考える時間として取るのもいいかもなって思ったっていう理由で
髪の毛を伸ばしてるっていうことですね
藤原ヒロ
すげー
辻田りり子
3つもある
作品の続きについて
辻田りり子
そうなんですよ
その3点から髪の毛を伸ばしたっていう理由なんです
ボー氏
一切触れられてない
辻田りり子
そうです一切触れてないです
そういう設定で伸ばしてるんだけど
作中では一切触れてないんだけどそういう設定で
すごい裏話でしょこれは
そうなんです
超キレイさえお願いしますっていうのと
鶏さんのメッセージと
あと大学生編とかもあったら嬉しいですっていう
押嶋カノタンさんのメッセージなんですけど
これ本当は
笠竹あずさと七人の敵っていう連載を始めた時に
1巻の終わりで終わって2巻からその子らが大学に入ったりとか色々道があるっていう時に
その時に正直言って
恋だの間のキャラの大学生生活のそこにリンクさせていこうとは思ってたんですよ
そう思ってたんだけど
ちょうど1巻も描き終わった時にコロナ禍に入ってしまって
ネタバレっていうほどでもないんだけど
その主人公の女の子は老人生になってるんですよ1巻の終わりで
それは私的に老人生の女子とかが少女漫画っていう枠の中で
作品にあってもいいんじゃないだろうかって思って描き始めたんですけど
コロナ禍で私も周りが大学行って社会人になってっていう友達が多かったから
割とそれを普通のことみたいなおごりで考えてた縁があったんだけど
コロナ禍で別にそれは普通のことではないなって
大学辞めるの余儀なくされた方とかもいるなみたいな感じのことを思った時に
主人公が老人生で色々苦しいこととかが起こるみたいな話にしようと思ってて
だけど老人させてもらってる時点で苦しくないじゃんっていうのが
主に出てきちゃうっていうのがあって
そうなった時にでもそこを覗いたらコンセプト的に違うやつになってしまうし
作者がそんなことないです老人生はきついんですよって言い切れるんだってあれだけど
けどやっぱ私は老人させてもらってる環境あるだけ恵まれてるじゃん何があってもって思ってしまうから
そこに嘘はつけないなっていうので筆が止まっちゃってそこの答えが見つけられなくって
作者が気づいてるのにそれを無視して進めていくっていうのは
作品に対して誠実じゃないなって思って
でも今本当にちょっとどうなるかわかんないんだけど
いつか書くなら多分そこはリンクしていくだろうっていうのがあるので
今やってる恋だな間の君は僕の太陽だでもいきなり5年飛んでそこは空白にしてるか
そういう理由でそうなんですよ
藤原ヒロ
すごい良いですね本当この情報こんなところで話してるんだ
ボー氏
放送がちゃんとあるんですね
辻田りり子
超大事な
恋だな間のシリーズに対して本当に最初は全続編とか書くつもりはなくて
私結構漫画とか好きな漫画があって早終わってくれないかなみたいに思うタイプのファンなので
だから永遠にしたいというかオチが知りたいというか
だからちゃんと終わってその作品を自分の中でも一つの作品と思いたいっていう
それは自分の漫画家っていう意味ではなくて
それは小学校時代からずっとそう思ってたタイプの人間だから
けどなんかやっぱり恋だな間の終わってからもすごい好きですとか
大学生編が読みたいですって言ってくれてる人とかが多かったりとかしたから
やっぱその作品と並走していく楽しさっていうのもあるんだなって
みんなも歳とっていってっていうのとかがあって今回これも書いてみようっていう続編の
君は僕の太陽だ書いたこともあるので
また面白いことを思いついたら他のキャラを主人公にしてとか
そういうのとかもあるかもしれないし
笠崎あずさが再会するかもしれないし
ちょっと言えばはっきりとしたことは言えないんですけど
気持ちはすごいねこうやってラジオに送っていただけて嬉しいので
これからも見守っていただければと思っております
藤原ヒロ
いやーこれは本当にすごい情報ですよ
辻田りり子
真面目でしょ
だから私大なんですよ
私生活まじで途中で寝るぐらい8割不真面目なんだけど
漫画制作に関しては逆転して8割真面目だから
マジで面白いこと言わないですよ
本当に普通のことしか言わない
いやめちゃめちゃ真面目
藤原ヒロ
考えてるなーって思う
辻田りり子
そうなんですよ
藤原ヒロ
よっぽど私より真面目なんだよ
ボー氏
結構だから小枝の間のが作中時間が結構短かったから
連載というか漫画自体は長いんだけど
作中で過ぎた時間が割と短かったから
その先が読みたいって気持ちはすごいわかんない
もっと続いてもいいやろうって思うし
この物語の続きっていうのは
大学生編までいかなくても
普通に生徒会長になってからの話とか
辻田りり子
そうですよね
そうなんですよね
書いてた時とかはやっぱり
私めちゃくちゃコンセプトとかテーマを
少女漫画家の中では珍しいタイプの作家だなっていうのは
すごい思うんだけど
コンセプトとかテーマとかをめちゃくちゃ重視するから
やっぱそこからずれることは基本したくないし
あんまそういうのが得意じゃないっていう自覚もあるから
して作品自体がぐちゃぐちゃになることこそが
読者に対して不誠実なんじゃないだろうかみたいな
自分はこれが正しいと思って突き進んで
結果ぐちゃぐちゃになりましただったら
それはすき合わせて申し訳ないなとは思うけど
正直自分の中では失敗ではないとは思うんだけど
ボー氏
でもテーマとしては完結としたから
辻田りり子
だからあれはあそこで切るのが正しいと思ったんだけど
今回ララデラックスで久しぶりに
カノコと椿くんの読み切りを書かせていただいたときに
やっぱ私も久しぶりに読めて楽しかった
読めてっていうか書けて楽しかったので
それもまたね機会があったら
またカノコたちのそういうところを取り上げても
面白いのかもしれないなっていうのは
カタクナだった連載直後とは違って
新しいキャラクターに会いたいという気持ちも
今すごい書きたいやつとか
売れるかどうかわかんないけどやってみたいやつとか
試してみたい枠組みとかがまた出てきたんで
また違うキャラクターの話とかも
読んでもらいたいなとも思ってるので
そこはわかんないんですけど
受けるかどうかは別として
枠組みでこうしたらどうなるんだろうとか
こういう作り方したらどうなるんだろうみたいなのは
結構また今書きたい時期なのであるので
そうそう見守っていただけたら嬉しいなっていう気持ちですね
そうですね
藤原ヒロ
やる気満々な時のリコロンの作品
めっちゃ面白いと思うのですごい期待してます
辻田りり子
でもね結構ね
私少女漫画ウォッチャーみたいなのがあるからあれなんですけど
この話もしたしたら長いし
コアな話になるから
さらっとサムライだけ言うんですけど
やっぱ2020年でゲームチェンジがすごいあったな
少女漫画っていうものに対しての
そこが明確にやっぱ2020であったなって思うから
やっぱ売れるものを作るっていうんだったら
本当に従来の少女漫画っていう媒体で売れるものを作ろうってなったら
やっぱ違うニュアンスを入れないといけないっていうのは
すごい自分もわかってるから
そっち側に向けて
もちろんそっちに向けて作りたいっていう作品もあるし
じゃなくて単純に自分の
結構実験的なアレで漫画作るの好きなタイプなので
コンセプトとかテープは枠組みとかで
でも売ってないと枠ってもらえないじゃないですか
少女だからね
そこがあれだから全然わけわかんの買いちゃうのかもしれないから
ちょっとすした先生売れてほしいなって読者の方に思われたら
もちろんそっち方面の作品も作りたいと思うんですけど
今全然そういうのじゃない読み切りで書きたい読み切りとかもあるから
藤原ヒロ
読み切りだったら割と挑戦的にできるもんね
辻田りり子
でも売れないとさ
ダメじゃん
藤原ヒロ
読み切りでも?
辻田りり子
とにかく今の君は僕の太陽だから
売れる売れないとかを度外視して
私のしたいことだけを本当にさせてもらってるから
やっぱりめちゃめちゃ編集部に対してありがたさを感じてるんで
こんなに好き放題に作家を尊重してくれる編集部ってあるのかって本当に思ってるので
私も真面目に言うと還元したいみたいな気持ちがあるから
ちゃんと売れるものを書いて
会社にお金を還元したいみたいな気持ちもすごいあるから
だから来年はそっちも考えてちゃんと生きないといけないなって
だからすごい嬉しいですよね
藤野さんも新作をやってる状態じゃないですか
やっぱ楽しいよね
いや全然楽しくないんだけど
仕事のちゃんとそういうのを書かないといけないっていうのは
趣味で書く漫画
君は僕の太陽だよ100%私の趣味だから
それは書いてて楽しかろって感じなんだけど
みんな読者が何を求めてるかとか時代性とか
そういうのも考えていかないといけないから
自分が好まない部分とかもやっぱちょっと入れたりとか
もしかしたらするかもしれないみたいな感じになって
楽しいだけで言い切れないところがあるんですけど
新しいのを作ったり切磋琢磨したり
称え合うのとかマジエモクねみたいなのがすごい思いますね
こんな結構おばさんと言われる都市なのに
こんなエモーショナルな瞬間を重ねていけるっていうのは
本当にありがたい話だなみたいな
そう思いますよね
同世代の人が同じ場所で戦ってる姿を見て
自分も頑張ろうと思うとかって
めちゃめちゃいい話じゃんって本当に
藤原ヒロ
確かに私はリコロンが改めて今めちゃくちゃ
なんか意味わからへんタイミングで自分でもわからへんタイミングで
やる気を出したじゃないですか急に
でちゃんと連載を立ち上げて穴を開けずに
画面が白くならずに今保ってるじゃないですか
それに触発されて改めて頑張らんとなっていう感じで
私すごい刺激を受けてるんで
リコロンがいないと私今この時点でやる気出せてないですよこんなに
辻田りり子
そう言っていただけるのは本当に嬉しいですね
本当にそう思っていただきたいみたいなのは結構自分の中でもあるので
やっぱ売れる方向性っていうのが今本当に一辺倒になり続けてるから
ちょっとそうじゃないズレた漫画っていうのが需要がないっていうのが本当にあるけど
でも私はそういう漫画が好きで少女漫画が好きになってきたところがあるので
本当に読者とか新人の方とかでも少女漫画でもこういうのはやっていいんだとか
そういう風で今の漫画読んでもらえたらすごいやっぱ嬉しいなって思うので
ねえ頑張りましょうよみたいな
やっぱ本当マジで人生楽しむには自分の中でクソエモやなって思えるかどうかっていうのが絶対
お金はそれあった方がいいからあれなんだけど
お金じゃ埋まらない隙間ってやっぱあるよなっていうのは本当に思う
藤原ヒロ
じゃあここでX状でボー氏とやりとりしてた
山田とカノコのキャラクター設定
藤原ヒロ
山田と辻田さんの似てるところって何なのかっていう話をこの流れで聞きたいですね
辻田りり子
そうですね今私が連載してる君は僕の太陽だっていうのの主人公が山田っていう男の子で
その男の子はすごい普通の凡人の男の子で気遣い
でも気遣いや割と聞い聞くタイプっていうのが主人公の恋愛ものを描いてるんですけど
すごいね私は山田と私すげー似てんじゃんって思うんだけどボー氏的には似てるところはどこなんだ
ボー氏
めっちゃネガティブじゃないですか
辻田りり子
自分がその思考でいくかどうかは別としてそういう考えもあるなみたいなのはやっぱ自分の中でもあるじゃないですか
人から言われた時にこれはこういう意味なんだろうかとかそういうこれなんかなみたいな感じで
楽観思考でそれ思われててもいいけどなっていう感じで捨てるからただ陽キャっぽく見えるだけで
あとやっぱ私ね自分で言うと嘘くさいんですけどめっちゃ気遣うんですよ周りに
山田なんですよめちゃくちゃ
なんかそうエピソードとして私藤原さんところにその都心人時代にアシスタント行かせていただいた時に
あの当時今はもうほんとほとんどの漫画家さんデータで漫画書いてるんですけど
当時はやっぱまだアナログでペンと紙で書いてて
宅急便黒猫山田さんとかに荷物を渡して原稿持って行ってください東京までっていう状態だったんで
だいたいどこの漫画家さんも何時に週間以来っていうかおうちまで黒猫さんに取りに来てもらってっていうやつをやってたんですけど
やっぱり連載作家さんみんな忙しくてギリギリなんですよだから4時に取りに来てもらう約束をしてても
4時までに上がってないってことが結構あって
エピソード藤原さんの時もちょうど最後の編集部の宛名を伝票に書いてる時だったから
ちょっとだけほんとちょっとなんですけどお待たせする形になった時に
ちょうど夏で暑い日だったんで週刊に来てくださった方がすごい汗かいて張ったから
あららって思って私が普通に冷たいお茶入れて勝手に冷蔵庫開けて入れないよって話なんですけど
忙しそうだったから私やることなかったから
お茶入れて渡したら週刊の宅配員さんもすごい喜んでくださって
渡した後にも嫌な気持ちでまたしてるわけじゃなくなったから
よりごろんありがとうねって言って藤原さんに褒めてもらえた
これどう?
一山のエピじゃね?ってすごい自分で思う
ただ私本当に技術力マジでない人間だったので
藤原さんのところに行って藤原さんに褒められたことそこしかないです
技術とかこんなくできたのかマジでなくて
だからめっちゃ覚えてます
後で考えて藤原さんにありがとう助かったって言われたらマジであの1回だけじゃない
ボー氏
よく覚えてある
辻田りり子
1回しかなかったから
藤原ヒロ
れころんは原稿見るたびにすんげーすんげーみたいなテンションで
オタク視点にあったことをすごい覚えてる
辻田りり子
よくこんなの書いてますみたいな
本当に綺麗でやっぱすごい
これは漫画で読んでるだけの人よりも自分で書いてみた方の方がすごいわかってもらえると思うんですけど
同じペン使ってるし同じようなその変わってない道具変わってないのに
こんなにキラキラするみたいな感じで
やっぱ印刷よりも生原稿の方がすごい綺麗っていうか
情報量が多いからわーって本当に勉強になりました最初の思念は
藤原ヒロ
私細かい画面作りをすごいしてたんで
最後のトーン作業をメインでみんなに手伝ってもらってたんやけど
トーン作業が細かすぎてめっちゃ嫌がられたこととかも覚えてはいます
辻田りり子
細かかったね
そこはやっぱ私あれですよ
えーくそだるじゃんって思いながら言わなかったですよちゃんとしてるから
藤原ヒロ
はいはいって言ってちゃんとやりますよ
辻田りり子
えー細かさやろこれって思いながら
人物こんな小さく描くことあるって思いながら
こんな小さい人物にこんな切り返しのある服着せることあるっていうのは思いながらも
言わない言わない先生の指揮が落ちちゃうから
藤原ヒロ
めっちゃありがたいと思ってただから
みんなすごい丁寧に細かい作業をしててくれたなっていうのはすごいある
ボー氏
ちょっと前の話もう一回
ちなみに山田の卑屈さっていうのは
前作でもそんな出てなかったじゃないですか
軽くはあったけど
辻田りり子
でもそれはやっぱり人に見せる自分と内面のあれで
やっぱ山田空気読めるから
そうそうそうだからやっぱそれ結構山田はずっとありました
なんか結構本当に私小板のアイデアのキャラの中で
山田と彼女が一番表と裏の存在やなっていうのはずっと思ってたから
えーそっか
っていうのも
だからなんでかって言ったら
やっぱ他者評価をすごい気にするのがそこ二人で
彼女は気にする前作の主人公なんですけど
彼女は気にするというかそれを面白がれる
今これ言ったことによって周りは私のことこう思ってるんだろうなっていうのを楽しめて
しかも別にどう思ってても興味がないから
そう思われてても知らん私は好きなことをするっていうタイプなんだけど
山田はやっぱり自分が窮地に陥りたくないから
今自分はどう見られてるんだろうっていうのをすごい気にするしっていうタイプだから
やっぱ元は一緒なんですよ
でカノコと山田っていうのはものすごく対照的に作られてるから
カノコはずっと天候人生なんですよ
で君は僕の太陽だって言われてるけど
山田は富賀岡からずっとおじいちゃんの代から富賀岡でいて
で光の属性の親友が山田は幼稚園から夏草くんっていう光属性の親友がいて
カノコはカノコ様で初めて中3の時にももちゃんっていう光属性の親友ができるっていうのと
カノコはお姉ちゃんがいるっていう同性の兄弟がいて
山田はお姉ちゃんと妹っていう異性の兄弟がいるっていうので
全部対照で作られてるから
ボー氏
構成がすごいな
辻田りり子
だから本当にあれは表と裏で作られてるから
違和感は自分の中でマジでないんですよ
ボー氏
だからそうなってくるとやっぱりキャラクターとして作り込まれてるっていうのはあって
自分に似てるっていうとこはまた別なんですよね
辻田りり子
でもやっぱり漫画の主人公っていうのは
自分に似た部分がない主人公っていうのはどうしても嘘くさくなっちゃうから
やっぱその自分の部分はあるあるある
だから全部自分のキャラなんていうのは一人もいないけど
そうですね
少女漫画の変遷とネガティブな表現
ボー氏
僕だから今のシリーズ読んでて
山田めっちゃ卑屈やんっていうのがすごい印象に残るから
辻田りり子
なんですか
ボー氏
こんなうじうじっていうか今までなかったキャラというか
前作でもそんなここまで出してなかったし
引っ張られ引っ張られ
自分でもすごい頑張るけど頑張り方もすごい卑屈やから
この作者と全然ちゃうやんっていうのをそこは思ってた
辻田りり子
でもやっぱそれはこの時代に描いたからっていうのもすごい
この時代だから山田主人公に描いたっていうのも
やっぱ今の少女漫画すごいネガティブな表現を嫌がるから
やっぱり昔の平成の少女漫画って主人公がうじうじした女の子とかが多かったんだけど
そうそうだからやっぱああいうのってウザいよねっていうので
一時期から少女漫画でその要素が消えたんですよ
やっぱ人気が取れなくなっちゃったから
だから結構女の子はハキハキしてたり一人でも平気だよっていうか
女の子はハキハキしてたり一人でも平気だよっていう感じになっていったんだけど
でもそういうのを消すっていうのはやっぱSNSとかでも
人にそういうのは見せちゃいけないっていうことになっちゃって
そういう卑屈な自分とかはあんまり相手に見せちゃいけないみたいな感じになっちゃうの
でも卑屈じゃない人なんかいないじゃないですか
特に今こんな色んなカード見せられてる状態で
いっぱい持ってる人をこんなに見せられてキラキラした人生見せられてっていうので
変わらないわけがないのに卑屈に見えちゃいけないっていう社会っていうのもしんどいなっていうので
やっぱより卑屈なキャラを主役に選んだっていうのがあるので
そうなんですよ
山田の卑屈さと自己評価の低さ
ボー氏
そっかその業界というか今の風潮とかも見据えた上での
辻田りり子
そうですねだから描きたいとしたらやっぱここだよなって
ボー氏
時代性にすごい反映してしかも反対にっていう感じ
藤原ヒロ
なぜそういう山田を描いてるのかっていう説明はすごい受けたけど
でも多分某種の中でまだ山田とイコール辻田さんにはなってないんやとは思う
辻田りり子
そこまでじゃないってことだから
でもなんか夫も言ってました
夫も言ってましたなんかツイッター見てくれてて
突然に彼の子には似てるけど山田には似てないよねって
何の話って言ったらツイッターで言ってたじゃんって言われて
そうそう私夫から何はの狂犬と呼ばれてるから
藤原ヒロ
狂犬
一番近くにいる人がそう言ってるんやったら周りから見るとやっぱりそう見えるってことやね
辻田りり子
でも気は使ってるからあれだと思うんですけど
言いたいことははっきり言うからためないですよね本当に
おかしいよって言うとちょっとそれおかしいし気分悪くなったんですけどってすごいちゃんと言うから
藤原ヒロ
山田みたいに怖がってないから多分印象が違うんじゃない
ボー氏
マイナス思考がすごいから
自己評価の低さとかもすごい
藤原ヒロ
自己評価は確かに
辻田りり子
でもそれは結構あれですよ結構自分じゃないかなって
低くて自己評価低いっていうのはあるんだけど
ボー氏
吹っ切れてるじゃないですか
辻田りり子
これも考え方なんですけど最悪のパターンを考えるから
大体そこまでリアル現実がいかないからめっちゃラッキーじゃんみたいな感じになるというか
ボー氏
こうなった自分のパターンみたいな感じか
辻田りり子
そうそうそうだからもうねやっぱ基本人は冷たいし
自分は力がないし
ケムシみたいにみんなから扱われる何か結果を残さないと
なんかダメなんだって基本本当に生きてるけど
意外とみんな努力を評価してくれたりするじゃないですか
優しいみたいな感じでポジティブでいられるというか
ボー氏
こうならなかった自分なんですね今の自分が
今の自分が
辻田りり子
山田にならなかった
そうですね若さかな
やっぱ山田かわいそうなんだよな
ずっと隣に夏草くんっていう陽キャで顔も良くてしかも性格も良くて
自分にも優しくしてくれるっていう子が隣にいたら
嫌な部分がないじゃんその子とずっとやっぱり幼稚園から比べられるっていうのは
りり子おねえさんの漫画について
辻田りり子
それは至屈になると思うよっていうのはすごい
ボー氏
環境を作ってそういうキャラクターを作った
辻田りり子
環境ですよね
カノックも環境によってああなったし
元の種は本当にカノックと山田は私は全く一緒だと思って作ってるから
藤原ヒロ
しっくりきましたか?
辻田りり子
でもやっぱ違うじゃないかな
ボー氏
そこまでキャラを作るにあたって自分の要素があって環境が違ったらこうなったみたいな
すごい作り込まれてるなってすごい
藤原ヒロ
自分でちゃんと思いつきあったとしても後々ものすごい分析をして
ちゃんと自分の中で辻褄が合ってる状態にするっていうのが
全然私そんなにしないから
辻田りり子
構成力というか
でも性格だよね
性格ですよね
私本当にやっぱり真面目なんだよな基本設定が
それは本当に思うんですよ
でも別に漫画は面白ければいいと思うから
その場その場で全然作者が考えて
あの設定どこ行ったのみたいなやつで
私全然いいと思ってるので
そこは別に漫画を描く人はそこまで使わなくていいんじゃないかなっていうのは思いますけど
藤原ヒロ
それぞれのスタイルがね
辻田りり子
作風っていうか作り方って
そうそうそうですね
藤原ヒロ
審査もあれですよね
今回の小枝の間のやつ一巻読まれたということで
そうなんですよ
しーさん
ありがとうございます
作品は読んでないんですけど
今回の作品から読んで
めっちゃめっちゃ面白かったです
辻田りり子
本当にありがとうございます
しーさん
途中から入って分かるかなって思ってたんですけど
全然スッてその中に入っていけて
辻田りり子
素晴らしいコメント
しーさん
山田がめっちゃいいなって
めっちゃいいキャラですね
辻田りり子
本当ですか
しーさん
すごいリアルやし
本当にいる人みたいっていうか
辻田りり子
本当に
しーさん超いいコメントくれるんじゃないですか
しーさん
本当にめっちゃ面白くて
辻田りり子
ナイスパスすぎてちょっとドキドキそう
今前作読んでなくても楽しめたっていう言葉いただけたんで
ヒロランリスナーの方も全然前作知らなくても
ある程度分かるように書いてはいると思ってるので
ぜひ読んでください
一冊だけ読めばいいんで
付いていきます今からで
リコロンの近況
しーさん
全然付いていけた
ボー氏
柿ツバタとかもめっちゃかっこよくなりすぎやろってぐらい
すごいかっこよくなってたんで今回ね
辻田りり子
それはやっぱ山田目線だからですよね
本当書いてて私もすごい楽しいのは
前作恋だなぁであったらかのこ目線だから
ウェイト高くなのは椿くんとももちゃんっていう
六人組チームなんですけどになるんだけど
山田目線だからあの時はスポット当たってなかった
柿ツバタさんと夏草くんがメインキャラになるっていうので
ちょうど3,3に分かれて楽しいなっていう
すごい扱いが
彼女と椿くんみたいなって思ってる方には申し訳ないな
とはすごい思うんですけど
藤原ヒロ
まあまあ人気の作品だったからこそね
そこを期待するのは絶対にあると思うけど
赤以上
辻田りり子
なんかで書けたらなと思うんですけどやっぱ本当に
マジでテーマとかそういうのを注視する作家であるあまりに
なんかそういう関係ないのに
お遊びで入れましたみたいなのは
そのお遊びのちゃんと別の機会を設けるなら
全然やりたいんですけど
単独の方がね
作中でそう作中で全然関係ないのにばったりとか
そういうのがマジでしたくなくて
申し訳ないなっていうのは
ちゃんと作品は作品の中で
自分の中で整合性がある状態で
回していきたいっていうのが強くあるので
藤原ヒロ
このこの多分もう今ね
1時間半喋ってるんですけど
辻田りり子
えっやだごめんなさい
藤原ヒロ
このまああの多分編集してある程度
あの縮めても多分今回1時間超えの収録になってるとは思うんですけど
でもこの1時間超えの収録で
リコロンというキャラクターが
多分結構な人に十分伝わったような気がします
辻田りり子
本当にまた呼んでくださいよ
藤原ヒロ
今回だから本当はトークテーマもうちょっと用意してたけど
さすがにめちゃくちゃ時間が長くなりそうなんで
ぜひそれは次の回で
辻田りり子
そうですねまた
藤原ヒロ
しーさんのリコロンの感想を聞きたいです
しーさん
あのすごい魅力的な人だなって思いました
なんでしょうねあんまり私の周りにはいない
なんでしょうね漫画のイメージのままっていう感じ
辻田りり子
嬉しいです
しーさん
嬉しい嬉しいそれ
漫画読んでるテンションのままって感じ
藤原ヒロ
だから山田でもあると思いました本当に
辻田りり子
嬉しいです嬉しいです
しーさん
山田が心を落ち着かせるときに
自分の心を落ち着くアイテムが出てくるじゃないですか
ポンポンポンって
幼馴染の何だっけ
昔のかわいい顔とか
ああいうのとかあれすごい面白くて
あのコマが私はすごいツボやって
なんかそういう
面白い人ですね
辻田りり子
人生自身も
藤原ヒロ
ちょっと語彙力が飛ばしすぎて
辻田りり子
語彙力が面白い
しーさん
出産後なんで勘弁してほしいんですけど
辻田りり子
頭が弱ってるんですけど
しーさん
なんかほんまにもっと知りたいって思いました
藤原ヒロ
その辻田先生自身のこともやし
辻田りり子
嬉しいです
しーさん
その漫画に対する真面目な一面も
すごい尊敬しました
辻田りり子
そうそう
藤原ヒロ
本当すごいと思うこの漫画に対する真面目さっていうのが
しーさん
私も頑張ろうって思いました
辻田りり子
ただのオタクですからね私とか本当に
それより言おう
それはもう小さな時から人の読んでる漫画で
考察とかし続けてたらそりゃそうなるやろっていう
ボー氏
先生自身がすごい華のある人やし
すごい魅力的なキャラクターみたいな人やから
先生自身の恋愛とか結婚までの話とかもね
いいんですよね
しーさん
旦那さんどんな人なんやろうとか
どんな子育てしたはるんやろうとか
もっとそういうのも聞きたいなって思いました
辻田りり子
エッセイを書いてほしいっていうのはずっと言われてるんですけど
私意外とマジで自分の話しないんですよ
すっげー話するんですけど
だからこれコミックスの後書きとか読んでもらったらわかると思うんですけど
自分の話してるよってマジでいつもしてないから
自分のどういうあれやったのかとか一切書かないんですよね
結婚したりとか出産したりとかしたのも
多分晴天の霹靂だったと思うんですよ
マジで匂わせをしない女だから
ボー氏
周りの人の話を聞いた方がいいな
りり子おねえさんのプライベート
辻田りり子
なんかねあんま興味がないんですよね
ボー氏
聞かれてもあんまり喋りたくないって感じですか?
辻田りり子
なんか思わないじゃんって思ってしまうから
藤原ヒロ
つまらそうに喋るの
聞いてる
それ別に今話したいことじゃないなみたいな感じで
辻田りり子
男の話になっていく
だからあんまりそういうのって漫画院に出てノイズにならんみたいな気持ちがすごい強くあるので
そういう視点はあるでしょ
やっぱりそういうキャラクターができたら
これ旦那さんなのかなみたいな感じで
私のことをすごい好きでいてくれる人にとっては
それはすごい楽しみポイントで
加点になるとは思うんだけど
やっぱそうじゃない人からしたら
なんかちょっと気持ち悪いなっていう感じになっちゃって
全体こっちはそれを意図して書いてたらあれなんですけど
でもね最近家族の話とかはしないけど
なんかほら君たちはどう生きるのかみたいな
映画あったじゃないですか宮崎駿さんの
あれ見て結構みんながあれは宮崎さんなんじゃないか
あれは鈴木さんなんじゃないかみたいな感じで楽しんでたから
そういう楽しみ方もあるんだなっていうのはすごい思ったから
でも今の自分の知名度とかでやるのはちょっとお寒いなっていうのがあるから
今はそういうことはないんだけど
結構厳しいですよマジで
担当とかと
担当より正直いろんなことに対して厳しいから
マジで歴代の担当とそんな揉めることがないんですよね
担当に出す前に自分の中でこれは違うこれはダメだ
君には早いとか言うので
自己没がすごいある
いつか私がそれなりになったら出すかもしれませんね
それも読者が楽しい要素の1個として受け取ってもらえるレベルに達したなと思ったら
今は言わないね
秘密多い方が楽しいじゃん
そうそうそう
しーさん
かっこいいですね
藤原ヒロ
でも普通に表に出すものじゃなくても
それこそうちに来てくれた時に
オフラインで喋ってる時もほぼほぼ漫画の話やったよな
そもそものプライベートの話の中でもそうやから
本当に本人が自分の話に興味がない
辻田りり子
そうなんですよね
だってさ自分のことって自分が一番知ってるからさ
面白くなくないですか
わざわざ限られた時間で言うほどのことでもないなって思ってしまうんで
せっかく漫画家さんがいらっしゃるんだったら
漫画の話したくないみたいなのがやっぱすごい
それがあって
藤原ヒロ
常に何かの物事に対して考察とか自分なりの考えがあるから
たまりたまってて久しぶりに会う人に全部それを伝えるみたいなんで
時間が過ぎていくみたいなね
辻田りり子
そうなんですよ
リコロいますっていうね
藤原ヒロ
リコロの近況はあんまりわからへん
辻田りり子
近況は本当に普通の生活
全然子供がいて
私夫が仕事忙しいんで
マジで基本子育てワンオペだし
親も高齢だから別に家に泊まりに来て手伝ってもらうってことも
一回も今までないので
本当に私が一人で見てっていう感じだから
マジで子供が私のこと好きすぎて
ヤバいっていう
近況を数年続けてます
全然ずっと好き
そりゃそうでしょって思いますよね
こんなさ空気の出会いにのって完璧にいれるのって
クラスメイトじゃ無理じゃんっていう
藤原ヒロ
本当にくっついてたもんね
ボー氏
謎のプライベートみたいな
辻田りり子
そうなんですよ
全然ママともと一緒に公園とか行ってるから
本当にあなたのいる公園に私はいますぐらいいます
全然町内のイベントとか参加するし
藤原ヒロ
多分リコロのことが分かったようでみんな分かってないかもしれないけど
本当にこのままの感じの人なんですよ
っていうのが伝わればいいかなっていう感じですね今回は
本当またぜひぜひ来てください
辻田りり子
ぜひぜひ来てください
来てくださいじゃない
藤原ヒロ
呼んでください
辻田りり子
全然初登場なんですけど
話題には今まですごい出していただいてて
私も純レギュラー気取りでいるので
ぜひまた
ボー氏
言いたいことがあったら書き留めておいてください
藤原ヒロ
お知らせとかあったりとかしたらね
辻田りり子
もう全然でも
漫画の話だとマジで真面目になってしまうので
普通に私メインじゃない日常回とか
よいしょとか言う役だけでも全然いいので
ボー氏
真面目な話も絶対聞きたい人はいるんで
藤原ヒロ
需要は絶対ある
ということで今回たぶん1時間半ぐらいの回になっていると思いますが
いやーすいませんすいません
いやーたぶん楽しんでもらえたと思うので
本当にツイッターさんありがとうございました
辻田りり子
こちらこそありがとうございます
藤原ヒロ
楽しかったです
ぜひ来てくださいまた呼びますね
辻田りり子
ありがとうございます
藤原ヒロ
ではでは
辻田りり子
またお会いしましょう
藤原ヒロ
さようなら
01:19:48

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