藤原ヒロさん、坊主さん、シーさんの日常のやりとりとネットコミュニティ
スピーカー 1
こんにちは、藤原ヒロです。少女漫画を描いています。
スピーカー 2
夫の坊主です。
スピーカー 3
友達のシーさんです。
スピーカー 2
この3人で、愉快な日常のやりとりを配信します。
スピーカー 3
カフェで隣のテーブルの会話を聞き流している気分で 聞いてもらえると嬉しいです。
スピーカー 2
なんか、あれ読んじゃって…
スピーカー 1
ピンキーチョコ、あ、ほんまや。 表現って思ってた。
めちゃめちゃ怖い。
絶対読まんとこって思ってて。
スピーカー 2
アカウントをこの人が作って貼って、
こんな話を話す?
スピーカー 3
いいよ。
スピーカー 1
雑談なの?
スピーカー 2
ネットで見つけた近畿地方のある場所についてっていう 創作サイトみたいな。
これは書く読むっていう。
そこで連載して貼る小話みたいな。
ホラーの小話みたいなやつが、すごい話題になってて。
1週間ぐらいですごい更新しちゃって。
スピーカー 3
最近の話なんですね。
スピーカー 2
最新が3月末やって。
スピーカー 3
4月8日になってる。
ホラー小話の話題と注目の創作サイト
スピーカー 2
増えてる。どんどん増えていくんですよね。
スピーカー 3
私これを坊主がノートで紹介してるのを見て、
軽い気持ちで、ホラーちょっと興味あるし私。
軽い気持ちで読んだらもう…
スピーカー 1
怖いよ…ってなって。
スピーカー 3
めっちゃ後悔してる。
スピーカー 1
後悔してる。
スピーカー 2
僕はこれすごい馴染みがある感じなんですよね。
ネットのホラーみたいなのが、昔からよくあったんで。
すごい話題になってたし、膨大なんですよね、量が。
気になって2日ぐらい全部読んでしまったんですよ。
スピーカー 3
平気でした?お風呂1人で入れましたら。
スピーカー 2
僕はそんなの全然平気なんですけど、
面白いなと思って読んでたっていう感じですね。
でもなんか気持ち悪いんですよね。
スピーカー 3
気持ち悪いでしょ。怖くて。
旦那さん帰ってこへんやってその子に呼んだのに。
夜たまらんくて。
怖い話の恐怖と作者の影響力
スピーカー 1
たまらんくて。
スピーカー 2
山に連れ去られるとか、そういう誘拐事件のレポートやったりとか。
スピーカー 3
いろんな怖い口コミとか話とか事件のが、実は同じ場所についての話で。
スピーカー 2
なんかちょっとおかしな団地があるとか、それが全部繋がってるっていう。
スピーカー 3
山から声が聞こえるんですよ。
スピーカー 1
それだけ聞いてもそんなに怖くない。
おーいって。
呼んでくるんですよ。
スピーカー 3
おーいって。柿があるよーって。
スピーカー 1
おいでーって。
スピーカー 2
めっちゃ気持ち悪い感じの。
スピーカー 1
それはリアルな感じのホラーなのか、ちょっとファンタジーな方ではなくて。
スピーカー 2
でも多分ネット記事やからちょっとリアルに感じるみたいな、体験談っぽく感じるみたいなのも多分あるんやと思うけど。
内容としてそういうリングみたいなのとそんな変わらへんような。
スピーカー 3
確かにわさわさ本になってたらそんな怖くないかもしれない。
スピーカー 2
ホラーですよって出されたら別に。
スピーカー 3
すごい気持ち悪いんですよね。柿があるよーって。
怖くないですか?
スピーカー 1
わかんない。それだけ聞くこともずれやし。
わかんない。多分その前後が大事やったんでしょうね。
そこだけ抜け出すと全然怖くないですね。
スピーカー 2
いかにも化け物じみたビジュアルでとかっていうのがなかなか出てこないんですよね。
ちょっとよくわからんみたいな感じ。
スピーカー 3
でもなんかジャンプ女の子とかめっちゃ怖かったですよ。
女性がね、手を上にあげてね、ジャンプするんですよ。
スピーカー 2
それだけ聞いても何も脳内の絵面が全然わかんない。
脳内の絵面が全然怖くないんですけど。
スピーカー 3
外から見てベランダで女の人がいるってジャンプしてる。
あれーって思ったら次の日もいて。
その部屋に住んでる本人はわかってないんですよ。
スピーカー 1
え?ってことですか?
スピーカー 2
まあまあ。
スピーカー 3
ちょっとね、だいぶ端折りましたけど。
でもそのジャンプ女が私も怖くて。
スピーカー 2
それで検証してるサイトみたいなのもまたあって。
この話ってなんなんやろうとか、元ネタというか、
これどういうことを言ってんのかなとかっていうのを全部検証した人とかがいて。
それはそれで面白かったなと思って。
スピーカー 1
作者と別の…
スピーカー 2
全然別の人で、全部読んで考察みたいな感じで。
スピーカー 3
作者のツイッターも怖いんですか?
スピーカー 2
作者のツイッターには画像があるんですよ。
スピーカー 3
見たらあかんわ、それは見たらあかんわ。
スピーカー 2
画像がいっぱいありましたね。
これのことです、みたいな感じの。
一応文章やから基本は全部。
いずれっていうのは全然わからへんけど、
それっぽいやつっていうの。
元画像みたいな感じで。
これとかもそうですよ。
これ別に怖くないですよ。
これ何かわかります?
口?
なんか写真。
写真が写ってて、真っ暗の写真が写ってる。
53枚目の写真が毎回真っ暗になるみたいな。
読めないです。
スピーカー 3
読めない読めない読めない。
帽子のノートを読みながらそのリンク行ってすぐ読んだんですよ。
でも怖すぎて、帽子のノートすらいいねつけたら呪われるんですよ。
めっちゃ怖かった。
スピーカー 1
私ノートに書く前に話題になってたから知ってたんですよ。
スピーカー 3
そんな話題になってたんですね。
スピーカー 2
その日だけですけど。
スピーカー 1
でも絶対読まんとこって思って、その時点で。
偉い。
スピーカー 2
好きじゃないもんな。
スピーカー 1
引きずるし私。それこそ本当に一人でお風呂入られなくなる。
絶対気になっちゃうし、読み始めると先が。
だからもう沼じゃないですか。
スピーカー 2
俺もちょっと忘れてました。続き出てると思って今から。
続き読まないって今思ってました。
スピーカー 3
読み削ってます今。
スピーカー 2
でも全部読んでないでしょ。
スピーカー 3
読んでないですよ。読んだあかんと思って。
読んだあかん。あんまり怖いから旦那さんにも送って、ちょっとこれ読んで。
スピーカー 1
ひどいひどい。
スピーカー 3
一生の沼にハメ落として。
1話目、1コミをもはって、何が怖いんこんなん。
スピーカー 2
超現実のとこで行きたい。
スピーカー 1
旦那さんっぽいな。
旦那さんは全然ホラーは好きではない?別に面白いとかない?
スピーカー 3
ないですね。
スピーカー 1
怖くもないし。
何が面白いのなんですか?
スピーカー 2
そう言われた方が安心するんじゃないですかね。
スピーカー 3
まあまあまあ。
スピーカー 1
でもなんかこう。
スピーカー 3
いやーもう怖かった。
久しぶりに怖かった。
スピーカー 2
そういうの他にもありましたけどね。ネット回帰端みたいな。
スピーカー 3
そんなんやめときます。
スピーカー 2
なんかブログとかにやたらコメントしてくる人がなんかやめてくださいとかコメントがそれに対して返事してるみたいな。
何それ。
そのブログのアヤノートっていう、なんかアヤっていう子が書いてるノートが実際にあるんですよ。
作られたんでしょうね、その創作で。
でなんか管理人しか読めないコメントがいっぱいあって。
もうなんか非公開になってて。
それに対してもう書き込まないでくださいって。
でその本人が返事してる。
管理人が返信してるみたいな。
なんかそんなんとかもう一人に言っちゃおうかなって。
スピーカー 1
怖い怖い怖い怖い怖い。
スピーカー 2
自分のノートに来たらどうしようみたいなね。
スピーカー 3
ねーやめてやめて。
怖い怖い。なんかやっぱそうネット特有の怖さですかね。
なんかその1個目の記事の私がめっちゃ怖かったやつも
コメント絡みなんですけど。
映像にコメントが作った話なんですけど。
ひらがなで書かれてるコメントとか。
それだけで私めっちゃ怖いんですよねもう。
スピーカー 1
え?ひらがなで?
スピーカー 3
なんか実装だけで怖いっていうか。
スピーカー 1
それはなんか怨念的な怖さみたいな感じなんですか。
何なんでしょうね。
スピーカー 3
自体の知れない怖さとか。
不気味っていうか。
スピーカー 2
なんかこれどんどん迫ってくる感じがある。
スピーカー 1
怖い怖い。やめようこの話やめよう。
話が始めてても。
スピーカー 3
うち玄関の電気が人を感知して作る電気なんですけど。
元電気を何回か押すとずっと電気がついてる状態にもできるんですよ。
スピーカー 1
なんか生ちゃんが押してずっと電気ついてる状態になってたんですよその日。
スピーカー 3
ずっと電気ついててめっちゃ怖くて。
スピーカー 1
ずっと誰かいる。
スピーカー 3
もうねちょっと引きずってます。
だからなんかほんまに全然関係ないくだらないラジオとか聞いて自分を元気づけてます。
スピーカー 2
もうでもちょっと前でしょ。
スピーカー 3
でもまだ全然引きずってる。
引きずってる。
スピーカー 1
絶対読まんとこ。
スピーカー 3
絶対。
スピーカー 2
まだ続きがあるんでね。
スピーカー 1
じゃあ最近なんかそういう見たり読んだりの話します?
スピーカー 3
しましょうか。
私はね全然何もそれぐらいです。
スピーカー 2
映画とかも見てないですか?
スピーカー 3
見てないんですよ全然。
スピーカー 1
私最近ねダザイオさんもね今になって読んだんですよ。
スピーカー 3
オーディブでね。
スピーカー 1
オーディブでね。
中学校の時に走れメロスとかそういうのをちょろちょろっと知ってる作品はあるみたいな感じだったんですけど
がっつり読むのは初めてぐらいで
オーディブルの名作戦みたいな感じで
短編からちょっと中編のやつまでまとまってあるやつを読んで
車用とか人間失格とか有名どころが固まってるやつだったんですけど
改めて聞いてね
帽子やなって思いました。
そんなお方とか?
ダザイオさんもやんって。
違うの?
出てくるキャラクターの
近くにいたみたいな。
メンタル帽子やなみたいなキャラがいっぱいいるなみたいな。
へー。
スピーカー 2
あんまり自分には理解できひんっていうか。
スピーカー 1
理解できひんっていうかなんかその
人間失格にしても
キャラクター幼少期から描かれてて
その時に帽子食べること興味ないじゃないですか
お腹空いたとかっていう感覚も鈍いじゃないですか
人間失格の主人公も
ご飯を美味しく食べるっていう
意味がわからへんみたいな感じやったっけ
うーん。
なんかねその
人間はご飯を美味しく食べると幸せみたいなのが
私とかCさんもあるじゃないですか。
スピーカー 3
ありますね。
スピーカー 1
でもその作品、作中の主人公も
あんまりそういう欲求がないみたいな感じなんですよ。
でも周りの人が良かれと思って
美味しいご飯を勧めたら
美味しい美味しいって言わんとあかんみたいな感じが
ついて演じてるというか
本当に心から美味しくて幸せっていう感じじゃないけど
周りに合わせてるみたいなキャラクターなんですよ。
そういうのももう帽子やなって
演じないけどね。
作中のキャラは人にいい顔をするタイプのキャラやから
気を使うみたいな感じがあるけど
その辺帽子は全然ありのままなんで
その感性
人と違うっていう感性があって
生きづらいみたいなのとか言ってるのとかも
働く能力がないみたいな感じで
作中で社養っていう作品の方の弟キャラがいるんですけど
そのキャラとかもどうしようもないんですよ。
生きてるだけでつらいみたいな感じなんですよ。
でも帽子やなって思って
スピーカー 3
じゃあ帽子の生態をちょっと理解する作品になるかなんですか?
スピーカー 1
ダザイ作品はね
多分先にダザイ作品を読んでて
そのイメージがあって
それが帽子ですよって言うとちょっと違うかもしれないですよね
誤解が生じるかもしれないけど
帽子を先に割と深く知って
で、ダザイを読むと
部分部分ここは違うけどここを追ってるみたいな感じの
ただこんなに追ってる部分が多い作品ないなみたいな
太宰治のキャラクター
スピーカー 1
全部が全部一緒じゃないけど
共通する箇所が多いみたいな感じでした。
一番近いのは社養の弟のナオジっていうキャラクターが
一番メンタル近いなって思います。
でも本当に可哀想なキャラなんで
全然幸せにならずに死んでいくキャラなんで
スピーカー 2
衣装残して自殺するんだよね
スピーカー 1
一歩間違えたらそういう人生を送っててもおかしくないっていう感じはありますね
だから最近谷崎純一郎も
最近まだマンジっていうやつ新しく読み終わったんですけど
全然やっぱ違うんですよダザイと谷崎っていうのが
でもダザイの時に読んでる最中に
これ帽子やなって思うやつが谷崎の中には一切ないから
やっぱダザイ作品だよなって
ダザイよりがすごい
谷崎はマンジっていう作品って全然知らないですよね
そんなに長くはない作品なんですけど
結婚者と独身女性の揺りものなんですよ
女性同士の
でも男性とも関係がある
最終的に何の関係なんそれみたいな感じの
夫婦揃って一人の女性と関係を持つみたいなとか色々あって
新しいなって逆にもう
その時代にこんだけ多様性を認めてるんやったら
もういいやんって思っちゃいました
フェチズムもすごいし
何もね後ろ暗い感じがないんですよね
フェチズムを後ろ暗いものとして描いてるっていうよりかは
全部開きのってる感じがあるから
すごいなって思って
面白いです
谷崎作品は
生きづらさとかもないから
スピーカー 2
生きづらさ全然なくて
スピーカー 1
作って真珠とかそういうのはするんですよ
一応キャラクターは生きづらくて真珠みたいなのはするんですけど
作品に漂うものは全部ポジティブというか
ちょっと笑っちゃうみたいな
みんな真面目に生きてんねんけど
俯瞰してまだ読めるみたいな感じ
ダザイ作品は苦しいみたいなのを
すごい耳のそばで聞いてるみたいな感じ
当時高校ぐらいの時に読んでたのかな
スピーカー 2
初めて読んだの
谷崎純一郎の作品
スピーカー 1
妹ちゃんにも私その話をして
最近ダザイ読んだら帽子やなっていう話を
そういえば高校の時にはまってはったわって言って
人間資格がどうのみたいなのを言ってたわみたいな感じで
形作られてしまったよなって思いました
そこで分かってもらえたみたいな感覚があったってことですか
分かるってなったんやろな
分かる分かるって感じ
でもそういう人は多い
ダザイを読む人は大体みんな
俺のことが書いてあると思って見ないもん
スピーカー 1
面白い
スピーカー 3
すごいですよ
スピーカー 1
ダザイ作品のどうしようもないけど
女の人を何人とも関係を持てるみたいなキャラすごく多くて
ダザイ自身がそうで終わったんですけど
そういうメンタリティなのねっていう
いろんな人と関係を持つっていうメンタル
今までよく分からなかったけど
そういう気持ちでそういう風になっちゃうのねみたいな
そこ理解できちゃった
その人だけやと思った
スピーカー 2
そういうポジションの人はいるってこと
面白かったです
スピーカー 1
異作になったグッドバイっていうミカンの作品があるんですけど
それとかはすごい興味深かったですね
いろんな人と関係を持つんですけど同時に
でもそれぞれに対して真摯な気持ちなんですよ
ないがしろにしてない
でもないがしろにしないからこそいろんな人と持ち合って
意味わかんないじゃないですか
スピーカー 3
でも呼んでると納得しちゃうんですよ
スピーカー 1
こういう人がそういうことになるのかみたいな
生態を調べるみたいな感じ
スピーカー 2
面白かった
ダザイさんのモテは寄り添ってくれるモテやと思うんですけど
この人一緒にいるときは私のことだけを考えてくれるみたいな
それこそないがしろにしないっていうか
それぞれに対してそうなってしまう
本を読んだ人もこの人は多分私といたら私のことだけを
私のことは多分全部話を聞いてくれるんじゃないかと思ってしまう
女の人が
スピーカー 1
危ういです
危うい関係になっちゃう
素直にその人といるときは
お互い素直なはずって信じきってる関係性っぽい感じなんですよ
逆に谷崎は
誰の言うことも信じられないみたいな関係性が割とあって
口ではこう言ってるけど
本当のところは違う嘘をついてるみたいなキャラクターが結構出てくるんですよ
だから私漫字を読んだときも
誰がどこまで本物のことを言ってんのみたいな
読んでこっちも分からないみたいな
最後の最後まで
この人なんかここまでこういう風に語ってきたけど
これもなんか自分の言いように言ってんのみたいな
疑いの心で聞き終わるみたいな
スピーカー 3
すごかったです
ダザイ作品の特徴
スピーカー 1
そこの狡猾さがすごい谷崎
それを思うと心が弱い人はダサいにくなってなります
スピーカー 3
分かってくれるってなるんやね
全然そんなことないです
だけど途中で諦めたのかな
スピーカー 1
最初の方はね
主人公の女の人とお母さんのシーンが冒頭結構まとまって
スピーカー 3
弟の記憶全然なかったですね
スピーカー 1
弟出てきだしてからヤバくなりますね
やっぱりダサいは男キャラがヤバいんだなって思う
途中まで弟キャラが出ないところまでは
ダサいらしさがあんまり私感じれなかったんですよ
それまでに走れメロスとかそこらへんの
社用より発表が前の作品を何本か聞いてたんで
それはすごいダサいっぽいって思ってたんですけど
社用普通になったなみたいな感じだったんですけど
普通になったと思うんですよ
直しからすごいなっていう
走れメロスとかも
中学校当時に読んで知ってた内容
ざっくりは知ってはいるけど
改めて聞くと実際の裏話とかも含めて調べたら
wikipediaに書いてあったりするんですけど
実際あった自分の体験を
メロスの話に落とし込んでるというか
このエピソードやろみたいなのがあるらしいんですよ
これはこのエピソードのことをファンタジーに書いてるんやろみたいな感じがあって
どうしようもないんですよ本当に
元のエピソードが
ダサいのエピソードが
それぞれが調べてもらった方が面白く読めるのであれなんですけど
中学校当時読んだときは
メロスって
友達を人質にして
遠く離れた妹の結婚を面倒見るために一旦帰って
また戻ってくるからみたいな感じで奔走する話じゃないですか
とりあえず走ってるわけですよね全体的に物語の中で
最初すごい走って
妹の結婚なんとかちゃんと手筈が整って
もうこれで大丈夫だ
じゃあもう自分は友達のところに帰って
処刑されるために帰るんですけど
それに間に合うように
この時間までに間に合わないと
友達が殺されてしまうみたいな感じ
なんで帰りの道中すごい勢いで走って
途中で道が大洪水で川になって渡れなかったりとか
いろいろ試練があってボロボロになって
着てる服もよくわからへんボロい布みたいな感じになるぐらいにボロボロになって
もう無理だみたいな感じでちょっと途中挫折するんですよね
そこで逆切れもなく
中学生当時はあんまりよくわかんなくて
なんでいきなり起こり始めたの?みたいな感じだったんですよ
すごい頑張って頑張って頑張って
諦めるぐらいのこれはもう大ピンチで
どうしようもない乗り切れない出来事なんかなみたいな感じ
まではわかるんだけど
なんで途中挫折するんですかね
そこで逆切れみたいな感じのモノローグになるのが
まではわかるんだけど
なんで切り始めた?みたいなのがわからなかったけど
今やったらすごいわかるなってちょっと思っちゃいました
なんで?
これは実際のエピソードとは全然違うんですけど
ダザインのエピソードとはちょっと離れるんですけど
これが自分の締め切りの話だとして
なんかすごいもうデッドここですよって言われてる締め切りに
向かってめっちゃ頑張るけど
例えば途中で
そうですねなんか画材が足りなくなったとか
いろんな試練があって
ここまで頑張ってもうほんまに間に合いそうだったけど
もう無理やってなった時に
もうでもこんだけ頑張ったんやから
もうそれを許してくれよみたいな
もうやれることはやったねみたいな
言い訳で切れるみたいな
言い訳で切れる
人間あるよなんて言ったらみたいなのは思いましたね
言い訳したことあるかもしれない
スピーカー 3
確かに
年重ねるにつれそういうことが多くなってきた
スピーカー 2
触手というかそういうやつでしょうね
スピーカー 1
こんな頑張ったんやからそこはもう許してみたいな
頑張ったことにちょっと注目してみたいな
自分に余裕がなくなったら人って切れねえんだよみたいな
防衛本能なんですかね
そこまで切れたことはないですけど自分が
ただ気持ちはわかるなみたいな感じで
それも
自分がちょっとそれまでに気を緩めて
侮ってたときほど切れるんですよ
ずっと限界まで頑張ってたら切れないけど
ちょっと途中でだらけてるっていう自覚があるときほど
切れるんですよ
自分に言い訳してるんですよね
すごい思いましたね
そういう部分がダザイはでかいなって思いました
切れてるなって思って
自分が至らないっていうのをすごい自覚してるからこそ
よく切れてるんだみたいな
すごい思いましたね
スピーカー 2
開き直ってるっていう
スピーカー 1
開き直れてないんやって
切れるっていうのは
面白かった
人間らしいですね
人間らしいなってダザイを改めてちゃんと
接種するのはすごい楽しかったですよ
いいかもしれない
スピーカー 3
特にね身近に
スピーカー 2
でも今流行ってるらしい
スピーカー 3
そうなんですかダザイオ様が
スピーカー 2
アメリカで流行ってる
翻訳書がコメックライズされて
日本でですけど人間失格が漫画になって
それが向こうで翻訳されて
漫画から読む人の方が向こうが多くて
現著というかオリジナルも売れていってるみたいな
っていうのがTikTokで話題になってたらしくて
スピーカー 1
TikTokという若者のツールで話題になるっていう
スピーカー 2
ブックトックっていうハッシュタグがあるらしくて
スピーカー 3
本を紹介して貼るんですか
スピーカー 2
とか読んでる動画とか
よくわかんないですけど
スピーカー 1
われもわからん
一回もインストールしたことない
スピーカー 2
あとはたまに
去年ぐらいからかな
アトロックでもだいぶダザイの話が
取り上げられるようになって
最近ブームなんですっていう
スピーカー 3
番組内で言ってる
スピーカー 1
面白いんですけど私は
メンタリティが離れてるから
でもこれねメンタル近かったら
ダザイに近づいていくと思う
そんなことない
みんな
参考にしすぎちゃう気がする
その考え方生き方を
いやそう
違う
スピーカー 2
そういうことないと思うけど
でも影響は大きいような気がする
スピーカー 1
それだけ魅力があるんでしょうね
太宰治の作品とダザイの魅力
スピーカー 3
影響はあるのか
スピーカー 1
なんかでもそういう
スピーカー 2
文学読みみたいな
若いときは
かぶれる人が多い
のがすごいダザイは有名で
でちょっとこう
バカにされる
かぶれるとバカにされる
スピーカー 1
割とそのキャッチーな
スピーカー 2
ダザイさんとか
文豪で若くて自殺してて
カッコよくて
人間資格とかすごい売れてて
そっから入ってて
それしか知らん
ちょっとこう
にわかみたいな感じで言われるけど
割と戻ってきてるかな
一周回ってきてるぐらいの感じで
スピーカー 1
なんか今は別に
スピーカー 2
それはカッコ悪いとかって
思われなくなってる
なんかねオーディブルで聞いたから
一番良かったのが
スピーカー 1
駆け込み歌っていう作品があるんですが
キリストのユダ
ネタバレだけどな
でも途中で
序盤で分からへんかった
分からへんかった
スピーカー 2
最後の最後で
スピーカー 1
でも途中からもうこれって
そのことやんなみたいな
スピーカー 2
だって分かってなかったよ
スピーカー 1
途中まではね
スピーカー 2
序盤はね
スピーカー 1
イントロは
最後は言うから名前を
短い
スピーカー 2
あれ短編に入る?
短編すごい短い
スピーカー 1
駆け込み歌っていう作品ですね
なんかそれが
冒頭誰かが
誰かにすごい訴えてるみたいな
登場人物一人だけの
話なんです
スピーカー 3
ほんまやほんまや訴えてある
スピーカー 1
これがねすごく
スピーカー 2
申し上げます申し上げます
スピーカー 3
旦那様あの人はひどい
スピーカー 1
これ面白くて
あそうですか
スピーカー 3
なんかすごい
スピーカー 1
すぐ読めそうすぐ
スピーカー 3
すぐ読める感じなんですけど
スピーカー 1
これほんとね音で
声で聞くのがほんとに
一番
スピーカー 2
たぶん朗読とかもあるんちゃうかな
スピーカー 1
楽しめる
オーディブルとしてほんとに
これが一番面白かったやつで
ダザイって他のやつもあるんやったら
自分は喋って奥さんに書かすみたいな
スタイル
スピーカー 2
口述筆記
スピーカー 1
それなんで
もうほんとにその
喋ってるままみたいな感じなんですよ
文章自体が
スピーカー 3
そんな感じですね
スピーカー 1
演技を含めて朗読の感じは面白くて
勢いすごいし
オーディブルで楽しめそうな感じですね
スピーカー 3
そうそうそうそう
ダザイのメンタリティも
スピーカー 1
結構よくわかる
スピーカー 3
これはだから有名な話
スピーカー 2
有名な話
ダザイを知ってる人は
スピーカー 1
全然知らんかったから
スピーカー 2
そういう話やけど
知らんと読み出すと
何の話かなって思いながら
まず読んでいくから
一応最後の最後が一応落ちちゃう
だからそれは
スピーカー 1
知らん
スピーカー 2
面白いけど
なんとなく何の話かなって
スピーカー 1
だんだんわかってくる
結構そのある程度の
キリスト教的な知識があったら
割と早い段階で気づく
スピーカー 2
最後の晩餐付近の
スピーカー 1
エピソードなので
本当最後の晩餐のシーンみたいなのが
あったりとかするんで
エピソードの中に
これはもうその話やなっていうのが
その時点ではわかるし
足を拭いてあげようとか
そうそう
スピーカー 2
裏切り者の話をしているとか
スピーカー 3
分かりやすい
スピーカー 1
分かりやすい
で短い話の中でそれがもう
中盤で出てくる感じやったんで
そんな最後の最後まで
わからへん人は
よっぽどキリスト教知らない人
じゃないかなっていうぐらいに
分かりやすい感じで
面白かったです
それはすぐ読みそうなんだよね
うん
それも人を裏切るとか
スピーカー 3
愛ゆえにみたいなとか
スピーカー 1
愛憎なのか
愛憎なのか
愛ゆえにみたいなとか
愛憎
愛と憎しみの表裏一体感が
そうなってしまうんかみたいな
そうすぎると
スピーカー 3
そうなってしまうんかみたいな
スピーカー 1
自分はここ
ダザイをモチーフにした作品
スピーカー 1
そういうのはないけど
そういう話なんですねっていう
うん
あんまり分からなかったらしくて
スピーカー 2
もともと
愛情が過ぎて
傷つけるとかっていう
気持ちが
あんまりもともと理解できなかったけど
それが表現されてる
スピーカー 3
そうそうそうそう
スピーカー 1
なんかその
執着がすごいわけですよ
人に対する
で、求めれば求めるほど
それが叶わなくて
憎しみたいな感じになったりとか
っていうのも
逐一説明してくれるみたいな
ないじゃないですか
それをすごく
感情の流れを
スピーカー 3
感情も上手いし
スピーカー 1
そうそうそうそう
すごいね、分かりやすい
参考書みたいな感じですね
スピーカー 2
崇拝しすぎて殺してしまう心理
スピーカー 1
だからストーカーとか
今殺してあげないとダメなんだわ
ってなる感じ
この一番美しい時に
殺してあげないとみたいな
スピーカー 3
そこに至る心境が丁寧に
描写されているという
スピーカー 1
そうそうそうそう
そこまで強い状態から
衰えるしかないのが
分かりきっているのに
ちょっとでも衰えること自体が
罪みたいな
本当に綺麗なうちに
刈り取ってあげないと
みたいな感じのやつ
スピーカー 2
ファンはみんなそういう感じなんちゃう?
スピーカー 1
いやすごいなって思って
スピーカー 2
あんまりそこまで
ファンとかにならへんから
スピーカー 1
分からへん
そこまで強い感情って
スピーカー 3
なかなかないんで
スピーカー 1
勉強になりましたね
だからそういうキャラが
描けるかもしれない
スピーカー 3
って思いましたもん
スピーカー 1
そういう感じなのねって
本当に
面白かったですね
スピーカー 3
次回もしかしたら
ダザイっぽいキャラが
出てくるかもしれません
スピーカー 1
ダザイっぽいキャラクター
でも実際もうダザイを
モチーフにされてるキャラって
めっちゃいっぱいあるんで
さよなら絶望先生
っていう
絶望先生知らない?
スピーカー 2
俺は読んだことないけど
スピーカー 1
あれだってコメディじゃないの?
コメディやけど
絶望先生はもうダザイが
モデルになってるみたいな感じの
絶望したってずっと言ってるんですけど
全部ネガティブに受け止めて
みたいな感じの
コメディなんですけど
やっぱキャラにしやすいんですよね
そもそもそういう意味で
面白かったです
短編が結構多いしね
聞きやすい
スピーカー 3
この配信ではお便りを募集しています
スピーカー 2
番組の詳細にある
質問箱までお寄せください
スピーカー 1
またツイッターで
ハッシュタグひろなん
ひろはカタカナ
なんはひらがなでツイートしてください
ではでは次回の配信
スピーカー 2
なんなんやろう